JP2017528053A - ボディエリアネットワークにおけるmacパラメータの構成 - Google Patents

ボディエリアネットワークにおけるmacパラメータの構成 Download PDF

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Abstract

一実施形態では、ボディエリアネットワークのコーディネータノードにおける媒体アクセス制御の方法が開示される。ボディエリアネットワークは、コーディネータノードと複数のセンサノードとを備える。センサノードの各々は、センサを備え、複数の媒体アクセス制御スーパーフレームによって定義されるタイムスロットにおいてコーディネータノードとワイヤレスで通信するように構成される。この方法は、コーディネータノードにおいて、複数のセンサノードのうちの第1のセンサノードから信号を受信することと、信号は、第1のセンサノードにおける測定量の指示を備え、測定量は、第1のセンサノードとコーディネータノードとの間のボディエリアネットワークのワイヤレスリンクの属性を指示する、その指示を用いてリンクの属性を推定することと、推定された属性を用いて媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定することとを備える。

Description

本明細書で説明する実施形態は、一般にはワイヤレスボディエリアネットワーク(body area network)における媒体アクセス制御に関する。
ワイヤレスボディエリアネットワーク(WBAN)は、バイタルヘルスケア信号を監視、記録、および送信するために設計されたセンサノードのネットワークである。典型的なWBANは、ハブまたはコーディネータノードに送信する複数のセンサノードからなる。センサノードは、わずか数メートルの伝送距離で極めて低電力である。オンボディチャネル特性は困難が多く、フェージング効果は、他の種類のワイヤレスネットワークよりも長時間(10〜300ms)持続し得、モビリティ(mobility)および身体の姿勢は大きなシャドーイング効果をもたらす。
人体の周りのワイヤレスチャネルの独特な性質が、ヘルスケア用途での極端なエネルギー効率の必要性と相まって、適応的で設定可能な媒体アクセス制御(MAC)プロトコルが必要とされる。
効率的なエネルギー消費は、最適な無線デューティサイクリング、すなわち効果的なリスン状態および長時間のスリープ状態によって達成されることができる。無線デューティサイクリングは、アイドルリスニング、オーバーヒアリングおよび衝突を最小化すること、ならびに最終的に電力節約につながるオーバーヘッドを制御することを目的として、MACプロトコルによって実施される。ノードがデータを送信も受信もしていないとき、ノードの無線機はオフにされ(すなわち、スリープ状態に入り)、それによってエネルギーを節約する。アクティブ期間内では、タイムスロットおよびアクセス機構は、ランダムアクセス、たとえばキャリア検知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)などの競合アクセス、または時分割多重アクセス(TDMA)などのスケジューリングされたアクセスであり得る。
TDMAベースのスケジューリングされたアクセス方式は、衝突、オーバーヒアリングおよびアイドルリスニングなど、エネルギー消耗の多くの一般的な原因を回避するものであるため、望ましいエネルギー効率を達成するための最も適切なMACソリューションである。センサノードとコーディネータは時間において同期しているため、センサノードは、ゲートウェイに送るべきデータを有しているときにのみウェークアップする。この構成は、センサノードとコーディネータとの間のより正確なネットワーク同期を達成することを可能にする。しかしながら、WBANワイヤレスリンクの高いボラティリティが原因で、単純で静的な緊密に同期されたTDMAスケジュールは、困難なシナリオ下では柔軟性のないものとなる。
伝統的な適応型または日和見型のスケジューリング手法は、スレーブノードが通信のために絶えず利用可能であることを必要とするため、WBANとの適合性がない。この必要条件は、WBANにおける高エネルギー効率プロトコルの中核をなす省電力メカニズムである無線デューティサイクリングとの適合性がない。
以下では、実施形態について、非限定的な例として添付の図面を参照して説明することにする。
一実施形態によるワイヤレスボディエリアネットワークを示す図。 一実施形態による、媒体アクセス制御パラメータを設定する方法を示す図。 一実施形態において設定される媒体アクセス制御パラメータを示す図。 一実施形態によるセンサノードを示す図。 一実施形態によるコーディネータノードを示す図。 一実施形態においてコーディネータノードに対して実施される処理を示す図。 一実施形態による、媒体アクセス制御パラメータを設定する方法を示す図。 一実施形態における通常動作でのビーコン幅を示す図。 一実施形態における設定動作でのビーコン幅を示す図。 一実施形態におけるモーション推定ステップの加速度計値のサンプリングを示す図。 一実施形態における受信信号強度値のサンプリングを示す図。
