JP5289230B2 - 製品液が充填され密封されている容器のねじ部における製品液残留成分検査装置及び検査方法 - Google Patents
製品液が充填され密封されている容器のねじ部における製品液残留成分検査装置及び検査方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5289230B2 JP5289230B2 JP2009180816A JP2009180816A JP5289230B2 JP 5289230 B2 JP5289230 B2 JP 5289230B2 JP 2009180816 A JP2009180816 A JP 2009180816A JP 2009180816 A JP2009180816 A JP 2009180816A JP 5289230 B2 JP5289230 B2 JP 5289230B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- cap
- top surface
- product liquid
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
製品液が充填され、開口部にキャップが装着されている容器を支持すると共に、前記キャップのキャップ天面部を前記開口部に押付けて当該キャップ天面部で前記開口部をシールする状態で前記容器を支持固定する容器支持固定手段と、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップの胴部の前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置を周方向に切断して前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離するキャップ胴部の横方向切断手段と、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所を、前記容器の中心軸が延びる方向に沿って切断してキャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離するキャップ胴部の縦方向切断手段と
を備えている容器ねじ部の製品液残留成分検査装置
である。
前記容器支持固定手段は、前記容器の中心軸が垂直方向に正立している状態の前記容器を支持する機構を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置
である。
ことを特徴とする請求項1に記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置
である。
前記キャップ胴部の横方向切断手段は、
前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置にカッターが配置されている状態で、前記容器を中心軸を中心として自転させることにより、前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離する機構を備えている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置
である。
前記キャップ胴部の縦方向切断手段は、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所において、前記容器の中心軸が延びる方向に沿ってカッターを移動させることにより、キャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離する機構を備えている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置
である。
前記キャップ胴部を切断及び除去した後に、前記キャップのキャップ天面部を前記容器の開口部に押付けて当該キャップ天面部で前記開口部をシールするキャップ押えと、前記容器のネックリングとの間を前記容器の中心軸方向にクランプする洗浄用アダプターを更に備えている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置
である。
製品液が充填され、開口部にキャップが装着されている容器を支持すると共に、前記キャップのキャップ天面部を前記開口部に押付けて当該キャップ天面部で前記開口部をシールし、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップの胴部の前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置を周方向に切断して前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離した後、
前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所を、前記容器の中心軸が延びる方向に沿って切断してキャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離する、
あるいは、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所を、前記容器の中心軸が延びる方向に沿って切断してキャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離した後、
前記キャップの胴部の前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置を周方向に切断して前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離する
ことを特徴とする容器ねじ部の製品液残留成分検査方法
である。
製品液が充填され、開口部にキャップが装着されている容器を支持すると共に、前記キャップのキャップ天面部を前記開口部に押付けて当該キャップ天面部で前記開口部をシールする状態で前記容器を支持固定する容器支持固定手段と、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップの胴部の前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置を周方向に切断して前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離するキャップ胴部の横方向切断手段と、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所を、前記容器の中心軸が延びる方向に沿って切断してキャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離するキャップ胴部の縦方向切断手段と
を備えている。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか一項記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置において、前記キャップ胴部の横方向切断手段は、前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置にカッターが配置されている状態で、前記容器を中心軸を中心として自転させることにより、前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離する機構を備えている。
製品液が充填され、開口部にキャップが装着されている容器を支持すると共に、前記キャップのキャップ天面部を前記開口部に押付けて当該キャップ天面部で前記開口部をシールし、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップの胴部の前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置を周方向に切断して前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離した後、
前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所を、前記容器の中心軸が延びる方向に沿って切断してキャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離する、
あるいは、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所を、前記容器の中心軸が延びる方向に沿って切断してキャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離した後、
前記キャップの胴部の前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置を周方向に切断して前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離する
ことを特徴とするものである。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、丸型容器に関して説明したが、本件発明の対象容器は角型容器や多角形容器等、各種形状及び材質の容器に適用できる。そして、容器ねじ部周辺の製品液残留成分検査を主体に記載したが、図10(b)に示すように、ねじを利用しないアルミニウム材等のキャップ等によって容器の開口部が密封されているときの、容器の開口部がねじを利用しているキャップによって密封されている形態・構造における容器ねじ部に相当する箇所である、容器開口部周辺の製品液残留成分検査を実施することもできる。また、上記では、ねじ部の製品液残留成分の検査として、糖分(残糖)を検査する場合について説明したが、糖分(残糖)以外の製品液残留成分の検査に利用することもできる。また、上記実施形態は、手動装置として説明したがエアーシリンダやモーター等を利用して容器の支持固定や回転、キャップの切断等を自動化することは容易に実施できる。
2 基台
3 回転支柱
4 回転フレーム
5a 容器支持フレーム
5b 容器支持フレーム
6 接続板6
7a 容器支持板
7b 容器支持板
8 直動ガイド
9 ねじ棒
10 ねじ棒
10a ノブ
11 ねじブロック
12 キャップ押え装置
13 胴横切断装置
14 容器ガイド
15 メイン支柱
16 横フレーム
17 縦フレーム
17a 取付け部
18 バネ掛け
19 水平ブロック
19a ブロックねじ部
20 キャップ押えねじ
20a ノブ部
20b キャップ押え
20c 切り欠き部
21 カッターブロック
22 スライダー
22a ローラー
23 カッター取付け板
24a カッターブロック
24b カッターブロック
25 回転軸
26 作動レバー
27 カッター
28 引っ張りバネ
29 カッター
30 キャップ押え
31 ボールプランジャ
32 上部フレーム
32a 上部フレーム取付部
33 基台
34 支柱
35 支柱
36 支台
37 洗浄液容器
38 洗浄用アダプター
39 アダプター基板
39b 切欠き分
40 トッグルクランプ
K キャップ
Ka キャップ天面
Kb キャップ胴部
Kp ピルファー・プルーフリング
P 容器
Pa ネックリング
Pb 容器ねじ部
Claims (7)
- 製品液が充填され、開口部にキャップが装着されている容器を支持すると共に、前記キャップのキャップ天面部を前記開口部に押付けて当該キャップ天面部で前記開口部をシールする状態で前記容器を支持固定する容器支持固定手段と、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップの胴部の前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置を周方向に切断して前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離するキャップ胴部の横方向切断手段と、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所を、前記容器の中心軸が延びる方向に沿って切断してキャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離するキャップ胴部の縦方向切断手段と
を備えている容器ねじ部の製品液残留成分検査装置。 - 前記容器支持固定手段は、前記容器の中心軸が垂直方向に正立している状態の前記容器を支持する機構を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置。 - 前記容器支持固定手段は、前記容器の中心軸が水平方向に延びている状態の前記容器を支持する機構を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置。 - 前記キャップ胴部の横方向切断手段は、
前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置にカッターが配置されている状態で、前記容器を中心軸を中心として自転させることにより、前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離する機構を備えている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置。 - 前記キャップ胴部の縦方向切断手段は、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所において、前記容器の中心軸が延びる方向に沿ってカッターを移動させることにより、キャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離する機構を備えている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置。 - 前記キャップ胴部を切断及び除去した後に、前記キャップのキャップ天面部を前記容器の開口部に押付けて当該キャップ天面部で前記開口部をシールするキャップ押えと、前記容器のネックリングとの間を前記容器の中心軸方向にクランプする洗浄用アダプターを更に備えている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の容器ねじ部の製品液残留成分検査装置。 - 製品液が充填され、開口部にキャップが装着されている容器を支持すると共に、前記キャップのキャップ天面部を前記開口部に押付けて当該キャップ天面部で前記開口部をシールし、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップの胴部の前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置を周方向に切断して前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離した後、
前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所を、前記容器の中心軸が延びる方向に沿って切断してキャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離する、
あるいは、
前記キャップ天面部で前記容器の開口部がシールされている状態で、前記キャップ胴部の周方向に離れている少なくとも2ヶ所を、前記容器の中心軸が延びる方向に沿って切断してキャップ胴部を複数のキャップ胴部部材に分離した後、
前記キャップの胴部の前記容器の中心軸が延びる方向における所定の位置を周方向に切断して前記キャップをキャップ天面部とキャップ胴部とに分離する
ことを特徴とする容器ねじ部の製品液残留成分検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009180816A JP5289230B2 (ja) | 2009-08-03 | 2009-08-03 | 製品液が充填され密封されている容器のねじ部における製品液残留成分検査装置及び検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009180816A JP5289230B2 (ja) | 2009-08-03 | 2009-08-03 | 製品液が充填され密封されている容器のねじ部における製品液残留成分検査装置及び検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011031965A JP2011031965A (ja) | 2011-02-17 |
JP5289230B2 true JP5289230B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=43761438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009180816A Expired - Fee Related JP5289230B2 (ja) | 2009-08-03 | 2009-08-03 | 製品液が充填され密封されている容器のねじ部における製品液残留成分検査装置及び検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5289230B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0829374B2 (ja) * | 1986-12-25 | 1996-03-27 | 株式会社吉野工業所 | ピルフア−プル−フキヤツプ成形治具 |
JP3456684B2 (ja) * | 1996-07-25 | 2003-10-14 | コカ・コーラウエストジャパン株式会社 | Ppキャップで封栓された飲料ボトル製品の自動検査装置 |
JP3967445B2 (ja) * | 1998-01-28 | 2007-08-29 | 日本クラウンコルク株式会社 | 切り込みを有する合成樹脂製容器蓋及び切り込みの形成方法 |
JP3868894B2 (ja) * | 2002-11-19 | 2007-01-17 | キリンビバレッジ株式会社 | ボトルキャップの密封性検査方法およびその装置 |
JP3600896B2 (ja) * | 2003-03-03 | 2004-12-15 | 弘康 浮津 | 自動キャップ除去装置 |
JP2005342454A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Kenji Yamamoto | ペットボトルのキャップリングを外す為のカッターナイフ |
-
2009
- 2009-08-03 JP JP2009180816A patent/JP5289230B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011031965A (ja) | 2011-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2639013C (en) | Decapping system | |
JP5165051B2 (ja) | 体液用容器の密閉キャップ及び採血デバイス | |
JP4648083B2 (ja) | 溶出試験器 | |
WO2006047026A2 (en) | Improved gantry assembly suitable for use in a laboratory environment | |
DE102014203815B4 (de) | Verfahren zur Weinanalyse und zugehörige Vorrichtung | |
US20150320404A1 (en) | Apparatus and method for collecting a urine sample for analysis | |
JP2000346838A (ja) | 検体検査用器具及び拭取検査用器具 | |
CN110793730A (zh) | 一种注射液色水法包装完整性的分析方法 | |
JP5289230B2 (ja) | 製品液が充填され密封されている容器のねじ部における製品液残留成分検査装置及び検査方法 | |
US3960021A (en) | Sampling apparatus | |
CA2689793A1 (en) | Filtration apparatus and associated method for microwave-assisted chemistry | |
CN201527427U (zh) | 液体样本的检测装置 | |
JP4013202B2 (ja) | 血液等の試料サンプリング機構におけるサンプリング管の洗浄方法 | |
JP2015155925A (ja) | サンプリング装置 | |
US8297151B1 (en) | Apparatus for opening and closing a specimen vial | |
CN109913354B (zh) | 一种医疗用具表面细菌检测装置 | |
JP2007127436A (ja) | 液体試料分析方法及び分析装置 | |
CN214251671U (zh) | 一种食品检测用快速取样检测装置 | |
JP5121528B2 (ja) | 検体前処理装置 | |
KR101669237B1 (ko) | 검사용 세포 자동 도말장치 | |
CN208200968U (zh) | 一种磁棒式核酸提取及检测一体化装置 | |
CN106053648A (zh) | 一种酚类物质检测的前处理装置及应用 | |
JPS6365370A (ja) | サンプルピペツト装置 | |
KR101600410B1 (ko) | 밀폐형 튜브의 헤더 조립장치 | |
CN218470261U (zh) | 一种食品检测快速取样装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130604 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5289230 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |