JP5295018B2 - パネルのコンセント取付構造 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばバイオハザード施設やそれらに関連する実験室や冷蔵庫等の気密性が要求される室に使用されるパネルのコンセント取付構造に関するものである。
一般に、バイオハザード施設やそれらに関連する実験室等は気密性が要求されている。また、これらの施設に使用される間仕切や壁は、一般に、一対の表面板の辺部間に枠材を具備し、かつ、両表面板と枠材とで形成される空間内に例えば発泡ポリウレタン等の断熱性心材やハニカムコア材等が充填されている。
また、これらの施設においては電源を確保するために、間仕切や壁を構成するパネルにコンセントを取り付ける場合がある。
そこで、従来では、前面が開口した箱形で開口周縁にフランジを有するコンセントカバーによってコンセント本体の裏面側を包囲し、コンセントカバーの底部を貫通する電線コードをコンセント本体に接続した状態で、コンセントカバーのフランジを内壁パネルの開口部の周縁に当接させた状態でコンセントカバーを内壁内に埋設し、その後、コンセントプレートを内壁パネルに取り付けるようにしたコンセント取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−30793号公報(特許請求の範囲、図2)
しかしながら、特許文献1に記載のコンセント取付構造においては、内壁を構成するパネルからコンセントカバーが突出して露出し、その露出部に配線が接続されるため、間仕切に使用されるパネルに適用した場合、気密性が損なわれる懸念がある。また、パネルからコンセントカバーが露出し、その露出部に配線が接続されるため、外観の美観が損なわれるという問題もある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたのもので、パネル内へのコンセントの組み込みを可能にした気密性を有するパネルのコンセント取付構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、一対の表面板間に心材が充填され、上記心材内に配線部を有するパネルへのコンセントの取付構造であって、 上記パネルは、有底状のコンセント用取付穴を有すると共に、上記取付穴の開口部の外周部に枠状の取付台座を固定してなり、 上記コンセントは、コンセント本体と、このコンセント本体との間に気密状態を保持してコンセント本体の裏面部を収容するコンセントボックスカバーとからなり、上記コンセントボックスカバーは、底部に配線導入部を有すると共に、開口縁に取付用フランジを有し、 上記パネルの配線部のリード線上記コンセントボックスカバーの配線導入部を介して上記コンセント本体に接続した状態で、上記取付台座を介して上記コンセントボックスカバーを上記取付穴内に装入し、取付部材によって上記コンセント本体及びコンセントボックスカバーを上記取付穴の開口部に固定してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、パネルの配線部のリード線コンセントボックスカバーの配線導入部を介してコンセント本体に接続した状態で、コンセント本体の裏面側を気密状態に収容するコンセントボックスカバーを、パネルに設けられた有底状の取付穴内に装入し、取付部材によってコンセント本体及びコンセントボックスカバーを取付穴の開口部に固定することで、パネル内にコンセントを組み込むことができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のパネルのコンセント取付構造において、 上記取付台座は、上記取付穴の開口部の外周部に固定部材によって固定される枠状の台座受けと、この台座受けに被着される側壁を有する枠状の台座本体とからなり、 上記台座受けは、板状取付枠と、この板状取付枠の内周開口縁に起立する起立壁と、上記取付枠の表面の複数箇所に立設され、その先端に係止受け部を有する係止柱と、上記固定部材を位置調整可能に貫挿する長孔と、を有し、 上記台座本体は、上記板状取付枠の外周面に嵌合可能な外周嵌合壁と、上記起立壁の外周面に嵌合可能な内周嵌合壁と、上記係止柱の係止受け部に係合可能な係止突起と、を有することを特徴とする。