一実施形態では、ボディエリアネットワークのコーディネータノードにおける媒体アクセス制御の方法が開示される。ボディエリアネットワークは、コーディネータノードと複数のセンサノードとを備える。センサノードの各々は、センサを備え、複数の媒体アクセス制御スーパーフレームによって定義されるタイムスロットにおいてコーディネータノードとワイヤレスで通信するように構成される。この方法は、コーディネータノードにおいて、複数のセンサノードのうちの第1のセンサノードから信号を受信することと、信号は、第1のセンサノードにおける測定量の指示を備え、測定量は、第1のセンサノードとコーディネータノードとの間のボディエリアネットワークのワイヤレスリンクの属性を指示する、その指示を用いてリンクの属性を推定することと、推定された属性を用いて媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定することとを備える。
一実施形態では、リンクの属性は、第1のセンサノードの動きである。
一実施形態では、媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータは、ビーコン幅、ガード時間、フレーム間スペース、および肯定応答期間のうちの少なくとも1つを備える。
一実施形態では、本方法は、第1のセンサノードから測定量の複数の指示を受信することと、受信された値から加重移動平均値を決定することとをさらに備える。リンクの属性は、加重移動平均値を用いて推定される。
一実施形態では、推定された属性を用いて媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定することは、リンクの属性をしきい値と比較することと、比較の結果に基づいてモードを選択し、選択されたモードに従って媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータの値を選択することとを備える。
一実施形態では、モードは、加法的増加乗法的減少フィードバック(additive increase multiplicative decrease feedback)を用いて選択される。
一実施形態では、リンクの属性はアクティブ期間タイムスロットである。一実施形態では、媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定することは、アクティブ期間タイムスロットに基づいてスーパーフレームのアクティブ期間と非アクティブ期間との比を設定することを備える。一実施形態では、媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータはタイミングパラメータを備える。
一実施形態では、プロセッサ上で実行されると、プロセッサに、ボディエリアネットワークのコーディネータノードにおいて媒体アクセス制御の方法を実行させるコンピュータ可読命令を搬送するコンピュータ可読搬送媒体が開示される。
一実施形態では、ワイヤレスボディエリアネットワークのためのコーディネータノードが開示される。コーディネータノードは、ワイヤレスボディエリアネットワークの複数のセンサノードから信号を受信するように構成されたアンテナと、信号は、複数のセンサノードのうちの第1のセンサノードからの第1の信号を備え、第1の信号は、第1のセンサノードにおける測定量の指示を備え、測定量は、第1のセンサノードとコーディネータノードとの間のワイヤレスボディエリアネットワークのリンクの属性を指示する、その指示を用いてリンクの属性を推定することと、推定された属性を用いて媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定することとを行うように動作可能なプロセッサとを備える。
一実施形態では、リンクの属性は第1のセンサノードの動きである。
一実施形態では、媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータは、ビーコン幅、ガード時間、フレーム間スペース、および肯定応答期間のうちの少なくとも1つを備える。
一実施形態では、プロセッサは、リンクの推定された属性に基づいてリンクの状態を分類するように動作可能な分類器を備える。
一実施形態では、分類器は、推定された属性をしきい値と比較することによってリンクの状態を分類するように動作可能である。
一実施形態では、プロセッサは、推定された属性に基づいてモードを選択することによって、媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定するように動作可能である。
一実施形態では、ワイヤレスボディエリアネットワークが開示される。ワイヤレスボディエリアネットワークは、コーディネータノードと、量を測定するように動作可能なセンサと測定された量の指示を備える第1の信号を送信するように動作可能なアンテナとを備える少なくとも1つのセンサノードとを備える。
一実施形態では、センサは加速度計であり、測定された量は動きである。
