JP5289299B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
一般的なスチルカメラ又はビデオカメラなどの撮像装置では、カメラパラメータの設定に応じて撮像される画像の明るさを変化させることができる。例えば、スチルカメラにおいては、絞り値と露光時間(シャッタスピード)とにより露出(露光ともいう)が決定され、露出が大きいほど明るい画像が撮像される。しかし、露出が大き過ぎる場合には、強い光が当たっている被写体のグラデーションが失われて真っ白になる「白とび」と呼ばれる現象が生じる。また、露出が小さすぎる場合には、光があまり当たっていない被写体のグラデーションが失われて真っ黒になる「黒つぶれ」という現象が生じる。また、「白とび」又は「黒つぶれ」が生じない場合であっても、露出の調整が適当になされていない場合には、ユーザが意図する適正な画像を得ることはできない。
そこで、例えば多くのデジタルスチルカメラにおいては、ユーザによる露出の調整を支援する目的で、図1A又は図1Bに示したような輝度ヒストグラムをディスプレイ上に表示する機能を有している。図1Aを参照すると、横軸に輝度、縦軸に画素数を表した輝度ヒストグラムが示されている。図1Aの例では、全ての画素の輝度の値はゼロから最大値(MAX)の間に含まれている。従って、少なくとも図1Aの状態で撮像された画像において「白とび」又は「黒つぶれ」は生じないことを、ユーザは認識することができる。これに対して、図1Bの例では、一部の画素の輝度の値が最大値(MAX)を超えている。従って、図1Bの状態で撮像された画像において「白とび」が生じる可能性が高いことを、ユーザは認識することができる。
また、撮像画像における露出の状態を装置が自動的に評価し、その評価の結果に応じて撮像画像を補正する技術も存在する。例えば、下記特許文献1は、露出を変化させながら複数の画像を撮像し、明るい領域については露出の小さい画像、暗い領域については露出の大きい画像を用いて1つの出力画像を生成することにより、人物を綺麗に出力することを提案している。
特開2009−65350号公報
しかしながら、装置が自動的に撮像画像を補正する場合には、ユーザが意図する露出の通りの出力画像が生成されることは保証されない。また、輝度ヒストグラムに基づく露出の調整は、豊富な経験を積んだユーザ以外のユーザにとっては簡単ではない。また、例えば、ユーザは、撮像装置のライブビュー機能を用いて事前に画像を確認し、又は画像再生機能を用いて事後的に画像を確認することはできる。しかし、ディスプレイの特性又は周囲の環境の明るさに応じて視認される画像の印象が変化することから、そのように画像を確認した場合であっても、撮像終了後に表示又は印刷した画像がユーザの意図する画像となっていないケースは少なくなかった。
そこで、本発明は、撮像される画像についての露出の状況をより直感的にユーザに認識させることを可能とする、新規かつ改良された画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供しようとするものである。
本発明のある実施形態によれば、撮像素子を用いて撮像された入力画像を加工することにより出力画像を生成する画像処理装置であって、ユーザにより注目されるべき注目領域を設定する設定部と、上記入力画像の輝度を増加又は減少させることにより対比画像を生成する対比画像生成部と、上記入力画像の上記注目領域における部分画像と上記注目領域以外の領域である非注目領域における上記対比画像の部分画像とを結合することにより上記出力画像を生成する出力画像生成部と、を備える、画像処理装置が提供される。
かかる構成によれば、出力画像生成部は、ユーザにより注目されるべき注目領域においては入力画像、非注目領域においては入力画像の輝度を増加又は減少させた対比画像を結合して、出力画像を生成する。このような出力画像は、後に説明するアンダーソンの錯視を積極的に利用して、ユーザによる露出の把握を支援することのできる画像となり得る。
また、上記対比画像生成部は、上記入力画像の輝度を増加させることにより第1対比画像を生成し、及び、上記入力画像の輝度を減少させることにより第2対比画像を生成し、上記出力画像生成部は、上記第1対比画像を用いて第1出力画像を生成し、及び、上記第2対比画像を用いて第2出力画像を生成し、上記画像処理装置は、上記入力画像、上記第1出力画像及び上記第2出力画像を表示装置に表示させる表示制御部、をさらに備えてもよい。
また、上記対比画像生成部は、上記入力画像と白色画像とを混合することにより上記第1対比画像を生成し、及び、上記入力画像と黒色画像とを混合することにより上記第2対比画像を生成してもよい。
また、上記対比画像生成部は、上記入力画像の輝度を減少させることにより上記対比画像を生成し、上記画像処理装置は、上記画像処理装置が低消費電力モードで動作している場合に上記出力画像生成部により生成される上記出力画像を表示装置に表示させる表示制御部、をさらに備えてもよい。
また、上記対比画像生成部は、アンダーソンの錯視を利用し、上記入力画像の上記注目領域における部分画像が上記出力画像を視認したユーザにより明るく又は暗く見えるように、上記対比画像を生成してもよい。
また、本発明の別の実施形態によれば、撮像素子を用いて撮像された入力画像を加工することにより出力画像を生成するための画像処理方法であって、ユーザにより注目されるべき注目領域を設定するステップと、上記入力画像の輝度を増加又は減少させることにより対比画像を生成するステップと、上記入力画像の上記注目領域における部分画像と上記注目領域以外の領域である非注目領域における上記対比画像の部分画像とを結合することにより上記出力画像を生成するステップと、を含む、画像処理方法が提供される。
また、本発明の別の実施形態によれば、撮像素子を用いて撮像された入力画像を加工することにより出力画像を生成する画像処理装置を制御するコンピュータを、ユーザにより注目されるべき注目領域を設定する設定部と、上記入力画像の輝度を増加又は減少させることにより対比画像を生成する対比画像生成部と、上記入力画像の上記注目領域における部分画像と上記注目領域以外の領域である非注目領域における上記対比画像の部分画像とを結合することにより上記出力画像を生成する出力画像生成部と、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように、本発明に係る画像処理装置、画像処理方法及びプログラムによれば、撮像される画像についての露出の状況をより直感的にユーザに認識させる出力画像を提供することができる。
輝度ヒストグラムの一例を示す説明図である。 輝度ヒストグラムの他の例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 アンダーソンの錯視について説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像加工部の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態において表示される画像の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像加工部の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付すことにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
まず、図2〜図6を用いて、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置100について説明する。なお、ここでは、画像処理装置100がデジタルスチルカメラである例について主に説明する。しかしながら、画像処理装置100の構成は、かかる例に限定されず、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話若しくはゲーム端末などの任意の装置、又はこれら装置に搭載される画像処理モジュールなどにも適用可能である。
[1−1.装置の構成例]
図2は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置100の構成を示すブロック図である。図2を参照すると、画像処理装置100は、撮像部110、バス120、AE(Automatic Exposure)検波部122、CPU(Central Processing Unit)124、信号処理部126、DRAM(Dynamic Random Access Memory)128、フラッシュメモリ130、画像加工部140、表示制御部160、表示部170及び操作部180を備える。
(撮像部)
撮像部110は、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を用いて、外界の光を撮像し、撮像画像を生成する。また、撮像部110は、上述した撮像素子の他に、レンズ、シャッター及び絞りなどの一般的なカメラ機構を有する。そして、後述するCPU124(又は操作部180)がシャッタースピード及び絞り値などのパラメータを設定することで、撮像部110により撮像される画像の露出が変化する。撮像部110により撮像された撮像画像は、AE検波部122及び信号処理部126へ出力される。
(バス)
バス120は、AE検波部122、CPU124、信号処理部126、DRAM128、フラッシュメモリ130、画像加工部140、表示制御部160及び操作部180を相互に接続する。
(AE検波部)
AE検波部122は、撮像部110から入力される撮像画像について、画像全体の平均輝度値、分割領域ごとの平均輝度値、及び輝度ヒストグラムなどの評価値を算出する。AE検波部122により算出された各評価値は、CPU124へ出力される。
(CPU)
CPU124は、画像処理装置100の制御部として動作し、例えばフラッシュメモリ130に予め格納されるプログラムを実行することにより、画像処理装置100の機能全般を制御する。例えば、CPU124は、AE検波部122から入力される平均輝度値及び輝度ヒストグラムなどの評価値に基づいて最適と判断される露出を決定し、信号処理部126に露出の補正を指示する。
(信号処理部)
信号処理部126は、CPU124からの指示に応じて、露出の補正、手ブレの補正又はコントラストの調整などの一般的な撮像画像に対する信号処理を行う。信号処理部126による信号処理後の撮像画像は、DRAM128へ出力される。
(DRAM)
DRAM128は、揮発性の記憶媒体である。DRAM128は、例えば、CPU124により実行されるプログラム及びデータの一時的な記憶のために用いられる。また、DRAM128は、信号処理部126による信号処理後の撮像画像を一時的に記憶する。DRAM128により記憶される撮像画像は、例えば、画像処理装置100がライブビュー機能を有する場合には、表示制御部160を介して表示部170へ出力される。また、本実施形態において、DRAM128により記憶される撮像画像は、画像加工部140へ入力され、後に詳しく説明する画像処理のための入力画像として扱われる。
(フラッシュメモリ)
フラッシュメモリ130は、不揮発性の記憶媒体である。フラッシュメモリ130は、例えば、CPU124により実行されるプログラムを予め記憶する。また、フラッシュメモリ130は、ユーザがレリーズボタンを押下することにより最終的に撮像された(信号処理後の)撮像画像を記憶する。フラッシュメモリ130により記憶されている撮像画像は、画像処理装置100の画像再生機能により、表示制御部160を介して表示部170へ出力され得る。また、本実施形態において、フラッシュメモリ130により記憶されている撮像画像も、画像加工部140へ入力され、後に詳しく説明する画像処理のための入力画像として扱われてよい。
(画像加工部)
画像加工部140は、DRAM128により一時的に記憶される撮像画像、又はフラッシュメモリ130により記憶されている撮像画像を入力画像として取得し、当該入力画像を加工することにより、出力画像を生成する。画像加工部140により生成される出力画像とは、撮像される画像についての露出の状況を、ユーザに直感的に認識させるための画像である。より具体的には、画像加工部140は、いわゆるアンダーソンの錯視を利用して、入力画像の注目領域に映った被写体が出力画像を視認したユーザにより明るく又は暗く見えるように、出力画像を生成する。
図3は、アンダーソンの錯視について説明するための説明図である。アンダーソンの錯視とは、明るさの錯視の一種である。アンダーソンの錯視によれば、人間の視覚は、明るさの同じ領域に注目した際、暗い領域に囲まれている場合には注目領域が明るく見え、明るい領域に囲まれている場合には注目領域が暗く見えるという特性を有する。
図3を参照すると、2つの画像3a及び3bが左右に並べられている。各画像3a、3bの中央には、円形の注目領域がそれぞれ設定されている。また、画像3aにおいて、注目領域の周囲の領域の輝度は、全体的に暗くなっている。一方、画像3bにおいては、注目領域の周囲の領域の輝度は、全体的に明るくなっている。そして、これら2つの画像3a及び3bの円形の注目領域に着目すると、注目領域の明るさは、画像3bよりも画像3aの方が明るく感じられる。しかしながら、実際には、画像3aにおける注目領域の明るさは、画像3bにおける注目領域の明るさと等しい。これがアンダーソンの錯視である。
画像加工部140は、このようなアンダーソンの錯視を利用して、以下に詳しく説明するように、入力画像の注目領域に映った被写体が出力画像を視認したユーザにより明るく又は暗く見えるようにするための出力画像を生成する。
図4は、画像加工部140の具体的な構成の一例を示すブロック図である。図4を参照すると、画像加工部140は、注目領域設定部142、対比画像生成部146及び出力画像生成部148を含む。