このように構成することにより、パネルに設けられた取付穴の開口部の外周部に位置調整して台座受けを固定することができ、固定された台座受けの外周面、起立壁及び係止柱の係止受け部にそれぞれ台座本体の外周嵌合壁、内周嵌合壁及び係止突起を嵌合及び係合させて、取付台座をパネルの取付穴の開口部の外周部に固定することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のパネルのコンセント取付構造において、上記台座本体は、内周嵌合壁の外方側端部から折曲される平坦取付壁と、この平坦取付壁の上下端部からそれぞれ上記外周嵌合壁の上下部に向かって下り勾配状の傾斜壁と、上記外周嵌合壁の外周面に周設される段溝とを有し、台座本体が上記台座受けに取り付けられた際に、上記段溝と上記パネルの表面板との間に形成される凹溝内にコーキング材を充填してなることを特徴とする。
このように構成することにより、台座本体の平坦取付壁にコンセントボックスカバーの取付用フランジを当接させた状態で台座受けに固定することができ、台座本体に設けられた段溝とパネルの表面板との間に形成される凹溝内にコーキング材を充填することで、取付台座のパネル取付部の気密を維持することができる。また、台座本体に傾斜壁が設けられているので、コンセント取付部へのごみ等の付着を抑制することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のパネルのコンセント取付構造において、上記取付穴は、上記パネルに貫通された貫通穴内に装入される箱状ケースと、この箱状ケースの底部と上記貫通穴の開口部との空間内に充填される塞ぎ部材とで構成され、上記箱状ケースは、上部側壁に上記配線部に連通する連通口を有すると共に、この箱状ケースの開口部に取付部材の取付受け部を有する、ことを特徴とする。
このように構成することにより、取付穴を構成する箱状ケース内にコンセントボックスカバーを装入した状態で、取付部材を箱状ケースの開口部に設けられた取付受け部に取り付けることによってコンセントをパネルに固定することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、コンセント本体の裏面側を気密状態に収容するコンセントボックスカバーを、パネルに設けられた有底状の取付穴内に装入し、固定部材によって取付用フランジを、取付穴の開口部外周に固定された取付台座に固定することで、パネル内にコンセントを組み込むことができる。したがって、コンセントボックスカバーよりも厚味の少ないパネルにおいても、コンセントをパネルから露出することなく、パネル内に組み込むことができると共に、コンセントとパネルとの取付部の気密性の維持が図れる。
(2)請求項2記載の発明によれば、パネルの取付穴の開口部の外周部に位置調整可能に固定された台座受けの外周面、起立壁及び係止柱の係止受け部に、それぞれ台座本体の外周嵌合壁、内周嵌合壁及び係止突起を嵌合及び係合させて、取付台座をパネルの取付穴の開口部の外周部に固定することができるので、上記(1)に加えて更にコンセントのパネルへの取付を容易にすることができ、かつ、パネルへの取付台座の固定を強固にすることができると共に、パネルへのコンセントの取付を強固にすることができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、上記(1),(2)に加えて、更に取付台座のパネル取付部の気密を維持することができる。また、台座本体に傾斜壁が設けられているので、コンセント取付部へのごみ等の付着を抑制することができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、取付穴を構成する箱状ケース内にコンセントボックスカバーを装入した状態で、取付部材を箱状ケースの開口部に設けられた取付受け部に取り付けることによってコンセントをパネルに固定することができるので、上記(1)〜(3)に加えて、更にパネルに設けられるコンセント用の取付穴と外部との気密性を確実にすることができる。
この発明に係るパネルのコンセント取付構造の一例を示す断面図である。 図1の正面図である。 図2のI−I線に沿う断面図である。 この発明に係るパネルのコンセント取付構造を示す分解斜視図である。 この発明における取付台座の正面側の分解斜視図である。 この発明における取付台座の裏面側の分解斜視図である。
以下に、この発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係るコンセント取付構造をバイオハザード施設やそれらに関連する実験室に使用される金属サンドイッチパネルに適用した場合について説明する。
この発明における金属サンドイッチパネル1(以下に、パネル1という)は、図1に示すように、一対の表面板2と、両表面板2の辺部間に介在される枠材(図示せず)と、両表面板2と枠材とで形成される空間内充填される例えば発泡ポリウレタン等の断熱性心材3にて形成されている。また、パネル1における断熱性心材3には、電気コード等のリード線5の配線部4が埋設されている。この場合、配線部4は、リード線5と、このリード線5を貫挿する配管6とで構成されている。
また、パネル1には、有底状のコンセント用取付穴7が設けられており、この取付穴7の開口部8の外周部に固定される枠状の取付台座10を介してコンセント20がパネル1に組み込まれている。
この場合、取付穴7は、パネル1に貫通された矩形状の貫通穴7A内に装入される箱状ケース30と、この箱状ケース30の底部31と貫通穴7Aの裏面側の開口部8Aとの空間33内に充填される断熱性部材例えば発泡ポリスチレン等の押出材製の塞ぎ部材34とで有底状に形成されている。なお、この場合、箱状ケース30の上部側壁32にはケース内に連通する筒状連通口35が設けられており、この筒状連通口35に、配線部4の配管6の端部が嵌挿されており、配管6内のリード線5は筒状連通口35を介して箱状ケース30内に導かれている。また、箱状ケース30の開口部8の対向する上下辺には、コンセント20の取付受け部であるねじ孔36が刻設された取付舌片37が内方に向かって突設されている。
なお、上記箱状ケース30は、パネル1を作製する前に、一対の表面板2に設けられた貫通穴7Aを介して両表面板2間の空間内に配置され、筒状連通口35に配線部4の配管6の先端を挿入した状態で仮組され、その後、貫通穴7A以外の空間内に断熱性心材3を発泡・充填することによって、箱状ケース30はパネル1に埋め込まれる。
上記取付台座10は、取付穴7すなわち貫通穴7Aの表面側の開口部8の外周部に固定部材である固定ねじ11によって固定される矩形枠状の台座受け12と、この台座受け12に着脱可能に被着される側壁32を有する矩形枠状の台座本体13とで構成されている。
この場合、台座受け12は、図4及び図5に示すように、板状取付枠14と、この板状取付枠14の内周開口縁に起立する起立壁15と、取付枠14の表面の複数箇所例えば上下左右の4箇所に立設され、その先端に係止受け部16aを有する係止柱16と、固定ねじ11を位置調整可能に貫挿する上下方向に延びる長孔14aと、を有している。
また、台座本体13は、図4及び図5に示すように、板状取付枠14の外周面に嵌合可能な矩形枠状の外周嵌合壁13aと、起立壁15の外周面に嵌合可能な矩形枠状の内周嵌合壁13bと、内周嵌合壁13bの外方側端部から折曲される矩形枠状の平坦取付壁13cと、この平坦取付壁13cの外周側の上下端部からそれぞれ外周嵌合壁13aの上下部に向かって下り勾配状の傾斜壁13dと、外周嵌合壁13aの外周面に周設される段溝13eと、平坦取付壁13cの裏面側に突設され、係止柱16の係止受け部16aに係合可能な係止突起13fと、を有している。
なお、上記のように形成される台座本体13が台座受け12に取り付けられた際に、台座本体13に設けられた段溝13eとパネル1の表面板2との間に形成される凹溝17内にコーキング材18が充填されるようになっている。
一方、コンセント20は、図4に示すように、コンセント本体21と、このコンセント本体21との間に気密状態を保持してコンセント本体21の裏面部21aを収容する例えばクロロプレンゴム等の合成ゴム製のコンセントボックスカバー22とからなる。なお、コンセント本体21とコンセントボックスカバー22とは、例えば接着剤を介して接着することで、気密状態が保持される。また、コンセントボックスカバー22の底部22aには、配線導入部であるホース23が突設され、このホース23内に挿入されるリード線5の端部がコンセント本体21に接続されるようになっている。また、コンセントボックスカバー22の開口縁には、矩形枠状の取付用フランジ24が設けられている。
なお、コンセント本体21は、矩形状のプラグ差し込み部25の外周に取付フランジ26を有しており、この取付フランジ26の上下部には、それぞれ水平方向に延びる取付用長孔26aが設けられている。また、コンセントボックスカバー22の取付用フランジ24の上下部には、取付用長孔26aに対応するように、それぞれ水平方向に延びる取付用長孔26bが設けられている。これら取付用長孔26a,26bを貫通する取付部材である取付ねじ27を上記箱状ケース30の開口部の取付舌片37に設けられた取付受け部であるねじ孔36に螺合することによって、コンセント本体21とコンセントボックスカバー22がパネル1に固定されるようになっている。また、コンセント本体21の上下端部には、それぞれ外方に向かってコ字状に屈曲すると共に、その表面平坦部28aにねじ孔28bが刻設された取付座28が設けられている。
なお、コンセント20の表面には化粧蓋40が取り付けられ、化粧蓋40によってコンセント本体21のプラグ差し込み部25のみが外部に露呈するようになっている。この場合、化粧蓋40は、プラグ差し込み部25が露呈可能な矩形状の開口窓41を有する蓋本体42と、この蓋本体42の外周片に屈曲され、コンセントボックスカバー22の取付用フランジ24の外周を被覆する外装枠43とからなり、蓋本体42の開口窓41の上下部に設けられた透孔44を貫通する蓋固定ねじ45を、コンセント本体21の取付フランジ26の取付座28に設けられたねじ孔28bに螺合することによって、化粧蓋40がコンセント本体21に固定される。
次に、コンセント20をパネル1に取り付ける手順について説明する。まず、予め取付穴7を構成する箱状ケース30がパネル1に設けられた貫通穴7A内に埋設され、かつ、配線部4の配管6が接続されているパネル1を用意する。なお、貫通穴7Aの裏面側の開口部8Aと箱状ケース30の底部31との間の空間には塞ぎ部材34が充填される。
次に、パネル1に設けられた取付穴7の開口部8に取付台座10を構成する台座受け12を固定ねじ11によってパネル1に固定する。この際、台座受け12に設けられた長孔14aに固定ねじ11を貫通して固定することで、台座受け12の位置調整を行う。このようにして、パネル1の取付穴7の開口部8の外周部に台座受け12を固定した後、台座受け12の外周面、起立壁15及び係止柱16の係止受け部16aにそれぞれ台座本体13の外周嵌合壁13a、内周嵌合壁13b及び係止突起13fを嵌合及び係合させて、取付台座10をパネル1の取付穴7の開口部8の外周部に固定する。
次に、パネル1の配線部4内から引き出されたリード線5をコンセントボックスカバー22のホース23に導いてコンセント本体21に接続する。次に、コンセント本体21の裏面部を気密状態で収容したコンセントボックスカバー22を、取付台座10を介して取付穴7すなわち箱状ケース30内に装入する。このとき、コンセントボックスカバー22の取付用フランジ24の裏面が取付台座10の台座本体13の平坦取付壁13cに当接される。この状態で、コンセント本体21の取付フランジ26に設けられた長孔26a及びコンセントボックスカバー22の取付用フランジ24に設けられた長孔26bを貫通する取付ねじ27を、箱状ケース30の開口部8に設けられたねじ孔36に螺合して、コンセント20すなわちコンセント本体21及びコンセントボックスカバー22をパネル1の取付穴7内に取り付ける。
上記のようにしてコンセント20をパネル1に取り付けた後、プラグ差し込み部25のみが露呈するように化粧蓋40をコンセントボックスカバー22の取付用フランジ24に被着し、蓋固定ねじ45を、コンセント本体21の取付フランジ26の取付座28に設けられたねじ孔28bに螺合することによって、化粧蓋40をコンセント本体21に固定する。
なお、台座本体13に設けられた段溝13eとパネル1の表面板2との間に形成される凹溝内にコーキング材18を充填する。コーキング材18を充填する時期は、台座本体13が台座受け12に取り付けられた後であればいつでもよく、台座本体13を台座受け12に取り付けた直後、あるいは、コンセント20をパネル1に取り付けた後であってもよい。
上記のように構成される実施形態のパネルのコンセント取付構造によれば、パネル1の取付穴7の開口部8の外周部に取付台座10を取り付けることで、コンセントボックスカバー22よりも厚味の少ないパネル1においても、コンセント20をパネル1から露出することなく、パネル1内に容易に組み込むことができる。また、コンセント本体21の裏面部は気密状態でコンセントボックスカバー22内に収容され、コンセントボックスカバー22は有底状の取付穴7を構成する箱状ケース30内に装入され、取付ねじ27を取付穴7(具体的には箱状ケース30)の開口部8に設けられたねじ孔36に螺合して固定するので、コンセント20は気密が維持された状態でパネル1に組み込まれる。また、取付台座10の台座本体13に設けられた段溝13eとパネル1の表面板2との間に形成される凹溝内にコーキング材18を充填することにより、更に気密性の向上が図れる。また、パネル1に設けられた取付穴7(貫通穴7A)の裏面側の開口部8Aと箱状ケース30の底部31との間の空間内に断熱性を有する塞ぎ部材34を充填すれば、パネル1におけるコンセント20の取付部の断熱性の維持が図れる。