図1は、一実施形態によるワイヤレスボディエリアネットワーク(WBAN)100を示している。WBAN100は、感知された情報をハブまたはコーディネータノード110に送信する複数のセンサノードを備えている。センサノードは、患者150の身体の上に配置されるかまたは身体の中に埋め込まれ、患者150のバイタルサインを監視する。WBAN100は、温度センサノード112と、心拍数モニタノード114と、血圧センサノード116と、左腕心電図(ECG)ノード118と、第1の動きセンサ120と、左脚ECGノード122と、右脚ECGノード124と、第2の動きセンサ126と、右腕ECGノード128と、センサノード130とを備えている。センサノードは、コーディネータノード110によって決定された媒体アクセス制御(MAC)プロトコルに従って、WBANを介してコーディネータノード110に情報を送る。コーディネータノード110は、センサからのデータが記憶され分析される外部サーバに、体外ワイヤレスリンクを通じて接続し得る。
各実施形態は、コーディネータノードによって、WBANのためにスーパーフレームレベルでMACパラメータを設定することに関する。各実施形態は、スーパーフレームレベルでTDMAのスケジューリングされたアクセススロットおよびパラメータを設定することに関する。具体的に言えば、送信のスケジュールおよび関連するスーパーフレームパラメータがハブによって計算され、次のスーパーフレームの開始時のビーコンでセンサノードに伝達される。
シンプルな静的で緊密に同期化された時分割多元接続(TDMA)スケジュールは、移動式または携行式のリンクなどの困難なシナリオでは柔軟がない。BANワイヤレスリンクの高いボラティリティでは、適応可能で設定可能な特性が必要である。各実施形態は、MACプロトコルが動作環境の変化に適応するように、スケジューリングされたアクセスモードパラメータを適応的に設定する方法に関する。
図2は、一実施形態による媒体アクセス制御(MAC)パラメータを設定する方法を示すフローチャートである。方法200は、WBAN100のコーディネータノード110によって実行される。ステップS202において、コーディネータノード110は、センサノードから指示を受信する。センサノードから受信された指示は、センサノードとコーディネータノードとの間のワイヤレスリンクの属性を指示する。それらの属性は、測定された受信信号強度指示(RSSI)、ノードの動きの指示などのセンサノードのセンサによって測定された情報を含み得る。
ステップS204において、コーディネータノード110は、受信された指示からWBANリンクの属性を推定する。リンク属性は、リンク品質、モビリティ、およびアプリケーションデータレートのうちの1つまたは複数である。ステップS206において、コーディネータノードは、スーパーフレームレベルでMACアクセスパラメータを設定する。
図3は、一実施形態による、コーディネータノードによって構成されたフレーム構造を示す。時間軸はスロット化され、スーパーフレーム300と呼ばれる周期フレームに分割される。スーパーフレーム300は、ビーコンスロット310と、アクティブタイムスロット320と、非アクティブ期間350との3つの部分からなる。
ビーコンスロット310において、コーディネータノード110は、アクティブフレーム期間の長さ、ならびにデータ送信および肯定応答のために各ユーザに割り振られた特定のスロット長さを指示するためのビーコン信号と、フレーム間期間およびパラメータとをブロードキャストする。各実施形態では、スーパーフレーム期間の長さは、アプリケーションの要件に適応する。
アクティブ期間320は、競合アクセス期間330とスケジューリングされたアクセス期間340とを有する。スケジューリングされたアクセス期間340において、複数のタイムスロットのうちの各々はセンサノードにスケジュールされ、ここでノードは測定された読み取り値をコーディネータノードに送信する(アップリンクと呼ばれる)。図3に示すように、第1のタイムスロット342は第1のセンサノードに割り振られ、第2のタイムスロット344は第2のセンサノードに割り振られ、第3のタイムスロット346は第3のセンサノードに割り振られ、第4のタイムスロット348は第4のセンサノードに割り振られている。
スケジューリングされたアクセス期間340では、第1のタイムスロット342において、第1のセンサノードである「デバイス」は、コーディネータノードである「ハブ」にデータ342aを送信する前に、ガード時間(GT)にわたって待機する。コーディネータノードは、フレーム間スペーシング期間(pTIFS)において、受信したデータのパケットを処理する。フレーム間スペーシング期間(pTIFS)に続いて、コーディネータノードは、送信の成功を指示する肯定応答342bを第1のノードに送信する。このプロセスは、第2のタイムスロット344、第3のタイムスロット346、および第4のタイムスロット348について、それぞれのノードで繰り返される。
図4は、一実施形態によるセンサノード400を示している。センサノード400は、センサ410と、プロセッサ420と、ワイヤレスネットワーク430と、アンテナ435と、電源440とを備えている。使用時に、センサノード400は、患者によって着用されるか、または患者の体内に埋め込まれる。センサ410は、血圧センサ、心臓の活動を測定するための心電計(ECG)、体温計、または血中酸素飽和度を測定するためのパルスオキシメータなど、患者のバイタルサインを監視するための任意のタイプのセンサであり得るが、センサはまた、モーションセンサまたは加速度計であってもよい。センサノード400は、センサの組み合わせを有してもよい。プロセッサ420は、感知されたデータに対する処理を実施し、またワイヤレスネットワークインターフェース430を制御する。ワイヤレスネットワークインターフェース430は、コーディネータノードとのワイヤレス通信を可能にする。ワイヤレスネットワークインターフェース430は、アンテナ435に結合されている。ワイヤレスネットワークインターフェース430は、受信信号強度またはアンテナ435によってコーディネータノードから受信された信号を測定するように構成されている。電源440は、センサノードに電力を供給するものであり、たとえばバッテリである。センサノード400は、患者に埋め込まれるかまたは患者によって着用され得るため、センサノード400のサイズが最小化されることが有利となることに留意されたい。したがって、ノードによるエネルギー消費は重要な検討事項である。このことは、特に埋め込み型センサの場合に当てはまる。
