JP5289264B2 - 移動体用温度計 - Google Patents
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Description
また、熱電対を形成する一対の異種金属線を僅かに離してX字状に張設し、一対の異種金属線を跨ぐように半田こての先端を接触させ、こて先温度を測定する温度計が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、移動するシート状の被測温体に摺動する接触板と、接触板を被測温体に押し当てる環状弾性部材と、接触板と環状弾性部材とに挟まれた熱電対と、を有する接触式温度計が開示されている(例えば、特許文献3、4参照)。
(い)また、断続的に温度測定をする場合あるいは断続的な温度測定になる場合、温度測定していない時にノイズが乗り易く、測温精度が悪化していた。特に、頻繁にオープンになるような使用方法では温度が正しく測定できなかった。
(え)また、導電性の回転ローラは熱容量が大きいため、被測温物(たとえば、小径の金属線)の温熱が奪われ、測温精度が悪化していた(測定誤差が生まれていた)。
(お)また、異種金属に生じた熱起電力が、回転ローラの回転軸の外周と、すべり軸受の内周との接触によって伝達されるため、不安定な接触によって熱起電力が正確に伝達されないおそれがあった。そこで、接触を確実にするため、刷子を回転軸に押し付けたのでは(スリップリング構造を採用したのでは)、回転ローラの回転抵抗(摩擦)が増し、結果として、異種金属と移動する被測温材との間の摺動が増し、被測温物に余計な力が作用したり、異種金属または被測温材から摩耗粉が生じる一因になっていた。
(き)また、特に、移動(走行)している小径の金属線の表面温度を測定するには、X字状に張設された一対の異種金属線を金属線によって短絡させる必要があるものの、このような位置に、金属線を正確に案内することが困難であった。
さらに、接触板の一方の面(摺動面)に被測温体が摺動し、これと反対の面(測定面)に熱電対が接触する構造であるため、シート状の被測温体を測温する場合には、摺動面の全面が被測温体から熱を受けるものの、細い線状(小径)の被測温体を測温する場合には、摺動面の極一部分が被測温体から熱を受けることになる。このため、細い線状の被測温体の摺動位置と熱電対との距離が変動すると、測定精度が悪化する。
前記回転部が、絶縁体によって形成された円盤と、熱電対を構成する第1金属線および第2金属線と、を有し、
前記第1金属線および第2金属線のそれぞれの一部が、前記円盤の軸心に対して傾斜した方向で前記円盤の外周面に並んで配置されたことを特徴とする。
前記第2金属線の一部が、前記第1金属線の一部と並んで前記円盤の外周面にジグザグに配置されていることを特徴とする。
前記第1金属線の一部が、前記円盤の一方の端面側から他方の端面側に向かって前記円盤の外周面に配置され、かつ、他方の端面側から一方の端面側に向かって前記貫通孔を通過し配置され、
前記第2金属線の一部が、前記円盤の一方の端面側から他方の端面側に向かって前記第1金属線の一部と並んで前記円盤の外周面に配置され、かつ、他方の端面側から一方の端面側に向かって前記貫通孔を通過して配置されていることを特徴とする。
前記固定部に、前記発信手段に対向して所定の間隔を空けて受信手段が設置され、
前記第1金属線および前記第2金属線に被測温体が接触した際、前記第1金属線および前記第2金属線に発生した熱起電力が、前記測温回路において測定され、該測定された熱起電力が前記発信回路によって発信信号に変換され、該発信信号が前記発信手段から前記受信手段に受け渡されることを特徴とする。
前記第1金属線および前記第2金属線に被測温体が接触したときに前記測温回路が測定した温度がT、前記第1金属線および前記第2金属線に被測温体が接触していないときに前記測温回路が測定した温度がT1のとき、被測温体の温度T2が、
T2=(T・(λ2+λ1)−T1・λ1)/λ2
λ1は前記第1金属線の熱伝導率および第2金属線の熱伝導率の平均値
λ2は被測温体の熱伝導率
なる式によって補正されることを特徴とする。
前記固定部に、前記発信手段に対向して所定の間隔を空けて受信手段が設置され、
前記発信手段が前記受信手段に、前記測定された温度Tおよび温度T1、または前記補正された温度T2の、一方を送信することを特徴とする。
前記回転部に、前記固定側コイルに対向して所定の間隔を空けて回転側コイルが設置され、
前記固定側コイルに高周波電流を印加することによって、前記回転側コイルに電力が非接触で供給されることを特徴とする。
このとき、第1金属線と第2金属線との距離を被測温体の幅(導電線の直径)よりも狭くする必要がないから、仮に、金属粉等が発生しても、短絡故障が発生することがない。
また、第1金属線および第2金属線を円盤の外周面に、一方の端面から他方の端面にかけて広い範囲に配置することができるから、かかる広い範囲で測定することができるため、移動する被測温体の案内が容易になる(円盤の両端面に沿ってフランジを設けるだけ、たとえば、円盤を谷底を平坦にしたV溝プーリー状にするだけでよくなる)。
さらに、円盤は絶縁体によって形成され、これを形成する材料が限定されるものではないから、軽量化や小熱容量化を図ることができるため、容易に回転し、金属線と被測温体との摺動が軽度になる。このため、金属線を細くすることができるから、熱容量の減少、摩擦熱の減少、摩耗や金属粉の発生の抑制によって、測定精度が向上すると共に、設備の耐久性が向上する。
T2=(T・(λ2+λ1)−T1・λ1)/λ2 ・・・・式1
T :金属線に被測温体が接触したときに測温回路が測定した温度
T1:金属線に被測温体が接触していないときに(両者の先端が短絡している)測温回路が測定した温度
λ1:前記第1金属線の熱伝導率および第2金属線の熱伝導率の平均値
λ2:被測温体の熱伝導率
したがって、金属線と被測温体との接触時間が短く、金属線の温度が、被測温体の表面温度に到達する前に両者が離れる場合であっても、被測温体の表面温度をより正確に知ることができる。
なお、測定された温度Tおよび温度T1に替えて、金属線に被測温体が接触したときに発生した熱起電力、および金属線に被測温体が接触していないときに発生した熱起電力を、それぞれ発信信号として固定部に送信(被接触で伝達)し、固定部において、受信した発信信号から式1に基づいて、被測温体の温度T2を補正してもよい。
(移動体用温度計)
図1〜図4は本発明の実施の形態1に係る移動体用温度計を説明するものであって、図1は外観を示す正面図、図2は正面視の断面図、図3は電気的な構成を示す回路図、図4は部分(金属線の配置)を示す一部断面の正面図である。なお、各図は模式的に描いたものであって、本発明は図示された形態に限定するものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
図1および図2において、移動体用温度計100は、回転部(測定部に同じ)10と、回転部10を回転自在に支持する固定部20と、を有している。
回転部10は、絶縁体(合成樹脂)によって形成された円盤11と、熱電対を構成する第1金属線1(クロメルの細線)および第2金属線2(アルメルの細線)と、を有し、第1金属線1および第2金属線2のそれぞれの一部が、円盤11の軸心12に対して傾斜した方向で円盤11の外周面13に並んで配置されている(配置形態については別途詳細に説明する)。このとき、第1金属線1の先端と第2金属線2の先端とは短絡している。
また、円盤11の外周面13には、端面14a、14bに沿って、断面略三角形の環状フランジ15a、15bが設置され、谷底が平坦なV字状プーリーの形態を呈している。
そして、軸心12には、中心孔17が形成された中空の回転軸16が設けられ、回転軸16の内部に、発光ダイオード(送信手段に相当する)31が設置されている。
また、円盤11の一方の端面14aには、回転側コイル41が設置されている。
固定部20は、温度表示部22が形成された固定部本体21と、固定側コイル42と、固定側コイル42が設置されるコイル設置部23と、を有する。また、回転軸16を回転自在に支持する軸受26がコイル設置部23に設置されている。そして、軸受26によって支持された回転軸16の端面に対向して、フォトダイオード(受信手段に相当する)32が固定部本体21に設置されている。
このとき、回転部10に設置された回転側コイル41と、固定部20に設置された固定側コイル42とは、所定の間隔を空けて対向している。また、回転部10に設置された発光ダイオード31と、固定部20に設置されたフォトダイオード32とは、中心孔17の両端で互いに向き合っている。
図3において、回転部10の円盤11の内部には、第1金属線1および第2金属線2に接続された冷接点補償回路(測温回路に相当する)3と、冷接点補償回路3に接続された電圧周波数変換回路(発信回路に相当する)4が配置され、電圧周波数変換回路4に発光ダイオード31が接続されている。また、回転側コイル41に接続された整流回路6が設けられている。
一方、固定部20には、フォトダイオード32が設置され、フォトダイオード32に表示制御部(図示しない)が接続され、該表示制御部に温度表示部22が接続されている。
また、固定部20には、高周波発生部(高周波発信回路に相当する)5に接続された固定側コイル42が設置されている。そして、固定側コイル42に所定の間隔を空けて回転側コイル41が配置されている。
固定側コイル42に高周波(たとえば、2MHz)を印加すると、これによって形成される電磁場内に配置された回転側コイル41に誘導起電力が発生し、これを整流回路6において整流することによって、固定部20から回転部10に非接触で電力が供給される。
そして、移動している非測温体(図示しない)に回転部10の円盤11の外周面13を押し当てると、被測温体は、第1金属線1と第2金属線2とに同時に接触するから、第1金属線1と第2金属線2とは短絡して熱電対が形成される。
そうすると、該熱電対に発生した熱起電力は、測温回路3において測定される。このとき、被測温体の温度T2が、次式(以下、「式1」と称す)によって補正される。
T2=(T・(λ2+λ1)−T1・λ1)/λ2 ・・・・式1
T :金属線に被測温体が接触したときに測温回路が測定した温度
T1:金属線に被測温体が接触していないときに(両者の先端が短絡している)測温回路が測定した温度
λ1:前記第1金属線の熱伝導率および第2金属線の熱伝導率の平均値
λ2:被測温体の熱伝導率
したがって、金属線と被測温体との接触時間が短く、金属線の温度が、被測温体の表面温度に到達する前に両者が離れる場合であっても、被測温体の表面温度をより正確に知ることができる。
なお、以上は、測温回路3(回転部10)において、式1に基づく補正をしているが、本発明はこれに限定するものではなく、回転部10において測定された温度T、T1(あるいは熱起電力の値)を発信信号にして固定部20に送信し、固定部20において式1に基づく補正をしてもよい。
このとき、第1金属線1と第2金属線2との距離を被測温体の幅(導電線の直径)よりも狭くする必要がないから、金属粉等が発生しても短絡故障が発生することがない。
また、円盤11の外周面13の広い範囲で測定することができるため、移動する被測温体を簡単な構成によって容易に案内することができる。さらに、円盤11の軽量化や小熱容量化を図ることができるから、容易に回転する。したがって、第1金属線1および第2金属線2と被測温体との摺動が軽度になり、摩擦熱の発生、摩耗や金属粉の発生が最少に抑えられ、測定精度が向上すると共に、設備の耐久性が向上する。
また、以上は、クロメル/アルメルによる熱電対を示しているが、本発明はこれに限定するものではなく、たとえば、白金/ロジウムによる熱電対であってもよい。
なお、本発明は発信信号を電気信号に限定するものではなく、光、電磁波、磁気、音、静電容量等、を利用した通知を用いることができる。このとき、発信手段31や受信手段32は、それぞれに応じたものになる。
また、本発明は電力の非接触供給手段を、前記電磁的な手段に限定するものではなく、例えば、固定部20から光や音波(超音波)を回転部20に照射し、これを回転部10において受け止め、電力に変換するようにしてもよい。
図4の(a)は、図1に示す第1金属線1および第2金属線2の配置形態を模式的に説明するものであって、両者は、軸心に対して傾斜し互いに並行に配置されている。このとき、円盤11には、外周面13に沿って、一方の端面14aと他方の端面14bとを連通する貫通孔(点線にて示す)が複数箇所に設けられている。
そして、第1金属線1の一部は、貫通孔(点線にて示す)を通過して一方の端面14a(図中、「イ」にて示す)に進出し、他方の端面14b(図中、「ロ」にて示す)に向かって外周面13に設置される。さらに、他方の端面14bから一方の端面14aに向かう貫通孔(点線にて示す)に侵入し、該貫通孔の一方の端面14a(図中、「ハ」にて示す)に進出する。以降同様に、他方の端面14b(図中、「ニ」にて示す)に向かって外周面13に設置され、第1金属線1の一部は、外周面13にジグザクに設置されている。
また、第2金属線2の一部も、同様に、外周面13にジグザクに設置されている。
したがって、貫通孔を所定の間隔で設けておけば、第1金属線1および第2金属線2は、正確な位置に、容易に配置することができる。
なお、円盤11と環状フランジ15a、15bとを一体構造にし、環状フランジ15a、15bに外周面13に接する貫通孔を形成して、外周面13に設置された範囲の両端が貫通孔によって拘束されるようにしてもよい。
したがって、円盤11に貫通孔を形成する必要がなく、第1金属線1および第2金属線2の折り曲げが簡素になる。
また、冷接点補償回路3を複数にして、それぞれに第1金属線1および第2金属線2を接続するようにしてもよい。たとえば、図3の(b)に示すように、冷接点補償回路3aおよび冷接点補償回路3bを設け、前者に第1金属線1aおよび第2金属線2aを、後者に第1金属線1bおよび第2金属線2bを、それぞれ接続する。
