JP2809604B2 - 生ゴミ乾燥器 - Google Patents

生ゴミ乾燥器

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JP2809604B2
JP2809604B2 JP7265223A JP26522395A JP2809604B2 JP 2809604 B2 JP2809604 B2 JP 2809604B2 JP 7265223 A JP7265223 A JP 7265223A JP 26522395 A JP26522395 A JP 26522395A JP 2809604 B2 JP2809604 B2 JP 2809604B2
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晴彦 町田
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有限会社マチダオプト技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミ乾燥器に関
し、更に詳しくは、生ゴミ特有の嫌な臭いを全く生じる
ことなく迅速かつ自然に乾燥できる、コンパクトで低廉
な家庭用の生ゴミ乾燥器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、斯かる生ゴミ乾燥器としては、例
えば、本特許出願人が発明した特開平6−71247号
公報に開示されたものが従来例として周知である。この
従来例における生ゴミ乾燥器としては、図10に示すよ
うに、ケーシング1の内部にごみ受けカゴ収容室1a
と、ファン収容室1bと、モーター収容室1cとを上か
ら順に配置し、ゴミ受けカゴ収容室1aの上部に空気取
入口4aを開口すると共に、このゴミ受けカゴ収容室1
aにカップ状に形成したゴミ受けカゴ20と有底筒体で
構成した水受け容器21とを配置し、ファン収容室1b
に吸引式遠心ファン22を配置すると共に、このファン
収容室1bの側壁に排風口23を開口し、モーター収容
室1cにファン駆動用モータ24を配置し、ゴミ受けカ
ゴ20の側壁内面から周側壁内面にわたって小突条20
a,20a…を周方向適当間隔おきに形成すると共に、
ゴミ受けカゴ20の底壁中央部に通風口20bを開口
し、水受け容器21の周側壁の上部に通気窓21aを開
口し、ゴミ受けカゴ収容室1aとファン収容室1bとを
連通口25で連通させ、吸引式遠心ファン22の作動に
伴う吸引風をゴミ受けカゴ20内で下向きに流通させる
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平6−71247号公報に開示されている生ゴミ
乾燥器にあっては、生ゴミの表面から乾燥を始めて内部
に含有している水分までをも除去できるといった利点を
有するものの、ファン収容室1b並びに排風筒26内に
臭いが籠るため、少なくとも同排風筒26の出口部分に
脱臭剤27を収納しておかないと、生ゴミ特有の嫌な臭
いが外に漏れてしまうといった欠点を有するものであっ
た。
【0004】また、この従来の生ゴミ乾燥器にあって
は、構造が複雑であるため、家庭用としてはコスト的な
面からしても未だ改良の余地があり、コンパクトで低廉
な生ゴミ乾燥器が要望されていた。
【0005】本発明は斯かる問題点及び要望に鑑みてな
されたもので、生ゴミ特有の嫌な臭いを全く生じること
なく迅速かつ自然に乾燥できると共に、コンパクトで低
廉な家庭用の生ゴミ乾燥器を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、ケーシング内に着脱自在に配設されたゴミ収
容ケースと、該ゴミ収容ケース内に向けて空気流を強制
的に循環送給するための乾燥ファンと、前記ゴミ収容ケ
ース内を通過した空気流を冷やすための冷却フィンと、
該冷却フィンの下流側に配設された加熱フィンと、前記
冷却フィンにて液化された排水を貯留するための水溜室
とを備えてなる生ゴミ乾燥器に存する。
【0007】また、前記乾燥ファンの背面側には、ケー
シング内に外気を取り入れながら前記水溜室の排水を蒸
発させる蒸発ファンを配置するのが好ましい。
【0008】更に、前記ケーシングは、上端に開閉自在
