JP5286094B2 - 荷電粒子線装置 - Google Patents

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本発明は、走査電子顕微鏡に代表される荷電粒子線装置に係り、特に試料を傾斜した方向から測定,検査することの可能な荷電粒子線装置に関する。
近年の半導体素子の微細化に伴い、製造装置のみならず、半導体素子の測定や検査(以下単に検査という)、或いは検査を行うための装置にもそれに対応した高精度化が要求されている。また、微細化とともに立体化・多層構造化が進んでおり、三次元的な検査技術の重要度が増している。通常、半導体ウェーハ上に形成したパターンの形状寸法が正しいか否かを評価するために、測長機能を備えた走査型電子顕微鏡(以下、測長SEMと称す)が用いられている。
測長SEMでは、ウェーハ上に電子線を照射し、得られた二次電子信号を画像処理し、その明暗の変化からパターンのエッジを判別して寸法を導き出している。また三次元的な検査、すなわち高さ方向の寸法を測定するためには、電子線をウェーハに対して傾斜させて照射することにより、得られた画像から寸法を算出している。従来、電子顕微鏡において傾斜像を得るには、試料ステージを傾斜させることが一般的であったが、近年はSiウェーハの大口径化が進んでいることから、電子線を傾斜させる方が合理的と判断されている。
この電子線の入射角度を制御する技術として、特許文献1に示すように偏向器を用いて電子線カラムのレンズ光軸に対して傾斜させ、このとき発生する非点や焦点ずれ、視野ずれを補正することで安定した光学条件で二次電子像を取得する技術がある。また、特許文献2に示すように、電子線カラムを試料ステージに対して傾斜させて装置に組付けた構成とし、回転ステージを備えて任意の方向から傾斜像を取得する技術がある。
特開2005−310602号公報 特開2007−158099号公報
特許文献1に示された技術によれば、従来のXY2軸ステージであっても、電子線を任意の方向と角度で入射させることができるため、複雑な機構を追加することなく任意の傾斜像を取得できるが、欠点は大きな角度を振ることができないことである。例えば、Fin−FETデバイスのゲートの高さを精度良く測定するためには、30度の傾斜が必要であると考えられるが、電子ビームを、レンズ中心から外して試料に照射することになるため、ビームの傾斜角を大きくすると、取得される画像の分解能が低下する場合がある。
また、特許文献2に示された技術によれば、傾斜角はカラム取り付けの設計時に決められるために大角度も対応は可能である。しかし任意方向からの傾斜像を得ることを可能とするためにはXYステージ上に回転(θ)ステージが必要であり、このための案内と駆動系を組込むために重量増が避けられない。これに伴いステージ剛性の低下が発生して、わずかな振動にも共振してしまい、安定したSEM像を取得することが困難となってしまう。また、ステージがどの位置にいても回転が可能なように、真空対応の回転モータとロータリーエンコーダが必要となり、放熱対策や非磁性化を進めるにあたっての技術的課題が多い。
以下に、複数の傾斜方向からのビーム走査が可能な荷電粒子線装置であって、高分解能の維持と、ステージ構造の簡素化の両立を目的とする荷電粒子線装置を説明する。
上記目的を達成するための一態様として、試料を少なくとも2方向に移動させる試料ステージと、当該試料の2つの移動方向に対し、垂直な方向に荷電粒子線光軸を有する第1の荷電粒子光学系を備えた荷電粒子線装置において、前記試料ステージの移動方向に対し、傾斜した方向に荷電粒子線光軸を有する第2の荷電粒子光学系と、当該第1及び第2の荷電粒子光学系が取り付けられ、前記試料を、真空雰囲気内に保持する試料チャンバと、前記試料を、前記真空雰囲気内にて回転させると共に、前記第1の荷電粒子光学系光軸と平行な回転軸を持つ回転機構と、当該回転機構と前記試料ステージとの間で、前記試料を搬送する搬送機構を備えた荷電粒子線装置を提案する。
