JP5285977B2 - ロッカーシステム及びロッカー装置 - Google Patents

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本発明は、ロッカーシステム及びロッカー装置に関する。
従来、一次元や二次元のバーコードを用いたロッカーシステムが知られている。このようなロッカーシステムには、複数のロッカーボックスそれぞれに対応してバーコードラベルを貼り付けたものが知られている。このロッカーボックスによれば、ユーザは移動体通信端末にてバーコードを読み取り、施錠又は解錠の指令を移動体通信端末を介して行うことにより、ロッカーボックスを施解錠することができる(特許文献1参照)。
また、他のロッカーシステムでは、荷物の預け入れ時に、複数のロッカー装置それぞれに割り当てられたロッカー識別情報と、ロッカー装置の複数のロッカーボックスそれぞれに割り当てられた個別箱識別情報と、ユーザにより入力された暗証番号の情報とをロッカー装置において二次元バーコード化し、得られた二次元バーコードをプリント出力又は表示する。ユーザは、荷物の取り出し時において、印刷された二次元バーコード又は撮影した二次元バーコードをロッカー装置の読取部にかざし、暗証番号を入力すると、ロッカーボックスの解錠を行うことができる(特許文献2参照)。
特開2003−166370号公報 特開2007−186918号公報
しかし、特許文献1に記載のロッカーシステムでは、バーコードを用いて施解錠を指令するだけであり、セキュリティ性の向上につながっていない。これに対し、特許文献2に記載のロッカーシステムでは、バーコードの情報がなければ、ロッカーボックスを解錠できず、しかも暗証番号を入力するため、セキュリティ性は向上する。
しかし、特許文献2に記載のロッカーシステムでは、バーコードがプリント出力された印刷物を紛失してしまった場合には解錠することができず、また携帯電話等によりバーコードを撮影していたとしても、撮影環境が悪い場合など正確にバーコードを撮影できなかった場合には、正確なバーコードを読取部にかざすことができず、ロッカーボックスを解錠することができない。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、セキュリティ性を向上させると共に、ロッカーボックスが解錠できなくなってしまう頻度を軽減することが可能なロッカーシステム及びロッカー装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るロッカーシステムは、ロッカーボックスを利用する利用券を発券する発券機と、ユーザに所持される携帯端末と、複数のロッカーボックスを施解錠可能とし、各ロッカーボックス内に荷物を預け入れ及び取り出し可能としたロッカー装置と、を備え、発券機は、ユーザが利用可能なロッカーボックスの識別番号の情報と、当該ロッカーボックスを解錠するための指定番号が暗号化された暗号コードの情報とを含んだ利用券を発券し、携帯端末は、利用券に含まれる暗号コードの情報を暗号解読して得られた指定番号を記憶可能であると共に、記憶した指定番号を表示可能であり、ロッカー装置は、荷物の取り出し時に、識別番号の情報が入力されると共にユーザから利用券の暗号コードの情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、及び、ユーザから携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合の双方において、ロッカーボックスを解錠することを特徴とする。
本発明に係るロッカーシステムによれば、荷物の取り出し時に、ユーザから利用券の暗号コードの情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックスを解錠する。このため、ユーザは、利用券を所持した状態でロッカー装置に暗号コードの情報を入力し、且つ、暗証番号を入力することにより、ロッカーボックスを解錠することができる。すなわち、暗号コードと暗証番号という2段階のセキュリティによって、セキュリティ性を向上させることができる。また、ユーザから携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックスを解錠する。このため、ユーザは、利用券を紛失等してしまっても、携帯端末において暗号コードを暗号解読して指定番号の情報を知徳しておき、指定番号の情報をロッカー装置に入力し且つ暗証番号を入力することにより、ロッカーボックスを解錠することができる。すなわち、利用券を紛失等してしまっても、指定番号の情報を知徳しておき、指定番号を入力できれば、ロッカーボックスを解錠できなくなってしまうことがなく、解錠できなくなってしまう頻度が軽減される。従って、セキュリティ性を向上させると共に、ロッカーボックスが解錠できなくなってしまう頻度を軽減することができる。
また、本発明に係るロッカーシステムは、ロッカーボックスを利用する利用券を発券する発券機と、ユーザに所持される携帯端末と、複数のロッカーボックスを施解錠可能とし、各ロッカーボックス内に荷物を預け入れ及び取り出し可能としたロッカー装置と、を備え、発券機は、ユーザが利用可能なロッカーボックスの識別番号の情報と、当該ロッカーボックスを解錠するための指定番号が暗号化された暗号コードの情報とを含んだ利用券を発券し、携帯端末は、利用券に含まれる暗号コードの情報を暗号解読する携帯側解読手段と、携帯側解読手段により解読されて得られた指定番号を記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶された指定番号を表示する表示手段と、を有し、ロッカー装置は、複数のロッカーボックスそれぞれに対応して指定番号を記憶した第1記憶手段と、利用券に含まれる暗号コードの情報を入力する入力手段と、入力手段により入力された暗号解読するロッカー側解読手段と、ユーザからの番号入力を受け付ける操作手段と、操作手段を介して入力された番号を暗証番号として記憶する第2記憶手段と、該当するロッカーボックスを解錠する解錠手段と、を備え、解錠手段は、荷物の取り出し時に、入力手段により暗号コードの情報が入力され、ロッカー解読手段により暗号解読されて得られた指定番号が第1記憶手段により記憶される指定番号のうち識別番号が示すロッカーボックスの指定番号と一致し、且つ、操作手段を介して入力された番号が第2記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの暗証番号と一致する場合、及び、携帯端末の表示手段により表示された指定番号をユーザが操作手段を介して入力し、入力された番号が第1記憶手段により記憶される指定番号のうち当該ロッカーボックスの指定番号と一致し、且つ、操作手段により入力された番号が第2記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの暗証番号と一致する場合の双方において、ロッカーボックスを解錠することを特徴とする。