そして、外周面13を横切って円盤11の外周面13に第1金属線1aおよび第2金属線2aを並行に配置し、これの対角位置に、第1金属線1bおよび第2金属線2bを並行に配置してもよい。このとき、円盤11が1回転する毎に、2回だけ測定されることになる。また、仮に、一方の熱電対が断線しても、他方の熱電対によって測定を継続することができる。なお、冷接点補償回路3を3以上に増やしてもよい。
あるいは、停止した(回転や走行しない)被測温体に、円盤11の外周面13を押し当てて、被測温体上を転動させることによって測定してもよい。このとき、複数箇所の表面温度や広い範囲の表面温度分布を、容易に測定することができる。
Claims (8)
- 回転部と、該回転部を回転自在に支持する固定部と、を有する移動体用温度計であって、
前記回転部が、絶縁体によって形成された円盤と、熱電対を構成する第1金属線および第2金属線と、を有し、
前記第1金属線および第2金属線のそれぞれの一部が、前記円盤の軸心に対して傾斜した方向で前記円盤の外周面に並んで配置されたことを特徴とする移動体用温度計。 - 前記第1金属線の一部が、前記円盤の一方の端面側から他方の端面側に向かうと共に、他方の端面側から一方の端面側に向かって、前記円盤の外周面にジグザグに配置され、
前記第2金属線の一部が、前記第1金属線の一部と並んで前記円盤の外周面にジグザグに配置されていることを特徴とする請求項1記載の移動体用温度計。 - 前記円盤の外周面に沿って一方の端面と他方の端面とを繋ぐ複数の貫通孔が設けられ、
前記第1金属線の一部が、前記円盤の一方の端面側から他方の端面側に向かって前記円盤の外周面に配置され、かつ、他方の端面側から一方の端面側に向かって前記貫通孔を通過し配置され、
前記第2金属線の一部が、前記円盤の一方の端面側から他方の端面側に向かって前記第1金属線の一部と並んで前記円盤の外周面に配置され、かつ、他方の端面側から一方の端面側に向かって前記貫通孔を通過して配置されていることを特徴とする請求項1記載の移動体用温度計。 - 前記第1金属線の先端と、前記第2金属線の先端とが短絡していることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の移動体用温度計。
- 前記回転部の円盤に、前記第1金属線および第2金属線に接続された測温回路と、該測温回路に接続された発信回路と、が搭載され、且つ、前記円盤の軸心に該発信回路に接続された発信手段が設置され、
前記固定部に、前記発信手段に対向して所定の間隔を空けて受信手段が設置され、
前記第1金属線および前記第2金属線に被測温体が接触した際、前記第1金属線および前記第2金属線に発生した熱起電力が、前記測温回路において測定され、該測定された熱起電力が前記発信回路によって発信信号に変換され、該発信信号が前記発信手段から前記受信手段に受け渡されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の移動体用温度計。 - 前記回転部の円盤に、前記第1金属線および第2金属線に接続され、前記第1金属線および前記第2金属線に発生した熱起電力に基づいて、温度を測定する測温回路が搭載され、
前記第1金属線および前記第2金属線に被測温体が接触したときに前記測温回路が測定した温度がT、前記第1金属線および前記第2金属線に被測温体が接触していないときに前記測温回路が測定した温度がT1のとき、被測温体の温度T2が、
T2=(T・(λ2+λ1)−T1・λ1)/λ2
λ1は前記第1金属線の熱伝導率および第2金属線の熱伝導率の平均値
λ2は被測温体の熱伝導率
なる式によって補正されることを特徴とする請求項4記載の移動体用温度計。 - 前記回転部の円盤の軸心に、前記測温回路に接続された発信手段が設置され、
前記固定部に、前記発信手段に対向して所定の間隔を空けて受信手段が設置され、
前記発信手段が前記受信手段に、前記測定された温度Tおよび温度T1、または前記補正された温度T2の、一方を送信することを特徴とする請求項6記載の移動体用温度計。 - 前記固定部に、高周波発信回路と、該高周波発信回路に接続された固定側コイルと、が設置され、
前記回転部に、前記固定側コイルに対向して所定の間隔を空けて回転側コイルが設置され、
前記固定側コイルに高周波電流を印加することによって、前記回転側コイルに電力が非接触で供給されることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の移動体用温度計。
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