JP5290944B2 - プラグの種別を判定する方法及びプラグ判定回路 - Google Patents

プラグの種別を判定する方法及びプラグ判定回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5290944B2
JP5290944B2 JP2009270059A JP2009270059A JP5290944B2 JP 5290944 B2 JP5290944 B2 JP 5290944B2 JP 2009270059 A JP2009270059 A JP 2009270059A JP 2009270059 A JP2009270059 A JP 2009270059A JP 5290944 B2 JP5290944 B2 JP 5290944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
voltage
period
power source
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009270059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011114660A (ja
Inventor
直孝 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lapis Semiconductor Co Ltd
Original Assignee
Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lapis Semiconductor Co Ltd filed Critical Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority to JP2009270059A priority Critical patent/JP5290944B2/ja
Priority to US12/926,275 priority patent/US8558562B2/en
Publication of JP2011114660A publication Critical patent/JP2011114660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5290944B2 publication Critical patent/JP5290944B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/04Circuit arrangements, e.g. for selective connection of amplifier inputs/outputs to loudspeakers, for loudspeaker detection, or for adaptation of settings to personal preferences or hearing impairments
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/66Testing of connections, e.g. of plugs or non-disconnectable joints
    • G01R31/68Testing of releasable connections, e.g. of terminals mounted on a printed circuit board
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/70Structural association with built-in electrical component with built-in switch
    • H01R13/703Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part

Description

本発明は、ヘッドフォンプラグ及びライン出力プラグを兼用使用できるオーディオ信号出力用ジャック端子に、ヘッドフォンプラグ又はライン出力プラグのいずれか一方が接続されていることを判定する方法及びプラグ判定回路に関する。
従来において、携帯オーディオプレーヤー、デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の携帯電子機器には、ヘッドフォン用ジャック端子が設けられていた。更に、近年においては、当該携帯電子気器の高機能化及び普及に伴い、当該携帯電子機器にはステレオ端子であるライン出力用ジャック端子も設けられるようになってきた。
しかしながら、ヘッドフォン用ジャック端子及びライン出力用ジャック端子を独立して別個に設けると、当該携帯電子機器の小型化及び軽量化を図ることが困難になってしまう問題があった。かかる問題を解決する方法として、ヘッドフォンプラグ又はライン出力プラグが接続された状態において、ヘッドフォンプラグ又はライン出力プラグの負荷抵抗に所定の電圧を印加し、当該電圧の印加時の電流値を測定して、算出される負荷抵抗よりヘッドフォンプラグ又はライン出力プラグが接続されているかを判定する方法がある。例えば、特許文献1には、プラグ接続時に電流を流し、得られた電圧値に基づいてプラグの種別を行う信号系切替制御装置が記載されている。
特開2002−141980
しかしながら、プラグ接続時に信号電圧を印加すると、印加電圧によりヘッドフォン又はスピーカ等が動作し、ポップノイズが発生する問題がある。
本発明は、以上の如き事情に鑑みてなされたものであり、ヘッドフォンプラグ又はライン出力プラグの接続時において、ポップノイズの低減及び除去を図りつついずれかのプラグが接続されているかを判別することができる方法及びプラグ判定回路を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明のプラグの種別を判定する方法は、ジャック端子に接続されたプラグの負荷抵抗の大きさに応じてプラグの種別を判定する方法であって、負荷抵抗に第1方向の電流を供給する第1方向電流供給ステップと、負荷抵抗に生じた電圧を所定の参照電圧と比較して、プラグの種別を判定するステップと、負荷抵抗に第1方向とは異なる第2方向の電流を供給する第2方向電流供給ステップと、を有する。
また、上述した課題を解決するために、本発明のプラグ判定回路は、ジャック端子に接続されたプラグの負荷抵抗の大きさに応じてプラグの種別を判定するプラグ判定回路であって、負荷抵抗に対して正負に振幅する電圧を供給する電圧供給回路と、負荷抵抗の大きさに応じた電圧を出力する比較回路と、比較回路の出力電圧に応じてプラグの種別を判定する判定部と、負荷抵抗に対して正電圧を供給する期間及び負電圧を供給する期間を制御する制御部と、を有する。
本発明においては、負荷抵抗に対して異なる方向に流れる電流を供給することで、第1方向電流供給時における出力電圧の波形と第2方向電流供給時における出力電圧の波形の変化量を相殺することができる。これにより、負荷抵抗の抵抗値の測定期間におけるポップノイズの低減及び除去を図ることができる。
本発明のプラグ判定回路を備える信号出力装置の概略ブロック図である。 本発明のプラグ判定回路を備える信号出力装置の動作フローである。 本発明のプラグ判定回路を備える信号出力装置における各スイッチのオンオフ状態を示すタイムチャートである。 各スイッチのオンオフ状態におけるコンパレータの正入力端子及びジャック端子に供給される電圧値の変化を示したものである。 本発明のプラグ判定回路を備える信号出力装置におけるコンパレータの正入力端子及びジャック端子に供給される電圧値の時間変化の比較を示したものである。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、図1を参照しつつ本発明のプラグ判定回路、及び当該プラグ判定回路を含む信号出力装置の構成について説明する。図1は、信号出力装置の概略ブロック図である。なお、信号出力装置は、携帯オーディオプレーヤー、デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の携帯電子機器の内部に設けられる。
図1に示されているように、信号出力装置10は、プラグ判定回路11、出力制御回路12、ジャック端子13、プラグ検出部14から構成されている。
プラグ判定回路11は、第1電源21、第2電源22、第1スイッチ23、第2スイッチ24、抵抗R0、抵抗R1、抵抗R2、コンパレータ(比較回路)25及び制御部26から構成されている。第1スイッチ22及び第2スイッチ23は、接続(オン)状態及び遮断(オフ)状態の間の切替をなすオンオフスイッチである。制御部26は、プラグの種別を判定する判定部26aを含んでいる。第1電源21、第2電源22、第1スイッチ23、第2スイッチ24及び抵抗R0から電圧供給回路が形成されている。
より具体的には、第1電源21は接続点T1を介して第2電源22と直列に接続され、第1電源21と第2電源22との中間点(すなわち、接続点T1)は接地電位(例えば、アース電位)に接続されている。第1電源21の正端子は、接続点T2及び接続点T3を介して第1スイッチ23に接続されている。更に、第1電源21の正端子は、接続点T2を介して抵抗R1にも接続されている。第2電源22の負端子は、接続点T4を介して第2スイッチ24に接続されている。ここで、第1電源21の電圧はVddであり、第2電源22の電圧はVssであり、第1電源21及び第2電源22の電圧は等しい(Vdd=Vss)。
また、第1スイッチ23及び第2スイッチ24の一端は、接続点T5を介して抵抗R0に接続されている。抵抗R0の一端は、接続点T6を介してコンパレータ25の正入力端子に接続されている。コンパレータ25の負入力端子は、接続点T7を介して抵抗R1及び抵抗R2に接続されている。かかる構成により、コンパレータ25の負入力端子には、抵抗R1及び抵抗R2によって決定される参照電圧Vrefが供給される。すなわち、抵抗R1及び抵抗R2は、第1電源21の電圧を分圧する分圧回路を形成している。更に、コンパレータ25の出力端子は、制御部26に接続されている。これにより、コンパレータ25は、抵抗R0とジャック端子13に接続されたプラグの抵抗とによる分圧から参照電圧Vrefを差し引いた電圧を制御部26に供給する。ここで、抵抗R0及び後述するプラグの負荷抵抗Rは分圧回路を形成する。抵抗R0の抵抗値を変更することで、コンパレータ25の正入力端子に供給される電圧を変化させることができる。すなわち、抵抗R0の抵抗値を適宜変更することにより、所望の電圧をコンパレータ25の正入力端子に供給することが可能になる。
また、抵抗R2の一端は接続点T7を介して抵抗R1に接続され、抵抗R2の他端は接地電位(例えば、アース電位)に接続されている。制御部26は、第1スイッチ23及び第2スイッチ24に接続されている。制御部26は、第1スイッチ23及び第2スイッチ24にオン信号(接続信号)又はオフ信号(遮断信号)を供給する。
