JP5287498B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP5287498B2
JP5287498B2 JP2009122983A JP2009122983A JP5287498B2 JP 5287498 B2 JP5287498 B2 JP 5287498B2 JP 2009122983 A JP2009122983 A JP 2009122983A JP 2009122983 A JP2009122983 A JP 2009122983A JP 5287498 B2 JP5287498 B2 JP 5287498B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
cleaning liquid
fins
fin
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009122983A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010270959A (ja
Inventor
俊 岩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2009122983A priority Critical patent/JP5287498B2/ja
Publication of JP2010270959A publication Critical patent/JP2010270959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5287498B2 publication Critical patent/JP5287498B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

本発明は、熱交換器の洗浄装置を備えた空気調和機に関する。
従来の熱交換器の洗浄装置を備えた空気調和機として、図3に示すように、パイプa、フィンb、管板c等から構成されている熱交換器dの近傍であって熱交換器dに面する部位に複数の開口eを有し、洗浄性のある物質の投入口fを備える洗浄装置gを併設し、投入口fに、洗剤、洗浄水またはお湯、空気を順次投入して複数の開口eから噴出することにより、熱交換器dのフィンbに汚れとして付着した埃を洗い流せるものが知られている(例えば、特許文献1)。
これにより、例えば発泡性のある洗剤、洗浄水またはお湯、空気の順番に投入口fに投入すれば、洗剤で汚れを落として、洗浄水またはお湯で洗い流し、更に噴出する空気で乾燥させることができるので、熱交換器dのフィンbに汚れとして付着した埃を少ない労力で洗い流せるようになって、洗浄しにくい位置に配置された熱交換器dに対しても有効に洗浄できるようになっている。
しかしながら、洗浄装置gは熱交換器dのフィンbを簡便に多頻度で洗浄できるものであるが、空気流れの下流側から上流側に開口eを向けて洗浄液を噴出しているため、開口eから上流側に向けて噴出した洗浄液が飛散して、熱交換器g以外に、例えば送風ファンにも飛び散ってしまうという問題点を有していた。
そのため、冷暖房運転を一旦中断して熱交換器dのフィンbの洗浄を行う必要があるが、その場合、快適な冷暖房運転を一旦中断することになり、ユーザに不快感を与えてしまうという問題点を有していた。
また、図示はしないが、熱交換器の上位部にフィンに直交するように配置された散水管と、この散水管に連続するようにフィンに一体加工した短円筒部を連続させることにより構成した散水管部とを有して、熱交換器の洗浄を行う際、機外ポンプにより加圧された洗浄液を散水管部を介して、熱交換器に散水するように構成したものが知られている(例えば、特許文献2)。
しかしながら、熱交換器を洗浄する必要が生じた場合の動作・作用には、空気調和機の運転を一旦中断して洗浄液を散水するかどうかの記載がなく、仮に、運転中にフィンに直交するように配置された散水管に連続する散水管部を介して散水する場合には、散水管部よりも風上側となるフィンの風上側のエッジ部を含む表面全域に洗浄液が行き渡りにくくなって、とくに、このエッジ部に汚れとして付着し堆積した埃を洗い流せなくなってしまう恐れがあった。
特開2007−178096号公報 特開2008−20088号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、洗浄液を飛散させることなく熱交換器のフィンの表面全域に行き渡らせて洗浄できる洗浄装置を備えた空気調和機を提供することにある。
上述した目的を達成できるように構成するため、本発明は以下に示す特徴を備えている。
吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路にフィンおよび伝熱管からなる熱交換器と、送風ファンとを備え、前記熱交換器の下部にドレンパンを備えるとともに、前記熱交換器の上方から洗浄液を流出する流出孔を有する洗浄液ダクトを備え、同洗浄液ダクトに、前記熱交換器のフィンに前記洗浄液を誘導する誘導部材を備えてなる空気調和機であって、前記熱交換器のフィンは、風上側の親水性を他の部分より高くしたことを特徴としている。
また、前記熱交換器のフィンは触媒を担持したことを特徴としている。
本発明によれば、洗浄液を飛散させることなく熱交換器のフィン表面の全域に行き渡らせて洗浄できる洗浄装置を備えた空気調和機を提供できる。
本発明による熱交換器の洗浄装置を備えた空気調和機の説明図で、(A)は断面図であり、(B)は要部拡大図である。 本発明による熱交換器の洗浄装置を備えた空気調和機の要部説明図で、(A)は洗浄液ダクトを備えた熱交換器の斜視図であり、(B)は洗浄液ダクトの内部構造を示す図である。 従来例による洗浄液装置付き熱交換器の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
本発明による熱交換器の洗浄装置を備えた空気調和機は、図1(A)および図1(B)と、図2(A)および図2(B)とに示すように、吸込口1と吹出口2とを結ぶ空気通路に、吸込口1から吸い込まれた空気中に含まれている埃を捕捉するためのフィルタfと、薄板状の金属(アルミ)を等間隔で空気の流れ方向に略平行に並べた多数のフィン3aと、この多数のフィン3aに直交する伝熱管3bとからなる熱交換器3と、送風ファン4とを備え、熱交換器3の下方にはドレンパン7を備えている。
吸込口1から吸い込まれた空気は、多数のフィン3aと伝熱管3bとからなる熱交換器3に向かって流れ、この熱交換器3で伝熱管3bを流れる冷媒と熱交換されたのち、送風ファン4を経て吹出口2に送出され、吹出口2から被空調室に吹き出される。
吸込口1から吸い込まれた空気中に含まれている埃は、その大半がフィルタfによって捕捉されることになるが、フィルタfで捕捉しきれなかった微細な埃は、熱交換器3のフィン3aの風上側からその表面に汚れとして付着することになる。
熱交換器3のフィン3aの表面に付着した埃が堆積することで、熱交換器3への通風が妨げられて熱交換効率が低下したり、堆積した埃に触れることで汚れた空気が、吹出口2から被空調室に吹き出されてしまう恐れがある。
汚れとして熱交換器3のフィン3aに付着した埃の一部は、冷房運転時や除湿運転時には熱交換器3の表面に生じる結露水と一緒に熱交換器3の下方に備えたドレンパン7に流れ落ちることになり、このドレンパン7から、図示しないドレンホースによって外部に排出されることになる。
その際、埃が付着しやすい多数のフィン3aの風上側のエッジ部には結露水が充分に流れないので、該箇所に付着した埃は結露水と一緒に洗い流すことができにくいため、熱交換器3のフィン3aの上端部に対し、その風上側から洗浄液を流出する流出孔5aを有する洗浄液ダクト5を備えている。
洗浄液ダクト5は、洗浄液を流出する複数の流出孔5aを有して熱交換器3の幅方向に沿うように設けられており、これによって、複数の流出孔5aから熱交換器3のフィン3aの上端部に対し、その全幅にわたって洗浄液を均等に流出できる構成にしている。
これにより、熱交換器3の上端部を構成する多数のフィン3aの風上側のエッジ部に流出した洗浄液は、多数のフィン3aの風上側のエッジ部を含む表面全域に行き渡るように拡散しながら流下することになる。
洗浄液は、例えば、オゾン水のような除菌や脱臭などに高い効果を有する機能水を用いることで、熱交換器3のフィン3aの表面に付着した埃を分解・剥離して洗い流し、熱交換器3のフィン3aの表面全域を清潔にして、熱交換器3で熱交換された綺麗な調和空気を送風ファン4を経て吹出口2に送出し、吹出口2から被空調室に吹き出せるようになる。
または、洗浄液としてオゾン水の他に、電解水あるいは抗菌剤を溶解させた薬液等のような機能水を用いることで、熱交換器3のフィン3aの表面に付着した埃を分解・剥離して洗い流すようにしてもよい。
その際、熱交換器3のフィン3aの下流側には、熱交換器3の通過時に除菌・脱臭され熱交換された綺麗な空気が流れるようになることから、送風ファン4や吹出口2に到る空気通路の壁面などを汚すことがなく、快適な空気調和を実現できる。
また、洗浄液ダクト5には、熱交換器3に対向して、洗浄液ダクト5の長手方向に沿うように多数の誘導部材6を備えており、複数の流出孔5aから流出した洗浄液は多数の誘導部材6でフィン3aに誘導されることによって、洗浄液が飛散してしまうことがなく、熱交換器3のフィン3aの風上側の表面に円滑に誘導されるようになる。
誘導部材6は、例えば、柔軟性を有する多数の紐状の部材もしくは多数のブラシ状の部材などであって、図2(B)に示すように、複数の流出孔5aの近傍に基端部が植設されるとともに、先端部が熱交換器3のフィン3aに接触するように構成されており、これによって、洗浄液ダクト5と熱交換器3とに多少の位置ズレが生じたとしても、複数の流出孔5aから流出した洗浄液は、誘導部材6の先端部が接触している熱交換器3のフィン3aの風上側に正確に誘導されるようになる。
これにより、複数の流出孔5aから流出した洗浄液は飛散することなく円滑に、かつ万遍なく熱交換器3のフィン3aの上端部全域に誘導され、熱交換器3のフィン3aの表面全域に拡散しながら流下して付着している埃を洗い流し、ドレンパン7に流入したのち図示しないドレンホースで外部に排出されることになる。
なお、誘導部材6の先端部は、必ずしも熱交換器3のフィン3aに接触するように構成されるのではなく、熱交換器3のフィン3aの上端部表面(フィン3aの風上側のエッジ部)に近接させた構成にすることで、複数の流出孔5aから流出した洗浄液を熱交換器3のフィン3aの上端部全域に誘導できるようにしてもよい。
その際、熱交換器3を構成する多数のフィン3aは、例えば、風上側の5ミリメートル程度の範囲まで親水性をそれ以外の部分よりも高めに設定しておくことで、熱交換器3のフィン3aの上端部に万遍なく誘導された洗浄液を熱交換器3のフィン3aの表面全域に拡散させながら流下させることができるようになり、表面に汚れとして付着している埃の下に水の膜が入り込み、埃を浮かして洗い流す効果を発現できるようになる。
複数の噴出孔5aから流出される洗浄液の流出量は、吸込口1から吸い込まれた空気中に含まれる埃の量、風量、湿度あるいは熱交換器3の大きさなどに対応して、図示はしないが、洗浄液ダクト5(の根元)に設けられた出水弁を開閉することによって調整できるようにしてもよい。
また、熱交換器3のフィン3aは、例えば、光触媒(二酸化チタン)からなる触媒を表面に担持するとともに、光触媒(二酸化チタン)に紫外線を照射する光源を設置することで、熱交換器3のフィン3aの表面に汚れとして付着している埃を更に効果的に分解できるようにしてもよい。
光触媒(二酸化チタン)からなる触媒の活性エネルギ源としては、紫外線が照射されることに限らず、例えば、洗浄液として用いられるオゾン水も活性のためのエネルギ源になることから、熱交換器3のフィン3aの表面に汚れとして付着している埃は更に効果的に分解できるようになる。
以上説明したように、本発明の構成によれば、熱交換器3の風上側となるフィン3aの上端部に洗浄液を流出する洗浄液ダクト5を備え、この洗浄液ダクト5の流出孔5aの近傍に、先端部が熱交換器3のフィン3aに洗浄液を誘導する多数の誘導部材6を備えたので、洗浄液を飛散させることなく熱交換器3のフィン3aの上端部に誘導できるようになる。
これにより、熱交換器3のフィン3aの表面全域に行き渡らせた洗浄液で、このフィン3aに付着している埃を綺麗に洗い流せるようになる。
1 吸込口
2 吹出口
3 熱交換器
3a フィン
3b 伝熱管
4 送風ファン
5 洗浄液ダクト
5a 噴出孔
6 誘導部材
7 ドレンパン
f フィルタ

