JP5288963B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Description

本発明は、ソケット本体の収容部にICパッケージ等の電気部品を着脱可能に収容し回路基板に接続する電気部品用ソケットに関し、詳しくは、上記収容部に収容された電気部品を押さえる開閉部材の押圧力を確保すると共に、該開閉部材を開閉させる操作部材に加える操作力を初期には大きいが終期に向けて順次小さくして開閉の操作性を向上することができる電気部品用ソケットに係るものである。
従来、例えばICパッケージ等の電気部品を回路基板に接続するのに用いられるICソケットは、電気部品が装着される台座と、該台座が取り付けられるソケット本体と、該ソケット本体に対して上下動可能に設けられたカバー部材と、上記台座に装着された電気部品を押圧保持する加圧機構と、該電気部品と接続される複数個のコンタクトとを有していた。そして、上記加圧機構は、ソケット本体に対して回動可能に支持された加圧レバーを有しており、上記ソケット本体には、カバー部材を押し上げるように配置された2個又は4個のコイルスプリングが設けられていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−332010号公報
上記ICソケットのソケット本体とカバー部材とを図示すると、図16に示すように、ソケット本体1の上方にカバー部材2が上下動可能に配置され、両者の間の両端部に例えば2個のコイルスプリング3a,3bが設けられて、コイルスプリング3a,3bでカバー部材2を押し上げるようになっていた。そして、このカバー部材2をコイルスプリング3a,3bの弾性力に抗して押し下げることにより、図示省略の加圧機構の加圧レバーを操作するようになっていた。
しかし、上記従来のソケット本体とカバー部材の構成では、ソケット本体1を回路基板4に装着した状態でカバー部材2の上から下に向けて矢印のように操作力Fを加えると、カバー部材2が下降してコイルスプリング3a,3bが収縮し、コイルスプリング3a,3bから矢印のように上向きの反力Rが発生する。このとき、コイルスプリング3a,3bは、ソケット本体1とカバー部材2との間にてそれらに直交する状態で直接結合されていたので、カバー部材2に対する下向きの操作力Fと、コイルスプリング3a,3bの反力Rとが互いに反対向きに対向する状態となっていた。
このような状態では、カバー部材2を押せば押すほどコイルスプリング3a,3bの反力Rが大きくなり、カバー部材2の押しを緩めるとコイルスプリング3a,3bの反力Rが小さくなる。この場合、カバー部材2を押し下げて行くほどカバー部材2に加える操作力Fが大きくなり、カバー部材2を上昇させて行くとカバー部材2に加える操作力Fは小さくなる。言い換えれば、ソケット本体1の台座に電気部品を装着する操作において、カバー部材2の押し下げの初期においては操作力Fが小さくて操作感は軽く、カバー部材2を押し下げて電気部品を装着する終期において操作力Fが大きくなり、操作感が重くなるものであった。したがって、全体として操作性が悪いものであった。
また、ソケット本体1の台座に電気部品が装着された状態でカバー部材2を上昇させて加圧機構の加圧レバーで電気部品を保持するが、カバー部材2が上昇するほどコイルスプリング3a,3bの反力Rが小さくなるので、加圧機構による電気部品の押圧保持が弱くなるものであった。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、ソケット本体の収容部に収容された電気部品を押さえる開閉部材の押圧力を確保すると共に、該開閉部材を開閉させる操作部材に加える操作力を初期には大きいが終期に向けて順次小さくして開閉の操作性を向上することができる電気部品用ソケットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による電気部品用ソケットは、電気部品を収容するソケット本体に、該電気部品の接続端子に離接される複数のコンタクトピンが配設されると共に、上記ソケット本体の収容部に収容された電気部品を押さえる開閉部材を有し、該開閉部材を開閉させる操作部材が上記ソケット本体に対して上下動自在に配設された電気部品用ソケットであって、上記開閉部材は、上記収容部に収容された電気部品を押圧する押圧部と、該押圧部を開閉自在に支持する開閉支持機構とを備えて成り、上記開閉支持機構は、互いに平行な状態に対向されて相対的に接近又は離間するように配置されるソケット本体及び操作部材の間にてそれらに平行に張設されて圧縮されるコイルスプリングの中心軸部に伸縮可能な芯部材を挿入したスプリング部材;第1レバー〜第4レバーの各基端部が上記スプリング部材の芯部材の両端部にそれぞれ結合され、第1レバー及び第2レバーの各先端部が上記ソケット本体にて上記スプリング部材の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合され、第3レバー及び第4レバーの各先端部が上記操作部材にて上記スプリング部材の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合されて、上記スプリング部材の両端部をソケット本体及び操作部材にそれぞれ結合して成り、上記スプリング部材を上記ソケット本体及び操作部材の間にて伸縮可能に保持すると共に、上記ソケット本体及び操作部材を互いに平行な状態に維持して相対的に接近又は離間させるリンク機構とこのリンク機構で保持された上記スプリング部材を初期状態では所定量だけ圧縮した状態に維持するストッパ部材とを備、上記ソケット本体又は操作部材に加えられる操作力により圧縮されたスプリング部材の反力を上記リンク機構を介して上記ソケット本体及び操作部材に伝達すること上記押圧部を開閉するように構成されたものである。
このような構成により、ソケット本体の収容部に収容された電気部品を押圧する押圧部と、該押圧部を開閉自在に支持する開閉支持機構とを備えて成る開閉部材により、上記収容部に収容された電気部品を押さえ、互いに平行な状態に対向されて相対的に接近又は離間するように配置されるソケット本体及び操作部材の間にてそれらに平行に張設されて圧縮されるコイルスプリングの中心軸部に伸縮可能な芯部材を挿入したスプリング部材と;第1レバー〜第4レバーの各基端部が上記スプリング部材の芯部材の両端部にそれぞれ結合され、第1レバー及び第2レバーの各先端部が上記ソケット本体にて上記スプリング部材の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合され、第3レバー及び第4レバーの各先端部が上記操作部材にて上記スプリング部材の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合されて、上記スプリング部材の両端部をソケット本体及び操作部材にそれぞれ結合して成り、上記スプリング部材を上記ソケット本体及び操作部材の間にて伸縮可能に保持すると共に、上記ソケット本体及び操作部材を互いに平行な状態に維持して相対的に接近又は離間させるリンク機構と;このリンク機構で保持された上記スプリング部材を初期状態では所定量だけ圧縮した状態に維持するストッパ部材とを備えた開閉支持機構により、上記ソケット本体又は操作部材に加えられる操作力により圧縮されたスプリング部材の反力を上記リンク機構を介して上記ソケット本体及び操作部材に伝達することで上記押圧部を開閉する。これにより、ソケット本体の収容部に収容された電気部品を押さえる開閉部材の押圧力を確保すると共に、該開閉部材を開閉させる操作部材に加える操作力を初期には大きいが終期に向けて順次小さくして開閉の操作性を向上する。
また、上記押圧部は、上記収容部に収容された電気部品に当接して該電気部品の放熱を行うヒートシンクである。これにより、押圧部としてのヒートシンクが、収容部に収容された電気部品に当接して該電気部品の放熱を行う。
請求項1に係る発明によれば、ソケット本体の収容部に収容された電気部品を押圧する押圧部と、該押圧部を開閉自在に支持する開閉支持機構とを備えて成る開閉部材により、上記収容部に収容された電気部品を押さえ、互いに平行な状態に対向されて相対的に接近又は離間するように配置されるソケット本体及び操作部材の間にてそれらに平行に張設されて圧縮されるコイルスプリングの中心軸部に伸縮可能な芯部材を挿入したスプリング部材と;第1レバー〜第4レバーの各基端部が上記スプリング部材の芯部材の両端部にそれぞれ結合され、第1レバー及び第2レバーの各先端部が上記ソケット本体にて上記スプリング部材の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合され、第3レバー及び第4レバーの各先端部が上記操作部材にて上記スプリング部材の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合されて、上記スプリング部材の両端部をソケット本体及び操作部材にそれぞれ結合して成り、上記スプリング部材を上記ソケット本体及び操作部材の間にて伸縮可能に保持すると共に、上記ソケット本体及び操作部材を互いに平行な状態に維持して相対的に接近又は離間させるリンク機構と;このリンク機構で保持された上記スプリング部材を初期状態では所定量だけ圧縮した状態に維持するストッパ部材とを備えた開閉支持機構により、上記ソケット本体又は操作部材に加えられる操作力により圧縮されたスプリング部材の反力を上記リンク機構を介して上記ソケット本体及び操作部材に伝達することで上記押圧部を開閉することができる。これにより、ソケット本体の収容部に収容された電気部品を押さえる開閉部材の押圧力を確保すると共に、該開閉部材を開閉させる操作部材に加える操作力を初期には大きいが終期に向けて順次小さくすることができる。また、ソケット本体及び操作部材が受ける上記スプリング部材の反力の垂直方向の成分は、二つの部材が離間状態から接近する方向で順次小さくし、接近状態から離間する方向で順次大きくすることができる。したがって、二つの部材間に操作力を加えて相対的に接近又は離間させる際の操作感が従来とは反対になって、全体として操作性を向上することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、押圧部は、収容部に収容された電気部品に当接して該電気部品の放熱を行うヒートシンクであることにより、押圧部としてのヒートシンクが、収容部に収容された電気部品に当接して該電気部品の放熱を行うことができる。したがって、電気部品の過度の温度上昇を防止できる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による電気部品用ソケットの実施形態を示す平面図であり、図2は図1の正面図であり、図3は図1の斜視図である。この電気部品用ソケットは、ソケット本体の収容部にICパッケージ等の電気部品を着脱可能に収容しプリント配線板等の回路基板に接続するもので、例えばオープントップタイプのソケットであり、ソケット本体30と、コンタクトピン31(図5参照)と、開閉部材32と、操作部材33とを有して成る。
ソケット本体30は、電気部品としてのICパッケージ34(図5参照)を着脱可能に収容して位置決めするもので、従来公知の構造により、上面にICパッケージ34を収容する収容部35(図4及び図5参照)を有している。そして、図5に示すように、ソケット本体30内には、多数のコンタクトピン31が配設されている。このコンタクトピン31は、ICパッケージ34の下面の接続端子と回路基板とを電気的に接続するもので、従来公知のバネ性を有する導電性に優れた細長板材から成り、その先端の接触部がICパッケージ34の接続端子に離接可能とされている。
なお、ソケット本体30は、図5に示すように、ICパッケージ34の下面の接続端子に接触されるコンタクトピン31が多数配設されるベース部36と、このベース部36の上側に配置されたフローティングプレート37とを有している。
また、そのソケット本体30には、図3及び図4に示すように、図5に示すICパッケージ34を収容部35内に収容した状態でその上面を押圧する一対の開閉部材32,32が両側端部の支軸を中心に回動自在に設けられると共に、この開閉部材32を開閉させる四角形の枠形状の操作部材33が上下動自在に配設されている。
一対の開閉部材32,32は、図4に示すように、いわゆる観音開き可能に回動自在に設けられ、各開閉部材32は、図5に示すように、それぞれベースプレート38に「押圧部」としてのヒートシンク39が取り付けられ、このヒートシンク39がソケット本体30に開閉支持機構40(図2及び図3参照)により開閉自在に支持されている。そして、ヒートシンク39は、図5に示すICパッケージ34を収容部35内に収容した状態でその上面を押圧する押圧位置(図3参照)から待避位置(図4参照)まで変位するように構成されている。この場合、開閉支持機構40は、図3においてソケット本体30の手前側と奥側にそれぞれ1個ずつ設けられ、押圧部としてのヒートシンク39を開閉する際の操作力を発揮又は伝達するが、その力は、図4に示すようにヒートシンク39の両側に一対ずつ設けられた従来公知の開閉リンク機構41を介してそのヒートシンク39に伝達される。
ヒートシンク39は、収容部35に収容された電気部品(ICパッケージ34)に当接してICパッケージ34の放熱を行うもので、具体的には、例えばアルミダイキャスト製で、熱伝導率が良好なもので形成され、一方の面側(下面側)にICパッケージ34の上面に当接する当接突部が形成され、他方の面側(上面側)に効率的に放熱を行うための多数の放熱フィンが形成されている。
操作部材33は、図3及び図4に示すように、開閉部材32を開閉させるもので、ICパッケージ34が挿入可能な大きさの開口を有する四角形の枠形状に形成されて、ソケット本体30に上下動自在に配設されている。そして、この操作部材33を上死点位置から下降させると、図2及び図3に示す開閉支持機構40で操作力を発揮又は伝達し、開閉リンク機構41の従来公知の動作により、図5に示すベースプレート38及びヒートシンク39が回動して上方に開かれることとなる(図5参照)。
図6は、図2においてソケット本体30と操作部材33との間にて手前側と奥側に設けられた開閉支持機構40の構造を示す断面説明図であり、操作部材33に下向きの操作力を加える前の状態を示す図である。図7は、操作部材33に操作力を加えた場合の開閉支持機構40の状態を示す断面説明図である。図8は、操作部材33に更に操作力を加えた場合の開閉支持機構40の状態を示す断面説明図である。
ここで、開閉支持機構40は、互いに平行な状態に対向されて相対的に接近又は離間するように配置されるソケット本体30及び操作部材33の間にてそれらに平行に張設されて圧縮されるコイルスプリングの中心軸部に伸縮可能な芯部材を挿入したスプリング部材11;第1レバー〜第4レバーの各基端部が上記スプリング部材11の芯部材の両端部にそれぞれ結合され、第1レバー及び第2レバーの各先端部が上記ソケット本体30にて上記スプリング部材11の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合され、第3レバー及び第4レバーの各先端部が上記操作部材33にて上記スプリング部材11の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合されて、上記スプリング部材11の両端部をソケット本体30及び操作部材33にそれぞれ結合して成り、上記スプリング部材11をソケット本体30及び操作部材33の間にて伸縮可能に保持すると共に、上記ソケット本体30及び操作部材33を互いに平行な状態に維持して相対的に接近又は離間させるリンク機構とこのリンク機構で保持されたスプリング部材11を初期状態では所定量だけ圧縮した状態に維持するストッパ部材13とを備、ソケット本体30又は操作部材33に加えられる操作力により圧縮されたスプリング部材11の反力をリンク機構を介してソケット本体30及び操作部材33に伝達すること押圧部(ヒートシンク39)を開閉するように構成されている。
以下、開閉支持機構40の細部の構造と、その操作について図9〜図13を参照して説明する。図9は開閉支持機構40の実施形態を示す正面図であり、図10は図9のX−X線断面図である。この開閉支持機構40は、対向された二つの部材間にスプリング部材を介装しこの二つの部材間に操作力を加えて相対的に接近又は離間させた際に発生するスプリング部材の反力を変換するもので、ソケット本体30及び操作部材33と、スプリング部材11と、芯部材12と、リンク機構(16a,16b,16c,16d)と、ストッパ部材13とを備えて成る。
ソケット本体30及び操作部材33は、開閉支持機構40の主要部となるもので、ソケット本体30は回路基板14上に設置され、操作部材33はそのソケット本体30の上方に配置される。そして、このソケット本体30及び操作部材33は、両者が平行な状態に対向され、後述のスプリング部材11とリンク機構とにより、相対的に接近又は離間するように配置される。
ソケット本体30及び操作部材33の間には、後述のリンク機構によりスプリング部材11が張設される。このスプリング部材11は、ソケット本体30及び操作部材33に対して両者が相対的に離間するように付勢するもので、例えば所定長さのコイルスプリングから成り、ソケット本体30及び操作部材33に平行に張設される。そして、コイルスプリングから成るスプリング部材11の中心軸部の空間には、所定長さの芯部材12が挿入されている。この芯部材12は、シリンダー状の筒状部材12aにロッド12bが入れ子式に組み合わされて、その長手方向に伸縮可能とされている。なお、スプリング部材11の中心軸部に芯部材12を挿入したことにより、スプリング部材11を棒状に維持して伸縮可能とすることができる。
ソケット本体30及び操作部材33とスプリング部材11との間には、リンク機構が設けられている。このリンク機構は、スプリング部材11をソケット本体30及び操作部材33の間にてそれらに平行な状態で伸縮可能に保持してソケット本体30及び操作部材33に結合するもので、ソケット本体30の前側面及び後側面の両端部付近に支軸15a,15bで先端部が回動可能に支持された所定長さの第1レバー16a及び第2レバー16bと、操作部材33の前側面及び後側面の両端部付近に支軸15c,15dで先端部が回動可能に支持された所定長さの第3レバー16c及び第4レバー16dとを備えている。そして、第1レバー16a及び第3レバー16cの基端部がピン17aによってスプリング部材11の一方の端部側に回動可能に結合され、第2レバー16b及び第4レバー16dの基端部がピン17bによってスプリング部材11の他方の端部側に回動可能に結合されている。すなわち、図10に示すように、ソケット本体30及び操作部材33の前側面にリンク機構(16a,16b,16c,16d)及びスプリング部材11を設けると共に、ソケット本体30及び操作部材33の後側面にもリンク機構(16a’,16b’,16c’,16d’)及びスプリング部材11’を設けている。この場合、スプリング部材11,11’は、ソケット本体30及び操作部材33にぶつからないように組み込まれている。
なお、スプリング部材11と芯部材12との組み付けは、図9において筒状部材12aの左側端部に形成された段部にスプリング部材11の一方の端部を当接し、筒状部材12aに入れ子式に組み合わされたロッド12bの右側端部に設けられた端板18にスプリング部材11の他方の端部を当接して、芯部材12の外周面にスプリング部材11を装着している。この状態で、筒状部材12aの左側端部にピン17aによって第1レバー16a及び第3レバー16cの基端部が結合され、ロッド12bの右側端部の端板18にピン17bによって第2レバー16b及び第4レバー16dの基端部が結合されている。このような構造により、コイルスプリングから成るスプリング部材11が芯部材12を介してリンク機構(16a,16b,16c,16d)に結合されている。
そして、図9に示すように、ソケット本体30及び操作部材33の間の両側端部には、ストッパ部材13が設けられている。このストッパ部材13は、リンク機構(16a,16b,16c,16d)で保持されたスプリング部材11を初期状態では所定量だけ圧縮した状態に維持するもので、例えば所定の長さの丸棒の上端に頭部19を付けたリベット状に形成されている。そして、ストッパ部材13の下端がソケット本体30に固定され、その上端部が操作部材33の肉厚内に形成された所定深さの凹部20の底部の貫通孔を通り、上端の頭部19が凹部20の底部に係合している。これにより、操作部材33は、ストッパ部材13に沿って図9に示す矢印A,Bのように上下動可能とされる。
この場合、ストッパ部材13の下端から頭部19までの距離は、スプリング部材11を初期状態では所定量だけ圧縮した状態に維持するため、操作部材33をソケット本体30に対して矢印B方向に所定量だけ下降させた状態となるように決められている。したがって、第1レバー16a及び第3レバー16c、並びに第2レバー16b及び第4レバー16dは、初期状態においてそれぞれ内側に浅い「くの字」形に折れた状態になっており(図6参照)、スプリング部材11からは所定量の反力が、ソケット本体30及び操作部材33に平行に発生している。