(画像加工部:注目領域設定部)
注目領域設定部142は、ユーザにより注目されるべき画像内の注目領域を設定する。ユーザにより注目されるべき注目領域とは、例えば、予めフラッシュメモリ130に登録される固定的な位置及び大きさを有する領域であってもよい。この場合、例えば、画像中央の所定の幅及び高さを有する矩形領域、又は画像中央の所定の半径を有する円形領域などが、注目領域として設定され得る。その代わりに、ユーザにより注目されるべき注目領域とは、例えば、注目領域設定部142が動的に設定する領域であってもよい。例えば、公知の顔画像認識技術を用いて認識される入力画像内の顔領域が、注目領域として設定されてもよい。また、例えば、入力画像についての輝度ヒストグラムの解析により認識される「白とび」又は「黒つぶれ」が生じる可能性の高い領域が、注目領域として設定されてもよい。注目領域設定部142は、このように設定した注目領域を特定するデータ(矩形の頂点の座標など)を、出力画像生成部148へ出力する。
(画像加工部:対比画像生成部)
対比画像生成部146は、入力画像の輝度を増加又は減少させることにより、対比画像を生成する。より具体的には、本実施形態において、対比画像生成部146は、入力画像の輝度を増加させることにより第1対比画像を生成し、及び、入力画像の輝度を減少させることにより第2対比画像を生成する。
例えば、対比画像生成部146は、予め用意される白色画像と入力画像とを一定の割合で混合することにより、入力画像の輝度を増加させた第1対比画像を生成することができる。白色画像の各画素の画素値をIM、入力画像の各画素の画素値をIMinとすると、第1対比画像の各画素の画素値IMc1は、次式により算出され得る。
また、例えば、対比画像生成部146は、予め用意される黒色画像と入力画像とを一定の割合で混合することにより、入力画像の輝度を減少させた第2対比画像を生成することができる。黒色画像の各画素の画素値をIMとすると、第2対比画像の各画素の画素値IMc2は、次式により算出され得る。
なお、例えば、RGBごとに8ビットで画素値が表現される場合には、白色画像は全ての画素値が(255,255,255)である画像、黒色画像は全ての画素値が(0,0,0)である画像であってよい。また、混合比αの値は、予め設定される固定的な値であってもよく、又はユーザによる操作に応じて変化し得る可変的な値であってもよい。
対比画像生成部146は、このように生成した第1対比画像及び第2対比画像を、出力画像生成部148へ出力する。
(画像加工部:出力画像生成部)
出力画像生成部148は、入力画像の注目領域における部分画像と、注目領域以外の領域である非注目領域における対比画像の部分画像とを結合することにより、出力画像を生成する。本実施形態においては、出力画像生成部148は、入力画像と第1対比画像から第1出力画像を生成すると共に、入力画像と第2対比画像から第2出力画像を生成する。
より具体的には、出力画像生成部148は、例えば、まず、画像内の各画素を走査し、注目領域設定部142から入力されるデータにより特定される注目領域に各画素が含まれるか否かを判定する。そして、出力画像生成部148は、注目領域に含まれる画素については入力画像の画素値、注目領域に含まれない画素については対比画像の画素値を出力画像の画素値として選択する。その結果、入力画像の注目領域における部分画像と、非注目領域における対比画像の部分画像とを結合させた出力画像が生成される。出力画像生成部148は、このような処理を第1対比画像と第2対比画像についてそれぞれ行い、第1出力画像と第2出力画像とを生成する。従って、第1出力画像は、注目領域の周囲の領域が注目領域よりも明るく変化した画像となる。また、第2出力画像は、注目領域の周囲の領域が注目領域よりも暗く変化した画像となる。出力画像生成部148は、このように生成した第1出力画像と第2出力画像とを、表示制御部160へ出力する。
(表示制御部)
表示制御部160は、表示部170に表示させる画像の選択、変形、情報の付加、又はユーザ操作に応じた切換えなどの、表示に関する制御を行う。例えば、本実施形態において、表示制御部160は、入力画像、第1出力画像及び第2出力画像を適宜縮小して1つの画面内に配置した表示画像を生成し、表示部170へ出力する。ここでの入力画像とは、例えば、DRAM128に記憶されている信号処理部126による信号処理後の撮像画像であってよい。第1出力画像及び第2出力画像は、上述したように、画像加工部140から入力される。
(表示部)
表示部170は、LCD(Liquid Crystal Display)又はOLED(Organic Light-Emitting Diode)などの表示装置を用いて、表示制御部160から入力される画像を画面上に表示する。