本発明に係るロッカーシステムによれば、荷物の取り出し時に、ユーザから利用券の暗号コードの情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックスを解錠する。このため、ユーザは、利用券を所持した状態でロッカー装置に暗号コードの情報を入力し、且つ、暗証番号を入力することにより、ロッカーボックスを解錠することができる。すなわち、暗号コードと暗証番号という2段階のセキュリティによって、セキュリティ性を向上させることができる。また、ユーザから携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックスを解錠する。このため、ユーザは、利用券を紛失等してしまっても、携帯端末において暗号コードを暗号解読して指定番号の情報を知徳しておき、指定番号の情報をロッカー装置に入力し且つ暗証番号を入力することにより、ロッカーボックスを解錠することができる。すなわち、利用券を紛失等してしまっても、指定番号の情報を知徳しておき、指定番号を入力できれば、ロッカーボックスを解錠できなくなってしまうことがなく、解錠できなくなってしまう頻度が軽減される。従って、セキュリティ性を向上させると共に、ロッカーボックスが解錠できなくなってしまう頻度を軽減することができる。
また、ロッカーシステムにおいて、発券機は、ユーザが利用可能なロッカーボックスを解錠するための解錠番号の情報を暗号化した状態及び暗号化しない状態の少なくとも一方の状態でさらに含んだ利用券を発券し、ロッカー装置は、解錠番号を記憶した第3記憶手段をさらに備え、解錠手段は、荷物の預け入れ時において、解錠番号の情報が暗号化されている場合、入力手段により入力され、ロッカー解読手段により暗号解読されて得られた解錠番号が第3記憶手段により記憶される解錠番号のうち識別番号が示すロッカーボックスの解錠番号と一致するとき、当該ロッカーボックスを解錠すると共に、解錠番号の情報が暗号化されていない場合、操作手段を介して入力された番号が第3記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの解錠番号と一致する場合、当該ロッカーボックスを解錠することが好ましい。
このロッカーシステムによれば、解錠番号の情報をさらに含んだ利用券を発券し、荷物の預け入れ時において、暗号解読又は操作入力により取得された解錠番号がロッカー装置に記憶される解錠番号と一致する場合、該当するロッカーボックスを解錠する。このため、利用券を購入等しなければ、ユーザは、解錠番号の情報を知徳できず、荷物の預け入れができないこととなり、利用券の購入等なく、無断的にロッカーボックスが利用されてしまう事態を防止することができる。
また、ロッカーシステムにおいて、発券機は、ユーザが利用可能なロッカーボックスを解錠するための指定番号、及び、ユーザに所定のサービスを提供するための通信接続先が暗号化された暗号コードの情報を含んだ利用券を発券し、携帯端末は、通信可能な携帯側通信手段をさらに備え、携帯端末の携帯側解読手段は、利用券に含まれる暗号コードの情報を暗号解読して指定番号の情報を得ると共に、通信接続先の情報を取得し、携帯端末の携帯側通信手段は、通信接続先と通信することが好ましい。
このロッカーシステムによれば、発券機は、ユーザに所定のサービスを提供するための通信接続先が暗号化された暗号コードの情報を含んだ利用券を発券するため、ユーザは、携帯端末で暗号コードを暗号解読して指定番号の情報を知徳しようとする際に、サービスを受けるための通信接続先の情報を知徳でき、サービスを受けさせるためにユーザに新たな行動を課すことなく、ユーザにサービスを提供することができる。
また、ロッカーシステムにおいて、発券機は、暗号化する指定番号の情報を発行する指定番号発行手段と、指定番号発行手段により発行された指定番号の情報をロッカー装置に通知する発券機側通信手段と、を備え、指定番号発行手段は、利用券発券毎にランダムに選択された指定番号、又は、過去に発行した所定回数分の指定番号と異なる指定番号を発行し、ロッカー装置の第1記憶手段は、発券機側通信手段により通知された指定番号の情報を記憶することが好ましい。
このロッカーシステムによれば、指定番号発行手段は、利用券発券毎にランダムに選択された指定番号、又は、過去に発行した所定回数分の指定番号と異なる指定番号を発行する。このため、毎回同じロッカーボックスに対して同じ指定番号を発行する場合と比較して、過去にロッカーボックスを利用したユーザが過去の指定番号に基づいてロッカーボックスを解錠してしまう事態を抑制でき、盗難の抑制につなげることができる。
また、本発明に係るロッカー装置は、複数のロッカーボックスを施解錠可能とし、各ロッカーボックス内に荷物を預け入れ及び取り出し可能としたロッカー装置であって、荷物の取り出し時には、ユーザが利用可能なロッカーボックスの識別番号の情報と、当該ロッカーボックスを解錠するための指定番号が暗号化された暗号コードの情報とを含んだ利用券の情報のうち、識別番号の情報が入力されると共にユーザから利用券の暗号コードの情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、及び、ユーザから携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合の双方において、ロッカーボックスを解錠することを特徴とする。
本発明に係るロッカー装置によれば、荷物の取り出し時に、ユーザから利用券の暗号コードの情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックスを解錠する。このため、ユーザは、利用券を所持した状態でロッカー装置に暗号コードの情報を入力し、且つ、暗証番号を入力することにより、ロッカーボックスを解錠することができる。すなわち、暗号コードと暗証番号という2段階のセキュリティによって、セキュリティ性を向上させることができる。また、ユーザから携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックスを解錠する。このため、ユーザは、利用券を紛失等してしまっても、携帯端末において暗号コードを暗号解読して指定番号の情報を知徳しておき、指定番号の情報をロッカー装置に入力し且つ暗証番号を入力することにより、ロッカーボックスを解錠することができる。すなわち、利用券を紛失等してしまっても、指定番号の情報を知徳しておき、指定番号を入力できれば、ロッカーボックスを解錠できなくなってしまうことがなく、解錠できなくなってしまう頻度が軽減される。従って、セキュリティ性を向上させると共に、ロッカーボックスが解錠できなくなってしまう頻度を軽減することができる。
また、本発明に係るロッカー装置は、複数のロッカーボックスを施解錠可能とし、各ロッカーボックス内に荷物を預け入れ及び取り出し可能としたロッカー装置であって、複数のロッカーボックスそれぞれに対応して指定番号を記憶した第1記憶手段と、利用券に含まれる暗号コードの情報を入力する入力手段と、入力手段により入力された暗号解読するロッカー側解読手段と、ユーザからの番号入力を受け付ける操作手段と、操作手段を介して入力された番号を暗証番号として記憶する第2記憶手段と、該当するロッカーボックスを解錠する解錠手段と、を備え、解錠手段は、荷物の取り出し時に、ユーザが利用可能なロッカーボックスの識別番号の情報と、当該ロッカーボックスを解錠するための指定番号が暗号化された暗号コードの情報とを含んだ利用券の情報のうち、入力手段により暗号コードの情報が入力され、ロッカー解読手段により暗号解読されて得られた指定番号が第1記憶手段により記憶される指定番号のうち識別番号が示すロッカーボックスの指定番号と一致し、且つ、操作手段を介して入力された番号が第2記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの暗証番号と一致する場合、及び、ユーザから携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が操作手段を介して入力され、入力された番号が第1記憶手段により記憶される指定番号のうち当該ロッカーボックスの指定番号と一致し、且つ、操作手段により入力された番号が第2記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの暗証番号と一致する場合の双方において、ロッカーボックスを解錠することを特徴とする。
本発明に係るロッカー装置によれば、荷物の取り出し時に、ユーザから利用券の暗号コードの情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックスを解錠する。このため、ユーザは、利用券を所持した状態でロッカー装置に暗号コードの情報を入力し、且つ、暗証番号を入力することにより、ロッカーボックスを解錠することができる。すなわち、暗号コードと暗証番号という2段階のセキュリティによって、セキュリティ性を向上させることができる。また、ユーザから携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックスを解錠する。このため、ユーザは、利用券を紛失等してしまっても、携帯端末において暗号コードを暗号解読して指定番号の情報を知徳しておき、指定番号の情報をロッカー装置に入力し且つ暗証番号を入力することにより、ロッカーボックスを解錠することができる。すなわち、利用券を紛失等してしまっても、指定番号の情報を知徳しておき、指定番号を入力できれば、ロッカーボックスを解錠できなくなってしまうことがなく、解錠できなくなってしまう頻度が軽減される。従って、セキュリティ性を向上させると共に、ロッカーボックスが解錠できなくなってしまう頻度を軽減することができる。
本発明に係るロッカーシステム及びロッカー装置によれば、セキュリティ性を向上させると共に、ロッカーボックスが解錠できなくなってしまう頻度を軽減することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るロッカーシステムの構成図である。同図に示すように、ロッカーシステム1は、ユーザによりロッカーボックス31内に荷物を預け入れたり、取り出したりすることができる荷物等の預かり機器である。このロッカーシステム1は、発券機10と、携帯端末20と、複数のロッカー装置30とからなっている。なお、以下の説明では、プールやスキー場など、1日などの単位で何度も荷物を預け入れ及び取り出しができるロッカーシステムを例に説明する。
発券機10は、ロッカー装置30のロッカーボックス31を利用する利用券を発券するものである。図2は、図1に示した発券機10によって発券される利用券の一例を示す図である。図2に示すように、発券機10は、ロッカーボックス31を利用可能な利用日と、ロッカーボックス31を識別する識別番号(図2では1F1001という番号)と、ロッカーボックス31を解錠するための解錠番号と、暗号コードの一種であるQRコード(登録商標)とが記載されている。暗号コードは、ロッカーボックス31を解錠するための解錠番号及び指定番号、並びにロッカーボックス31を識別する識別番号が暗号化されたものである。なお、暗号コードは、さらにロッカーボックス31を利用可能な利用日の情報を暗号化して含んでいてもよい。
なお、解錠番号とは、ロッカーボックス31の利用開始時において荷物を預け入れるときに用いられる番号である。すなわち、解錠番号は、荷物の初回預け入れ時に用いられる番号である。一方、指定番号とは、一旦荷物を預け入れたロッカーボックス31を解錠するために用いられる番号である。また、上記において暗号コードはQRコードであるが、QRコードに限らず、他の二次元コードであってもよいし、一次元コードであってもよいし、その他のコードであってもよい。
具体的に発券機10は、硬貨を投入するための硬貨投入口11、紙幣を投入するための紙幣投入口12、及び利用券を排出するための利用券排出口13を有している。ユーザは、発券機10の硬貨投入口11に硬貨を投入し、又は紙幣投入口12に紙幣を投入することにより、利用券排出口13から排出される利用券を購入することができる。
なお、発券機10は、紙に上記各種情報を印刷して利用券排出口13から排出する構成であってもよいし、ICカードなどの記憶媒体に上記各種情報を記憶させて利用券排出口13から排出する構成であってもよい。また、発券機10は、ICカードなどの記憶媒体を挿入する挿入口を有し、挿入口に挿入された記憶媒体に対して上記各種情報を記憶させる構成であってもよい。ここで、発券機10が挿入口を有する場合、プールやスキー場の管理者側は、プールやスキー場の入口付近等において、予め記憶媒体をユーザに渡しておく必要がある。また、発券機10は、プールやスキー場の管理者側が滞在するフロントなどに設置され、管理者側がユーザから料金を受け取ったうえで、利用券を発券する方式であってもよい。
携帯端末20は、例えば携帯電話であって、ロッカーボックス31を利用するユーザによって所持されるものである。複数のロッカー装置30それぞれは、複数のロッカーボックス31を有し、ロッカーボックス31内に荷物の預け入れ及び取り出しができるものである。このロッカー装置30は、複数のロッカーボックス31に加えて、集中制御機器32を備えている。集中制御機器32は、ロッカー装置30毎に設けられ、表示部33とバーコードリーダ(入力手段)34とを備えている。表示部33は、ロッカーボックス31の施解錠に関する操作等を説明するものである。バーコードリーダ34は、利用券に記載されるQRコードを読み取るものである。加えて、ロッカー装置30は、ロッカーボックス31それぞれの前面に操作表示部35を備えている。
図3は、図1に示した操作表示部35の一例を示す正面図である。図3に示すように、操作表示部35は、テンキー部(操作手段)35aと、キャンセルボタン35bと、決定ボタン35cと、番号表示部35dとを備えている。テンキー部35aは、ユーザからの番号入力を受け付けるものである。キャンセルボタン35bは、テンキー部35aを介して入力された番号をキャンセルするためのボタンである。決定ボタン35cは、テンキー部35aを介して入力された番号を確定するためのボタンである。表示部35dは、現在入力中の番号を表示したり、次にユーザが行うべき操作内容を表示したりするものである。
このようなロッカーシステム1をユーザが利用する場合、まず、ユーザは利用券を購入する。そして、以下の2つ方法によってロッカーボックス31の利用を開始する。第1の方法においてユーザは、利用券に記載されるQRコードをバーコードリーダ34に読み取らせる。これにより、集中制御機器32は、QRコードを暗号解読して識別番号及び解錠番号の情報を取得する。そして、集中制御機器32は、識別番号によって特定される所定のロッカーボックス31について、解錠番号が正しいものである場合、そのロッカーボックス31を解錠する。次いで、ユーザは荷物をロッカーボックス31内に入れ、操作表示部35のテンキー部35a等を操作して暗証番号を入力する。これにより、ロッカーボックス31は施錠されると共に、入力した暗証番号がロッカー装置30に記憶される。
また、第2の方法においてユーザは、識別番号によって特定される所定のロッカーボックス31の操作表示部35に対して解錠番号を入力する。ロッカーボックス31側は、入力された解錠番号が正しいものである場合、そのロッカーボックス31を解錠する。次いで、ユーザは荷物をロッカーボックス31内に入れ、操作表示部35のテンキー部35a等を操作して暗証番号を入力する。これにより、ロッカーボックス31は施錠されると共に、入力した暗証番号がロッカー装置30に記憶される。なお、第2の方法において識別番号の入力は不要となっている。集中制御機器32においてQRコードを入力する場合には、集中制御機器32はどのロッカーボックス31を対象に解錠番号の一致判断を行い、どのロッカーボックス31を解錠すべきかを決定しなければならない。このため、集中制御機器32は、QRコードから識別番号を解析し、対象となるロッカーボックス31を特定する必要がある。これに対し、直接ロッカーボックス31の操作表示部35に対して解錠番号を入力する場合、解錠番号の一致判断及び解錠すべきロッカーボックス31が、既に特定されている状態である。このため、識別番号の入力は不要となっている。
また、ユーザが荷物を取り出す場合、ユーザは2つの方法によって荷物を取り出すことができる。第1の方法では、まずユーザが、利用券に記載されるQRコードをバーコードリーダ34に読み取らせる。これにより、集中制御機器32は、QRコードを暗号解読して識別番号及び指定番号の情報を取得する。そして、識別番号によって特定される所定のロッカーボックス31について、指定番号が正しいものである場合、ロッカーボックス31は暗証番号の入力待ち状態となる。次いで、ユーザは、識別番号が示すロッカーボックス31まで移動し、このロッカーボックス31の操作表示部35においてテンキー部35a等を操作し、暗証番号を入力する。これにより、ロッカーボックス31は解錠され、ユーザは荷物を取り出すことができる。
また、第2の方法では、ユーザが利用券を紛失したり、捨てたりしてしまった場合に対応してロッカーボックス31を解錠できるようになっている。この第2方法では、荷物の取り出しに先立って、ユーザは利用券に印刷されるQRコードを携帯端末20で読み込み、暗号解読する。これにより、ユーザは識別番号及び指定番号の情報を知徳できる。その後、ユーザは、識別番号及び指定番号を携帯端末20に記憶させ、後々に識別番号及び指定番号を表示できるようにする。そして、実際に荷物を取り出す場合、ユーザは、携帯端末20にて識別番号及び指定番号を表示させ、表示中の識別番号に対応するロッカーボックス31まで移動する。そして、ユーザはロッカーボックス31の操作表示部35に対して指定番号を入力する。これにより、指定番号が正しいものである場合、ロッカーボックス31は暗証番号の入力待ち状態となる。その後、ユーザは、その操作表示部35においてテンキー部35a等を操作し、暗証番号を入力する。これにより、ロッカーボックス31は解錠され、ユーザは荷物を取り出すことができる。なお、第2の方法では、上記と同様の理由から、識別番号の入力が不要となっている。
ここで、第2の方法は、特許文献2に記載のようにバーコードを撮影している場合と大きく異なる点がある。すなわち、バーコードを撮影する場合、撮影環境によっては正確に撮影できず、しかもバーコードが印刷された印刷物をユーザが捨ててしまった場合、解錠する方法がなくなってしまう。ところが、第2の方法のように、利用券に印刷されるQRコードを携帯端末20で読み込み、暗号解読する場合、暗号解読できなければ、ユーザは暗号解読できなかったことを、携帯端末20からの警告音や表示等の種々の手段によって知ることができる。このため、ユーザは、利用券を捨ててしまう頻度が格段に少なくなり、解錠する方法がなくなってしまうという事態が防止される。
