JP5296097B2 - センサネットワークに関するハンドオーバー機構 - Google Patents

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Description

本発明は、アクセスデバイスに関し、及びこれに限定されるものではないが例えば体センサネットワークといったセンサネットワークにおいてセンサデータを集めるハンドオーバー方法に関する。
日常生活において人間から長期間にわたり医療情報を集めることの利益が長く言い続けられてきた(prophesised)。近年、多くの研究グループは、体センサネットワーク(BSN)を研究している。このネットワークは、体の周囲又は体内に展開され、無線リンクを介してデータを送信する、複数のセンサ又はセンサデバイス又はセンサノードのネットワークである。従って、各センサは、できるだけ分離して、できるだけ小さいものであるべきである。
「低電力」ネットワークに対するプロトコルであり、従ってBSNに適していると自称する多数のプロトコルが現在知られている。斯かるプロトコルの例は、「Part 15.4: Wireless Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications for Low-Rate Wireless Personal Area Networks (LR-WPANs)」、IEEE Std 802.15.4-2006、及びWei Yeらによる「S-MAC: An Energy-Efficient MAC Protocol for Wireless Sensor Networks」において説明される。しかしながら、特にネットワーク上の大多数のデバイスがちょうどセンサからデータを集めており、単一のデバイスにこれらの読み出しを転送している場合、これらのネットワークの設計は、最適な超低電力デバイスではない場合がある。
BSNはその性質上、移動型のネットワークであり、例えば体に着用されることができる。更に、アクセスデバイス又は「照合」デバイスも提供される。このデバイスは、センサノードからデータを集め、同様に体に着用されることができる。しかしながら、この携帯型デバイスが特定の領域において、例えばBSNを着用している人が自宅にいる間、取り去られることができる場合、それは有利であろう。また、携帯型デバイスの電池使用を減らすため、固定された、例えばコンセントから電源供給される(mains powered)デバイスが、ネットワークを引き継ぐ(take over)ことができる場合には、それが有利であろう。
本発明の目的は、体センサネットワーク又は他のタイプの無線ネットワークに関する、より柔軟なデータ収集機構を提供することである。
この目的は、請求項1及び7に記載のアクセスデバイス並びに請求項12及び13に記載の方法により実現される。
これに従い、「ハンドオーバー機構」が提供される。これにより、無線ネットワークにおけるデータ収集制御が、1つのデバイスから別のデバイスへと引き継がれる(handed-over)ことができる。こうして、携帯型デバイスのデータ収集制御は、無停電電源装置に接続される、固定された及びコンセントから電源供給されるデバイスへと特定の領域において引き継がれることができる。更に、データ収集制御がこの固定されたデバイスに引き継がれるとき、携帯型デバイスの電池使用が減らされることができる。
提案されるソリューションの第1の側面によれば、ハンドオーバー制御ユニット又は機能は、例えばビーコン送信といった周期的なブロードキャスト信号のうち連続して失ったインスタンスの数を決定し、この決定される数が所定の閾値を超える場合、デバイス自身がブロードキャスト信号を送信し始めることにより、ハンドオーバーを開始するよう構成されることができる。これにより、ブロードキャスト信号が一時的に利用可能でない場合、即時的な緊急テイクオーバー機構が提供されることができる。
第2の側面によれば、ハンドオーバー制御ユニット又は機能は、検出されたブロードキャスト信号の品質を決定し、決定された品質が所定の閾値より高い場合、マスターデバイスにハンドオーバー要求信号を送信することによりハンドオーバーを開始するよう構成されることができる。この非即時的なテイクオーバー・オプションは、要求元デバイスに割り当てられる優先度がマスターデバイスに割り当てられる優先度より高い場合に適している。オプションとして、決定された品質が所定の閾値より低くなる場合、アクセスデバイス及びマスターデバイス両方のハンドオーバー制御ユニット又は機能が、他方に対してハンドオーバー停止信号を送信することにより、ハンドオーバー処理を止めるよう構成されることができる。これは、劣った受信品質を持つデバイスにデータ収集制御がハンドオーバーされないことを確実にする。
特定の例において、ハンドオーバー制御ユニット又は機能は、検出されたブロードキャスト信号に基づきマスターデバイスの優先度を決定し、決定された品質が所定の閾値を下回る場合、及び決定された優先度がアクセスデバイスに割り当てられる優先度を下回る場合、マスターデバイスにハンドオーバー要求信号を送信することにより、ハンドオーバーを開始するよう構成されることができる。これにより、マスターデバイスから受信される信号の品質が減少する場合、上位優先度へのテイクオーバーが開始されることができる。例として、決定された品質は、ハンドオーバー要求信号において信号伝達されることができる。
更に、マスター機能を持つアクセスデバイスのハンドオーバー制御ユニットは、それが無線センサネットワークを制御し続けるフレームの数を信号伝達することにより、タイミングを示すよう構成されることができる。この信号伝達される数に基づき、信号負荷は低く保たれつつ、テイクオーバー処理が同期化されることができる。
更に、マスターデバイスのハンドオーバー制御ユニットは、ハンドオーバー要求信号の受信に基づきブロードキャスト信号に制御情報をセットするよう構成されることができる。この制御情報は、そのハンドオーバーが迫っていることを示す。この手段は、他のアクセスデバイスが任意の進行中のハンドオーバー処理に関して知らされることを確実にする。
更に、マスターデバイスのハンドオーバー制御ユニットはソースデバイスの優先度を決定し、この決定された品質が所定の閾値を下回る場合、決定された最高の優先度を持つソースデバイスに対してハンドオーバーを開始するよう構成されることができる。この優先度ベースの選択は、最高の優先度が割当られたアクセス又は照合デバイスにデータ収集制御がハンドオーバーされることを確実とする。
更に有利な実施形態が、以下に規定される。
センサネットワーク及び照合デバイスを持つ概略的な人体を示す図である。 ある実施形態による例示的なスーパーフレーム構造体を示す図である。 ある実施形態によるビーコンデータの例示的な構造体を示す図である。 ある実施形態による上位優先度へのハンドオーバー手順の概略的な信号ダイアグラムを示す図である。 ある実施形態による下位優先度へのハンドオーバー手順の概略的な信号ダイアグラムを示す図である。 ある実施形態によるアクセスデバイスの概略ブロックダイアグラムを示す図である。
本発明が、添付の図面を参照して実施形態に基づき、例示を介して以下に説明されることになる。
本発明の様々な実施形態が、無線センサネットワークの例としてBSNシステムに基づき以下説明されることになる。
図1は、センサノード10が付けられる体上の少数の位置と共にBSNシステムの概略図を示す。各ノード10は、1つ又は複数の個別のセンサ要素(図示省略)を有することができる。体周辺に配置されるノード10の他に、BSNシステムは、1つ又は複数のアクセス又は照合デバイス20、30を有することができる。このデバイスは、ノード10から信号又はセンサデータを受信し、中央サーバ(図示省略)へと受信情報をアップロードするよう構成されることができる。
図1の例示的な構成において、携帯型のアクセス又は照合デバイス20は、体上のどこかに(例えばベルト上に)着用されるよう構成され、及び/又は代替的に、例えば携帯電話といった任意の態様で搬送されることになる電子デバイスに一体化されることができる。更に、固定されたアクセス又は照合デバイス30が、特定の領域(例えば、家の中で、ラウンジ及びベッドルーム)に配置されることができる。このデバイスは、コンセントから電源供給されることができ、ユーザがその周辺にいる間、データを集めるよう構成される。
異なるタイプのセンサがノード10に提供されることができる。例えば、センサが付けられる体領域の温度を感知するセンサが提供されることができる。胴及び四肢において体上/体内の温度を測定するため、人は、これらのセンサの1つ又は複数を着用することができる。更に、血液の酸素飽和を感知するセンサが提供されることができる。これは通常、血液の「赤さ」を検出することにより皮膚を介して測定される。別のタイプのセンサが、着用者の運動及び活動レベルを検出するために着用されることができる。研究によれば、これが、現在の活動(座っている、歩いている、走っている等)の推定を可能にすることも分かった。心臓を覆う皮膚における差動電圧を読み出すことにより、心臓が鼓動するとき生成される電気信号を測定する別のセンサが提供されることができる。更に他のセンサが、呼吸及び咳の速度と、歩数(歩数計)と、従来の「カフ」機構を用いるか、又は鼓動と四肢へのパルスの到着との間のタイミング情報を用いてのいずれかの態様で血圧とを検出することができる。
BSNノード10は、少なくとも1つのセンサ要素、電子機器及び電源を有することができる。これは、非常に小さくあるべきであり、可能であれば、柔軟で着心地が良いものであるべきである。しかしながら、現在のセンサの扱いにくい大きさの原因は、電源である。これは通常、銀亜鉛ボタン電池又は平坦な硬貨形状のリチウム電池のいずれかである、何らかのタイプの腕時計電池である。斯かる電池は、低容量であり、引き出されることができるピーク電流に制限がある。無線回路のピーク電流を減らすため、RC回路が使用されることができる。
BSNシステムは、BSNノード10からの送信を受信することができるデバイスを必要とする。BSNシステムは、システムを制御し、デバイスにおける設定を変化させ、又はネットワークを再構成する必要も生じる場合がある。
これらの作業は、(例えば携帯電話といったデバイスに組み込まれることができる)携帯型の照合デバイス20により実行されることができる。照合デバイス20は、電池駆動とすることができる。この場合、電池は、合理的な容量を持つべきであり、交換又は再充電が容易であるべきである。
固定された照合デバイス30は、ユーザが多くの時間を過ごす領域(例えばラウンジ、ベッドルーム又は仕事場)に配置されることができる。これらのデバイスは多分、コンセントから電源供給されることができるものであるか、又はデバイスに長期間電力を供給することができる大容量電池を持つであろう。
照合デバイス20、30は、BSNノード10から情報を集めるよう構成される。BSNシステムのタイプに基づき、照合デバイス20、30は、受信される情報を処理し、(後のアップロードのため)それを格納し、又は(例えばブロードバンド又はGSMリンクを介して)中央サーバへとそれを転送することができる。
図2は、BSNシステム内の信号送信に関する例示的なスーパーフレーム構造の例を示す。時間は、「スーパーフレーム」に分割される。各スーパーフレームは、現在のマスター照合デバイス(MCD)によりビーコンスロットの間送信されるビーコンで開始する。マスター照合デバイスは、データ収集制御及び他のネットワーク制御機能が割り当てられる照合デバイスである。単一のチャネル上での複数のネットワーク間の衝突を減らすため、スーパーフレームは、可変長を持つことができる。
図2に示されるように、スーパーフレームは、複数の領域に分割される。各領域は、無線チャネルがネットワーク上のノード10の1つにより使用されることができる「スロット」と、ネットワーク上のいずれのノード10もブロードキャストを行わないデッドタイム期間とを有する。領域/スロットの数及びデッドタイムに対するスロットの比率は、使用するネットワーク構成に依存する。
最初のスロットは常に、スーパーフレームの開始を示すビーコンをブロードキャストするため、現在のMCDにより使用される。ビーコンは、ネットワーク上のすべてのデバイスに対するタイミング・マスターとして機能する。以下に説明されるが、ビーコンは実際に、複数の部分を有する。これは、デバイスが長期間スリープしても、起動後ネットワークと確実に再同期化することを可能にする。オプションで、ネットワーク構成及び状態情報が、ビーコンスロット内でブロードキャストされることができる。
最初のスロットは、可変長を持つことができる(従って、各スーパーフレームの長さが変化される)。これは、同じチャネル上の複数のネットワークが、それらの間で絶えず変化するフェーズを持つべきであることを意味する。スロットの長さは、BSN識別子(ID)とビーコンから抽出されるシーケンス番号とを使用するアルゴリズムから得られる。
他のスロットは、例えば図1における移動型(variable)又は固定された照合デバイス20、30といったMCDとノード20との間の双方向データ交換のために使用される。ネットワーク管理機能を除けば、各スロットにおいて1つのデバイスだけが、送信を許可されることができる。
送信の基礎をなす送信プロトコルは、媒体アクセス制御(MAC)レベルで使用されるよう設計されることができ、下位の物理無線データリンクに関知しないとすることができる。
図3は、各スーパーフレームの開始時に送信されるビーコンデータを持つビーコンフレームの例示的な構造を示す。各ビーコンフレーム内で、スーパーフレーム・シーケンス番号(SFSN)が提供される。これは、特定数のビット(例えば、7ビット)に制限されることになる。この値は、ゼロに戻る場合を除けば、各連続するスーパーフレームにおいて1ずつ増加することになる。各スーパーフレーム内で、このシーケンス番号は、どのデバイスが各スロットに割り当てられるかを制御するために使用される。ビーコンが、ビーコンスロットにおいて送信される。ビーコンは、現在のスーパーフレームに関する情報を含む。これは、ビーコンデータ内にすべて含まれる。後述するように、ビーコンは、このデータを複数回含むことができる。
フレームタイプ情報は、フレームがビーコンフレームであることを確認するために用いられる。この値は、すべてのビーコンフレームに対して同じ値にセットされる。更に、上記のBSNIDは、同じチャネル上の異なるネットワーク間を区別するために用いられる。このIDは、複数のネットワークを区別するために適した長さを持つべきであり、おそらく16ビットのオーダーである。上記のスーパーフレーム・シーケンス番号は、デバイスが正しいネットワークに属されることを確実にするために用いられることもできる。追加的なスロット確認応答(ACK)が、ビットフィールド又はフラグ(例えば1スロットにつき1ビット)として提供されることができる。この中で、少なくとも1つのフレームが以前のスーパーフレームにおける対応スロット内にデバイスから正しく受信される場合、ビットが1にセットされる。更に、スロットフレーム・ペンディングビットフィールド(例えば1スロットにつき1ビット)が、提供されることができる。この中で、MCDが対応スロット内でフレームを送信しようとする場合、ビットが1にセットされる。最終的に、いくつかのスーパーフレーム制御及び状態フィールドが、ここでは論じられないオプションフィールドとして提供されることができる。
ネットワークの構成に基づき、スロットACK及びスロットフレーム・ペンディングフィールドもオプションとすることができる。これは、デバイスが、シーケンス番号及びネットワークについてのその情報から、スーパーフレームが送信又は受信専用で使用されるかどうかを容易に予測することができる場合だけである。
ノード10は、データを長期間送信又は受信する必要がない場合があり、従ってすべてのスーパーフレームのビーコンを監視しない場合がある。代わりに、ノードは、複数のスーパーフレーム期間において低電力状態になることができる。この低電力状態にある間、ノード10はスーパーフレームのビーコン送信の正確なタイミングとの同期を緩める場合がある。なぜなら、この状態において正確なタイミングソースが何ら利用可能でない場合があるからである。ノードが起動し、ビーコンを監視するとき、あまりにも起動が遅すぎてビーコンデータの全部又は一部を失うか、又はあまりにも起動が早すぎて、必要以上に長く監視を行わなければならない(及びそれ故、より多くの電力を使用する)場合がある。これらの問題は、ビーコンデータパケットに埋め込まれるビーコンデータの複数の繰り返しを有するビーコンにより解決される。ノード10は、ビーコンデータの単一のコピー、通常は真ん中のパケットにおけるコピーを受信しようとする(例えば、データが5回繰り返される場合、ノードは、3回目のコピーを受信しようとすることになる)。ノードが早く又は遅く起動する場合、このビーコンデータを迅速かつ正確に受信することができる可能性がより高い。更に、ビーコンデータパケットの各コピーの開始が特定され、この開始の受信が正確に計時される場合、ビーコン送信の元のタイミングが、容易に再構成されることができ、現在及び将来のスーパーフレームにおける同期化に用いられることができる。ビーコンデータの複数の送信は、かなりの量のエラー回復力も提供する。ノード10は、(例えば周期的冗長検査(CRC)又は別のエラーチェックを用いて)受信したビーコンデータがコラプトしていることを検出することができるが、完全に正しいビーコンデータパケットが受信されるまで、送信されたビーコンデータパケットを受信し続けることができる。
現在ネットワーク上のノードでないデバイスにアドレスを割り当てるようMCDが要求するため、関連付け命令が、このデバイスにより使用されることができる。関連付け要求は、デバイスが参加することを望むネットワークのBSNID、ノード10のデバイスアドレス(例えば、64ビットのIEEEアドレス)及びデバイスが照合デバイスとなることができるかどうかを示す単一のビットを含むことができる。ノード10の要求帯域幅及びレイテンシ要件を示す多数のフィールドも含まれることができる。命令がMCDにより受信されるとき、このデバイスにアドレスを割り当てるようとするため、MCDは、ネットワーク構成設定と共にこの情報を使用しなければならない。ネットワークが必要なレイテンシ及び帯域幅をサポートすることができない場合、関連付け応答はエラーコードを含むことができる。ネットワークが利用可能であるが、すべてのアドレスが使用中である場合、別のタイプのエラーコードが使用されることができる。より少ない要件を持つネットワーク上で関連付けを要求することを望むかどうかは、参加するデバイス次第である。関連付け応答は、関連付け要求に基づき送信される。この場合、エラーコードは、成功した要求を示すために使用されることができる。関連付け応答は、関連付け命令に含まれるBSNID及びデバイスアドレスも含むことができる。
この実施形態において、テイクオーバー又はハンドオーバー機構が提供される。その結果、MCDは変更されることができる。この変更は、例えば電池駆動の携帯型照合デバイス20から図1に示される固定された照合デバイス30へと実行されることができる。
携帯型の照合デバイス20は、現在のMCDであると以下仮定される。提案されるハンドオーバー機構は、どれが現在の使用により適しているか、及びそれらが変化すべきであるかどうかを照合デバイス20、30が理解することができることを可能にする。更に、提案されるハンドオーバー機構は、現在のMCDに出入りする信号の品質が閾値以下に低下するとき、照合デバイスがネットワークを引き継ぐことができることを確実にする。携帯型の照合デバイス20を着用している人が固定されたMCDから離れて移動するとき、これは起こる可能性がある。
以下に、照合デバイスがネットワークを引き継ぐ2つの機構が、個別の実施形態に基づき説明される。第1の機構は、現在のMCDと新しいMCDとの間で相互に同意される「ハンドオーバー」である。これは、ある時間期間にわたって実行される。このハンドオーバーは、着用者が比較的静的であること(例えば、歩いて頻繁に部屋から出たり/入ったりしないこと)を確実にするべきである。第2の機構、即ちMCDスタートアップ又はネットワークテイクオーバーは、潜在的なCDが何らビーコンを検出せず、従って、ネットワークを維持するため急速に介入し、データの照合を続ける必要があるとき、使用される。
この実施形態において、優先順位レベルが、各照合デバイスに割り当てられることができる。これは、どのデバイスがMCDであるべきかに関する追加的な情報を提供する。CDに与えられる優先順位値は、デバイスの電源能力、最大無線送信電力、及び照合デバイスの無線受信器の感度に基づかれることができる。もちろん、他のパラメータが、同様に使用されることができる。優先度は、バイナリ数(例えば、6ビット。しかし、長さは、変えられることもできる。)により表されることができる。下記の表1は、いくつかの例示的な優先度を示す。
Figure 0005296097
ハンドオーバー可能なネットワークにおいて、MCDは、上記した図2のビーコンスロット構造におけるネットワーク構成及び状態期間においてMCD状態パケットを送信することができる。このMCD状態は、現在のMCDの優先度を(可能であれば例えばMCD電池残量(battery level)といった他の情報も)含むことができる。
図4は、ある実施形態による、図1の携帯型の照合デバイス20から固定された照合デバイス30へのハンドオーバー手順の信号図を示す。固定された照合デバイス30は、連続して監視を行い、ネットワーク(特定のBSNID)との同期化を試みることができる。一旦照合デバイスがこのネットワークと同期化すると、このデバイスは、現在のビーコンと、MCD機能を持つ携帯型の照合デバイス20により送信されるMCD状態パケットとの両方を監視することになる。
携帯型の照合デバイス20(現在のMCD)の優先度より固定された照合デバイス30の優先度が高く、ビーコンスーパーフレームの状態及び制御フィールドにおけるMCDビットがゼロである場合(これは、その時点で、他のいかなるハンドオーバーも起きていないことを示す)、固定された照合デバイス30は、上位優先度へのハンドオーバー処理を始めることができる。この処理は、非即時的であるよう設計される。即ち、ハンドオーバー処理は、起動されるのに幾分時間を要する。こうして、両方の方向における無線信号品質が、この処理を通して監視される。特に人が移動し、固定された照合デバイス30を歩いて通り過ぎるとき、これはハンドオーバー数を最小にすべきである。
固定された照合デバイス30がネットワークに関連付けられない場合、このデバイスは、例えば最大レベル及び比1でネットワークに関連付けるべきである。固定された照合デバイス30は、ビーコンの信号品質を監視し、信号品質が特定の閾値を越える場合、ステップ1において、このデバイスは、MCD(即ち携帯型の照合デバイス20)にハンドオーバー命令又は要求を送信する。
ペンディング状態にある他のいかなるハンドオーバー処理も持たない場合、携帯型の照合デバイス20は、この要求を処理し、及び、ステップ2において、MCDである限り、このデバイスが送信するビーコンのスーパーフレームの状態及び制御フィールドにおいてMCDビットをセットする。更に、ステップ3において、このデバイスは、固定された照合デバイス30に対してハンドオーバー・カウントダウン応答を返す。
ハンドオーバー・カウントダウン応答は、数NSTを含む。この数は、携帯型の照合デバイス20がMCDのままであることになるスーパーフレームの数(即ちハンドオーバーの時点又はタイミングへのカウントダウン)を表す。ステップ4において、この応答の受領に基づき、固定された照合デバイス30は、確認応答(ACK)を送信する。
携帯型の照合デバイス20は、ハンドオーバーの前の各割り当てられたスロットにおける斯かるハンドオーバー・カウントダウン応答又はフレームを送信することができ、固定された照合デバイス30は、各カウントダウン応答フレームに確認応答を送信することができる。
オプションで、ハンドオーバーの前の任意の時間において、信号品質が閾値より下になったと現在のMCD(即ち携帯型の照合デバイス20)が判断する場合、ハンドオーバー停止フレームを送信し、スーパーフレーム状態及び制御フィールドにおけるMCDビットをクリアすることにより、このデバイスはハンドオーバー処理を止めることができる。
追加的なオプションとして、ハンドオーバーの前の任意の時間において、信号品質が閾値より低いことを固定された照合デバイス30が決定する場合、このデバイスは、ハンドオーバー停止フレームを送信することができる。確認応答を受信するまで、ビーコンフレームにおけるMCDビットがゼロになるまで、又は信号が完全にロストされるまで、このデバイスは、このフレームを送信し続けることができる。
ステップ5において、固定された照合デバイス30はビーコンフレームを計数し、ステップ6において、ハンドオーバーの時点で、MCDとしての役割を引き継ぎ、ステップ7において、ビーコンを送信し始めることになる。携帯型の照合デバイス20は、(もともと割り当てられていたアドレスを備える)ネットワーク上のノードとなる。携帯型の照合デバイス20と新しいMCD(即ち固定された照合デバイス30)との間で何らデータが送信されない場合、かつ、携帯型の照合デバイス20が、ネットワークを取り戻すことを望まない場合、照合デバイス20は、ネットワークから切り離されることができる(それでも、ビーコンの監視は行うことができる)。一般に、ウェアラブル携帯型照合デバイスがネットワークから切り離されない場合有利であることがある。なぜなら、そのデバイスが再びMCDの役割を引き継ぐ必要がある場合があるからである。
図5は、別の実施形態による、図1の固定された照合デバイス30から携帯型の照合デバイス20へのハンドオーバー手順の信号図を示す。低い優先度を持つ携帯型の照合デバイス20への斯かるハンドオーバーは通常、携帯型の照合デバイス20を着用する人間が、固定された照合デバイス30から離れて移動するとき、発生することになる。これは、信号品質における減少によりハンドオーバー処理が開始されるべきであることを意味し、この処理は、失われるデータをできるだけ少なくすることを確実にするため比較的素早く実行されるべきである。
携帯型の照合デバイス20が、ネットワークに関連付けられるが、このデバイスはMCDでないと仮定される。図5のステップ1において、携帯型の照合デバイス20及びネットワーク上で現在関連付けられる他の全ての照合デバイス(例えば、図1において図示省略される他の可能な照合デバイス)は、MCD(ここでは固定された照合デバイス30である)により送信されるビーコンの信号品質を監視する。信号品質が閾値以下に低下する場合、ステップ2において、携帯型の照合デバイス20は、ハンドオーバー要求(例えばハンドオーバー緊急命令)をMCDに送信する。このハンドオーバー要求は、携帯型の照合デバイス20における信号品質SQを示す情報を含むことができる。
MCD(固定された照合デバイス30)はネットワーク上のノード10へ及びからの信号の品質をモニタすることができ、及び、任意のハンドオーバー要求を含む、携帯型の照合デバイス20から受信される任意のフレームの信号品質もモニタすることができる。
MCD(固定された照合デバイス30)により監視される信号品質が閾値以下に低下する場合、ステップ3において、このデバイスは、ビーコンのスーパーフレーム制御及び状態フィールドにMCDビットをセットし、ステップ4において、要求元携帯型の照合デバイス20(又はネットワーク上で関連付けられる最も高い優先度を持つ他の任意の照合デバイス)にカウントダウン命令を送信する。カウントダウン命令は、固定された照合デバイス30がMCDであり続けることになるスーパーフレーム数を示す値NSFを含むことができる。使用される値は、固定とすることができるか、又は、現在の信号品質若しくは信号品質における変動に依存とすることもできる。
ステップ5において、携帯型の照合デバイス20は、次の割当られた時間スロットにおいて、カウントダウン命令の確認応答を送信する。ハンドオーバーの時点まで、追加的なハンドオーバー・カウントダウン命令が、次の割当られた時間スロットにおいて送信されることができる。これらの命令に対してそれぞれ、携帯型の照合デバイス20により確認応答が送信されることができる。
オプションで、ハンドオーバーの前の任意の時間において、信号品質が閾値を上回るまで回復したと現在のMCDが決定する場合、このデバイスは、ハンドオーバー停止フレームを送信し、ビーコンのスーパーフレーム状態及び制御フィールドにおけるMCDビットをクリア又はリセットすることにより、ハンドオーバー処理を停止することができる。
追加的なオプションとして、ハンドオーバーの前の任意の時間において、信号品質が閾値より低いと携帯型の照合デバイス20が決定する場合、このデバイスは、ハンドオーバー停止フレームを送信することができる。確認応答を受信するまで、MCDビットがゼロになるまで、又は信号が完全にロストされるまで、このデバイスは、このフレームを送信し続けなければならない。
ステップ6において、携帯型の照合デバイス20はビーコンフレームを計数し、ステップ7において、ハンドオーバーの時点で、MCDとしての役割を引き継ぎ、ステップ8において、ビーコンを送信し始める。こうして、固定された照合デバイス30は今や、(もともと割り当てられていたアドレスを備える)ネットワーク上のノードとなる。固定された照合デバイス30と新しいMCDとの間で何らデータが送信されない場合、かつ、照合デバイス30が、ネットワークを取り戻すことを望まない場合、固定された照合デバイス30は、ネットワークから切り離されることができる(それでも、ビーコンの監視は行うことができる)。
しかしながら、ネットワーク上にノードとして何の照合デバイスも関連付けられていない場合、現在のMCDは、急速に関連付けるため、任意の能力があるデバイスを引きつけることを必要とする。これは、ビーコンのスーパーフレーム状態及び制御フィールドにおけるオプションの「CD Attract」ビットをセットすることにより実現されることができる。ネットワークから受信されるデータの信号品質が閾値以下に落ちる場合、このビットがセットされる。少なくとも1つの照合デバイスがネットワークに割り当てられるとき、図5の上述の処理が使用されることができる。
以下、MCD緊急テイクオーバーの事例が説明される。ここでは、MCDでない照合デバイスが、現在のMCDから送信されるビーコンを監視する。突然、MCDは、(例えば電源故障により)複数のスーパーフレームの間、ビーコン送信を止める。この問題は、利用可能な照合デバイスにMCDからのビーコンを監視させることにより解決されることができ、ある閾値M以上の連続したビーコンが監視されないとき、個別の照合デバイスが、MCD緊急テイクオーバー処理を開始することができる。失ったビーコンを検出した関連照合デバイスは、ある数Nのスーパーフレームの間待つ。Nの値は、関係する照合デバイスの優先度に依存する。例えば、優先度が高くなるほど、Nの値は低くなる。これは、最も高い優先度の照合デバイスが最初にビーコンを送信し始めることを確実にする。この待機期間の後、関係する照合デバイスは、元のビーコン送信と(できるだけ)同期化された態様で、ビーコンを送信し始める。
図6は、例えば図1の携帯型又は固定された照合デバイス20、30といった照合デバイスの概略ブロック図を示す。
ネットワークに出入りする無線周波数(RF)信号の送信及び受信を可能にするトランシーバユニット(TRX)が与えられる。ビーコンがビーコン検出器35において検出又は監視されるとき、品質及び優先度情報が得られ、ハンドオーバー制御機能又はユニット34に転送される。更に、照合デバイスに割り当てられた優先度をユーザ又はネットワークがセットすることを可能にするため、優先度設定機能又はユニット32が提供される。受信した信号品質と受信したビーコンにおいて信号伝達される優先度間の比較とに基づき、ハンドオーバー制御ユニット34は、図4及び図5の信号図と、異なるシナリオに関する可能なハンドオーバー機構の上記説明とに基づき、ハンドオーバー信号を生成する。更に、ビーコン生成機能又は生成器ユニット36が、図6の照合デバイスにおいて提供される。生成器ユニット36は、例えば図3に基づきビーコンを生成し、ネットワークにそれらをブロードキャストするため、これらのビーコンをTRX38に転送する。
しかしながら、図6の構成は、システムがどのように構築されることができるかを示す例示にすぎない点に留意されたい。同等のセットアップは、異なる構成ブロックを用いて、又は、アナログデジタル(A/D)変換後、デジタル領域において、及び従ってソフトウェアルーチンに基づいて、得られることもできる。
上記実施形態は、多くの領域における体結合又は体ベースのシステムにおいて、又はセンサデータが異なる固定された又は移動する位置において集められることができる他の無線ネットワークにおいて、同様に実現されることができる。
まとめると、無線センサネットワークの複数のセンサ10からデータを集める方法及びアクセスデバイスが説明された。そこでは、ブロードキャスト信号が、現在データを集めるマスターデバイスにより送信され、現在のマスター・アクセスデバイスから別のアクセスデバイスへのデータ収集制御のハンドオーバーが、検出結果に基づき開始される。ハンドオーバー要求信号は、マスターデバイスで受信され、ハンドオーバー応答は、ハンドオーバー要求信号のソースデバイスに信号伝達される。このハンドオーバー応答が、アクセスデバイスからソースデバイスへとデータ収集が引き継がれる時間を示す。これにより、マスターデバイスは、現在の環境条件に基づき柔軟な態様で変化されることができる。
本発明が図面及び前述の説明において詳細に図示され及び説明されたが、斯かる図示及び説明は、説明的又は例示的であると考えられ、本発明を限定するものではない。本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。本開示を読めば、他の修正が当業者に対して明らかであろう。斯かる修正は、従来技術において既に知られており、本書に説明される特徴の代わりに、又はこれに加えて使用されることができる他の特徴を含むことができる。
図面、開示及び添付の特許請求の範囲の研究から、開示された実施形態に対する変形例が、当業者により理解及び実行されることができる。請求項において、単語「有する」は他の要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は要素又はステップの複数性を除外するものではない。対応するソフトウェアルーチンに基づき、シングルプロセッサ又は他のユニットが、図6のブロック32、34、35及び36の機能を果たすことができる。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に又はその一部として光学的記憶媒体又は固体媒体といった適切な媒体に格納/配布されることができるが、インターネット又は他の有線若しくは無線通信システムを介してといった他の形式で配布されることもできる。特定の手段が相互に異なる従属項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。請求項における任意の参照符号は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 無線センサネットワークの複数のセンサからデータを収集するコンセントから電源供給されるアクセスデバイスであって、
    電池駆動のアクセスデバイスのブロードキャスト信号を検出する検出器であって、前記電池駆動のアクセスデバイスが、データ収集制御を行うよう構成されるマスターデバイスである、検出器と、
    前記電池駆動のアクセスデバイスが、前記コンセントから電源供給されるアクセスデバイスの近傍にあるという前記検出器の検出結果に基づき、前記マスターデバイスから前記コンセントから電源供給されるアクセスデバイスへのデータ収集制御のハンドオーバーを開始するハンドオーバー制御ユニットとを有する、コンセントから電源供給されるアクセスデバイス。
  2. 前記ハンドオーバー制御ユニットが、前記ブロードキャスト信号のうち連続して失ったインスタンスの数を決定し、前記決定される数が所定の閾値を超える場合、自身のブロードキャスト信号を送信することにより前記ハンドオーバーを開始するよう構成される、請求項1に記載のアクセスデバイス。
  3. 前記ハンドオーバー制御ユニットが、検出されたブロードキャスト信号の品質を決定し、前記決定された品質が所定の閾値より高い場合、前記マスターデバイスにハンドオーバー要求信号を送信することにより前記ハンドオーバーを開始するよう構成される、請求項1又は2に記載のアクセスデバイス。
  4. 前記決定された品質が所定の閾値より低くなる場合、前記ハンドオーバー制御ユニットが、前記マスターデバイスにハンドオーバー停止信号を送信することによりハンドオーバー処理を止めるよう構成される、請求項3に記載のアクセスデバイス。
  5. 前記ハンドオーバー制御ユニットが更に、前記検出されたブロードキャスト信号に基づき前記マスターデバイスの優先度を決定し、決定された優先度が、前記アクセスデバイスに割り当てられる優先度を下回る場合、前記マスターデバイスにハンドオーバー要求信号を送信することにより前記ハンドオーバーを開始するよう構成される、請求項3又は4に記載のアクセスデバイス。
  6. 前記ハンドオーバー制御ユニットが、前記ハンドオーバー要求信号において前記決定された品質を示すよう構成される、請求項5に記載のアクセスデバイス。
  7. 無線センサネットワークの複数のセンサからデータを収集するコンセントから電源供給されるアクセスデバイスであって、
    前記アクセスデバイスが、データ収集制御を行うよう構成されるマスターデバイスであり、
    ハンドオーバー要求信号を受信する受信器と、
    前記ハンドオーバー要求信号のソースデバイスにハンドオーバー応答を信号伝達するハンドオーバー制御ユニットであって、前記ハンドオーバー応答が、データ収集制御が前記マスターデバイスから前記ソースデバイスへとハンドオーバーされるタイミングを示す、ハンドオーバー制御ユニットとを有する、アクセスデバイス。
  8. 前記アクセスデバイスが前記無線センサネットワークを制御し続けることになるスーパーフレームの数を信号伝達することにより、前記ハンドオーバー制御ユニットが、前記タイミングを示すよう構成される、請求項7に記載のアクセスデバイス。
  9. 前記ハンドオーバー制御ユニットが、前記ハンドオーバー要求信号の受信に基づき前記ブロードキャスト信号に制御情報をセットするよう構成され、前記制御情報は、ハンドオーバーが緊急性が高いことを示す、請求項7又は8に記載のアクセスデバイス。
  10. 前記ハンドオーバー制御ユニットが、検出されたブロードキャスト信号の品質を決定し、前記信号品質が所定の閾値を回ると決定される場合、前記ソースデバイスにハンドオーバー停止信号を送信することによりハンドオーバー処理を止めるよう構成される、請求項7乃至9のいずれか一項に記載のアクセスデバイス。
  11. 前記ハンドオーバー制御ユニットが、前記ソースデバイスの優先度を決定し、決定される最も高い優先度を持つソースデバイスに対して前記ハンドオーバーを開始するための命令を送信するよう構成される、請求項7乃至10のいずれか一項に記載のアクセスデバイス。
  12. 無線センサネットワークの複数のセンサからのデータ収集を制御する方法において、
    前記データ収集制御を実行するマスターデバイスである電池駆動のアクセスデバイスにより送信されるブロードキャスト信号を検出するステップと、
    前記電池駆動のアクセスデバイスが、コンセントから電源供給されるアクセスデバイスの近傍にあるという前記検出の結果に基づき、前記マスターデバイスから前記コンセントから電源供給されるアクセスデバイスへのデータ収集制御のハンドオーバーを開始するステップとを有する、方法。
  13. 無線センサネットワークの複数のセンサからのデータ収集を制御する方法において、
    前記データ収集制御を実行するマスターデバイスであるコンセントから電源供給されるアクセスデバイスでのハンドオーバー要求信号を検出するステップと、
    前記ハンドオーバー要求信号のソースデバイスに対してハンドオーバー応答を信号伝達するステップであって、前記ハンドオーバー応答が、前記マスターデバイスから前記ソースデバイスへとデータ収集制御がハンドオーバーされるタイミングを示す、ステップとを有する、方法。
  14. 請求項12及び13のいずれかに記載の方法のステップを実行するためのコード手段を有するコンピュータプログラム。
  15. 複数のセンサノードと請求項1乃至11のいずれか一項に記載の少なくとも1つのアクセスデバイスとを有する体センサネットワーク。
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