JP5286301B2 - 模様の自動生成装置、自動生成方法及び自動生成プログラム - Google Patents

模様の自動生成装置、自動生成方法及び自動生成プログラム Download PDF

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本発明は、コンピュータを使用して模様を自動的に作成して提示する模様の自動生成装置、自動生成方法及び自動生成プログラムに関する。
従来、壁紙等のデザインはデザイナーによって行われることが多かったが、近年、技術の進歩に伴い、コンピュータを用いたデザイン作成が頻繁に行われるようになってきている。テキスタイルの分野もその例外ではない。
同じ形を隙間なく無限に繰り返して平面を敷き詰めることのできるタイルの形すなわち、平面均等分割模様(モザイク模様)をデザインする手法として、例えば、自由に移動・変形のできる曲線を少なくとも二本作成し、上記各曲線の二つの端点のうちの一方を固定端として指定し、上記曲線の中で相互に連動して相補的に変形する連動関係を持つ曲線を指定し、全体として一つの閉曲線が形成されるように上記曲線を配置し、上記連動関係を持つ曲線の一方を変形させ、上記連動関係を持つ他の曲線を、その固定端を移動させずに、上記一方の曲線の変形に対応して相補的に変形させ、上記曲線の変形を繰り返して得られる閉曲線を基本図形とし、上記基本図形を複写し、再配置して平面均等分割模様とするようにした平面均等分割模様生成方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、模様を基本的な形状単位である構成単位の集まりにより構成し、各構成単位を平行移動または回転移動により置き換えや入れ換えを行っても、隣接する構成単位間で模様が連続になるような構成単位内での模様の作成手法として、例えば、構成単位間にまたがる模様単位で模様を作成する場合、構成単位相互間の平行移動や回転による置き換え等によって隣接する構成単位間の境界で模様単位が連続するように、模様単位のはみ出し部分を平行移動や回転によって構成単位内に設定することにより、構成単位の境界での連続性を保った模様を作成可能とし、タイル張り等の実作業の効率化や、設計・製造工程の簡易化を図るようにした模様の作成方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
本件発明者は、非特許文献1、2において、模様の形成過程を方則化し、模様の形成に必要な要因と形成概念を解説している。さらに、非特許文献3において、単純なモチーフを組み合わせて模様化する基本的な考え方について解説している。
特開平6−162208号公報 特開平8−30664号公報
齋藤光彌著、「模様の方則」、源流社出版、 平成19年12月21日発行 齋藤光彌著、「模様の作り方」、源流社出版、 平成20年8月7日発行 齋藤光彌著、「模様の創作」、源流社出版、 平成21年4月25日発行
ところで、万華鏡に見られる様々な形成を模様として観察し得る基礎に、反転と回転、反復が挙げられる。万華鏡内部の形成要素である小片(プラスチック、ガラス、糸くず、セロハン等)個々に模様的要素はないが、偶然の組み合わせと鏡の映り込み(反転、回転、反復)が作用し、人の目に美しい模様として認知される。万華鏡内部の形成要素が増えるに従い、同一模様の観察確率は、限りなくゼロに近づくことになる。
ところで、テキスタイル分野においても、コンピュータを用いたデザイン作成が頻繁に行われるようになってきているが、上述の如き従来の手法で生成できる模様の種類は、限られていた。
そこで、本発明は、本件発明者が上記非特許文献1〜3において解説している模様の形成過程の法則化等の模様化理論に基づき開発したもので、その目的は、限りなく種々幾何学的模様を自動的に生成して提示できるようにした模様の自動生成装置、自動生成方法及び自動生成プログラムを提供することにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明における模様の形成は、万華鏡に観察される事象(種々組み合わせが美しい模様と認知される)を発想の原点にしているが、実際の模様の形成過程では、模様化に必要な変化要因と模様部品形態が複雑に組み合わされて展開し、模様が形成される。模様形成の根幹的要因を模様部品とした時、模様部品の形態種類に対して、変化要因種類との積が限りなく無限に近づく。また、無作為に形成された模様印象が模様として認知基準にあれば、この模様生成システムの有効性が証明できる。
同形態、同面積の模様部品の展開は、模様部品の形態変化(形成方法の差異と変形)と模様部品の展開方法の変化、高次模様部品化、分割、集合区分、配列化(模様部品の分解)、複合、接置部位変更、補修の積に比例する。
模様部品の基本的形態形成方法としては、2点間を結ぶ線の組み合わせ、2点間を結ぶ線の回転による組み合わせ、色面の分割移動、二配色展開、任意区画線の複合、屈曲線の移動、曲線の移動、自由線の移動、二種類の自由曲線、異なる自由曲線の交差角変化、色面の分割等以外に種々考えられるが、形成された模様部品形態は、変形してもその機能に変化は生じないので、上記手法で充分と考える。
また、模様の分割により形成する模様部品形態は、模様の種類と分割位置、分割形態、分割角度により様々に変化可能である。
さらに、集合区分、模様部品の高次化及び複合から考えうる模様部品形態を含めるとその数を挙げる事は困難な程、膨大である。さらに、接置部位変更により、形成される模様の総てに遠隔的間隙・重複的間隙及び回転的遠隔・重複変化、及び、補修が加わると形成可能な模様の種類は、限りなく無限に近づくこととなる。
色面または、模様形態(様々な縞模様・無作為に配置されたモザイク等)を2点間を結ぶ(直線・曲線または、それらによって区画されたもの、あるいは面)によって分割し、模様を形成する基本形態(模様部品)を形成する。
模様部品は、形態により平行・垂直・斜めに連続的に隙間なく反復可能な形態であり、他に反転・回転して組み合わす(この場合は、模様部品を形成する模様部品部分)ことが可能な形態を指す。これら模様部品を種々組み合わすことで様々な模様を自動生成する。分割に使用する2点間を結ぶ線及び区画形態は乱数によって確定し、分割される色面・模様形態の選別及び分割位置、角度、面積も乱数によって管理されコンピュータ画面に表示される。
すなわち、本発明は、模様の自動生成装置であって、模様の自動生成処理を行う自動生成処理手段と、上記自動生成処理部により生成された模様を表示する表示手段と、上記模様表示処理ステップにより表示した模様を採用するか否かを上記自動生成処理手段に入力するための入力操作手段と、上記自動生成処理手段により生成された模様を記憶する記憶手段と、上記自動生成処理手段により生成された模様のデータを外部に出力するための出力手段とを備え、上記自動生成処理手段は、実行する模様部品作成処理を複数の模様部品作成手法からランダムに選択し、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて、模様部品作成処理を行う模様部品作成処理手段と、上記模様部品作成処理手段において作成した模様部品を展開する模様展開処理を行う模様展開処理手段と、上記模様展開処理手段において上記模様部品を展開した模様を上記表示手段により表示する模様表示処理を行う模様表示処理手段と、上記表示手段により表示した模様を採用するか否か示す上記入力操作手段による操作入力を受け付け、受け付けた操作入力が上記模様の採用の否定を示している場合には、上記模様部品作成処理手段により模様部品作成処理を再度行わせ、受け付けた操作入力が模様の採用を肯定することを示している場合には、上記模様の採用を決定する模様決定処理を行う模様決定処理手段と、上記模様決定処理手段において採用が決定された模様を上記記憶手段に記憶させる模様記憶処理を行う模様記憶処理手段と、上記模様決定処理手段において採用が決定されて上記記憶手段に記憶した上記模様の画像ファイルを上記出力手段により外部に出力するファイル出力処理を行うファイル出力処理手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る模様の自動生成装置において、上記模様部品作成処理手段は、例えば、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、任意に引かれた2点間を結ぶ一本の任意線を組み合わせることにより、任意線によって区画された箇所に連続する形態として模様部品を作成する任意線の組み合わせにより模様部品を作成する第1の模様部品作成処理を行う機能を有する。
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記模様部品作成処理手段は、例えば、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、任意線を90度ずつ回転して組み合わせ、互いに上下左右に組み合わせることにより模様部品を作成する第2の模様部品作成処理を行う。
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記模様部品作成処理手段は、例えば、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、任意線で正方形面を分割することにより模様部品を作成する処理を行う第3の模様部品作成処理を行う。
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記第3の模様部品作成処理では、乱数表によってランダムに上記任意線を決定する。
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記模様部品作成処理手段は、例えば、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、任意に区画された区画線を縦横、等間隔に並べて色面を分割することにより連続展開可能な模様部品を作成する第4の模様部品作成処理を行う。
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記模様部品作成処理手段は、例えば、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、一定の間隔を持った任意線の集合を縦方向と横方向に交差させることにより形成される連続区画として模様部品を作成する第5の模様部品作成処理を行う。
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記模様部品作成処理手段は、例えば、実行する模様部品作成処理を複数の模様部品作成手法からランダムに選択し、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて切抜型を作成する切抜型作成処理と、上記切抜型作成処理により作成した切抜型を用いて切り抜き元の模様を切り抜く模様切抜処理を実行することにより模様部品を作成する。
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記切抜型作成処理では、例えば上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて切抜型の外形となる閉曲線を作成し、作成した閉曲線をランダムに組み合わせた閉曲線を切抜型の外形とする
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記切抜型作成処理では、上記ランダムに組み合わせた閉曲線をさらにランダムに任意線で分割した閉曲線を切抜型の外形とする。
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記切抜型作成処理では、例えば、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて切抜型の外形となる閉曲線を作成し、作成した閉曲線をランダムに任意線で分割した閉曲線を切抜型の外形とする。
また、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記模様切抜処理では、例えば、予め上記記憶手段に記憶されている複数の模様から切り抜き元の模様をランダムに自動選択し、選択した切り抜き元の模様を上記切抜型作成処理で作成した切抜型の外形で切り抜く模様切抜処理を行うことにより模様部品を作成する。
さらに、本発明に係る模様の自動生成装置において、上記模様切抜処理では、例えば、上記切抜型の外形で上記切り抜き元の模様を切り抜いた模様部品をさらにランダムに任意線で分割して模様部品を作成する。
また、本発明は、模様の自動生成方法であって、実行する模様部品作成処理を複数の模様部品作成手法からランダムに選択し、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて、模様部品作成処理を行う模様部品作成処理ステップと、上記模様部品作成処理ステップにおいて作成した模様部品を展開する模様展開処理を行う模様展開処理ステップと、上記模様展開処理ステップにおいて上記模様部品を展開した模様を表示する模様表示処理を行う模様表示処理ステップと、上記模様表示処理ステップにより表示した模様を採用するか否か示す操作入力を受け付け、受け付けた操作入力が上記模様の採用の否定を示している場合には、上記模様部品作成処理ステップに戻り、受け付けた操作入力が模様の採用を肯定することを示している場合には、上記模様の採用を決定する模様決定処理を行う模様決定処理ステップと、上記模様決定処理ステップにおいて採用が決定された模様を記憶手段に記憶させる模様記憶処理を行う模様記憶処理ステップと、上記模様決定処理ステップにおいて採用が決定されて上記記憶手段に記憶した上記模様の画像ファイルを外部に出力するファイル出力処理を行うファイル出力処理ステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明は、模様の自動生成処理を行う自動生成処理手段と、上記自動生成処理部により生成された模様を表示する表示手段と、上記模様表示処理ステップにより表示した模様を採用するか否かを上記自動生成処理手段に入力するための入力操作手段と、上記自動生成処理手段により生成された模様を記憶する記憶手段と、上記自動生成処理手段により生成された模様のデータを外部に出力するための出力手段とを備える模様の自動生成装置に搭載されたコンピュータにより実行される模様自動生成プログラムであって、実行する模様部品作成処理を複数の模様部品作成手法からランダムに選択し、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて、模様部品作成処理を行う模様部品作成処理手段と、上記模様部品作成処理手段において作成した模様部品を展開する模様展開処理を行う模様展開処理手段、上記模様展開処理手段において上記模様部品を展開した模様を上記表示手段により表示する模様表示処理を行う模様表示処理手段と、上記表示手段により表示した模様を採用するか否か示す上記入力操作手段による操作入力を受け付け、受け付けた操作入力が上記模様の採用の否定を示している場合には、上記模様部品作成処理手段により模様部品作成処理を再度行わせ、受け付けた操作入力が模様の採用を肯定することを示している場合には、上記模様の採用を決定する模様決定処理を行う模様決定処理手段と、上記模様決定処理手段において採用が決定された模様を上記記憶手段に記憶させる模様記憶処理を行う模様記憶処理手段と、上記模様決定処理手段において採用が決定されて上記記憶手段に記憶した上記模様の画像ファイルを上記出力手段により外部に出力するファイル出力処理を行うファイル出力処理手段とを有する自動生成処理手段として上記コンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、コンピュータを使用して限りなく種々幾何学的模様を自動的に生成して提示できるようにした模様の自動生成装置及び自動生成方法を提供することができる。
本発明を適用した模様自動生成装置の構成例を示すブロック図である。 上記模様自動生成装置において自動生成プログラムに従って実行される模様の自動生成処理の手順を示すフローチャートである。 上記模様自動生成装置における第1の模様部品作成処理による模様部品Aの形成処理を示す図である。 上記第1の模様部品作成処理による模様部品Bの形成処理を示す図である。 上記第1の模様部品作成処理による模様部品Cの形成処理を示す図である。 上記模様部品Aの二配色展開例を示す図である。 上記模様部品Bの三配色展開例を示す図である。 上記模様部品Cの四配色展開例を示す図である。 上記模様自動生成装置における第2の模様部品作成処理による模様部品A1の形成処理を示す図である。 上記模様部品A1から形成される各種高次模様部品の例を示す図である。 上記模様部品A1の展開例を示す図である。 上記模様部品A1から形成される模様部品A2の展開例を示す図である。 上記模様部品A1から形成される模様部品A3の展開例を示す図である。 上記模様部品A1から形成される模様部品A4の展開例を示す図である。 上記模様部品A1から形成される模様部品A5の展開例を示す図である。 上記模様部品A1から形成される模様部品A6の展開例を示す図である。 上記模様自動生成装置における第3の模様部品作成処理による模様部品Pの形成処理を示す図である。 上記第3の模様部品作成処理による模様部品P1の形成処理を示す図である。 上記第3の模様部品作成処理による模様部品P2の形成処理を示す図である。 上記第3の模様部品作成処理による模様部品P3の形成処理を示す図である。 上記第3の模様部品作成処理による模様部品P4の形成処理を示す図である。 上記模様自動生成装置における第4の模様部品作成処理による模様部品S1,S2,S3の形成処理を示す図である。 上記模様自動生成装置における第5の模様部品作成処理としての屈曲線の移動による模様部品の形成処理を示す図である。 上記屈曲線の移動による模様部品の形成処理における屈曲線集合の移動による区画形態の変化を示す図である。 上記模様自動生成装置における第5の模様部品作成処理としての曲線の移動による模様部品の形成処理を示す図である。 