図5は、一実施形態によるコーディネータノード500を示している。コーディネータノードは、ワイヤレスネットワークインターフェース510と、アンテナ515と、プロセッサ520と、電源530とを備えている。ワイヤレスネットワークインターフェース510は、コーディネータノード500がアンテナ515を介してセンサノードと通信することを可能にする。ワイヤレスネットワークインターフェース510はまた、コーディネータノード500が、情報を処理し記憶するサーバと通信することを可能にしてもよい。プロセッサ520は、ワイヤレスネットワークインターフェース510を制御し、コーディネータノード500とセンサノードとの間の通信の媒体アクセス制御パラメータを設定する。たとえばバッテリである電源530は、コーディネータノードに電力を供給する。コーディネータノード500が患者によって着用されていても、コーディネータノードによる電力消費は、センサノードの場合よりも重要ではない。したがって、センサノードとコーディネータノードとの間における通信の制御の機能の大部分は、コーディネータノード上で行われる。
図6は、一実施形態によるコーディネータノード600で実施される処理を示している。図6に示す実施形態では、コーディネータノード600は、心電計(ECG)センサノード660と、血圧センサノード670と、パルスオキシメータセンサノード670と、温度センサ690とを備えるワイヤレスボディエリアネットワークの一部である。バイタルサインセンサに加えて、センサノード660、670、680、690はまた、モーションセンサも含んでもよい。
コーディネータノードにおいて、センサノードから受信されたデータ610は、分類器ベースの設定プロセスを用いて処理される。センサノードから受信されたデータ610は、ECGデータおよび血圧データなどの感知データ、RSSI(受信信号強度指示)などのリンク情報、ならびに加速度計データを含む。
コーディネータノード600は、リンク品質分類器620と、モビリティ分類器630と、センサトラフィック分類器640とを備える分類エンジンを備えている。分類器は、プロセッサ上で稼働するコンピュータプログラムモジュールとして実装され得る。分類器は、WBANによって使用される媒体アクセス制御スーパーフレームの設定を選択するために使用される。リンク品質分類器620は、受信信号強度インジケータ(RSSI)、リンク品質インジケータ(LQI)、またはセンサノードによって受信された受信電力などのリンク品質データ622に従って、コーディネータノードとセンサノードのうちの1つとの間のリンクの状態を分類する。
モビリティ分類器630は、動きを以下の分類、すなわち、高モビリティ631、低モビリティ632、または静止633のうちの1つに分類する。この分類は、x方向加速度計データ635と、y方向加速度計データ636と、z方向加速度計データ637とに基づいている。
センサトラフィック分類器640は、センサデータトラフィックを、周期性641、非周期性642または緊急事態643として分類し、またデータレートを低速644または高速645として分類する。
この分類の結果に基づいて、スーパーフレーム構造650のパラメータが設定される。設定されるパラメータは、ビーコン期間651、ガード時間652、データスロットの長さ653、フレーム間スペーシング654、肯定応答の数または時間期間655、およびスケジュールされたアクセス期間と競合アクセス期間との間の比率656である。
図7は、一実施形態によるスーパーフレームパラメータを設定する方法を示す。この方法は、3つの主なステップ、すなわち、情報処理および分析ステップS702と、推定ステップS704と、決定および設定ステップS706とを備えている。
分析ステップS702では、センサノードから受信された情報が分析される。受信された情報は、タイムスタンプと、基準ロケーション座標と、RSSIと、実際のセンサ情報(取得可能な場合は加速度計またはジャイロスコープなど)とを含む。ノードから値の時系列を受信すると、コーディネータノードは、ノードが動いている肢にあるかどうか、センサノードにおけるRSSI変動の大きさを決定する。それらの値は次いで、以前の利用可能なデータと比較され、しきい値に対して測定され、保証されている場合にのみ次のステップに進む。
推定ステップS704は、(a)リンク品質の変化の程度が収集されるリンク品質推定と、(b)モビリティの認識および推定と、(c)タイムスロット推定を決定するために使用されるセンサアプリケーションのデータレート性能推定とを備えている。これらについて、以下でさらに詳細に説明する。
リンク品質推定(LQE)
