JP5291818B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等の携帯電子機器に関する。
近年、携帯電子機器としての携帯電話機には、携帯電話機の状態を検出するために加速度センサ等のセンサが搭載されているものがある。このような携帯電話機は、センサにより検出された各状態に応じて、所定のアプリケーションを起動させたり、制御内容を変更させたりするように構成されている。
ここで、センサを利用した機能を有する携帯電話機として、加速度センサにより検出された加速度を利用して歩数計の機能を実行するアプリケーションプログラムを有する携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−167758号公報
しかしながら、特許文献1の携帯電話機では、例えば机等の硬い物体の上に携帯電話機を置いた場合や、折り畳み型の携帯電話機を開閉する動作を行った場合や、携帯電話機に人為的な加速度を加えることで特定の機能を実行させる場合等であっても加速度センサは加速度を検出する。
このように特許文献1の携帯電話機では、歩行動作以外の動作によって発生する加速度が加速度センサにより検出され、検出された加速度に基づいて歩数計機能により歩数が計数されてしまう場合がある。このため、歩数計機能により計数される歩数に実際の歩数との間に誤差が生じてしまう場合がある。
そこで、本発明は、歩数計機能により計数される歩数の誤差を抑制できる携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、2つの筐体と、前記2つの筺体に人為的加速度を付与する動作が可能なように、当該2つの筐体を開閉可能に保持させる手段と、加速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段により検出される加速度の経時的な変化に基づいて歩数を計数する計数手段と、前記計数手段による歩数の計数を制御する計数制御手段と、前記計数手段により一定の歩数が計数されたかを判定する計数判定手段と、前記計数判定手段により前記一定の歩数が計数されたと判定された場合、当該一定の歩数が計数された後の所定期間内に前記計数手段により新たに歩数が計数されるかを判定する判定手段と、前記2つの筐体の開閉状態が変化したことを検出する開閉検出手段と、を備え、前記計数制御手段は、前記判定手段により前記所定期間内に新たに歩数が計数されないと判定されず、前記開閉検出手段により開閉を検出した場合、前記一定の歩数の計数を取り消すように制御することを特徴とする。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、筐体と、前記筐体に人為的な加速度を付与する加速度付与手段と、加速度を検出する加速度検出手段と、前記筐体に、前記人為的な加速度が付与されたことを検出する付与加速度検出手段と、前記加速度検出手段により検出される加速度の経時的な変化に基づいて歩数を計数する計数手段と、前記計数手段による歩数の計数を制御する計数制御手段と、前記計数手段により一定の歩数が計数されたかを判定する計数判定手段と、前記計数判定手段により前記一定の歩数が計数されたと判定された場合、当該一定の歩数が計数された後の所定期間内に前記計数手段により新たに歩数が計数されるかを判定する判定手段と、を備え、前記計数制御手段は、前記判定手段により前記所定期間内に新たに歩数が計数されないと判定されず、前記付与加速度検出手段により前記人為的な加速度の付与があったことを検出した場合、前記一定の歩数の計数を取り消すように制御することを特徴とする。
本発明によれば、歩数計機能により計数される歩数の誤差を抑制できる携帯電子機器を提供することができる。
携帯電話機1を開いた状態における外観斜視図である。 携帯電話機1の機能を示すブロック図である。 加速度センサ100により検出される加速度を合成した合成加速度値の経時的な変化を示すグラフである。 加速度センサ100により検出される加速度を合成した合成加速度値の経時的な変化を示すグラフである。 加速度センサ100により検出される加速度を合成した合成加速度値の経時的な変化を示すグラフである。 加速度センサ100により検出される加速度を合成した合成加速度値の経時的な変化を示すグラフである。 制御部45による歩数の計数処理について示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1により、携帯電子機器としての携帯電話機1における基本構造を説明する。図1は、携帯電話機1を開いた状態における外観斜視図を示す。