図5は、本実施形態において表示部170により表示される画像の一例を示す説明図である。図5を参照すると、表示部170の画面上に、入力画像IM0、第1出力画像IM1及び第2出力画像IM2が表示されている。また、入力画像IM0には、注目領域設定部142により設定された注目領域の境界を示す枠が重畳されている。
ここまでの説明から理解されるように、3つの画像IM0、IM1及びIM2における注目領域内の部分画像は同一である。しかしながら、周囲の領域の輝度が増加された第1出力画像IM1における注目領域内の部分画像は、3つの画像を対比した場合には、人間の視覚の特性により比較的暗く見える。同様に、周囲の領域の輝度が減少された第2出力画像IM2における注目領域内の部分画像は、3つの画像を対比した場合には、人間の視覚の特性により比較的明るく見える。このような表示により、ユーザは、入力画像だけでなく、視覚的に露出が大きいと感じさせる画像及び視覚的に露出が小さいと感じさせる画像に基づいて、現在の設定による露出が適正か否かを判断することができる。
例えば、一般的に、入力画像IM0のみを見た場合に注目領域が過度に暗いと感じると、ユーザは、露出を大きくして撮像を行う。このとき、注目領域が暗いと感じた原因が実際にはディスプレイの特性又は撮像環境の明るさなどであった場合には、露出を大きくした結果、露出オーバーとなる可能性がある。しかし、図5に例示した画面を表示し、例えば人間の視覚の特性により注目領域が比較的明るく見える第2出力画像IM2が提供されることにより、ユーザは、現在の露出が十分大きいものであると気付くことができる。
同様に、一般的に、入力画像IM0のみを見た場合に注目領域が過度に明るいと感じると、ユーザは、露出を小さくして撮像を行う。このとき、注目領域が明るいと感じた原因が実際にはディスプレイの特性又は撮像環境の暗さなどであった場合には、露出を小さくした結果、露出アンダーとなる可能性がある。しかし、図5に例示した画面を表示し、例えば人間の視覚の特性により注目領域が比較的暗く見える第1出力画像IM1が提供されることにより、ユーザは、現在の露出が大きすぎるものではないと気付くことができる。
(操作部)
操作部180は、ボタン、スイッチ、レバー、ダイヤル又はタッチパネルなどの入力装置を用いてユーザの操作を検出し、検出した操作に応じた信号を出力する。例えば、マニュアル(手動)による露出の調整は、操作部180を介して行われ得る。また、例えば、ユーザがレリーズボタンを押下することにより、表示部170に表示されている入力画像が、最終的な撮像画像としてフラッシュメモリ130に記憶される。
[1−2.処理の流れ]
図6は、本実施形態に係る画像処理装置100の画像加工部140及び表示制御部160による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6を参照すると、まず、画像加工部140は、DRAM128又はフラッシュメモリ130から入力画像を取得する(ステップS102)。次に、画像加工部140の注目領域設定部142は、ユーザにより注目されるべき注目領域を設定する(ステップS104)。次に、対比画像生成部146は、白色画像と黒色画像とを取得する(ステップS106)。次に、対比画像生成部146は、入力画像と白色画像とを混合することにより、入力画像の輝度を増加させた第1対比画像を生成する(ステップS108)。また、対比画像生成部146は、入力画像と黒色画像とを混合することにより、入力画像の輝度を減少させた第2対比画像を生成する(ステップS110)。
次に、出力画像生成部148は、注目領域における入力画像の部分画像と、非注目領域における第1対比画像の部分画像とを結合することにより、第1出力画像を生成する(ステップS112)。また、出力画像生成部148は、注目領域における入力画像の部分画像と、非注目領域における第2対比画像の部分画像とを結合することにより、第2出力画像を生成する(ステップS114)。そして、表示制御部160は、図5を用いて説明したように、入力画像、第1出力画像及び第2出力画像を、1つの画面上に配置して表示部170に表示させる(ステップS116)。
<2.第2の実施形態>
上述した第1の実施形態では、入力画像に加えて、人間の視覚の特性上注目領域が明るく見える画像と注目領域が暗く見える画像とを並列的に表示する画面をユーザに提供する構成について説明した。本発明の第2の実施形態では、このような人間の視覚の特性を利用する手法を、低消費電力モードにおける撮像の失敗の防止に応用する。以下、図7〜図9を用いて、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置200について説明する。
[2−1.装置の構成例]
図7は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置200の構成を示すブロック図である。図7を参照すると、画像処理装置200は、撮像部110、バス120、AE検波部122、CPU224、信号処理部126、DRAM128、フラッシュメモリ130、画像加工部240、表示制御部260、表示部170及び操作部180を備える。
(CPU)
CPU224は、画像処理装置200のプロセッサとして動作し、例えばフラッシュメモリ130に予め格納されるプログラムを実行することにより、画像処理装置200の機能全般を制御する。例えば、CPU224は、第1の実施形態に係るCPU124と同様の処理を行うほかに、表示部170による消費電力を制御する。
より具体的には、例えば、CPU224は、画像処理装置200が有する電池の残量が少ない場合、又は一定時間ユーザの操作が検出されない場合に、低消費電力モードで画像処理装置200を動作させることを決定する。そして、CPU224は、低消費電力モードにおいては、表示部170の画面の輝度を下げる(例えばLCDのバックライトの点灯数を少なくする)ことにより、電力の消費を抑制する。さらに、CPU224は、現時点での消費電力モード(通常モード又は低消費電力モード)を、表示制御部260へ通知する。
(画像加工部)
画像加工部240は、DRAM128により一時的に記憶される撮像画像、又はフラッシュメモリ130により記憶されている撮像画像を入力画像として取得し、当該入力画像を加工することにより、出力画像を生成する。本実施形態において、画像加工部240により生成される出力画像は、いわゆるアンダーソンの錯視を利用して、入力画像の注目領域に映った被写体が出力画像を視認したユーザにより明るく見えるように生成される画像である。
図8は、画像加工部240の具体的な構成の一例を示すブロック図である。図8を参照すると、画像加工部240は、注目領域設定部142、対比画像生成部246及び出力画像生成部248を含む。
対比画像生成部246は、例えば上述した式(2)に従って、予め用意される黒色画像と入力画像とを一定の割合で混合することにより、入力画像の輝度を減少させた対比画像を生成する。そして、対比画像生成部246は、生成した対比画像を出力画像生成部248へ出力する。
出力画像生成部248は、入力画像の注目領域における部分画像と、非注目領域における対比画像の部分画像とを結合することにより、出力画像を生成する。本実施形態において出力画像生成部248により生成される出力画像は、注目領域の周囲の領域が注目領域よりも暗く変化した画像となる。出力画像生成部248は、このように生成した出力画像を、表示制御部260へ出力する。
(表示制御部)
表示制御部260は、表示部170に表示させる画像の選択、変形、情報の付加、又はユーザ操作に応じた切換えなどの、表示に関する制御を行う。また、本実施形態において、表示制御部260は、画像処理装置200が低消費電力モードで動作している場合には出力画像生成部248により生成される出力画像を、画像処理装置200が通常モードで動作している場合には入力画像を、表示部170に表示させる。表示制御部260による表示の切り替えは、CPU224からのモード通知に応じて行われる。従って、表示部170により、通常モードにおいては図5に例示した画像IM0、低消費電力モードにおいては図5に例示した画像IM2にそれぞれ相当する画像が、画面上に表示され得る(画像の大きさは適宜調整される)。
このような表示により、低消費電力モードにおいて表示部170の画面の輝度が抑えられている場合であっても、人間の視覚を通して感じられる注目領域の明るさを、通常モードの場合の明るさに近付けることができる。それにより、ユーザが露出が適正か否かを誤認して撮像を失敗する可能性が低減される。
[2−2.処理の流れ]
図9は、本実施形態に係る表示制御部260による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図9を参照すると、まず、表示制御部260は、CPU224から現在の消費電力モードを取得する(ステップS202)。次に、表示制御部260は、取得した消費電力モードが低消費電力モードであるか否かを判定する(ステップS204)。ここで、現在の消費電力モードが低消費電力モードである場合には、処理はステップS206へ進む。一方、現在の消費電力モードが通常モードである場合には、処理はステップS208へ進む。
現在の消費電力モードが低消費電力モードである場合には、表示制御部260は、黒色画像を用いて画像加工部240により生成された出力画像を、表示部170に表示させるべき画像として選択する(ステップS206)。一方、現在の消費電力モードが通常モードである場合には、表示制御部260は、DRAM128又はフラッシュメモリ130から取得される入力画像を、表示部170に表示させるべき画像として選択する(ステップS208)。そして、表示制御部260は、選択した画像を、表示部170へ出力する(ステップS210)。
<3.まとめ>
ここまで、図2〜図9を用いて、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態について説明した。これら実施形態によれば、ユーザにより注目されるべき注目領域においては入力画像の部分画像、非注目領域においては入力画像の輝度を増加又は減少させることにより生成された対比画像の部分画像が含まれる出力画像が、画面上に表示される。それにより、注目領域における部分画像が、その実際の輝度よりも暗く又は明るくユーザの視覚を通じて直感的に認識される。従って、露出が適正か否かを誤認し易い状況下において、ユーザによる露出の把握を支援し、露出オーバー又は露出アンダーなどの撮像の失敗のリスクを低減することができる。また、低消費電力モードにおいて画面の輝度が低下している状況においても、注目領域の直感的な明るさを通常モードの場合の明るさに近付けて、ユーザに感じさせることができる。
なお、本明細書において説明した第1又は第2の実施形態に係る一連の処理をハードウェアで実現するかソフトウェアで実現するかは問わない。一連の処理又はその一部をソフトウェアで実現する場合には、ソフトウェアを構成するプログラムが、予め半導体メモリ又はハードディスクなどの記憶媒体に格納され、CPUなどのプロセッサにより実行される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100,200 画像処理装置
140,240 画像加工部
142 注目領域設定部(設定部)
146,246 対比画像生成部
148,248 出力画像生成部
160,260 表示制御部
170 表示部

Claims (2)

  1. 撮像素子を用いて撮像された入力画像を加工することにより出力画像を生成する画像処理装置であって、
    ユーザにより注目されるべき注目領域を設定する設定部と、
    前記入力画像の輝度を増加又は減少させることにより対比画像を生成する対比画像生成部と、
    前記入力画像の前記注目領域における部分画像と前記注目領域以外の領域である非注目領域における前記対比画像の部分画像とを結合することにより前記出力画像を生成する出力画像生成部と、
    を備え
    前記対比画像生成部は、前記入力画像の輝度を増加させることにより第1対比画像を生成し、及び、前記入力画像の輝度を減少させることにより第2対比画像を生成し、
    前記出力画像生成部は、前記第1対比画像を用いて第1出力画像を生成し、及び、前記第2対比画像を用いて第2出力画像を生成し、
    前記画像処理装置は、
    前記入力画像、前記第1出力画像及び前記第2出力画像を表示装置に表示させる表示制御部、
    をさらに備える、
    画像処理装置。
  2. 撮像素子を用いて撮像された入力画像を加工することにより出力画像を生成するための画像処理方法であって、
    ユーザにより注目されるべき注目領域を設定するステップと、
    前記入力画像の輝度を増加又は減少させることにより対比画像を生成するステップと、
    前記入力画像の前記注目領域における部分画像と前記注目領域以外の領域である非注目領域における前記対比画像の部分画像とを結合することにより前記出力画像を生成するステップと、
    を含み、
    前記対比画像を生成するステップにおいて、前記入力画像の輝度を増加させることにより第1対比画像が生成され、及び、前記入力画像の輝度を減少させることにより第2対比画像が生成され、
    前記出力画像を生成するステップにおいて、前記第1対比画像を用いて第1出力画像が生成され、及び、前記第2対比画像を用いて第2出力画像が生成され、
    前記画像処理方法は、
    前記入力画像、前記第1出力画像及び前記第2出力画像を表示装置に表示させるステップ、
    をさらに含む、
    画像処理方法。
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