JP5341693B2 - 金属閉鎖形スイッチギヤ - Google Patents

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Description

本発明は、アーク事故時に換気口から噴出する高温ガスを抑制し得る金属閉鎖形スイッチギヤに関する。
従来、金属閉鎖形スイッチギヤには、正面側や背面側などに外気を取り入れる換気口が設けられ、箱体内の換気が行われている(例えば、特許文献1参照。)。一方、箱体の収納機器などが地絡などを起こし、アークが発生して内部圧力が上昇したとき、換気口から高温ガスが噴出しないように、防護板を移動させ、換気口を塞ぐものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2007−28740号公報 (第3〜4ページ、図3) 特開2009−17756号公報 (第3〜4ページ、図1)
上記の従来の金属閉鎖形スイッチギヤにおいては、次のような問題がある。アーク発生時に換気口を防護板で塞ぎ、高温ガスの噴出を抑制しようとするものの、圧力の方向や強さによっては防護板が移動しなかったり、急激な圧力上昇による衝撃力や温度上昇で防護板が破損、溶損したりする可能性があった。このような状態が起きると、直接、換気口が高温ガスに曝され、高温、高圧力の大きなアークエネルギーを持った高温ガスが噴出することがある。
このため、高温ガスに、直接、換気口が曝されないようにし、大きなエネルギーを持った高温ガスが噴出することを抑制できるものが望まれていた。即ち、換気口からは、エネルギーが抑制された低温ガスが放出される程度とする。ここで、低温ガスとは、上述した高温ガスに比べて、温度や圧力などが低下し、エネルギーが弱まったものを言う。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、換気口から大きなエネルギーを持った高温ガスが噴出することを抑制し得る金属閉鎖形スイッチギヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の金属閉鎖形スイッチギヤは、収納機器を収納する箱体と、前記箱体に設けられた換気口と、前記換気口よりも面積が大きいとともに、外気の取り入れに支障がないように前記換気口と所定の間隔を保ち、且つ前記箱体の内部に設けられた防護板とを備え、前記防護板の前記箱体内部側に耐アーク性の優れた耐アーク板を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、換気口と対向する面に、耐アーク性の優れた防護板を設けているので、換気口が、直接、アークに曝されることを防止でき、換気口からの高温ガスが噴出することを抑制することができる。
本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す側面図。 本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す要部拡大断面図。 本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す要部拡大側面図。 本発明の実施例4に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す要部拡大断面図。 本発明の実施例4に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す要部拡大断面図。 本発明の実施例5に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す要部拡大断面図。
換気口よりも大きな面積を有する防護板を、換気口と所定の間隔を保って対向配置させるものである。以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す側面図である。
図1に示すように、箱体1内は、奥行方向下部全域に設けられた受電室1a、正面側に設けられた遮断器室1b、上部中間部に設けられた母線室1c、正面側上部に設けられた制御室1dに分かれて構成されている。
受電室1aには、電力ケーブル2が接続される主回路導体3が支持がいし4により固定されている。主回路導体3端には、接地開閉器5が接続されている。主回路導体3の中間部は分岐され、変流器6を介して、下部主回路断路部7に接続されている。箱体1の正面側には、フィルターなどを収納した矩形状の正面側換気口8が設けられている。
正面側換気口8の開口面に対向する箱体1内には、正面側換気口8よりも大きな面積を有する板状の正面側防護板9が、所定の間隔を保って固定されている。正面側防護板9の四隅には、箱体1側にスポット溶接で固定されたネジ付きスタッド10が貫通し、ナット11により締め付け固定されている。また、箱体1の背面側にも、正面側と同様に、矩形状の背面側換気口12が設けられ、これよりも面積の大きい板状の背面側防護板13がスタッド14とネジ付きナット15により固定されている。
遮断器室1bには、移動形の真空遮断器16が収納され、下部主回路が下部主回路断路部7に接続される。上部主回路は、上部主回路断路部17に接続される。母線室1cには、上部主回路断路部17に接続された三相分の母線18が接続され、隣接する盤との接続が行われる。天井部には、天井側換気口19が設けられている。なお、制御室1dには、真空遮断器16などの制御、電気量などを表示する制御機器が収納されている。
ここで、正面側換気口8と正面側防護板9間、および背面側換気口12と背面側防護板13間は、例えば50mmの間隔を保って設けられており、従来の移動形の防護板が動作する前の間隔よりも狭くなっている。即ち、外気の取り入れに支障がなく、高温ガスが容易に噴出し難い間隔となっている。材質は、高温ガスに耐え得る厚さ数mmの鋼板であるが、タングステン系成分を配合した鉄系合金とすれば、耐アーク性が更に向上し、好ましいものとなる。
これにより、箱体1内で地絡などでアークが発生し、内部圧力が上昇した場合、エネルギーの大きい高温ガスは、先ず、換気口8、12よりも面積の大きい防護板9、13に当たり、換気口8、12が、直接、高温ガスに曝されることを防ぐことができる。換気口8、12からは、防護板9、13や箱体1の壁板などに当たって温度や圧力などが低下し、エネルギーが弱くなった低温ガスが噴出されることになる。
上記実施例1の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、換気口8、12に対向して、これよりも面積の大きい防護板9、13を所定の間隔を持って設けているので、換気口8、12がアークによって発生した高温ガスに、直接、曝されることを防ぐことができ、高温ガスの噴出を抑制することができる。
上記実施例1では、換気口8、12を箱体1の正面側と背面側に設けて説明したが、背面側を電気室の壁に近接して設置し、背面側の保守点検が不可の場合には、背面側換気口12の背面側防護板13を取外すことができる。
次に、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す要部拡大側面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、換気口に耐アーク板を設けたことである。図2において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、正面側と背面側の換気口は同様であるので、以下、正面側を用いて説明する。
図2に示すように、正面側防護板9の箱体1の内部側には、マイカレックスのような無機絶縁材料からなる耐アーク性の優れた耐アーク板20を設けている。
上記実施例2の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、実施例1による効果のほかに、正面側防護板9の溶損をより確実に防ぐことができる。
次に、本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す要部拡大側面図である。なお、この実施例3が実施例1と異なる点は、換気口を仕切り箱で囲ったことである。図3において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、正面側換気口8と正面側防護板9を箱状の仕切り箱21で囲んでいる。仕切り箱21は、箱体1に固定されている。正面側換気口8と対向する仕切り箱21の面には、正面側換気口8と同様の大きさの矩形状の開口孔21aが設けられている。なお、仕切り箱21側に正面側防護板9を固定し、仕切り箱21を箱体1に固定してもよい。
上記実施例3の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、実施例1による効果のほかに、高温ガスの流れが仕切り箱21内で変化するので、正面側換気口8から噴出する高温ガスのエネルギーをより弱くさせることができる。
次に、本発明の実施例4に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図4、図5を参照して説明する。図4、図5は、本発明の実施例4に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す要部拡大側面図である。なお、この実施例4が実施例3と異なる点は、仕切り箱に耐アーク板を設けたことである。図4、図5において、実施例3と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、仕切り箱21の開口孔21aの外側には、実施例2と同様なマイカレックスのような無機絶縁材料からなる耐アーク板20を、例えば50mmの所定の間隔を保って設けている。また、図5に示すように、耐アーク板20を開口孔21aの内側に所定の間隔を保って設けている。耐アーク板20は、開口孔21aよりも面積を大きくしている。
上記実施例4の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、実施例3による効果のほかに、高温ガスのエネルギーを更に弱めることができる。
次に、本発明の実施例5に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施例5に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す要部拡大側面図である。なお、この実施例5が実施例4と異なる点は、防護板の形状である。図6において、実施例4と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、正面側防護板9には、周辺部を箱体1の内側方向に折り曲げた折り曲げ部9aを設けている。
上記実施例5の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、実施例4による効果のほかに、高温ガスの流れをより変化させることができ、高温ガスのエネルギーを弱めることができる。
1 箱体
1a 受電室
1b 遮断器室
1c 母線室
1d 制御室
2 電力ケーブル
3 主回路導体
4 支持がいし
5 接地開閉器
6 変流器
7、17 主回路断路部
8、12、19 換気口
9、13 防護板
9a 折り曲げ部
10、14 スタッド
11、15 ナット
16 真空遮断器
18 母線
20 耐アーク板
21 仕切り箱
21a 開口孔

Claims (2)

  1. 収納機器を収納する箱体と、
    前記箱体に設けられた換気口と、
    前記換気口よりも面積が大きいとともに、外気の取り入れに支障がないように前記換気口と所定の間隔を保ち、且つ前記箱体の内部に設けられた防護板とを備え、
    前記防護板の前記箱体内部側に耐アーク性の優れた耐アーク板を設けたことを特徴とする金属閉鎖形スイッチギヤ。
  2. 前記防護板の周辺部に折り曲げ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の金属閉鎖形スイッチギヤ。
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