JP3967445B2 - 切り込みを有する合成樹脂製容器蓋及び切り込みの形成方法 - Google Patents

切り込みを有する合成樹脂製容器蓋及び切り込みの形成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器の口頸部に容器蓋を装着した後に容器の口頸部を洗浄するための液体を容器蓋に向けて散布する場合に使用される、合成樹脂製容器蓋及びその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
当業者には周知の如く、容器内に充填される飲料が容器の口頸部に付着する傾向がある場合、容器の口頸部に容器蓋を所要とおりに装着した後に、容器蓋に向けて温水の如き洗浄液体を散布している。かような洗浄液体散布が適用される場合に使用される合成樹脂製容器蓋として、実公平4−54119号公報には、天面壁とこの天面壁の周縁から垂下するスカート壁とを具備し、天面壁の周縁部とスカート壁の上部との少なくとも一方には、周方向に間隔をおいて複数個の孔が形成されている容器蓋が開示されている。複数個の孔は容器蓋を射出或いは圧縮成形する時に成形される。かような容器蓋を容器の口頸部に装着した後に、容器蓋に向けて洗浄液体を散布すると、散布された洗浄液体が複数個の孔を透過して容器の口頸部に至り、かくして容器の口頸部が洗浄される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、容器蓋を射出或いは圧縮成形する際に形成される複数個の孔を有する上記容器蓋には、複数個の孔に埃が堆積し或いは複数個の孔を通って埃が容器の口頸部に侵入する虞が少なくない、複数個の孔が視覚的に明確に認識され容器蓋の外観を損ねている、という問題を有する。
【0004】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、容器蓋に向けて散布された洗浄液体が透過して容器の口頸に至ることは充分に許容するが、埃が堆積し或いは埃が透過して容器の口頸部に至ることは効果的に防止乃至抑制する、新規且つ改良された合成樹脂製容器蓋を提供することである。
【0005】
本発明の他の技術的課題は、上記主たる技術的課題の達成に加えて、洗浄液体を透過せしめるための手段が視覚的に認識され難く、それ故に洗浄液体を透過せしめるための手段に起因して外観が損なわれることが回避されている、新規且つ改良された合成樹脂製容器蓋を提供することである。
【0006】
本発明の更に他の技術的課題は、上記主たる技術的課題又は上記他の技術的課題を達成するために合成樹脂製容器蓋に切り込みを形成する方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、鋭意研究及び実験の結果、特定形態の切断刃をスカート壁の外面から作用せしめて貫通切断して、スカート壁に周方向に間隔をおいて複数個の切り込みを形成することによって、上記技術的課題を達成することができることを見出した。
【0008】
本発明によれば、上記技術的課題を達成する合成樹脂製容器蓋として、天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁とを具備する合成樹脂製容器蓋において、該スカート壁には、外面から切断刃を作用せしめて貫通切断することによって形成された切り込みが、周方向に間隔をおいて複数個配設されており、該切断刃は、平面図において略三角形乃至台形状であって前縁、先端縁及び後縁を有し且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、及び該前縁、先端縁及び後縁の各々において該片面の周縁から該他面に向かって内側に傾斜して延びる傾斜面を有する、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋
更に、本発明によれば、上記技術的課題を達成する合成樹脂製容器蓋として、天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁とを具備する合成樹脂製容器蓋において、該スカート壁には、外面から切断刃を作用せしめて貫通切断することによって形成された切り込みが、周方向に間隔をおいて複数個配設されており、該切断刃は、平面図において略三角形乃至台形状であって前縁、先端縁及び後縁を有し且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、該片面の周縁から該他面に向かって外方に傾斜して延びる片側傾斜面、及び該他面の周縁から該片面に向かって外方に傾斜して延びる他側傾斜面を有し、該前縁、該先端縁及び該後縁は該片側傾斜面と該他側傾斜面との交差縁によって規定されている、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋が提供される。
