JP6466033B2 - スイッチギヤ - Google Patents

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Description

この発明は、筐体内部が複数のコンパートメントに区画されたスイッチギヤに関するものである。
従来、筐体内部が、遮断器コンパートメント、母線コンパートメント、ケーブルコンパートメントなどの複数のコンパートメントに区画されたスイッチギヤがある。このようなスイッチギヤは、操作・保守点検者が高圧充電部に接近することや、異物が混入することを防ぐことができるという利点があるが、放圧口が設けられていないコンパートメント内で高温高圧ガスの発生を伴うアーク事故が起こった際に高温高圧ガスをすぐに放出できないという問題がある。
そこで、特許文献1に開示されている配電盤装置のように、側面に補助盤を設けて放圧口までの経路を確保したものがある。また、特許文献2に開示されているスイッチギヤのように、高温高圧ガスの放出手段としての開口部を筐体の天井部に連通する各コンパートメントにそれぞれ設けたものがある。
特開昭62−217811号公報(図1) 特開2011−223721号公報(図1)
しかしながら。特許文献1のように補助盤を設けた場合、補助盤の分だけ厚さが大きくなり接地面積が大きくなるため、装置全体が大型化してしまうとともに構成が複雑になるという問題点がある。スイッチギヤは複数台並べて設置する場合も多いが、このような場合、補助盤による接地面積増加の影響はさらに大きくなる。
また、特許文献2のように各コンパートメントにそれぞれ放圧手段を設けることは、構成が複雑となるという問題点がある。
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたもので、簡単な構成で内部事故時の放圧性能を確保することができるスイッチギヤを得るものである。
この発明は、筐体の内部が複数の区画に仕切られたスイッチギヤにおいて、筐体の外部に連通する開口部が設けられた第1の区画と、第1の区画の正面側に隣接し、内部にスイッチギヤの遮断器が配置された第2の区画と、第2の区画の正面側に配置された正面側区画と、第2の区画の背面側に設けられ、第1の区画に連通する第1の通気口部と、第2の区画の正面側に設けられ、正面側区画に連通し、第1の通気口部よりも流路抵抗が大きい第2の通気口部とを備え、第1の区画は、第2の区画および正面側区画よりも流路抵抗が小さいものである。
この発明のスイッチギヤによれば、筐体の外部に連通する開口部を有しない第2の区画で内部事故が起こった場合でも、内部事故で発生した高温高圧ガスを第1の通気口部を介して第1の区画に流入させ、開口部から放出することができる。このため、簡単な構成で内部事故時の放圧性能を確保することができる。
この発明の実施の形態1におけるスイッチギヤの側面断面図である。 この発明の実施の形態1におけるスイッチギヤの遮断器コンパートメントの側面断面図である。 図2のP−P矢視図である。 図2のQ−Q矢視図である。 この発明の実施の形態1におけるスイッチギヤにおいて、内部事故が起こった場合のアークの移行及び高温高圧ガスの流れを示す図である。 この発明の実施の形態1におけるスイッチギヤの他の例において、内部事故が起こった場合のアークの移行及び高温高圧ガスの流れを示す図である。 この発明の実施の形態2におけるスイッチギヤの遮断器コンパートメントの側面断面図である。 図7のR−R矢視図である。
実施の形態1.
以下に、この発明の実施の形態1を図1から図6に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態1におけるスイッチギヤの側面断面図で、左側を正面側、右側を背面側としている。スイッチギヤ100は、紙面直角方向に配設された複数のスイッチギヤのうちの1つであり、天井部1aに放圧開口部1bが形成され、上下2段構成となっている筐体1の内部には、それぞれの境界を仕切り板12〜16によって仕切られた複数のコンパートメントが構成され、上段には正面側から順に、真空遮断器、ガス遮断器、空気遮断器などの遮断器5を収納する遮断器コンパートメント2Aと、遮断器コンパートメント2Aの背面側上方に配置された母線コンパートメント3Aと、遮断器コンパートメント2Aの背面側下方に配置され、上部に放圧開口部1bを備えたケーブルコンパートメント4Aが配置されている。また、遮断器コンパートメント2Aは、仕切り板11によって内部を正面側区画2Aa及び背面側区画2Abに仕切られている。遮断器コンパートメント2Aと、母線コンパートメント3A及びケーブルコンパートメント4Aとは、通気口部12a〜12eが設けられた仕切り板12によって仕切られている。母線コンパートメント3Aとケーブルコンパートメント4Aとは、母線コンパートメント3Aとケーブルコンパートメント4Aとを連通する通気口部13aが設けられた仕切り板13によって仕切られている。
なお、ここでは母線コンパートメント3A及びケーブルコンパートメント4Aを合わせて1つの区画とみなして放圧区画81としている。また、ケーブルコンパートメント4Aは、流体が自由に流通可能な空間が全てのコンパートメントの中で最も大きく、流路抵抗が最も小さくなっている。
筐体1の下段も上段と同様に、正面側から遮断器コンパートメント2B、母線コンパートメント3B及びケーブルコンパートメント4Bが配置されており、遮断器コンパートメント2Bは、仕切り板11によって内部を正面側区画2Ba及び背面側区画2Bbに仕切られている。遮断器コンパートメント2Bと、ケーブルコンパートメント4A、母線コンパートメント3B、及びケーブルコンパートメント4Bとは、通気口部12a〜12eが設けられた仕切り板12によって仕切られている。母線コンパートメント3Bとケーブルコンパートメント4Bとは、通気口部13aが設けられた仕切り板13によって仕切られている。
また、上段と下段の境界について、遮断器コンパートメント2Aと遮断器コンパートメント2Bとは、仕切り板14によって仕切られている。母線コンパートメント3Bとケーブルコンパートメント4Aとは、仕切り板15によって仕切られている。ケーブルコンパートメント4Aとケーブルコンパートメント4Bとは、ケーブルコンパートメント4Aとケーブルコンパートメント4Bとを連通する通気口部16a及びケーブル孔16bが設けられた仕切り板16によって仕切られている。
筐体1の天井部1aには、放圧開口部1bを開閉する放圧板1cが揺動自在に取り付けられている。筐体1の正面には、例えばヒンジにより開閉する正面扉1dが上段及び下段にそれぞれ取り付けられている。なお、放圧開口部1bは、上方からの落下物や塵埃が筐体1内部に侵入しないように通常時は閉鎖されている。
次に、各コンパートメントの詳細について説明する。図2は遮断器コンパートメント2Aの側面断面図、図3は図2のP−P矢視図であり、図4はQ−Q矢視図である。
遮断器コンパートメント2Aは、背面側区画2Abに遮断器5を収納している。遮断器5は、仕切り板11を取り外すことで正面側区画2Aaに引き出し可能となっている。遮断器5の背面側は、断路部7a、7bにそれぞれ接続される2つの主回路機器(図示なし)が上下に所定の間隔を空けて配置されている。また、遮断器5と仕切り板12との間には固定枠93が設置されており、固定枠93に遮断器5の一端側及び他端側の端子(図示なし)をそれぞれ接続することにより、母線コンパートメント3Aの母線6からケーブルコンパートメント4Aの負荷側導体8へ電力を受け渡すための電路を形成している。
仕切り板11は、周囲が横フレーム91及び縦フレーム92によって囲まれているため、正面側区画2Aaと背面側区画2Abを連通する通気口部は図3に示すような通気口部11a及び11bのみとなる。通気口部11aは、横フレーム91と仕切り板11との間に形成され、左右に伸びる細長い長方形状をなしている。通気口部11bは、片方又は両方の縦フレーム92の上下方向中央部に形成され、長方形状をなしている。
仕切り板12の上部に設けられた通気口部12aは、図4に示すように長方形状をなして母線コンパートメント3Aに連通している。上下に所定の間隔を空けて仕切り板12の中央部に設けられた通気口部12b及び通気口部12cは、それぞれ正方形状をなして母線コンパートメント3A及びケーブルコンパートメント4Aに連通している。仕切り板12の左右両端部にそれぞれ設けられた通気口部12dは、上下方向に細長く伸びる長方形状をなして母線コンパートメント3A及びケーブルコンパートメント4Aに連通している。仕切り板12の下部に設けられた通気口部12eは、左右方向に細長く伸びる長方形状をなしてケーブルコンパートメント4Aに連通している。なお、各通気口部の形状は例示であり、これに限定されるものではなく、円や楕円、四角形以外の多角形でもよい。また、通気口部の数も特に限定されるものではない。また、通気口部の形状や数が異なる2枚以上の仕切り板を重ね合わせる構成にしてもよい。
本実施の形態では、通気口部12a〜12eの断面積の合計は、通気口部11a、11bの断面積の合計よりも大きい。このため、背面側区画2Abにおいて、母線コンパートメント3A及びケーブルコンパートメント4Aに連通する通気口部12a〜12eの流路抵抗は、正面側区画2Aaに連通する通気口部11a、11bの流路抵抗よりも小さい。
したがって、背面側区画2Ab内の気体は、正面側区画2Aaに流れにくく、母線コンパートメント3A及びケーブルコンパートメント4Aに流れやすくなっている。なお、ここでは上段の遮断器コンパートメント2Aについて説明したが、下段の遮断器コンパートメント2Bについても同様である。
母線コンパートメント3Aは、系統上位側からの電力を受け渡す三相の母線6と、断路部7aを介して母線6を遮断器5の一端側の端子(図示なし)に接続する分岐導体が収納している。ケーブルコンパートメント4Aは、断路部7bを介して遮断器5の他端側の端子(図示なし)に接続された負荷側導体8と、負荷側導体8に接続されたケーブル9及び計測機器10を収納している。
母線コンパートメント3Aにおいて、通気口部13aの断面積は通気口部12a、12bの断面積の合計よりも大きく、通気口部13a流路抵抗は、通気口部12a、12bの流路抵抗よりも小さい。このため、母線コンパートメント3A内の気体は、遮断器コンパートメント2Aに流れにくく、ケーブルコンパートメント4Aに流れやすくなっている。
また、母線コンパートメント3Bにおいても同様であり、母線コンパートメント3B内の気体は遮断器コンパートメント2Bに流れにくく、ケーブルコンパートメント4Bに流れやすくなっている。
ケーブルコンパートメント4Bにおいては、ケーブルコンパートメント4Aに連通する通気口部16aの断面積が通気口部12c、12e、13aの断面積の合計よりも大きく、通気口部16aの流路抵抗は、通気口部12c、12e、13aの流路抵抗よりも小さい。このため、ケーブルコンパートメント4B内の気体は、遮断器コンパートメント2B、母線コンパートメント3Bに流れにくく、ケーブルコンパートメント4Aに流れやすくなっている。
次に、動作について説明する。図5は、遮断器コンパートメント2Aの背面側区画2Abにおいて内部事故が起こった際のアークの移行及び高温高圧ガスの流れを示す図である。図5において、実線の矢印はアークの移行経路を示し、破線の矢印は高温高圧ガスの流通経路を示している。短絡等により内部事故が発生し、発弧点F1にアークが生じると、背面側区画2Abでは導体や金属板等の導電体がアークの熱によって気化し、高温高圧ガスが発生する。高温高圧ガスは、背面側区画2Ab内部の機器同士の隙間を通りながら周囲に拡散するが、上述したように背面側区画2Ab内の気体は正面側区画2Aaに流れにくく、母線コンパートメント3Aに流れやすくなっているため、高温高圧ガスは発生直後から背面側に誘導され、通気口部12a〜12eを通って母線コンパートメント3A及びケーブルコンパートメント4Aに流入する。さらに、母線コンパートメント3B内の気体は遮断器コンパートメント2Aに流れにくく、ケーブルコンパートメント4Aに流れやすくなっているため、母線コンパートメント3Aに流入した高温高圧ガスは通気口部13aを通ってケーブルコンパートメント4Aに流入する。高温高圧ガスが流入してケーブルコンパートメント4A内の圧力が増大すると、放圧板1cが上方に持ち上げられて放圧開口部1bが開き、放圧開口部1bから高温高圧ガスが放出される。
発弧点F1のアークは、短絡部(図示なし)に働く電磁力により計測機器10側に駆動される。通常、アークはコンパートメントをまたがっては移行しにくいものであるが、本実施の形態においては、高温高圧ガスがケーブルコンパートメント4Aに流入しているため、この高温高圧ガスを介してアークもケーブルコンパートメント4A内に移行する。ケーブルコンパートメント4A内に移行したアークは、負荷側導体8を通ってケーブル9との接続点まで移動する。負荷側導体8とケーブル9との接続点は再発弧点F2となる。
なお、ここでは、遮断器コンパートメント2Aで内部事故が発生した場合について説明したが、他のコンパートメントで内部事故が発生した場合も同様である。例えば、下段の遮断器コンパートメント2Bで内部事故が発生した場合、高温高圧ガスは背面側に誘導され、一部の高温高圧ガスは通気口部12aを通って直接ケーブルコンパートメント4Aに流入し、放圧開口部1bから放出される。残りの高温高圧ガスはケーブルコンパートメント4Bに流入した後、通気口部16aを通ってケーブルコンパートメント4Aに流入し、放圧開口部1bから放出される。アークは、ケーブルコンパートメント4Bに流入する高温高圧ガスを介してケーブルコンパートメント4Bに移行する。
母線コンパートメント3A、3Bで内部事故が発生した場合も、高温高圧ガスは背面側に誘導され、ケーブルコンパートメント4A、4Bに流入する。この高温高圧ガスを介してアークもケーブルコンパートメント4A、4Bに移行する。
実施の形態1によれば、放圧開口部が設けられたケーブルコンパートメント及び母線コンパートメントを合わせた放圧区画、すなわち第1の区画に隣接する遮断器コンパートメントの背面側区画、すなわち第2の区画において、放圧区画に連通する通気口部、すなわち第1の通気口部の流路抵抗を正面側区画に連通する通気口部、すなわち第2の通気口部の流路抵抗よりも小さくしたので、背面側区画で内部事故が起こった際に高温高圧ガスを背面側に誘導し、ケーブルコンパートメント及び母線コンパートメントに高温高圧ガスを流入させて放圧開口部から高温高圧ガスを放出させることができる。このため、各コンパートメントに放圧開口部を設ける必要がなく、簡単な構成で内部事故時の放圧性能を確保することができる。
また、筐体内部の仕切り板に設けられた通気口部の流路抵抗を調整するのみであるため、放圧手段としての補助盤を外部に設ける必要がなく装置全体の大型化を防ぐことができる。
また、遮断器コンパートメントにおいて高温高圧ガスは発生直後から背面側に誘導されるため、正面側区画への高温高圧ガスの流入を防ぐことで正面側の圧力上昇を抑制することができる。このため、正面扉の構造を簡素化することができる。
また、放圧開口部が設けられたケーブルコンパートメントの流路抵抗を最も小さくしたので、より確実に高温高圧ガスをケーブルコンパートメントに流入させて外部に放出させることができる。
なお、放圧開口部はケーブルコンパートメント以外のコンパートメントに設けてもよい。図6に示すスイッチギヤ101において、母線コンパートメント3Aは、上部に放圧開口部1bを備えている。この場合、仕切り板121に設けられた通気口部のうち、母線コンパートメント3Aに連通する通気口部121a、121bの断面積をケーブルコンパートメント4Aに連通する通気口部121c、121eの通気口部の断面積よりも大きくして、背面側区画2Ab内部の気体を母線コンパートメント3Aに流れやすくする。また、仕切り板131に設けられた通気口部131aの断面積を仕切り板161に設けられた通気口部161aの通気口部の断面積よりも大きくして、ケーブルコンパートメント4A内部の気体を母線コンパートメント3Aに流れやすくする。また、図示は省略するが、母線コンパートメント3Aの体積を大きくする、母線コンパートメント3Aに配置された機器を小型のものに置き換えるなどにより母線コンパートメント3A内で流体が自由に流通可能な空間の体積を大きくし、母線コンパートメント3Aの流路抵抗を小さくすれば、ケーブルコンパートメント4A内部の気体は母線コンパートメント3Aにさらに流れやすくする。
スイッチギヤ101のような構成は、実施の形態1のスイッチギヤ100とは逆にケーブルコンパートメント4Aで系統上位側からの電力を受け取り、母線コンパートメント3Aから系統下位側に電力を受け渡す場合のように、アークを母線コンパートメント3Aに移行させる必要がある場合に有用である。
また、本発明に係るスイッチギヤは、図1に示す配置構成に限定されるものではなく、たとえば、断路器や接地開閉器を備えていてもよい。通常は上記の各コンパートメント及び制御機器コンパートメントで構成されるが、ケーブルコンパートメントが無い場合もある。上述したように、放圧開口部をいずれのコンパートメントに設けてもよいので、ケーブルコンパートメントが無い場合でも本発明を適用することができる。
実施の形態2.
以下に、本発明の実施の形態2を図7に基づいて説明する。なお、図1から図6と同一または相当部分については同一符号を付し、その説明を省略する。図7は、この発明の実施の形態2におけるスイッチギヤの遮断器コンパートメントの側面断面図であり、図8は、図7のR−R矢視図である。本実施の形態では、図に示すように左右両側に取っ手21aを備え、密封性を持つ内部カバー21を正面側区画2Aaと背面側区画2Abとの間に配置し、実施の形態1の通気口部11a及び11bが塞ぐものである。これにより、背面側区画2Ab内の気体は母線コンパートメント3Aのみに流れる構成となるため、背面側区画2Abで内部事故が発生した際に、より確実に高温高圧ガスを背面側に誘導することができる。なお、遮断器コンパートメント2Bについても同様に内部カバー21を設けてもよいし、遮断器コンパートメント2Bは実施の形態1と同様でもよい。また、その他の構成については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、正面側区画と背面側区画との間に密封性のある内部カバーを配置したことにより、内部事故発生時における高温高圧ガスの正面側区画への流入をより確実に防ぐことができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 筐体、1a 天井部、1b 放圧開口部、2A、2B 遮断器コンパートメント、2Aa、2Ba 正面側区画、2Ab、2Bb 背面側区画、3A、3B 母線コンパートメント、4A、4B ケーブルコンパートメント、5 遮断器、11〜16、121 仕切り板、11a、11b、12a〜12e、13a、16a 通気口部、21 内部カバー、81 放圧区画、91 横フレーム、92 縦フレーム、93 固定枠、100、101 スイッチギヤ

Claims (3)

  1. 筐体の内部が複数の区画に仕切られたスイッチギヤにおいて、
    前記筐体の外部に連通する開口部が設けられた第1の区画と、
    前記第1の区画の正面側に隣接し、内部に前記スイッチギヤの遮断器が配置された第2の区画と、
    前記第2の区画の正面側に配置された正面側区画と、
    前記第2の区画の背面側に設けられ、前記第1の区画に連通する第1の通気口部と、
    前記第2の区画の正面側に設けられ、前記正面側区画に連通し、前記第1の通気口部よりも流路抵抗が大きい第2の通気口部とを備え、
    前記第1の区画は、前記第2の区画および前記正面側区画よりも流路抵抗が小さいことを特徴とするスイッチギヤ。
  2. 前記第1の通気口部は、前記第2の通気口部よりも断面積が大きいことを特徴とする請求項1に記載のスイッチギヤ。
  3. 前記第2の通気口部を塞ぐ内部カバーを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチギヤ。
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