回転機構を、試料ステージと別体形成し、試料チャンバ内の真空雰囲気内にて、回転機構と、試料ステージと間の試料の搬送を可能とすることにより、試料ステージの簡素化が可能となると共に、複数方向からの傾斜荷電粒子光学系によるビーム照射を、当該傾斜荷電粒子光学系のレンズ中心からビームを偏向することなく実現できるため、高い分解能を維持しつつ、測定,検査を行うことが可能となる。
2つのカラム(電子顕微鏡鏡体)を備えた半導体デバイス検査装置の一例を説明する図。 図1に例示した半導体検査装置を用いた半導体デバイス検査方法のフローチャート。 図1に例示した半導体検査装置を電子ビームの照射方向から見た図(上視図)。 取得したSEM像内の寸法測定位置を例示した図。 Fin−FETの高精度測定が可能な測定手法を説明する図。
以下の説明は、X−Yステージを備えた測長SEM等の荷電粒子線装置の構造を複雑化することなく、Fin−FET等の三次元構造パターンに対応した傾斜角の大きいSEM像の取得を可能とする装置構成に関するものである。
そのような装置構成の一例として、鉛直方向とこれに対して傾斜している計2本の電子顕微鏡カラムを試料チャンバ上に設け、試料チャンバ側面の空間に移載アームと回転テーブルを設ける。傾斜像の方向を変える場合は、移載アームを用いて試料ステージから回転テーブルにウェーハを移動し、必要な角度だけ回転させた後に試料ステージに戻す。立体構造デバイスに対して検査を実施する場合は、鉛直カラムによりトップダウンのSEM像からFinの幅を測定しておき、同一点が傾斜カラムの視野に入るようステージを移動して、傾斜像からFin高さを測定する。裏に隠れた方のFin高さを測定する場合は、回転テーブルで90度ウェーハを回転させた後にステージに戻すことで視点が移動するため、もう一方のFin高さが測定できる。
上記構成によれば、回転テーブルを試料ステージから切り離して別置きとすることにより、ステージの構造を複雑化することなく任意の角度の傾斜像を得ることが可能となる。
以下、図面(図1〜図4)を参照しながら、本実施例に係る半導体デバイス検査装置および半導体デバイスの検査方法について詳細に説明する。
図1は、2つのカラム(電子顕微鏡鏡体)を備えた半導体デバイス検査装置の一例を説明する図である。真空ポンプ1に接続され、真空排気可能な試料チャンバ2の内部には、試料ステージ3が載置されている。試料ステージ3は、ベース4,センターテーブル5,トップテーブル6などから構成され、センターテーブル5はベース4上のX転がり案内7により拘束されている。これにより、一方向(X方向)に移動が可能となっており、センターテーブル5はベース4に取り付けたXリニアモータ8により駆動される。センターテーブル5上には、X転がり案内7と直角に交差したY転がり案内9が同様に構成され、トップテーブル6はY転がり案内9に沿って、センターテーブル5に取り付けたXリニアモータ8により同様に駆動される。ベース4とセンターテーブル5にはリニアスケール10が取り付けられ、測定されたトップテーブル6の位置に基づいて、制御装置11によりXリニアモータ8を制御して所望の場所への位置決めを行う。トップテーブル6上には、静電チャック12が搭載され、静電チャック12の上にはウェーハ13が吸着保持されている。
試料チャンバ2の上部には、電子線源となる電子銃14,電子線15の軌道を変える偏向器16,電子線15を収束させる電子レンズ17,ウェーハ13から放射される二次電子18を取り込むための二次電子検出器19などが組込まれたカラム(a)20が搭載されている。二次電子検出器19の信号は、制御部21により信号処理され、観察用のCRT22に送られる。カラム(a)20は試料ステージ3の移動方向(X−Y方向)に対して鉛直に取り付けられており、上方から見たトップダウン像を得ることができる。
カラム(a)20の付け根部にはウェーハ13の高さを測定可能な高さ検出器31が搭載されている。これに対して、カラム(b)23は低倍の光学顕微鏡24を挟んでカラム(a)20と対称の位置に固定されており、かつウェーハ13の法線方向に対して30度の角度で、かつ試料ステージ3の移動方向に対して45度の斜め方向に立てられており、傾斜像を得ることができる。
カラム(a)20と、カラム(b)23にそれぞれ取り付けられた偏向器には、電子線を一次元的、或いは二次元的に、試料上で走査させるための信号が供給され、電子線は、対物レンズのレンズ中心を偏向支点として、試料上にて走査される。なお、レンズ中心は、電子光学系の光軸に一致している。電子光学系の光軸とは、電子線が偏向を受けない状態の電子線軌道である。
試料チャンバ2にはロードロックチャンバ25が付属されており、この中にはウェーハ13を支持する支持テーブル26がある。ロードロックチャンバ25と試料チャンバ2との仕切り、および大気側との仕切りとして、ゲートバルブ27が設けられている。試料チャンバ2の中には、支持テーブル26と静電チャック12のそれぞれが保持するウェーハ13を交換することができる搬送ロボット(a)28が備えられている。試料チャンバ2の別の空間にはパルスモータ32とロータリーエンコーダ33で構成された回転テーブル29が設けられ、静電チャック12が保持するウェーハ13を回転テーブル29に移載するための2つめの搬送ロボット(b)30が組みつけられている。回転テーブルは、カラム(a)20の電子光学系光軸と平行な回転軸を持ち、ウェーハ13を360°回転可能に構成されている。
本実施例装置は、試料チャンバ2に、回転ステージを配置するための空間が接続されるように構成されているが、回転ステージ単体であれば、大きなスペースを必要としないため、試料室の大型化を抑制しつつ、試料ステージ3と回転テーブル29を別体としたステージの構成が可能となる。この効果は、X−Y方向においても、Z方向においても言える効果である。回転を行うだけであれば、試料(ウェーハ)の径方向の大きさがあれば良いので、ゲートバルブや仕切りを設ける必要がなく、また、他の制約がなければ、回転テーブル29に試料を配置した状態で試料の一部が、試料チャンバ2側に位置することも許容されるため、X−Y方向への試料室の大型化を抑制することが可能となる。
また、試料ステージ3と回転テーブル29を同じ高さ(試料チャンバ2の内部空間高さ内)に配列するような構成を為しているため、回転テーブル29を設けたとしても、試料チャンバ2のZ方向の寸法を拡張することなく、回転テーブル29を配置することが可能となる。
次に、本発明の実施形態である半導体検査装置の動作について説明する。通常、ウェーハのパターン形状の検査方法として、所望のパターンがチップ内のどの位置にあるか、更に1枚のウェーハに対して配列されたどのチップのパターンを評価するのか、を座標にて予め登録しておく。検査時には、制御装置11は自動的にその指定位置までステージ移動した後、電子線15をウェーハ13上に照射し、偏向器16で走査して数万倍から数十万倍の二次電子像を取得し、CRT22上に表示する。この二次電子像の明暗の変化からパターンの形状を判別し、指定した形状(パターン線幅やピッチ、傾斜像からはパターン高さ等)の寸法値を算出する。その後、次のチップの指定位置に移動し、同様に画像取得を繰り返し行う。
次に、図2から図4を用いて、図1に例示した半導体検査装置による半導体デバイスの検査方法について説明する。
図2は、図1に例示した半導体検査装置を用いた半導体デバイス検査方法のフローチャートである。図3は、図1に例示した半導体検査装置を電子ビームの照射方向から見た図(上視図)である。図4は、取得したSEM像内の寸法測定位置を例示した図である。
図2のステップS10により、検査すべきウェーハを図3のロードロックチャンバ25にロードし、ステップS20によりゲートバルブ27を閉めて真空排気を行う。ステップS30では、すでに検査が終了したウェーハがある場合は、そのウェーハとロードしたウェーハを、搬送ロボット(a)28を用いて交換する。ステップS40では、予め登録したウェーハアライメント点を光学顕微鏡24で位置測定するために、光学顕微鏡24の視野範囲に試料ステージ3を移動させ、ステップS50により低倍でのウェーハアライメントを実行する。オフセットと回転量の補正を加えた新しい座標系に更新し、ステップS60ではSEM像による中間倍アライメントを行うために、カラム(a)20側の視野範囲に試料ステージ3を移動させる。ステップS70により、SEM像を用いた中間倍アライメントを実施し、より高精度なオフセットおよび回転量と、スケールの大きさを補正した座標系に更新する。
中間倍でのアライメントは、例えば位置合わせパターン等を用いたテンプレートマッチング等で行われ、カラム(a)20にて取得された画像上にて、所望の位置を特定する。本実施例装置では、後述するように、カラム(a)20でアライメントを行い、位置合わせが行われ、測定が行われた個所をカラム(b)23下に移動する。傾斜した光学系では、垂直光学系に比べて、広範囲に及ぶサーチ領域の中から、所定の個所を特定することは困難であるが、本実施例では中間倍でのアライメントをカラム(a)20にて行っているため、広範囲のサーチ領域の中から目的の視野を特定することが可能となる。
ステップS80では、予め登録しておいた検査ポイントに試料ステージ3を移動し、画像認識から検査すべき位置を特定して、図4aに示す高倍のトップダウン像を取得する。このSEM像では例えばFinの幅Wを測定する。この後のステップでは同一点の傾斜像をカラム(b)23で取得するが、わずかな高さ方向の違いで座標のずれが発生するため、ステップS80により各検査ポイント毎に高さ検出器31を用いて高さデータを取得しておき、予め作成しておいた高さと座標ずれの関係式から座標系の補正を行う。
ステップS80を検査ポイント分だけ繰り返し行った後は、ステップS90によりカラム(b)23側の視野範囲に試料ステージ3を移動させ、高さデータ分の補正を加えた各検査ポイントの座標に位置決めを行う。カラム(b)23は図4aの「ウェーハ回転角0度の方向」に傾斜しているため、ステップS100にて得られる高倍の傾斜像は図4bに示すよう見え方となり、Finの高さH1を測定する。
この方向からは、Finの裏側のゲートとの境界(H2)が隠れて見えないため、この後のステップではウェーハを見える位置まで(この場合は90度)回転させて測定する。検査ポイント分だけステップS100を繰り返した後は、ステップS110によりウェーハ13を搬送ロボット(b)30を用いて回転テーブル29に移動させる。ステップS120にてウェーハ13を設定した90度だけ回転するようパルスモータ32に信号を送る。ロータリーエンコーダ33で所定の回転量を確認した後、試料ステージ3にウェーハ13を戻す。これに合わせてステップS130では座標系の回転を行う。
ステップS140により再度、カラム(a)20側の視野範囲に試料ステージ3を移動させ、ステップS150でSEM像による中間倍アライメントを行うことにより、回転テーブル29での回転誤差を座標系に補正する。ステップS160にてカラム(b)23側の視野範囲に試料ステージ3を移動させ、ステップS170により検査ポイント位置での傾斜像を取得する。これにより、回転角0度では隠れていたFinの寸法H2の測定を行うことができ、Fin−FETの検査すべき寸法の測定が完了する。この後はステップS180によりロードロックチャンバ25を仕切るゲートバルブ27を開き、ステップS190により搬送ロボット(a)28を用いて、次に検査するためにロードしているウェーハと交換する。検査が終わったウェーハ13はロードロックチャンバ25の窒素ベント後にアンロードされる。
以上のように回転テーブルを試料ステージから切り離して別置きとすることにより、ステージの構造を複雑化することなく任意の角度の傾斜像を得ることができ、Fin−FETのような立体構造のデバイスに対して必要な寸法を測定することが可能となる。
本実施例装置の構成は、Fin−FETのようなデバイスを測定する場合に、更に優れた効果を発揮する。以下に図5を用いて、Fin−FETの高精度測定が可能な測定手法について説明する。試料上に形成されたパターンに電子ビームを走査し、得られた電子(二次電子や反射電子)に基づいて、パターン寸法の測定を行う場合、パターンのエッジ方向に対して、電子ビームの走査線方向(X方向)が垂直となるように、電子ビームを走査することが望ましい。
検出された電子に基づいて、ラインプロファイルを形成し、当該ラインプロファイルに基づいて、測長を行う場合、エッジ方向に対し、走査線が斜めとなると、ラインプロファイルのピークが太くなり、高精度な測定が望めない場合がある。図2のステップ80にて取得される信号は、走査線の方向を方向51としたときに得られたものであるため、Fin−FETデバイスのゲート電極の線幅を測定するのに適している。一方、S150後に、取得されるトップダウン像(図2では回転後のトップダウン像の取得ステップは図示されていない)は走査線の方向を方向52としたときに得られるものであるため、ゲート電極下に配置されるチャネル領域の幅を測定するのに適している。
具体的には、(1)走査線方向を方向51とした信号に基づくゲート電極幅の測長(S80)→(2)視点53の傾斜像に基づくゲート電極、或いはチャネル領域(バックサイド)の高さ測長(S100)→(3)90°回転→(4)走査線方向を方向52とした信号に基づくチャネル領域(トップサイド)の測長→(5)視点54の傾斜像に基づくゲート電極、或いはチャネル領域(バックサイド)の高さ測長(S170)を実施する。以上のように取得された信号の種類(走査線方向の相違)に応じて、測定対象パターンを変化させることで、Fin−FETのように、パターンが垂直方向に交差するように形成されたデバイスの測定を高精度に実現することが可能となる。
1 真空ポンプ
2 試料チャンバ
3 試料ステージ
4 ベース
5 センターテーブル
6 トップテーブル
7 X転がり案内
8 Xリニアモータ
9 Y転がり案内
10 リニアスケール
11 制御装置
12 静電チャック
13 ウェーハ
14 電子銃
15 電子線
16 偏向器
17 電子レンズ
18 二次電子
19 二次電子検出器
20 カラム(a)
21 制御部
22 CRT
23 カラム(b)
24 光学顕微鏡
25 ロードロックチャンバ
26 支持テーブル
27 ゲートバルブ
28 搬送ロボット(a)
29 回転テーブル
30 搬送ロボット(b)
31 高さ検出器
32 パルスモータ
33 ロータリーエンコーダ

Claims (3)

  1. 試料を少なくとも2方向に移動させる試料ステージと、当該試料の2つの移動方向に対し、垂直な方向に荷電粒子線光軸を有する第1の荷電粒子線光学系を備えた荷電粒子線装置において、
    前記試料の移動方向に対し、傾斜した方向に荷電粒子線光軸を有する第2の荷電粒子光学系と、
    前記第1及び第2の荷電粒子光学系が取り付けられ、前記試料ステージ上に配置された試料を、真空雰囲気内に保持する試料チャンバと、
    前記試料を、前記試料雰囲気内にて回転させると共に、前記第1の荷電粒子光学系光軸と平行な回転軸を持つ回転機構と、
    当該回転機構と前記試料ステージとの間で、前記試料を搬送する搬送機構と、
    当該搬送機構を制御する制御装置を備え
    当該制御装置は、前記第2の荷電粒子光学系によって第1の方向から荷電粒子線を照射した後に、前記試料を前記回転機構に搬送し、当該試料を所定角回転した後に、前記試料ステージに前記試料を搬送し、前記第2の荷電粒子光学系によって前記第1の方向とは異なる第2の方向から前記試料に対して前記荷電粒子線を照射するように、前記搬送機構を制御することを特徴とする荷電粒子線装置。
  2. 請求項1において、
    前記第2の荷電粒子光学系は、前記第1の荷電粒子光学系の荷電粒子光軸方向から見て、前記試料ステージの2つの移動方向に対し、45°の方向に荷電粒子光軸が位置するように、前記試料チャンバに取り付けられることを特徴とする荷電粒子線装置。
  3. 請求項1において、
    前記第1の荷電粒子光学系にて、アライメントを行った後に、前記試料ステージによって、前記試料を第2の荷電粒子光学系による荷電粒子線の照射位置に移動することを特徴とする荷電粒子線装置。
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