図1に示すように、携帯電話機1は、筐体としての操作部側筐体(第1筐体)2と、表示部側筐体(第2筐体)3と、を備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能に構成される。つまり、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開いた状態(開状態)と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが折り畳まれた状態(閉状態)とにすることができる。ここで、閉状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両筐体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
操作部側筐体2は、外面がフロントケース2aとリアケース2bとにより構成される。操作部側筐体2は、フロントケース2a側に、入力手段としての操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイクとしての音声入力部12とがそれぞれ露出するように構成される。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成される。操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、あるいは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1が開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われる。
表示部側筐体3は、外面がフロントパネル3aと、フロントケース3bと、リアケース3c(図示せず)と、リアパネル3d(図示せず)とにより構成される。表示部側筐体3におけるフロントケース3bには、各種情報を表示するための表示部21と、通話の相手側の音声を出力するレシーバとしての音声出力部22と、が露出するように配置される。ここで、表示部21は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とから構成される。
図2は、携帯電話機1の機能を示すブロック図である。図2に示すように、携帯電話機1は、通信部200と、振動発生部99と、加速度センサ100と、計時部101と、メモリ44と、制御部45と、開閉センサ46と、を備える。
通信部200は、所定の使用周波数帯により外部装置と通信を行うアンテナ部90と、変調処理又は復調処理等の信号処理を行う通信処理部201と、を備える。
アンテナ部90は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で外部装置(基地局)と通信を行う。なお、本実施形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、他の周波数帯であってもよい。また、アンテナ部90は、所定の使用周波数帯(第1の使用周波数帯)のほかに、第2の使用周波数帯(例えば、2GHz)に対応できる、いわゆるデュアルバンド対応型による構成であってもよいし、更に、第3の使用周波数帯にも対応できる複数バンド対応型により構成されていてもよい。
通信処理部201は、アンテナ部90により受信された信号を復調処理し不図示の処理部に供給すると共に、処理部から供給された信号を変調処理しアンテナ部90を介して外部装置(基地局)に送信する。
振動発生部99は、不図示のモータと、モータの出力部に取り付けられた偏心錘とを有して構成される。振動発生部99は、制御部45からの指示に基づいて、操作部側筐体2(携帯電話機1)に所定の振動を生じさせる。
加速度センサ100(加速度検出手段)は、携帯電話機1に与えられた加速度を検出し、検出結果を制御部45に出力する。
加速度センサ100は、互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の加速度を検出する3軸(3次元)タイプであって、外部から加わった力(F)と質量(m)に基づいて、加速度(a)を測定する(加速度(a)=力(F)/質量(m))。
ここで、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の加速度値をそれぞれ(X,Y,Z)としたときに、合成加速度値(G)は、(1)式で表される。
Figure 0005291818
また、加速度センサ100は、例えば、圧電素子によって所定の質量に加わる力を計測して軸ごとの加速度を求め、数値データ化してバッファリングする。そして、制御部45は、周期的にバッファリングされた加速度データを読み出す。なお、加速度センサ100は、圧電素子(圧電式)に限らず、ピエゾ抵抗型、静電容量型、熱検知型等によるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)式や、可動コイルを動かしてフィードバック電流によってもとに戻すサーボ式や、加速度によって生じる歪を歪ゲージによって測定する歪ゲージ式等により構成されてもよい。
計時部101は、計時機能を有する。計時部101は、現在の時刻を含む時刻情報を出力可能に構成される。計時部101から出力された時刻情報は、制御部45に出力可能に構成される。
メモリ44は、歩数計機能を動作させるアプリケーションプログラム等の各種アプリケーションプログラムや各種情報を記憶する。
制御部45は、中央処理装置(CPU)等を用いて構成され、携帯電話機1の全体を制御する。制御部45は、機能部としての計数部(計数手段)111と、計数判定部(計数判定手段)112と、判定部(判定手段)113と、計数制御部(計数制御手段)114と、を備える。
ここで、携帯電話機1は、歩数計機能を奏するための歩数計機能部を有する。歩数計機能部は、加速度センサ100と、計時部101と、制御部45に含まれる機能部としての計数部111と、計数判定部112と、判定部113と、計数制御部114と、を備える。
開閉センサ(開閉検出手段)46は、操作部側筐体2に配置される磁石47(図1参照)と、表示部側筐体3に配置されるホール素子48(図1参照)とにより構成され、携帯電話機1の開閉状態を検出する。具体的には、開閉センサ46は、操作部側筐体2と表示部側筐体3との位置関係の違いに伴う磁気の強弱を検出し、検出された結果に基づいて、携帯電話機1が開状態であるか閉状態であるかを判別する。
計数部111は、歩行動作における加速度センサ100により検出される加速度の経時的な変化に基づいて歩数を計数する。具体的には、図3を参照しながら説明する。図3は、加速度センサ100により検出される加速度を合成した合成加速度値の経時的な変化を示すグラフである。
図3に示すように、計数部111は、加速度センサ100により検出される加速度値が閾値S以上である場合、歩行動作であるとして歩数を計数する。また、検出される加速度が閾値S以上である状態が継続している期間は、この期間に検出される加速度全体を1歩の歩数として計数する。このようにして、携帯電話機1は、この携帯電話機1を所持するユーザの歩数を順次計数することができる。
なお、本実施形態では、計数部111は、上述したような処理を用いて歩数の計数を行ったが、歩数の計数処理は、これに限らず、他の歩数の計数処理を用いて加速度センサ100により検出される加速度値に基づく歩数の計数を行ってもよい。
計数判定部112は、例えば歩数の計数をしていない状態から計数部111により1歩目の歩数(一定の歩数)が計数されたかを判定する。
判定部113は、計数判定部112により1歩目の歩数が計数されたと判定された場合、1歩目の歩数が計数されてから所定期間T[s]内に2歩目の歩数が計数されるか否かを判定する。ここで、所定期間T[s]は、計時部101により計時される。また、所定期間は、少なくとも1歩分の歩数を計数できる程度の時間であることが好ましい。
計数制御部114は、計数部111による歩数の計数を制御する。詳細には、計数制御部114は、判定部113により所定期間T[s]内に、2歩目の歩数が計数されないと判定された場合、1歩目の歩数の計数を取り消すように制御する。
具体的には、図4を参照しながら説明する。図4は、2歩目の歩行動作が無い場合の加速度センサ100により検出される加速度を合成した合成加速度値の経時的な変化を示すグラフである。
図4に示すように、1歩目の歩数が計数されてから所定期間T[s]内に、加速度センサ100により検出される加速度値が閾値S未満であるため、2歩目の歩数は計数されない。そして、計数制御部114は、1歩目の歩数が計数された後、所定期間T[s]内に2歩目の歩数が計数されないと判定部113により判定されるため、1歩目の歩数の計数を取り消すように制御する。
このように、計数制御部114は、1歩目の歩数が計数されてから所定期間T[s]内に、2歩目の歩数が計数されない場合、1歩目の歩数は歩行動作によるものではないと判断して1歩目の歩数の計数を取り消す。したがって、携帯電話機1は、歩行動作以外の動作により発生する加速度により歩数の計数に誤差が生じることを抑制することができる。
また、計数制御部114は、判定部113により1歩目の歩数が計数されたと判定された場合、1歩目の歩数を計数し、歩数の計測を継続して行うように計数部111を制御する。
具体的には、図5を参照しながら説明する。図5は、2歩目の歩行動作がある場合の加速度センサ100により検出される加速度を合成した合成加速度値の経時的な変化を示すグラフである。
図5に示すように、1歩目の歩数が計数されてから所定期間T[s]内に、加速度センサ100により検出される加速度値が閾値S以上であるため、2歩目の歩数は、計数部111により計数される。そして、計数制御部114は、1歩目の歩数が計数された後、所定期間T[s]内に2歩目の歩数が計数されたと判定部113により判定されるため、1歩目の歩数を計数するように制御する。
このように、計数制御部114は、1歩目の歩数が計数されてから所定期間T[s]内に2歩目の歩数が計数された場合、いずれの歩数も歩行動作によるものであるとして、1歩目の歩数を計数するように制御する。したがって、携帯電話機1は、歩行動作を正確に識別して、歩数の計数を好適に行うことができる。
また、計数制御部114は、1歩目の歩数を計数するように計数部111を制御した後には、歩数の計数を継続して行うように計数部111を制御する。
このように、計数制御部114は、1歩目及び2歩目の歩数を計数した場合には、歩行動作が継続しているものとして、歩数計機能による歩数の計数を継続して行うように制御する。したがって、携帯電話機1は、歩行動作を正確に識別して、歩数計機能による歩数の計数を好適に行うことができる。
ここで、図6を参照しながら、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開閉した場合における計数制御部114の動作について説明する。
図6は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開閉した場合、すなわち操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開状態から閉状態又は閉状態から開状態にした場合、加速度センサ100により検出される加速度を合成した合成加速度値の経時的な変化を示すグラフである。
図6に示すように、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開閉したときに発生する加速度は閾値S以上となるため、計数部111は、1歩目の歩数を計数する。そして、1歩目の歩数を計数してから所定期間T[s]内に歩行動作により発生する加速度が閾値S以上となるため、計数部111は、2歩目の歩数を計数する。このように、計数部111は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開閉したときの動作を1歩目の歩数として誤って計数してしまう。
このような歩数の誤差を抑制するために、計数制御部114は、計数部111により1歩目の歩数が計数された後、一定期間U[s]内に、開閉センサ46により操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態の変化を検出した場合、すなわち操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開状態から閉状態又は閉状態から開状態にした場合に、1歩目の歩数の計数を取り消すように制御する。
このため、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開閉したときに発生する加速度によって歩数の計数に誤差が生じることを抑制することができる。
次に、本実施形態の携帯電話機1の処理の流れについて説明する。図7は、制御部45による歩数の計数処理について示すフローチャートである。
ステップS1において、制御部45は、歩数をリセットして歩数の計数を開始する。
ステップS2において、計数部111は、加速度センサ100により検出される加速度が閾値S以上であるか否か判定する。加速度が閾値S以上である場合(Yes)には、ステップS3へ移る。一方、加速度が閾値S未満である場合(No)には、ステップS1へ戻る。
ステップS3において、計数判定部112は、ステップS2において検出された加速度値に基づいて、1歩目の歩数であるか否かを判定する。1歩目の歩数である場合(Yes)には、ステップS4へ移る。一方、1歩目の歩数でない場合(No)には、ステップS1へ戻る。
ステップS4において、計数部111は、1歩目の歩数を計数し、ステップS5へ移る。
ステップS5において、計数制御部114は、開閉センサ46により操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態の変化を検出したか否か判定する。開閉状態の変化を検出した場合(Yes)には、ステップS6へ移る。一方、開閉状態の変化を検出しなかった場合(No)には、ステップS7へ移る。
ステップS6において、計数制御部114は、ステップS5において開閉センサ46により操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態の変化を検出したため、ステップS4において計数した1歩目の歩数を取り消すように計数部111を制御する。
ステップS7において、計数部111は、加速度センサ100により検出される加速度が閾値S以上であるか否か判定する。加速度が閾値S以上である場合(Yes)には、ステップS8へ移る。一方、加速度が閾値S未満である場合(No)には、ステップS5へ戻る。
ステップS8において、計数部111は、2歩目の歩数を計数し、ステップS9へ移る。
ステップS9において、判定部113は、1歩目の歩数が計数された後、所定期間T[s]内に2歩目の歩数が計数されたか否かを判定する。所定期間T[s]内に2歩目の歩数が計数された場合(Yes)には、ステップS10へ移る。一方、所定期間T[s]内に2歩目の歩数が計数されない場合(No)には、ステップS11へ移る。
ステップS10において、計数部111は、1歩目及び2歩目の歩数を計数し、ステップS12へ移る。
ステップS11において、計数制御部114は、ステップS4において計数された1歩目の歩数の計数を取り消し、ステップS8において計数された2歩目の歩数を1歩目の歩数として計数する。
ステップS12において、計数制御部114は、歩数の計数を継続して行うように計数部111を制御する。
ステップS13において、計数部111は、歩数の計数を終了するか否か判定する。歩数の計数を終了する場合(Yes)には、本フローチャートの処理を終了する。一方、歩数の計数を終了しない場合(No)には、ステップS1へ戻る。
このように本実施形態の携帯電話機1によれば、人為的な加速度が加わった場合や、携帯電話機1を開閉した場合等の歩行動作以外の動作によって発生する加速度によって歩数の計数に誤差が生じることを抑制することができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、携帯電子機器として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であってもよい。
また、本実施形態において、連結部4により折り畳み可能な携帯電話機1の説明をしているが、これに限定されず、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転(ターン)式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが一つの筐体に配置され連結部を有さない型式(ストレートタイプ)でもよい。また、携帯電話機1は、開閉及び回転可能ないわゆる2軸ヒンジタイプであってもよい。
また、本実施形態において、計数判定部112、判定部113及び計数制御部114では、一定の歩数として、1歩目の歩数を用いて説明したが、これに限らず、複数の歩数(例えば1歩目から5歩目まで)を一定の歩数として用いてもよい。
1 携帯電話機
2 操作部側筐体(第1筐体)
3 表示部側筐体(第2筐体)
4 連結部
45 制御部
46 開閉センサ(開閉検出手段)
100 加速度センサ(加速度検出手段)
101 計時部
111 計数部(計数手段)
112 計数判定部(計数判定手段)
113 判定部(判定手段)
114 計数制御部(計数制御手段)

Claims (2)

  1. 2つの筐体と、
    前記2つの筺体に人為的加速度を付与する動作が可能なように、当該2つの筐体を開閉可能に保持させる手段と、
    加速度を検出する加速度検出手段と、
    前記加速度検出手段により検出される加速度の経時的な変化に基づいて歩数を計数する計数手段と、
    前記計数手段による歩数の計数を制御する計数制御手段と、
    前記計数手段により一定の歩数が計数されたかを判定する計数判定手段と、
    前記計数判定手段により前記一定の歩数が計数されたと判定された場合、当該一定の歩数が計数された後の所定期間内に前記計数手段により新たに歩数が計数されるかを判定する判定手段と、
    前記2つの筐体の開閉状態が変化したことを検出する開閉検出手段と、を備え、
    前記計数制御手段は、前記判定手段により前記所定期間内に新たに歩数が計数されないと判定されず、前記開閉検出手段により開閉を検出した場合、前記一定の歩数の計数を取り消すように制御することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 筐体と、
    前記筐体に人為的な加速度を付与する加速度付与手段と、
    加速度を検出する加速度検出手段と、
    前記筐体に、前記人為的な加速度が付与されたことを検出する付与加速度検出手段と、
    前記加速度検出手段により検出される加速度の経時的な変化に基づいて歩数を計数する計数手段と、
    前記計数手段による歩数の計数を制御する計数制御手段と、
    前記計数手段により一定の歩数が計数されたかを判定する計数判定手段と、
    前記計数判定手段により前記一定の歩数が計数されたと判定された場合、当該一定の歩数が計数された後の所定期間内に前記計数手段により新たに歩数が計数されるかを判定する判定手段と、を備え、
    前記計数制御手段は、前記判定手段により前記所定期間内に新たに歩数が計数されないと判定されず、前記付与加速度検出手段により前記人為的な加速度の付与があったことを検出した場合、前記一定の歩数の計数を取り消すように制御することを特徴とする携帯電子機器。
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