JP5286161B2 - 故障検知機能付き回転軸速度検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は鉄道車両などの回転軸速度演算回路において回転検出部から演算処理部までの信号配線の断線故障等を検知する機能を備えた回転軸速度検出装置に関する。
従来の故障等を検知する機能を備えた装置としては、例えば、特許文献1に、複数の入力信号を順次連続的にAD(Analog Digital)変換することができ、しかも、AD変換動作を中断させることなく自らの異常判定を行うことのできるAD変換装置が開示されている。
また、特許文献2には、速度に対応したパルス信号と診断用パルス信号を発生する自動列車制御システムが開示され、特許文献3には、電圧指令値に相当する直流電圧をモータに供給するパルス発生回路と電圧降下に基づく診断回路を備えた速度制御モータの安全装置が開示されている。
図2により従来技術である回転軸速度検出装置について説明する。従来技術において回転軸速度の演算処理は軸の回転に合わせて2値(Hi電圧,Low電圧)の矩形波をスイッチ201で生成し、信号配線202,203を通じて演算処理部に信号を伝送し、比較器204により入力信号が基準電圧より“高い”か“低い”かの判定でパルスの生成を行なっている。
特開2007−300469号公報 特開昭60−160304号公報 特開平2−290184号公報
従来技術における電車の回転軸速度の検出方法は、軸の回転に合わせて2値(Hi電圧、Low電圧)のパルスを生成し、信号配線を通じて速度演算処理部に信号を伝送し、回転速度の演算を行っているが、従来の比較器による判定方法だと基準電圧よりも“高い”か“低い”かの2値での判定しかできずに信号配線202,203が断線した場合の検出が出来ないという問題があった。
本発明は上記課題を解決するために、軸の回転に合わせて発生する2値の電圧値に加えて、断線故障時に発生する電圧値の合計3値の電圧を発生させて、時間とともに変化する電圧値をA/Dコンバータによりデジタル信号に変換して、パルスのHi、Low,断線の検知を行うことを特徴とする。
本発明によれば、回転軸速度検出装置の故障が検知されることにより、故障を装置外部に知らせることで、安全側の動作を実施できる。さらに速度演算回路装置の断線故障を容易に特定することができる。
図1は、本発明の実施例1の回転軸速度検出装置の構成を示す図である。 図2は、従来例の回転軸速度検出装置(給電型)を示す図である。 図3は、Nチャンネル入力のA/Dコンバータを示す図である。 図4は、本発明の実施例2の回転軸速度検出装置の構成を示す図である。 図5は、従来例の回転軸速度検出装置(加圧型)を示す図である。 図6は、3値のウィンドウコンパレータを示す図である。 図7は、本発明の実施例3の回転軸速度検出装置の構成を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
演算処理部が回転処理部に電源を供給する場合の構成(給電型)における実施例を図1により説明する。
図1において、10は回転検出部、20は演算処理部、101はスイッチ、102,103は信号配線、104はA/Dコンバータ、105,106は抵抗、107は判定回路を示している。
図1の回転検出部10においてスイッチ101と並列に抵抗R106を挿入し、演算処理部20にA/Dコンバータ104を配置することでHi電圧はVDD×R/(R+R)[V],Low電圧は0[V]、信号配線102,103の断線時電圧はVDD[V]が演算処理部20のA/Dコンバータ104に入力され、A/Dコンバータ104の出力結果を判定回路107により判定して、信号配線102,103の断線の検知を行うことができる。
また、軸回転停止時においてもA/Dコンバータ104を動作させることにより、断線時には断線時電圧を検出することができる。
さらに、図3のように、A/Dコンバータ304にはNチャンネルの入力を入れることにより、図2の比較器204をN個使用する場合と比較して回路を小型化することができる。
次に、回転検出部が電源を持っている場合の構成(加圧型)における実施例を図4により説明する。図5は加圧型の従来構成を示す。
図4において、10は回転検出部、20は演算処理部、401はスイッチ、402,403は信号配線、404はA/Dコンバータ、405は抵抗、406はスイッチ、407,408は抵抗、409は判定回路を示している。
図4の回転検出部10においてスイッチ401、抵抗R407と並列に抵抗R408を挿入することでHi電圧はVDD×R/(R+R)となり、Low電圧はVDD×(R×R)/(R+R+R×(R+R))となる。
信号配線102,103の断線時電圧は0[V]が演算部のA/Dコンバータ404に入力され、A/Dコンバータ404の出力結果を判定回路409で判定して、Hi,Low判定及び信号配線402,403の断線の検知を行うことができる。
また、軸回転停止時においてもA/Dコンバータ404を動作させることにより、断線時には断線時電圧を検出することができる。
図7は、本発明の実施例3を示す、実施例3では、実施例1及び2におけるA/Dコンバータ404を図6のウィンドウコンパレータ710に置き換えて構成することによりHi,Low及び断線検知を検出することができる。
図6に示されるウィンドウコンパレータ710では、入力信号のレベルに応じて、入力信号が基準電圧1〜基準電圧2の場合には、出力1に出力信号が出力され、入力信号が基準電圧3〜基準電圧4の場合には、出力2に出力信号が出力され、入力信号が基準電圧5〜基準電圧6の場合には、出力3に出力信号が出力される。
図7は、図1に示される実施例1において、ウィンドウコンパレータ710を用いた実施例3を示している。図7において、70は回転検出部、80は演算処理部、701はスイッチ、702,703は信号配線、705,706は抵抗、707は判定回路、710はウィンドウコンパレータを示している。
図7の回転検出部70においてスイッチ701と並列に抵抗R706を挿入し、演算処理部80にウィンドウコンパレータ710を配置することでHi電圧はVDD×R/(R+R)[V],Low電圧は0[V]、信号配線702,703の断線時電圧はVDD[V]が演算処理部80のウィンドウコンパレータ710に入力され、ウィンドウコンパレータ710の出力1〜3の出力結果を判定回路707により判定して、信号配線702,703の断線の検知を行うことができる。
10 回転検出部
20 演算処理部
40 回転検出部
50 演算処理部
70 回転検出部
80 演算処理部
101 スイッチ
102 信号配線
103 信号配線
104 A/Dコンバータ
105 抵抗
106 抵抗
107 判定回路
201 スイッチ
202 信号配線
203 信号配線
404 Nチャネルコンパレータ
401 スイッチ
402 信号配線
403 信号配線
404 A/Dコンバータ
405 抵抗
406 スイッチ
407 抵抗
408 抵抗
409 判定回路
701 スイッチ
702 信号配線
703 信号配線
705 抵抗
706 抵抗
707 判定回路
710 ウィンドウコンパレータ

Claims (2)

  1. 軸の回転を複数のスイッチに接続された抵抗を介して検出し2値の信号電圧を送信する回転検出部と、前記2値の信号電圧を受信して検出される電圧をA/Dコンバータでデジタル信号に変換する演算処理部と、前記回転検出部から前記演算処理部に前記2値の信号を伝送する複数の信号配線とを備えた回転軸速度検出装置において、
    前記回転検出部において前記複数のスイッチの一方と前記抵抗に並列に抵抗を挿入して、前記2値の信号電圧と前記信号配線の断線故障時に検出される電圧とを前記A/Dコンバータでデジタル信号に変換し、変換したデジタル値により信号の高レベル値、信号の低レベル値、及び断線検知に対応する値に分類する判定回路を有することを特徴とする回転軸速度検出装置。
  2. 請求項1に記載の回転軸速度検出装置において、
    軸の回転により送られてくる2値の信号電圧と、信号配線の断線故障時に検出される電圧とを、前記A/Dコンバータに置き換えてウィンドウコンパレータによりデジタル信号に変換し、変換したデジタル値により信号の高レベル値、信号の低レベル値、及び断線検知に対応する値に分類する判定回路を有することを特徴とする回転軸速度検出装置。
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