JP5290446B2 - ネットワークブートシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを介してオペレーティングシステムを起動するネットワークブートシステムに関するものである。
近年、ネットワークを介してオペレーティングシステム(以下、「OS」という。)を起動するシステム(以下、「ネットワークブートシステム」という。)において、ネットワークブートサーバへの負荷を軽減するために、クライアント端末側の物理的な記憶装置の一部に、読み出し専用のキャッシュ(以下、「リードキャッシュ機構」という。)を備えることが一般的に知られている。
特許文献1には、ネットワークブートシステムにおいて、エンドユーザが使用するPC(クライアント端末)のローカルディスク内にネットワークブートサーバ上の仮想ディスクをキャッシュすることでサーバへのネットワークアクセスを減らすことができるリードキャッシュ機構を備えたネットワークブートシステムが開示されている。このようなネットワークブートシステムでは、多数のクライアント端末を一斉に起動した場合でも2回目以降の起動ではネットワークへのアクセスが殆ど無く、クライアント端末の起動が高速化する。
国際公開第09−145274号公報
上述のように、リードキャッシュ機構を備えた従来のネットワークブートシステムによれば、本来クライアント端末のキャッシュが蓄積される程サーバへのネットワークアクセスが減って端末の起動が高速になるはずであるが、実際に運用していると十分にキャッシュが蓄積されている端末の起動速度が意に反して低下することが判明してきた。
そこで、本発明者らは、端末のキャッシュが蓄積されたローカルディスクに着目したところ、端末では起動時にローカルディスクのヘッドシークが増え、ローカルディスクに対してアクセスが頻繁に発生していることが調査で明らかになった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、リードキャッシュ機構を備えたネットワークブートシステムにおいてクライアント端末の起動時にローカルディスクに対するアクセスにより端末の起動速度が低下することを抑えることを主な技術的課題とする。
本発明に係るネットワークブートシステムは、クライアント端末上で動作するオペレーティングシステムを含むディスクイメージを仮想ディスクとして提供するネットワークブートサーバと、物理的な記憶装置を備えたクライアント端末とがネットワークを介して接続され、クライアント端末は、オペレーティングシステム起動中に必要なデータを一時的に保存することができる物理メモリと、ネットワークを介してサーバにアクセスするためのネットワークインターフェースとを備えていると共に、オペレーティングシステムは、記憶装置を駆動するためのリードキャッシュドライバを備えており、リードキャッシュドライバが、クライアント端末から読み出し要求信号を受けた際にはサーバから読み出した際のデータを記憶装置の読み出しキャッシュ領域にキャッシュデータとして保存するリードキャッシュ機構を備えている。そして、リードキャッシュ機構は、サーバから読み出した際のデータのアドレスに対応する読み出しキャッシュ領域のアドレスを示したマッピングテーブルを備え、サーバから読み出した際のデータを読み出しキャッシュ領域の先頭側から順に連続して保存するキャッシュ保存手段と、サーバから読み出した際のデータのアドレスと読み出しキャッシュ領域のアドレスとを対応させてマッピングテーブルに保存するテーブル保存手段とを備え、キャッシュデータを使用する際にはサーバから読み出した際のデータのアドレスとマッピングテーブルとを基にして読み出しキャッシュ領域のアドレスにアクセスすることを特徴とする。
この構成により、サーバから読み出した際のデータをキャッシュ領域の先頭側から連続した領域にキャッシュデータとして蓄積させることで、従来異なった領域に保存されていたキャッシュデータがキャッシュ領域の先頭側から連続した領域に限定して保存されるため、キャッシュデータにアクセスする時間を短縮することができる。
リードキャッシュ機構は、端末起動時にマッピングテーブルを物理メモリに読み込むと共に、読み出しキャッシュ領域の先頭側から順に連続して主に端末起動時に必要となる情報を一括して物理メモリに読み込む手段を備え、キャッシュデータを使用する際には端末起動時に物理メモリに読み込まれたマッピングテーブルを基に主に物理メモリに読み込まれたキャッシュ領域のアドレスにアクセスするようにしてもよい。
