JP5290122B2 - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ Download PDF

Info

Publication number
JP5290122B2
JP5290122B2 JP2009242382A JP2009242382A JP5290122B2 JP 5290122 B2 JP5290122 B2 JP 5290122B2 JP 2009242382 A JP2009242382 A JP 2009242382A JP 2009242382 A JP2009242382 A JP 2009242382A JP 5290122 B2 JP5290122 B2 JP 5290122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
value
integrated
auxiliary
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009242382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011089829A (ja
Inventor
和也 藤澤
哲明 斉藤
武 新宮
太 ▲高▼橋
健司 岩尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2009242382A priority Critical patent/JP5290122B2/ja
Publication of JP2011089829A publication Critical patent/JP2011089829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5290122B2 publication Critical patent/JP5290122B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明はガスメータに係り、特にガスが流れる管路に超音波を送受信してガスの流量を計測する超音波流量計を用いたガスメータに関する。
一般に、管路を流動する都市ガスの体積流量を測定するガスメータでは、管路内を流動するガスに向かって超音波を送受信する一対の超音波センサを用いた超音波流量計から得られた計測信号を積算する方式が採用されている。そして、超音波流量計においては、ガスが流入する流入口とガスが流出する流出口とを有するガス導通路(管路)内でガスの流れに沿った超音波の伝播時間と、ガスの流れに逆らった超音波の伝播時間との差分からガスの流速を求め、ひいては、流速と測定部位の断面積によりガスの体積流量を求めている(例えば、特許文献1参照)。
また、ガスメータでは、消費側でガスを消費していない場合でも、ガス管路内の圧力変動があると、その瞬時流量が微小流量であっても超音波流量計により計測された流量を積算し、その積算流量を表示している。
例えば、ガス管路内の圧力が上昇した場合には、ガス消費者側へガスが流動することになり、このガスの流動が超音波流量計によって計測されるため、見かけ上ガスの使用量が増加することになる。一方、ガスの圧力が低下した場合には、ガス消費者側からガス供給元へのガスの流動が発生することになるが、超音波流量計によって計測され瞬時流量をガスの使用量(積算流量)から減算することになる。
また、特許文献1に記載のガスメータでは、ガス導通路(管路)の上流側と下流側のそれぞれに羽根車を設け、ガスが上流側から下流側に流れる正流の場合には各羽根車が低負荷で回転し、ガスが下流側から上流側に逆流する場合には、各羽根車が低負荷で回転してガスの逆流を抑制する構成になっている。
特開平11−281431号公報
しかしながら、上記ガスメータにおいて、圧力変動によりガス管路内のガスが下流(正流)また上流(逆流)へ流動した場合には、実際にガスが消費されていないのに積算流量の表示が増減することになるため、ガス消費者からみると流量計が故障しているのではないかといった疑念を抱くことになる。
上記特許文献1では、このような疑念を解消するため、ガス導通路(管路)の上流側と下流側のそれぞれに羽根車を設けることでガスの逆流を抑制することができるものの、ガスメータの構成が大型化するという問題があった。
また、ガスメータにあっては、ガスの使用量(積算流量)を計測するという目的に関連して減算機能を有していない積算カウンタが用いられている場合があり、この種の積算カウンタではガスの逆流による減算処理を行えないといった問題があった。
また、上記問題を解決するために、圧力変動により生じるガスの流動が微小流量以下となる場合には、積算カウンタにより積算流量としてカウントしないようにすることも考えられるが、この場合、消費者側において、当該微小流量以下の瞬時流量でのガスの使用がなされた場合に微小流量以下の使用量を積算流量としてカウントすることができないという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決したガスメータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
(1)本発明は、ガスが流れる管路に超音波を送受信してガスの瞬時流量に応じた受信信号を出力する一対の超音波センサと、
前記一対の超音波センサからの受信信号の伝播時間に基づきガスの瞬時流量値を演算する瞬時流量演算部と、
前記演算部により演算された瞬時流量値を積算することにより積算流量値を演算する積算流量演算部と、
前記積算流量演算部で積算された積算流量値を記憶する積算流量記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された積算流量値を表示する表示器と、
を有するガスメータにおいて、
前記積算流量記憶手段とは別に設けられ、前記瞬時流量演算部により演算された瞬時流量値を積算することにより求められる補助積算流量値を記憶する補助記憶手段を設け、
前記積算流量演算部は、
前記瞬時流量演算部により演算された補助積算流量値に基づきガスの流れ方向が正流であるのか逆流であるのかを判定し、正流であると判定した場合に当該瞬時流量を前記補助記憶手段の補助積算流量値に加算して補助積算流量値を更新して当該補助記憶手段に記憶し、また、逆流であると判定した場合に当該瞬時流量を前記補助記憶手段の補助積算流量値より減算して補助積算流量値を更新して当該補助記憶手段に記憶させる第1の演算手段と、
前記補助記憶手段に記憶された補助積算流量値が予め設定された設定値以上に達した場合に当該補助積算流量値に応じた積算流量値を前記積算流量記憶手段の積算流量値に加算させる事により得られた積算流量値を前記積算流量記憶手段に記憶させるとともに、当該補助積算流量値から当該積算流量記憶手段の積算流量値に加算させた積算流量値を減算することにより得られる積算流量値を新たな補助積算流量値として前記補助記憶手段に更新記憶する第2の演算手段と、
を備え、
前記第1の演算手段は、演算された補助積算流量値が予め定められた下限値以下となった場合には、前記補助記憶手段に記憶させる補助積算流量値を前記下限値に保持することを特徴とする。
(2)本発明の前記第1の演算手段は、補助積算流量値Qを、
前記ガスの流れが正流である場合には、
Q=Q+(q×γ1)
また、前記ガスの流れが逆流である場合には、
Q=Q−(q×γ2)
(演算式において、qは計測された流量、γ1は正流流量補正係数、γ2は逆流流量補正係数、γ1<γ2)
上記演算式により演算することを特徴とする。
本発明によれば、ガスが消費されていないときに圧力変動の影響などにより微小な瞬時流量が計測されても補助記憶手段の補助積算流量値に加算されるだけで表示器に当該微小流量が加算されて表示されることがないので、ガス消費者が流量計の故障ではないかとの疑念を解消することができる。また、ガスが消費されることにより補助記憶手段の補助積算流量値が設定値以上に達した場合には、当該補助流量積算値を記憶手段の積算流量値に加算して表示器に表示するため、流量計測に対する信頼性を高めることができると共に、正確な積算流量値を表示器に表示させることができ、且つ微小流量を計測した際の積算流量値のカウントアップ回数を減少させて流量演算処理の簡素化を図ることができる。
また、本発明によれば、補助積算流量値が下限値以下の場合には、補助記憶手段の補助積算流量値を下限値に更新するため、ガス使用量が実際の使用量よりも極端に少なく積算されることを防止することができる。
また、本発明によれば、逆流流量補正係数γ2を正流流量補正係数γ1より大きい値に設定することにより、不使用量がガス使用量に加算されることを防止できる。
本発明によるガスメータの一実施例を示す斜視図である。 ガスメータの主管路の軸方向と直交する断面を示す図である。 ガスメータの平面図である。 ガスメータの演算部の構成を示すブロック図である。 流量演算制御処理を説明するためのフローチャートである。 図5に示すS16の変形例1を示す図である。 図5に示すS16の変形例2を示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明によるガスメータの一実施例を示す斜視図である。図2はガスメータの主管路の軸方向と直交する断面を示す図である。図3はガスメータの平面図である。
図1乃至図3に示されるように、ガスメータ1は、中高圧のガス供給管路に配されており、主管路2(管路)と、測定室3と、圧力室4、4と、第1及び第2仕切板5、6と、各圧力室4、4に対応する一対の超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'とを備えた超音波流量計を用いた構成である。
ガスが流れる主管路2内は、軸直交方向(水平方向)、詳しくは短辺12aが延びる方向に沿って測定室3及び各圧力室4、4の3分割に区画される。
測定室3は、主管路2の短辺12aが延びる方向(軸直交方向)略中央に位置するように形成されている。また、測定室3の両側には、各圧力室4、4が位置するように形成されている。そして、測定室3内と各圧力室4、4内とは、それぞれ第1及び第2仕切板5、6に設けられた連通孔(圧力導入路)を介して連通され、該測定室3内と各圧力室4、4内とを略同じ圧力になるように設定される。
各超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'は、該測定室3内を流動するガスに向かって超音波を送受信して、測定室3内を流動するガスの体積流量を計測するように、測定室3の上下側を囲む主管路2の短辺側壁部12(壁部)に配置されている。
さらに、ガスメータ1は、ガスが流れる主管路2と、該主管路2の上流側に接続される流入管路10と、主管路2の下流側に接続される流出管路11とを備えている。
図2に示されるように、主管路2は、対向する一対の短辺側壁部12と、対向する一対の長辺側壁部13と有する。主管路2の内部空間は、一対の短辺12aと一対の長辺13aとからなる長方形状が長手方向に延在形成される。
主管路2内には、長辺側壁部13と略平行な第1及び第2仕切板5、6が短辺12aの延びる方向に沿って間隔を置いて平行に配され、主管路2の内部空間が短辺12aの延びる方向に沿って3室に区画されている。そして、主管路2内には、短辺12aの延びる方向略中央に測定室3が設けられ、該測定室3の両側に圧力室4、4が設けられる。
また、主管路2の上流側の開口端部には、略矩形の上流側蓋部15が結合されると共に、下流側の開口端部には、略矩形の下流側蓋部16が結合される。これら上流側蓋部15及び下流側蓋部16には、主管路2内に設けた測定室3の上流側及び下流側の開口端部と一致する略矩形の開口部がそれぞれ形成される。
なお、図2に示されるように、測定室3は、主管路2を形成する一対の短辺側壁部12と、一対の仕切板5、6とで囲まれる空間である。一方、各圧力室4、4は、主管路2を形成する一対の短辺側壁部12及び一方の長辺側壁部13と、第1または第2仕切板5または6と、上流側蓋部15及び下流側蓋部16とで囲まれる空間である。
図1に示されるように、流入管路10は、その開口が軸直交断面にて上流側端部が略円形に形成されると共に、下流側端部が、測定室3の上流側の開口端部(上流側蓋部15の開口部)と略同じ略矩形に形成される。なお、この流入管路10の上流側端部には略円形の取付フランジ部20が設けられると共に、下流側端部には略矩形の取付フランジ部21が設けられる。
一方、流出管路11は、その開口が軸直交断面にて上流側端部が、測定室3の下流側の開口端部(下流側蓋部16の開口部)と略同じ略矩形に形成されると共に、下流側端部が略円形に形成される。なお、この流出管路11の上流側端部には略矩形の取付フランジ部22が設けられると共に、下流側端部には略円形の取付フランジ部23が設けられている。
また、図2に示されるように、主管路2の測定室3内には、第1及び第2仕切板5、6と略平行な分岐板30が、測定室3及び各圧力室4、4の並設方向の略中央に配設されており、測定室3内が各分割測定室3a、3bに2分割される。これにより、測定室3内に流入するガスは、分岐板30を介して各分割測定室3a、3bに分岐されて流動される。
また、図1に示されるように、各分割測定室3a、3bに臨む主管路2の一方の短辺側壁部12にはその軸方向に沿って、各分割測定室3a、3b内を流動するガスに超音波を送受信する一対の超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'がそれぞれ配置されている。そして、一対の超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'と、該一対の超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'に接続される演算部50とにより、各分割測定室3a、3b内を流れるガスの体積流量を算出している。なお、本実施の形態では、超音波がV字反射伝播経路に沿って伝播するV字反射方式が採用されている。
各分割測定室3a、3bに臨む主管路2の上側の短辺側壁部12には、軸方向に沿って各超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'の送受信面に対向する開口37が形成される。4個の各開口37は、略矩形状に形成される。また、分割測定室3aに臨む主管路2の一方の短辺側壁部12にその軸方向に沿って設けた各開口37は、短辺12aの延びる方向、すなわち各分割測定室3a、3bの並設方向に沿って一列に整列しておらず、互いに軸方向に相違して配置される。
図1及び図2に示されるように、各分割測定室3a、3bに臨む主管路2の一方の短辺側壁部12には、各開口37の周辺から超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'を収納して支持する円筒状収納部41、42及び43、44が突出されている。超音波センサ8a、8a'が収納される円筒状収納部41、43と、超音波センサ8b、8b'が収納される円筒状収納部42、44とは、管路延在方向に対して短辺側壁部12から互いに離間する方向に所定角度傾斜して設けられている。
そして、流入管路10から主管路2内の測定室3に流入したガスは、分岐板30により分岐して各分割測定室3a、3bを流れ、さらに、第1及び第2仕切板5、6の連通孔を通過して各圧力室4、4にも流入する。そのため、各分割測定室3a、3bと各圧力室4、4とは略同じ圧力に到達される。
次に、各分割測定室3a、3bのそれぞれに備えられた各超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'の内、上流側に配された超音波センサ8b、8b'から超音波が、各分割測定室3a、3bに臨む上側の短辺側壁部12の開口37を介して各分割測定室3a、3b内を流動するガスに照射されると共に、各分割測定室3a、3bに臨む他方の短辺側壁部12に反射してV字状伝播経路で伝播し、下流側の開口37を介して下流側に配された超音波センサ8a、8a'により受信される。そして、超音波センサ8a、8a'より超音波の受信と共に、受信信号を演算部50に出力する。
また、上記とは逆に下流側に配された超音波センサ8a、8a'から超音波が、各分割測定室3a、3bに臨む下側の短辺側壁部12の開口37を介して各分割測定室3a、3b内を流動するガスに照射されると共に、各分割測定室3a、3bに臨む他方の短辺側壁部12に反射してV字状伝播経路で伝播し、上流側の開口37を介して上流側に配された超音波センサ8b、8b'により受信される。そして、超音波センサ8b、8b'より超音波の受信と共に、受信信号を演算部50に出力する。演算部50においては、各超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'から出力された上流側の受信信号と下流側の受信信号との時間差(位相差)に基づきガスの瞬時流量qを計測する。
すなわち、流量計測時は、演算部50において、各分割測定室3a、3b内を流れるガスの流れに沿った超音波の伝播時間と、ガスの流れに逆らった超音波の伝播時間との差分から各分割測定室3a、3bそれぞれにおけるガスの流速が算出され、ひいては、各分割測定室3a、3bのそれぞれにおいて、流速と各分割測定室3a、3bの軸直交断面積とによりガスの瞬時流量qが算出される。
図4はガスメータの演算部の構成を示すブロック図である。図4に示されるように、演算部50は、正逆判定回路60と、流量演算回路70とからなる瞬時流量演算部と、記憶部80と、表示器駆動制御回路90とを有する。記憶部80は、各超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'から出力された上流側の受信信号と下流側の受信信号との時間差(位相差)からガスの瞬時流量を積算した積算流量値を記憶する積算流量カウンタ(積算流量記憶手段)120と、積算流量カウンタ120とは別に設けられ、当該積算流量カウンタ120と同様にガスの瞬時流量を積算した積算流量値を記憶する補助積算カウンタ(補助記憶手段)130と、積算流量カウンタ120から最小表示桁以上の流量積算値を表示器100に出力する表示カウンタ140とを有する。
流量演算回路70は、流量計測時、各超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'のうち上流側に配された超音波センサ8b、8b'に超音波送信信号c、dを出力する。これにより、超音波センサ8b、8b'から送信された超音波は、各分割測定室3a、3b内を流動するガスに照射されると共に、短辺側壁部12に反射してV字状伝播経路で伝播し、下流側に配された超音波センサ8a、8a'により受信される。また、流量演算回路70は、流量計測時、上記とは逆に下流側に配された超音波センサ8a、8a'に超音波送信信号c、dを出力する。これにより、超音波センサ8a、8a'から送信された超音波は各分割測定室3a、3b内を流動するガスに照射されると共に、短辺側壁部12に反射してV字状伝播経路で伝播し、上流側に配された超音波センサ8b、8b'により受信される。
各超音波センサ8a、8bまたは8a'、8b'から出力された受信信号a、bは、正逆判定回路60及び流量演算回路70に入力される。正逆判定回路60は、受信信号a、bの位相差からガスの流れ方向が正流(+または正)か逆流(−または負)かを判定し、判定結果を流量演算回路70に入力する。
流量演算回路70では、上流側の超音波センサ8b、8b'で受信された受信信号と下流側の超音波センサ8a、8a'で受信された受信信号との位相差に基づいて現在の流量qを演算する。また、流量演算回路70は、現在の瞬時流量qの演算値を記憶部80に入力する。
積算流量カウンタ120は、演算部50よりの記憶指示に基づき過去から現在までの流量積算値Uを更新・記憶するものである。
補助積算カウンタ130では、過去に演算された微小流量積算値Q(補助積算流量値)を記憶しており、当該微小流量積算値Qに現在の微小流量を加算して微小積算流量値Qを更新する。また、補助積算カウンタ130に記憶される微小流量積算値Qには、下限値(−α:逆流積算流量記憶下限値)〜上限値(β:正流積算流量記憶上限値)が設定されている。尚、微小流量の下限値(−α)及び上限値(β)は、任意の値に設定可能であり、通常のガス流量に応じて適宜設定される。