な蓋体を備えると共に、室内に隔壁を介して蒸発ファン
室と乾燥ファン室とに区画してなり、かつ、この両室を
前記水溜室にて連通させると共に、前記蒸発ファン室の
外壁に空気取入口を形成し、前記乾燥ファン室に空気流
を所定方向に案内するためのガイド通路を設けるのが良
い。
【0009】また、前記蓋体内に、前記乾燥ファン室の
ガイド通路と閉蓋時にのみ整合して前記ゴミ収容ケース
内に空気流を送給するダクトを設けるのが好ましい。
【0010】更に、前記ゴミ収納ケース内には、複数の
線材を棚状に配した籠状部材を着脱自在に配設しても良
い。
【0011】このように構成される本発明の生ゴミ乾燥
器は、ケーシング内に着脱自在に配設されたゴミ収容ケ
ースと、該ゴミ収容ケース内に向けて空気流を強制的に
循環送給するための乾燥ファンと、前記ゴミ収容ケース
内を通過した空気流を冷やすための冷却フィンと、該冷
却フィンの下流側に配設された加熱フィンと、前記冷却
フィンにて液化された排水を貯留するための水溜室とを
備えたことによって、電源を入れることで前記乾燥ファ
ンが回転し加熱フィンにて温められた空気流が前記ゴミ
収容ケース内に強制的に送り込まれると共に、同ゴミ収
容ケース内を満遍なく通り抜けた湿気を含む空気流(暖
流)が前記冷却フィンにより冷やされることとなる。
【0012】尚、その際、冷却フィンには、空気流との
温度差により、その表面に結露が生じ、その結露が徐々
に成長し水滴となって冷却フィンを伝って下位の水溜室
内に滴下し、排水として貯留せられることとなり、ま
た、水溜室に溜った排水は、蟻やゴキブリ等の虫の侵入
を防ぐのみならず、臭気止めの役目をも果たすこととな
る。
【0013】また、前記乾燥ファンの背面側に、前記ケ
ーシング内に外気を強制的に取り入れるための蒸発ファ
ンを配置したことによって、前記水溜室内に貯留された
排水を効率よく蒸発させることが可能になると共に、前
記蒸発ファンを介して新鮮な外気がケーシング内へと流
れ込むことから、仮令、排水に臭気が発生したとして
も、外に漏れることなく排水を気化処理し得ることとな
る。
【0014】更に、前記ケーシングが、上端に開閉自在
な蓋体を備えると共に、室内に隔壁を介して蒸発ファン
室と乾燥ファン室とに区画してなり、かつ、この両室を
前記水溜室にて連通させると共に、前記蒸発ファン室の
外壁に空気取入口を形成し、前記乾燥ファン室に空気流
を所定方向に案内するためのガイド通路を設ければ、ま
ず、前記蒸発ファン室に内設される蒸発ファンが回転す
ることにより、前記空気取入口から外気がケーシング
(詳しくは、蒸発ファン室)内に送り込まれると共に、
前記加熱フィンにて温められた空気流(暖流)の熱が前
記隔壁を介して蒸発ファン室内にも伝導(熱伝導)され
ることとなり、また、この空気流(暖流)を前記ガイド
通路にて効率良く収拾し得るとなる。
【0015】また、前記蓋体内に、前記乾燥ファン室の
ガイド通路と閉蓋時にのみ整合して前記ゴミ収容ケース
内に空気流を送給するダクトを設ければ、閉蓋(使用)
時にあって、空気流が無駄なくゴミ収容ケース内へと流
入されることとなり、熱効率の良い生ゴミ乾燥がなし得
ることとなる。
【0016】更に、前記ゴミ収納ケース内に、複数の線
材を棚状に配した籠状部材を着脱自在に配設すれば、そ
の上に配設されるゴミ袋が、線材間に入った生ゴミの荷
重作用と相俟って、全体として凸凹状に波打つことから
(図8参照)、各線材間に空気流路が確保されることと
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一例を図面
を参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係る生ゴ
ミ乾燥器であり、この生ゴミ乾燥器Aは、所定の大きさ
に形成されたケーシング1と、該ケーシング1の上端に
開閉自在に配設された蓋体2とを備えている。
【0018】前記ケーシング1は、室内に耐熱性の合成
樹脂板又は金属板等の熱伝導性材料からなる隔壁3を介
して蒸発ファン室4と乾燥ファン室5とに区画されてお
り、この両ファン室4,5に跨るべく下位に水溜室6が
内設されている。
【0019】また、乾燥ファン室5には、前記隔壁3に