この構成により、端末起動中ローカルディスク上のキャッシュ領域に殆どアクセスすること無く、主に物理メモリ上に読み込まれたマッピンテーブル及びキャッシュデータにアクセスすることで端末を起動させることができる。
リードキャッシュ機構は、読み出しキャッシュ領域を確保する前に予め読み出しキャッシュ領域を初期化する手段を備え、初期化手段により読み出しキャッシュ領域を初期化した後に読み出しキャッシュ領域にキャッシュデータを保存していくようにしてもよい。
この構成により、キャッシュ領域の先頭側に端末起動時に必要となる情報を蓄積させるようにすることができる。そのため、読み出しキャッシュ領域の先頭側から順に連続して端末起動時に必要となる情報を一括して物理メモリ上に読み込む場合には、その物理メモリ上に読み込むキャッシュデータの量を小さくすることができる。
記憶装置は、少なくとも、読み出しキャッシュ領域の容量の最大値を保存するキャッシュ管理領域をさらに備えてもよい。この構成により、読み出しキャッシュ領域に保存するキャッシュデータを制限することができる。読み出しキャッシュ領域の容量は、従来サーバ側のディスクイメージと同じ容量を必要としていたが、読み出しキャッシュ領域の容量の最大値をディスクイメージの容量よりも予め小さくしておくことができる。
キャッシュ管理領域には、キャッシュデータの末尾を示すアドレスがさらに保存されていてもよい。この構成により、キャッシュ管理領域のキャッシュデータの末尾に容易にキャッシュを蓄積させることができる。また、キャッシュデータが読み出しキャッシュ領域の容量の最大値を越える場合には、キャッシュデータの蓄積をしないようにリードキャッシュ機構の動作を停止することができる。
リードキャッシュ機構は、キャッシュデータの末尾を示すアドレスを用いて以下の手順により読み出しキャッシュ領域にキャッシュデータを蓄積させるようにしてもよい。
(a)読み出しキャッシュ領域のエンドマーカーを蓄積させるキャッシュデータのサイズだけ移動させ、移動後のエンドマーカーを保存する。
(b)蓄積させるキャッシュデータを読み出しキャッシュ領域の末尾に保存する。
(c)マッピングテーブルに蓄積させるキャッシュデータのサーバ側のアドレスと読み出しキャッシュ領域のアドレスとを対応させて保存する。
本発明に係るネットワークブートシステムでは、サーバから読み出されたデータをキャッシュ領域の先頭側から連続した領域にキャッシュデータとして蓄積させることで、キャッシュデータにアクセスする時間を短縮することができる。
さらに、リードキャッシュ機構が端末起動時にマッピングテーブルを物理メモリに読み込むと共に、読み出しキャッシュ領域の先頭側から順に連続して主に端末起動時に必要となる情報を一括して物理メモリに読み込む手段を備えている場合には、主に物理メモリ上に読み込まれたマッピンテーブル及びキャッシュデータにアクセスすることで端末を起動させることができる。
さらに、リードキャッシュ機構が読み出しキャッシュ領域を確保する際には読み出しキャッシュ領域を初期化する手段を備え、初期化手段により読み出しキャッシュ領域を初期化した後読み出しキャッシュ領域にキャッシュデータを保存していくようにしている場合には、キャッシュ領域の先頭側に端末起動時に必要となる情報を溜めるようにすることができる。
以上のいずれにおいても、ローカルディスクに対するアクセスによりクライアント端末の起動速度が低下することを抑えることができる。
第1の実施形態のネットワークブートシステムの基本構成を説明するための概念図 第1の実施形態の読み出しキャッシュ領域の動的管理を説明するための概念図 第1の実施形態のキャッシュ管理ヘッダ、マッピングテーブル及び読み出しキャッシュ領域を示す図 第2の実施形態のネットワークブートシステムにおいてクライアント端末の物理メモリの読み込みについて説明するための概念図 従来の読み出しキャッシュ領域の管理を説明するための概念図
(第1の実施形態)
以下、本発明にネットワークブートシステムの第1の実施態様について図面を参照して詳述する。まず、本発明が前提とするリードキャッシュ機構を備えたネットワークブートシステムの一実施態様を例示して説明する。各実施形態の記載は本発明の技術的思想を理解するために合目的的に解釈され、実施形態の記載に限定解釈されるべきものではない。