表示器駆動制御回路90は、積算流量カウンタ120に記憶された流量積算値Uのうち表示カウンタ140によって最小桁数の数値を除いた流量積算値を表示器100に表示させる。
流量演算回路70は、各超音波センサ8a、8bまたは8a'、8b'により計測された瞬時流量qを補助積算カウンタ130の微小流量積算値に加算する演算手段70A(第1の演算手段)と、補助積算カウンタ130に記憶された微小流量積算値が予め設定された設定値(上限値β)以上に達した場合に当該微小流量積算値に応じた積算流量を積算流量カウンタ120の積算流量値に加算する補助演算手段70B(第2の演算手段)とを有する。なお、本実施例における補助演算手段70Bでは、補助積算カウンタ130に記憶された微小流量積算値が予め設定された設定値(上限値β)以上に達した場合に当該微小流量積算値より上限値βを減算した値(積算流量)を積算流量カウンタ120の積算流量値に加算するようにし、この場合の補助積算カウンタ130に更新記憶される微小流量積算値はβとするようにされている。
演算手段70Aは、微小流量積算値Qを下記の演算式により演算する。
前記ガスの流れが正流である場合には、
Q=Q+(q×γ1)・・・(式1)
により演算し、
また、前記ガスの流れが逆流である場合には、
Q=Q−(q×γ2)・・・(式2)
上記演算式において、qは計測された流量、γ1は正流流量補正係数、γ2は逆流流量補正係数、0<γ1<γ2、である。尚、0<γ1<γ2と設定することにより、ガス利用者にとってガスの逆流による不利益が生じないようにしている。
また、微小流量積算値Qは、前述のとおり予め下限値(−α)が設定されており、逆流流量の微小流量積算値Qが下限値(−α)以下の場合には、補助積算カウンタ130に記憶される微小流量積算値Qを下限値(−α)に保持する。
従って、超音波流量計により計測された瞬時流量qを加味して演算された微小流量積算値Qが予め設定された設定値(β)以上のときは、通常のガス使用による流量計測値であるので、微小流量積算値Qより設定値(β)を減算することにより得られる積算流量値が積算流量カウンタ120に入力されて積算流量カウンタ120に記憶された流量積算値Uに加算される。また、超音波流量計により計測された現在の瞬時流量qを加味して演算された微小流量積算値Qが予め設定された設定値(β)以下のときは、通常のガス使用量より少ない微小流量であるので、この場合には、積算流量カウンタ120には今回の積算流量値は入力されないため、積算流量カウンタ120に記憶された流量積算値Uは変動しないことになる。
このように、ガスが消費されていないときに圧力変動などの影響により所定流量以下の瞬時流量が計測されてもその瞬時流量の積算値が設定値(β)を超えることがなければ、積算流量カウンタ120に記憶された流量積算値Uは変動しないので、圧力変動に伴う表示器100に微小流量が表示されずに済み、ガス消費者が流量計の故障ではないかとの疑念を解消することができると共に、従来のような逆流を防止するための羽根車等の装置を別に設ける必要がないので、ガスメータ1の小型化も図れる。また、ガスが消費されることにより補助積算カウンタ130の微小積算流量値Qが設定値(β)以上に達した場合には、当該微小流量積算値Qを記憶手段の積算流量値(U)に加算して表示器100に表示するため、流量計測に対する信頼性を高めることができると共に、正確な積算流量値を表示器100に表示させることができ、且つ微小流量を計測した際の積算流量値のカウントアップ回数を減少させて流量演算処理の簡素化を図ることができる。
一般に、ガスメータの計測精度(器差)は高精度に製作されているため、ガス供給圧力の圧力変動により表示器100に表示される積算流量値が表示カウンタにてカウントアップされる場合がある。更に、長期間の不使用により圧力変動が繰り返されることに伴って正流/逆流が繰り返し行なわれると、その累積により、場合によってはガスの不使用時においても積算流量値が表示カウンタにてカウントアップされる場合がある。
そこで、本実施例のガスメータ1において、逆流時の瞬時流量が正流時の瞬時流量よりも大きくなるように、逆流流量補正係数γ2を正流流量補正係数γ1より大きい値(γ1<γ2)に設定することで逆流時の瞬時流量に逆流流量補正係数γ2を掛けた値を積算流量値から減算することになり、正流・逆流時の実際の瞬時流量が同一であったとしても、逆流の瞬時流量が生じているものとみなすようにできるようにすることにより、圧力変動周期等の複雑な関係を意識することなく、不使用時における流量積算値のカウントアップを防止することが可能になる。
ここで、流量演算回路70が実行する流量演算制御処理について説明する。図5は流量演算制御処理を説明するためのフローチャートである。
図5のS11において、各超音波センサ8a、8bまたは8a'、8b'により計測された現在の瞬時流量q(sm/h)を読み込む。続いて、S12で正逆判定回路60による判定結果を読み込んで、当該瞬時流量qの流れ方向が正流か逆流かを判断する。S12において、当該瞬時流量qの値が正(>0)であるときは(NOの場合)、流れ方向が正流であるのでS13に進み、瞬時流量qに正流流量補正係数γ1を掛けた値を補助積算カウンタ130に記憶されていた微小流量積算値Qに加算、即ち、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Q=Q+(q×γ1)を演算し、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qを当該演算値に更新(記憶)する。
また、S12において、当該瞬時流量qの値が負(<0)であるときは(YESの場合)、流れ方向が逆流であるのでS14に進み、瞬時流量−qに逆流流量補正係数γ2を掛けた値を補助積算カウンタ130に記憶されていた微小流量積算値Qより減算、即ち、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Q=Q+(−q×γ2)を演算し、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qを当該演算値に更新(記憶)する。
次のS15では、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qが微小積算流量の上限値β以上か否かを判定する。S15において、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qが微小積算流量の上限値β未満の場合(NOの場合)は、微小流量積算値Qの値が流量積算値Uに加算すべき積算流量値に達していないのでS17に進む。
また、S15において、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qが上限値β以上の場合(YESの場合)は、微小流量積算値Qの値が流量積算値Uに加算すべき積算流量値に達しているので、S16に進み、微小流量積算値Qのうち微小流量積算値の上限値βを越えた値(Q−β)を積算流量カウンタ120に記憶された流量積算値Uに加算する。この加算により更新された流量積算値Uは、表示器100に表示される。また、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qを微小流量の上限値βに更新して微小流量積算値Q=βを積算流量カウンタ120に入力して積算流量カウンタ120の微小流量積算値Qを上限値βとする。
なお、本実施例では、S16において、微小流量積算値Qのうち微小流量積算値の上限値βを越えた値(Q−β)を積算流量カウンタ120に記憶された流量積算値Uに加算するようにしているが、これに代えて、図6のS16'(変形例1)に示すように、微小流量積算値Qを積算流量カウンタ120に記憶された流量積算値Uに加算し、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qを零リセットするようにしてもよい。
また、微小流量積算値Qと上限値βとが極めて近い値となるように設定されているのであれば、S16の処理を、図7のS16''(変形例2)に示すように、上限値βを積算流量カウンタ120に記憶された流量積算値Uに加算し、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qより上限値βを減算した値を補助積算カウンタ130に記憶すべき微小流量積算値Qとして更新(記憶)するようにしてもよい。
次のS17では、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qが微小流量積算値の下限値−α未満か否かを判定する。S17において、微小流量積算値Qが微小流量積算値の下限値−α未満の場合(YESの場合)は、S18に進み、補助積算カウンタ130の微小流量積算値Qを下限値−αに設定する。これにより、前述のように逆流流量補正係数γ2を正流流量補正係数γ1より大きい値(γ1<γ2)に設定することにより生じる、逆流積算流量値が無制限に大きくなることにより生じうるガスを使用しているにもかかわらず流量積算値Uが増加しないような減少を防止することができ、その分、ガス使用量を正確に計測することが可能となる。即ち、補助積算カウンタ130に記憶される逆流積算流量値が課題となることにより、実際にガスが使用開始されて正流方向にガスが流れ始めてからの過大な使用量の取りこぼしが発生することを防止することが可能になる。よって、ガス使用量が実際の使用量よりも極端に少なく積算されることを防止することができる。
また、S17において、微小流量積算値Qが微小積算流量の下限値−α以上の場合(NOの場合)は、S18の処理を行なわずに上記S11に戻る。
このように、上記S11〜S18の演算処理を繰り返すことにより、長時間(例えば、24時間程度)に亘りガスの瞬時流量の変化を記録することが可能になり、微小流量域による正流、逆流の切替えを正確に把握することが可能になると共に、逆流発生回数や1日のうちの逆流発生時間帯などを記録することも可能になる。
また、ガスの供給圧力の変化と微小流量域の逆流発生回数や逆流発生時間帯とを比較することで、ガス供給圧力と逆流との関係を検証することも可能になる。
また、補助積算カウンタ130に記憶される積算流量値に下限値−α及び上限値βを設けているため、例えば、ガス消費機器がより複雑なガス制御方法を採用するのに伴って想定外の圧力変動が生じた場合でも、微小積算流量の下限値−α及び上限値βの各設定値を適宜変更することで瞬時流量qの計測値を積算流量カウンタ120の流量積算値Uに加算するか否かを変更できるので、複雑なトラブル発生の解析をせずに済むと共に、発生現場の圧力変動により容易に原因究明の判断が可能になる。
また、微小な瞬時流量の正流・逆流が繰り返し行なわれた際の流量積算値Uのカウントアップをより確実に防止するために微小積算流量−αの下限値を下げて正逆流量の相殺演算処理を行えるように設定することも可能である。
また、逆流時及び正流時の瞬時流量が共に下限値以上である場合に誤カウントが発生したときは、前述した演算式の逆流流量補正係数γ2を大きく設定し、徐々に正流流量補正係数γ1の値に近づけるように変更することにより、誤カウントの発生を抑制することが可能になる。
上記実施例では、2対の各超音波センサ8a、8b及び8a'、8b'を有する構成の超音波流量計を用いて説明したが、これに限らず、例えば、1対の超音波センサ8a、8bを有する構成の超音波流量計を有するガスメータにも本発明を適用することができるのは勿論である。
また、上記実施例では、超音波流量計を用いて説明したが、本発明はこのタイプの流量計に限定されるのではなく、容積式流量計などの正流/逆流時の流量を計測可能な流量計であれば、本発明を適用できるのは勿論である。
1 ガスメータ
2 主管路(管路)
3 測定室
3a、3b 分割測定室
4 圧力室
5、6 仕切板
8a、8b、8a'、8b' 超音波センサ
11 流出管路
12 短辺側壁部
12a 短辺
13 長辺側壁部
13a 長辺
15 上流側蓋部
16 下流側蓋部
20〜23 取付フランジ部
30 分岐板
37 開口
41〜44 円筒状収納部
50 演算部
60 正逆判定回路
70 流量演算回路
70A 演算手段
70B 補助演算手段
80 記憶部
90 表示器駆動制御回路
100 表示器
120 積算流量カウンタ
130 補助積算カウンタ
140 表示カウンタ

Claims (2)

  1. ガスが流れる管路に超音波を送受信してガスの瞬時流量に応じた受信信号を出力する一対の超音波センサと、
    前記一対の超音波センサからの受信信号の伝播時間に基づきガスの瞬時流量値を演算する瞬時流量演算部と、
    前記演算部により演算された瞬時流量値を積算することにより積算流量値を演算する積算流量演算部と、
    前記積算流量演算部で積算された積算流量値を記憶する積算流量記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された積算流量値を表示する表示器と、
    を有するガスメータにおいて、
    前記積算流量記憶手段とは別に設けられ、前記瞬時流量演算部により演算された瞬時流量値を積算することにより求められる補助積算流量値を記憶する補助記憶手段を設け、
    前記積算流量演算部は、
    前記瞬時流量演算部により演算された補助積算流量値に基づきガスの流れ方向が正流であるのか逆流であるのかを判定し、正流であると判定した場合に当該瞬時流量を前記補助記憶手段の補助積算流量値に加算して補助積算流量値を更新して当該補助記憶手段に記憶し、また、逆流であると判定した場合に当該瞬時流量を前記補助記憶手段の補助積算流量値より減算して補助積算流量値を更新して当該補助記憶手段に記憶させる第1の演算手段と、
    前記補助記憶手段に記憶された補助積算流量値が予め設定された設定値以上に達した場合に当該補助積算流量値に応じた積算流量値を前記積算流量記憶手段の積算流量値に加算させる事により得られた積算流量値を前記積算流量記憶手段に記憶させるとともに、当該補助積算流量値から当該積算流量記憶手段の積算流量値に加算させた積算流量値を減算することにより得られる積算流量値を新たな補助積算流量値として前記補助記憶手段に更新記憶する第2の補助演算手段と、
    を備え、
    前記第1の演算手段は、演算された補助積算流量値が予め定められた下限値以下となった場合には、前記補助記憶手段に記憶させる補助積算流量値を前記下限値に保持することを特徴とするガスメータ。
  2. 前記第1の演算手段は、補助積算流量値Qを、
    前記ガスの流れが正流である場合には、
    Q=Q+(q×γ1)
    また、前記ガスの流れが逆流である場合には、
    Q=Q−(q×γ2)
    (演算式において、qは計測された流量、γ1は正流流量補正係数、γ2は逆流流量補正係数、γ1<γ2)
    上記演算式により演算することを特徴とする請求項1に記載のガスメータ。
JP2009242382A 2009-10-21 2009-10-21 ガスメータ Active JP5290122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009242382A JP5290122B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 ガスメータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009242382A JP5290122B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 ガスメータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011089829A JP2011089829A (ja) 2011-05-06
JP5290122B2 true JP5290122B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=44108221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009242382A Active JP5290122B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 ガスメータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5290122B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6373305B2 (ja) * 2016-06-23 2018-08-15 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 計量装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424017U (ja) * 1990-06-19 1992-02-27
JP3470872B2 (ja) * 1998-06-10 2003-11-25 矢崎総業株式会社 流量計および流量計測方法
JP2000213968A (ja) * 1998-11-19 2000-08-04 Yazaki Corp 電子式ガス計量装置及び電子式ガスメータ
JP2002081978A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Kansai Gas Meter Co Ltd 流量測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011089829A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4591249B2 (ja) 流量計
EP2799819B1 (en) Flow quantity measurement device setting method and flow quantity measurement device
EP2077439A1 (en) Flowmeter and its program
WO2012129101A1 (en) Methods and apparatus for fluid flow measurement
JP2008180707A (ja) 流量計測装置とガス供給システム
RU2337320C1 (ru) Счетчик для учета воды
JP5290122B2 (ja) ガスメータ
JP2006292377A (ja) 超音波式ガスメータ
JP4518120B2 (ja) 流量計
JP2008082799A (ja) 流量計測装置、流量計測システムおよび流量計測装置用プログラム
JP2000213968A (ja) 電子式ガス計量装置及び電子式ガスメータ
JP5382845B2 (ja) 器具監視装置
JP4266489B2 (ja) 超音波ガスメータ
JP2007285636A (ja) ガス使用状態識別装置
JP2007017325A (ja) 流量計測システム及び流量計測方法
JP2002062179A (ja) ガスメータ
JP2009216408A (ja) ガスメータ及びガスメータシステム
RU162516U1 (ru) Измеритель массы прокачанной жидкости
JP2019045343A (ja) パルス出力装置、電磁流量計、及びパルス出力方法
JP2004317233A (ja) 流体の流れ計測装置と流体の流れ計測プログラムとこのプログラムを記録した記録媒体
JP4396246B2 (ja) 流量計測装置
JP2002365119A (ja) 流体流量の積算装置
JP2001165717A (ja) ガス流量測定方法、ガス流量測定装置、並びに、電子式ガスメータ
JP2010181356A (ja) 流量計測装置
JP3169116B2 (ja) 気体流量計及び複合気体流量計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5290122

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250