上記曲線の移動による模様部品の形成処理における曲線集合の移動による区画形態の変化を示す図である。 上記模様自動生成装置における第5の模様部品作成処理としての自由曲線の移動による模様部品の形成処理を示す図である。 上記自由曲線の移動による模様部品の形成処理における曲線集合の移動による区画形態の変化を示す図である。 上記模様自動生成装置における第5の模様部品作成処理としての2種類の自由曲線の移動による模様部品の形成処理を示す図である。 上記模様自動生成装置における第5の模様部品作成処理としての異なる自由曲線の交差角変化による模様部品の形成処理を示す図である。 上記異なる自由曲線の交差角変化により変化される二種類の模様部品を示す図である。 上記模様自動生成装置における第5の模様部品作成処理としての色面の分割による模様部品の形成処理を示す図である。 上記色面の分割により形成した模様部品Tの展開例を示す図である。 上記模様部品Tの分割例を示す図である。 上記模様部品Tを分割することにより作成した模様部品T5の展開例を示す図である。 上記模様部品Tを分割することにより作成した模様部品T6の展開例を示す図である。 上記模様部品Tを分割することにより作成した模様部品T7の展開例を示す図である。 上記模様部品Tを分割することにより作成した模様部品T8の展開例を示す図である。 上記模様部品T7の展開例からの分割例を示す図である。 上記模様部品T7の展開例から分割して形成した模様部品T10の展開例を示す図である。 上記模様自動生成装置に備えられた中央演算処理部の機能構成を示すブロック図である。 上記中央演算処理部による機能構成として上記模様自動生成装置に備えられた模様部品形成処理部で実行される模様部品形成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 上記模様部品形成処理における曲線自動作成処理を示す図である。 上記曲線自動作成処理における2点間を任意に結ぶ線bの設定を示す図である。 上記模様部品形成処理における閉曲線作成処理により作成した模様部品Pの組み合わせ例を示す図である。 上記模様部品Pの分割例を示す図である。 上記模様部品形成処理における切抜処理を示す図である。 上記切抜処理により作成される模様部品の例を示す図である。 上記切抜処理により作成された模様部品Q1の展開例を示す図である。 上記切抜処理により作成された模様部品Q2の展開例を示す図である。 上記切抜処理により作成された模様部品Q3の展開例を示す図である。 上記切抜処理により作成された模様部品Q4の展開例を示す図である。 上記切抜処理により作成された模様部品Q5の展開例を示す図である。 上記切抜処理により作成された模様部品Q6の展開例を示す図である。 高次模様部品の例を示す図である。 模様部品の変形例を示す図である。 透過複合模様部品の作成例を示す図である。 透過複合により作成した模様部品Pa・bの展開例を示す図である。 透過複合により作成した模様部品Pa・a1の展開例を示す図である。 模様部品Q1と模様部品R1の積載複合による複合模様部品の作成例を示す図である。 積載複合により作成した模様部品Q1・R1aの展開例を示す図である。 積載複合により作成した模様部品Q1・R1bの展開例を示す図である。 上記模様部品Q1と模様部品R1の複合模様部品の展開例を示す図である。 上記模様部品Q1と模様部品R1の複合模様部品の他の展開例を示す図である。 上記模様部品Q1の基本展開を基に遠隔的間隔処理をした例を示す図である。 上記模様部品Q1の基本展開を基に遠隔的間隔処理をした例高次模様部品の集合区分を変化させた他の展開例を示す図である。 接置部位変更による間隙形成と間隙補修で形成される模様部品の形成方法及び補修を加えた模様部品P5の形成過程を示す図である。 上記接置部位変更により作成した模様部品P5の展開例を示す図である。 模様部品を分解して組み合わせて作成した模様部品の作成例を示す図である。 上記高次模様部品P5の外形で同心方形模様を分割することによる模様部品Xの作成例を示す図である。 上記模様部品Xの展開例を示す図である。 上記模様部品Xの他の展開例を示す図である。 上記模様部品Xの他の展開例を示す図である。 上記模様部品Xの他の展開例を示す図である。 上記模様部品Xの他の展開例を示す図である。 上記模様部品Xの他の展開例を示す図である。 上記模様部品Xの他の展開例を示す図である。 模様部品の展開で形成した模様の四配列複合による模様部品Yの例を示す図である。 2つの模様配列A1,A2の積載複合により得られる模様部品の展開例を示す図である。 上記模様配列A1,A2の積載複合により得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 上記模様配列A1,A2の積載複合により得られる他の模様部品の他の展開例を示す図である。 模様配列A3二配列の積載複合により得られる模様部品の展開例を示す図である。 上記模様配列A3二配列の積載複合により得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 上記模様配列A3二配列の積載複合により得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 模様配列A4二配列の積載複合により得られる模様部品の展開例を示す図である。 上記模様配列A4二配列の積載複合により得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 上記模様配列A4二配列の積載複合により得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 模様配列A4四配列の積載複合により得られる模様部品の展開例を示す図である。 模様配列A3二配列と模様配列A4二配列の積載複合により得られる模様部品の展開例を示す図である。 模様配列A1,A2各一配列、模様配列A3二配列、模様配列A4一配列の積載複合により得られる模様部品の展開例を示す図である。 上記模様自動生成装置に備えられた補助記憶部に予め記憶されているチェック模様を示す図である。 上記補助記憶部に予め記憶されているドット模様を示す図である。 上記補助記憶部に予め記憶されている他のドット模様を示す図である。 上記補助記憶部に予め記憶されている縞模様を示す図である。 上記補助記憶部に予め記憶されている他の縞模様を示す図である。 上記補助記憶部に予め記憶されている他の縞模様を示す図である。 上記補助記憶部に予め記憶されているモザイク模様を示す図である。 縞模様から模様部品P6aでランダムに切り取り積載複合して得られる模様部品の展開例を示す図である。 縞模様から模様部品P6bでランダムに切り取り積載複合して得られる模様部品の展開例を示す図である。 縞模様から模様部品P6cでランダムに切り取り積載複合して得られる模様部品の展開例を示す図である。 模様部品P6b二組を積載複合して得られる模様部品の展開例を示す図である。 模様部品P6b二組を積載複合して得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 模様部品P6b二組を積載複合して得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 模様部品P6c二組を積載複合して得られる模様部品の展開例を示す図である。 模様部品P6c二組を積載複合して得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 模様部品P6c二組を積載複合して得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 図59に示したモザイク模様からランダムに切り取られた部分を回転形成した同心方形を下部模様として積載複合して得られる模様部品の展開例を示す図である。 図59に示したモザイク模様からランダムに切り取られた部分を回転形成した同心方形を下部模様として積載複合して得られる他の模様部品の展開例を示す図である。 図59に示したモザイク模様からランダムに切り取られた部分を回転形成した同心方形を下部模様として積載複合して得られる他の模様部品の展開例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば図1に示すような構成の模様自動生成装置100に適用される。
この模様自動生成装置100は、模様自動生成処理を実行する中央演算処理部(CPU)1、OS(Operating System)等の制御プログラム、模様を自動生成するための処理手順を規定した模様の自動生成プログラム、及び所要データを記憶する主記憶部2、データ、ファイル等を記憶する補助記憶部3、キーボード5A、マウス5B等の入力機器の制御を行う入力制御部4、作成した模様を外部の記憶装置やプリンタ等に出力する制御を行う出力制御部7、ディスプレイ8を制御する表示制御部7等を備え、これらがバス9を介して接続されてなる。
この模様自動生成装置100において、中央演算処理部1は、主記憶部2に記憶されている制御プログラム(OS)に基づいて動作し、自動生成プログラムに従って図2のフローチャートに示す手順で模様の自動生成処理を実行する。
すなわち、模様自動生成装置100における中央演算処理部1は、模様部品作成処理(ステップS1)、模様展開処理(ステップS2)、模様表示処理(ステップS3)、模様決定処理(ステップS4)、模様記憶処理(ステップS5)、ファイル出力処理(ステップS6)の順で模様の自動生成処理を実行する。
ステップS1の模様部品作成処理では、模様を形成する基本的要因を隙間なく展開するための模様部品を作成する。
ここで、上記ステップS1における模様部品作成処理では、次のような各種模様部品作成処理を選択的あるいは組み合わせて実行する。
第1の模様部品作成処理は、2点間を結ぶ一本の線の組み合わせによる模様部品の作成処理であって、図3Aに示すように、任意に引かれた一本の線(任意線)を組み合わせることにより、任意線によって区画された箇所に連続する形態として模様部品Aを作成する処理を行う。任意線の組み合わせ位置を変化させることによって、上記任意線によって区画された箇所に連続する形態として作成される模様部品は、図3B、図3Cに示すように、形態が変化した模様部品Bや模様部品Cとなる。
ここで、模様の基礎となる模様部品は、単純な任意なから始まり作成され、模様用途により多岐に分かれるが、図4A〜図4Cに示すように、図4Aに示した模様部品Aの二配色展開、図4Bに示した模様部品Bの三配色展開、図4Cに示した模様部品Cの四配色展開等、連続展開可能な形態を基礎にすることで模様の発展に効果的に作用する。
このように、2点間を任意に結ぶ線(任意線)から、模様部品の作成過程と模様部品の種々特徴及び、展開して模様形態を形成することができる。
第2の模様部品作成処理は、任意線の回転による組み合わせによる模様部品の作成処理であって、図5に示すように、任意線aを90度ずつ回転して組み合わせ、互いに上下左右に組み合わせることにより模様部品A1を作成する処理を行う。
さらに、このようにして模様部品A1は、角度を変化させることにより変形させた模様部品A1’としたり、上記模様部品A1,模様部品A1’を展開して新たな模様部品を作成することができる。
任意線を90度ずつ回転して組み合わせ、区画線として色面を分割したとき、分割した形態とその形態を90度回転した形態は、互いに上下左右に組み合わせ可能な形態となる。任意線とその変形は無限に存在する。すなわち、上記ステップS1における模様部品作成処理において使用する任意線とその変形は無限に存在する。
また、このようにして作成した模様部品は、例えば図6の(A)〜(I)に示すように、集合的模様部品(高次模様部品)とすることができる。このような集合的模様部品形態は、模様部品A1を例に検索しても無限に存在する。模様は、同形同面積の模様部品が隙間なく展開して作成したものである。基礎となる模様部品を模様部品A1としたとき、模様部品A1を二個組み合わせた模様部品A2に対し模様部品A1は、模様部品A2の模様部品部分となる。同じように模様部品A3における模様部品A1は模様部品A3の模様部品部分であるが、模様部品A7における模様部品A3は模様部品部分を形成し、模様部品A7における模様部品A1は模様部品部分要素となる。模様を形成する模様部品の名称は、模様部品を基準に名称変化するが、これは模様部品の高次化(集合的模様部品)に伴い変化するものである。
ここで、上記模様部品A1〜A6を展開することにより得られる模様を図7A〜図7Fに示す。
第3の模様部品作成処理は、色面の分割移動による模様部品の作成処理であり、任意に引かれた線(任意線)で正方形面を分割し、模様部品を作成する処理を行う。任意線の正方形面における分割位置と移動位置の変化で形成される模様部品形態は異なったものとなる。また、展開方法も異なったものとなる。正方形の二辺を任意曲線で分割し、分割した断片を向かい合う辺、あるいは分割する辺に対し、90度に交わる辺へ移動することにより模様部品を作成できる。ここで作成した模様部品は分割位置と移動位置の差異で異なる特徴を有する模様部品となる。
第3の模様部品作成処理では、例えば、図8Aに示すように、自由線bを正方形面内に設定することにより、上記正方形面から断片a1を分割し、その断片a1を回転移動し、また、上記自由線bを反転して上記正方形面内に設定することにより、上記正方形面から断片a2を分割し、その断片a2を回転移動することにより、模様部品Pを作成する。
また、図8Bに示すように、自由線bで正方形面から分割した断片a1を垂直移動し、また、反転した自由線bで上記正方形面から分割した断片a2を水平移動することにより、模様部品P1を作成する。
また、図8Cに示すように、自由線bで正方形面から分割した断片a1を斜め移動し、また、反転した自由線bで上記正方形面から分割した断片a2を水平移動することにより、模様部品P2を作成する。
また、図8Dに示すように、自由線bで正方形面から分割した断片a1を垂直移動し、また、反転した自由線bで上記正方形面から分割した断片a2を斜め移動することにより、模様部品P3を作成する。
さらに、図8Eに示すように、自由線bで正方形面から分割した断片a1を斜め移動し、また、反転した自由線bで上記正方形面から分割した断片a2を斜め移動することにより、模様部品P4を作成する。
第4の模様部品作成処理は、任意区画線の複合による模様部品の作成処理であって、任意に区画された区画線を縦横、等間隔に並べて色面を分割することにより、連続展開可能な模様部品を作成する処理を行う。区画線は、上下方向、または、斜め方向に等間隔であれば模様部品を作成できる。また、区画線の間隔は自由に調整可能である。
この第4の模様部品作成処理では、例えば、図9に示すように、任意区画線を等間隔に並べて、外形(面)で分割することにより、連続展開可能な模様部品Sを作成する。模様部品Sを様々に変形しても連続展開可能な模様部品となる。あるいは、任意区画線を等間隔に並べて、外形線で分割することにより、連続展開可能な模様部品S1を作成する。任意区画線を等間隔に接近させた状態で並べて、外形線で分割することにより、連続展開可能な模様部品S2を作成する。あるいは、任意区画線を等間隔に斜めに並べて、外形線で分割することにより、連続展開可能な模様部品S3を作成する。
第5の模様部品作成処理は、線の移動による模様部品の作成処理であって、一定の間隔を持った任意線の集合を縦方向と横方向に交差させることにより形成される連続区画として模様部品を作成し、線の集合移動で変化する連続形態として模様部品を作成する処理を行う。
一定の間隔を持った直線の集合を縦方向と横方向に交差させ、互いに移動させても一定の正方形が形成されるが正方形の面積、形態に変化は生じない。第5の模様部品作成処理では、この原理に基づき様々な線を形成し、移動で生じる連続形態の変化を模様部品形態の形成に応用する。
この第5の模様部品作成処理では、例えば、図10に示すように、屈曲線の移動による模様部品の作成処理を行う。すなわち、任意線aと任意線bを組み合わせて連続する屈曲線を形成し、上記屈曲線を平行に並べた屈曲線集合Ga1と、その屈曲線集合Ga1を90度回転させた屈曲線集合Ga2とを重ね合わせることにより、模様部品を作成する。
この屈曲線の移動による模様部品の作成処理では、屈曲線集合を移動させることにより、図11の(A),(B),(C)に示すように、区画形態が変化する。
また、上記第5の模様部品作成処理では、例えば、図12に示すように、曲線の移動による模様部品の作成処理を行う。すなわち、横方向の楕円を中心点で半切して形成した弧aと弧bを連結し、さらに連結して連続する互いに反転した二種類の曲線を形成し、上記二種類の曲線を弧の巾に等しい間隔で交互に並べた曲線集合Gb1と、その曲線集合Gb1を90度回転させた曲線集合Gb2とを重ね合わせるにより、模様部品を作成する。
この曲線の移動による模様部品の作成処理では、曲線集合を移動させることにより、図13の(A),(B),(C)に示すように、区画形態が変化する。
また、第5の模様部品作成処理では、例えば、図14に示すように、自由曲線の移動による模様部品の作成処理を行う。すなわち、任意線aをつなぎ合わせて任意曲線aを形成し、任意線a(線巾)の間隔で任意曲線aを並べた任意曲線集合Gc1と、その任意曲線集合Gc1を90度回転させた任意曲線集合Gc2とを重ね合わせて交差させることにより、同形の区画線を連続形成して模様部品とする。
この自由線の移動模様部品の作成処理では、例えば、図15の(A),(B),(C)に示すように、縦横の任意曲線集合を自由に移動させる度に異なる連続的区画として模様部品が作成される。
また、上記第5の模様部品作成処理では、例えば、図16に示すように、二種類の自由曲線による模様部品の作成処理を行う。すなわち、任意線をつなぎ合わせた任意曲線aと、任意線をつなぎ合わせた任意曲線bの二種類の任意曲線を双方の周期を統一して形成し、上記二種類の任意曲線a,bを任意線線巾)に等しい間隔で交互に並べた曲線集合Gd1と、その曲線集合Gd1を90度回転させた曲線集合Gd2とを重ね合わせるにより、四種類の同型の模様部品を作成する。
この二種類の自由曲線による模様部品の作成処理では、縦横の任意曲線集合を自由に移動させることにより、連続的区画形態として形成される四種類の模様部品の形態が変化する。
また、上記第5の模様部品作成処理では、異なる自由曲線の交差角変化による模様部品の作成処理を行う。すなわち、例えば、図17Aに示すように、二種類の任意曲線a,bの起点が重なる位置で構成することで連続する模様部品を作成し、図17Bに示すように、任意曲線aと任意曲線bの交差角度を変更することで、変化される二種類の模様部品を作成する。この二種類の模様部品は、組み合わせ展開と単独展開可能な特異な模様部品である。
さらに、この第5の模様部品作成処理では、例えば、図18に示すように、正方形の色面をランダムに分割して模様部品を作成する処理を行う。すなわち、任意線と方形面を任意に確定し(分割課程1)、確定した方形面を任意線で分割し(分割課程2)、分割された個々の領域をランダムに配色し(分割課程3)、反転して組み合わせることにより模様部品Tを作成する。上記模様部品Tは、例えば斜線で非対称に分割し、一方の分割領域から模様部品T1を反転形成し、また、他方の分割領域から模様部品T2を反転形成することができる。また、上記模様部品Tは、例えば水平線で非対称に分割し、一方の分割領域から模様部品T3を反転形成し、また、他方の分割領域から模様部品T4を反転形成することができる。このようにして形成された模様部品は、さらに分割して模様部品を形成することが可能である。
分割に使用する任意線は、後述する曲線自動作成処理により種々任意線の連続より乱数によって特定した任意線を変形、角度、拡大・縮小して使用することができる。
上記分割過程3で形成された模様部品部分を基に作成した模様部品Tは、展開すると図19に示すような模様となる。この模様部品は角度、位置をランダムに設定した直線で分割し、反転を繰り返すことで二種類の模様部品を作成できる。
また、図20に示すように基本となった模様部品Tを二等辺三角形で位置、角度をランダムに分割して模様部品T5〜T8を作成して展開すると、図21A〜図21Dに示すような模様が得られる。さらに、例えば、図22に示すように、図21Cの模様から異なる模様部品Pの外形で分割して模様部品T10を作成し、この模様部品T10を展開すると図23に示すような模様が得られる。
さらに、一度作成した模様及び模様部品を記憶し、それを基にして更に模様部品外形で分割すると新たな模様を形成できる。これらを乱数管理することで模様の印象変化は限りなく変化する。
すなわち、分割する模様形態の変化と模様部品外形との組み合わせ変化及び、分割する模様部品角度、位置、縮小・拡大によって形成される模様印象は限りなく変化する。また、内容が異なり外形を同じとする模様部品相互組み合わせと高次化で、模様印象は限りなく変化する。模様は、発展変化する各段階に於いて模様となり、各段階で印象の異なる模様となっている。この生成は限りなく連鎖する。
そして、この模様自動生成装置100において、上記ステップS1における模様部品作成処理では、上述の如き各種模様部品作成処理を乱数表により選択的あるいは組み合わせて実行する。なお、上記ステップS1において、入力制御部4によりキーボード5A、マウス5B等の入力機器の制御を行い、上記入力機器から操作入力を受け付けて、上述の如き各種模様部品作成処理を選択して、模様部品作成処理をすることもできる。
次のステップS2の模様展開処理では、上記ステップS1の模様部品作成処理で作成した模様部品をそのまま展開して模様を作成する場合と、予め上記補助記憶装置3に記憶されている模様部品を組み合わせて展開して模様を作成する場合と、予め上記補助記憶装置3に記憶されている模様部品を組み合わせて展開して模様を作成する場合がある。
すなわち、このステップS2における模様展開処理では、
(1)モチーフ間隔(模様部品同士の縦方向間隔・横方向間隔)
(2)送り間隔(模様部品同士の縦方向のずれ・横方向のずれ)
(3)回転(右回り・左回り)
を模様展開の基本要素として模様の展開処理を実行する。また、この模様展開処理部12による模様の展開処理では、模様同士の合成などがさらに加わる。
次のステップS3の模様表示処理では、上記表示制御部7によりディスプレイ8を制御して、上記ステップS2の模様展開処理で模様部品を展開して作成した模様を上記ディスプレイ8で表示する。なお、入力制御部4によりキーボード5A、マウス5B等の入力機器の制御を行い、上記入力機器から操作入力を受け付けて、模様の拡大表示/縮小表示を行う。
次のステップS4の模様決定処理では、入力制御部4によりキーボード5A、マウス5B等の入力機器の制御を行い、上記入力機器から上記ディスプレイ8で表示した模様を採用するか否かの操作入力を受け付ける。そして、受け付けた操作入力が「NO」、すなわち、模様の採用を否定している場合には、ステップS1の模様部品作成処理に戻って、上記各ステップS1〜S4の処理を再度行い新たな模様を作成する。また、上記受け付けた操作入力が「YES」、すなわち、模様の採用を示している場合には、次のステップS5に移って模様記憶処理を行う。
このステップS5の模様記憶処理では、上記ステップS1〜S4の処理により作成され採用された模様を上記補助記憶部3に記憶する。
次のステップS6のファイル出力処理では、上記ステップS1〜S4の処理により作成され採用された上記補助記憶部3に記憶した模様の画像ファイルを出力制御部6により外部に出力する。
すなわち、この模様自動生成装置100において、中央演算処理部1は、主記憶部2に記憶されている制御プログラム(OS)に基づいて動作し、自動生成プログラムに従って模様の自動生成処理を実行するものであって、その機能構成を図24に示すように、上記ステップS1の模様部品作成処理を行う模様部品作成処理部11、上記ステップS2の模様展開処理を行う模様展開処理部12、上記ステップS3の模様表示処理を行う模様表示処理部13、上記ステップS4の模様決定処理を行う模様決定処理部14、上記ステップS5の模様記憶処理を行う模様記憶処理部15、上記ステップS6のファイル出力処理を行うファイル出力処理部16として機能する。
そして、この模様自動生成装置100において、上記模様展開処理部12では、上記ステップS1の模様部品作成処理が図25に示すフローチャートに示す手順に従って実行される。
すなわち、上記ステップS1の模様部品作成処理では、切抜型を作成する切抜型作成処理(ステップS10)と切抜型を用いて模様を切り抜く模様切抜処理(ステップS20)を上記模様部品作成処理部11で実行することにより、上記模様展開処理部12で使用する模様部品を作成する。
ステップS10の切抜型作成処理では、上記模様部品作成処理部11は、先ず、模様部品の作成手法、すなわち、実行する模様部品作成処理を上述の第1の模様部品作成処理〜第5の模様部品作成処理から乱数表に基づいて自動的に選択する手法選択処理を行う(ステップS11)。なお、このステップS11の手法選択処理において、入力制御部4によりキーボード5A、マウス5B等の入力機器の制御を行い、上記入力機器から操作入力を受け付けて、実行する模様部品作成処理を決定することもできる。
ここでは、上記ステップS11の手法選択処理において、模様部品の作成手法として、例えば、第3の模様部品作成処理から上述の図8Aに示した断片移動による作成過程による模様部品作成処理が選択されたものとして、模様部品Pの作成過程を説明する。
すなわち、次に、上記模様部品作成処理部11は、曲線自動作成処理を行う(ステップS12)。
このステップS12の曲線自動作成処理では、例えば、図26に示すように、種々任意線の連続の内で必要な部分を乱数によって決定し、任意線bとして使用する。任意線は、様々な角度の直線、曲線によって構成された環状の連結体であり、連結線上に選択点(切断個所)が設定されている。任意線の決定は、切断位置とその切断位置の最短間のみではなく、複数またいだ位置で確定される場合もあるがその総てを乱数表によってランダムに決定する。任意線bは、横方向に変形、斜め方向に変形、反転、縦方向に変形させたものとすることができる。
次に、上記模様部品作成処理部11は、上記ステップS12の曲線自動作成処理で作成された任意線bを閉曲線に変更する閉曲線作成処理を行う(ステップS13)。
ここでは、上記ステップS11の手法選択処理において、上述の第1〜第5の模様部品作成処理からランダムに上記第3の模様部品作成処理として図8Aに示した断片移動による作成過程が選択された結果、任意線bを正方形面内に設定することにより、上記正方形面から断片a1を分割し、その断片a1を回転移動し、また、上記任意線bを反転して上記正方形面内に設定することにより、上記正方形面から断片a2を分割し、その断片a2を回転移動することにより、模様部品Pを作成し、その外形線で示される閉曲線を得る。この第3の模様部品作成処理では、図27に示すように、正方形対角線aを回転軸とした対象形のみ展開可能な模様部品となるので、任意線bが正方形(分割する色面)上辺の特定位置に設定(対角線aを越えない一定範囲のいずれかにランダム設定)されると以後の模様部品形態は自動的に確定する。なお、分割する色面は正方形の他に、正三角形も展開可能である。
次に、上記模様部品作成処理部11は、上記ステップS13の処理で得られた模様部品P又はその閉曲線を組み合わせして使用するか否かの判定処理を行う(ステップS14)。
このステップS14の判定処理では、例えば乱数表によってランダムにどちらを選択するかを判定し、その判定結果が「YES」、すなわち、組み合わせて使用することを示している場合には、ステップS15に移って組み合わせの選択処理を行い、選択された組み合わせで模様部品P又はその閉曲線を組み合わせる組み合わせ処理を行う(ステップS16)。また、判定結果が「NO」、すなわち、模様部品P又はその閉曲線を単独で使用することを示している場合には、ステップS17に移って分割処理を行うかの判定処理を行う。
なお、上記ステップS14の判定処理では、上記入力制御部4によりキーボード5A、マウス5B等の入力機器の制御を行い、上記入力機器からの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力の内容によりどちらを選択するかを判定することもできる。
ここで、上記ステップS15では、模様部品P又はその閉曲線の組み合わせを乱数表によってランダムに決定する。そして、上記ステップS16における組み合わせ処理では、上記ステップS13の処理で得られた模様部品P又はその外形線で示される閉曲線から、上記ステップS15において選択された組み合わせで、図28の(A)〜(E)に示すように、模様部品Pの2個組み合わせた模様部品の閉曲線や模様部品Pの4個組み合わせた各種模様部品の種閉曲線を形成する処理を行う。すなわち、模様部品Pは、集合区分から単独ばかりではなく、複数の集合体(高次化)も模様部品として機能し、集合方法が異なると、集合形態(高次模様部品形態)が変化する。また、個々の外形も異なったものとなる。
次のステップS17の判定処理では、例えば乱数表によってランダムにどちらを選択するかを判定し、その判定結果が「YES」、すなわち、分割処理を行うことを示している場合には、ステップS18に移って分割処理のパラメータの選択処理を行い、選択されたパラメータでの組み合わせで模様部品P又はその閉曲線の分割処理を行って(ステップS19)、上記ステップS10の切抜型作成処理を終了する。また、判定結果が「NO」、すなわち、模様部品P又はその閉曲線をそのまま使用することを示している場合には、上記ステップS10の切抜型作成処理を終了する。
なお、上記ステップS17の判定処理では、上記入力制御部4によりキーボード5A、マウス5B等の入力機器の制御を行い、上記入力機器からの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力の内容によりどちらを選択するかを判定することもできる。
ここで、上記ステップS19の分割処理では、模様部品の分割又は模様部品外形線で模様形態を分割する処理を行う。すなわち、上記ステップS13の処理で得られた模様部品P又はその外形線で示される閉曲線の分割、又は、上記ステップS14の処理で模様部品Pを複数組み合わせて得られた模様部品P’又はその外形線で示される閉曲線を用いて、分割処理を行う。例えば図29に示すように、模様部品Pを任意線cにより2つの領域に分割する。分割に際して使用される任意線cも、任意線bと同様に上記ステップS18において分割処理のパラメータとしてランダムに選定される。なお、模様部品を形成する模様部品部分及び高次模様部品までの各段階で分割は可能であり、各段階での分割は、形成される模様の印象変化と関連する。
また、上記ステップS20の模様切抜処理では、上記模様部品作成処理部11は、先ず、切抜型作成処理に使用する切り抜き元の模様を乱数表に基づいて自動的に選択する選択処理を行う(ステップS21)。
次に、上記模様部品作成処理部11は、上記ステップS10の切抜型作成処理により作成した模様部品の外形線すなわち閉曲線を切抜型として用いて、上記ステップS21で選択された模様を切り抜く切抜処理を行う(ステップS22)。
このステップS22の切抜処理では、例えば図30の(A)に示すように、上記ステップS10の切抜型作成処理によりランダムに作成された模様部品Pの外形について、+印にて示す模様部品上の選択点Xを設定される。なお、模様部品上の選択点個数は無限に設定できるが、必要に応じて個数を限定する。
仮に、選択点Xが選定され、模様部品の角度と大きさが確定したとき、分割する模様形態として、分割専用の縞模様との選択点Yが乱数表によってランダムに選択され、この場合、例えば図30の(B)に示すように、縞模様の選択点Yがランダム選定され、図30の(C)に示すように、模様部品の選択点Xと縞模様の選択点Yを交点として分割による模様部品内容が決定し、例えば図30の(D)に示すような模様部品Q1が作成される。
ここで、縞模様と模様部品Pの外形の回転、上下、左右の移動で、模様部品は限りなく形成可能であり、図31に示すように、各種模様部品Q1〜Q6を作成することができ、展開して模様となったとき個々に印象の異なる模様を形成できる。
上記各種模様部品Q1〜Q6は、展開すると図32A〜図32Fに示すような模様となる。
次に、上記模様部品作成処理部11は、上記ステップS22の切抜処理により作成した模様部品Qを組み合わせして使用するか否かの判定処理を行う(ステップS23)。
このステップS23の判定処理では、例えば乱数表によってランダムにどちらを選択するかを判定し、その判定結果が「YES」、すなわち、組み合わせて使用することを示している場合には、ステップS24に移って組み合わせの選択処理を行い、選択された組み合わせで模様部品Qを組み合わせる組み合わせ処理を行い(ステップS25)、上記ステップS20の模様切抜処理を終了する。また、判定結果が「NO」、すなわち、模様部品Qを単独で使用することを示している場合には、上記ステップS20の模様切抜処理を終了する。
なお、上記ステップS17の判定処理では、上記入力制御部4によりキーボード5A、マウス5B等の入力機器の制御を行い、上記入力機器からの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力の内容によりどちらを選択するかを判定することもできる。
ここで、実際の模様部品は、高次模様部品の模様部品部分であり、模様部品Q1,模様部品Q2,模様部品Q3から四個回転形成で図33の(A),(B),(C)に示すような各高次模様部品を作成することができる。また、図33の(D),(E),(F)に示すように、模様部品Q1と模様部品Q2とを組み合わせた高次模様部品、高次模様部品Q2と高次模様部品Q3を組み合わせた高次模様部品、高次模様部品Q3と模様部品Q1を組み合わせた高次模様部品などを作成することもできる。
また、模様部品は、どのように変形しても連続展開可能な模様部品となるため、ランダムに変形する事で模様の印象は異なったものとなる。図34の(A)〜(E)に示すように、縦方向に圧縮変形縦方向に伸長変形左上方から圧縮変形左斜め方向に伸長変形左斜めから圧縮・横に伸長変形 変形には模様部品段階での変形と高次模様部品段階での変形、模様として展開後に変形する場合があり、各段階での変形は、個々模様印象が異なったものになる。
特に印象変化が顕著に現れる部分は、複合模様部品の作成過程に於いて、上部模様部品、下部模様部品双方の一方を変形あるいは、双方を個別に変形複合する場合である。複合の場合も変形を乱数管理することで、複雑な組み合わせが可能であり、形成される模様の印象変化も多岐に渡る。
また、一つの模様部品P1から異なる要素を分解して複数の模様部品を選別形成し複合することにより複合模様部品とすることができる。また、異なる模様部品を複合(重ね合わす)することにより複合模様部品とすることができる。複合には透過複合模様部品と積載複合模様部品に大別される。透過複合の間隙のない展開では、模様部品P1aあるいは模様部品P1bのどちらかを基準にすることで破綻は生じない。
透過複合模様部品としては、例えば図35に示すように、一つの模様部品P1から異なる要素を分解して複数の配列模様部品P1a,配列模様部品P1bを選別形成し、選択点X,Yを交点として、上記配列模様部品P1aと配列模様部品P1bを複合(重ね合わす)することにより複合模様部品Pa・bを作成したり、同じ模様部品P1aを複合(重ね合わす)することにより複合模様部品Pa・a1を作成することができる。
上記複合模様部品Pa・bは、配列模様部品P1aを上部配列とした複合模様部品であって、上記模様展開処理部12で展開すると図36に示すような模様となる。また、上記複合模様部品Pa・a1は、配列模様部品P1aを上部配列とした複合模様部品であって、上記模様展開処理部12で展開すると図37に示すような模様となる。
また、積載複合は、上部模様部品の空間から下部模様部品形態が覗くように観察される複合である。二種類の模様部品が重なり合い(積載複合)展開する事で新たな模様を作成する。積載複合する場合、上部模様部品と下部模様部品の選択及び、双方模様部品の選択点、交点、角度、大きさに至る総ての複合要因はランダムに決定される。選択点と交点は、必ずしも双方の中心点でなくても展開して模様を形成したとき、模様印象を大きく損ねることはない。
例えば、図38に示すように、模様部品Q1の高次模様部品と下部模様部品R1に選択点X,Yを設定し、上記選択点X,Yを交点として複合(重ね合わす)することにより、複合模様部品Q1・R1aを作成したり、選択点を移動して複合(重ね合わす)することにより複合模様部品Q1・R1bを作成することがきる。
上記複合模様部品Q1・R1aは、上記模様展開処理部12で展開すると図39に示すような模様となる。また、上記複合模様部品Q1・R1bは、上記模様展開処理部12で展開すると図40に示すような模様となる。
また、上部模様部品と下部模様部品との大きさの差が生じても、展開して模様を形成したとき、印象変化は効果的に作用する。
例えば、模様部品Q1の高次模様部品と模様部品R1を10度回転し、50%縮小した複合模様部品を展開すると図41に示すような模様となる。また、模様部品Q1の高次模様部品と模様部品R1を45度回転し、15%拡大した複合模様部品を展開すると図42に示すような模様となる。
さらに、複合では模様部品に含まれる空間が効果的に作用する。空間と間隙は、区別する必要がある。隙間なく展開する模様部品の展開を基本とするため空間は、模様部品内部の模様要素に含まれるものとする。画面表示に於いて、白色部分と空間部分の表示が一見、同じに見えるが複合の場合、空間は明確化する。基本的に隙間・重複なく展開する模様部品及び模様部品の構成要素は、意図的に接置部位を変更すると間隙と重複(模様部品の重なり)が発生する。接置部位変更は、模様部品、模様部品部分各段階で可能である。
模様部品は、間隙及び重複なく展開するため、同等の接置部位変更で形成される間隙・重複形態は、規則的であり、模様として効果的な形態となる。
例えば、上記模様部品Q1の高次模様部品を展開すると上述の如く図32Aに示すような模様となるが、その集合区分を変化させると、図43Aや図43Bに示すような模様となり、集合区分に対し遠隔的間隙と重複的間隙の変化で模様印象は、異なったものとなる。すなわち、例えば、上記模様部品Q1の基本展開を基に遠隔的間隔処理をした例を図43Aに示すように、上記模様部品Q1の基本展開に対して遠隔的間隔が模様の印象変化に効果的に作用する。また、上記模様部品Q1の基本展開を基に遠隔的間隔処理をした例を図43Bに示すように、上記模様部品Q1の基本展開に対して重複的移動が模様の印象変化に効果的に作用する。図43A、図43Bでは、遠隔的間隙を明確化するために模様部品内部の空間は白配色とし、黒地を使用した。集合区分に対し遠隔的間隙と重複的間隙の変化で模様印象は、異なったものとなる。
ここで、遠隔・重複の縦横方向及び回転角度は、各段階で乱数によってランダムに決定する。
ここで、同形、同面積の模様部品が隙間なく展開することから形成される基本展開は、種々の模様発展に効果的に作用する。模様部品の接置部位を変更することで発生する間隙は、接置部位の変更に伴い様々に変化する。
例えば、図44に接置部位変更による間隙形成と間隙補修で形成される模様部品の形成方法及び補修を加えた模様部品P5の形成過程を示すように、模様部品Pの高次模様部品から、接置部位変更により発生する間隙を補修し、新たな模様部品P5を作成することができる。
この模様部品P5は、上記模様展開処理部12で展開すると図45に示すような模様となる。
また、模様部品は、要素別に分解して展開することが可能である。また、分解した個々を新たに組み合わすことができる。ここでは、一度作成した模様部品を分解して三種類の要素を模様部品とし、個別に積載複合する例を図46に示す。
図46に示した模様部品P6は、間隙補修により作成した模様部品P5の模様部品部分を差し替えて作成したものである。模様部品P6a,模様部品P6b,模様部品P6cは、上記模様部品P6の構成要素(模様部品部分)を個別に分解(主要素に対し他要素を透明化)した模様部品である。
区分された模様部品要素を個々に内容の異なる別要素(同形態・面積)に入れ替えることで模様印象を変化させることも、要素別にした個々を積載することも可能であり、様々な模様との複合から多岐にわたる形成模様の印象変化が可能となる。
例えば、図47に示すように、模様部品Pの高次模様部品P5を基本部品として用い、この高次模様部品P5の外形で同心方形模様を分割することにより作成した模様部品Xは、模様部品P5を構成する模様部品部分P(模様部品P5が模様部品のとき模様部品Pは模様部品部分となる)と適宜入れ替えることで、新たな模様部品となる。
この模様部品Xは、上記模様展開処理部12で展開すると図48に示すような模様となる。
このような模様部品形成により、例えば図49A〜図49Fに示すように、様々な印象の異なる模様の展開が可能となる。
また、分解区分された模様部品P6a・P6cは、個々に複数積載複合することができる。
また、図50に模様部品の展開で形成した模様の四配列複合による模様部品Yの例を示すように、模様部品の展開で形成した模様を基に、模様を構成する要素を個別に配列化して得られる模様は、配列の微妙な移動で模様印象は限りなく変化し、また同配列及び他の配列を数配列複合することが可能である。
この図50では、模様部品Pを二配色したそれぞれを模様配列A1と模様配列A2とし、同心方形をP外形で分割して作成した模様部品を模様配列A3とした。さらに、間隙を補修することで作成した補修部品を模様配列A4として個々の配列を積載複合(配列を積み重ねる)して新たな模様部品を作成することができる。
上記模様配列A1と模様配列A2を二配列ずつ積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開すると、図51A〜図51Cに示すような模様となる。
また、上記模様配列A3の二配列を積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開すると、図52A〜図52Cに示すような模様となる。
また、上記模様配列A4の二配列を積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開すると、図53A〜図53Cに示すような模様となる。
また、上記模様配列A4の四配列を積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開すると、図54に示すような模様となる。
また、上記模様配列A3の二配列と上記模様配列A4の二配列を積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開すると、図55に示すような模様となる。
さらに、上記模様配列A1と模様配列A2の各一配列、模様配列A3の二配列と模様配列A4の一配列を積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開すると、図56に示すような模様となる。
このようにして得られる模様は、配列の微妙な移動で模様印象は限りなく変化し、また同配列及び他の配列を数配列複合することが可能である。
また、分解された模様部品の積載位置、積載個数、積載種類及び個数、角度、大きさ、上部・下部の選別を乱数によって管理することで、形成される模様の印象は様々に変化する。
ここで、上記補助記憶部3には、図57A〜図57Cに示すようなチェック模様やドット模様、図58A〜図58Cに示すような各種縞模様、さらに、例えば図59に示すようなモザイク模様など、数十種類の幾何学模様が予め補助記憶部3に記憶されており、上記補助記憶部3から選択的に読み出して上記分割処理や複合処理において使用される。
また、上述のようにして得られた模様部品P6a,模様部品P6b,模様部品P6cは、他の模様と積載複合することが可能である。
例えば、図58A〜図58Cに示した縞模様部分から模様部品P6a,模様部品P6b,模様部品P6cでランダムに切り取り積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開することにより得られた模様の例を図60A〜図60C、図61A〜図61C、図62A〜図62Cに示す。
図60A〜図60Cは、模様部品P6a二組を積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開して得られた模様の各例を示している。
図61A〜図61Cは、模様部品P6b二組を積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開して得られた模様の各例を示している。
図62A〜図62Cは、模様部品P6c二組を積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開して得られた模様の各例を示している。
また、図59に示したモザイク模様からランダムに切り取られた部分を回転形成した同心方形を下部模様として積載複合して得られる模様部品を上記模様展開処理部12で展開することにより得られた模様の例を図63A〜図63Cに示す。
1、 中央演算処理部(CPU)、2 主記憶部、3 補助記憶部、4 入力制御部、5A キーボード、5B マウス、6 出力制御部、7 表示制御部、8 ディスプレイ、9 バス、11 模様部品作成処理部、12 模様展開処理部、13模様表示処理部、14 模様決定処理部、15 模様記憶処理部、16 ファイル出力処理部、100 模様自動生成装置

Claims (15)

  1. 模様の自動生成処理を行う自動生成処理手段と、
    上記自動生成処理部により生成された模様を表示する表示手段と、
    上記模様表示処理ステップにより表示した模様を採用するか否かを上記自動生成処理手段に入力するための入力操作手段と、
    上記自動生成処理手段により生成された模様を記憶する記憶手段と、
    上記自動生成処理手段により生成された模様のデータを外部に出力するための出力手段とを備え、
    上記自動生成処理手段は、
    実行する模様部品作成処理を複数の模様部品作成手法からランダムに選択し、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて、模様部品作成処理を行う模様部品作成処理手段と、
    上記模様部品作成処理手段において作成した模様部品を展開する模様展開処理を行う模様展開処理手段と、
    上記模様展開処理手段において上記模様部品を展開した模様を上記表示手段により表示する模様表示処理を行う模様表示処理手段と、
    上記表示手段により表示した模様を採用するか否か示す上記入力操作手段による操作入力を受け付け、受け付けた操作入力が上記模様の採用の否定を示している場合には、上記模様部品作成処理手段により模様部品作成処理を再度行わせ、受け付けた操作入力が模様の採用を肯定することを示している場合には、上記模様の採用を決定する模様決定処理を行う模様決定処理手段と、
    上記模様決定処理手段において採用が決定された模様を上記記憶手段に記憶させる模様記憶処理を行う模様記憶処理手段と、
    上記模様決定処理手段において採用が決定されて上記記憶手段に記憶した上記模様の画像ファイルを上記出力手段により外部に出力するファイル出力処理を行うファイル出力処理手段と
    を有することを特徴とする模様の自動生成装置。
  2. 上記模様部品作成処理手段は、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、任意に引かれた2点間を結ぶ一本の任意線を組み合わせることにより、任意線によって区画された箇所に連続する形態として模様部品を作成する任意線の組み合わせにより模様部品を作成する第1の模様部品作成処理を行う機能を有することを特徴とする請求項1記載の模様の自動生成装置。
  3. 上記模様部品作成処理手段は、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、任意線を90度ずつ回転して組み合わせ、互いに上下左右に組み合わせることにより模様部品を作成する第2の模様部品作成処理を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の模様の自動生成装置。
  4. 上記模様部品作成処理手段は、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、任意線で正方形面を分割することにより模様部品を作成する処理を行う第3の模様部品作成処理を行うことを特徴とする請求項1記載の模様の自動生成装置。
  5. 上記第3の模様部品作成処理では、乱数表によってランダムに上記任意線を決定することを特徴とする請求項4記載の模様の自動生成装置。
  6. 上記模様部品作成処理手段は、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、任意に区画された区画線を縦横、等間隔に並べて色面を分割することにより連続展開可能な模様部品を作成する第4の模様部品作成処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載のいずれか1項に記載の模様の自動生成装置。
  7. 上記模様部品作成処理手段は、上記複数の模様部品作成手法から選択されて実行される模様部品作成処理として、一定の間隔を持った任意線の集合を縦方向と横方向に交差させることにより形成される連続区画として模様部品を作成する第5の模様部品作成処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載のいずれか1項に記載の模様の自動生成装置。
  8. 上記模様部品作成処理手段は、実行する模様部品作成処理を複数の模様部品作成手法からランダムに選択し、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて切抜型を作成する切抜型作成処理と、上記切抜型作成処理により作成した切抜型を用いて切り抜き元の模様を切り抜く模様切抜処理を実行することにより模様部品を作成する請求項1記載の模様の自動生成装置。
  9. 上記切抜型作成処理では、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて切抜型の外形となる閉曲線を作成し、作成した閉曲線をランダムに組み合わせた閉曲線を切抜型の外形とする請求項8に記載の模様の自動生成装置。
  10. 上記切抜型作成処理では、上記ランダムに組み合わせた閉曲線をさらにランダムに任意線で分割した閉曲線を切抜型の外形とする請求項9に記載の模様の自動生成装置。
  11. 上記切抜型作成処理では、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて切抜型の外形となる閉曲線を作成し、作成した閉曲線をランダムに任意線で分割した閉曲線を切抜型の外形とする請求項8に記載の模様の自動生成装置。
  12. 上記模様切抜処理では、予め上記記憶手段に記憶されている複数の模様から切り抜き元の模様をランダムに自動選択し、選択した切り抜き元の模様を上記切抜型作成処理で作成した切抜型の外形で切り抜く模様切抜処理を行うことにより模様部品を作成する請求項8記載の模様の自動生成装置。
  13. 上記模様切抜処理では、上記切抜型の外形で上記切り抜き元の模様を切り抜いた模様部品をさらにランダムに任意線で分割して模様部品を作成する請求項12記載の模様の自動生成装置。
  14. 実行する模様部品作成処理を複数の模様部品作成手法からランダムに選択し、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて、模様部品作成処理を行う模様部品作成処理ステップと、
    上記模様部品作成処理ステップにおいて作成した模様部品を展開する模様展開処理を行う模様展開処理ステップと、
    上記模様展開処理ステップにおいて上記模様部品を展開した模様を表示する模様表示処理を行う模様表示処理ステップと、
    上記模様表示処理ステップにより表示した模様を採用するか否か示す操作入力を受け付け、受け付けた操作入力が上記模様の採用の否定を示している場合には、上記模様部品作成処理ステップに戻り、受け付けた操作入力が模様の採用を肯定することを示している場合には、上記模様の採用を決定する模様決定処理を行う模様決定処理ステップと、
    上記模様決定処理ステップにおいて採用が決定された模様を記憶手段に記憶させる模様記憶処理を行う模様記憶処理ステップと、
    上記模様決定処理ステップにおいて採用が決定されて上記記憶手段に記憶した上記模様の画像ファイルを外部に出力するファイル出力処理を行うファイル出力処理ステップと
    を有することを特徴とする模様の自動生成方法。
  15. 模様の自動生成処理を行う自動生成処理手段と、上記自動生成処理部により生成された模様を表示する表示手段と、上記模様表示処理ステップにより表示した模様を採用するか否かを上記自動生成処理手段に入力するための入力操作手段と、上記自動生成処理手段により生成された模様を記憶する記憶手段と、上記自動生成処理手段により生成された模様のデータを外部に出力するための出力手段とを備える模様の自動生成装置に搭載されたコンピュータにより実行される模様自動生成プログラムであって、
    実行する模様部品作成処理を複数の模様部品作成手法からランダムに選択し、上記複数の模様部品作成手法を選択的に又は組み合わせて用いて、模様部品作成処理を行う模様部品作成処理手段と、上記模様部品作成処理手段において作成した模様部品を展開する模様展開処理を行う模様展開処理手段、上記模様展開処理手段において上記模様部品を展開した模様を上記表示手段により表示する模様表示処理を行う模様表示処理手段と、上記表示手段により表示した模様を採用するか否か示す上記入力操作手段による操作入力を受け付け、受け付けた操作入力が上記模様の採用の否定を示している場合には、上記模様部品作成処理手段により模様部品作成処理を再度行わせ、受け付けた操作入力が模様の採用を肯定することを示している場合には、上記模様の採用を決定する模様決定処理を行う模様決定処理手段と、上記模様決定処理手段において採用が決定された模様を上記記憶手段に記憶させる模様記憶処理を行う模様記憶処理手段と、上記模様決定処理手段において採用が決定されて上記記憶手段に記憶した上記模様の画像ファイルを上記出力手段により外部に出力するファイル出力処理を行うファイル出力処理手段とを有する自動生成処理手段として上記コンピュータを機能させることを特徴する模様自動生成プログラム。
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