なお、上記実施形態では、この発明に係るコンセント取付構造をバイオハザード施設やそれらに関連する実験室等に適用した場合について説明したが、それら以外の気密を要する室、例えば冷蔵庫のパネルにおいても適用できることは勿論である。
1 パネル
2 表面板
3 断熱性心材
4 配線部
5 リード線
6 配管
7 取付穴
7A 貫通穴
8 開口部
10 取付台座
11 固定ねじ(固定部材)
12 台座受け
13 台座本体
13a 外周嵌合壁
13b 内周嵌合壁
13c 平坦取付壁
13d 傾斜壁
13e 段溝
13f 係止突起
14 板状取付枠
15 起立壁
16 係止柱
16a 係止受け部
17 凹溝
18 コーキング材
20 コンセント
21 コンセント本体
21a 裏面部
22 コンセントボックスカバー
23 ホース(配線導入部)
24 取付用フランジ
26a,26b 取付用長孔
27 取付ねじ(取付部材)
30 箱状ケース
31 底部
32 側壁
33 空間
34 塞ぎ部材
35 筒状連通口
36 ねじ孔(取付受け部)

Claims (4)

  1. 一対の表面板間に心材が充填され、上記心材内に配線部を有するパネルへのコンセントの取付構造であって、
    上記パネルは、有底状のコンセント用取付穴を有すると共に、上記取付穴の開口部の外周部に枠状の取付台座を固定してなり、
    上記コンセントは、コンセント本体と、このコンセント本体との間に気密状態を保持してコンセント本体の裏面部を収容するコンセントボックスカバーとからなり、上記コンセントボックスカバーは、底部に配線導入部を有すると共に、開口縁に取付用フランジを有し、
    上記パネルの配線部のリード線上記コンセントボックスカバーの配線導入部を介して上記コンセント本体に接続した状態で、上記取付台座を介して上記コンセントボックスカバーを上記取付穴内に装入し、取付部材によって上記コンセント本体及びコンセントボックスカバーを上記取付穴の開口部に固定してなる、
    ことを特徴とするパネルのコンセント取付構造。
  2. 請求項1記載のパネルのコンセント取付構造において、
    上記取付台座は、上記取付穴の開口部の外周部に固定部材によって固定される枠状の台座受けと、この台座受けに被着される側壁を有する枠状の台座本体とからなり、
    上記台座受けは、板状取付枠と、この板状取付枠の内周開口縁に起立する起立壁と、上記取付枠の表面の複数箇所に立設され、その先端に係止受け部を有する係止柱と、上記固定部材を位置調整可能に貫挿する長孔と、を有し、
    上記台座本体は、上記板状取付枠の外周面に嵌合可能な外周嵌合壁と、上記起立壁の外周面に嵌合可能な内周嵌合壁と、上記係止柱の係止受け部に係合可能な係止突起と、を有する、
    ことを特徴とするパネルのコンセント取付構造。
  3. 請求項2記載のパネルのコンセント取付構造において、
    上記台座本体は、内周嵌合壁の外方側端部から折曲される平坦取付壁と、この平坦取付壁の上下端部からそれぞれ上記外周嵌合壁の上下部に向かって下り勾配状の傾斜壁と、上記外周嵌合壁の外周面に周設される段溝とを有し、台座本体が上記台座受けに取り付けられた際に、上記段溝と上記パネルの表面板との間に形成される凹溝内にコーキング材を充填してなる、
    ことを特徴とするパネルのコンセント取付構造。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のパネルのコンセント取付構造において、
    上記取付穴は、上記パネルに貫通された貫通穴内に装入される箱状ケースと、この箱状ケースの底部と上記貫通穴の開口部との空間内に充填される塞ぎ部材とで構成され、
    上記箱状ケースは、上部側壁に上記配線部に連通する連通口を有すると共に、この箱状ケースの開口部に取付部材の取付受け部を有する、
    ことを特徴とするパネルのコンセント取付構造。
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