JP5295177B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの空燃比等を制御する制御装置に係り、特に、触媒上流側空燃比センサに加え、触媒下流側Oセンサ(酸素濃度センサ)を用いて、実空燃比を目標空燃比に収束させるべくフィードバック(帰還)制御を行うエンジンの制御装置に関する。
従来における空燃比制御は、加減速時等の過渡時の空燃比制御性を考慮し、排気通路における触媒の上流側に空燃比センサを配備して目標空燃比への収束性の早いメインのフィードバック制御を行い、触媒の下流側にOセンサを配備してサブのフィードバック制御を行う構成となっていた。触媒上流側空燃比センサ出力を用いたメインのフィードバック制御は、触媒に流入する排気ガスの空燃比(触媒前空燃比と称す)が目標空燃比よりリーンになった場合は、燃料噴射量を増量し、触媒前空燃比が目標空燃比よりリッチになった場合は、燃料噴射量を減量するようにされる。触媒下流側Oセンサ出力を用いたサブのフィードバック制御は、触媒から流出する排気ガスの空燃比(触媒後空燃比と称す)が理論空燃比(ストイキ)よりリーンになった場合、燃料噴射量を増量し、触媒後空燃比が理論空燃比(ストイキ)よりリッチとなった場合、燃料噴射量を減量するようにされる(特許文献1等を参照)。
特開2005−48711号公報
近年、排ガス規制が益々厳しくなる一方で、自動車のコスト低減を図るため、触媒として、従来型の通常の触媒に比して、その中に含まれる貴金属量を減らした低貴金属触媒を採用するケースが増加傾向にある。
ところが、触媒、特に低貴金属触媒が劣化した場合には、運転領域によっては還元能力が大幅に低下し、従来の空燃比制御(燃料噴射量についてのPIDフィードバック制御)では、運転領域によっては排気エミッション特性が著しく悪化することがある。言い換えれば、触媒が劣化すると、運転領域間で排気エミッション特性がばらついてしまう。
これは、触媒の低貴金属化、並びに、劣化によるOストレージ能力の低下に加え、排気温度が高い運転領域(高空気量領域)ではOストレージ量が一層低下するため、と推測される。なお、ここでいう触媒の劣化とは、自己診断機能で「故障」とは判定されない程度の、劣化度合が中度の劣化である。
これを図4、図5を用いて説明する。図4は、通常の触媒が使用されている場合、図5は、低貴金属触媒が使用されている場合の、(A)吸入空気量、(B)空燃比補正値、(C)触媒下流側Oセンサ出力(電圧)の変化の一例を示すタイムチャートである。
通常の触媒が使用されている場合(図4)では、運転領域が低空気量から高空気量の領域に変化しても(高排気温となっても)、所要のOストレージ能力が維持され、下流側Oセンサ出力の変動も小さく、ほぼストイキ領域に制御できている。
それに対し、低貴金属触媒が使用されている場合(図5)では、運転領域が低空気量から高空気量の領域に変化して、高排気温になると、通常の触媒に比べOストレージ能力が大きく低下し、通常の空燃比制御ではリーン側の感度が高くなって、下流側Oセンサ出力が大きく変動し、触媒後空燃比をストイキ近傍には保持できなくなって(破線Eで囲まれた部分に注目)、排気エミッション特性が悪化する。
このように、低貴金属触媒は従来型の通常の触媒に比べ、劣化時の排気エミッション特性の悪化が懸念され、特に排気温度が高い高空気量領域でその傾向が強い。従来の空燃比制御では、運転領域毎に、目標空燃比や制御ゲインが設定されるが、触媒劣化度合に応じてそれを変える手段はなく、特定の運転領域において排気エミッション特性が著しく悪化してしまうおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、低貴金属触媒が使用されかつ該触媒が多少劣化しても、高空気量、高排気温領域を含む全ての運転領域において、排気エミッション特性を悪化させないようにできるエンジンの制御装置を提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明に係るエンジンの制御装置は、基本的には、排気通路に排気浄化用触媒が設けられ、該触媒より上流側に、触媒前空燃比を検出するための線形の出力特性を持つ上流側空燃比センサが配備されるとともに、前記触媒より下流側に、触媒後空燃比がストイキよりリッチ側かリーン側かを識別するためのスイッチング信号を出力する下流側Oセンサが配備され、前記触媒前空燃比についての目標空燃比を設定する手段と、前記上流側空燃