JP5292109B2 - 光学装置及び潤滑剤並びにガタツキ防止方法 - Google Patents

光学装置及び潤滑剤並びにガタツキ防止方法 Download PDF

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本発明は、第1鏡筒部と、この第1鏡筒部に嵌合する第2鏡筒部とを備えた光学装置、及びこの光学装置に用いられる潤滑剤、並びに第1鏡筒部に対する第2鏡筒部のガタツキを防止するガタツキ防止方法に関する。
光学装置の一つとして、スクリーンに画像を表示するプロジェクタが知られている。プロジェクタは、画像光を生成する画像生成部と、生成された画像光をスクリーンに投写する投写レンズとを有する。投写レンズは、複数のレンズ群を有しており、これらのレンズ群を光軸方向に移動させることによってフォーカシングとズーミングとを行っている。
投写レンズとして、スクリーンに最も近い側のレンズ群がフォーカスレンズ群になっている前玉フォーカス調整式のものがある。前玉フォーカス調整式の投写レンズは、フォーカスレンズ群が組み込まれたフォーカス筒と、残りのレンズ群が組み込まれた固定筒とからなる。フォーカス筒は、固定筒の先端に嵌合し、固定筒に沿って各レンズ群の光軸方向に移動する。これにより、フォーカス筒にともなってフォーカスレンズ群が光軸方向に移動し、フォーカシングが行われる。
ところで、上記のように構成された投写レンズには、フォーカス筒と固定筒との嵌合部分に、フォーカス筒を円滑に光軸方向に移動させるためのクリアランスを設ける必要があり、このクリアランスによってフォーカス筒がガタついてしまうという問題があった。フォーカス筒にガタツキがあると、自重によってフォーカス筒が固定筒に対して傾き、フォーカスレンズ群と固定筒に組み込まれた残りのレンズ群との光軸がずれて、投写レンズの光学特性を劣化させてしまう。
こうしたガタツキを防止する技術として、レンズ繰り出し用のヘリコイドねじの雌雄の少なくとも一方に自己潤滑性のある材料を用いることが特許文献1に記載されている。このように自己潤滑性のある材料を用いれば、クリアランスを設ける必要がなくなり、フォーカス筒を円滑に移動させつつ、ガタツキを防止することができる。
特開平11−160602号公報
しかしながら、特許文献1のようにクリアランスを無くしてガタツキを防止しようとすると、機械加工に高い精度が要求され、製造に多大な時間とコストとが掛かってしまうという問題が生じる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、プロジェクタなどの光学装置において、製造に時間とコストとを掛けさせることなく、光軸方向に移動するフォーカス筒などの鏡筒の円滑な移動とガタツキの防止とを実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の光学装置は、外周面に第1ヘリコイドネジが形成された第1鏡筒部と、第1ヘリコイドネジと螺合する第2ヘリコイドネジが内周面に形成され、第1鏡筒部に対して相対的に移動する第2鏡筒部とを備えた光学装置であって、第1ヘリコイドネジと第2ヘリコイドネジとの螺合により光軸に対して平行な面で形成された第1の隙間と、光軸に対して傾斜した面で形成された第2の隙間に、第1鏡筒部及び第2鏡筒部よりも強度の低い材料又は弾性材料で、第1の隙間及び第2の隙間の間隔よりも粒径が大きい粒状体添加た潤滑剤を充填したことを特徴とする。
また、本発明の潤滑剤は、外周面に第1ヘリコイドネジが形成された第1鏡筒部と、第1ヘリコイドネジと螺合する第2ヘリコイドネジが内周面に形成され、第1鏡筒部に対して相対的に移動する第2鏡筒部とを備えた光学装置に用いられ、第1ヘリコイドネジと第2ヘリコイドネジとの螺合により光軸に対して平行な面で形成された第1の隙間と、光軸に対して傾斜した面で形成された第2の隙間に充填され、第1鏡筒部に対する第2鏡筒部の光軸方向及び光軸と垂直な方向のガタツキを防止する潤滑剤であって、第1鏡筒部及び第2鏡筒部よりも強度の低い材料又は弾性材料で、第1の隙間及び第2の隙間の間隔よりも粒径が大きい粒状体が添加されたことを特徴とする。
また、本発明の光学装置のガタツキ防止方法は、外周面に第1ヘリコイドネジが形成された第1鏡筒部と、第1ヘリコイドネジと螺合する第2ヘリコイドネジが内周面に形成され、第1鏡筒部に対して相対的に移動する第2鏡筒部とを備えた光学装置の第1鏡筒部に対する第2鏡筒部の光軸方向及び光軸と垂直な方向のガタツキを防止するガタツキ防止方法であって、第1ヘリコイドネジと第2ヘリコイドネジとの螺合により光軸に対して平行な面で形成された第1の隙間と、光軸に対して傾斜した面で形成された第2の隙間に、第1鏡筒部及び第2鏡筒部よりも強度の低い材料又は弾性材料で、第1の隙間及び第2の隙間の間隔よりも粒径が大きい粒状体を添加した潤滑剤を充填させることを特徴とする。
本発明によれば、第1鏡筒部と第2鏡筒部との嵌合部分に生じる隙間に、粒状体が添加された潤滑剤を充填し、粒状体によって第2鏡筒部が支えられるようにしたので、製造に時間とコストとを掛けさせることなく、光軸方向に移動する第2鏡筒部の円滑な移動とガタツキの防止とを実現することができる。
図1及び図2に示すように、プロジェクタ(光学装置)10は、プロジェクタ本体11と、投写レンズ12とから構成されている。プロジェクタ本体11には、白色光を発する光源、3原色(赤、緑、青)に対応した透過型液晶素子、及びクロスダイクロイックプリズムなどが内蔵されている。光源が発した白色光は、3原色光に分離された後、各色に対応した透過型液晶素子にそれぞれ入射し、各色の画像光となる。これらの各色の画像光は、クロスダイクロイックプリズムで合成され、投写レンズ12に入射する。投写レンズ12は、入射した合成画像光をスクリーンに拡大投映する。
プロジェクタ本体11の底面11aには、脚部5と取付部6とが設けられている。プロジェクタ10を設置面7に載置して使用するときには、脚部5と底面11aの後端部とを設置面7に接触させて、投写レンズ12をやや上向きにする(図1参照)。一方、プロジェクタ10を天井8に吊り下げて使用するときには、底面11aを上に向けた状態で、天井8に設置された吊り下げ装置9に取付部6を取り付けて、投写レンズ12をやや下向きにする。
図3に示すように、投写レンズ12は、前玉フォーカス調整式であり、フォーカスレンズ群13が組み込まれたフォーカス筒(第2鏡筒部)14と、第2レンズ群15、第3レンズ群16、及び第4レンズ群17が組み込まれた固定筒(第1鏡筒部)18と、カム筒19と、フォーカス筒14に固定されたフォーカスリング20と、カム筒19に固定されたズームリング21などを備えている。フォーカスレンズ群13は、フォーカス筒14の前部に組み込まれている。
投写レンズ12は、フォーカスリング20を回転操作すると、フォーカスレンズ群13が光軸方向に移動してフォーカシングが行われ、ズームリング21を回転操作すると、第2レンズ群15及び第3レンズ群16がそれぞれ光軸方向に移動してズーミングが行われる。
固定筒18は、円筒形状に形成されている。フォーカス筒14は、固定筒18の外径に応じた内径を有する円筒形状に形成されており、固定筒18の先端の外側に嵌合している。これらフォーカス筒14及び固定筒18には、例えば、アルミニウムなどの金属材料が用いられる。
フォーカス筒14の後部内周には、ヘリコイド雌ネジ23が形成されている。固定筒18の前部外周には、ヘリコイド雌ネジ23に螺合するヘリコイド雄ネジ24が形成されている。フォーカス筒14及び固定筒18は、ヘリコイド雌ネジ23とヘリコイド雄ネジ24とを介してヘリコイド結合している。
操作突起20aを把持してフォーカスリング20を回転操作すると、ヘリコイド雌ネジ23、ヘリコイド雄ネジ24の作用により、フォーカス筒14が回転しながら固定筒18に沿って光軸方向に移動する。これにより、フォーカスレンズ群13が光軸方向に移動し、フォーカシングが行われる。
第2レンズ群15は、レンズ枠25に保持されている。第3レンズ群16は、レンズ枠26に保持されている。第4レンズ群17は、レンズ枠27に保持されている。各レンズ枠25〜27は、各レンズ群15〜17の外径に応じた内径、及び固定筒18の内径に応じた外径を有する円筒形状に形成されている。レンズ枠25、26は、固定筒18の内側に嵌合し、光軸方向に移動自在に組み込まれている。レンズ枠27は、固定筒18の内側に固定されている。また、各レンズ枠25〜27には、固定筒18と同様に、アルミニウムなどの金属材料が用いられる。
固定筒18には、光軸22に沿って直進カム溝28が形成されている。カム筒19の内周には、周方向に回転カム溝29、30が形成されている。レンズ枠25の外周には、直進カム溝28を介して回転カム溝29に挿入されるカムフォロワ31が設けられている。レンズ枠26の外周には、直進カム溝28を介して回転カム溝30に挿入されるカムフォロワ32が設けられている。
操作突起21aを把持してズームリング21を回転操作すると、カム筒19が回転する。カム筒19が回転すると、直進カム溝28によって回転が規制されたカムフォロワ31、32が対応する回転カム溝29、30によって押され、レンズ枠25、26が直進カム溝28、及び固定筒18に沿って光軸方向に移動する。これにより、第2レンズ群15、第3レンズ群16が光軸方向に移動し、ズーミングが行われる。
図4に示すように、フォーカス筒14と固定筒18との嵌合部分であるヘリコイド雌ネジ23とヘリコイド雄ネジ24との間には、隙間40が空いている。この隙間40は、フォーカス筒14の回転及び光軸方向への移動を円滑にさせるためのクリアランスであるとともに、フォーカス筒14、固定筒18の機械加工上の寸法公差にともなうものである。なお、隙間40の間隔tは、例えば、10μm〜50μmである。
隙間40には、フォーカス筒14の動きを円滑にさせるとともに、固定筒18に対するフォーカス筒14のガタツキを防止するためのグリス(潤滑剤)42が充填されている。グリス42には、例えば、シリコーングリスやセラミックグリスなどが用いられる。また、このグリス42には、略球形に形成された粒状体44が多数添加されている。
粒状体44には、シリコーン樹脂やフッ素樹脂などといった弾性とグリス42に対する耐性(耐油性)とを有する材料が用いられている。図4において二点鎖線で示すように、粒状体44の直径d(大きさ)は、隙間40の間隔tよりも僅かに大きく形成されている。これにより、粒状体44は、グリス42に添加されて隙間40に充填された際に、ヘリコイド雌ネジ23とヘリコイド雄ネジ24とで挟まれて弾性変形する。
なお、直径dが間隔tに対して大き過ぎると、粒状体44の弾性力が負荷となり、フォーカス筒14の回転及び光軸方向への移動の妨げとなってしまうことが懸念される。そこで、粒状体44の直径dは、間隔tに対して10〜20%大きい程度であることが好ましい。例えば、間隔tが10μmである場合には、11μm〜12μmであることが好ましく、間隔tが50μmである場合には、55μm〜60μmであることが好ましい。
隙間40にグリス42が充填されていないと、設置面7に載置したり天井8に吊り下げたりしてプロジェクタ10を使用する際に、隙間40によってフォーカス筒14がガタツキ、フォーカスレンズ群13と第2レンズ群15などとの光軸がずれて、投写レンズ12の光学特性を劣化させてしまうという問題が生じる。これに対し、粒状体44が添加されたグリス42を隙間40に充填すると、弾性変形した多数の粒状体44によってフォーカス筒14が支えられるので、フォーカス筒14のガタツキ、及びこれにともなう投写レンズ12の光学特性の劣化を確実に防止することができる。
また、フォーカス筒14と固定筒18との嵌合部分に隙間40が設けられ、この隙間に潤滑剤であるグリス42を充填させているので、フォーカス筒14を円滑に動かすこともできる。さらに、隙間40によって寸法公差が許容され、機械加工に高い精度を要求する必要がないので、製造に時間とコストとを掛けさせる心配もない。また、上記のように、粒状体44に弾性のある材料を用い、隙間40の間隔tよりも僅かに大きくしておけば、機械加工によって隙間40の間隔tにバラツキが生じた際にも、そのバラツキを弾性変形によって吸収することができる。
上記実施形態では、粒状体44に弾性を有する材料を用いるようにしたが、これに限ることなく、硬質な材料を用いてもよい。この際、硬質な材料としては、例えば、ガラスや硬質樹脂など、アルミニウムなどの金属材料が用いられるフォーカス筒14及び固定筒18よりも強度が低いものを用いることが好ましい。こうすれば、粒状体44の直径dを隙間40の間隔tよりも僅かに大きくした際に、フォーカス筒14の移動にともなって粒状体44に磨耗や削れが生じ、直径dが間隔tと略同一になる。従って、フォーカス筒14の回転及び光軸方向への移動が最初は硬いものの、動かしているうちに次第になじみ、フォーカス筒14を円滑に移動させつつ、ガタツキを防止することができるようになる。
上記実施形態では、粒状体44の直径dを隙間40の間隔tよりも僅かに大きくするようにしたが、これに限ることなく、フォーカス筒14のガタツキ、及びこれにともなう投写レンズ12の光学特性の劣化が許容できる範囲であれば、間隔tと同一でもよいし、間隔tよりも僅かに小さくてもよい。また、上記実施形態では、略球形に形成された粒状体44を示したが、これに限ることなく、多面体状に形成してもよい。
上記実施形態では、フォーカス筒14を第2鏡筒部として示したが、これに限ることなく、例えば、レンズ枠25やレンズ枠26を第2鏡筒部とし、これらと固定筒18との嵌合部分に生じる隙間に粒状体44が添加されたグリス42を充填するようにしてもよい。従って、上記実施形態では、ヘリコイド結合した部分を嵌合部分として示したが、嵌合部分は、これに限ることなく、レンズ枠25やレンズ枠26のように面同士を対面させて直進移動する部分でもよい。また、上記実施形態では、第1鏡筒部である固定筒18の外側に嵌合したフォーカス筒14を第2鏡筒部として示したが、第2鏡筒部は、レンズ枠25やレンズ枠26のように第1鏡筒部の内側に嵌合するものでもよい。
上記実施形態では、光学装置としてプロジェクタ10を示したが、光学装置は、これに限ることなく、例えば、カメラや望遠鏡など、光軸方向に移動する鏡筒部を有するものであればよい。さらには、一眼レフタイプのカメラに用いられるレンズユニット(交換レンズ)としてもよい。
設置面に載置して使用する際のプロジェクタを示す側面図である。 天井に吊り下げて使用する際のプロジェクタを示す側面図である。 投写レンズの断面図である。 ヘリコイド結合部分を拡大した部分拡大図である。
10 プロジェクタ(光学装置)
12 投写レンズ
13 フォーカスレンズ群
14 フォーカス筒(第2鏡筒部)
18 固定筒(第1鏡筒部)
40 隙間
42 グリス(潤滑剤)
44 粒状体

Claims (3)

  1. 外周面に第1ヘリコイドネジが形成された第1鏡筒部と、前記第1ヘリコイドネジと螺合する第2ヘリコイドネジが内周面に形成され、前記第1鏡筒部に対して相対的に移動する第2鏡筒部とを備えた光学装置において、
    前記第1ヘリコイドネジと前記第2ヘリコイドネジとの螺合により前記光軸に対して平行な面で形成された第1の隙間と、前記光軸に対して傾斜した面で形成された第2の隙間に、前記第1鏡筒部及び前記第2鏡筒部よりも強度の低い材料又は弾性材料で、前記第1の隙間及び前記第2の隙間の間隔よりも粒径が大きい粒状体を添加した潤滑剤を充填したことを特徴とする光学装置。
  2. 外周面に第1ヘリコイドネジが形成された第1鏡筒部と、前記第1ヘリコイドネジと螺合する第2ヘリコイドネジが内周面に形成され、前記第1鏡筒部に対して相対的に移動する第2鏡筒部とを備えた光学装置に用いられ、前記第1ヘリコイドネジと前記第2ヘリコイドネジとの螺合により前記光軸に対して平行な面で形成された第1の隙間と、前記光軸に対して傾斜した面で形成された第2の隙間に充填され、前記第1鏡筒部に対する前記第2鏡筒部の前記光軸方向及び前記光軸と垂直な方向のガタツキを防止する潤滑剤において、
    前記第1鏡筒部及び前記第2鏡筒部よりも強度の低い材料又は弾性材料で、前記第1の隙間及び前記第2の隙間の間隔よりも粒径が大きい粒状体が添加されたことを特徴とする潤滑剤。
  3. 外周面に第1ヘリコイドネジが形成された第1鏡筒部と、前記第1ヘリコイドネジと螺合する第2ヘリコイドネジが内周面に形成され、前記第1鏡筒部に対して相対的に移動する第2鏡筒部とを備えた光学装置の前記第1鏡筒部に対する前記第2鏡筒部の前記光軸方向及び前記光軸と垂直な方向のガタツキを防止するガタツキ防止方法において、
    前記第1ヘリコイドネジと前記第2ヘリコイドネジとの螺合により前記光軸に対して平行な面で形成された第1の隙間と、前記光軸に対して傾斜した面で形成された第2の隙間に、前記第1鏡筒部及び前記第2鏡筒部よりも強度の低い材料又は弾性材料で、前記第1の隙間及び前記第2の隙間の間隔よりも粒径が大きい粒状体を添加した潤滑剤を充填させることを特徴とする光学装置のガタツキ防止方法。
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