JP5293853B1 - バーコード読取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バーコード読取装置1は、候補比率毎に定められた誤差算出式をそれぞれ備え、キャラクタの各バー幅の誤差を、当該キャラクタにおいて測定された各明色バーのバー幅測定値及び各暗色バーのバー幅測定値をパラメータとして、各候補比率に対応する各誤差算出式により各候補比率に対応させてそれぞれ求めている。そして、それら候補比率毎に、各モジュール種別における幅値の許容範囲を設定し、候補比率毎の許容範囲設定内容と、バー幅測定手段によって測定された各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーの測定値とに基づいて、各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーのモジュール種別を判定し、各キャラクタを解読している。
【選択図】図1
Description
読取対象となる前記バーコードは、当該バーコードを構成する各キャラクタにおいて、前記明色基準モジュールの幅の合計値と前記暗色基準モジュールの幅の合計値との比率が、予め定められた複数の候補比率の中から選ばれるいずれか一つの比率となるべきものであり、
前記バーコードを撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段によって前記バーコードが撮像されたときの撮像結果に基づいて、当該バーコードにおける各明色バー及び各暗色バーのバー幅を測定するバー幅測定手段と、
前記候補比率毎に定められた誤差算出式をそれぞれ備え、誤差算出対象となるキャラクタにおける各バー幅の誤差を、当該キャラクタにおいて前記バー幅測定手段によって測定された各明色バーのバー幅測定値及び各暗色バーのバー幅測定値をパラメータとして、各候補比率に対応する各誤差算出式により各候補比率に対応させてそれぞれ求める誤差算出手段と、
前記誤差算出手段によって算出された前記候補比率毎の各誤差に基づき、それら候補比率毎に、各モジュール種別における幅値の許容範囲を設定する許容範囲設定手段と、
前記許容範囲設定手段によって設定された前記候補比率毎の許容範囲設定内容と、前記バー幅測定手段によって測定された各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーの測定値とに基づいて、各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーのモジュール種別を判定し、各キャラクタを解読するキャラクタ解読手段と、
を備えたことを特徴とする。
この構成では、読取対象となるバーコードが特定の性質のものである場合(即ち、各キャラクタにおいて、明色基準モジュールの幅の合計値と暗色基準モジュールの幅の合計値との比率が、予め定められた複数の候補比率の中から選ばれるいずれか一つの比率となるようなバーコードの場合)に、各バーにどの程度の誤差が生じているかを仮定した上で、候補比率毎に各モジュール種別における幅値の許容範囲を設定することができる。そして、候補比率の中から各明色バー及び各暗色バーの測定値が許容範囲に合致するような比率を選び、且つ許容範囲に合致するようなデータ内容を選ぶようにすれば、各バーに太りや細りが生じていたとしても適切に解読できるようになる。
Sb/Mb=Sw/Mw
を満たすΔを誤差として算出する。
この構成によれば、暗色バーにおいて同じ度合いで太りが生じやすく、明色バーにおいて同じ度合いで細りが生じやすいバーコードを読み取る場合に誤差をより正確に算出しやすくなり、ひいては、各キャラクタをより正確に解読しやすくなる。
Δ=S1/(2×Mb)−S2/(2×Mw)
を満たすΔを誤差として算出する。
この構成によれば、暗色バーのサイズに比例するような程度で太りが生じやすく、明色バーのサイズに比例するような程度で細りが生じやすいバーコードを読み取る場合に誤差をより正確に算出しやすくなり、ひいては、各キャラクタをより正確に解読しやすくなる。
この構成によれば、異常バーコード(例えば大幅な太りや細りが生じているバーコード等)を読み取った場合に、誤解読を防ぎ、エラーを報知することができる。
この構成によれば、各キャラクタをより正確に解読できるようになる。特に、登録された配列パターンに合致する配列パターンを解読したときの許容範囲設定内容は、いずれかの候補比率に基づいて誤差算出した上でその誤差を反映して許容範囲を設定したものであるため、その許容範囲設定内容の元になる候補比率と、解読されたキャラクタ種別における比率とが整合していることを条件として解読成功とすれば、誤読をより確実に防ぐことができる。
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(全体構成)
まず、図1等を参照して本実施形態に係るバーコード読取装置の全体構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係るバーコード読取装置1は、バーコードBを読み取るコードリーダとして構成されるものであり、図示しないケースによって外郭が構成され、このケース内に各種電子部品が収容された構成をなしている。
次に、図1のバーコード読取装置で行われる読取処理について説明する。
図2に示す読み取り処理は、例えばユーザによる所定操作や電源投入などをトリガとして開始されるものであり、まず、受光センサ23によってバーコードBを撮像すると共に、そのバーコードBのコード画像を取得し、メモリ35に記憶する(S1)。
また、明色バーの測定値の許容範囲も同様であり、例えば単位モジュールについては、キャラクタ全体幅の測定値pに第1の係数(1.5)を乗じた値に対してモジュール数(11)を除した値に数1で測定される誤差Δを減算した値が閾値(第1の閾値)となっており、測定値(Si)がこの第1閾値以下(或いは未満)であれば暗色バーの単位モジュールの許容範囲に含まれるとしている。なお、誤差Δは上述のように候補比率毎に算出されるため、許容範囲も候補比率毎に算出されることになる。明色バーに関し、単位モジュールの2倍のモジュール(2モジュール)の許容範囲も同様である。ここでは、キャラクタ全体幅の測定値pに第2の係数(2.5)を乗じた値に対してモジュール数(11)を除した値に数1で測定される誤差Δを減算した値が閾値(第2の閾値)となっており、測定値(Si)が第1閾値以上であり(或いは第1閾値を超え)、第2閾値以下(或いは未満)であれば明色バーの2モジュールの許容範囲に含まれるとしている。明色バーに関し、単位モジュールの3倍のモジュール(3モジュール)の許容範囲、単位モジュールの4倍のモジュール(4モジュール)の許容範囲も同様に設定される。
一方、いずれかの許容範囲設定内容から得られた配列パターンがメモリ35(登録手段)に登録されている場合、その許容範囲設定内容に対応する候補比率と、当該配列パターンに対応付けて登録されているキャラクタ種別における明色基準モジュールの幅の合計値と暗色基準モジュールの幅の合計値との比率とが整合していることを条件としてS17でYesに進むように当該キャラクタの解読を成功としている。
この構成によれば、各キャラクタをより正確に解読できるようになる。特に、登録された配列パターンに合致する配列パターンを解読したときの許容範囲設定内容は、いずれかの候補比率に基づいて誤差算出した上でその誤差を反映して許容範囲を設定したものであるため、その許容範囲設定内容の元になる候補比率と、解読されたキャラクタ種別における比率とが整合していることを条件として解読成功とすれば、誤読をより確実に防ぐことができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
この構成によれば、暗色バーのサイズに比例するような程度で太りが生じやすく、明色バーのサイズに比例するような程度で細りが生じやすいバーコードを読み取る場合に誤差をより正確に算出しやすくなり、ひいては、各キャラクタをより正確に解読しやすくなる。
23…受光センサ(撮像手段)
35…メモリ(登録手段)
40…制御回路(バー幅測定手段、誤差算出手段、許容範囲設定手段、キャラクタ解読手段)
B…バーコード
Ba…暗色バー
Sp…明色バー
Claims (5)
- 幅の異なる複数種の明色基準モジュール及び幅の異なる複数種の暗色基準モジュールから選ばれる複数の明色バー及び複数の暗色バーによって構成されるキャラクタを複数配列してなるバーコードを読み取るバーコード読取装置であって、
読取対象となる前記バーコードは、当該バーコードを構成する各キャラクタにおいて、前記明色基準モジュールの幅の合計値と前記暗色基準モジュールの幅の合計値との比率が、予め定められた複数の候補比率の中から選ばれるいずれか一つの比率となるべきものであり、
前記バーコードを撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段によって前記バーコードが撮像されたときの撮像結果に基づいて、当該バーコードにおける各明色バー及び各暗色バーのバー幅を測定するバー幅測定手段と、
前記候補比率毎に定められた誤差算出式をそれぞれ備え、誤差算出対象となるキャラクタにおける各バー幅の誤差を、当該キャラクタにおいて前記バー幅測定手段によって測定された各明色バーのバー幅測定値及び各暗色バーのバー幅測定値をパラメータとして、各候補比率に対応する各誤差算出式により各候補比率に対応させてそれぞれ求める誤差算出手段と、
前記誤差算出手段によって算出された前記候補比率毎の各誤差に基づき、それら候補比率毎に、各モジュール種別における幅値の許容範囲を設定する許容範囲設定手段と、
前記許容範囲設定手段によって設定された前記候補比率毎の許容範囲設定内容と、前記バー幅測定手段によって測定された各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーの測定値とに基づいて、各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーのモジュール種別を判定し、各キャラクタを解読するキャラクタ解読手段と、
を備えたことを特徴とするバーコード読取装置。 - 前記誤差算出手段は、前記バーコードを構成する前記キャラクタの誤差を算出する際に、当該キャラクタにおける各暗色バーの各バー幅測定値からそれぞれ誤差Δを減算したときの各減算後測定値の総和をSbとし、当該キャラクタにおける各明色バーの各バー幅測定値に対しそれぞれ誤差Δを加算したときの各加算後測定値の総和をSwとし、当該キャラクタ内における前記暗色基準モジュールのモジュール総数をMbとし、当該キャラクタ内における前記明色基準モジュールのモジュール総数をMwとしたときに、前記候補比率毎に、以下の式、
Sb/Mb=Sw/Mw
を満たすΔを誤差として算出することを特徴とする請求項1に記載のバーコード読取装置。 - 前記誤差算出手段は、前記バーコードを構成する前記キャラクタの誤差を算出する際に、当該キャラクタにおける各暗色バーの各バー幅測定値の総和をS1とし、当該キャラクタにおける各明色バーの各バー幅測定値の総和をS2とし、当該キャラクタ内における前記暗色基準モジュールのモジュール総数をMbとし、当該キャラクタ内における前記明色基準モジュールのモジュール総数をMwとしたときに、前記候補比率毎に、以下の式、
Δ=S1/(2×Mb)−S2/(2×Mw)
を満たすΔを誤差として算出することを特徴とする請求項1に記載のバーコード読取装置。 - 前記明色基準モジュール及び前記暗色基準モジュールの配列についての異なる複数の配列パターンを有すると共に、各配列パターンに対してキャラクタ種別を対応付けて登録してなる登録手段を備え、
前記キャラクタ解読手段は、前記バーコードを構成する前記キャラクタを解読する際に、前記許容範囲設定手段によって前記候補比率毎に定められる許容範囲設定内容に基づき、それら許容範囲設定内容毎に、当該キャラクタを構成する各暗色バー及び各明色バーのモジュール種別をそれぞれ求めて配列化し、それら配列パターンがいずれも前記登録手段に登録されていない場合には当該キャラクタの解読を失敗とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバーコード読取装置。 - 前記明色基準モジュール及び前記暗色基準モジュールの配列についての異なる複数の配列パターンを有すると共に、各配列パターンに対してキャラクタ種別を対応付けて登録してなる登録手段を備え、
前記キャラクタ解読手段は、前記バーコードを構成する前記キャラクタを解読する際に、前記許容範囲設定手段によって前記候補比率毎に定められる許容範囲設定内容に基づき、それら許容範囲設定内容毎に、当該キャラクタを構成する各暗色バー及び各明色バーのモジュール種別をそれぞれ求めて配列化し、いずれかの許容範囲設定内容から得られた配列パターンが前記登録手段に登録されている場合、その許容範囲設定内容に対応する前記候補比率と、当該配列パターンに対応付けて登録されているキャラクタ種別における前記明色基準モジュールの幅の合計値と前記暗色基準モジュールの幅の合計値との比率とが整合していることを条件として当該キャラクタの解読を成功とすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバーコード読取装置。
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