比センサ及び下流側Oセンサの出力に基づいて、前記触媒前空燃比を前記目標空燃比に収束させるべく、燃料噴射量についてのフィードバック制御を行なう空燃比制御手段と、前記下流側Oセンサの出力とストイキ領域内もしくはその近傍に設定される劣化度合検出用閾値とを用いて前記触媒の劣化度合を検出するとともに、該検出された劣化度合を運転領域毎に学習値として記憶・更新する劣化度合学習手段と、該学習手段に記憶されている学習値を前記空燃比制御手段が行なう前記フィードバック制御に反映させる学習値反映手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明に係るエンジンの制御装置では、触媒の劣化度合に応じて目標空燃比や制御ゲインを運転領域毎に補正するようにされるので、触媒後空燃比がストイキ領域からリーン側あるいはリッチ側へ大きく外れることが抑制されて、ストイキ近傍で維持されることになり、低貴金属触媒が使用されかつ該触媒が多少劣化しても、高空気量、高排気温領域を含む全ての運転領域において、排気エミッション特性がさほど悪化しないようにできる。
また、触媒劣化度合は、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて区分された運転領域毎に、学習値として記憶・更新されるので、次回の運転時には、運転領域毎に記憶・更新された学習値を用いた目標空燃比や制御ゲインの補正が行なわれるので、触媒後空燃比のストイキ領域への収束が早くなり、その結果、排気エミッション特性の悪化をより一層抑えることができる。
本発明に係る制御装置の一実施形態を、それが適用された車載用エンジンの一例と共に示す概略構成図。 図1に示されるECU及びその周りの構成を示す概略図。 ECUが実行する各種制御の概要を示す機能ブロック図。 通常の触媒が使用されている場合の、下流側Oセンサ出力等の変化の一例を示すタイムチャート。 低貴金属触媒が使用されている場合の、下流側Oセンサ出力等の変化の一例を示すタイムチャート。 図1に示されるエンジン制御装置による空燃比制御の一例の説明に供されるブロック図。 図6に示される空燃比制御の一例における劣化度合カウントタのカウント値と目標空燃比補正値との関係を示す図。 図6に示される空燃比制御の一例における劣化度合検出用閾値の設定例を示す図。 図6に示される空燃比制御の一例における劣化度合検出用閾値の設定例を示す図。 図6に示される空燃比制御の一例における下流側Oセンサの出力と触媒劣化度合検出用閾値を用いて触媒の劣化度合を検出する手法の説明に供される図。 図6に示される空燃比制御の一例における下流側Oセンサの出力と触媒劣化度合検出用閾値を用いて触媒の劣化度合を検出する手法の説明に供される図。 図6に示される空燃比制御の一例において、比率εが第1設定比率以下のときの、(A)吸入空気量、(B)触媒劣化度合カウンタ(カウント値)、(C)目標空燃比、(D)下流側Oセンサ出力の変化を示すタイムチャート。 図6に示される空燃比制御の一例において、比率εが第2設定比率以上のときの、(A)吸入空気量、(B)触媒劣化度合カウンタ(カウント値)、(C)目標空燃比、(D)下流側Oセンサ出力の変化を示すタイムチャート。 図1に示されるエンジン制御装置による空燃比制御の他の例の説明に供されるブロック図。 図14のブロック620(制御ゲイン計算)において触媒の劣化度合に応じて制御ゲインを計算する場合の、P分計算手段の詳細構成例を示すブロック図。 図14のブロック620(制御ゲイン計算)において触媒の劣化度合に応じて制御ゲインを計算する場合の、D分計算手段の詳細構成例を示すブロック図。 図14のブロック620(制御ゲイン計算)において触媒の劣化度合に応じて制御ゲインを計算する場合の、I分計算手段の詳細構成例を示すブロック図。 図14に示される空燃比制御の他の例において、比率εが第1設定比率以下のときの、(A)吸入空気量、(B)触媒劣化度合カウンタ(カウント値)、(C)P分、(D)下流側Oセンサ出力の変化の一例を示すタイムチャート。 図14に示される空燃比制御の他の例において、比率εが第2設定比率以上のときの、(A)吸入空気量、(B)触媒劣化度合カウンタ(カウント値)、(C)P分、(D)下流側Oセンサ出力の変化の一例を示すタイムチャート。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るエンジンの制御装置の一実施例を、それが適用された車載用エンジンの一例と共に示す概略構成図である。
図1において、本実施例のエンジンの制御装置1が適用されたエンジン10は、例えば4つの気筒#1、#2、#3、#4(図には#1気筒を代表して示す)を有する火花点火式の多気筒エンジンであって、シリンダヘッド11a及びシリンダブロック11bからなるシリンダ11と、このシリンダ11の各気筒#1、#2、#3、#4内に摺動自在に嵌挿されたピストン15と、を有し、ピストン15はコンロッドを介してクランク軸13に連結されている。ピストン15上方には、所定形状の燃焼室(天井ないしルーフ部)を持つ燃焼作動室17が画成され、各気筒#1、#2、#3、#4の燃焼作動室17には、点火コイル34から高電圧化された点火信号が供給される点火プラグ35が臨設されている。
燃料の燃焼に供せられる空気は、エアークリーナ(図示省略)から、スロットル弁25が配在された管状通路部分(スロットルボディ26等)、コレクタ27、吸気マニホールド(多岐管)28、吸気ポート29等からなる吸気通路20を通り、その下流端(吸気ポート29端部)に配在された吸気バルブ21を介して各気筒#1、#2、#3、#4の燃焼作動室17に吸入される。そして、吸気通路20の下流部分(吸気マニホールド28)には、各気筒(#1、#2、#3、#4)毎に、吸気ポート29に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁30が臨設され、また、コレクタ27には吸気管内圧(吸気通路20におけるスロットル弁25より下流側の内圧)を検出する吸気圧センサ59が配在されている。
また、本例のエンジン10には、アイドル運転時にエンジン回転数を目標アイドル回転数に収束させるべく、スロットル弁25をバイパスするISC(アイドルスピードコントロール)通路46が設けられるとともに、該通路46の実効通路断面積を調整するためのISCバルブ45が配備されている。
燃焼作動室17に吸入された空気と燃料噴射弁30から噴射された燃料との混合気は、点火プラグ35による火花点火により燃焼せしめられ、その燃焼廃ガス(排気ガス)は、燃焼作動室17から排気バルブ22を介して排気ポート、排気マニホールド、排気管等からなる排気通路40を通って外部(大気中)に排出される。排気通路40には、排気浄化用触媒(三元触媒)50が配備され、該触媒50より上流側には、触媒前空燃比に対して線形の出力特性を持つリニヤ空燃比センサ51(以下、上流側空燃比センサ51と称す)が配在され、触媒50より下流側には、触媒後空燃比がストイキ(理論空燃比)よりリッチ側かリーン側かを識別するためのスイッチング信号を出力するOセンサ52(以下、下流側Oセンサ52と称す)が配在されている。なお、前記触媒50としては、従来型の通常の触媒に比してその中に含まれる貴金属量を減らした低貴金属触媒が用いられている。
また、各気筒(#1、#2、#3、#4)毎に配備された燃料噴射弁30には、燃料タンク71内の燃料(ガソリン等)が燃料ポンプ72や燃圧レギュレータ73等を備えた燃料供給機構70により所定燃圧に調圧されて供給され、燃料噴射弁30は、後述するECU(エンジンコントロールユニット)100から供給される、そのときの運転状態に応じたデューティ(=パルス幅=開弁時間に相当する)を持つ駆動パルス信号により開弁駆動され、その開弁時間に応じた量の燃料を吸気ポート29に向けて噴射するようになっている。
一方、前記エンジン10の種々の制御、つまり、前記燃料噴射弁30による燃料噴射制御(空燃比制御)、前記点火プラグ35による点火時期制御、ISC制御等を行なうべく、マイクロコンピュータを内蔵するECU(エンジンコントロールユニット)100が備えられている。
ECU100は、基本的には、図2に示される如くに、そのハードウェア自体はよく知られているもので、MPU151、EP‐ROM152、RAM153、A/D&D/A変換器や駆動回路等を含むI/Oドライバ155等で構成される。なお、RAM153(揮発性メモリ)には、イグニッションキースイッチ49がOFFで、ECU100に電源が供給されない場合でも、メモリ内容を保存することを目的としたバックアップ電源が接続されることもある。また、本例では、MPU151、EP‐ROM152、RAM153、I/Oドライバ155が別個に設けられているが、近年ではそれらが一つに纏められているものもあり、それを使用しても良いことはいうまでもない。
コントロールユニット100においては、後述する如くの各種のセンサ類からの信号を入力として取り込み、所定の演算処理を実行し、この演算結果として算定された各種の制御信号を生成し、アクチュエータである燃料噴射弁30、点火コイル34、ISCバルブ45、故障警報機器48等に所定の制御信号を所定のタイミングで供給して燃料噴射制御(空燃比制御)、点火時期制御、ISC制御等を実行する。
ECU100には、入力信号として、スロットル開度センサ54により検出されるスロットル弁25の開度に応じた信号、クランク軸13に添設されたクランク角センサ(回転数センサ)55から得られるクランク軸13(に設けられた歯付きディスク)の回転・位相(クランク角)をあらわす信号(クランク角センサ55からは、例えば、回転角1度毎にパルス信号が出力される)、吸気カム軸23に添設されたカム角センサ56から得られるカム軸23(に設けられた歯付きディスク)の回転・位相をあらわす信号(このカム角センサ56からは、例えば180℃A毎にパルス信号が出力され、このパルス信号と前記クランク角センサ55からのパルス信号とに基づいて気筒判定等が行われる)、排気通路40における三元触媒50より上流側に配在された上流側空燃比センサ51からの排気空燃比に応じた信号、シリンダブロック12に配設された水温センサ58により検出されるエンジン冷却水温に応じた信号、吸気通路20に配設された吸気圧センサ59により検出される吸気管内圧に応じた信号、エンジン10の運転、停止のメインスイッチであるイグニッションキースイッチ49からの信号等が供給される。さらに、変速機のシフトポジションや車速等の情報は、車両(統合)コントロールユニットからユニット間通信によりもたらされる。
ECU100は、前記各種の入力信号に基づいてエンジン10の運転状態を認識し、この運転状態に基づいて、燃料噴射制御(空燃比制御)、点火時期制御、アイドル回転数制御等のエンジン10の主要な操作量を演算する。
上記のような制御を行なうECU100は、図3に機能ブロックで示されているように、エンジン回転数計算手段101、基本噴射量計算手段102、基本噴射量補正係数計算手段103、基本点火時期計算手段104、F/B制御係数計算手段105、触媒劣化度合検出手段106、触媒後空燃比検出手段107、目標空燃比補正値計算手段108、加減速判定手段109、基本噴射量補正手段110、基本点火時期補正手段111、ISC制御手段112を備える。
エンジン回転数計算手段101は、クランク角センサ55からのパルス信号の単位時間当たりの変化(例えばパルスの立ち上がりもしくは立ち下がり)の回数(到来数)をカウントして所定の演算処理を行うことにより単位時間あたりのエンジン回転数を計算する。
基本噴射量計算手段102は、エンジン回転数計算手段101で計算されたエンジン回転数及び吸気圧センサ59により検出される吸気管内圧をエンジン負荷として、エンジン運転状態(運転領域)に応じた基本噴射量を計算する。なお、エンジン負荷としては、吸気管内圧に代えてエアフローセンサにより検出される吸入空気量等を用いてもよい。
基本噴射量補正係数計算手段103は、基本噴射量計算手段102で計算された基本噴射量に対する各運転領域における補正係数をマップ検索等で設定する。
基本点火時期計算手段104は、前述のエンジン回転数及び吸気管内圧(エンジン負荷)に基づいてエンジンの各運転領域における最適な点火時期をマップ検索等で設定する。
F/B制御係数計算手段105は、エンジン回転数、吸気管内圧(エンジン負荷)、上流側空燃比センサ51の出力等に基づき、目標空燃比、目標空燃比と実空燃比との差分、PIDフィードバック制御の制御ゲイン(F/B制御係数)等を計算する。なお、前記目標空燃比は、前述のエンジン回転数及びエンジン負荷に基づいて、エンジンの各運転領域における最適な目標空燃比をマップ検索等で読み出すことにより設定される。
触媒劣化度合検出手段106は、上流側空燃比センサ51及び下流側Oセンサ52の出力に基づいて触媒50の劣化度合を検出する。
触媒後空燃比検出手段107は、下流側Oセンサ52の出力に基づいて触媒50を通過した排気ガスの空燃比(触媒後空燃比)を検出する。
目標空燃比補正値計算手段108は、前記触媒劣化度合と触媒後空燃比に基づき、F/B制御係数計算手段105で設定される目標空燃比を補正するための補正値を計算する。
加減速判定手段109は、スロットル開度センサ54からの信号に基づき、単位時間当たりのスロットル開度の変化量(変化率)等を求め、該変化量等に基づいてエンジンが加速状態にあるか、減速状態にあるかを判定する。この判定結果は、点火時期補正手段111において加減速時の点火時期補正量の計算に供される。
基本噴射量補正手段110は、前述の基本噴射量に基本噴射量補正係数による補正、エンジン冷却水温による補正、及びF/B制御係数等による補正等を施す。
基本点火時期補正手段111は、前述の基本点火時期計算手段104で設定された点火時期にエンジンの冷却水温等による補正や加減速時補正等を施す。
ISC制御手段112は、アイドル運転時におけるエンジン回転数を目標アイドル回転数に収束させて維持すべく、ISC通路46を流れる吸気量が目標流量となるようにISCバルブ45に駆動制御信号を供給する。該駆動制御信号は、基本点火時期補正手段111にも供給されてアイドル運転時の点火時期の補正にも使用される。
次に、本実施例における空燃比制御の一例について図6のブロック図を参照しながら説明する。
図6において、ブロック601では、上流側空燃比センサ51の出力(電圧)を空燃比に変換する。ブロック602では、エンジン回転数と吸気管内圧(もしくは吸入空気量等のエンジン負荷)とからマップ検索等により目標となる触媒前空燃比の三元点(目標空燃比)を求める。ブロック603では、下流側Oセンサ52の出力から触媒後空燃比を検出し、触媒後空燃比がストイキ領域(ウインド)に収まるように加減算器609で前記目標空燃比の微調整を行う(燃料噴射量についてのPIDフィードバック制御を行なう)。
ブロック604〜608が本発明の特徴部分を示すところで、ブロック604では、下流側Oセンサ52の出力に基づき、触媒後空燃比が第3の閾値である触媒劣化度合検出用閾値(後述)によってリーンと判定される時間TRLに対するリッチと判定される時間TRRの比率ε(=TRL/TRR)を算出する。ブロック605では、前記比率εに基づいて劣化度合カウンタをカウントアップ(Count=n+1)する(詳細は図10、図11を用いて後述する)。
また、前記劣化度合カウンタのカウント値は、ブロック606において前記時間比率εに応じて(リーン側の感度が高くなっている場合とリッチ側の感度が高くなっている場合とで別々に)、第1格納部M1及び第2格納部M2に、それぞれエンジン回転数と吸気管内圧とで区分された運転領域毎に、学習値として格納(記憶)されるとともに、エンジンが運転されて該当運転領域に入る度に、該運転領域に記憶されている学習値が更新される。
ブロック607では前記劣化度合カウンタのカウント値に応じて前記目標空燃比の補正値を演算し、加減算器608で前記目標空燃比を更に補正する。加減算器610では触媒前空燃比が前記加減算器608で演算された目標空燃比に収束するように上流側空燃比センサ51の出力に基づき燃料噴射量についてのPIDフィードバック制御係数(制御ゲイン)を求める。なお、ブロック611は、ブロック607で演算される触媒50の劣化度合に応じた補正値が過大とならないようにするための補正リミッタである。
図6のブロック607で求められる目標空燃比の補正値は、図7に示される如くに、テーブル検索により、劣化度合カウンタのカウント値が大きくなるに従い段階的に大きい値に設定される。
一方、下流側Oセンサ52の出力に対しては、図8、図9に示される如くに、第1の閾値S1、第2の閾値S2、第3の閾値S3が設定される。第1の閾値S1は、触媒後空燃比がストイキ領域よりリッチであると判断するための閾値であり、第2の閾値S2は、触媒後空燃比がストイキ領域よりリーンであると判断するための閾値である(第1の閾値と第2の閾値との間の領域がストイキ領域)。また、第3の閾値S3は、図6のブロック604で使用される触媒劣化度合検出用閾値であり、本例では、図8に示される如くに、第1の閾値S1の近傍(S1より若干リーン側)の閾値S3A(リーン側の感度が高くなっている場合に使用)と、図9に示される如くに、第2の閾値S2の近傍(S2より若干リッチ側)の閾値S3B(リッチ側の感度が高くなっている場合に使用)の二種類用意されている。
次に、下流側Oセンサ52の出力と前記第3の閾値S3(触媒劣化度合検出用閾値)を用いて、触媒50の劣化度合を検出する手法を、図10、図11を参照しながら説明する。
図10に示される如くに、リーン側の感度が高くなっている場合は、第3の閾値S3として第1の閾値S1の近傍の閾値S3Aが用いられる。この場合、下流側Oセンサ52の出力が閾値S3Aをリーン側からリッチ側に横切ってから再び閾値S3Aをリーン側からリッチ側に横切るまでを1サイクルとして、各サイクルにおいて、下流側Oセンサ52の出力が閾値S3A以上となるリッチ側時間TRRと下流側Oセンサ52の出力が閾値S3A以下となるリーン側時間TRLとを計測し、比率ε=TRLn/TRRn(nはサイクル番号)を算出する。そして、比率εが第1設定比率(例えば、1/3)以下であるとき、触媒劣化度合カウンタのカウント値を1だけアップさせる。
図11に示される如くに、リッチ側の感度が高くなっている場合は、第3の閾値S3として第2の閾値S2の近傍の閾値S3Bが用いられる。この場合、下流側Oセンサ52の出力が閾値S3Bをリッチ側からリーン側に横切ってから再び閾値S3Bをリッチ側からリーン側に横切るまでを1サイクルとして、各サイクルにおいて、下流側Oセンサ52の出力が閾値S3B以上となるリッチ側時間TRRと下流側Oセンサ52の出力が閾値S3B以下となるリーン側時間TRLとを測定し、比率ε=TRLn/TRRn(nはサイクル番号)を算出する。そして、比率εが第2設定比率(例えば、3/1)以上であるとき、触媒劣化度合カウンタのカウント値を1だけアップさせる。
図12は、比率εが第1設定比率以下のとき(図10)、図13は、比率εが第2設定比率以上のとき(図11)の、(A)吸入空気量、(B)触媒劣化度合カウンタ(カウント値)、(C)目標空燃比(実線が本実施例の制御、破線が従来の制御)、(D)下流側Oセンサ出力(電圧)の変化を示すタイムチャートである。
図12を代表して、本実施例の空燃比制御における目標空燃比の補正について説明する。なお、図13は図12の逆の補正となるため、説明は割愛する。
エンジン運転領域が低空気量から高空気量の領域(高排気温領域)移行し始めると、下流側Oセンサ52の出力が第3の閾値S3を横切るようになり、前記比率ε(=TRL/TRR)が第1設定比率以下となり、触媒劣化度合カウンタがカウントアップされていく。この際、目標空燃比は、触媒劣化度合カウンタ(カウント値)に応じて設定される補正値に従い、段階的にリーン側に下げられる。これにより、触媒後空燃比がストイキ領域に収められる。
なお、目標空燃比の補正値は、図7に示される如くのテーブルで持つのではなく、図12(B)のA点、B点のように、予め設定されたカウント値に達したときに所定値分補正するようにしてもよい。
このように、目標空燃比を触媒50の劣化度合に応じて運転領域毎に補正することにより、触媒後空燃比がストイキ領域からリーン側あるいはリッチ側へ大きく外れることが抑制されて、ストイキ近傍で維持されるので、低貴金属触媒が使用されかつ該触媒が多少劣化しても、高空気量、高排気温領域を含む全ての運転領域において、排気エミッション特性がさほど悪化しないようにできる。
また、劣化度合カウンタのカウント値は、前述したようにエンジン回転数と吸気管内圧(エンジン負荷)とに応じて区分された運転領域毎に、学習値として記憶・更新されるので、次回の運転時には、運転領域毎に記憶・更新された学習値を用いた目標空燃比の補正が行なわれる。このように触媒劣化度合を運転領域毎に学習することにより、触媒後空燃比のストイキ領域への収束が早くなり、その結果、排気エミッション特性の悪化をより一層抑えることができる。
前述した図6に示される空燃比制御例を示すブロック図では、触媒50の劣化度合に応じて目標空燃比を補正するようにしているが、目標空燃比に代えてPIDフィードバック制御の制御ゲイン(P分、I分、D分)を補正するようにしてもよい。
以下、触媒50の劣化度合に応じて制御ゲイン(P分、I分、D分)を補正する場合について説明する。
図14は、図6に対応する空燃比制御ブロック図であり、図6に示される各部に対応する部分には同一の符号を付して重複説明を省略する。
ここでは、ブロック606で記憶更新された劣化度合カウンタのカウント値(学習値)は、ブロック620での制御ゲイン(P分、I分、D分)の計算(補正)に供される。
図15は、図14のブロック620において、触媒劣化度合カウンタのカウント値に応じて、言い換えれば触媒50の劣化度合に応じて制御ゲインを計算する場合の、P分計算手段の詳細構成例を示すブロック図である。
ブロック1501では、上流側空燃比センサ51の出力から求められる触媒前空燃比とブロック602、603及び加減算器609で求められた目標空燃比との差分に応じてテーブル検索によりベースP分を設定する。このベースP分のテーブルは、触媒50の劣化度合に応じて複数種(ここでは、例えば3種)用意されており、この3種のベースP分のテーブル(X1、X2、X3)を、触媒の劣化度合に応じて切り換えて使用するようにされている。すなわち、ペースP分が触媒50の劣化度合に応じて変更(補正)される。なお、本例では、ベースP分は、目標空燃比との差分に対して補間値無の値を検索するようにしている。