【0009】
また、本発明によれば、上記技術的課題を達成する方法として、天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁とを具備する合成樹脂製容器蓋の、該スカート壁に、周方向に間隔をおいて複数個の切り込みを形成する方法にして、平面図において略三角形乃至台形状であって前縁、先端縁及び後縁を有し、且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、及び該前縁、先端縁及び後縁の各々において該片面の周縁から該他面に向かって内側に傾斜して延びる傾斜面を有し且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、及び該前縁、先端縁及び後縁の各々において該片面の周縁から該他面に向かって内側に傾斜して延びる傾斜面を有する切断刃を該スカート壁の外面から作用せしめて貫通切断する、ことを特徴とする方法が提供される。
更に、本発明によれば、上記技術的課題を達成する方法として、天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁とを具備する合成樹脂製容器蓋の、該スカート壁に、周方向に間隔をおいて複数個の切り込みを形成する方法にして、平面図において略三角形乃至台形状であって前縁、先端縁及び後縁を有し且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、該片面の周縁から該他面に向かって外方に傾斜して延びる片側傾斜面、及び該他面の周縁から該片面に向かって外方に傾斜して延びる他側傾斜面を有し、該前縁、該先端縁及び該後縁は該片側傾斜面と該他側傾斜面との交差縁によって規定されている切断刃を該スカート壁の外面から作用せしめて貫通切断する、ことを特徴とする方法が提供される。
【0010】
切断刃の該傾斜面は該片面に対して15乃至25度の傾斜角度をなすのが好都合である。また、該片面に対して該片側傾斜面は5乃至15度の傾斜角度をなし、該他面に対して該他側傾斜面は5乃至15度の傾斜角度をなすのが好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適実施形態について更に詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋の好適実施形態を図示している。全体を番号2で示す容器蓋は、ポリプロピレン又は硬質ポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から所要形状に圧縮成形又は射出成形し、更に後述するとおりの加工を加えることによって好都合に形成することができる。かかる容器蓋2は、円形天面壁4とこの天面壁4の周縁から垂下する略円筒形状のスカート壁6とを具備している。スカート壁6には周方向破断ライン8が形成されており、スカート壁6は周方向破断ライン8よりも上方の主部10と周方向破断ライン8よりも下方のタンパーエビデント裾部12とに区画されている。
【0013】
図示の実施形態における周方向破断ライン8は、周方向に間隔をおいて配設された複数個の橋絡部14を含んでいる。複数個の橋絡部14以外の領域においては、スカート壁6の主部10とタンパーエビデント裾部12とは切断することによって相互に分離されている。換言すれば、タンパーエビデント裾部12は複数個の橋絡部14を介してスカート壁6の主部10に接続されている。複数個の橋絡部14のうちの相互に隣接して位置する2個(図示していない)は他の橋絡部14よりも断面積が大きい高強度橋絡部である(これらの高強度橋絡部は後述する軸線方向破断ライン42の両側に位置する)。更に詳述すると、図1から理解される如く、スカート壁6の内周面には、周方向破断ライン8よりも幾分上方に位置する、下方を向いた環状肩面15が形成されている。そして、かかる環状肩面15から下方に延びる突条16が周方向に間隔をおいて複数個形成されている。周方向破断ライン8は、スカート壁6をその外周面から、上記高強度橋絡部の領域を除いて、上記突条16の全体又は一部のみを残して切断(図1においてはかかる切断を実線18で示している)することによって形成される。上記高強度橋絡部は、それらの領域においては突条16のみならずスカート壁6の主部も部分的に切断することなく残留せしめることによって形成することができる。周方向破断ライン8の好適形成様式については、本出願人の出願にかかる平成8年特許願第336188号の明細書及び図面及び平成9年特許願第102194号の明細書及び図面に詳細に説明されているので、かかる記載を引用して本明細書においては説明を省略する。
【0014】
スカート壁6の主部10の外周面には、その下端部近傍に、下方に向かって外径が漸次増大する円錐台形状部20が形成されている。スカート壁6の主部10の下端部(即ち円錐台形状部20よりも下方の部分)及びこれに続くタンパーエビデント裾部12の外周面も、下方に向かって外径が若干ではあるが漸次増大する円錐台形状にせしめられている。主部10の外周面における円錐台形状部20よりも上方の部分には、そこに掛けられる指の滑りを防止するための凹凸形状24が形成されている。主部10の内周面には雌螺条26が形成されている。かかる雌螺条26には、周方向に間隔をおいて軸線方向に延びる切欠28が形成されている。切欠28は容器の口頸部が開封される際の所謂通気路を構成する。主部10の内周面には、更に、その上端部に環状突条30が形成されている。そして、かかる環状突条30と天面壁4の内面とによって規定される空間には、容器蓋2の本体とは別個に形成された密封ライナー32が配設されている。かかる密封ライナー32は、天面壁4の内面に軟化溶融状態の合成樹脂素材を供給し、この合成樹脂素材を押圧工具によって圧縮することによって好都合に形成することができる。密封ライナー32のための合成樹脂素材は、軟質ポリエチレンの如き比較的軟質の合成樹脂であるのが好適である。
【0015】
タンパーエビデント裾部12の内周面上部(上記突条16の下端よりも若干下方)には、下方を向いた環状肩面34が形成されている。そして、かかる環状肩面34よりも下方において、タンパーエビデント裾部12の内周面には、周方向に等間隔をおいて複数個のフラップ片36が形成されている。フラップ片36の各々は、タンパーエビデント裾部12の内周面に接続された基縁38から、容器の口頸部に容器蓋2を装着する際の容器蓋2の閉回転方向、即ち図1において上方から見て時計方向、に対して反対方向に向かって傾斜して半径方向内方に突出せしめられている。フラップ片36の各々の基縁38自体も、容器蓋2の上記閉回転方向に対して反対方向に傾斜して下方に延びている。タンパーエビデント裾部12の下端には、半径方向内側に向かって弧状に延出せしめられている薄肉カール40が付設されている。かかる薄肉カール40は、圧縮成形又は射出成形においては図1に二点鎖線で図示する如く実質上鉛直に下方に延出する形態に形成し、しかる後に適宜の形態の加熱カール工具(図示していない)を作用せしめて、図1に実線で示す如き形態にカールすることによって好都合に形成することができる。
【0016】
タンパーエビデント裾部12には、更に、軸線方向破断ライン42が形成されている。この軸線方向破断ライン42は、上述した2個の高強度橋絡部間にてタンパーエビデント裾部12を実質上鉛直に軸線方向に延びるスリットから構成することができる。図示の実施形態においては、軸線方向破断ライン42を構成するスリットは、タンパーエビデント裾部12の上端から下方に薄肉カール40の上端まで連続して延びているが、薄肉カール40へは全く延出していない。所望ならば、スリットを薄肉カール40内に部分的に延在せしめ、或いは薄肉カール40の先端まで延在せしめることもできる。
【0017】
図1を参照して説明を続けると、本発明に従って構成された容器蓋の図示の実施形態においては、スカート壁6の主部10における上部に、更に詳しくは軸線方向において主部10の内周面に形成されている環状突条30と雌螺条26との間の部分に、周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個(例えば8個)の切り込み44が形成されている。かような切り込み44は、スカート壁6の主部10における所要部位を、外面から切断刃を作用せしめて貫通切断することによって形成されたものであることが重要である。
【0018】
図2及び図3は、容器蓋2に上記切り込み44を形成するための切断装置46を簡略に図示している。この切断装置46は回転搬送機構48を具備している。図2に図示する如く、回転搬送機構48は下側環状支持板50と上側環状支持板52とを含んでいる。下側環状支持板50と上側回転支持板52とは、鉛直に延びる共通中心軸線を中心として、図3に矢印56で示す方向に回転駆動せしめられる。下側支持円板50には周方向に等間隔をおいて複数個の回転支持具54(図2にその1個のみを図示している)が配設されている。回転支持具54の各々は、鉛直に延びる中心軸線を中心として回転自在に、下側環状支持板50に装着されている。回転支持具54の各々は平坦な円形支持面60を有している。上側回転支持板52には周方向に等間隔をおいて複数個の装着孔62が形成されている。装着孔62の各々は上記回転支持具54の各々に整合して配置されており、鉛直に延びている。装着孔62の各々には昇降ロッド64が昇降動自在に装着されており、昇降ロッド64の各々には回転軸66が回転自在に装着されている。図3における二点鎖線68は、下側環状支持板50及び上側環状支持板52が回転駆動せしめられる際に、回転支持具54及び回転軸66の中心線が描く軌跡を示している。回転軸66の各々は内側工具70を具備しており、この内側工具70は比較的大径の円筒状上部72、円筒状中間部74及び比較的小径の円筒状下部76を有している。
【0019】
図2及び図3を参照して説明を続けると、回転搬送機構48の外周に沿って2個の切断工具78が固定されている。切断工具78の各々は主部80を有し、この主部80には電気抵抗加熱器でよい加熱手段82が内蔵されている。主部80は弧状内周縁84を有し、かかる内周縁84には周方向に適宜の間隔をおいて突出する4個の切断刃86が一体に形成されている。図4乃至図6を参照して説明すると、切断刃86の各々は前縁88、先端縁90及び後縁92を有し、平面図において全体として略三角形状乃至台形状である(先端縁90を著しく短く或いは実質上皆無にせしめると略三角形状を呈し、先端縁を幾分か長くすると略台形状を呈する)。前縁88は主部80の内周縁84に対して45乃至55度程度でよい傾斜角αをなして延び、先端縁90は主部80の内周縁84と略平行に延び、後縁92は主部80の内周縁84に対して85乃至95度程度でよい傾斜角βをなして延びている。傾斜角βを過小にせしめると、後述するとおりにして容器蓋2のスカート壁6を貫通切断して切り込み44を形成する際に、切り込み44の終端に外方に延びる所謂ひげが生成される傾向がある。前縁88と後縁92とがなす角度γは35乃至45度程度でよい。図5及び図6を参照することによって明確に理解されるとおり、切断刃86の各々は、相互に平行に実質上水平に延在する平坦な上面(即ち片面)96及び下面(即ち他面)98と共に、前縁88、先端縁90及び後縁92の各々において上面96の周縁から下面98に向かって内側に延びる傾斜面100、102及び104を有する。切断刃86の厚さ(上面96と下面98との間隔)tは0.3乃至0.7mm程度であるのが好ましい。傾斜面100、102及び104の各々は、上面96に対して15乃至25度程度であるのが好ましい傾斜角θをなして傾斜せしめられている。
【0020】
上述したとおりの切断装置46の作用について、主として図2及び図3を参照して説明すると、下側環状支持板50及び上側環状支持板52の矢印56で示す回転方向に見て、2個の切断工具78が配設されている切断域106よりも上流には容器蓋供給域108が配置されている。この容器蓋供給域108においては、適宜の供給手段(図示していない)によって、下側環状支持板50に装着されている回転支持具54の支持面60上に、未だ切り込み44が形成されていない容器蓋2が倒立状態、即ち図2に明確に図示する如くその天面壁4を下端にせしめてスカート壁6が天面壁4から上方に延びる状態、で供給される。次いで、容器蓋2が切断域106に向けて搬送される間に、上側環状支持板52に装着されている昇降ロッド64が漸次下降されて、回転軸66に配設されている内側工具70が容器蓋2内に挿入され、内側工具70の下端が天面壁4の内面に当接せしめられる。図2を参照することによって理解される如く、内側工具70の上部72の外径及び中間部74の外径は夫々容器蓋2のスカート壁6におけるタンパーエビデント裾部12の内径及び主部10に形成されている雌螺条26のねじ山によって規定される内径と略同一に設定されている。内側工具70の下部76はスカート壁6の主部10の上部における内径よりも幾分小さくせしめられており、スカート壁6の主部10の上部(図2に図示する状態においては下部)と内側工具70の下部との間には空間が存在する。回転軸66は二点鎖線68で示す軌跡に沿って搬送せしめられる際に、矢印110で示す方向に所要速度で自転せしめられ、これによって容器蓋2及び回転支持具54も矢印110で示す方向に自転せしめられる。
【0021】
容器蓋2が矢印110で示す方向に自転されながら矢印56で示す方向に搬送されて切断域106を通る際には、図2及び図3を参照することによって明確に理解される如く、切断工具78の切断刃86が順次にスカート壁6の主部10における上部に外面から、スカート壁6の主部10に対して実質上垂直に突入して貫通切断し、かくして容器蓋2が切断域106を通過すると8個の切り込み44が周方向に等間隔をおいて形成される。スカート壁6の主部10の上部を所要とおりに安定して貫通切断せしめるためには、容器蓋2を形成している合成樹脂の軟化点以上、殊に融点以上に、加熱手段82によって切断刃86を加熱することが好ましい。容器蓋2の本体がポリプロピレンから形成されている場合には、切断刃86を例えば180℃程度に加熱すればよい。
【0022】
上述したとおりの切断装置46においては、スカート壁6の外面から切断刃86を作用せしめて貫通切断することによって形成され、そしてまた切断刃86はその下面98を天面壁4側に位置せしめて、従って切断刃86の傾斜面100、102及び104は天面壁4から離隔する方向(即ちスカート壁6の下端に向かう方向)に向かって漸次突出する状態でスカート壁6に作用せしめられる。それ故に、図7に明確に図示する如く、容器蓋2の正立状態において、切り込み44の各々においては、その下側に対してその上側が半径方向内側に幾分押し込まれた状態が生成される。
【0023】
切り込み44が形成された容器蓋2が切断域106の下流に配設されている容器蓋排出域112に向けて搬送される際には、昇降ロッド64が漸次上昇されて、回転軸66に配設されている内側工具70が容器蓋2から上方に引き出される。そして、容器蓋排出域112においては、適宜の排出手段(図示していない)によって、下側環状支持板50に装着されている回転支持具54の支持面60上から容器蓋2が所要場所に向けて排出される。
【0024】
図8には容器の口頸部114に容器蓋2を所要とおりに装着した状態が図示されている。ガラス又はポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂から形成することができる容器の口頸部114は、全体として円筒形状であり、その外周面には雄螺条116とこの雄螺条116の下方に位置する環状係止あご部118とが形成されている。清涼飲料の如き適宜の内容物を容器に充填した後に、口頸部114に容器蓋2が装着される。この際には、口頸部114に容器蓋2が被嵌され、容器蓋2が閉回転方向、即ち図8において上方から見て時計方向に回転され、かくして容器蓋2における雌螺条26が口頸部114の雄螺条116に螺合せしめられ、容器蓋2は回転に応じて下降せしめられる。容器蓋2のタンパーエビデント裾部12に形成されているフラップ片36は、弾性的に変形せしめられて口頸部114の係止あご部118を通過し、しかる後に弾性的に復元して係止あご部118に係止せしめられる。フラップ片36が係止あご部118を通過する際には、タンパーエビデント裾部12には半径方向外向きの力が作用し、かかる力に起因してタンパーエビデント裾部12における軸線方向破断ライン42を構成するスリットが拡張されんとするが、上述したとおりスリットの両側には高強度橋絡部(図示していない)が配置されており、かかる高強度橋絡部の保持作用によってスリットの望ましくない拡張は充分に防止される。容器蓋2における天面壁4の内面に配設されている密封ライナー32は口頸部114の頂面部に密接せしめられ、これによって口頸部114が密封される。
【0025】
容器蓋2のスカート壁6の上部には周方向に間隔をおいて8個の切り込み44が形成されているが、上述したとおり切り込み44はスカート壁6の所要部位を切断刃86によって貫通切断せしめることによって形成される故に、射出成形或いは圧縮成形によって形成されるスリット等と比べて著しく細くせしめることができる。従って、切り込み44に埃が堆積する或いは切り込み44を通って埃が容器の口頸部114の外周面に侵入することは充分に防止乃至抑制される。また、切り込み44は視覚的に認識され難く、切り込み44の存在に起因して容器蓋2の外観が大幅に損なわれることもない。一方、切り込み44は著しく細いものであるが、図7に明確に図示する如く、切り込み44の各々においてはその下側に対してその上側が半径方向内側に幾分押し込まれた状態が生成されている。それ故に、容器の口頸部114に容器蓋2を装着した後に、例えば容器蓋2の切り込み44が形成されている部位に向けて斜め上方から水の如き適宜の洗浄液体を散布すると、かかる液体は充分確実に切り込み44を透過して口頸部114の外周面に至り、それ故に口頸部114の外周面を充分良好に洗浄することができる。
【0026】
容器の口頸部114を開封する際には、容器蓋1を開回転方向、即ち図8において上方から見て反時計方向に回転せしめる。かくすると、容器蓋2におけるスカート壁6の主部10に形成されている雌螺条26が容器の口頸部114に形成されている雄螺条116に沿って移動せしめられる故に、容器蓋2は回転と共に上昇せしめられる。然るに、容器蓋2のタンパーエビデント裾部12は、その内周面に形成されているフラップ片36が口頸部114の係止あご部118に係止せしめられているので、上方への移動が阻止される。従って、スカート壁6に配設されている周方向破断ライン8における橋絡部14に相当な応力が生成され、かかる応力に起因して通常は全ての橋絡部14(即ち、横断面積が比較的小さい橋絡部と共に横断面積が比較的大きい2個の高強度橋絡部)が破断される。また、タンパーエビデント裾部12に付設されている薄肉カール40も、肉厚が著しく薄い故に、タンパーエビデント裾部12に形成されているスリット(軸線方向破断ライン42を構成している)の延長線に沿って破断されることが少なくない。しかる後においては、タンパーエビデント裾部12を口頸部114に残留せしめて、容器蓋2のその他の部分が回転と共に上昇せしめられて口頸部114から離脱される。かような開封操作の途中にて、容器蓋2が幾分か上昇されて密封ライナー32が口頸部114の頂面部から離隔せしめられた際には、口頸部114の頂面と密封ライナー32との間と共に容器蓋2の雌螺条26に形成されている切欠28(図1)を通して口頸部114内が外部に連通せしめられる。口頸部114に残留せしめられたタンパーエビデント裾部12は、薄肉カール40がスリットの延長線に沿って破断されていない場合にはこれを破断して、必要に応じて充分容易に口頸部114から離脱せしめることができる。
【0027】
図9乃至図11は、切断刃86の変形例を図示している。かかる切断刃86も前縁88、先端縁90及び後縁92を有し、平面図において全体として略三角形状乃至台形状である。前縁88は主部80の内周縁84に対して45乃至55度程度でよい傾斜角αをなして延び、先端縁90は略円弧状に延び、後縁92は主部80の内周縁84に対して85乃至95度程度でよい傾斜角βをなして延びている。前縁88と後縁92とがなす角度γは35乃至45度程度でよい。切断刃86は、相互に平行に実質上水平に延在する平坦な上面(即ち片面)96及び下面(即ち他面)98と共に、前縁88、先端縁90及び後縁92の各々において、上面96の周縁から下面98に向かって外方に延びる片側傾斜面95、97及び99、並びに下面98の周縁から上面に向かって外方に延びる他側傾斜面101、103及び105を有する。切断刃86の前縁88、先端縁90及び後縁92は、夫々、片側傾斜面95、97及び99と他側傾斜面101、103及び105との交差縁によって規定されている。切断刃86の厚さ(上面96と下面98との間隔)tは0.1乃至0.5mm程度でよい。片側傾斜面95、97及び99の各々は上面96に対して5乃至15度程度であるのが好ましい傾斜角θをなして傾斜せしめられており、他側傾斜面101、103及び105の各々は下面98に対して5乃至15度であるのが好ましい傾斜角度θをなして傾斜せしめられている。
【0028】
図4乃至図6に図示するとおりの切断刃86に代えて、図9乃至図11に図示するとおりの切断刃86を使用して、容器蓋2におけるスカート壁6の主部10に切り込み44を形成する場合には、図12に明確に図示する如く、切り込み44は水平方向中心線に関して略対称な形態をなす(換言すれば、その下側に対してその上側が半径方向内側に幾分押し込まれた状態が生成されることはない)。それ故に、図7と図12を比較することによって理解されるとおり、切り込み44は視覚的により一層認識され難いものにせしめることができる。切り込み44をより一層視覚的に認識され難いものにせしめるためには、切断刃86の厚さtをできるだけ薄くすればよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋においては、容器蓋に向けて散布された洗浄液体は充分確実に切り込みを透過して容器の口頸に至るが、切り込みに埃が堆積し或いは埃が切り込みを透過して容器の口頸部に至ることは効果的に防止乃至抑制される。
【0032】
また、本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋においては、洗浄液体を透過せしめるための切り込みは視覚的に認識され難く、それ故に切り込みによって外観が損なわれることはない。
【0033】
更に、本発明に従って構成された方法によれば、合成樹脂製容器蓋の所要部位に切り込みを形成し、上述したとおりの格別の効果を奏する合成樹脂製容器蓋を充分容易に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋の好適実施形態を、一部を断面で示す正面図。
【図2】 容器蓋のスカート壁を貫通切断して切り込みを形成するための切断装置を示す部分断面図。
【図3】 図2の切断装置の簡略部分平面図。
【図4】 図2の切断装置における切断刃を示す斜面図。
【図5】 図4の線A−Aにおける断面図。
【図6】 図4の線B−Bにおける断面図。
【図7】 図1に容器蓋に形成されている切り込みを示す拡大部分断面図。
【図8】 図1の容器蓋を容器の口頸部に被嵌した状態を、一部を断面で示す正面図。
【図9】 切断刃の変形例を示す斜面図。
【図10】 図9の線A−Aにおける断面図。
【図11】 図9の線B−Bにおける断面図。
【図12】 図9乃至図11の切断刃を使用して形成した切り込みを示す拡大部分断面図。
で示す正面図。
【図13】 本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋の変形実施態様を、一部を断面で示す正面図。
【図14】 図13の容器蓋の平面図。
【図15】 本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋の他の変形実施態様を、一部を断面で示す正面図。
【図16】 図15の容器蓋の平面図。
【符号の説明】
2:容器蓋
4:天面壁
6:スカート壁
8:周方向破断ライン
10:スカート壁の主部
12:タンパーエビデント裾部