(1)ネットワークブートシステムの全体構成
図1は、第1の実施形態のネットワークブートシステムの基本構成を説明するための概念図である。図1に示すように、ネットワークブートシステム100は、サーバ10と、複数台のクライアント端末20(20a,・・・)とがネットワーク30を介して接続されている。サーバ10は物理ディスク11を、クライアント端末20aは物理的な記憶装置としての物理ディスク21aと仮想ディスク22aとをそれぞれ備え、いずれも図示しないCPUや物理メモリなどの基本的な構成を備えている。物理ディスク11には、各クライアント端末20(20a,・・・)が最初の起動時に読み込むOSのディスクイメージ22aが保存されている。なお、物理ディスクは、実体を伴うハードディスクその他の記憶手段を指す。物理ディスク21aは、論理的なレベルで認識される第1のパーテーションP1と物理的なレベルで認識される第2のパーテーションP2とを有する。第2のパーテーションP2には、主に読み出しキャッシュ領域とキャッシュ管理領域とが割り当てられる。
クライアント端末20aの基本的な動作としては、端末20aのフィルタドライバが物理ディスク21aへの読み書きのアクセスをネットワークアクセスに変換することにより、端末20aのCPUは、物理ディスク21aにアクセスすることに代えて、ネットワークインターフェースを用いてネットワークを介して接続されるサーバ10上のディスクイメージ22aにアクセスする。クライアント端末20aは、リードキャッシュ機構を機能させるためのリードキャッシュドライバを備える。リードキャッシュドライバは、プログラムであり、物理ディスク21aにおける読み出しキャッシュ領域に対するデータのアクセス(書き込み及び読み出し)を主に行う。リードキャッシュドライバはサーバ10から読み出されたデータを物理ディスク21a内に保存して読み出しキャッシュさせる働きをする。なお、管理フラグを用いてキャッシュ後に一度でも書き込みが行われたことのあるキャッシュデータを利用しないようにしてもよい。
図5は、従来の読み出しキャッシュ領域の管理を説明するための概念図である。図5に示すように、従来の読み出しキャッシュ領域A2では、予めクライアント端末20aのディスクイメージと同じ容量を確保し、端末20aのディスクイメージと相対的に同じアドレスとなるようにキャッシュデータを保存していた。このようにすると、キャッシュ済みの領域Rcが読み出しキャッシュ領域A2内で複数の領域に分布するため、端末20aの起動時にディスク51aのランダムアクセスが頻繁に発生し、それに伴ってヘッドシークが多発していた。また、キャッシュ済みデータであっても書き込みが行われたことのあるデータを利用しないように端末のディスク51a上に書き込みキャッシュ機構をさらに備えると、それに伴ってディスク51aへのアクセスもさらに増え、ランダムアクセスが頻繁に発生してヘッドシークが多発する。
(2)読み出しキャッシュ領域の動的管理
図2は、第1の実施形態の読み出しキャッシュ領域の動的管理を説明するための概念図である。図2に示すように、物理ディスク21aは、第1のパーテーションP1と第2のパーテーションP2とを有する。なお、物理ディスク21aでは、パーテーションの境界Bで第1のパーテーションP1と第2のパーテーションP2との2つに分けている。第2のパーテーションP2は、キャッシュ管理領域Acと、マッピングテーブルTと、読み出しキャッシュ領域A1とを有する。キャッシュ管理領域Acには、キャッシュ管理ヘッダとして読み出しキャッシュ領域A1の容量の最大値が保存されている。