ブロック1502では、エンジン回転数と吸気管内圧によりP分ゲインKPをマップ検索する。乗算器1503では前記P分ゲインKPに前記ベースP分を乗じてP分を出力する。
図16は、図14のブロック620において、触媒50の劣化度合に応じて制御ゲインを計算する場合の、D分計算手段の詳細構成例を示すブロック図である。
ここでは、遅延器1601と加算器1602により、上流側空燃比センサ51の出力から求められる触媒前空燃比と目標空燃比の差分の単位時間当たりの変化量(差分変化率)を計算する。ブロック1603では、前記差分変化率に応じてテーブル検索によりベースD分を補間無で設定する。このベースD分のテーブルは、触媒50の劣化度合に応じて複数種(ここでは、例えば3種)用意されており、この3種のベースD分のテーブル(Y1、Y2、Y3)を、触媒の劣化度合に応じて切り換えて使用するようにされている。すなわち、ペースD分が触媒50の劣化度合に応じて変更(補正)される。ブロック1604では、エンジン回転数と吸気管内圧によりD分ゲインKDをマップ検索する。乗算器1605では、前記D分ゲインKDに前記ベースD分を乗じてD分を出力する。
図17は、図14のブロック620において、触媒50の劣化度合に応じて制御ゲインを計算する場合の、I分計算手段の詳細構成例を示すブロック図である。
ブロック1701では、上流側空燃比センサ51の出力から求められる触媒前空燃比とブロック602、603及び加減算器609で求められた目標空燃比との差分に応じてテーブル検索によりベースI分を補間無で設定する。このベースI分のテーブルは、触媒50の劣化度合に応じて複数種(ここでは、例えば3種)用意されており、この3種のベースI分のテーブル(Z1、Z2、Z3)を、触媒の劣化度合に応じて切り換えて使用するようにされている。すなわち、ペースI分が触媒50の劣化度合に応じて変更(補正)される。遅延器1702と加算器1703で前記ベースI分を積算する。ブロック1704では、エンジン回転数と吸気管内圧によりI分ゲインKIをマップ検索する。乗算器1705では、前記I分ゲインKIに前記ベースI分を乗じてI分を出力する。
図18は、比率εが第1設定比率以下のとき(図10)、図19は、比率εが第2設定比率以上のとき(図11)の、(A)吸入空気量、(B)触媒劣化度合カウンタ(カウント値)、(C)P分(実線が本実施例の制御、破線が従来の制御)、(D)下流側Oセンサ出力(電圧)の変化を示すタイムチャートである。
図18を代表して、本例の空燃比制御における制御ゲイン(P分)の補正について説明する。なお、図19は図18の逆の補正となるため、説明は割愛する。
エンジン運転領域が低空気量から高空気量の領域(高排気温領域)移行し始めると、下流側Oセンサ52の出力が第3の閾値S3(触媒劣化度合検出用閾値)を横切るようになり、前記比率ε(=TRL/TRR)が第1設定比率以下となり、触媒劣化度合カウンタがカウントアップされていく。この際、P分(ベースP分)は、触媒の劣化度合に応じて前記テーブルX1、X2、X3のうちから選択される。ここでは、例えば、リッチ側ゲインは現状と同じで、リーン側ゲインのみを通常より小さめに設定し、劣化度合カウンタのカウント値が更にUPした場合はリーン側ゲインのみを更に小さめに設定する。
このように、制御ゲインを触媒50の劣化度合に応じて運転領域毎に補正することにより、触媒後空燃比がストイキ領域からリーン側あるいはリッチ側へ大きく外れることが抑制されて、ストイキ近傍で維持されるので、低貴金属触媒が使用されかつ該触媒が多少劣化しても、高空気量、高排気温領域を含む全ての運転領域において、排気エミッション特性がさほど悪化しないようにできる。
また、劣化度合カウンタのカウント値は、前述したようにエンジン回転数と吸気管内圧(エンジン負荷)とに応じて区分された運転領域毎に、学習値として記憶・更新されるので、次回の運転時には、運転領域毎に記憶・更新された学習値を用いた目標空燃比の補正が行なわれる。このように触媒劣化度合を運転領域毎に学習することにより、触媒後空燃比のストイキ領域への収束が早くなり、その結果、排気エミッション特性の悪化をより一層抑えることができる。
1 エンジン制御装置
10 エンジン
20 吸気通路
25 スロットル弁
30 燃料噴射弁
34 点火コイル
35 点火プラグ
40 排気通路
50 三元触媒
51 上流側空燃比センサ
52 下流側Oセンサ
55 クランク角センサ
59 吸気圧センサ
100 ECU
101 エンジン回転数計算手段
102 基本噴射量計算手段
103 基本噴射量補正係数算出手段
105 F/B制御係数計算手段
106 触媒劣化度合検出手段
108 目標空燃比補正値計算手段
110 基本噴射量補正手段

Claims (7)

  1. 排気通路に排気浄化用触媒が設けられ、該触媒より上流側に、触媒前空燃比を検出するための線形の出力特性を持つ上流側空燃比センサが配備されるとともに、前記触媒より下流側に、触媒後空燃比がストイキよりリッチ側かリーン側かを識別するためのスイッチング信号を出力する下流側Oセンサが配備されたエンジンの制御装置であって、
    前記触媒前空燃比についての目標空燃比を設定する手段と、前記上流側空燃比センサ及び下流側Oセンサの出力に基づいて、前記触媒前空燃比を前記目標空燃比に収束させるべく、燃料噴射量についてのフィードバック制御を行なう空燃比制御手段と、前記下流側Oセンサの出力とストイキ領域内もしくはその近傍に設定される劣化度合検出用閾値とを用いて前記触媒の劣化度合を検出するとともに、該検出された劣化度合を運転領域毎に学習値として記憶・更新する劣化度合学習手段と、該学習手段に記憶されている学習値を前記空燃比制御手段が行なう前記フィードバック制御に反映させる学習値反映手段と、を備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 前記劣化度合学習手段は、前記下流側Oセンサの出力が前記劣化度合検出用閾値をリーン側からリッチ側に横切ってから再び前記劣化度合検出用閾値をリーン側からリッチ側に横切るまでを1サイクルとして、各サイクルにおいて、前記下流側Oセンサの出力が前記劣化度合検出用閾値以上であるリッチ側時間と前記劣化度合検出用閾値以下であるリーン側時間とを計測するとともに、リーン側時間に対するリッチ側時間の比率を求め、該比率が第1設定比率以下であるとき、触媒劣化度合カウント値をカウントアップするとともに、該カウント値を運転領域毎に前記触媒劣化度合の学習値として第1格納部に記憶・更新することを特徴とする請求項1に記載のエンジンの制御装置。
  3. 前記劣化度合学習手段は、前記下流側Oセンサの出力が前記劣化度合検出用閾値をリッチ側からリーン側に横切ってから再び前記劣化度合検出用閾値をリッチ側からリーン側に横切るまでを1サイクルとして、各サイクルにおいて、前記下流側Oセンサの出力が前記劣化度合検出用閾値以上であるリッチ側時間と前記劣化度合検出用閾値以下であるリーン側時間とを計測するとともに、リーン側時間に対するリッチ側時間の比率を求め、該比率が第2設定比率以上であるとき、触媒劣化度合カウント値をカウントアップするとともに、該カウント値を運転領域毎に前記触媒劣化度合の学習値として第2格納部に記憶・更新することを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの制御装置。
  4. 前記劣化度合検出用閾値は、触媒後空燃比がストイキ領域よりリッチ側であるか及びリーン側であるかを判断するための閾値とは異なるレベルに設定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置。
  5. 前記学習値反映手段は、前記学習値を用いて前記目標空燃比を補正するようにされていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置。
  6. 前記学習値反映手段は、前記学習値を用いて前記空燃比制御手段が行なう前記フィードバック制御の制御ゲインを補正するようにされていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置。
  7. 前記運転領域は、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて区分されたものであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置。
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