リンク品質推定は、WBAN通信およびネットワークプロトコルの基本的な構成要素を形成する。リンク品質推定器は、特定の無線リンク測定(たとえば、RSSI/LQI)および/または知覚された論理的接続性情報(たとえば、パケット受信(PRR)/損失率(PLR))に基づいている。ボディエリアネットワークにおいて、低デューティサイクルの間欠的送信の可能性のあるシナリオでは、リンク品質を推定することは困難である。
分散が大きいがために、ウィンドウ付きの平均値は、リンク状態を決定するための、最新の受信値よりも優れた指標となる。間欠的な情報を用いて、指数加重移動平均によるウィンドウ平均(WM−EWMA:Window Mean with Exponentially Weighted Moving Average)手法は、各無線リンクの長期的な安定性と品質を獲得することを可能にする。指数加重の手法および重みは、最近の測定の重要性を示す。時刻tにおけるノードiのリンク品質推定(LQE)は次式によって与えられる。
ここで、aは0〜1の間の重みの減少の程度を表す。aが大きいほど、古いチャネル条件がより迅速に割り引かれる。考慮されるサンプルの数は、最後の送信期間(T)に制限され得る(N)。
利用可能な他のそのようなリンク品質推定値がある場合、それらも観測に含められ得る。たとえば、LQI(リンク品質インジケータ)は、正常に受信されたパケットの測定値である。たとえば、IEEE802.15.4ベースのチップセットCC2420は、到来パケットごとに、最初の8つのシンボルに基づいてLQIを提供する。それらの値は通常、最低および最高品質を示す50〜110である。また、LQIはRSSIよりも高い分散を有する。
上記の2つの推定値は、共通のスケールへと正規化され、
に、組み合わされ得る。
ここで、βは、RSSIに与えられる重みである。
モビリティの認識および推定(ME)
モビリティ/アクションの認識は、オンボディセンサを使用する。センサノードは、センサチップセットに組み込まれた加速度計を有してもよい。3軸加速度センサは、異なる方向(x、y、z)におけるセンサノードの加速度を収集するために使用される小さなセンサである。
一実施形態では、センサノードは、この場合には2軸ジャイロスコープを含み、傾斜角(θ)および方位角(φ)が得られる。一実施形態では、センサノードは、9自由度−9DoFのジャイロスコープを含み、センサは、3軸加速度計、3軸ジャイロ、および3軸磁力計を介してデータを捕捉する。
3軸加速度計を有するセンサノードiは、tにおける(x1(t)、y1(t)、z1(t))を測定するものであり、関心の対象となるのは、これらのセグメントのN個のスライディングウィンドウにわたって抽出された特徴、たとえば、平均、標準偏差、二乗平均、一次微分、二次微分である。これらの値はその後、ハブコーディネータに送信される。
便宜上、1−sのウィンドウを取ることにする。1−sのウィンドウが信号上を移動され、各ウィンドウに対応する平均および標準偏差が計算される。SNを最新のサンプルとして、S1、S2、...、SNがN個のサンプルの標準偏差である場合、モーション推定(ME)は、N個すべてのサンプルの加重移動平均(WMA)によって与えられる。
タイムスロット推定(TSE)
様々な異種のセンサおよびアプリケーションがWBANに含まれ得る。スケジュールされた期間と競合期間との比は、アプリケーションおよび関連するトラフィック需要に応じて異なり得る。デフォルトでは、ノードは、スケジュールされた割振りによってスロットを使用する。競合アクセス期間は、自由なタイミングで送信するように特に登録されたノード、すなわち送信する媒体にランダムにアクセスするノードに対して設定される。センサまたはアプリケーションのいかなる変更も、この比の変更を必要とし、すなわち、スケジュールされた割振りスロットの数は減少し、競合アクセススロットの数は比例して増加する。
スケジュールされた割振りは、高い帯域効率をもたらす。精密なリソース管理上、スケジューリングされたタイムスロットのサイズは、利用率と効率に応じて適合され得る。コーディネータは、スケジューリングされたタイムスロットの実際の帯域幅利用率を監視するが、これは、N個のスーパーフレームにわたる利用率の移動平均によって推定され得る。
現在のスーパーフレームインデックスをtとする。コーディネータは、N番目のスーパーフレームの終わりに、センサデバイスiのスケジュールされたタイムスロット利用率を次のように推定する。
ここで、uiおよびviは、端末デバイスiに/端末デバイスiから送信されるデータの量、および可能なボイド時間(voidtime)を示す。
ステップS706において、動作を分類するために、推定されたパラメータがしきい値に対して実行される。設定機能は、設定モード(CONF_mode)、通常モード(REG_mode)、エコノミーモード(ECO_mode)の3つのタイプに分類される。一実施形態におけるステップS706の処理について、これから説明することにする。ステップS708では、センサノードのLQ、ME、TSEの値がしきい値と比較される。
リンクがアクティブでないこともあるため、しきい値との比較が、すべてのセンサノードとのすべてのリンクに対して行われるわけではないことに留意されたい。ハブはしきい値の値を記憶している。しきい値の値は、たとえば、一定のサービス品質を維持するように設定される。