出力制御回路12は、アンプ31及び切替回路32から構成されている。より具体的には、アンプ31の入力端子には、携帯電子機器のオーディオ出力部(図示せず)に接続されている。すなわちアンプ31の入力端子には、オーディオ出力信号が供給される。また、アンプ31の出力端子は切替回路32に接続されている。アンプ31の電源端子は、接続点T2、T3を介して第1電源21の正端子に接続され、且つ、接続点T4を介して第2電源22の負端子に接続されている。
また、切替回路32は、第3スイッチ33、ライン出力用回路34及びヘッドフォン用回路35から構成されている。第3スイッチ33の一端はアンプ31の出力端子に接続され、他端はライン出力用回路34及びヘッドフォン用回路35のいずれかと選択的に接続可能な状態になっている。ライン出力用回路34及びヘッドフォン用回路35の一端は、ジャック端子13に接続されている。更に、切替回路32は制御部26に接続されている。制御部26は、ライン出力用回路34若しくはヘッドフォン用回路35のいずれかを選択する信号、又はいずれにも接続しない(すなわちオフ状態)ことを示す信号を切替回路32に供給する。
ジャック端子13は、切替回路32に接続されている。また、ジャック端子13には、プラグ検出部14が接続されており、ジャック端子13にプラグが接続されている状態をプラグ検出部14によって検出することができる。なお、図1においては、ジャック端子13にプラグが接続されている状態を示している。すなわち、プラグがジャック端子13に接続された状態を負荷抵抗Rが切替回路32及び接地電位(アース電位)に接続されている状態として示している。ここで、負荷抵抗Rの抵抗値は、ジャック端子13に接続されるプラグの種別により異なる。例えば、ヘッドフォンプラグの抵抗値は100Ω以下であり、ライン出力プラグの抵抗値は約10kΩである。また、ジャック端子13には、出力電圧Voutが供給される。
プラグ検出部14は、ジャック端子13及び制御部26に接続されている。プラグ検出部14は、ジャック端子13にプラグが接続されたことを検出すると、その旨を示す検出信号を制御部26に供給する。例えば、プラグ検出部14には、接触センサ又は光センサ等の種々のセンサを用いることができる。
次に、図1乃至図4を参照しつつ信号出力装置10にプラグが接続された場合の動作を説明する。なお、図2は、ジャック端子13にプラグが接続された場合における信号出力装置10の動作フローである。図3は、各スイッチのオンオフ状態を示すタイムチャートである。図4は、各スイッチのオンオフ状態におけるコンパレータ25の正入力端子及びジャック端子13に供給される電圧値の変化を示している。
ジャック端子13にプラグが接続されると(ステップS11)、プラグ検出部14はプラグがジャック端子13に接続されていることを検出し(ステップS12)、プラグ検出信号を制御部26に供給する。なお、本実施例においては、ライン出力プラグがジャック端子13に接続されたとして、説明をする。
制御部26は、プラグ検出信号を受信すると、第1スイッチ23をオン状態にするためのオン信号を、第1スイッチ23に供給する。第1スイッチ23は当該オン信号を受信すると、オン状態に移行する(ステップS13、図3、図4参照)。
第1スイッチ23がオン状態に移行することにより、第1電源21から接続点T3、第1スイッチ23、接続点T5、抵抗R0、接続点T6を経由して負荷抵抗Rに電流が供給される。かかる第1電源21から負荷抵抗Rに向かう方向を第1方向とする。これに伴い、抵抗R0及び負荷抵抗Rにより分圧された電圧がコンパレータ25の正入力端子及びジャック端子13に供給される。ここで、第1電源21の負端子が接地電位に接続されているため、コンパレータ25の正入力端子及びジャック端子13に供給される分圧は正の値になる(図4参照)。また、コンパレータ25の負入力端子には参照電圧Vrefが供給されているため、コンパレータ25から制御部26には当該分圧された電圧から参照電圧Vrefを差し引いた電圧が供給される。ここで、参照電圧Vrefは後述するような最適化がなされているため、ライン出力プラグが接続された場合とヘッドフォンプラグが接続された場合とでは、コンパレータ25から出力される電圧値は異なる。制御部26は、供給された電圧に基づき、ライン出力プラグ又はヘッドフォンプラグのいずれかが接続されていることを判定する(ステップS14)。第1スイッチ23がオン状態に移行してから制御部26がプラグの種別を判定するまでの期間を第1期間P1とする。例えば、第1期間P1は、1μsec〜10μsecである。
その後、制御部26はオフ信号を第1スイッチ23に供給すると同時に、オン信号を第2スイッチ24に供給し、第1スイッチ23をオフ状態に、第2スイッチをオン状態にする(ステップS15、図3、図4参照)。
第2スイッチ24がオン状態に移行することにより、負荷抵抗Rから抵抗R0、接続点T5、第2スイッチ24を経由して第2電源22に電流が流れる。すなわち、負荷抵抗Rに対して第1方向の電流とは異なる方向に流れる電流が供給されることになる。かかる負荷抵抗Rから第2電源22に向かう方向を第2方向とする。これにより、抵抗R0及び負荷抵抗Rにより分圧された電圧がコンパレータ25の正入力端子及びジャック端子13に供給される。ここで、第2電源22の正端子が接地電位に接続されているため、コンパレータ25の正入力端子及びジャック端子13に供給される分圧は負の値になる。更に、第1電源21の電圧と第2電源22の電圧が等しい(Vdd=Vss)あるため、第1オンオフスイッチがオン状態における電圧と第2オンオフスイッチがオン状態における電圧とは、絶対値が等しく、極性が反対(すなわち、正又は負であること)になる(図4参照)。