32:密封ライナー
36:フラップ片
40:薄肉カール
42:軸線方向破断ライン
44:切り込み
46:切断装置
48:回転搬送機構
54:回転支持具
66:回転軸
70:内側工具
78:切断工具
82:加熱手段
86:切断刃
88:切断刃の前縁
90:切断刃の先端縁
92:切断刃の後縁
95:切断刃の片端傾斜面
96:切断刃の上面(片面)
97:切断刃の片端傾斜面
98:切断刃の下面(他面)
99:切断刃の片側傾斜面
100:切断刃の傾斜面
101:切断刃の他側傾斜面
102:切断刃の傾斜面
103:切断刃の他側傾斜面
104:切断刃の傾斜面
105:切断刃の他側傾斜面
106:切断域
114:容器の口頸部
116:雄螺条
118:係止あご部

Claims (8)

  1. 天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁とを具備する合成樹脂製容器蓋において、該スカート壁には、外面から切断刃を作用せしめて貫通切断することによって形成された切り込みが、周方向に間隔をおいて複数個配設されており、該切断刃は、平面図において略三角形乃至台形状であって前縁、先端縁及び後縁を有し且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、及び該前縁、先端縁及び後縁の各々において該片面の周縁から該他面に向かって内側に傾斜して延びる傾斜面を有する、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
  2. 該片面に対して該傾斜面が15乃至25度の傾斜角度をなす切断刃によって該切り込みが形成されている、請求項記載の合成樹脂製容器蓋。
  3. 天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁とを具備する合成樹脂製容器蓋において、該スカート壁には、外面から切断刃を作用せしめて貫通切断することによって形成された切り込みが、周方向に間隔をおいて複数個配設されており、該切断刃は、平面図において略三角形乃至台形状であって前縁、先端縁及び後縁を有し且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、該片面の周縁から該他面に向かって外方に傾斜して延びる片側傾斜面、及び該他面の周縁から該片面に向かって外方に傾斜して延びる他側傾斜面を有し、該前縁、該先端縁及び該後縁は該片側傾斜面と該他側傾斜面との交差縁によって規定されている、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
  4. 該片面に対して該片側傾斜面は5乃至15度の傾斜角度をなし、該他面に対して該他側傾斜面は5乃至15度の傾斜角度をなす、請求項記載の合成樹脂製容器蓋。
  5. 天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁とを具備する合成樹脂製容器蓋の、該スカート壁に、周方向に間隔をおいて複数個の切り込みを形成する方法にして、平面図において略三角形乃至台形状であって前縁、先端縁及び後縁を有し、且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、及び該前縁、先端縁及び後縁の各々において該片面の周縁から該他面に向かって内側に傾斜して延びる傾斜面を有し且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、及び該前縁、先端縁及び後縁の各々において該片面の周縁から該他面に向かって内側に傾斜して延びる傾斜面を有する切断刃を該スカート壁の外面から作用せしめて貫通切断する、ことを特徴とする方法。
  6. 該切断刃の該傾斜面は該片面に対して15乃至25度の傾斜角度をなす、請求項記載の方法。
  7. 天面壁と該天面壁の周縁から垂下するスカート壁とを具備する合成樹脂製容器蓋の、該スカート壁に、周方向に間隔をおいて複数個の切り込みを形成する方法にして、平面図において略三角形乃至台形状であって前縁、先端縁及び後縁を有し且つ平坦な片面、該片面と平行に延在する平坦な他面、該片面の周縁から該他面に向かって外方に傾斜して延びる片側傾斜面、及び該他面の周縁から該片面に向かって外方に傾斜して延びる他側傾斜面を有し、該前縁、該先端縁及び該後縁は該片側傾斜面と該他側傾斜面との交差縁によって規定されている切断刃を該スカート壁の外面から作用せしめて貫通切断する、ことを特徴とする方法。
  8. 該片面に対して該片側傾斜面は5乃至15度の傾斜角度をなし、該他面に対して該他側傾斜面は5乃至15度の傾斜角度をなす切断刃によって該切り込みが形成されている、請求項記載の方法。
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