マッピングテーブルTは、サーバ10から読み出した際のデータのアドレスに対応する読み出しキャッシュ領域A1のアドレスを示した対応表である。具体的には、リードキャッシュドライバによりサーバ10から読み出されるデータのアドレスであってサーバ10側の物理ディスク11に保存されたクライアント端末20aのディスクイメージのアドレスとキャッシュ済みの領域A1のアドレスとを対応させた対応表である。例えば、リードキャッシュドライバは、サーバ10から読み出した際のアドレスとマッピングテーブルTとを用いることによって、キャッシュ済みのクライアント端末20aのディスクイメージのデータにアクセスすることができる。マッピングテーブルTでは1つの登録に4バイト必要であり、読み出しキャッシュ領域A1に保存するキャッシュデータを1セクタ(512バイト)単位で管理すると、40Gバイトのクライアント端末20aのディスクイメージに対してマッピングテーブルTのサイズは320Mバイト程度となる。マッピングテーブルTのサイズが大きくなり過ぎると保存に時間を要するため、キャッシュデータを管理する単位を大きくしてマッピングテーブルTのサイズを小さくすることが好ましい。例えば、キャッシュデータを4096バイト単位で管理すると、40Gバイトのクライアント端末20aのディスクイメージに対してマッピングテーブルTのサイズは40Mバイト程度となる。
図3は、第1の実施形態のキャッシュ管理ヘッダ、マッピングテーブル及び読み出しキャッシュ領域を示す図である。図3に示すように、リードキャッシュドライバは、クライアント端末20aのディスクイメージのアドレスaに保存されたデータにアクセスする場合、マッピングテーブルTに基づいて読み出しキャッシュ領域A1のアドレス1にアクセスする。
読み出しキャッシュ領域A1には、図2に示すように、クライアント端末20aのディスクイメージのデータをリードキャッシュドライバが読み込んだ順に先頭側にあるアドレスSから破線の矢印方向に連続してキャッシュデータを保存している。
読み出しキャッシュ領域A1にキャッシュデータRを蓄積させる手順は以下のとおりである。読み出しキャッシュ領域A1では、例えばリードキャッシュドライバが、キャッシュデータをどこまで蓄積したかを示すマーカー(以下、「エンドマーカー」という。)Eを用いてキャッシュ済みのデータ(キャッシュデータ)の末尾を管理する。エンドマーカーEはキャッシュデータの末尾を示すアドレスである。
(a)まず、図2に示すように、読み出しキャッシュ領域A1の末尾のエンドマーカーE1を矢印の方向(後側)にEdだけ移動させ、エンドマーカーE2としてキャッシュ管理領域Acに保存する。
(b)次に、キャッシュデータRを読み出しキャッシュ領域A1の末尾(エンドマーカーE1から後側)に保存する。
(c)次に、マッピングテーブルTにキャッシュデータRに関するアドレスを追加し、マッピングテーブルTを保存する。
なお、エンドマーカーE2が、読み出しキャッシュ領域A1の最大サイズに到達した場合、以後新たなキャッシュデータの蓄積をしないようにする。
マッピングテーブルT及びエンドマーカーEの保存は、読み出しキャッシュ領域A1にキャッシュデータを蓄積する度に行うと時間がかかるため、定期的に、例えば、1分に1回程度で行うことが好ましい。
第1の実施形態のネットワークブートシステムでは、マッピングテーブルTにより読み出しキャッシュ領域A1を動的に管理することで、読み出しキャッシュ領域A1がキャッシュ済みの領域となり、そのキャッシュ済みの領域が読み出しキャッシュ領域A1の先頭側のアドレスSから連続した領域に限定されるため、キャッシュデータにアクセスする時間を短縮することができる。また、従来のような読み出しキャッシュ領域A2のように予めクライアント端末20aのディスクイメージと同じ容量を確保する必要が無く、読み出しキャッシュ領域A1の最大容量を小さくすることもできる。
第1の実施形態のネットワークブートシステムでは、キャッシュデータは上記マッピングテーブルTにより動的に管理して蓄積させる方式と図5に示す従来の蓄積させる方式とで併用して蓄積させてもよい。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態のネットワークブートシステムにおいてクライアント端末起動時に端末の物理メモリの読み込みについて説明するための概念図である。第2の実施形態のネットワークブートシステムでは、第1の実施形態のネットワークブートシステム100を主な構成として、クライアント端末の起動時に物理ディスク21aへの読み書きのアクセスを軽減する方式である。
図4に示すように、クライアント端末20aは、起動時に物理メモリ23aにマッピングテーブルT及びキャッシュ済みの領域Fを一括して読み込む。キャッシュ済みの領域Fには主にクライアント端末20aの起動時に必要となる情報が蓄積されており、このキャッシュ済みの領域Fは読み出しキャッシュ領域A1の先頭側のアドレスSから順に連続して物理メモリ23aに読み込まれる。これにより、クライアント端末20aの起動時に読み出しキャッシュ領域A1のアクセスを軽減することができる。
第2の実施形態のネットワークブートシステムでは、クライアント端末20a起動時に端末の物理メモリに主にクライアント端末20aの起動時に必要となる情報を読み込んでおくことで読み出しキャッシュ領域A1のアクセスを軽減して端末20aを起動することができる。
ここで、例えば、リードキャッシュドライバにより読み出しキャッシュ領域A1に使用する領域を確保する際に読み出しキャッシュ領域A1に使用する領域を初期化してその領域のデータを一旦完全に消去しておき、その後クライアント端末20aを起動させて読み出しキャッシュ領域A1にキャッシュデータを蓄積していくと、読み出しキャッシュ領域A1のアドレスS側には主に端末起動時に必要となる情報が蓄積される。
そのため、読み出しキャッシュ領域A1に使用する領域を確保する際には、読み出しキャッシュ領域A1に使用する領域のデータを一旦完全に消去してからそのキャッシュ領域A1にキャッシュデータを蓄積していくことで、図4に示すキャッシュ済みの領域Fに主にクライアント端末20aの起動時に必要となる情報を蓄積させることができる。なお、このキャッシュ済みの領域Fは、一般的なOSで例えば300〜400Mバイト程度である。
よって、このキャッシュ済みの領域Fを第2のパーテーションP2の先頭側のアドレスSから順に連続して(シーケンシャルで)物理メモリ23aに一括して読み込むだけでこの読み込んだ物理メモリ23aのキャッシュデータを用いることで読み出しキャッシュ領域A1のアクセスを軽減して端末20aを起動することができる。
本実施形態のネットワークブートシステムを評価するために、以下のネットワークブートサーバ及びクライアント端末を用いて、以下の条件(1)〜(4)でクライアント端末の起動時間をそれぞれ計測した。
(i)ネットワークブートサーバ
CPU:Xeon (登録商標)L5410 2.33GHz ×2
Memory:16GB
OS:Windows (登録商標)Server 2008 Standard SP2 (x64)
(ii)クライアント端末(Express5800/51Ma)
CPU:Core2Duo T7500 2.20GHz ×1
Memory:4GB
OS:Windows 7
HDD:149GB (HTS545016B9A300)
ネットワークブートサーバとクライアント端末とはギガビットイーサ(GbE)で接続した。起動時間は、ネットワークブートサーバに他のクライアント端末を接続し共有状態で計測した。ネットワークブートサーバのCPU負荷及びメモリ容量には余裕があり、計測に大きな影響が無いことをことを確認している。
条件(1)リードキャッシュ機構なしでの通常のネットワークブートシステム
条件(2)従来型のリードキャッシュ機構を用いたネットワークブートシステム
条件(3)上記第1の実施形態のネットワークブートシステム
条件(4)上記第2の実施形態のネットワークブートシステム
起動時間の計測結果:(秒)
条件(1) 条件(2) 条件(3) 条件(4)
測定I : 125.4 118 89 64.5
測定II: 152.4 155 104 71

ただし、測定Iとは、OSの起動開始からログオン画面が表示されるまでの時間である。測定IIとは、OSの起動開始からログオンしてデスクトップが表示された後、キーボードの所定キーの押し下げに対してスタートメニューが表示されるまでの時間である。ログオンのためのIDやパスワードの入力時間を含まない。
上記起動時間の計測結果から、端末の起動時に物理ディスクへのランダムアクセスを軽減することでクライアント端末の起動時間が短縮化されることがわかる。
第2の実施形態では、専ら物理メモリに読み込まれたキャッシュデータを使用した場合について説明したが、物理メモリに読み込まれたキャッシュデータと物理ディスクに保存されたキャッシュデータとを使い分けたり、併用したりしてもよい。
10 サーバ(ネットワークブートサーバ)
11 物理ディスク(ハードディスク)
20 クライアント端末
20a クライアント端末
21a ディスク
22a 仮想ディスク(vDisk)
23a 物理メモリ
30 ネットワーク
100 ネットワークブートシステム
A1 読み出しキャッシュ領域