いくつかのスーパーフレームにわたってこの分類の目的を達成するために、分類器はECO_Counterを維持する。分類器は、適切なフィードバックカウンタ機構として、加法的増加乗法的減少(AIMD)を採用する。
推定されたパラメータのうちの1つが、それぞれのしきい値未満である場合、本方法はステップS710に進み、ここでECO_Counterが定数kで除算される。これがフィードバック機構の乗法的減少の部分である。ステップS710の後に、ネットワークは設定モード720に置かれる。
パラメータのすべてがそれぞれのしきい値を上回っているとステップS708において決定された場合、本方法はステップS712に進む。ステップS712において、ECO_Counterは1つだけ増分される。これがフィードバック機構の加法的増加部分のである。ステップS714の後に、ECO_Counterがしきい値と比較される。ECO_Counterがしきい値を上回っている場合、ネットワークはECOモード740に置かれる.ECO_Counterがしきい値未満である場合、ネットワークは通常動作モード730に置かれる。
上記の推定値および決定に基づいて、スーパーフレームパラメータは、ネットワークが置かれているモードに従って設定される。同期は、正常にパケットを送信/受信するためにノードとハブが正確に同期されるスケジューリングされたアクセスTDMA MACにおいて重要な問題である。ノードとハブ/コーディネータはそれぞれ独自のクロックを有しているため、長期間のスリープの後にウェークアップするとき、同期することが困難となる。ビーコン、GT、IFS、およびACKのパラメータを設定することによって、この同期の問題が対処され、同期の回復力が改善される。
3(a)ビーコン幅の適応:
理想的には、センサノードのリスニング間隔は短いものであると予想される。したがって、ノードのリスニング期間を最小限に保つと、ハブ/コーディネータはCONF_modeでビーコン期間を増大させる。
図8aは、一実施形態における、通常動作におけるビーコン幅を示す。ビーコン幅Tbeaconを有するビーコン802が、コーディネータノードによってスーパーフレームの開始時に送信される。ビーコン802の後に、第1のデータスロット804および第2のデータスロット806が続いている。図8aに示すように、第1のセンサノード(センサ1)のリスニング期間810は、ビーコン802の開始とオーバーラップしており、したがって、第1のセンサノードはビーコン802を受信する。第2のセンサノード(センサ2)のリスニング期間812は、ビーコン802の開始後に始まる。したがって、第2のセンサノードはビーコンパケットのすべてを受信するわけではなく、したがって、ビーコン802を受信していないと考えられる。
図8bは、一実施形態における、設定モードにおけるビーコン幅を示している。ビーコン幅Tbeaconの第1のビーコン802と、ビーコン幅Tbeaconの第2のビーコン803が、コーディネータノードによってスーパーフレームの開始時に送信される。ビーコン802および803の後に、第1のデータスロット804および第2のデータスロット806が続く。図8bに示すように、第2のセンサノード(センサ2)のリスニング期間812は、第2のビーコン803の開始とオーバーラップしており、したがって、両方の第1のセンサノードがビーコンを受信する。第1のセンサノードは第1のビーコン802を受信し、第2のセンサノードは第2のビーコン803を受信する。
良好なチャネル状態を利用して、ECO_modeはネットワークがビーコンをスキップすることを可能にする。
したがって、ビーコン幅は、以下のようにモードに従って設定される。
3(b)ガード時間適応:
ビーコンを通じてスリープしている間にデバイスの同期を維持することは、適応型のガード時間によって達成され得る。クロックドリフトを緩和するためにガード時間が挿入される。パケット送信の場合、クロックドリフトおよび同期の問題は小さなものであり得るが、最悪の場合のシナリオを考慮して、CONF_modeにおいてガード時間が増加される。
3(c)フレーム間スペース適応:
フレーム間スペースは、受信されたパケットを物理層(PHY)によって処理するのに必要な時間量である。送信されたフレームの後に、フレーム間スペース(IFS)期間が続く。IFSの長さは、送信されたばかりのフレームのサイズに依存する。TIFS期間の後、無線機は送信し(TX)、次いで受信(RX)に戻ることを試行する。いくつかの無線機は、(TX→RXの遷移を終えるために)より多くの時間を必要とし得る。このため、TIFSは次のように設定される。
3(d)タイムスロット適応:
スケジュールされた割振りは、高い帯域効率をもたらす。精密なリソース管理上、スケジュールされたタイムスロットのサイズは、使用状況と効率に応じて適合され得る。TSEおよびLQEに基づいて、コーディネータは割り振られたTSを変更し、したがってパケットサイズを変更し得る。
3(e)肯定応答適応:
モバイルノードおよびロングスリープノードは、クロックドリフトの回復力を必要とする。同期の回復力は、肯定応答の増加した数によって改善される。肯定応答の数を増加させることは、エネルギー効率への影響を限定して利用率が改善されることを示す。
3(f)アクティブ期間比
スケジュールされた期間と競合期間との比は、アプリケーションおよび関連するトラフィック需要に応じて異なり得る。
スケジュールされたモードまたは競合アクセスはスタートアップ段階の間に選択され、そのため、初期の比は、ノード登録/スタートアップ段階の間に選択される。次に、動作段階の間、ハブは、ノード/パケットのうちのどれだけがスケジューリングされるか、またそのうちのどれだけが競合ベースになるかを決定し得る。この比の変化は、このアルゴリズムの動作段階で発生する。
いくつかの低速データレートのアプリケーションまたは性能の低いノードでは、競合アクセスに切り替えることによってパフォーマンスが改善されることに留意されたい。TSEおよびLQEに基づいて、競合アクセススロットの数が増加した場合は、スケジュールされた割振りスロットの数が減少し、その逆の場合も同じ数だけ増加する。たとえば、16タイムスロットのアクティブフレームを有するスーパーフレームでは、スケジュール対競合の比(「:」で示す)が15:1、12:4、10:6、6:10、4:12、2:14に設定されている場合、設定されたアクセスは、与えられた状況下でパフォーマンスが最良となる比を選択する。
一実施形態では、アクティブ期間Tactiveは、以下のようにモードに基づいて変更され得る。
各実施形態では、分類器ベースの設定方法は、十分な柔軟性をTDMAスケジュールにもたらす。また、ECO_modeでは、この機構は、センサノードのエネルギーを節約するために好ましい条件を利用する。
広範なセンサ(たとえば、ECG、EEG、パルスオキシメータなど)が、様々なデータレートおよびQoS要件を有している。実施形態で説明された機構は、アプリケーションデータレート性能およびリンク品質を推定し、様々なスーパーフレームおよびアクセスモードパラメータを設定し、それによって高度なサービス品質(QoS)をもたらすものである。
提案した実施形態には、いくつかの利点がある。分類器ベースの設定方法は、緊密に同期されるスケジューリングされたアクセススーパーフレーム構造に柔軟性をもたらす。提案した機構は、利用可能な間欠的で統計的に駆動される情報を利用する。その利点には、推定の間に外れ値を除去するが、依然として無線環境の変化に反応することが含まれる。この機構は、取り付けられた様々なセンサの多様なデータレートおよびQoS要件に適応する。各実施形態は、好ましい条件の利用を可能にし、したがって高度にエネルギー効率的である。
図9は、一実施形態におけるモーション推定(ME)ステップの加速度計値のサンプリングを示している。示した図において、250msごとに20msのサンプリング周期(ΔW)を有するS1〜S4としてラベル付けされた4つのサンプル(N=4)が、「モビリティの認識および推定(ME)」と題した項で上述したように、MEの計算に使用される。図9に示すように、初期には、センサによって測定された加速度には、ほとんどまたはまったく変化がない。約1100ms後、小さな程度の変化が発生し、これは、1250msで発生する第2のS1サンプリング期間で最初に測定される。次いで2250msにおいて、大きな変化のゆらぎが生じている。これは、2500msにおいて第3のウィンドウS2で最初に検出される。
図10は、LQEの計算に対するRSSI値のサンプリングを示している。RSSI値は、S1〜S4とラベル付けされた20msの期間にわたってサンプリングされる。図9および図10に示すように、サンプリング期間は、サンプリングが発生しない期間と比較して、相対的に短い。しかしながら、サンプリング周期が比較的短いながらも、ネットワークは条件の変化に適応することが可能である。
特定の実施形態が概略的に示されている。読者には、各実施形態の詳細な実装が多数の方式で達成され得ることが理解されよう。たとえば、専用のハードウェア実装が設計および構築され得る。他方で、プロセッサは、実施形態に関連して上述した管理ユニットを実装するために、記憶媒体(たとえば、磁気、光学またはソリッドステートメモリベースのデバイス)としてまたはコンピュータ受信可能な信号(たとえば、全プログラムのダウンロードまたは既存のプログラムに対する「パッチ」更新)として供給されるようなコンピュータプログラムを用いて構成され得る。これらの2つの情勢の他に、DSP、FPGAなどのような多機能ハードウェアデバイスが構成命令によって構成され得る。
特定の実施形態について説明したが、これらの実施形態は単なる例として提示されたものであり、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。実際に、本明細書に記載された新規なデバイス、方法およびシステムが、様々な他の形態で実施され得、さらに、本明細書に記載されたデバイス、方法およびシステムの形態における様々な省略、置換および変更が、本発明の精神から逸脱することなく行われ得る。添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物は、本発明の範囲および精神に含まれるような、そのような形態または改変を包含することを意図したものである。

Claims (18)

  1. ボディエリアネットワークのコーディネータノードにおける媒体アクセス制御の方法であって、前記ボディエリアネットワークは、前記コーディネータノードと複数のセンサノードとを備え、前記センサノードの各々は、センサを備え、複数の媒体アクセス制御スーパーフレームによって定義されるタイムスロットにおいて前記コーディネータノードとワイヤレスで通信するように構成され、前記方法は、
    前記コーディネータノードにおいて、前記複数のセンサノードのうちの第1のセンサノードから信号を受信することと、前記信号は、前記第1のセンサノードにおける測定量の指示を備え、前記測定量は、前記第1のセンサノードと前記コーディネータノードとの間の前記ボディエリアネットワークのワイヤレスリンクの属性を指示する、
    前記指示を用いて前記リンクの属性を推定することと、
    前記推定された属性を用いて媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定することと、
    を備える方法。
  2. 前記リンクの前記属性は、前記第1のセンサノードの動きである、請求項1に記載の方法。
  3. 媒体アクセス制御スーパーフレームの前記パラメータは、ビーコン幅、ガード時間、フレーム間スペース、および肯定応答期間のうちの少なくとも1つを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のセンサノードから前記測定量の複数の指示を受信することと、前記受信された値から加重移動平均値を決定することと、ここにおいて、前記リンクの前記属性は、前記加重移動平均値を用いて推定される、を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記推定された属性を用いて媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定することは、前記リンクの前記属性をしきい値と比較することと、前記比較の結果に基づいてモードを選択し、前記選択されたモードに従って前記媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータの値を選択することとを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記モードは、加法的増加乗法的減少フィードバックを用いて選択される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記リンクの前記属性はアクティブ期間タイムスロットである、請求項1に記載の方法。
  8. 前記媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定することは、前記アクティブ期間タイムスロットに基づいて前記スーパーフレームのアクティブ期間と非アクティブ期間との比を設定することを備える、請求項6に記載の方法。
  9. 前記媒体アクセス制御スーパーフレームの前記パラメータはタイミングパラメータを備える、請求項1に記載の方法。
  10. プロセッサ上で実行されると、前記プロセッサに、請求項1に記載の方法を実行させるコンピュータ可読命令を搬送するコンピュータ可読搬送媒体。
  11. ワイヤレスボディエリアネットワークのためのコーディネータノードであって、
    前記ワイヤレスボディエリアネットワークの複数のセンサノードから信号を受信するように構成されたアンテナと、前記信号は、前記複数のセンサノードのうちの第1のセンサノードからの第1の信号を備え、前記第1の信号は、前記第1のセンサノードにおける測定量の指示を備え、前記測定量は、前記第1のセンサノードと前記コーディネータノードとの間の前記ワイヤレスボディエリアネットワークのリンクの属性を指示する、
    前記指示を用いて前記リンクの属性を推定することと、
    前記推定された属性を用いて媒体アクセス制御スーパーフレームのパラメータを設定することと、
    を行うように動作可能なプロセッサとを備えるコーディネータノード。
  12. 前記リンクの前記属性は前記第1のセンサノードの動きである、請求項11に記載のコーディネータノード。
  13. 媒体アクセス制御スーパーフレームの前記パラメータは、ビーコン幅、ガード時間、フレーム間スペース、および肯定応答期間のうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載のコーディネータノード。
  14. 前記プロセッサは、前記リンクの前記推定された属性に基づいて前記リンクの状態を分類するように動作可能な分類器を備える、請求項11に記載のコーディネータノード。
  15. 前記分類器は、前記推定された属性をしきい値と比較することによって前記リンクの前記状態を分類するように動作可能である、請求項14に記載のコーディネータノード。
  16. 前記プロセッサは、前記推定された属性に基づいてモードを選択することによって、前記媒体アクセス制御スーパーフレームの前記パラメータを設定するように動作可能である、請求項11に記載のコーディネータノード。
  17. 請求項11に記載のコーディネータノードと、
    量を測定するように動作可能なセンサと前記測定された量の指示を備える第1の信号を送信するように動作可能なアンテナとを備える少なくとも1つのセンサノードとを備えるワイヤレスボディエリアネットワーク。
  18. 前記センサは加速度計であり、前記測定された量は動きである、請求項17に記載のワイヤレスボディエリアネットワーク。
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