Claims (2)

  1. 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路にフィンおよび伝熱管からなる熱交換器と、送風ファンとを備え、前記熱交換器の下部にドレンパンを備えるとともに、前記熱交換器の上方から洗浄液を流出する流出孔を有する洗浄液ダクトを備え、同洗浄液ダクトに、前記熱交換器のフィンに前記洗浄液を誘導する誘導部材を備えてなる空気調和機であって、
    前記熱交換器のフィンは、風上側の親水性を他の部分より高くしたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記熱交換器のフィンは、触媒を担持したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
JP2009122983A 2009-05-21 2009-05-21 空気調和機 Expired - Fee Related JP5287498B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009122983A JP5287498B2 (ja) 2009-05-21 2009-05-21 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009122983A JP5287498B2 (ja) 2009-05-21 2009-05-21 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010270959A JP2010270959A (ja) 2010-12-02
JP5287498B2 true JP5287498B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=43419135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009122983A Expired - Fee Related JP5287498B2 (ja) 2009-05-21 2009-05-21 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5287498B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110496812A (zh) * 2018-10-12 2019-11-26 株式会社电装 车用空调自动清洁装置及其清洁方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3996700B2 (ja) * 1998-05-22 2007-10-24 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
JP2000283695A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Kobe Steel Ltd 熱交換器用アルミニウムフィン材
JP2002130995A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2003021495A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2003139493A (ja) * 2001-11-02 2003-05-14 Hitachi Ltd 空気調和機の室内機
JP2007147210A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Masaru Kitano 冷房装置の運転エネルギー省力化システム
JP2008020088A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110496812A (zh) * 2018-10-12 2019-11-26 株式会社电装 车用空调自动清洁装置及其清洁方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010270959A (ja) 2010-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019085211A1 (zh) 油烟处理装置和烹饪系统
TWI274830B (en) Self cleaning filter assembly and circulation system
JP3855845B2 (ja) 空気調和機
JP2003336856A5 (ja)
JP4383459B2 (ja) 汚染ガス除去空気調和装置
KR20100130293A (ko) 진공청소기
JP2007162979A (ja) レンジフード
JP4836702B2 (ja) エアワッシャ
JP5287498B2 (ja) 空気調和機
JP5057958B2 (ja) 空気調和機
JP2002095924A (ja) 空気浄化装置
KR100768453B1 (ko) 세척수를 이용한 공기조화장치
JP2010270960A (ja) 空気調和機
CN211400035U (zh) 空调室内机
KR101597324B1 (ko) 공기조화기
JP2016176634A (ja) 熱交換気装置
CN205268044U (zh) 吸尘器
CN207146731U (zh) 空调器的空气处理装置、空调室内机以及空调室外机
JP2007192513A (ja) 空気調和機および熱交換器のクリーニング方法
CN208755936U (zh) 清洗装置
CN211400036U (zh) 空调室内机
JP2006105591A (ja) 空気調和機のフィルター装置
JP2008128488A (ja) 空気調和装置
JP4550743B2 (ja) フィルター清掃装置
CN101776302B (zh) 环保型油烟机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130520

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5287498

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees