JP5303789B2 - 摩擦式ベベルリングギア機構 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに間隔を空けて配置される少なくとも2つの摩擦円錐と、上記間隔内で摩擦円錐の摩擦面に沿って変位可能に配置される摩擦リングとを有し、トルクを2つの摩擦円錐のうちの一方から2つの摩擦円錐のうちの他方に伝達し、少なくとも1つの摩擦面が軸方向において変化する、摩擦式ベベルリングギア機構に関する。
このような摩擦式ベベルリングギア機構は、例えば、(特許文献1)から十分に既知であり、特に摩擦リングが円錐のうちの少なくとも一方を包含する摩擦式ベベルリングギア機構に関して、滑走面の直径が互いから大きくずれるため、そのままでは非常に大きなずれを受ける表面圧力を均一化するために、摩擦面の変化が使用される。それに関連して、この公開公報に開示され、非常に特殊な様式で表面に組み込むことができる溝は、特に有利なことが証明されている。
しかし、実際には、このように設計された表面が著しい摩耗を受けることが分かっている。
WO2004/031615 A2 独国特許明細書DE825 933 B 米国特許明細書US6,908,406 B2 特許文献DE195 07 525 A1 特許明細書US6,139,465 米国特許明細書US6,995,624 B2 FR1.375.048 FR1.386.314
したがって、本発明の目的は、摩擦面の摩耗が最小限に抑えられる汎用摩擦式ベベルリングギア機構をさらに開発することである。
本発明の目的は、互いに間隔を空けて配置される少なくとも2つの摩擦円錐と、上記間隔内で摩擦円錐の摩擦面に沿って変位可能に配置される摩擦リングとを有し、トルクを2つの摩擦円錐のうちの一方から2つの摩擦円錐のうちの他方に伝達し、少なくとも1つの摩擦面が軸方向において変化する摩擦式ベベルリングギア機構であって、摩擦面の軸方向変化が少なくとも2つの凸領域において0.1mmよりも大きな半径を有することを特徴とする摩擦式ベベルリングギア機構によって達成される。
有利なことに、摩擦面の負荷は、半径がこのように選択されることによって大幅に低減されるため、円錐が受ける摩耗は大幅に低くなる。
これに関連して、用語「凸領域」は、1つのセクションが凸形状の摩擦面の表面領域を表す。したがって、本発明によれば、軸方向変化は、本発明により凸領域が形成されるべき軸方向セクションに向けられる。したがって、本発明に関連して、用語「凸」領域は特に、導入溝、特に本発明の範囲内で丸められた導入溝も形成する摩擦面の領域を表す。各円錐の包絡線の変形、例えば、ギア比に関しての摩擦リングに対する摩擦面の変形や表面ラインの傾斜を変更することによる極めて円錐度の高い外周からの逸脱等は、本発明への包含を意図されない。
上記凸領域により、摩擦リングとの実質的な摩擦接合を可能にする摩擦面が提供されるため、本発明は、力及び/又はトルクの伝達が円錐と円錐を繋ぐリングとの間の摩擦連結によって行われるのではなく、円錐とリングとの間に生まれる確動連結が力及び/又はトルクの伝達に使用される従来技術から既知のさらなる連続可変トランスミッションを包含しない。力及び/又はトルクの伝達が確動連結によって達成されるベベルギア機構の例は従来技術から十分に既知である。
したがって、発行された(特許文献2)には、硬質ゴムリングが2つの粗面加工され且つ/又は溝が付けられた2つの円錐の間隙内で循環する連続可変トランスミッションが開示されている。2つの円錐間に把持された硬質ゴムリングが円錐の溝に係合し、その結果、円錐の個々の溝に係合する硬質ゴムリングによって確動連結が達成されることは明らかである。したがって、本発明は従来技術と根本的に異なり、さらに、互いに擦り合わされる摩擦式ベベルリングギア機構の部品間のクリティカルな表面圧力を回避する問題は認められず、且つ開示されていない。
発行された(特許文献3)に開示されるトランスミッションシステムも同様に挙動し、弾性リングが、表面にぎざぎざが付けられた2つの円錐が押し入れられたリングによって連動するように、ぎざぎざが設けられた2つの円錐間に押し入れられる。しかし、対応する部品間の力及び/トルクの伝達は、摩擦連結ではなく実質的に部品間の確動連結によって行われる。したがって、発行された(特許文献3)も、力及び/又はトルクの伝達が摩擦リングと摩擦円錐の間で摩擦的に行われる摩擦式ベベルリングギア機構を開示していない。
公開された(特許文献4)からの連続可変トランスミッションも、2つのベベルギア間で力及び/トルクを伝達する確動連結に使用され、対応する動作的な接触は、閉じたコイルバネループによって2つのベベルギア間で達成される。特に、この場合、これまで摩擦要素によって行われるベベルギアに対する力の伝達は、ここではベベルギア及びベベルギアに係合するコイルバネループによって達成されることが意図される。これに開示される連続可変トランスミッションのベベルギアの歯は、コイルバネループと確動的に相互作用するが、本発明による摩擦式ベベルリングギア機構は、摩擦連結を摩擦リングと摩擦円錐との間に提供し、公開された(特許文献4)に開示される主旨も、本発明の摩擦式ベベルリングギア機構に関連しない。
さらなる連続可変ベベルギア機構が、発行された(特許文献5)から既知であり、2つの回転する円錐の間に把持されたリングにより、2つの円錐が互いに確動連結される。リングと円錐との上記確動連結を保証するとともに補強するために、円錐の表面に、長手方向に間隙がさらに設けられる。そこに示されるリングの部分が、間隙が設けられた円錐のうちの少なくとも一方の表面に係合するため、この場合も摩擦式ベベルリングギア機構の問題はない。
同様に設計される円錐を有するさらなる連続可変トランスミッションは、発行された(特許文献6)に開示されている。しかし、この場合、周囲ベルトが連続可変トランスミッションの2つの円錐間に把持されない。それに代えて、周囲ベルトは、2つの円錐により、ベルトが2つの円錐を囲むことで張られる。力及び/又はトルクを略滑りなしで個々のギア部品間、すなわちベルトと円錐との間で伝達できるようにするために、円錐表面に長手方向の溝が設けられ、ベルト表面に長手方向を横切る方向の溝が設けられ、それにより、周囲ベルトは2つの円錐の溝付き表面に特に容易に係合でき、その結果、しっかりした確動連結が達成される。
公開公報(特許文献7)及び(特許文献8)に関しても、連続可変ベベルギア機構が開示されており、その摩擦面には、弾性ベルトが互いに間隔が空けられた2つの円錐間に押し入れられ、そうして押し入れられたベルトが円錐表面の溝に特に密接に係合するように溝が付けられ、それにより、滑りのない確動連結が円錐と弾性ベルトとの間に生まれる。最後に参照した仏国公開公報の図10に示される例示的な回転体を除き、そこにより詳細に示される連続可変トランスミッションのすべての回転体には、回転体の回転軸に沿って長手方向に延びる長手方向間隙が設けられる。しかし、図10に示される回転体は円周間隙及び歯を備え、歯付きベルトが、回転体との良好な確動連結を達成するために係合し得る。摩擦連結の結果として円柱形又は円錐形に構成されたベルトと回転体との間の力及びトルクの伝達は、当然ながら、この場合では除外されている。
上記理由により、参照された連続可変トランスミッションはいずれも、力及び/又はトルクの伝達が単に摩擦連結によって達成される本発明の範囲内にない摩擦式ベベルリングギア機構である。そこに開示される確動連結により、ギア機構は、摩擦リングと摩擦円錐との間に特に摩擦連結を形成し得ることを特徴とする摩擦式ベベルリングギア機構ではない。この連結では、特に流体摩擦連結を摩擦リングと摩擦円錐との間に形成し得る。この連結では、特に標準動作状態において、牽引流体及び/又は冷却流体を摩擦リングと摩擦円錐との間に配置してよく、それにより、特別な動作状況においてのみ、例えば、始動状況又は休止状況においてのみ、各表面が直接接触するようにしてよい。
特に、摩擦リングと摩擦円錐との間の牽引流体及び/又は冷却流体による流体摩擦連結では、流体は凸領域を通って部分的に変位され、それにより、表面圧力を適宜適合させることができるため、本発明による最も有利な凸領域が示される。
特に好ましいさらなる変形は、摩擦面が、軸方向変化を生み出す半径方向周溝を有することを提供する。構造的には、特にこのような半径方向周溝が摩擦円錐にある場合、摩擦面を軸長手方向にあらゆるように変化させることが容易である。
このような軸方向表面変化は、摩擦面が、軸方向変化を生み出すために溝深さ及び/又は溝幅が異なるように構成された半径方向周溝を有する場合、構造的に単純に達成することができる。
摩擦式リング−摩擦円錐連結の設計によれば、摩擦面の軸方向変化は、凸領域において0.5mmよりも大きく、好ましくは1mmよりも大きな半径を有し得る。その結果、溝が十分にシャープであれば、導入溝への負荷を有利にさらに低減することができる。
異なる軸方向変化の組み合わせを2つの円錐のうちの一方のみの一摩擦面に実施してもよいことが理解される。
第1のギア範囲を実施するために使用される摩擦面の領域は、凸領域において、中間ギア範囲又は最高ギア範囲を形成する摩擦面の領域よりも実質的に小さな半径を有し得る。
円錐材料内の凹構成の摩擦面の領域でのさらに有利な拡散を維持するため、且つ特に牽引流体又は冷却流体が使用される場合に最適なトランスミッション比を実施できるようにするためには、摩擦面の軸方向変化が凹領域において0.01mmよりも大きく、好ましくは0.05mmよりも大きな半径を有する場合が有利である。この場合、本発明の残りの特徴に関係なく、このような設計の摩擦面の凹領域がそれに対応して有利なことが理解される。
摩擦面上の凹領域は、例えば、丸められた溝底部によって形成される。
さらに、本発明の目的は、互いに間隔を空けて配置される少なくとも2つの摩擦円錐と、上記間隔内で摩擦円錐の摩擦面に沿って変位可能に配置される摩擦リングとを有し、トルクを2つの摩擦円錐のうちの一方から2つの摩擦円錐のうちの他方に伝達し、少なくとも1つの摩擦面が軸方向において変化する摩擦式ベベルリングギア機構であって、少なくとも2つの凸領域における摩擦面の軸方向変化が摩擦リングの幅Bの1/100よりも大きな半径を有することを特徴とする摩擦式ベベルリングギア機構によっても達成される。
凸領域及び凹領域に関する摩擦面の詳細な検討がすでに、従来技術の摩擦面と比較して著しい利点をもたらすことが分かっている。しかし、摩擦面の凸領域及び/又は凹領域の半径が、使用される摩擦リングの状況、特に使用される摩擦リングの幅に適合するようにさらに適合された場合、特に有利である。
これは、特に牽引流体及び/又は冷却流体が使用される場合であっても、特に、摩擦面への負荷が摩擦リングに起因し得ることによる。
関連する変形では、凸領域での摩擦面の軸方向変化が、摩擦リングの幅の5/100よりも大きく、好ましくは1/10よりも大きな半径を有することが提供される。
既に上で説明した理由により、凹領域での摩擦面の軸方向変化が、摩擦リングの幅の1/1000よりも大きく、好ましくは5/100よりも大きな半径を有する場合も有利であり、したがって、これは、本発明の残りの特徴に関係なく発明性を有する。
さらに、凹領域での半径が小さすぎないことにより、牽引流体又は他の任意の媒体の一貫性変化に対するトルク伝達の均一性を摩擦リングと円錐との間で増大させることができる。
凸領域及び/又は凹領域の半径の寸法に加えて、2つの溝の間の軸方向領域が摩擦面の実際の負荷ベアリング領域を形成するため、上記軸方向領域が十分な剛性を有するように選択される場合、有利である。これに関連して、少なくとも、摩擦円錐を軸方向に3分割した領域のうちの直径の大きな側のふたつの軸方向領域において、摩擦リングの幅の1/3未満の溝を互いに間隔を空けて配置することができる。溝の間隔を制限することにより、負荷変更時の滑走がより滑らかになる。上で説明した溝の間隔も、本発明の残りの特徴に関係なく、汎用摩擦式ベベルリングギア機構にとって有利なことが理解される。
この時点で、一方では溝深さと溝幅との比、他方では摩擦リングの幅の選択において、理想的には、応力の特徴的な分散に関して、すでに上述したヘルツ応力と共に、第1の凸領域の第1の応力楕円及びそこから溝によって隔てられた隣接するさらなる凸領域のさらなる応力楕円が溝の溝底部で一致しないように注意が払われるべきであることに留意し得る。したがって、溝、特に溝底部の領域での望ましくない応力集中を回避することができ、それにより、摩擦面の摩耗をさらに低減することができる。
しかし、本発明のさらなる目的は、発生する応力が可能な限り広く表面上に分散し、ひいては一貫性を摩擦円錐材料にもたらし得るように、可能な限り大きな応力楕円が選択されることであるべきである。
さらに、摩擦面が、軸方向変化を形成する半径方向円周隆起部を有する場合、有利である。このような半径方向円周隆起部によっても、摩擦面を構造的に軸方向に容易に変化させることができる。
構造的に特に好ましい変形では、摩擦面の半径方向円周隆起部が、摩擦面の凸領域によって形成されることが提供される。特に、このような変形での凸領域はそれに応じて、摩擦面の周りに半径方向に延びる。
このような円周凸領域と周溝との間の特に有利な相互作用は、凸領域を形成している摩擦面の1つの隆起部が摩擦面の2つの溝の間に配置される場合に発生し得る。隆起部と溝とのこのような相互作用により、特に幅広く変化するように摩擦面を設計することができる。
有利なことに、摩擦面上の溝及び隆起部は、軸方向に変化する摩擦面の溝外形を形成する。摩擦リングは、特に摩耗なしで、且つ適宜選択された変更を表面圧力に加えて、このような溝外形上を摩擦回転することができる。
この場合、溝外形の隆起部が摩擦面の波高点を形成し、上記波高点を有利に、0.1mmよりも大きな半径を有する凸領域として構成できる場合、有利である。
本発明の特に有利なさらなる変形では、摩擦リングが摩擦円錐と協働して、常に摩擦面のうちの1つの少なくとも2つ以上の隆起部をカバーすることが提供される。摩擦リングが少なくとも2つ以上の隆起部をカバーする場合、摩擦リングが存在する溝の内側に傾斜し、且つ/又は不均一に滑走する危険がなくなる。有利なことに、その結果、摩擦面の凸領域に特に不利なように負荷がかかることも回避することができ、摩擦面の摩耗増大に繋がり得る。
摩擦リングの直径を増大した場合、摩擦リングと摩擦面のうちの1つとの間での滑らかな滑走を保証するために特に有効な対策は、溝の幅が増大した場合、波高点の幅が低減することとして見られる。
本発明のさらなる利点、目的、及び特徴が、添付図面の以下の説明を参照して説明され、添付図面には、本発明の摩擦式ベベルリングギア機構の構造並びに別様に設計された表面が例として概略的に示される。
第1の円錐、第2の円錐、及び摩擦リングの構成一貫性を概略的に示す。 ギア機構の低速ギアを発生させる領域の摩擦面の設計を概略的に示す。 ギア機構の中速ギア範囲を発生させる領域の摩擦面の設計を概略的に示す。 ギア機構の最高ギア範囲を発生させる領域の摩擦面の設計を概略的に示す。 摩擦式ベベルリングギア機構の3つの軸方向表面変化を有する入力円錐を概略的に示す。
図1に示す構成1は、第1の円錐2、第2の円錐3、及び第1の円錐2を囲む摩擦リング4を含む摩擦式ベベルリング機構の主要部品を示す。摩擦式ベベルリング4は、この場合、幅Bを有する。円錐2及び3は両方とも、互いに間隔5を空けて配置され、円錐2は回転軸6を中心に回転し、円錐3は回転軸7を中心に回転する。摩擦式ベベルリングギア機構のギア比を変更するために、摩擦リング4は、両矢印8に従って、ひいては円錐2、3に対して軸方向に、回転軸6、7に沿って円錐2及び3に対して軸方向に変位する。これに関連して、円錐2、3に直接接触する摩擦リング4の部分領域9が、移動方向8に従って間隙5内をそれに従って移動する。
摩擦リング4と円錐2、3との間の力伝達を可能な限り有利に設計するととともに、第1の円錐2の摩擦面10及び第2の円錐3の摩擦表面11への負荷を設計するために、摩擦面10、11は、結果として摩擦面10、11の軸方向変化が生じるように、両円錐2、3の軸長手方向広がり12に沿って変化する。
例として、上記軸方向変化について図2〜図4を参照して以下に説明する。
これに関連して、図2に示す表面領域13は、第1及び/又は極低速ギア範囲の図1の摩擦式ベベルリングギア機構の摩擦面10、11を示す。図3の表面領域14は中速ギア範囲の摩擦面10、11であり、それに対して図4による表面15は、最高ギア範囲の摩擦面10、11を示す。
表面領域13は、実質的に、非常に浅い溝(この場合、例示のために見えない)を有する。この場合、結果として生じる波高点は半径R34.08(半径値Rはmm単位であることが理解される)及び/又はR33を有するとともに、2.2mmの互いに対する間隔を有する。間隔は、この例示的な実施形態では、第1の波高点の第1の頂点(この場合、特に示されていない)と第2の波高点の第2の頂点との間で測定される。
表面領域14には、溝16がすでによりはっきりと画定されている。波高点17(この場合、例としてのみ付番される)も2.2mm離れている。表面領域14では、溝16は0.17mmの深さ18を有し、溝16の丸められた溝底部19は半径R0.39を有する。波高点17は約1.4mmの幅20を有し、上記波高点は、半径R13.2を有する丸められた導入溝21を備える。
表面領域15は、値R0.6及び0.28mmの溝深さ27を有する丸められた溝底部26を有する溝25を備える。個々の溝25の間には波高点28が延び、波高点28も互いに間隔2.2mmを空けて配置される。波高点は、この場合、半径R5.8及び丸められた導入溝から隣接する丸められた導入溝まで延びる1mmの幅29を有する。
このようにして形成される表面により、一方では、リングがはるかに滑らかに滑走し、許容可能な接触力でもって比較的高いトルクを伝達することができる。摩擦面の寿命も、既知の摩擦面と比較してかなり長寿化される。
図5に示す摩擦円錐110は、摩擦式ベベルリングギア機構の入力摩擦円錐130であり、ここではこれ以上詳細に示さず、摩擦式ベベルリングギア機構の駆動シャフトの回転軸106を中心にして回転し得るが、これについてはこれ以上示さない。
入力摩擦円錐130は、第1のエッジ領域132及び第2のエッジ領域133を有する円錐台131として構成される。入力摩擦円錐130には、入力摩擦円錐130の軸長手方向広がり112に沿って変化する摩擦面110がさらに設けられる。このために、摩擦面110は、3つの摩擦面変化135、136、及び137に大まかに分けられる。
第1の摩擦面変化135は、摩擦式ベベルリングギア機構が、例えば車両の始動状況時に構成される場合、摩擦リング(この場合、特に示されないが、図1の参照番号4を参照のこと)が配置される第1のギア範囲138を形成する。
第2の摩擦面変化136を有する中間ギア範囲139が、第1のギア範囲138に隣接し、第3の摩擦面変化137を有する最高ギア範囲140が第2の摩擦面変化136に隣接する。
最高ギア範囲140から進み、第3の摩擦面変化137の詳細な図141に関して第3の摩擦面変化137を検討すると、波高点128と交互になった溝125が識別され、溝125は、一方では、入力摩擦円錐130を中心として半径方向円周に配置され、他方では、入力摩擦円錐130の軸長手方向広がり112に沿って互いに軸方向に隣接して配置される。
波高点128は、入力円錐130上に半径C3を有する領域143をさらに形成する隆起部142によって形成される。波高点128は、第3の摩擦面変化137の領域において幅(b)129を有し、この幅は、摩擦リングと摩擦面110との間での所望の表面圧力に応じて選択することができる。
ここで説明した摩擦リングは幅(a)144を有し、この幅は、摩擦リングが常に2つの波高点128に接した状態を保ち、この場合の摩擦リングが溝125の1つの中に傾斜し、結果として特に導入溝121上の凸領域143を破損させる危険を冒さないように選択される。
溝深さ127により、溝の容積を構造的に単純に変化させることができ、それにより、摩擦リングと入力摩擦円錐130との間に存在する摩擦流体の量を変化させることができる。
溝底部126の領域の半径は、この実施形態では、リング幅(a)144に従って選択され、溝底部126の領域の半径は、摩擦リング幅(a)144の1/3におおよそ対応する。
入力摩擦円錐130の第2のギア範囲139の第2の摩擦面変化136が、さらに詳細な図151において検討される場合、摩擦面110上の周溝116がまず、より浅い溝深さ118を有し、次に第3の摩擦面変化137上の溝底部126の半径よりも小さな半径を有する溝底部119を有することがはっきりと見て分かる。
溝底部119の領域の半径は、この実施形態では、摩擦リング幅(a)144の1/5である。
溝116も、第2の摩擦面変化136の領域内で、入力摩擦面110上のさらなる円周隆起部152によって形成される対応する円周波高点117と交互になる。波高点117は、第2の摩擦面変化136の領域内で、第3の摩擦面変化137の波高点128よりもわずかに大きな幅(b)120を有する。隆起部152及び/又はそれによって形成される波高点117により、さらなる凸領域153が入力摩擦円錐130の摩擦面110上に提供される。こういったさらなる凸領域153は半径C2を有し、半径C2は、さらに上で説明したように選択することができる
こうして構成されるさらなる凸領域153により、丸められた導入溝121をすぐに提供することができ、波高点117はこれを使用して、開示される溝底部119と丸められた様式で融合することができる。
第1の摩擦面変化135に関して、摩擦面110は、この場合、図解の点でもはや有意に示すことができない周溝を有するため、これら溝は付番もされない(第3の詳細な図161参照)。
第1の摩擦面変化135の領域内のこういった周溝は、溝深さ118及び127よりも大幅に小さい非常に浅い深さしか有さない。第1の摩擦面変化135の領域においてこういった溝と交互になる波高点(この場合も付番されない)は、半径C1を有する。
摩擦面110のすべての波高点117、128の半径C1、C2、C3は、この場合、力及び/又はトルクの比、使用される摩擦円錐/摩擦リングの幾何学的形状、並びに摩擦リングと摩擦面110との間に存在する許容可能な表面圧力に従って選択される。
波高点の幅(b)も、表面圧力及び/又は摩擦リングと摩擦面110との間に提供される接触面から選択することができる。
摩擦リングのリング幅(a)144は、所望の用途に従って選択することができるが、リング幅(a)144は常に、摩擦リングが特により大きな周溝116、125のうちの1つの中に傾斜する危険を回避するために、波高点のうちの少なくとも2つをカバーすべきである。
1構成
2第1の摩擦円錐
3第2の摩擦円錐
4包含摩擦リング
5間隔
6第1の回転軸
7第2の回転軸
8移動方向
9部分領域
10第1の摩擦面
11第2の摩擦面
12軸長手方向広がり
13第1の表面領域
14第2の表面領域
15第3の表面領域
16溝
17波高点
18溝深さ
19溝底部
20幅
21導入溝
25溝
26溝底部
27溝深さ
28波高点
29幅
102第1の摩擦円錐
106回転軸
110摩擦面
112軸長手方向広がり
116溝
117波高点
118溝深さ
119溝底部
120波高点幅
121導入溝
125溝
126溝底部
127溝深さ
128波高点
129波高点幅
130入力摩擦円錐
131円錐台
132第1のエッジ領域
133第2のエッジ領域
135第1の摩擦面変化
136第2の摩擦面変化
137第3の摩擦面変化
138第1のギア範囲
139第2のギア範囲
140最高ギア範囲
141第1の詳細図
142隆起部
143凸領域
144摩擦リング幅
151さらなる詳細図
152さらなる隆起部
153さらなる凸領域
161第3の詳細図

Claims (20)

  1. 互いに間隔(5)を空けて配置される少なくとも2つの摩擦円錐(、3;102)と、前記摩擦円錐(2、3;102)上の摩擦面(10、11;110)に沿って前記間隔(5)内で変位可能に配置される摩擦リング(4)とを有し、トルクを前記2つの摩擦円錐(2、3;102)のうちの一方から前記2つの摩擦円錐(2、3;102)のうちの他方に伝達し、前記摩擦リング(4)は、前記2つの円錐のうちの第1の円錐(2)を包含し、少なくとも1つの前記摩擦面(10、11;110)前記各円錐(2、3;102)の包絡線内で軸方向に沿って変化する、摩擦式ベベルリングギア機構であって、
    前記摩擦面(10、11;110)の前記軸方向変化が、少なくとも2つの凸領域(153、143)において0.1mmよりも大きな曲率半径を有し、少なくとも2つの凹領域(19、26;119、126)において0.01mmよりも大きな曲率半径を有し、
    前記摩擦面(10、11;110)が、軸方向変化(135、136、137)を形成する半径方向周溝(16、25;116、125)を有し、少なくとも、前記摩擦円錐(2、3;102)を軸方向に3分割した領域のうちの直径の大きな側のふたつの軸方向領域(14;15;139、140)において、前記半径方向周溝(16;25;116、125)は、前記軸方向における前記摩擦リング(4)の幅(B;a、144)の1/3未満の間隔を空けて互いに配置され、
    前記摩擦面(10、11;110)が、前記軸方向変化(135、136、137)を形成する半径方向円周隆起部(152、142)を有し、前記摩擦リング(4)が、前記摩擦円錐(2、3;102)のうちの一方と協働して、常に、前記摩擦面(10、11;110)のうちの一方の少なくとも2つ以上の前記半径方向円周隆起部(152、142)をカバーする
    ことを特徴とする、摩擦式ベベルリングギア機構。
  2. 前記摩擦面(10、11;110)の前記軸方向変化が、前記2つの凸領域(153、143)において0.5mmよりも大きな曲率半径を有することを特徴とする、請求項1に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  3. 前記摩擦面(10、11;110)の前記軸方向変化が、前記2つの凸領域(153、143)において1mmよりも大きな曲率半径を有することを特徴とする、請求項2に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  4. 前記摩擦面(10、11;110)の前記軸方向変化が、前記少なくとも2つの凹領域(19、26;119、126)において0.05mmよりも大きな半径を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  5. 互いに間隔(5)を空けて配置される少なくとも2つの摩擦円錐(、3;102)と、該摩擦円錐(2、3;102)上の摩擦面(10、11;110)に沿って前記間隔(5)内で変位可能に配置される摩擦リング(4)とを有し、トルクを前記2つの摩擦円錐(2、3;102)のうちの一方から前記2つの摩擦円錐(2、3;102)のうちの他方に伝達し、前記摩擦リング(4)は、前記2つの円錐のうちの第1の円錐(2)を包含し、少なくとも1つの前記摩擦面(10、11;110)前記各円錐(2、3;102)の包絡線内で軸方向に沿って変化する、摩擦式ベベルリングギア機構であって、
    前記摩擦面(10、11;110)の前記軸方向変化が、少なくとも2つの凸領域(153、143)において前記軸方向における前記摩擦リング(4)の幅(B;a、144)の1/100よりも大きな曲率半径を有し、少なくとも2つの凹領域(19、26;119、126)において前記摩擦リング(4)の前記幅(B;a、144)の1/1000よりも大きな曲率半径を有し、
    前記摩擦面(10、11;110)が、軸方向変化(135、136、137)を形成する半径方向周溝(16、25;116、125)を有し、少なくとも、前記摩擦円錐(2、3;102)を軸方向に3分割した領域のうちの直径の大きな側のふたつの軸方向領域(14;15;139、140)において、前記半径方向周溝(16;25;116、125)は、前記摩擦リング(4)の前記幅(B;a、144)の1/3未満の間隔を空けて互いに配置され、
    前記摩擦面(10、11;110)が、前記軸方向変化(135、136、137)を形成する半径方向円周隆起部(152、142)を有し、前記摩擦リング(4)が、前記摩擦円錐(2、3;102)のうちの一方と協働して、常に、前記摩擦面(10、11;110)のうちの一方の少なくとも2つ以上の前記半径方向円周隆起部(152、142)をカバーする
    ことを特徴とする、摩擦式ベベルリングギア機構。
  6. 前記凸領域(153、143)における前記摩擦面(10、11;110)の前記軸方向変化が、前記摩擦リング(4)の前記幅(B;a、144)の5/100よりも大きな曲率半径を有することを特徴とする、請求項に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  7. 前記凸領域(153、143)における前記摩擦面(10、11;110)の前記軸方向変化が、前記摩擦リング(4)の前記幅(B;a、144)の1/10よりも大きな曲率半径を有することを特徴とする、請求項6に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  8. 前記少なくとも2つの凹領域(19,26;119、126)における前記摩擦面(10、11;110)の前記軸方向変化が、前記摩擦リング(4)の前記幅(B;a、144)の5/100よりも大きな半径を有することを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  9. 前記凸領域(153、143)が、前記摩擦円錐(2、3;102)の2つの端部(132、133)の間に配置されることを特徴とする、請求項1又は5に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  10. 前記凸領域(153、143)が、前記摩擦円錐(2、3;102)の力及び/又はトルク伝達領域に配置されることを特徴とする、請求項1又は5に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  11. 前記摩擦面(10、11;110)が、軸方向変化(135、136、137)を形成する、別様に構成される溝深さ(18、27;118、127)及び/又は溝幅を有する前記半径方向周溝(16、25;116、125)を有することを特徴とする、請求項1又は5に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  12. 前記摩擦面(10、11;110)の前記半径方向周溝(16、25;116、125)が、2つの前記凸領域(153、143)によって画定されることを特徴とする、請求項1又は5に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  13. 前記摩擦面(10、11;110)の前記半径方向円周隆起部(152、142)が、前記摩擦面(10、11;110)の前記凸領域(153、143)によって形成されることを特徴とする、請求項1又は5に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  14. 前記摩擦面(10、11;110)の前記凸領域(153、143)を形成するそれぞれ1つの前記半径方向円周隆起部(152、142)が、前記摩擦面(10、11;110)の2つの前記半径方向周溝(16、25;116、125)の間に配置されることを特徴とする、請求項1又は5に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  15. 前記摩擦面(10、11;110)上の前記半径方向周溝(16、25;116、125)及び前記半径方向円周隆起部(152、142)が、前記軸方向において変化する前記摩擦面(10、11;110)の溝外形を形成することを特徴とする、請求項1又は5に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  16. 前記外形の前記半径方向円周隆起部(152、142)が、前記摩擦面(10、11;110)の波高点(17、28;117、128)を形成することを特徴とする、請求項15に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  17. 前記半径方向周溝(16、25;116、125)の幅が増大すると、前記波高点(17、28;117、128)の幅(120、129)が低減することを特徴とする、請求項16に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  18. 前記摩擦リング(4)と前記摩擦円錐(2、3;102)との間に、摩擦連結が実質的に存在することを特徴とする、請求項1又は5に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  19. 前記摩擦連結は流体摩擦連結のみであることを特徴とする、請求項18に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
  20. 一動作状態において、牽引流体及び/又は冷却流体が、前記摩擦リング(4)と前記摩擦円錐(2、3;102)との間に配置されることを特徴とする、請求項1又は5に記載の摩擦式ベベルリングギア機構。
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