JP5302734B2 - 石膏系成形体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、石膏系成形体の製造方法に関する。
石膏系成形体は、耐火性能に優れることから、間仕切壁等の内装建材として広く使用されている。なお、石膏系成形体を自立壁材として使用する場合には、リブが設けられていると好適である(例えば、下記特許文献1等参照)ことから、押出成形法(例えば、下記特許文献2等参照)により製造されることが多い。押出成形法によって製造される石膏系成形体は、代表的な石膏系成形体である石膏プラスタボードよりも見掛け密度が高く(約1.6〜1.7g/cm3)、遮音性能に優れていることから、遮音耐火間仕切壁(例えば、下記特許文献1,非特許文献1等参照)として利用されている。
特開平10−205022号公報 特開平1−051359号公報 特開平1−224252号公報
株式会社エーアンドエーマテリアル,「2007−2008 建材総合カタログ」,第14版,2007年8月,p.52−53
前述したような石膏系成形体においては、遮音性能のさらなる向上が求められている。材料の遮音性能は、質量則から、材料の面密度(単位面積当たりの質量)が大きいほど、すなわち、材料の厚さが厚いほど、又は、材料の密度が高いほど、向上するようになる。ここで、内装建材の遮音性能の向上を図る方策としては、厚さを厚くしてしまうと、室内空間(床面積)が狭くなってしまうことから、内装建材として使用する材料(面材)の密度を高めることが好適でありかつ一般的である。
しかしながら、見掛け密度の高い石膏系成形体を押出成形法により製造しようとすると、原料を混練するために加える水分(混練水)の量を少なくする必要がある。その結果、混練物の可塑性が低下して、押出成形時にひび割れ等を生じてしまうという問題があった。
このようなことから、本発明は、遮音性能のさらなる向上を図りながらも、ひび割れ等を生じさせることなく製造することができる、特に押出成形法で製造することができる石膏系成形体の製造方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、本発明に係る石膏系成形体の製造方法は、石膏をマトリックスとして、繊維を0.8〜9.9質量%、硫酸バリウムを35.6〜83.8質量%含有すると共に、1.9g/cm3以上の見掛け密度を有する石膏系成形体の製造方法であって、水和性石膏10〜35質量%と、繊維1〜10質量%と、硫酸バリウム40〜85質量%と、前記硫酸バリウムとの合計量が85質量%以下となるように充填材を含む固形原料の乾燥状態の合計質量(100質量%)に対して、16〜23質量%の水を加えて混練して可塑性の混練物とし、前記可塑性の混練物を押出成形法により成形した後、養生して硬化させることにより、1.9g/cm3以上の見掛け密度を有する石膏系成形体を製造することを特徴とする。
本発明に係る石膏系成形体の製造方法によれば、見掛け密度が1.9g/cm3以上と非常に高いので、質量則により、遮音性能のさらなる向上を図ることができると共に、ひび割れ等を生じさせることなく押出成形で製造することができる。また、硫酸バリウムを35.6〜83.8質量%含有するので、X線(エックス線)やγ線(ガンマ線)を遮蔽することができ、病院等の医療施設における放射線やX線の診察室等の内装建材として利用することができる。
本発明に係る石膏系成形体の製造方法の効果を確認するために行った確認試験Bの試験結果を表すグラフである。 本発明に係る石膏系成形体の製造方法の効果を確認するために行った確認試験Cの試験結果を表すグラフである。
本発明に係る石膏系成形体の製造方法の実施形態を以下に説明するが、本発明は以下に説明する実施形態のみに限定されるものではない。
本実施形態に係る石膏系成形体は、石膏をマトリックスとして、繊維を0.8〜9.9質量%、硫酸バリウムを35.6〜83.8質量%含有すると共に、1.9g/cm3以上の見掛け密度を有するものである。
上記石膏としては、II型無水石膏やα−半水石膏やβ−半水石膏等のような水和性石膏が挙げられ、当該水和性石膏を水和反応させて硬化させることにより二水石膏としてマトリックスを形成している。
上記繊維は、成形する際の成形助材であると共に、成形直後の成形体(未硬化成形体)に「コシ」を与えて保形の役割を担い、さらに、硬化した成形体を補強する役割を担うものであり、セルロースパルプを必須とし、ガラス繊維,炭素繊維,ガラスウール,ロックウール,セラミックスウール等のような無機質繊維や、ポリアミド,ポリプロピレン,ポリビニルアルコール(ビニロン),ポリエステル,ポリエチレン,アクリル等の合成繊維等のような補強繊維を上記セルロースパルプの一部と置き換えて利用することができる。
上記繊維は、その含有量を0.8〜9.9質量%にする必要がある。なぜなら、上記繊維の含有量が0.8質量%未満であると、成形直後の成形体(未硬化成形体)に「コシ」がなくなってしまい、保形性が低下してしまう一方、上記繊維の含有量が9.9質量%を越えると、前記マトリックス中への当該繊維の分散にムラを生じやすいと共に、成形を行う際に混練物の硬度が増して粘度が高くなってしまい、成形性に難点を生じるようになってしまうだけでなく、不燃性能の低下を引き起こしやすくなってしまうからである。
このとき、上記セルロースパルプの含有量が0.8質量%未満にならないようにすると共に、上記セルロースパルプと上記補強繊維との合計含有量が9.9質量%を超えないようにする必要がある。なお、上記補強繊維は、その長さが10mm以下(好適には6mm以下)であると好ましく、その含有量が、2.8質量%以下であると好ましい。
また、上記セルロースパルプは、必要に応じて、パルパー、ディスクリファイナー、コーン型リファイナー、ディスインテグレータ、ハンマーミル等のような湿式や乾式の汎用の粉砕機や解繊機等によって、叩解を予め施しておくと好ましい。叩解度としては、カナダ標準フリーネス(CSF)で700〜50mlの範囲であると好ましい。
上記硫酸バリウムは、その含有量を35.6〜83.8質量%にする必要がある。なぜなら、硫酸バリウムの含有量が35.6質量%未満であると、ひび割れ等を生じさせずに見掛け密度を1.9g/cm3以上にすることができず、硫酸バリウムの含有量が83.8質量%を超えると、強度の低下を引き起こしやすくなってしまうからである。
また、上記石膏系成形体は、必要に応じて、石灰石(炭酸カルシウム),珪石,スラグ,フライアッシュ,二水石膏,マイカ,ウォラストナイト等のような粉末や粘土類、パーライト,バーミキュライト,シラスバルーン等のような軽量材、製品の廃材の粉砕品(スクラップ)等の充填材を上記硫酸バリウムの一部と置き換えて含有することも可能である。
このとき、上記硫酸バリウムの含有量が35.6質量%未満にならないようにすると共に、上記硫酸バリウムと上記充填材との合計含有量が83.8質量%を超えないようにする必要がある。なお、上記充填材の含有量は、19.7質量%以下であると好ましい。
このような石膏系成形体を製造する本実施形態に係る石膏系成形体の製造方法は、水和性石膏10〜55質量%と、繊維1〜10質量%と、硫酸バリウム40〜85質量%とを含む固形原料に対して、水を加えて混合した混練物を押出成形法により成形した後、養生して硬化させることにより、1.9g/cm3以上の見掛け密度を有するように製造するものである。
ここで、上記水和性石膏として、上記II型無水石膏を使用する場合には、水和反応速度が遅いことから、水和反応を促進させる反応速度調整剤(硬化促進剤)を適用すると好ましい。他方、上記水和性石膏として、α−半水石膏やβ−半水石膏を使用する場合には、水和反応速度が速いことから、水和反応を遅延させる反応速度調整剤(硬化遅延剤)を適用すると好ましい。
上記硬化促進剤としては、Na2SO4,K2SO4等のような硫酸塩、KAl(SO42・12H2O等のようなミョウバン類、NaCl,CaCl2等の塩化物、Na2CO3等のような炭酸塩、NaNO3,NH4NO3等のような硝酸塩等の公知のものを挙げることができ、これらを単独又は併用して利用することができる。
上記硬化遅延剤としては、カルボン酸(塩類含む),アミノ酸(塩類含む),蛋白質(変性体含む)等の公知のものを挙げることができ、これらを単独又は併用して利用することができる。