制御部26は、第2スイッチ24がオン状態に移行してから第1期間P1と同一の時間が経過すると、オフ信号を第2スイッチ24に供給すると同時に、選択信号を切替回路32に供給し、第2スイッチをオフ状態に、第3スイッチをオン状態にする。なお、本実施例においては、ライン出力用プラグが接続されているので、第3スイッチ33がライン出力用回路34に接続され、アンプ31の出力端子がライン出力用回路34を介してジャック端子13に接続される(ステップS16、図3参照)。ここで、第2スイッチ24がオン状態であった期間を第2期間P2とする。例えば、第2期間P1も、第1期間と同様に1μsec〜10μsecである(すなわち、P1=P2)。
上述したように、第1期間P1の間にジャック端子13に供給される電圧と、第2期間P2の間にジャック端子13に供給される電圧とは、絶対値が等しく且つ極性が反対であり、更には両電圧の供給時間も等しい。また、第1期間P1の間にジャック端子13に供給される電流と、第2期間P2の間にジャック端子13に供給される電流とについても、絶対値が等しくなる。これにより、正負に振幅する信号が負荷抵抗Rに対して供給される。これにより、正電圧供給時における出力電圧の波形と負電圧供給時における出力電圧の波形の変化量を相殺することができる。すなわち、このような負荷抵抗Rへの信号供給により、可周波数帯域の信号振幅を小さくすることができるため、ポップノイズの低減及び除去を図ることが可能になる。なお、第1期間P1及び第2期間P2が10μsecより長くなると、ジャック端子13に電圧が印加される時間が長くなり、ポップノイズを除去することが困難になる。これは、ジャック端子13に正負に振幅する信号を供給しても、第1期間P1及び第2期間P2のそれぞれにおけるノイズが聴感上において感知されるからである。従って、第1期間P1及び第2期間P2を10μsecより短くすることが好ましい。
その後、アンプ31にオーディオ信号である入力電圧Vinが供給される限り、ジャック端子13に出力電圧Voutが供給される(図3)。
次に、参照電圧Vrefの最適化について、図5を参照しつつ詳細に説明する。図5は、ジャック端子13にライン出力プラグが接続された状態又はヘッドフォンプラグが接続された状態におけるジャック端子13及びコンパレータ25の正入力端子に供給される電圧(すなわち、出力電圧Vout)の時間変化を表わしたものである。
一般に、ライン出力プラグの抵抗値はヘッドフォンプラグの抵抗値よりも大きい。例えば、ヘッドフォンプラグの抵抗値は100Ω以下であり、ライン出力プラグの抵抗値は約10kΩである。このため、ライン出力プラグがジャック端子13に接続された場合の出力電圧の絶対値は、ヘッドフォンプラグがジャック端子13に接続された場合の出力電圧の絶対値によりも大きくなる。
このことから、コンパレータ25の負入力端子に供給される参照電圧Vrefをライン出力プラグがジャック端子13に接続された場合の電圧値とヘッドフォンプラグがジャック端子13に接続された場合の電圧値との間に設定すれば、コンパレータ25によりヘッドフォンプラグ又はライン出力プラグのいずれかが接続されているかを判定することが可能になる。すなわち、上述したように参照電圧Vrefを設定することで、コンパレータ25から出力される電圧値によってプラグの種別を判別することができる。なお、かかる参照電圧Vrefの設定は、抵抗R1及び抵抗R2の抵抗値を変更することで実施することができる。
このように、参照電圧Vrefを予め決定することにより、コンパレータ25から出力される電圧値が正の場合には、ライン出力プラグが接続されていること、コンパレータ25から出力される電圧値が負の場合には、ヘッドフォンプラグが接続されていることが判る。なお、本実施例においてはライン出力プラグが接続されているので、正の電圧値がコンパレータ25から出力される。逆に、ヘッドフォンプラグが接続されている状態では、負の電圧値がコンパレータ25から出力される。
本発明においては、負荷抵抗に対して異なる方向に流れる電流を供給することを特徴としている。このため、第1方向電流供給時における出力電圧の波形と第2方向電流供給時における出力電圧の波形の変化量を相殺することができる。これにより、負荷抵抗の抵抗値の測定期間におけるポップノイズの低減及び除去を図ることができる。
なお、上述した実施例おいては、第1期間P1と第2期間P2とが同一であったが、ポップノイズを低減することができる範囲内であれば、第1期間P1と第2期間P2とを異なる長さにしても良い。また、上述した実施例においては、正の電圧を供給した後に、負の電圧を供給していたが、負の電圧を供給した後に正の電圧を供給しても良い。
10 信号出力装置
11 プラグ判定回路
12 出力制御回路
13 ジャック端子
14 プラグ検出部
21 第1電源
22 第2電源
23 第1オンオフスイッチ
24 第2オンオフスイッチ
25 コンパレータ
26 制御部
31 アンプ
32 切替回路
R0、R1、R2 抵抗
負荷抵抗

Claims (9)

  1. ジャック端子に接続されたプラグの負荷抵抗の大きさに応じて前記プラグの種別を判定する方法であって、
    前記負荷抵抗に第1方向の電流を供給する第1方向電流供給ステップと、
    前記負荷抵抗に生じた電圧を所定の参照電圧と比較して、前記プラグの種別を判定するステップと、
    前記負荷抵抗に前記第1方向とは異なる第2方向の電流を供給する第2方向電流供給ステップと、を有することを特徴とする方法。
  2. 前記第1方向電流供給ステップ及び前記第2方向電流供給ステップにおける電流供給時間は同一であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 第1方向電流供給ステップ及び前記第2方向電流供給ステップにおける電流供給時間は、10μsec以下であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1方向の電流及び前記第2方向の電流の絶対値は等しいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の方法。
  5. ジャック端子に接続されたプラグの負荷抵抗の大きさに応じて前記プラグの種別を判定するプラグ判定回路であって、
    前記負荷抵抗に対して正負に振幅する電圧を供給する電圧供給回路と、
    前記負荷抵抗の大きさに応じた電圧を出力する比較回路と、
    前記比較回路の出力電圧に応じて前記プラグの種別を判定する判定部と、
    前記負荷抵抗に対して正電圧を供給する期間及び負電圧を供給する期間を制御する制御部と、を有することを特徴とするプラグ判定回路。
  6. 前記制御部は、前記正電圧が供給される期間と、前記負電圧が供給される期間とを同一であるように制御することを特徴とする請求項5に記載のプラグ判定回路。
  7. 前記電圧供給回路は、前記正電圧を供給する第1電源と、前記負電圧を供給する第2電源と、前記第1電源に接続された第1スイッチと、前記第2電源に接続された第2スイッチと、前記第1電源及び前記第2電源の電圧を前記負荷抵抗とともに分圧する抵抗と、を有することを特徴とする請求項6に記載のプラグ判定回路。
  8. 前記正電圧の供給期間及び前記負電圧の供給期間は、10μsec以下であることを特徴とする請求項6又は7に記載のプラグ判定回路。
  9. 前記第1電源の電圧及び前記第2電源の電圧は、等しいことを特徴とする請求項7又は8に記載のプラグ判定回路。
JP2009270059A 2009-11-27 2009-11-27 プラグの種別を判定する方法及びプラグ判定回路 Expired - Fee Related JP5290944B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009270059A JP5290944B2 (ja) 2009-11-27 2009-11-27 プラグの種別を判定する方法及びプラグ判定回路
US12/926,275 US8558562B2 (en) 2009-11-27 2010-11-05 Method and circuitry for identifying type of plug connected to a dual-use jack

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009270059A JP5290944B2 (ja) 2009-11-27 2009-11-27 プラグの種別を判定する方法及びプラグ判定回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011114660A JP2011114660A (ja) 2011-06-09
JP5290944B2 true JP5290944B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=44068389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009270059A Expired - Fee Related JP5290944B2 (ja) 2009-11-27 2009-11-27 プラグの種別を判定する方法及びプラグ判定回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8558562B2 (ja)
JP (1) JP5290944B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9131296B2 (en) * 2011-09-19 2015-09-08 Apple Inc. Auto-configuring audio output for audio performance and fault detection
US9031253B2 (en) * 2011-12-16 2015-05-12 Qualcomm Incorporated Plug insertion detection
US9100757B2 (en) * 2012-07-02 2015-08-04 Apple Inc. Headset impedance detection
US9099967B2 (en) 2012-09-28 2015-08-04 Apple Inc. Increasing ground noise rejection in audio systems
EP2733958B1 (en) * 2012-11-16 2016-07-13 BlackBerry Limited Electronic device adapted for detecting a vehicle audio system
KR102086615B1 (ko) * 2013-02-13 2020-03-10 온세미컨덕터코리아 주식회사 잭 검출기, 검출 장치, 및 검출 방법
US9699545B1 (en) * 2013-09-09 2017-07-04 Marvell International Ltd. Low-power method and circuitry of determining headphone type and monitoring activity
GB201321298D0 (en) * 2013-12-03 2014-01-15 Radio Design Multiplexing apparatus and method of use thereof
KR20150110202A (ko) * 2014-03-24 2015-10-02 삼성전자주식회사 오디오 장치에 전원을 공급하기 위한 전자 장치, 오디오 장치, 및 방법
US9729964B2 (en) 2014-06-26 2017-08-08 Apple Inc. Audio apparatus having dynamic ground break resistance
KR101671275B1 (ko) * 2014-12-01 2016-11-01 (주)와이솔 4극 이어폰 장치 및 제어 방법

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019431Y2 (ja) * 1980-04-25 1985-06-11 ソニー株式会社 ステレオ・モノラル自動切換装置
JPH09148861A (ja) * 1995-11-24 1997-06-06 Sharp Corp 音響機器
JP3656334B2 (ja) * 1996-09-05 2005-06-08 ソニー株式会社 ステレオ音声/映像装置の接続装置
US5783926A (en) * 1996-11-05 1998-07-21 Ericsson, Inc. Apparatus for identifying accessories connected to radiotelephone equipment
JP2002141980A (ja) 2000-10-31 2002-05-17 Kyocera Corp 携帯電話装置の信号系切替制御方法及び装置
JP3664479B2 (ja) * 2001-10-18 2005-06-29 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション マイクプラグとラインプラグの検出回路、ジャックの共用回路、ジャックを共用するためのアダプタ、および、共用ジャックを備えるノートブック型pc
JP2004056309A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Sony Corp 録音・再生装置
KR100493858B1 (ko) * 2002-12-16 2005-06-10 삼성전자주식회사 멀티 이어잭 및 그의 제어방법
US7836216B2 (en) * 2005-08-23 2010-11-16 Palm, Inc. Connector system for supporting multiple types of plug carrying accessory devices

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011114660A (ja) 2011-06-09
US8558562B2 (en) 2013-10-15
US20110128019A1 (en) 2011-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5290944B2 (ja) プラグの種別を判定する方法及びプラグ判定回路
US9479869B2 (en) Systems and methods for detection of load impedance of a transducer device coupled to an audio device
US9337795B2 (en) Systems and methods for gain calibration of an audio signal path
US20090009163A1 (en) Magnetic sensing device and electronic compass using the same
JP2010117271A (ja) センサ回路
US9438982B2 (en) Systems and methods for detection of load impedance of a transducer device coupled to an audio device
US9326079B2 (en) Detection circuit
JP2005083884A (ja) 力学量センサ
JP5780119B2 (ja) 音声出力アンプ
JP2009281774A (ja) 電流センサ
US9634621B1 (en) Charge-pump power supply with voltage-headroom-dependent supply voltage
JP2010028445A (ja) 電流ドライバ回路
JP2010085319A (ja) センサ信号検出回路、レシオメトリック補正回路及びセンサ装置
JP2018530223A (ja) 集積回路、回路アセンブリおよびその動作方法
JP7197318B2 (ja) ノイズ検出装置及びノイズ検出方法
JP2009094553A (ja) 増幅器
JP2008072234A (ja) ドライバ回路
JP2005274491A (ja) センサ回路
JP2009055351A (ja) 増幅回路
JP2006229389A (ja) オーディオ増幅器
JP2007124822A (ja) 過電流検出回路
JP2010147855A (ja) 増幅回路
JP6339388B2 (ja) センサ閾値決定回路
JP2009171068A (ja) スピーカ接続状態検出方法
JPWO2019049320A1 (ja) 信号出力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5290944

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees