JP5286210B2 - 金属閉鎖形スイッチギヤ - Google Patents

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Description

本発明は、アーク事故時に換気口から高温ガスが噴出することを抑制し得る金属閉鎖形スイッチギヤに関する。
従来、金属閉鎖形スイッチギヤには、正面側や背面側などに外気を取り入れる換気口が設けられ、箱体内の換気が行われている(例えば、特許文献1参照。)。一方、箱体の収納機器などが地絡などを起こし、アークが発生して内部圧力が上昇したとき、保守員の保護の観点から、防護板を移動させて換気口を塞ぎ、高温ガスが噴出しないようにするものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2007−28740号公報 (第3〜4ページ、図3) 特開2009−17756号公報 (第3〜4ページ、図1)
上記の従来の金属閉鎖形スイッチギヤにおいては、次のような問題がある。内部圧力上昇時に換気口を防護板で塞ぎ、高温ガスの噴出を抑制しようとするものの、圧力の方向や強さによっては防護板が移動しなかったり、移動しても換気口を塞ぎきれなかったりする可能性があった。特に、特許文献2のような防護板を平行移動させるものでは、圧力の方向によって移動方向が大きく変わり、換気口を塞ぐことが困難となっていた。
このため、内部圧力上昇時に、換気口を確実に塞ぐことができ、アークによって生じた高温ガスが換気口から噴出することを抑制できるものが望まれていた。ここで、天井部に設けられた換気口からの噴出は許容するものとする。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、内部圧力上昇時に換気口を塞ぎ、高温ガスの噴出を抑制し得る金属閉鎖形スイッチギヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の金属閉鎖形スイッチギヤは、収納機器を収納する箱体と、前記箱体の少なくとも正面側に設けられた換気口と、前記換気口を囲むように前記箱体内に設けられた防護箱と、前記防護箱に設けられた開口孔と、前記開口孔を塞ぐように設けられた回動自在の第1の防護板と、前記防護箱内の空気の流通を遮断する回動自在の第2の防護板とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、第1の防護板を設けた防護箱と、防護箱内に設けた第2の防護板とで換気口を塞ぐようにしているので、内部圧力上昇時に、第1の防護板と第2の防護板との両者、またはいずれか一方で換気口を塞ぐことができ、高温ガスの噴出を抑制することができる。
本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す側面図。 本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの防護板の動作を説明する断面図。 本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの防護箱の構成を示す断面図。 本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの防護箱の構成を示す断面図。
換気口を第1の防護板を設けた防護箱で囲み、防護箱内に第2の防護板を設け、内部圧力上昇時に、第1の防護板と第2の防護板とを動作させ、換気口を塞ぐものである。以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す側面図、図2は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの防護板の動作を説明する断面図である。
図1に示すように、箱体1内は、奥行方向下部全域に設けられた受電室1a、正面側に設けられた遮断器室1b、上部中間部に設けられた母線室1c、正面側上部に設けられた制御室1dに分かれて構成されている。
受電室1aには、電力ケーブル2が接続される主回路導体3が支持がいし4により固定されている。主回路導体3端には、接地開閉器5が接続されている。主回路導体3の中間部は分岐され、変流器6を介して、下部主回路断路部7に接続されている。箱体1の正面側には、防塵網などを設けた矩形状の正面側換気口8が設けられている。
正面側換気口8の箱体1内には、防護箱9が正面側換気口8を囲むように設けられている。防護箱9は箱状であり、一面が開放され、この開放面が正面側換気口8に対向して固定されている。防護箱9の上面には、図2(a)に示すように、正面側換気口8に連通した開口孔10が設けられており、回動自在の板状の第1の防護板11で塞がれるようになっている。第1の防護板11は、一側辺が箱体1に固定された蝶番12で固定されている。
防護箱9内の中間部には、着脱自在の防塵用のフィルター13が設けられている。フィルター13と開口孔10間には、複数の板状の第2の防護板14が設けられ、一側辺が蝶番15で回動自在に箱体1に固定されている。第2の防護板14の他側辺が対向する防護箱9側には、ストッパー16が設けられている。
遮断器室1bには、移動形の真空遮断器17が収納され、下部主回路が下部主回路断路部7に接続される。上部主回路は、上部主回路断路部18に接続される。母線室1cには、上部主回路断路部18に接続された三相分の母線19が接続され、隣接する盤との接続が行われる。天井部には、天井側換気口20が設けられている。なお、制御室1dには、真空遮断器17などの制御、電気量などを表示する制御機器が収納されている。
次に、内部圧力上昇時の動作を説明する。
図2(a)は、通常状態であり、正面側換気口8からフィルター13を介し、開放した第2の防護板14と防護箱9間の空間部、および開口孔10を経て、箱体1内に外気が取り入れられる。なお、蝶番12、15には、防護板11、14を反時計方向に持ち上げるように付勢されたバネが設けられている。
そして、内部圧力が上昇すると、図2(b)に示すように、高温ガスの拡散による衝撃力で第1の防護板11が蝶番12を支点として時計方向に回動し、開口孔10が塞がれる。また、第1の防護板11の動作遅れなどで防護箱9内に高温ガスが流入すると、複数の第2の防護板14が蝶番15を支点として時計方向に回動する。第2の防護板14がストッパー16に当接すると、防護箱9内の空気の流通は遮断される。
これにより、正面側換気口8から噴出しようとする高温ガスは、先ず、第1の防護板11で阻止され、次に、第2の防護板14で阻止される。即ち、第1の防護板11と第2の防護板14との二段階で正面側換気口8を塞ぐようにしているので、高温ガスが噴出することを確実に抑制することができる。
なお、第1の防護板11で噴出が阻止できれば、第2の防護板14は動作しない。第1の防護板11が動作しなかった場合には、第2の防護板14で噴出を阻止する。第2の防護板14は複数であり、また、第1の防護板11よりも小型、軽量であるので、確実な動作で高温ガスの噴出を阻止できる。なお、高温ガスは、天井側換気口20から噴出することを許容する。
また、フィルター13は、着脱自在となっているので、金属閉鎖形スイッチギヤの異物の侵入を防ぐ保護等級に合わせて交換することができる。このため、保護等級(IP2Xなど)の設定を容易とすることができる。
上記実施例1の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、正面側換気口8を第1の防護板11を設けた防護箱9で囲み、この防護箱9内に第2の防護板14を設けているので、内部圧力上昇時に、第1の防護板11と第2の防護板14との両者、またはいずれか一方が動作して正面側換気口8を塞ぎ、高温ガスの噴出を抑制することができる。
上記実施例1では、正面側換気口8を用いて説明したが、背面側にも換気口を有するものでは、この背面側換気口に第1の防護板と第2の防護板14を備えた防護箱9を取付けることができる。
また、第2の防護板14を複数で説明したが、単独で設けても正面側換気口8からの高温ガスの噴出を抑制することができる。
次に、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの防護箱の構成を示す断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、第1の防護板の形状である。図3において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、第1の防護板11の反蝶番12側の自由端に折り曲げ部11aを設けている。回動時には、点線で示すように、防護箱9の側面に折り曲げ部11a面が当接するようになっている。
上記実施例2の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、実施例1による効果のほかに、開口孔10を折り曲げ部11aでより確実に塞ぐことができる。また、第1の防護板11の面積が増えるので、圧力上昇時の回動を容易とすることができる。
次に、本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの防護箱の構成を示す断面図である。なお、この実施例3が実施例2と異なる点は、防護箱内に耐アーク部材を設けたことである。図4において、実施例2と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、フィルター13部分に、例えば、マイカレックスなどの無機絶縁材料よりなる耐アーク部材21を設けている。耐アーク部材21は、櫛状であり、外気を流通させ、また、正面側換気口8から噴出しようとする高温ガスを冷却し、耐アーク性が向上する。
上記実施例3の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、実施例2による効果のほかに、耐アーク性を向上させることができる。
1 箱体
1a 受電室
1b 遮断器室
1c 母線室
1d 制御室
2 電力ケーブル
3 主回路導体
4 支持がいし
5 接地開閉器
6 変流器
7、18 主回路断路部
8、20 換気口
9 防護箱
10 開口孔
11 第1の防護板
11a 折り曲げ部
12、15 蝶番
13 フィルター
14 第2の防護板
16 ストッパー
17 真空遮断器
19 母線
21 耐アーク部材

Claims (5)

  1. 収納機器を収納する箱体と、
    前記箱体の少なくとも正面側に設けられた換気口と、
    前記換気口を囲むように前記箱体内に設けられた防護箱と、
    前記防護箱に設けられた開口孔と、
    前記開口孔を塞ぐように設けられた回動自在の第1の防護板と、
    前記防護箱内の空気の流通を遮断する回動自在の第2の防護板と、
    を備えたことを特徴とする金属閉鎖形スイッチギヤ。
  2. 前記第2の防護板を複数としたことを特徴とする請求項1に記載の金属閉鎖形スイッチギヤ。
  3. 前記第1の防護板の端面に折り曲げ部を設け、回動時に前記折り曲げ部が前記防護箱の側面に当接するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属閉鎖形スイッチギヤ。
  4. 前記防護箱内に着脱自在のフィルターを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の金属閉鎖形スイッチギヤ。
  5. 前記防護箱内に耐アーク部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の金属閉鎖形スイッチギヤ。
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