上記反応速度調整剤は、上記水和性石膏100質量%に対して、0.005〜3.0質量%(好ましくは0.01〜2.0質量%)の割合(外割)で使用すると好ましい。
なお、押出成形を行うための助剤として、増粘剤を固形原料(反応速度調整剤を除く)に対して0.2〜2.0質量%の割合(外割)で加えておくと好ましい。
上記増粘剤としては、エチレンオキシド重合体、アクリルアミド重合体、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のような水溶性高分子剤等が挙げられる。
また、上記繊維の混合量は、1〜10質量%にする必要がある。なぜなら、上記繊維の混合量が1質量%未満であると、押出直後の未硬化成形体に「コシ」がなくなってしまい、保形性が低下してしまう一方、上記繊維の混合量が10質量%を越えると、成形時に前記マトリックス中に当該繊維が十分に分散しにくくなってしまうと共に、押出成形を行う際の混練物の硬度が増して粘度が高くなってしまい、押出成形性に難点を生じるようになってしまうだけでなく、不燃性能の低下を引き起こしやすくなってしまうからである。
ここで、上記繊維(セルロースパルプ)の一部を必要に応じて前記補強繊維に置き換えて混合することも可能である。このとき、上記セルロースパルプの混合量が1質量%未満にならないようにすると共に、上記セルロースパルプと上記補強繊維との合計混合量が10質量%を超えないようにする必要がある。なお、上記補強繊維の混合量は、3.0質量%以下にすると好ましい。
また、上記硫酸バリウムの混合量は、40〜85質量%にする必要がある。なぜなら、硫酸バリウムの混合量が40質量%未満であると、押出成形の際にひび割れ等を生じさせずに見掛け密度を1.9g/cm3以上にすることができず、硫酸バリウムの混合量が85質量%を超えると、成形体の強度の低下を引き起こしやすくなってしまうからである。
ここで、上記硫酸バリウムの一部を必要に応じて前記充填材に置き換えて混合することも可能である。このとき、上記硫酸バリウムの混合量が40質量%未満にならないようにすると共に、上記硫酸バリウムと上記充填材との合計混合量が85質量%を超えないようにする必要がある。なお、前記充填材の混合量は、20質量%以下にすると好ましい。
上記固形原料(反応速度調整剤及び増粘剤を除く)に対して混合する水(混練水)の量は、増粘剤の混合量や当該固形原料の粒度分布等によって差異を生じるため、一概に言えないものの、1.9g/cm3以上の見掛け密度を有する成形体を得るには、上記固形原料の乾燥状態の合計質量(100質量%)に対して、水(混練水)を23質量%以下にする必要がある一方、上記固形原料と当該水(混練水)とを均一に混合させるには、上記固形原料の乾燥状態の合計質量(100質量%)に対して、水(混練水)を16質量%以上にする必要があることから、上記固形原料の乾燥状態の合計質量(100質量%)に対して、16〜23質量%とすると好ましく、特に、18〜20質量%とするとさらに好ましい。
このような各種原料を用いて製造するには、アイリッヒ型ミキサー等のような混合機に上記固形原料や上記増粘剤を投入して高速攪拌することにより均一に混合してから、水(混練水)を加えながらさらに均一に混合して混合物とした後、当該混合物を双腕式ニーダー等のような混合機に投入して均一に混練することにより、混練物を得る。なお、反応速度調整剤を添加する場合には、上記水(混練水)に予め混合しておいて当該水(混練水)と共に上記固形原料に加えることも可能である。
そして、上記混練物をスクリュー型真空押出成形機等のような押出成形機により押出成形して、未硬化成形体を得た後、当該未硬化成形体を養生して硬化させるのである。
なお、上記双腕式ニーダー等のような混合機での混練やスクリュー型真空押出成形機等のような押出成形機での押出成形を行う際には、混練や押し出しに伴う摩擦熱等によって、混練物や成形直後の成形体(未硬化成形体)の温度が経時的に変化して上昇してしまう場合がある。このような温度上昇を生じると、増粘剤の効果を十分に発現させることや、水和性石膏を均一な速度で水和反応させること等に不具合を生じてしまうおそれがある。このため、上述したような混練や押し出しを行う際には、温調水を循環させる等のような公知の手段により、混練物や成形直後の成形体(未硬化成形体)の温度を調整するようにすると好ましい。
上記養生は、水和性石膏として、II型無水石膏を使用した場合には、例えば、0〜22℃の温度範囲で行われ(例えば、上記特許文献3等参照)、水和性石膏として、α−半水石膏やβ−半水石膏等の半水石膏を使用した場合には、例えば、室内での普通養生により行われる。このような養生により、水和性石膏が水(混練水)と反応して二水石膏を生成しマトリックスを形成して硬化する。
なお、養生が終了した時点における二水石膏への反応割合(二水化率)は、II型無水石膏の場合には、モル比で約55〜85%の範囲であり、半水石膏の場合には、ほぼ100%に近く、大半が二水石膏に反応しており、未反応のまま残存する半水石膏がごくわずかとなっている。
このようにして養生して硬化した成形体を必要に応じて乾燥、加工(研磨、切断等)等することにより、見掛け密度が1.9g/cm3以上(ただし、2.5g/cm3以下)の石膏系成形体を製造することができる。
つまり、従来は、水和性石膏及び繊維を含む固形原料に対して、水を約25質量%程度加えて混合して、押出成形法により成形した後、養生して硬化させることにより、得られる石膏系成形体の見掛け密度が約1.6〜1.7g/cm3であったため、水の添加量を23質量%まで減らして、得られる石膏系成形体の見掛け密度を約1.9g/cm3以上としようとすると、混練物の可塑性が低下して、押出成形時にひび割れ等を生じてしまっていたが、本発明者らが鋭意研究を行った結果、上述したように、水和性石膏及び繊維にさらに40〜85質量%の硫酸バリウムを加えると、この固形原料(増粘剤や反応速度調整剤は含まず)に対して、添加する水の量を16〜23質量%にしても、押出成形時にひび割れ等を生じさせることなく良好な押出成形性を確保しながら見掛け密度が約1.9g/cm3以上の石膏系成形体を得られることを見出したのである。
このようにして製造された石膏系成形体は、見掛け密度が1.9g/cm3以上(ただし、2.5g/cm3以下)と非常に高いので、質量則により、遮音性能のさらなる向上を図ることができると共に、ひび割れ等を生じさせることなく押出成形で製造することができるので、遮音耐火間仕切壁等の内装建材として好適に利用することができ、特に、厚さを12mm以上にすると、低周波数帯域(特に、オクターブバンド中心周波数125Hz帯域)における音響透過損失も大幅に増大(約20dB以上)させることができ、非常に好ましい。このとき、遮音耐火間仕切壁としての厚さ(木枠や軽量鉄骨等の下地構成材と面材との合計厚さ)を150mm以下とすることにより、実質的な問題を生じさせるほど室内空間(床面積)を狭くさせることなく遮音耐火間仕切壁等の内装建材として利用することができる。
また、硫酸バリウムを35.6〜83.8質量%含有することから、X線やγ線を遮蔽することができるので、X線やγ線からの防護を目的とする内装建材として好適に利用することができ、特に、下記の式(1)で表される指数Iが1900以上(さらに好ましくは2640以上)であると、病院等の医療施設における放射線やX線の診察室等の内装建材としても十分なX線やγ線の遮蔽性能(防護性能)を発現することができるので、より好ましい。
I=T×D×CBa (1)
ただし、Tは石膏系成形体の厚さをmm単位で表したときの数値、Dは石膏系成形体の見掛け密度をg/cm3単位で表したときの数値、CBaは固形原料中における硫酸バリウムの混合割合を質量%で表したときの数値である。
ところで、X線やγ線の遮蔽性能(防護性能)とは、例えば、病院や歯科医院等の医療施設のX線診察室等において、医療用に使用されるX線が、当該診察室等の外部(管理区域外)へ漏れ出すことを防止するために必要な性能のことである。
なお、石膏系成形体は、その形状が特に限定されることはなく、平坦な板型をなす形状はもちろんのこと、例えば、リブ部を有する形状等であっても、本発明を適用することができる。
ところで、上記繊維、上記硫酸バリウム、上記充填材は、石膏系成形体における含有割合範囲と、製造時における混合割合範囲とにおいて、その数値に差異があるが、これは、上記水和性石膏が水と反応して二水和物となり、当該石膏の1モル当たりの分子量が変化するからである。
本発明に係る石膏系成形体の製造方法の効果を確認するため、以下のような確認試験を行った。
[確認試験A]
〈試験体の作製〉
下記の表1に示す原料を下記の表2,3に示す割合でアイリッヒ型ミキサーに投入して高速回転で乾式混合(1分間)してから、混練水を添加しながら低速回転で湿式混合(5分間)することにより混合物を得た後、当該混合物を双腕式ニーダーに投入して混練することにより(10分間)、上記原料を均一に分散させた混練物を得た。次に、上記混練物をスクリュー型真空押出成形機に投入して、板状に押出成形し(厚さ10mm,幅600mm,長さ1820mm)、養生させて(無水石膏使用体:10℃,RH76%,7日間、半水石膏使用体:室内(20℃),7日間)硬化させた後、ジェット乾燥機で乾燥させることにより(ノズル吹出温度130℃で20分)、試験体A1〜A5を作製した。なお、比較のため、下記の表2,3に示す割合の比較体A1〜A3も併せて作製した。
Figure 0005302734
Figure 0005302734
Figure 0005302734
〈試験内容及び結果〉
作製した前記試験体A1〜A5及び前記比較体A1〜A3のひび割れの有無を目視確認すると共に、水和性石膏の水和率、見掛け密度、曲げ強さをそれぞれ求めた。その結果を下記の表4,5に示す。なお、水和性石膏の水和率は、試験体及び比較体を粉砕して恒温(45℃)となるまで乾燥して質量測定した後、仮焼(200℃)して質量測定し、その質量減少量に基づいて、水和性石膏の混合量から算出し、見掛け密度は、乾燥機(40℃)内で恒量となった試験体及び比較体の質量及び体積を測定して、その質量及び体積から算出し、曲げ強さは、日本工業規格(JIS)「A 1408」で規定されている3号試験片(寸法:400mm×500mm)を適用して測定した(スパン:400mm)。
Figure 0005302734
Figure 0005302734
上記表5からわかるように、比較体A1(硫酸バリウムを含有せずに混練水が23質量%超)においては、見掛け密度が1.9g/cm3未満となってしまい、比較体A2(硫酸バリウムを含有せずに混練水が18質量%未満)おいては、著しくひび割れを生じて成形することができず、比較体A3(硫酸バリウムが85質量%超)においては、曲げ強さが著しく低下してしまった。
これに対し、試験体A1〜A5においては、ひび割れを生じることなく十分な曲げ強さを有しながらも見掛け密度を1.9g/cm3以上とすることができた。
[確認試験B]
〈試験体の作製〉
前記試験体A1とサイズのみ異なる試験体B1a(厚さ20mm,幅455mm,長さ1820mm)、試験体B1b(厚さ12mm,幅455mm,長さ1820mm)を作製すると共に、前記試験体A2とサイズのみ異なる試験体B2(厚さ20mm,幅455mm,長さ1820mm)を作製した。なお、比較のため、前記比較体A1とサイズのみ異なる比較体B1(厚さ12mm,幅455mm,長さ1820mm)を作製すると共に、さらに、当該比較体B1の表面に鉛シート(厚さ1mm,幅455mm,長さ1820mm)を貼り付けた比較体B2も併せて作製した。また、鉛シートからなる厚さの異なる比較体B3a(厚さ1mm,幅455mm,長さ1820mm)及び比較体B3b(厚さ2mm,幅455mm,長さ1820mm)もそれぞれ用意した。
〈試験内容及び結果〉
作製した前記試験体B1a,B1b,B2及び前記比較体B1,B2,B3a,B3bに対して、日本工業規格(JIS)「A 1416」で規定されている「実験室における建築部材の空気音遮断性能の測定方法」に準拠して、1/3オクターブバンドごとの音響透過損失をそれぞれ求め、日本工業規格(JIS)「A 1419−1」で規定されている「建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法−第1部:空気音遮断性能」に従って、オクターブバンドごとの値に合成した。なお、日本工業規格(JIS)「A 1416」で規定されている「実験室における建築部材の空気音遮断性能の測定方法」においては、通常、100〜5000Hzの周波数範囲で測定しているが、本試験においては、中心周波数50Hz,63Hz,80Hzの帯域に対してもさらに測定することにより、低周波数帯域における音響透過損失も追加して求めるようにした。
具体的には、音源側及び受音側の室容積がそれぞれ120m3、243m3の残響室を繋ぐ開口部に木製の枠材(100×50mm)を下地として取り付け、455mm間隔で間柱(100×50mm)を縦方向に配し、音源側の前記枠材に面材として前記試験体B1a,B1b,B2及び前記比較体B1,B2,B3a,B3bをコーススレッドスクリューねじ(3.8mm×5.0mm)で複数横貼り(横張り)して留め付けることにより、2050mm×2050mmの面積で施工して、空気音遮断性能を測定した。その結果を下記の表6及び図1に示す。
Figure 0005302734
上記表6及び図1からわかるように、試験体B1a,B1b,B2は、比較体B1(硫酸バリウムを含有せず)に対して、オクターブバンド中心周波数1000Hz,2000Hzの周波数帯域における音響透過損失が同程度になるものの、オクターブバンド中心周波数125Hz,250Hz,500Hz,4000Hzの周波数帯域における音響透過損失を大きくすることができ、比較体B2(1mm鉛貼り付け)に対して、オクターブバンド中心周波数125Hz,250Hz,500Hz,1000Hz,2000Hzの周波数帯域における音響透過損失を同程度にすることができると共に、オクターブバンド中心周波数4000Hzの周波数帯域における音響透過損失を大きくすることができ、比較体B3a(1mm鉛シート)に対して、オクターブバンド中心周波数1000Hz,2000Hz,4000Hzの周波数帯域における音響透過損失を同程度にすることができると共に、オクターブバンド中心周波数125Hz,250Hz,500Hzの周波数帯域における音響透過損失を大きくすることができ、比較体B3b(2mm鉛シート)に対して、オクターブバンド中心周波数125Hz,250Hz,500Hzの周波数帯域における音響透過損失を同程度にすることができた。
よって、本発明に係る製造方法による石膏系成形体においては、一般的な建材では遮音効果が期待できないオクターブバンド中心周波数500Hz以下(特にオクターブバンド中心周波数125Hz以下)の低周波数帯域における音響透過損失を鉛シートレベルにまで大きくすることができ、鉛シートを使用することなく低周波数帯域の遮音効果を大きく向上できるといえる。
[確認試験C]
〈試験内容及び結果〉
前記確認試験Bで枠材に複数横貼り(横張り)した試験体B1a,B1bの施工面に対して、日本工業規格(JIS)「A 6901」で規定されているせっこうボード(GB−R:12.5mm×910mm×1820mm)をそれぞれ複数上貼り(上張り)して、目地部を処理することにより、試験体C1a,C1bとし、空気音遮断性能を再び測定した。その結果を下記の表7及び図2に示す。また、比較の容易化を図るため、前記確認試験Bで測定した試験体B1a,B1bの測定結果も下記の表7及び図2に併せて示す。
なお、上貼り(上張り)は、日本工業規格(JIS)「K 6804」に適合した酢酸ビニル樹脂エマルジョン木工接着剤であるコニシ株式会社製ボンド「CH18(品番)」及びステープル(4×16mm)を併用して行い、目地部処理は、日本工業規格(JIS)「K 5669」に適合した耐水型厚付け用塗料であるインターナショナルペイント株式会社製「IPパテ万能(品名)」を使用した。
Figure 0005302734
上記表7及び図2からわかるように、試験体C1a,C1b(せっこうボード貼付(張付)あり)は、せっこうボードの貼り付け(張り付け)により、オクターブバンド中心周波数1000Hzの周波数帯域における音響透過損失を試験体B1a,B1b(せっこうボード貼付(張付)なし)よりも大きくできると共に、オクターブバンド中心周波数500Hz以下の周波数帯域における音響透過損失を試験体B1a(せっこうボード貼付(張付)なし)と同程度にすることができた。
よって、本発明に係る製造方法による石膏系成形体においては、一般的な建材では遮音効果が期待できないオクターブバンド中心周波数500Hz以下(特にオクターブバンド中心周波数125Hz以下)の低周波数帯域における音響透過損失をせっこうボードの上貼り(上張り)の有無に関係なく大きくすることができ、せっこうボードの上貼り(上張り)の有無に左右されることなく低周波数帯域の遮音効果を大きく向上できるといえる。
[確認試験D]
〈試験体の作製〉
前記試験体A1〜A3と同一の配合割合及び方法により各種の厚さ(10mm,15mm,20mm,25mm,30mm)の試験体D1a〜D1e,D2a〜D2e,D3a〜D3eをそれぞれ作製した。
〈試験内容及び結果〉
前記試験体D1a〜D1e,D2a〜D2e,D3a〜D3eに対して、X線の遮蔽性能(防護性能)を以下の条件で測定した。その結果を下記の表8に示す。また、比較のため、前記比較体B1,B2に対しても、X線の遮蔽性能(防護性能)を測定した。なお、X線の遮蔽性能(防護性能)は、日本工業規格(JIS)「Z 4501」に規定されている「X線防護用品類の鉛当量試験方法」に準拠して、試験体及び比較体にX線を照射して透過したX線の量を測定して、鉛当量(何mmの厚さの鉛板と同じ遮蔽性能(防護性能)を有しているか)に換算して求めた。
ところで、先に説明したようなX線診察室等において使用される隔壁用X線遮蔽材(防護材)としては、鉛シートが現在も主として適用されている。このような用途に利用される鉛シートの厚さは、X線発生装置の種類や、管電圧や一日当たりの患者数や撮影時間等の使用条件や、X線発生装置を格納している診察室の大きさ(X線発生装置から隔壁までの距離)等によって異なり、必ずしも一様ではないものの、例えば、歯科医院では1.5mm、一般病院では2.0mmとなっている。このため、隔壁用X線遮蔽材(防護材)としては、X線発生装置の管電圧が100kVの場合において、厚さ1.5mmの鉛シートと同程度の遮蔽性能(防護性能)を有していれば、X線を必要十分に遮蔽できると認められる。
〈測定条件〉
・X線装置:フィリップス社製「MG−161(型番)」(定格管電圧:160kV)
・測定器:東洋メディック株式会社製 電離箱照射線量率計
「RAMTEC−1000C(型番) A−4プローブ」
・X線管焦点−試験体間距離:1500mm
・試験体−測定器間距離:75mm
・付加濾過板:0.25mmCu
・X線管電圧:100kV
・X線管電流:12.5mA
・X線ビーム:狭いビーム
・X線量測定単位:空気衝突カーマ
Figure 0005302734
上記表8からわかるように、前述した実施形態で説明した前記式(1)で表される指数Iが1900以上となる試験体D1b〜D1e,D2d,D2e,D3a〜D3eにおいては、鉛当量が1.5mmPb以上を示し、特に、上記指数Iが2640以上となる試験体D1c〜D1e,D3b〜D3eにおいては、鉛当量が2.0mmPb以上を示し、病院等の医療施設における放射線やX線の診察室等の内装建材として必要十分なX線の遮蔽性能(防護性能)を発現できることが確認された。
本発明に係る石膏系成形体の製造方法は、遮音性能のさらなる向上を図ることができると共に、ひび割れ等を生じさせることなく押出成形で製造することができ、さらに、X線やγ線を遮蔽することができることから、音響施設用や医療施設用の内装建材として利用することができ、産業上、極めて有益に利用することができる。

Claims (1)

  1. 石膏をマトリックスとして、繊維を0.8〜9.9質量%、硫酸バリウムを35.6〜83.8質量%含有すると共に、1.9g/cm3以上の見掛け密度を有する石膏系成形体の製造方法であって、
    水和性石膏10〜35質量%と、繊維1〜10質量%と、硫酸バリウム40〜85質量%と、前記硫酸バリウムとの合計量が85質量%以下となるように充填材を含む固形原料の乾燥状態の合計質量(100質量%)に対して、16〜23質量%の水を加えて混練して可塑性の混練物とし、前記可塑性の混練物を押出成形法により成形した後、養生して硬化させることにより、1.9g/cm3以上の見掛け密度を有する石膏系成形体を製造する
    ことを特徴とする石膏系成形体の製造方法。
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