このように構成された状態で、図9において、操作部材33の上面から下に向けて矢印のように操作力F0を加えると、操作部材33が矢印B方向に下降してリンク機構(16a,16b,16c,16d)を介してスプリング部材11を収縮させると共に、操作部材33に加えられた操作力F0によるスプリング部材11の反力をリンク機構(16a,16b,16c,16d)を介してソケット本体30及び操作部材33に伝達する。
図9の状態から更に操作部材33に操作力F0を加えて行くと、図11に示すように、操作部材33は矢印B方向に下降してリンク機構(16a,16b,16c,16d)を介してスプリング部材11を収縮させる。このとき、第1レバー16a及び第3レバー16c、並びに第2レバー16b及び第4レバー16dは、より大きく内側に「くの字」形に折れた状態になり(図7参照)、スプリング部材11からは図9の場合よりも大きな反力が発生する。
そして、図11の状態から更に操作部材33に操作力F0を加えて行くと、図12に示すように、操作部材33は更に矢印B方向に下降してリンク機構(16a,16b,16c,16d)を介してスプリング部材11を更に収縮させる。このとき、最終的にソケット本体30の上面に操作部材33の下面が接する状態となり(図8参照)、第1レバー16a及び第3レバー16c、並びに第2レバー16b及び第4レバー16dは、更に大きく内側に「くの字」形に折れた状態になり、スプリング部材11からは図11の場合よりも大きな反力が発生する。この状態では、ストッパ部材13の頭部19は、操作部材33の上面から上方へ突き抜けた状態となる。
その後、図12の状態から操作部材33に加える操作力F0を緩めるか、或いは解除すると、図9に示すように、スプリング部材11の反力によってリンク機構(16a,16b,16c,16d)を介して操作部材33が矢印A方向に上昇して元の状態に復元する。このとき、ストッパ部材13の頭部19が操作部材33の凹部20の底部に係合して、操作部材33をソケット本体30に対して矢印B方向に所定量だけ下降させた状態で停止する。したがって、スプリング部材11が所定量だけ圧縮した状態に維持され、スプリング部材11からは所定量の反力が発生している。
次に、このように構成された開閉支持機構40において、ソケット本体30又は操作部材33に加えられる操作力F0と、スプリング部材11の反力との関係を図13を参照して説明する。図13においては、図を簡略化するため、各構成部材を直線の実線で表し、支軸又はピンを黒丸で表している。また、図9と同様に、ソケット本体30を固定状態とし、操作部材33をソケット本体30に対して下降又は上昇させる状態としている。
図13において、操作部材33の上面中央部に下向きの操作力F0を加えるものとする。この操作力F0は、リンク機構(16a,16b,16c,16d)を介してスプリング部材11に伝達され、そのスプリング部材11を収縮させる。ここでは、代表的にスプリング部材11の一方のピン17aに連結された第3レバー16cに着目し、この第3レバー16cが操作部材33に結合された支軸15cに作用する力を求める。まず、このスプリング部材11のバネ定数をkとし、ちじみ量をxとし、一方のピン17aに掛かるスプリングの反力をF1とすると、
1=kx …(1)
で表される。
上記のように、スプリング部材11から反力F1が発生した状態で、一方のピン17aの位置でスプリング部材11の反力F1は、第3レバー16cに沿う分力と、第1レバー16aに沿う分力とに分かれる。ここで、第1レバー16aに沿う分力と、第3レバー16cに沿う分力とは、平行四辺形を形成するが、第3レバー16cに沿う分力をF2とする。そして、この第3レバー16cに沿う分力F2と、スプリング部材11の延長線上に働くスプリングの反力F1とのなす角度をθとする。いま、ピン17aの位置を点Pとし、第3レバー16cに沿う分力F2の大きさを表す位置を点Qとし、この点Qからスプリングの反力F1を表す線に下ろした垂線の足の位置を点Rとすると、△PQRにおいて、PQ=F2,PR=F1/2,∠QPR=θであるので、
2=(F1/2)/cosθ …(2)
で表される。
式(2)で表される分力F2は、そのまま第3レバー16cを介して操作部材33との交点である支軸15cに伝達される。この場合、スプリングの反力F1の方向は操作部材33と平行になっており、第3レバー16cに沿う分力F2は操作部材33と角度θで交わっているので、支軸15cにおいては、その分力F2のみが角度θ方向に働く。そして、この分力F2の操作部材33と直交する上向きの成分をF3とする。ここで、支軸15cを一つの頂点とする三角形において、上向きの成分F3を求めると、
3=F2・sinθ …(3)
となる。この式(3)に上の式(2)を代入すると、
3=(F1/2)tanθ …(4)
となる。
この式(4)は、操作部材33の上面に下向きの操作力F0を加えた場合に、第3レバー16cが結合された支軸15cの点に働く上向きの力F3の大きさを表している。このような力は、同様にして他の支軸15a,15b,15dの点にも働く(支軸15a,15bの点には下向きの力が働く。)。そして、式(4)によれば、上向きの力F3は、スプリングの反力F1と、tanθとに比例する。ここで、スプリングの反力F1があまり大きく変化しないとすれば、式(4)から、角度θが小さくなるほど上向きの力F3は小さくなり、角度θが大きくなるほど上向きの力F3は大きくなる。したがって、操作部材33の上面に下向きの操作力F0を加えて押し下げた場合に、その操作力F0を、押し下げの初期には大きいが、終期に向けて順次小さくなるようにすることができる。言い換えると、操作部材33が受けるスプリングの反力F1に起因する上向きの成分F3は、ソケット本体30及び操作部材33が離間状態から接近する方向で順次小さくし、接近状態から離間する方向で順次大きくすることができる。
図14は、開閉支持機構40の第2の実施形態を示す正面図である。この実施形態は、図9に示すソケット本体30から立ち上がるストッパ部材13及び操作部材33に形成された凹部20を設けずに、第1レバー16a及び第2レバー16bの動きを規制する第1のストッパ片21a及び第2のストッパ片21bを設けると共に、第3レバー16c及び第4レバー16dの動きを規制する第3のストッパ片21c及び第4のストッパ片21dを設けたものである。この場合、第1のストッパ片21a及び第2のストッパ片21bはソケット本体30に取り付けられ、第3のストッパ片21c及び第4のストッパ片21dは操作部材33に取り付けられている。そして、これらのストッパ片21a,21b,21c,21dは、図9に示すと同様に、リンク機構(16a,16b,16c,16d)で保持されたスプリング部材11を初期状態では所定量だけ圧縮した状態に維持するようにその取付角度が決められており、各レバー16a,16b,16c,16dの外側側面に当接してその動きを規制している。したがって、第1レバー16a及び第3レバー16c、並びに第2レバー16b及び第4レバー16dは、初期状態においてそれぞれ内側に浅い「くの字」形に折れた状態になっており、スプリング部材11からは所定量の反力が、ソケット本体30及び操作部材33に平行に発生するようになっている。
図15は、開閉支持機構40の変形例を示す正面図である。この変形例は、図9においてソケット本体30及び操作部材33の間にてスプリング部材11を伸縮可能に保持するリンク機構を、図15に示すように、スプリング部材11の一端部をソケット本体30又は操作部材33のいずれか一方に固定し、スプリング部材11の他端部をソケット本体30及び操作部材33に結合する2本のレバー16a,16cを備えたものとしたものである。図15(a)は、スプリング部材11の一端部22側を操作部材33の下面側に突出した固定用ブロック23に固定したものである。図15(b)は、スプリング部材11の一端部22側をソケット本体30の上面側に突出した固定用ブロック24に固定したものである。これらの場合は、リンク機構の構造を簡単とすることができる。
なお、以上の説明では、スプリング部材11を伸縮可能に保持するリンク機構を構成する各レバー16a,16b,16c,16dの長さを同一としたが、本発明はこれに限られず、例えば図9において各レバーの長さを、ソケット本体30に連結するレバー16a,16bと、操作部材33に連結するレバー16c,16dとで異なるものとしてもよい。例えば、1:1の長さではなくて、1:2のようにしてもよい。この場合は、ソケット本体30側に現れる力と、操作部材33側に現れる力との割合を変えることができる。
本発明による電気部品用ソケットの実施形態を示す平面図である。 図1の正面図である。 図1の斜視図である。 図3を矢印C方向から見て、開閉部材の押圧部(ヒートシンク)を開いた状態を示す斜視図である。 図4のD−D線断面図である。 図2においてソケット本体と操作部材との間にて手前側と奥側に設けられた開閉支持機構の構造を示す断面説明図であり、操作部材に下向きの操作力を加える前の状態を示す図である。 図6において操作部材に操作力を加えた場合の開閉支持機構の状態を示す断面説明図である。 図7において操作部材に更に操作力を加えた場合の開閉支持機構の状態を示す断面説明図である。 開閉支持機構の実施形態を示す正面図である。 図9のX−X線断面図である。 操作部材に操作力を加えた場合の開閉支持機構のリンク機構の動き及びスプリング部材の収縮状態を示す説明図である。 操作部材に更に操作力を加えた場合の開閉支持機構のリンク機構の動き及びスプリング部材の収縮状態を示す説明図である。 操作部材に加えられる操作力とスプリング部材の反力との関係を示す説明図である。 上記開閉支持機構の第2の実施形態を示す正面図である。 上記開閉支持機構の変形例を示す正面図である。 従来のICソケットのソケット本体とカバー部材とを示す概略説明図である。
11…スプリング部材
12…芯部材
13…ストッパ部材
16a,16b,16c,16d…レバー
19…ストッパ部材の頭部
20…操作部材に形成された凹部
21a,21b,21c,21d…ストッパ片
23…操作部材の下面側に突出した固定用ブロック
24…ソケット本体の上面側に突出した固定用ブロック
30…ソケット本体
31…コンタクトピン
32…開閉部材
33…操作部材
34…ICパッケージ(電気部品)
35…収容部
36…ベース部
37…フローティングプレート
39…ヒートシンク(押圧部)
40…開閉支持機構

Claims (2)

  1. 電気部品を収容するソケット本体に、該電気部品の接続端子に離接される複数のコンタクトピンが配設されると共に、上記ソケット本体の収容部に収容された電気部品を押さえる開閉部材を有し、該開閉部材を開閉させる操作部材が上記ソケット本体に対して上下動自在に配設された電気部品用ソケットであって、
    上記開閉部材は、上記収容部に収容された電気部品を押圧する押圧部と、該押圧部を開閉自在に支持する開閉支持機構とを備えて成り、
    上記開閉支持機構は、互いに平行な状態に対向されて相対的に接近又は離間するように配置されるソケット本体及び操作部材の間にてそれらに平行に張設されて圧縮されるコイルスプリングの中心軸部に伸縮可能な芯部材を挿入したスプリング部材;第1レバー〜第4レバーの各基端部が上記スプリング部材の芯部材の両端部にそれぞれ結合され、第1レバー及び第2レバーの各先端部が上記ソケット本体にて上記スプリング部材の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合され、第3レバー及び第4レバーの各先端部が上記操作部材にて上記スプリング部材の寸法よりも大きい距離で離れた2箇所に結合されて、上記スプリング部材の両端部をソケット本体及び操作部材にそれぞれ結合して成り、上記スプリング部材を上記ソケット本体及び操作部材の間にて伸縮可能に保持すると共に、上記ソケット本体及び操作部材を互いに平行な状態に維持して相対的に接近又は離間させるリンク機構とこのリンク機構で保持された上記スプリング部材を初期状態では所定量だけ圧縮した状態に維持するストッパ部材とを備、上記ソケット本体又は操作部材に加えられる操作力により圧縮されたスプリング部材の反力を上記リンク機構を介して上記ソケット本体及び操作部材に伝達すること上記押圧部を開閉するように構成された、
    ことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 上記押圧部は、上記収容部に収容された電気部品に当接して該電気部品の放熱を行うヒートシンクであることを特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケット。
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