JP5290794B2 - 論理回路および論理集積回路 - Google Patents

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本発明は、論理回路および論理集積回路に関する。
複数の論理信号を入力として処理する論理回路を電子回路で集積化する場合、カスタムで論理ゲートを構成して実現する方法がある。しかし、そのようなカスタムの論理ゲートは、回路規模および消費電力の増大を招いてしまう。
一方、ブール関数を構成する一方法として、論理積の後段に論理和を設置する方法がある。これを電子回路で実現する場合には、一般的に論理積はダイオード・アンド回路で、論理和はエミッタフォロワ・オア回路で構成でき、個々に論理ゲートを構成するよりも大幅に回路規模および消費電力を削減できる(例えば非特許文献1、2参照)。
図6は、関連技術を説明する図であり、ダイオード・アンド回路とエミッタフォロワ・オア回路によりブール関数を実現する論理回路の構成例を示す。ここでは、3つの論理信号X0、X1、X2の入力に対し、2つの論理信号
Figure 0005290794
を得る場合の構成例を示す。
この論理回路は、3つの論理信号X0、X1およびX2を入力とし、各々の論理信号またはその論理信号の否定信号との組み合わせについて論理積を生成する論理積回路群10と、その後段に配置された論理和回路群20とを有する。論理積回路群10は、一端にそれぞれ論理信号またはその否定信号が入力され他端を共通出力とする複数のダイオードからなるダイオード・アンド回路11〜18により構成される。論理和回路群20は、ダイオード・アンド回路11〜18の出力である複数の論理積信号からそれぞれあらかじめ選択されたいくつかの論理積信号の論理和を生成するエミッタフォロワ・オア回路21、22を有する。エミッタフォロワ・オア回路21、22の出力する論理和信号Z0、Z1はそれぞれ、参照信号REFと共に差動回路31、32に入力される。差動回路31、32はそれぞれ、論理信号Q0、Q1およびその否定、あるいはその一方を出力する。
ダイオード・アンド回路11〜18の個々のダイオードとして、ここでは、特に動作の高速化を意図し、論理積を形成する抵抗の中点にダイオードとなるべきトランジスタのベースを接続した構成を示す(特許文献1参照)。すなわち、個々のダイオードは、トランジスタのベースとコレクタ間に抵抗が接続されて形成され、そのトランジスタのエミッタに論理信号またはその否定信号が入力され、コレクタが、同じダイオード・アンド回路内の他のトランジスタのコレクタと接続されて出力端子となる。
なお、このような論理積回路群10と論理和回路群20とを半導体基板上の集積回路で構成する場合には、ブール関数に対応する回路素子のみを半導体基板上に形成するのではなく、入力される論理信号の数と出力しようとする論理信号の数とのすべての組み合わせに対応できる数の回路素子を形成し、配線により必要なブール関数を実現する。すなわち、入力される論理信号X0、X1、X2およびその否定信号のすべての組み合わせについてダイオード・アンド回路11〜18を設け、この論理回路が出力しようとする論理和信号Z0、Z1に対してそれぞれ、ダイオード・アンド回路11〜18の論理積出力に対してそれぞれエミッタフォロワ型のトランジスタを設ける。そして、製造プロセスの最終段階で配線の書き込みあるいは切断を行って、必要なブール関数を実現する。
図7は図6に示す論理回路の等価回路を示し、図8は真理値表を示す。なお、図6では、論理回路の入力が差動入力、すなわち論理信号X0、X1、X2とそれぞれの否定信号とが入力されるものとして示しているが、図7に示すように、論理信号X0、X1、X2のみを入力とし、その否定を求めて論理積を演算することもできる。
論理積回路群10と論理和回路群20とからなる論理集積回路で論理動作を実行させる場合に、論理和信号を後段に接続された電子回路で受信するためには、一般的に、論理振幅および消費電力の低減を図るために、論理和信号を処理する回路として、差動回路31、32のような差動型回路が用いられる。ここで問題となるのは、近年のトランジスタデバイスの高性能化により、図6に示す論理回路では適用が考えられていなかった論理動作領域での使用の可能性が高くなってきていることである。
図9および図10は、図6に示す論理回路をデータ速度10Gb/sで動作させた場合の回路シミュレーション結果を示す。回路シミュレーションに用いたデバイスモデルは、遮断周波ft=90GHz相当のSiGeHBTを想定している。図9は、エミッタフォロワ・オア回路21、22から出力される論理和信号Z0、Z1の電圧波形と、後段の差動回路31、32の参照電位REFの電圧波形とを示す。図10は、差動回路31、32の出力信号Q0、Q1のそれぞれ正相および逆相の電圧波形を示す。
図9に示すように、1データ周期(100psec)に対して出力信号Q0、Q1で見ると、論理が正の場合と論理が負の場合とで、デューティ比が約60%、40%と変動していることがわかる。これは、回路における容量をはじめとする寄生成分の影響や、トランジスタの論理反転時の動作によるもので、トランジスタの立ち上がり時間Trよりも立下り時間Tfが遅いために生じたものである。すなわち、エミッタフォロワ・オア回路21、22の出力する論理和信号Z0、Z1を差動回路31、32に入力すると、論理が反転するときに、TrとTfの時間差分だけ反転時間に差が生じ、それによりデューティ変動が生じてしまう。このようなデューティ変動は、従来の適用動作領域では想定できなかったものである。
さらに、雑音や電源電圧変動、あるいは温度変動に由来する論理和信号電圧の揺らぎによって、論理和回路群20の後段に接続される電子回路が、論理和信号を誤って判定する確率が高くなる可能性もある。電圧変動によって生じるデューティ変動を抑える技術が特許文献2、3に示されているが、これらは、論理積の後段に論理和を設置する構成の論理回路に用いられるものではなく、そのような論理回路での利用を示唆するものでもない。
特開昭54−158852号公報 特開2007−306219号公報 特開平10−256890号公報
Tetsushi Sakai, YousukeYamamoto, Yoshiji Kobayashi, KuniyasuKawarada, Yasunobu Inabe, "A 3ns 1Kb RAM using Super Self-Aligned ProcessTechnology", 1981 IEEE International Solid State Circuits Conference (Feb.20, 1981), Digest of Technical Papers Volume XXIV, pp216-217 David W.Still, "A 4ns Laser Customized PLA with Pre-Program Test Capability",1983 IEEE International Solid State Circuits Conference (Feb. 24, 1983), Digestof Technical Papers Volume XXVI, pp154-155
上述したように、論理和回路群20から出力される論理和信号を後段の差動回路31、32に参照信号REFと共に入力する構成では、動作が高速化されるにつれ、差動回路31、32以降の電子回路において、論理信号時間のデューティが変動するという課題があった。また、論理和信号電圧の揺らぎによって、後段の電子回路が論理和信号を誤って判定する確率が高くなる可能性があった。
本発明は、このような課題を解決し、論理和回路の後段に接続される電子回路でのデューティ比の変動を抑制でき、雑音や電源電圧変動あるいは温度変動に由来する論理和信号電圧の揺らぎに対しても、後段に接続される電子回路を安定に動作させることのできる論理回路および論理集積回路を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、論理和回路群の求める論理和に対して否定の論理和を求め、論理和信号とその否定の論理和信号とを差動回路の差動入力に入力することを最も主要な特徴とする。
すなわち、本発明の第1の観点によると、複数N個の論理信号入力に対し、すべての論理信号およびそれぞれの否定の組み合わせについての N 個の論理積を求める論理積回路群と、この論理積回路群の出力する N 個の論理積信号のうち、1個以上2 N 個未満のあらかじめ設定された組み合わせで論理和を求める第1の論理和回路とを有する論理回路において、論理積回路群の出力する N 個の論理積信号のうち、第1の論理和回路が論理和を求める対象としていないすべての論理積信号について、その論理和を求める第2の論理和回路を有し、第1の論理和回路の出力する論理和信号と第2の論理和回路の出力する論理和信号とが差動回路の差動入力とされることを特徴とする論理回路が提供される。
本発明の第2の観点によると、半導体基板上に、複数のダイオードの一端にそれぞれ論理信号またはその否定信号が入力され他端を共通出力とする論理積回路が、複数N個の論理信号入力に対し、その論理信号とその論理信号の否定信号とのすべての組み合わせに対応して2N個形成され、半導体基板上にはさらに、2N個の論理積回路のそれぞれの出力がベースに接続されたエミッタフォロワ構成の2N個のトランジスタからなるトランジスタ群が形成され、このトランジスタ群のうち、1個以上2 N 個未満の一部のトランジスタのエミッタが共通に接続されて第1の論理和回路を構成する論理集積回路において、トランジスタ群の一部以外のすべてのトランジスタのエミッタが共通に接続されて第2の論理和回路を構成し、第1の論理和回路の出力する論理和信号と第2の論理和回路の出力する論理和信号とが差動回路の差動入力とされることを特徴とする論理集積回路が提供される。
本発明によれば、論理和信号とその否定の論理和信号とを差動回路に入力することにより、差動回路におけるトランジスタの立ち上がり時間と立下り時間の差異を相殺でき、デューティ変動を抑制することができる。また、雑音や電源電圧変動あるいは温度変動に由来する論理和信号電圧の揺らぎに対しても、それらの影響を相殺することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る論理回路の回路図を示す図である。 図2は、図1に示す論理回路の等価回路を示す図である。 図3は、図1および図2に示す論理回路の真理値表を示す図である。 図4は、図1に示す論理回路を高速に動作させた場合の回路シミュレーション結果を示す図であり、論理和信号Z0、Z1およびその否定信号の電圧波形を示す。 図5は、図1に示す論理回路を高速に動作させた場合の回路シミュレーション結果を示す図であり、差動回路の出力信号Q0、Q1およびそれらの否定信号の電圧波形を示す。 図6は、関連技術を説明する図であり、ダイオード・アンド回路とエミッタフォロワ・オア回路によりブール関数を実現する論理回路の構成例を示す図である。 図7は、図6に示す論理回路の等価回路を示す図である。 図8は、図6および図7に示す論理回路の真理値表を示す図である。 図9は、図6に示す論理回路を高速に動作させた場合の回路シミュレーション結果を示す図であり、論理和信号Z0、Z1の電圧波形と、差動回路の参照電位REFの電圧波形とを示す。 図10は、図6に示す論理回路を高速に動作させた場合の回路シミュレーション結果を示す図であり、差動回路の出力信号Q0、Q1の正相および逆相の電圧波形を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る論理回路の回路図を示す図である。ここでは、図6に示す論理回路と同様に、3つの論理信号X0、X1、X2の入力に対し、図1に示す2つの論理信号Z0、Z1を得る場合の構成例を示す。
この論理回路は、3つの論理信号X2、X1およびX0の入力に対し、すべての論理信号およびそれぞれの否定の組み合わせについての論理積を求める論理積回路群10と、その後段に配置された論理和回路群20とを有する。論理和回路群20には、論理積回路群10の出力する論理積信号からあらかじめ設定された組み合わせで論理和を求める第1の論理和回路として、エミッタフォロワ・オア回路21、22を有する。また、論理積回路群10の出力する論理積信号のうち、エミッタフォロワ・オア回路21、22が論理和を求める対象としていない論理積信号について、その論理和を求める第2の論理和回路として、エミッタフォロワ・オア回路23、24を備える。エミッタフォロワ・オア回路21、23がそれぞれ出力する論理和信号は、差動回路31の差動入力とされる。また、エミッタフォロワ・オア回路22、24がそれぞれ出力する論理和信号は、差動回路32の差動入力とされる。
論理積回路群10は、半導体基板上に形成された、複数のダイオードの一端にそれぞれ論理信号またはその否定信号が入力され他端を共通出力とする論理積回路としてのダイオード・アンド回路11〜18により構成される。ダイオード・アンド回路11〜18は、複数N個の論理信号入力に対し、その論理値とその論理値の否定とのすべての組み合わせに対応して2N個形成される。ここではN=3とし、ダイオード・アンド回路11〜18の個数は8である。
論理積回路群10が形成された半導体基板上にはさらに、ダイオード・アンド回路11〜18のそれぞれの出力がベースに接続されたエミッタフォロワ構成の2N個のトランジスタからなるトランジスタ群が形成される。ここでは、このようなトランジスタ群を2組有する例を示し、これらが論理和回路群20を構成する。各トランジスタ群において、一部のトランジスタのエミッタが共通に接続されて、第1の論理和回路としてのエミッタフォロワ・オア回路21、22が形成される。また、各トランジスタ群の他のトランジスタのエミッタが共通に接続されて、第2の論理和回路としてのエミッタフォロワ・オア回路23、24が形成される。エミッタフォロワ・オア回路21の出力する論理和信号と、エミッタフォロワ・オア回路23の出力する論理和信号とが、差動回路31の差動入力とされる。また、エミッタフォロワ・オア回路22の出力する論理和信号と、エミッタフォロワ・オア回路24の出力する論理和信号とが、差動回路32の差動入力とされる。
ダイオード・アンド回路11〜18を構成するダイオードとしては、トランジスタのベースとコレクタ間に抵抗が接続されて形成され、トランジスタのエミッタに論理信号またはその否定信号が入力され、コレクタが同じダイオード・アンド回路内の他のトランジスタのコレクタと接続されて出力端子となるものを用いる。
図2は図1に示す論理回路の等価回路を示し、図3は真理値表を示す。図3の真理値表からわかるように、図1に示す論理回路は、図6に示す論理回路と同じ論理構成を実現するものである。論理積回路群10においてすべての組み合わせについて論理積を求め、エミッタフォロワ・オア回路21、23が互いに別々の論理積信号の論理和を求めることから、エミッタフォロワ・オア回路23の出力する論理和信号は、エミッタフォロワ・オア回路21の出力する論理和信号Z0の否定信号となる。また、エミッタフォロワ・オア回路22、24も同様であり、エミッタフォロワ・オア回路24の出力する論理和信号は、エミッタフォロワ・オア回路22の出力する論理和信号Z1の否定信号となる。差動回路31、32には、このような互いに反対の論理の信号が差動入力される。
なお、図1では、論理回路の入力が差動入力、すなわち論理信号X0、X1、X2とそれぞれの否定信号とが入力されるものとして示しているが、図3に示すように、論理信号X0、X1、X2のみを入力とし、その否定を求めて論理積を演算することもできる。
図1および図6にそれぞれ示す論理回路を半導体基板上の集積回路で構成する場合、汎用性および製造プロセスの観点から、ブール関数に対応する回路素子のみを半導体基板上に形成するのではなく、入力される論理信号の数と出力しようとする論理信号の数とのすべての組み合わせに対応できる数の回路素子を形成し、配線により必要なブール関数を実現する。このため、例えば図7に示す等価回路からわかるように、図6に示す論理回路におけるダイオード・アンド回路11、13、16、17、18は利用されていない。また、論理和回路群20内のいくつかのトランジスタも、図6に示す論理回路では利用されていない。しかし、利用されていないとはいえ、半導体基板上には形成されている。図1に示す論理回路は、この図6に示す論理回路では利用されていなかった部分を利用する。配線が異なるだけで、回路素子を追加するものではない。
図4および図5は、図1に示す論理回路をデータ速度10Gb/sで動作させた場合の回路シミュレーション結果を示す。回路シミュレーションに用いたデバイスモデルは、図9および図10に示したものと同様に、遮断周波数ft=90GHz相当のSiGeHBTを想定している。図4は、エミッタフォロワ・オア回路21、22から出力される論理和信号Z0、Z1の電圧波形と、エミッタフォロワ・オア回路23、24から出力される論理和信号Z0、Z1の否定信号の電圧波形とを示す。図5は、差動回路31、32の出力信号Q0、Q1およびそれらの否定信号の電圧波形を示す。
図5からわかるように、差動回路31、32の出力は、論理が正の場合と負の場合の両者とも、デューティ比は約50%程度である。すなわち、図6に示す論理回路で生じていたデューティ変動が抑制されている。これは、論理和とその否定の論理和を差動回路31、32に入力することで、トランジスタの立ち上がり時間と立下り時間の差異を相殺できる効果によるものである。
また、同様に、雑音や電源電圧変動あるいは温度変動に起因する論理和信号電圧の揺らぎに対しても、論理和とその否定の論理和を差動回路31、32に入力することで、それらの影響を相殺することができる。
以上の説明では、論理信号入力数Nが3、出力数が2の場合を例に説明した。これらの数は、入力数Nが2以上、出力数が1以上であれば、任意に選択することができる。一般に、入力数Nに対しては、各論理信号とその否定信号との全ての組み合わせを求めるために、2N個の論理積回路が必要であり、その出力から論理和およびその否定の論理和を求めるためには、論理積回路と同数のエミッタフォロワが用いることで、本発明を実施することができる。
10 論理積回路群
11〜18 ダイオード・アンド回路
20 論理和回路群
21、22 エミッタフォロワ・オア回路(第1の論理和回路)
23、24 エミッタフォロワ・オア回路(第2の論理和回路)
31、32 差動回路

Claims (4)

  1. 複数N個の論理信号入力に対し、すべての論理信号およびそれぞれの否定の組み合わせについての N 個の論理積を求める論理積回路群と、
    この論理積回路群の出力する N 個の論理積信号のうち、1個以上2 N 個未満のあらかじめ設定された組み合わせで論理和を求める第1の論理和回路と
    を有する論理回路において、
    上記論理積回路群の出力する N 個の論理積信号のうち、上記第1の論理和回路が論理和を求める対象としていないすべての論理積信号について、その論理和を求める第2の論理和回路を有し、
    上記第1の論理和回路の出力する論理和信号と上記第2の論理和回路の出力する論理和信号とが差動回路の差動入力とされる
    ことを特徴とする論理回路。
  2. 半導体基板上に、複数のダイオードの一端にそれぞれ論理信号またはその否定信号が入力され他端を共通出力とする論理積回路が、複数N個の論理信号入力に対し、その論理信号とその論理信号の否定信号とのすべての組み合わせに対応して2N個形成され、
    上記半導体基板上にはさらに、上記2N個の論理積回路のそれぞれの出力がベースに接続されたエミッタフォロワ構成の2N個のトランジスタからなるトランジスタ群が形成され、
    このトランジスタ群のうち、1個以上2 N 個未満の一部のトランジスタのエミッタが共通に接続されて第1の論理和回路を構成する
    論理集積回路において、
    上記トランジスタ群の上記一部以外のすべてのトランジスタのエミッタが共通に接続されて第2の論理和回路を構成し、
    上記第1の論理和回路の出力する論理和信号と上記第2の論理和回路の出力する論理和信号とが差動回路の差動入力とされる
    ことを特徴とする論理集積回路。
  3. 請求項2記載の論理集積回路において、
    前記半導体基板上には、前記トランジスタ群が複数形成され、
    前記トランジスタ群のそれぞれについて、そのトランジスタ群のうち、1個以上2 N 個未満の一部のトランジスタのエミッタが共通に接続されて第1の論理和回路を構成し、
    他のすべてのトランジスタのエミッタが共通に接続されて第2の論理和回路を構成し、
    前記トランジタ群のそれぞれについて、そのトランジスタ群の第1の論理和回路の出力する論理和信号と第2の論理和回路の出力する論理和信号とが、前記トランジスタ群毎に設けられた差動回路の差動入力とされる
    ことを特徴とする論理集積回路。
  4. 請求項3記載の論理集積回路において、前記複数のダイオードはそれぞれ、トランジスタのベースとコレクタ間に抵抗が接続されて形成され、当該トランジスタのエミッタに論理信号またはその否定信号が入力され、上記コレクタが同じ論理積回路内の他のトランジスタのコレクタと接続されて出力端子となることを特徴とする論理集積回路。
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