組み付けられたファン用モータ7を介して乾燥ファン8
が取り付けられており、その前面側に加熱フィン9と冷
却フィン10とが所定間隔で垂設されている。
【0020】前記乾燥ファン8は、吸引式遠心ファン
(シロッコファン)からなり、前記加熱フィン9にて熱
せられた空気を吸い込みながら、上位に案内すべく形成
されたガイド通路11を介して空気流を所定方向に送給
せしめるものである。
【0021】一方、前記ケーシング1内には、有底箱状
のゴミ収容ケース12が着脱自在に配設されている。こ
のゴミ収容ケース12は、内壁面に帯状の突起体12
a,12a…を適宜間隔で突設しており、同ケース12
内に収容した生ゴミとの間に適当な空気流路が確保でき
るように考慮されている。
【0022】また、該ゴミ収容ケース12の上には、幅
方向一端側寄りに空気流が下降するようにダクト13が
配設されている。このダクト13は、図4に示すよう
に、前記蓋体2内に配管されており、閉蓋時にのみ、一
端側が前記乾燥ファン室5のガイド通路11内と気密に
整合し、他端側が前記ゴミ収容ケース12上の一端側寄
りに開放すべく配設されている。
【0023】従って、前記乾燥ファン8が回転すること
により、前記加熱フィン9にて温められた空気が強制的
に前記ガイド通路11、ダクト13を介してゴミ収容ケ
ース12内に向けて効率よく送給されるものであり、ま
た、斯かる下向きの空気流が同ゴミ収容ケース12の一
端側から同ケース12の内壁面に沿って満遍なく通過し
て上端開口12bへと上昇して抜けることになる。
【0024】他方、前記蒸発ファン室4内には、前記フ
ァン用モータ7を介して蒸発ファン14が配設されてい
る。この蒸発ファン14は、前記乾燥ファン8の背後に
同軸状に配置されるべく前記ファン用モータ7の背面側
の回転軸に連結されており、蒸発ファン14が回転する
ことで前記蒸発ファン室4の外壁に形成された空気取入
口4aから外気をケーシング1(詳しくは、蒸発ファン
室4)内に取り入れられるように、吸引式遠心ファンが
使用されている。
【0025】すなわち、この蒸発ファン14が回転する
ことにより、蒸発ファン室4内に、常時、外気が取り入
れられ、連通されている下位の水溜室6内に溜る排水の
蒸発、気化をより効率的に促進させることができるので
ある。尚、図中、15はコンプレッサー若しくは電源で
ある。
【0026】このように構成される本発明の生ゴミ乾燥
器は、前記蓋体2を開けて、流し台のコーナー等に貯留
されている生ゴミを水切り袋のまま、或いは中身のみを
取り出してゴミ収容ケース12内(詳しくは、ゴミ収納
ケース12内に装着されているゴミ袋内)に投入した
後、閉蓋して電源スイッチを入れるだけの簡単操作で、
前記ファン用モータ7、加熱フィン9、冷却フィン10
等が作動して、予め所定温度(例えば、略30℃程度)
に設定された空気流が前記乾燥ファン8にてガイド通路
11からダクト13へと送り込まれ、次いで、該ダクト
13の吹出口(図示せず)から前記ゴミ収容ケース12
内に直下すべく吹き出されると共に、同ゴミ収容ケース
12内を満遍なく通過して上端開口12bへと上昇し、
然る後、該上端開口12bから外へ吹き出した空気流
が、前記冷却フィン10にて冷やされた後、再度、加熱
フィン9を通過することにより所定温度に温められて、
前記乾燥ファン8、ガイド通路11、ダクト13を経て
ゴミ収容ケース12へと循環されものであり、斯かる冷
却と加熱との循環対流を繰り返しながらゴミ収容ケース
12内に収容されている残飯、野菜又は果実の皮等の生
ゴミを迅速かつ自然に風乾することができ、著しくその
重量軽減が図れるのである。
【0027】また、ゴミ収容ケース12の上端開口12
bから吹き出した空気流が冷却フィン10を通過する
際、同冷却フィン10等に水滴が発生してしまうが、同
水滴は冷却フィン10を伝って下位の水溜室6内に滴下
し、排水として貯留される。
【0028】而して、前記乾燥ファン8の回転と同時に
蒸発ファン14が回転し、空気取入口4aから外気がケ
ーシング1(詳しくは、蒸発ファン室4)内に送り込ま
れ、また、前記加熱フィン9にて温められた空気(暖
流)の熱が隔壁3等を介して水溜室6内に伝導(熱伝
導)することも相俟って、前記水溜室6内に貯留された
排水を効率よく蒸発させることができると共に、前記蒸
発ファン14を介して新鮮な外気が強制的にケーシング
1内へと流れ込むことから、仮令、排水に臭気が発生し
たとしても、臭気は室外に漏れることがなく、排水を気
化処理することができるのである。
【0029】尚、本発明はこれら実施例に限定されるこ
となく、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得る
ものであり、本発明はそれらの全てを包摂するものであ
る。例えば、前記ゴミ箱収容ケース12内には籠状部材
16を着脱自在に載置しても良い。この籠状部材16と
しては、図7に示すように、縦杆16aと底杆16bと
に折曲成形された複数本の線材を所定間隔で連結した棚
状のものを使用すれば、その上に配設されるゴミ袋17
が、底杆16b,16b…間に入った生ゴミの荷重作用
と相俟って、全体として凸凹状に波打つことから(図8
参照)、各底杆16b,16b…間に空気流路18,1
8…が確保され、より効率的に生ゴミを乾燥することが
できるものである。
【0030】また、好ましくは、図9に示すように、前
記ダクト13の吹出口下に相当するゴミ箱収容ケース1
2の内壁面に、内方に突出する一対の突起体又は邪魔板
等からなる区画部材19を設けておけば、前記ダクト1
3の吹出口から吹き出される空気流が、スムースに下降
して前記空気流路18,18…内へと送り込まれると共
に、その風圧による吹出口側への煽り(逆流)を阻止で
き、より円滑なる循環対流ができるのである。
【0031】更に、前記水溜室6内には、排水が無くな
った際、前記蒸発ファン室4への直接的な連通を防ぐ
紙、布、不織布、フィルター等の透水性部材(図示せ
ず)を配設しておくのが好ましい。
【0032】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の生ゴミ
乾燥器は、ケーシング内に着脱自在に配設されたゴミ収
容ケースと、該ゴミ収容ケース内に向けて空気流を強制
的に循環送給するための乾燥ファンと、前記ゴミ収容ケ
ース内を通過した空気流を冷やすための冷却フィンと、
該冷却フィンの下流側に配設された加熱フィンと、前記
冷却フィンにて液化された排水を貯留するための水溜室
とを備えたことによって、電源スイッチを入れることで
前記乾燥ファンが回転し、加熱フィンにて温められた空
気が前記ゴミ収容ケース内に強制的に吹き込まれると共
に、同ゴミ収容ケース内を満遍なく通過した空気流が前
記冷却フィンにて冷やされた後、加熱フィンを通過し
て、再度、温められた空気流が、前記乾燥ファンからゴ
ミ収容ケース内へと送給されるといった冷却と加熱との
循環対流を繰り返すため、ゴミ収容ケース内に収容され
ている残飯、野菜又は果実の皮等の生ゴミを迅速かつ自
然に風乾することができるといった効果を奏するもので
ある。
【0033】また、前記乾燥ファンの背面側に、前記ケ
ーシング内に外気を強制的に取り入れる蒸発ファンを配
置したことによって、前記水溜室内に貯留された排水を
効率よく蒸発させることができると共に、前記蒸発ファ
ンを介して新鮮な外気がケーシング内へと流れ込むこと
から、仮令、排水に臭気が発生したとしても、外に漏れ
ることなく排水を気化処理することができるといった優
れた効果を奏するものである。
【0034】更に、前記ケーシングが、上端に開閉自在
な蓋体を備えると共に、室内に隔壁を介して蒸発ファン
室と乾燥ファン室とに区画してなり、かつ、この両室を
前記水溜室にて連通させると共に、前記蒸発ファン室の
外壁に空気取入口を形成し、前記乾燥ファン室に空気流
を所定方向に案内するためのガイド通路を設ければ、ま
ず、前記蒸発ファン室に内装される蒸発ファンが回転す
ることにより、前記空気取入口から外気がケーシング
(詳しくは、蒸発ファン室)内に送り込まれると共に、
前記加熱フィンにて温められた空気(暖流)の熱が前記
隔壁を介して蒸発ファン室内にも伝導されることから、
前記水溜室内に貯留された排水を効率よく蒸発させるこ
とができるといった優れた効果を奏するものである。
【0035】また、前記蓋体内に、前記乾燥ファン室の
ガイド通路と閉蓋時にのみ整合して前記ゴミ収容ケース
内に空気流を送給するダクトを設ければ、閉蓋使用時に
あって、空気流が無駄なくゴミ収容ケース内へと送り込
まれるため、熱効率の良い生ゴミ乾燥ができるといった
効果を奏するものである。
【0036】更に、前記ゴミ収納ケース内に、複数の線
材を棚状に配した籠状部材を着脱自在に配設すれば、そ
の上に配設されるゴミ袋が、線材間に入った生ゴミの荷
重作用と相俟って、全体として凸凹状に波打ち、各線材
間に空気流路が確保されるため、より効率的に生ゴミを
乾燥することができるといった優れた効果を奏するもの
である。
【0037】しかも、本発明は、迅速かつ自然にして乾
燥できるみならず、構成が単純であるため大量生産に適
し、価格も低廉なものとして需要者に供給できるなど、
コンパクトで低廉な家庭用の生ゴミ乾燥器を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生ゴミ乾燥器の閉蓋状態を示す要
部断面図である。
【図2】同生ゴミ乾燥器の横断平面図である。
【図3】同生ゴミ乾燥器の空気取入口と蒸発ファンとを
示す要部説明図である。
【図4】同生ゴミ乾燥器の開蓋状態を示す要部断面図で
ある。
【図5】同生ゴミ乾燥器内における空気の循環対流を示
す説明図である。
【図6】同生ゴミ乾燥器内における空気の循環対流を示
す説明図である。
【図7】本実施例で使用する籠状部材の斜視図である。
【図8】籠状部材にゴミ袋を取り付けた状態を示す要部
説明図である。
【図9】内壁面に区画部材を突設してなるゴミ収容ケー
スの説明図である。
【図10】従来の生ゴミ乾燥器を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
A 生ゴミ乾燥器 1 ケーシング 2 蓋 3 隔壁 4 蒸発ファン室 4a 空気取入口 5 乾燥ファン室 6 水溜室 7 ファン用モータ 8 乾燥ファン 9 加熱フィン 10 冷却フィン 11 ガイド通路 12 ゴミ収容ケース 12a 突起体 12b 上端開口 13 ダクト 14 蒸発ファン 15 コンプレッサー 16 籠状部材 16a 縦杆 16b 底杆 17 ゴミ袋 18 空気流路 19 区画部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング内に着脱自在に配設されたゴミ
    収容ケースと、該ゴミ収容ケース内に向けて空気流を強
    制的に循環送給するための乾燥ファンと、前記ゴミ収容
    ケース内を通過した空気流を冷やすための冷却フィン
    と、該冷却フィンの下流側に配設された加熱フィンと、
    前記冷却フィンにて液化された排水を貯留するための水
    溜室とを備えてなることを特徴とする生ゴミ乾燥器。
  2. 【請求項2】前記乾燥ファンの背面側に、前記ケーシン
    グ内に外気を取り入れながら前記水溜室内に貯留された
    排水を蒸発させる蒸発ファンを配置したことを特徴とす
    る請求項1に記載の生ゴミ乾燥器。
  3. 【請求項3】前記ケーシングは、上端に開閉自在な蓋体
    を備えると共に、室内に隔壁を介して蒸発ファン室と乾
    燥ファン室とに区画してなり、かつ、この両室を前記水
    溜室にて連通させると共に、前記蒸発ファン室の外壁に
    空気取入口を形成し、前記乾燥ファン室に空気流を所定
    方向に案内するためのガイド通路を設けてなることを特
    徴とする請求項1に記載の生ゴミ乾燥器。
  4. 【請求項4】前記蓋体内に、前記乾燥ファン室のガイド
    通路と閉蓋時にのみ整合して前記ゴミ収容ケース内に空
    気流を送給するダクトを設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の生ゴミ乾燥器。
  5. 【請求項5】前記ゴミ収納ケース内に、複数の線材を棚
    状に配した籠状部材を着脱自在に配設したことを特徴と
    する請求項1に記載の生ゴミ乾燥器。
JP7265223A 1995-10-13 1995-10-13 生ゴミ乾燥器 Expired - Lifetime JP2809604B2 (ja)

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