P1 第1のパーテーション
P2 第2のパーテーション
F キャッシュ済み領域
Rc キャッシュ済み領域
R 追加するキャッシュ

Claims (6)

  1. クライアント端末上で動作するオペレーティングシステムを含むディスクイメージを仮想ディスクとして提供するネットワークブートサーバと、物理的な記憶装置を備えたクライアント端末とがネットワークを介して接続され、
    前記クライアント端末は、前記オペレーティングシステム起動中に必要なデータを一時的に保存することができる物理メモリと、前記ネットワークを介して前記サーバにアクセスするためのネットワークインターフェースとを備えていると共に、
    前記オペレーティングシステムは、前記記憶装置を駆動するためのリードキャッシュドライバを備えており、
    前記リードキャッシュドライバが、前記クライアント端末から読み出し要求信号を受けた際には前記サーバから読み出した際のデータを前記記憶装置の読み出しキャッシュ領域にキャッシュデータとして保存するリードキャッシュ機構を備えたネットワークブートシステムであって、
    前記リードキャッシュ機構は、
    前記サーバから読み出した際のデータのアドレスに対応する前記読み出しキャッシュ領域のアドレスを示したマッピングテーブルを備え、
    前記サーバから読み出した際のデータを前記読み出しキャッシュ領域の先頭側から順に連続して保存するキャッシュ保存手段と、
    前記サーバから読み出した際のデータのアドレスと前記読み出しキャッシュ領域のアドレスとを対応させて前記マッピングテーブルに保存するテーブル保存手段とを備え、
    前記キャッシュデータを使用する際には前記サーバから読み出した際のデータのアドレスと前記マッピングテーブルとを基にして前記読み出しキャッシュ領域のアドレスにアクセスする
    ことを特徴とするネットワークブートシステム。
  2. 前記リードキャッシュ機構は、
    前記端末起動時に前記マッピングテーブルを前記物理メモリに読み込むと共に、
    前記読み出しキャッシュ領域の先頭側から順に連続して主に端末起動時に必要となる情報を一括して前記物理メモリに読み込む手段を備え、
    前記キャッシュデータを使用する際には前記端末起動時に前記物理メモリに読み込まれたマッピングテーブルを基に主に前記物理メモリに読み込まれた前記読み出しキャッシュ領域のアドレスにアクセスする
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワークブートシステム。
  3. 前記リードキャッシュ機構は、前記読み出しキャッシュ領域を確保する前に予め前記読み出しキャッシュ領域を初期化する初期化手段を備え、
    前記初期化手段により前記読み出しキャッシュ領域を初期化した後に前記読み出しキャッシュ領域にキャッシュデータを保存していく
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のネットワークブートシステム。
  4. 前記記憶装置は、少なくとも、前記読み出しキャッシュ領域の容量の最大値を保存するキャッシュ管理領域をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のネットワークブートシステム。
  5. 前記キャッシュ管理領域には、キャッシュデータの末尾を示すアドレスがさらに保存されている
    ことを特徴とする請求項4項記載のネットワークブートシステム。
  6. 前記リードキャッシュ機構は、前記キャッシュデータの末尾を示すアドレスを用いて以下の手順により前記読み出しキャッシュ領域にキャッシュデータを蓄積させる
    ことを特徴とする請求項5項記載のネットワークブートシステム。
    (a)前記読み出しキャッシュ領域のエンドマーカーを蓄積させるキャッシュデータのサイズだけ移動させ、移動後のエンドマーカーを保存する
    (b)前記蓄積させるキャッシュデータを前記読み出しキャッシュ領域の末尾に保存する
    (c)前記マッピングテーブルに前記蓄積させるキャッシュデータの前記サーバ側のアドレスと前記読み出しキャッシュ領域のアドレスとを対応させて保存する
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