JP5289925B2 - 施錠装置 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載の施錠装置は、扉面25に垂直な回転中心Gで錠箱31に回転自在に支持され回転半径の外側に向かって突出する駆動腕37を有したダルマ軸35と、
前記駆動腕37の先端部37aを凹部63に進入させて前記ダルマ軸35の回転に伴い前記錠箱31内でスライド移動しフロント板15から進退されるデッドボルト21と、
前記錠箱31に揺動自在に設けられ、進出状態における該デッドボルト21の前記凹部63と同一側に形成されたロック部73に揺動先端67aを配置して、前記デッドボルト21の後退を規制するストッパ67と、
前記デッドボルト21に揺動自在に支持され前記駆動腕37のデッドボルト後退方向の回転にて一端部75aが押下されるとともに、上昇する他端部75bが前記ストッパ67を押し上げて該ストッパ67の前記ロック部73に対するロックを解除する押し板75と、
を具備し、
施錠時には、前記ダルマ軸35を回転して駆動腕37を揺動させることで、該駆動腕37の先端部37aが前記凹部63を介し前側内壁63aを押圧して前記デッドボルト21を進出させ、前記凹部63に形成される係合面65aに当接して前記デッドボルト21の後退を不能とするとともに、前記ストッパ67が前記ロック部73に係合して、前記デッドボルト21の後退を規制して、前記駆動腕37とともに二重ロックを行い、
解錠時には、前記ダルマ軸35を回転して前記駆動腕37を揺動させることで、該駆動腕37が前記押し板75の一端部75aを押下し、該押し板75の他端部75bを上昇させて前記ストッパ67を押し上げ、該ストッパ67の揺動先端67aと前記ロック部73との係合を解除するとともに、前記駆動腕37の先端部37aが前記凹部63を介し後側内壁63bを押圧して前記デッドボルト21を後退させ、前記凹部63に形成される係合面65bに当接して前記デッドボルト21の進出を不能とすることを特徴とする。
錠箱内における前記デッドボルトの上側の空間部に、前記ダルマ軸35と前記ストッパ67とが並設され、且つ前記押し板75が配設されることを特徴とする。
前記デッドボルト21には、上部が開口し、後方に前記凹部63の連続する断面U字状の収容部83が形成され、
該収容部83に、前記押し板75の一部分が揺動自在に収容されたことを特徴とする。
前記ストッパ67における前記押し板75との接触面87に、該ストッパ67の押し上げ量を増加させるための凸部89が垂設されたことを特徴とする。
図1は本発明に係る施錠装置の設けられた扉の外観図である。
本実施の形態による施錠装置100は、扉11の開閉先端(戸先)側に内蔵され、固定ネジ13,13によって取り付けられたフロント板15によって覆われている。フロント板15にはデッドボルト用開口穴17、ラッチボルト用開口穴19が形成され、それぞれの開口穴17、19はデッドボルト21、ラッチボルト23を進退可能に突出させる。扉11の屋外面25にはラッチボルト23を進退操作するレバー27、施錠装置100に施解錠操作力を入力するシリンダ錠29が設けられている。なお、扉11の屋内面には施錠装置100に上記同様の施解錠操作力を入力する不図示のサムターンが設けられている。
施錠装置100は、錠箱31を有し、錠箱31の前面にはフロント裏板33が固定される。錠箱31は、扉11の戸先に内蔵され、フロント裏板33が扉11の小口にネジ固定される。フロント裏板33は、上記のフロント板15にて表面が覆われることとなる。なお、施錠装置100は、上記ラッチボルト23の進退機構を備えるが、本明細書ではその説明は省略し、本発明の特徴である二重ロック機構の構成部分について説明する。
デッドボルト21は、駆動腕37の先端部37aを凹部63に進入させて、ダルマ軸35の回転に伴い錠箱31から進退される。駆動腕37は、凹部63の前側内壁63aを先端部37aにて押圧することによりデッドボルト21を進出させる。また、駆動腕37は、凹部63の後側内壁63bを先端部37aにて押圧することによりデッドボルト21を後退させる。また、前側内壁63a及び後側内壁63bの上部には、駆動腕37の先端部37aに当接してデッドボルト21の後退及び進出を不能にする(ロックする)係合面65a,65bが形成されている。
図4は施錠状態を(a)、解錠開始状態を(b)に表した動作説明図である。
デッドボルト21が進出した施錠状態では、図4(a)に示すように、駆動腕37の先端部37aが係合面65aに当接するとともに、ストッパ67の揺動先端67aがロック部73に配置され、デッドボルト21が二重ロックされる。図4(b)に示すように、シリンダ錠29等による解錠操作にて、ダルマ軸35が図中反時計回りに回転されると、まず、駆動腕37の先端部37aが押し板75の一端部75aを押下する。これにより、押し板75の他端部75bが上昇し、ストッパ67の凸部89を押圧し、ストッパ67を押し上げることでロック部73に対するロックを解除する。
図5(a)に示すように、駆動腕37は、係合面65aから離れると、凹部63に進入し、押し板75の一端部75aを凹部63の底部まで押下する。さらに、ダルマ軸35が解錠方向に回転すると、図5(b)に示すように、駆動腕37の先端部37aが凹部63の後側内壁63bを押圧し、デッドボルト21を後退させ始める。
図6(a)に示すように、後側内壁63bが駆動腕37によって押圧され、駆動腕37が規制軸51に接近すると、デッドボルト21は殆どが錠箱31内に収容される。図6(b)に示すように、駆動腕37の基部が規制軸51に当接すると、ダルマ軸35の回転が規制される。これにより、駆動腕37の先端部37aが、デッドボルト21の係合面65bに当接することで、デッドボルト21の進出が規制(ロック)され、解錠が完了する。
次に、解錠状態から施錠状態への移行について説明する。図7(a)に示すように、シリンダ錠29等の施錠操作にてダルマ軸35が図中時計回りである施錠方向へ回転されると、駆動腕37がデッドボルト21の係合面65aを押圧する。ダルマ軸35がさらに回転されると、駆動腕37が凹部63の前側内壁63aを押圧してデッドボルト21を進出させる。このとき、押し板75は、一端部75aが凹部63の底部まで押下された状態となる。
図8(a)に示すように、前側内壁63aが駆動腕37にて押圧され、デッドボルト21の進出が進むと、上昇した押し板75の他端部75bがストッパ67の凸部89に接触する。図8(b)に示すように、駆動腕37の先端部37aが係合面65aを押圧し始めると、他端部75bが凸部89を押し上げ、ストッパ67を、デッドボルト21との干渉位置から退避させる。
デッドボルト21がさらに進出されると、押し板75の他端部75bが、凸部89の頂部から裾部へ向かってスライドし、これに伴ってストッパ67がストッパバネ71の付勢力によって反時計回りに回転され、揺動先端67aがロック部73に接近し始める。駆動腕37が規制軸49に当接すると、デッドボルト21の進出が完了し、図4(a)に示したように、駆動腕37の先端部37aが係合面65aに当接するとともに、ストッパ67の揺動先端67aがロック部73に配置され、デッドボルト21が二重ロックされる。
21…デッドボルト
25…扉面(屋外面)
31…錠箱
35…ダルマ軸
37…駆動腕
37a…駆動腕の先端部
63…凹部
67…ストッパ
67a…揺動先端
73…ロック部
75…押し板
75a…一端部
75b…他端部
83…断面U字状の収容部
87…押し板との接触面
89…凸部
100…施錠装置
G…回転中心
Claims (4)
- 扉面に垂直な回転中心で錠箱に回転自在に支持され回転半径の外側に向かって突出する駆動腕を有したダルマ軸と、
前記駆動腕の先端部を凹部に進入させて前記ダルマ軸の回転に伴い前記錠箱内でスライド移動しフロント板から進退されるデッドボルトと、
前記錠箱に揺動自在に設けられ、進出状態における該デッドボルトの前記凹部と同一側に形成されたロック部に揺動先端を配置して、前記デッドボルトの後退を規制するストッパと、
前記デッドボルトに揺動自在に支持され前記駆動腕のデッドボルト後退方向の回転にて一端部が押下されるとともに、上昇する他端部が前記ストッパを押し上げて該ストッパの前記ロック部に対するロックを解除する押し板と、
を具備し、
施錠時には、前記ダルマ軸を回転して駆動腕を揺動させることで、該駆動腕の先端部が前記凹部を介し前側内壁を押圧して前記デッドボルトを進出させ、前記凹部に形成される係合面に当接して前記デッドボルトの後退を不能とするとともに、前記ストッパが前記ロック部に係合して、前記デッドボルトの後退を規制して、前記駆動腕とともに二重ロックを行い、
解錠時には、前記ダルマ軸を回転して前記駆動腕を揺動させることで、該駆動腕が前記押し板の一端部を押下し、該押し板の他端部を上昇させて前記ストッパを押し上げ、該ストッパの揺動先端と前記ロック部との係合を解除するとともに、前記駆動腕の先端部が前記凹部を介し後側内壁を押圧して前記デッドボルトを後退させ、前記凹部に形成される係合面に当接して前記デッドボルトの進出を不能とすることを特徴とする施錠装置。 - 請求項1記載の施錠装置であって、
錠箱内における前記デッドボルトの上側の空間部に、前記ダルマ軸と前記ストッパとが並設され、且つ前記押し板が配設されることを特徴とする施錠装置。 - 請求項1又は2記載の施錠装置であって、
前記デッドボルトには、上部が開口し、後方に前記凹部の連続する断面U字状の収容部が形成され、
該収容部に、前記押し板の一部分が揺動自在に収容されたことを特徴とする施錠装置。 - 請求項1,2,3のいずれか1つに記載の施錠装置において、
前記ストッパにおける前記押し板との接触面に、該ストッパの押し上げ量を増加させるための凸部が垂設されたことを特徴とする施錠装置。
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2008
- 2008-12-18 JP JP2008322510A patent/JP5289925B2/ja not_active Expired - Fee Related
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