次に、発券機10、携帯端末20及びロッカー装置30の詳細構成について説明する。図4は、図1に示した携帯端末20の詳細構成を示すブロック図である。携帯端末20は、図4に示すように、携帯電話であって、CCDカメラ21と、制御部(携帯側解読手段)22と、記憶部(記憶手段)23と、液晶表示部(表示手段)24と、通信部(携帯側通信手段)25と、通信アンテナ26とを備えている。
CCDカメラ21は、画像を撮像する撮像部として機能するものである。制御部22は、携帯電話20の全体を制御するものである。この制御部22は、CCDカメラ21によって撮像されたQRコードの情報を暗号解読する解読機能を備えている。この解読機能によってQRコードが暗号解読されて、ユーザは識別番号及び指定番号の情報を入手することができる。なお、QRコードには、解錠番号や日付の情報も含まれているため、ユーザはこれらの情報についても入手可能となっている。
記憶部23は、携帯電話20において電話やメールの連絡先、及び送受信したメール内容等を記憶するものであり、本実施形態においては制御部22の暗号解読によって得られた識別番号及び指定番号の情報についても記憶する構成となっている。さらに、記憶部23は、解錠番号や日付の情報について記憶する構成となっていてもよい。液晶表示部24は、電話やメールの連絡先、及び送受信したメール内容等を画像表示するものであり、本実施形態においては暗号解読によって得られた識別番号及び指定番号を表示する構成となっている。なお、液晶表示部24は、解錠番号や日付の情報についても表示するようになっている。
通信部25は、他の携帯電話20やインターネットの接続先などと通信するものであり、通信アンテナ26を通じてデータの送受信を行うものである。ここで、本実施形態においてQRコードには、ユーザに所定のサービスを提供するための通信接続先(例えばURL)が暗号化されて含まれていることが望ましい。これにより、ユーザは、通信部25を利用してスキー場におけるリフト券などの提供を受けることができるからである。特に、ユーザにとっては、識別番号等の情報を入手する際の暗号解読において通信接続先の情報を入手でき、サービスの提供を受けるために新たな操作を行う必要がないからである。
図5は、図1に示した発券機10の詳細構成を示すブロック図である。図5に示すように発券機10は、図1に示した構成に加えて、内部に硬貨紙幣検知部14と、指定番号発行部15と、記憶部16と、暗号化部17と、通信部18と、利用券発行部19とを備えている。
硬貨紙幣検知部14は、硬貨投入口11及び紙幣投入口12に投入された硬貨及び紙幣の種別及び量を検知するものである。また、硬貨紙幣検知部14は、検知した硬貨及び紙幣の額が利用券の購入額に達した場合、指定番号発行部15にその旨を通知する。
指定番号発行部15は、ロッカーボックス31を解錠するための指定番号を発行するものである。この指定番号発行部15は、他のロッカーボックス31と指定番号が同じとならないように、利用券発行毎に指定番号をランダムに選択するようになっている。また、これに限らず、指定番号発行部15は、過去に発行した所定回数分の指定番号と異なる指定番号を発行するようになっていてもよい。
記憶部16は、ロッカーボックス31毎の解錠番号を記憶したものである。また、記憶部16は、ユーザに所定のサービスを提供するための通信接続先の情報についても記憶している。暗号化部17は、タイマー(図示せず)により取得される日付の情報、指定番号発行部15により発行された指定番号、及び、記憶部16に記憶される通信接続先の情報をQRコード化するものである。
通信部18は、複数のロッカー装置30それぞれのロッカーボックス31の空き状況をチェックするものである。また、通信部18は、空き状態であるロッカーボックス31の1つを選択し、そのロッカーボックス31の識別番号の情報を暗号化部17に送信する構成となっている。また、暗号化部17は、識別番号の情報を入力すると、識別番号が示すロッカーボックス31の解錠番号の情報を記憶部16から読み出し、識別番号及び解錠番号の情報についても暗号化する。利用券発行部19は、図2に示した利用券を発行し、利用券排出口13から排出するものである。この利用券発行部19は、通信部18によって選択された空き状態のロッカーボックス31の識別番号を利用券に印刷する。さらに、利用券発行部19は、暗号化部17によって暗号化されたQRコード、及び、記憶部16に記憶されるロッカーボックス31の解錠番号を利用券に印刷する。また、利用券発行部19は、本日の日付についても印刷する。
さらに、通信部18は、選択したロッカーボックス31の識別番号の情報をロッカー装置30に送信する。さらに、通信部18は、指定番号発行部15によって発行された指定番号の情報を該当するロッカー装置30に送信する。
図6は、図1に示したロッカー装置30の詳細構成を示すブロック図である。図6に示すように、ロッカー装置30は、主として集中制御機器32と複数のロッカーボックス制御機器36とから構成されている。
このうち、集中制御機器32は、図1に示した表示部33及びバーコードリーダ34に加えて、通信部32aと、記憶部32bと、制御部32cとを備えている。通信部32aは、発券機10と通信するものであり、発券機10に対して空き状態であるロッカーボックス31の情報を送信すると共に、発券機10から送信される指定番号の情報及び利用券に印刷されてユーザに使用される予定であるロッカーボックス31の識別番号の情報を受信するものである。
記憶部32bは、集中制御機器32が行う制御の各種プログラム等を記憶するものであり、指定番号記憶部(第1記憶手段)32b1と解錠番号記憶部(第3記憶手段)32b2とを備えている。指定番号記憶部32b1は、通信部32aを介して発券機10から送信されたロッカーボックス31の識別番号の情報と指定番号の情報とを対応付けて記憶するものである。解錠番号記憶部32bは、各ロッカーボックス31の解錠番号を記憶するものである。
制御部32cは、集中制御機器32の全体を制御するものであり、解読部(ロッカー解読手段)32c1と、施解錠指令部(解錠手段)32c2と、認証部32c3とを備えている。解読部32c1は、バーコードリーダ34にかざされたQRコードの情報を暗号解読するものである。この解読部32c1によって識別番号、解錠番号、及び指定番号の情報が取得される。施解錠指令部32c2は、ロッカーボックス31の施錠及び解錠を行うものである。認証部32c3は、解読部32b1によって取得された指定番号の情報、及び解錠番号の情報が記憶部32bに記憶される番号情報と一致するか否かを判断するものである。一致する場合、認証部32c3は認証OKと判断する。一方、一致しない場合、認証部32c3は認証NGと判断する。
また、ロッカーボックス制御機器36は、ロッカーボックス31毎に設けられ、図1及び図3に示した操作表示部35に加えて、記憶部36aと、制御部36bとを備えている。記憶部36aは、ロッカーボックス制御機器36が行う制御の各種プログラム等を記憶するものであり、指定番号記憶部(第1記憶手段)36a1と、暗証番号記憶部(第2記憶手段)36a2と、解錠番号記憶部(第3記憶手段)36a3とを備えている。指定番号記憶部36a1は、集中制御機器32から送信される自己のロッカーボックスの指定番号を記憶するものである。暗証番号記憶部36b2は、自己のロッカーボックス31の暗証番号を記憶するものである。解錠番号記憶部36a3は、自己のロッカーボックス31の解錠番号を記憶するものである。
制御部36bは、ロッカーボックス制御機器36の全体を制御するものであり、認証部36b1を備えている。認証部36b1は、操作表示部35を介してユーザによって番号入力された指定番号、暗証番号及び解錠番号の情報が記憶部36aに記憶される番号情報と一致するか否かを判断するものである。一致する場合、認証部36a1は認証OKと判断する。一方、一致しない場合、認証部36a1は認証NGと判断する。
次に、本実施形態に係るロッカーシステム1の詳細な処理内容について説明する。図7は、図1に示した発券機10による処理の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、投入された硬貨及び紙幣の額が利用券の購入額に達した場合、指定番号発行部15は、指定番号を発行する(S1)。次に、通信部18は、空き状態が確認されたロッカーボックス31から、1つを選択する(S2)。そして、通信部18は、選択したロッカーボックス31の識別番号を暗号化部17に送信する。これにより、暗号化部17は、識別番号が示す解錠番号の情報を記憶部16から読み出す。その後、暗号化部17は、ステップS1において発行された指定番号の情報を入力すると共に、記憶部16に記憶される通信接続先の情報を読み出し、識別番号及び解錠番号と共にこれらの情報を暗号化してQRコードを作成する(S3)。
次に、利用券発券部19は、図2に示したように、利用日、ロッカーボックス31の識別番号、ロッカーボックス31の解錠番号、及びQRコードを印刷した利用券を発券する(S4)。次いで、通信部18は、利用券発行部19によって選択されたロッカーボックス31の情報を利用券発行部19から受信し、その情報を該当するロッカー装置30に送信すると共に、発行された指定番号の情報を送信する(S5)。その後、図7に示す処理は終了する。
図8及び図9は、図1に示したロッカー装置30による処理の一例を示すフローチャートである。図8に示すように、集中制御機器32の制御部32cは、バーコードリーダ34を介してQRコードが入力されたか否かを判断する(S11)。QRコードが入力されたと判断した場合(S11:YES)、解読部32c1はQRコードを解読する。そして、制御部32cは、QRコードの解読により得られた識別番号が示すロッカーボックス31の受付回数nを確認する(S12)。ここで、受付回数とは、ロッカーボックス31を利用した回数に相当するものであり、ユーザが荷物を預け入れておらず、今から荷物を預け入れようとしている状態においてはn=0となる。また、ユーザが1度荷物を預け入れた後に、取り出そうとしている場合にはn=1となる。その後、ユーザがロッカーボックス31を利用する毎に、受付回数nの値はインクリメントされることとなる。
受付回数nの確認後、制御部32cは、受付回数nが「0」であるか否かを判断する(S13)。受付回数nが「0」であると判断した場合(S13:YES)、すなわち、ユーザが今から荷物を預け入れようとしている場合、認証部32c3は解錠番号記憶部32b2から該当ロッカーボックス31の解錠番号の情報を読み込む(S14)。そして、認証部32c3は、解読部32c1によって暗号解読された解錠番号と、解錠番号記憶部32b2から読み出した解錠番号とが一致するか否かを判断する(S15)。
一致しないと判断した場合(S15:NO)、処理はステップS11に移行する。一方、一致する判断した場合(S15:YES)、施解錠指令部32c2は、該当するロッカーボックス31に解錠指令を送信し、ロッカーボックス31は解錠することとなる(S16)。その後、ロッカーボックス制御機器36の操作表示部35は、荷物を預け入れて暗証番号を入力する旨を表示する(S17)。
そして、制御部36bは、暗証番号の入力があったか否かを判断する(S18)。暗証番号の入力があったと判断した場合(S18:YES)、暗証番号記憶部36a2は、入力された暗証番号を記憶する(S19)。また、ロッカーボックス制御機器36の制御部36bは、暗証番号が入力された旨を集中制御機器32に送信し、集中制御機器32の施解錠指令部32c2は、ロッカーボックス31を施錠する旨の指令をロッカーボックス制御機器36に送信する。これにより、ロッカーボックス31は施錠されることとなり(S20)、荷物の預け入れが終了する。そして、処理はステップS11に移行する。
また、暗証番号の入力がなかったと判断した場合(S18:NO)、制御部36bは、ステップS17における暗証番号の入力指示から所定時間経過したか否かを判断する(S21)。所定時間経過していないと判断した場合(S21:NO)、処理はステップS17に移行する。一方、所定時間経過したと判断した場合(S21:YES)、制御部36bは、ユーザがロッカーボックス31の位置を発見できなかったなどの理由から、荷物を預け入れていないと判断する。そして、ロッカーボックス制御機器36の制御部36bは、所定時間経過した旨を集中制御機器32に送信し、集中制御機器32の施解錠指令部32c2は、ロッカーボックス31を施錠する旨の指令をロッカーボックス制御機器36に送信する。これにより、荷物の預け入れを待たず、ロッカーボックス31は施錠されることとなる(S20)。そして、処理はステップS11に移行する。
なお、ステップS20においてロッカーボックス31が施錠された場合、ロッカーボックス制御機器36は、操作表示部35に再度QRコードをバーコードリーダ34にかざす旨の表示をすることが望ましい。これにより、利便性を向上させることができるからである。また、QRコードをバーコードリーダ34にかざす旨の表示に代えて、直接操作表示部35に解錠番号を入力する旨の表示を行ってもよい。これによって、利便性を向上させることができるからである。
また、ステップS11においてQRコードが入力されていないと判断した場合(S11:NO)、集中制御機器32の制御部32c及びロッカーボックス制御機器36の制御部36bは、テンキー部35aへの入力があったか否かを判断する(S34)。テンキー部35aへの入力がなかったと判断した場合(S34:NO)、図8及び図9に示す処理は終了する。
テンキー部35aへの入力があったと判断した場合(S34:YES)、ステップS35〜ステップS45において、ステップS12〜ステップS22と同様の処理が実行され、処理はステップS11に移行する。
以上、ステップS11〜ステップS22、及び、ステップS34〜ステップS45の処理から明らかなように、ユーザは、利用券のQRコードを入力するか、又は、利用券に記載される解錠番号を操作表示部35に直接入力することにより、荷物の初回預け入れを行うことができる。
再度、図8を参照する。図8のステップS13において受付回数nが「0」でないと判断した場合(S13:NO)、すなわち、ユーザが1度荷物を預け入れた後に、取り出そうとしている場合、認証部32c3は指定番号記憶部32b1から該当ロッカーボックス31の指定番号の情報を読み込む(S23)。
そして、認証部32c3は、解読部32c1の暗号解読によって得られた指定番号と、指定番号記憶部32b1から読み出した指定番号とが一致するか否かを判断する(S24)。
一致しないと判断した場合(S24:NO)、処理はステップS11に移行する。一方、一致する判断した場合(S24:YES)、表示部33は、ロッカーボックス31の場所に移動し、操作表示部35に対して暗証番号を入力する旨を表示する(S25)。また、ロッカーボックス制御機器36の操作表示部35は、テンキー部35aを操作して、暗証番号を入力する旨を表示する(S25)。
そして、制御部36bは、暗証番号の入力があったか否かを判断する(S26)。暗証番号の入力があったと判断した場合(S26:YES)、認証部36b1は、暗証番号記憶部36a2に記憶された暗証番号を読み込む(S27)。そして、認証部36b1は、ステップS27において読み込んだ暗証番号と、テンキー部35aを介して入力された暗証番号とが一致するか否かを判断する(S28)。
一致しないと判断した場合(S28:NO)、処理はステップS11に移行する。一方、一致する判断した場合(S28:YES)、ロッカーボックス制御機器36の制御部36bは、その旨を集中制御機器32送信し、集中制御機器32の施解錠指令部32c2は、ロッカーボックス31を解錠する旨の指令をロッカーボックス制御機器36に送信する。これにより、ロッカーボックス31は解錠されることとなる(S29)。
その後、操作表示部35は、荷物の取り出しを指示すると共に、ユーザに施錠操作を行う旨を指示する(S30)。ここで、ロッカーボックス31には、施錠ボタン(不図示)が設けられており、ユーザは、施錠ボタンを操作することでロッカーボックス31を施錠することができる。なお、ロッカーボックス31は施錠ボタンを有していなくともよく、ロッカーボックス31の扉を閉めることにより自動的に施錠されるようになっていてもよい。
次に、制御部36bは、施錠操作があったか否かを判断する(S31)。施錠操作がなかったと判断した場合(S31:NO)、処理はステップS30に移行する。一方、施錠操作があったと判断した場合(S31:YES)、ロッカーボックス制御機器36の制御部36bは、その旨を集中制御機器32送信し、集中制御機器32の施解錠指令部32c2は、ロッカーボックス31を施錠する旨の指令をロッカーボックス制御機器36に送信する。これにより、ロッカーボックス31は施錠されることとなる(S32)。そして、処理はステップS11に移行する。
また、暗証番号の入力がなかったと判断した場合(S26:NO)、制御部36bは、ステップS25における暗証番号の入力指示から所定時間経過したか否かを判断する(S33)。所定時間経過していないと判断した場合(S33:NO)、処理はステップS25に移行する。一方、所定時間経過したと判断した場合(S33:YES)、制御部36bは、ユーザがロッカーボックス31の位置を発見できなかったなどの理由から、暗証番号を入力できないと判断し、処理はステップS11に移行する。なお、この場合においても操作表示部35は再度QRコードをかざす旨や直接番号入力する旨を表示することが望ましい。
さらに、図9のステップS36において受付回数nが「0」でないと判断した場合(S36:NO)、すなわち、ユーザが1度荷物を預け入れた後に、取り出そうとしている場合、認証部32c3は指定番号記憶部32b1から該当ロッカーボックス31の指定番号の情報を読み込む(S46)。
その後、ステップS47〜ステップS56において、ステップS24〜ステップS33と同様の処理が実行され、処理はステップS11に移行する。
以上、ステップS23〜ステップS33、及び、ステップS46〜ステップS56の処理から明らかなように、ユーザは、利用券のQRコードを入力して暗証番号を入力するか、又は、利用券に記載される指定番号と暗証番号とを直接入力することにより、荷物の初回取り出しを行うことができる。
このようにして、本実施形態に係るロッカーシステム1及びロッカー装置30によれば、荷物の取り出し時に、ユーザから利用券の暗号コードの情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックス31を解錠する。このため、ユーザは、利用券を所持した状態でロッカー装置30に暗号コードの情報を入力し、且つ、暗証番号を入力することにより、ロッカーボックス31を解錠することができる。すなわち、暗号コードと暗証番号という2段階のセキュリティによって、セキュリティ性を向上させることができる。また、ユーザから携帯端末20において暗号解読された指定番号の情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、ロッカーボックス31を解錠する。このため、ユーザは、利用券を紛失等してしまっても、携帯端末20において暗号コードを暗号解読して指定番号の情報を知徳しておき、指定番号の情報をロッカー装置30に入力し且つ暗証番号を入力することにより、ロッカーボックス31を解錠することができる。すなわち、利用券を紛失等してしまっても、指定番号の情報を知徳しておき、指定番号を入力できれば、ロッカーボックス31を解錠でき、ロッカーボックス31を解錠できなくなってしまう頻度が軽減される。従って、セキュリティ性を向上させると共に、ロッカーボックスが解錠できなくなってしまう頻度を軽減することができる。
また、解錠番号の情報をさらに含んだ利用券を発券し、荷物の預け入れ時において、暗号解読又は操作入力により取得された解錠番号がロッカー装置30に記憶される解錠番号と一致する場合、該当するロッカーボックス31を解錠する。このため、利用券を購入等しなければ、ユーザは、解錠番号の情報を知徳できず、荷物の預け入れができないこととなり、利用券の購入等なく、無断的にロッカーボックスが利用されてしまう事態を防止することができる。
また、発券機10は、ユーザに所定のサービスを提供するための通信接続先が暗号化された暗号コードの情報を含んだ利用券を発券するため、ユーザは、携帯端末20で暗号コードを暗号解読して指定番号の情報を知徳しようとする際に、サービスを受けるための通信接続先の情報を知徳でき、サービスを受けさせるためにユーザに新たな行動を課すことなく、ユーザにサービスを提供することができる。
また、発券機10の指定番号発行部15は、利用券発券毎にランダムに選択された指定番号、又は、過去に発行した所定回数分の指定番号と異なる指定番号を発行する。このため、毎回同じロッカーボックス31に対して同じ指定番号を発行する場合と比較して、過去にロッカーボックス31を利用したユーザが過去の指定番号に基づいてロッカーボックス31を解錠してしまう事態を抑制でき、盗難の抑制につなげることができる。
以上、本発明に係るロッカーシステム及びロッカー装置を実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、上記実施形態において集中制御機器32は、指定番号と解錠番号との認証を行う構成となっているが、暗証番号についても認証するようになっていてもよい。この場合、集中制御機器32は、暗証番号を記憶する記憶手段を有し認証を行うようになっていてもよいし、ロッカーボックス制御機器36から暗証番号の情報を受信して認証を行うようになっていてもよい。
また、上記実施形態において、発券機10は利用券を発券する専用機であり、利用券の発券以外の機能を備えていないが、これに限らず、例えば駅の改札や切符の券売機などが発券機10の機能を備えており、利用券を発券するようにしてもよい。また、発券機10は、インターネットなどにより画像による利用券の発券を行うようにしてもよい。
さらに、ロッカーボックス31をインターネットなどにより予約し、その解錠番号や指定番号のデータを携帯端末20に記憶させておき、ロッカーボックス31を利用する際には携帯端末20をバーコードリーダ34にかざすことにより、ロッカーボックス31の解錠を行ってユーザにロッカーボックス31を利用させるようにしてもよい。この場合、ユーザは、ロッカー装置30の利用にあたり、図8に示したステップS11〜ステップS16、又はステップS11〜ステップS13、ステップS23、及びステップS24の処理を携帯端末20からのデータによってスムーズに行うことができ、利便性を向上させることができる。同様に、ロッカーボックス31をインターネットなどにより予約し、発券機10に携帯端末20をかざすことにより発券するようにしてもよい。
また、携帯端末20は、利用券に印刷されるQRコードを暗号解読した場合、又はできなかった場合に、その旨をユーザに通知する通知手段を備えることが望ましい。これにより、ユーザは、暗号解読できなかったことを知ることができ、暗号解読できないまま、利用券を捨ててしまう事態を防止することができるからである。
さらに、集中制御機器32は、番号入力可能な操作手段を備え、識別番号については操作手段を介して入力され、その後QRコードをバーコードリーダ34にかざすことにより、該当のロッカーボックス31が暗証番号を入力可能な状態となっていてもよい。
本発明の実施形態に係るロッカーシステムの構成図である。 図1に示した発券機によって発券される利用券の一例を示す図である。 図1に示した操作表示部の一例を示す正面図である。 図1に示した携帯端末の詳細構成を示すブロック図である。 図1に示した発券機の詳細構成を示すブロック図である。 図1に示したロッカー装置の詳細構成を示すブロック図である。 図1に示した発券機による処理の一例を示すフローチャートである。 図1に示したロッカー装置による第1の処理の一例を示すフローチャートである。 図1に示したロッカー装置30による第2の処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ロッカーシステム
10 発券機
11 硬貨投入口
12 紙幣投入口
13 利用券排出口
14 硬貨紙幣検知部
15 指定番号発行部(指定番号発行手段)
16 記憶部
17 暗号化部
18 通信部(発券機側通信手段)
19 利用券発券部
20 携帯端末
21 CCDカメラ
22 制御部(携帯側解読手段)
23 記憶部(記憶手段)
24 液晶表示部(表示手段)
25 通信部(携帯側通信手段)
30 ロッカー装置
31 ロッカーボックス
32 集中制御機器
32a 通信部
32b 記憶部
32b1 指定番号記憶部(第1記憶手段)
32b2 解錠番号記憶部(第3記憶手段)
32c 制御部
32c1 解読部(ロッカー解読手段)
32c2 施解錠指令部(解錠手段)
32c3 認証部
33 表示部
34 バーコードリーダ(入力手段)
35 操作表示部
35a テンキー部(操作手段)
35b キャンセルボタン
35c 決定ボタン
35d 番号表示部
36 ロッカーボックス制御機器
36a 記憶部
36a1 指定番号記憶部(第1記憶手段)
36a2 暗証番号記憶部(第2記憶手段)
36a3 解錠番号記憶部(第3記憶手段)
36b 制御部
36b1 認証部

Claims (7)

  1. ロッカーボックスを利用する利用券を発券する発券機と、
    ユーザに所持される携帯端末と、
    複数のロッカーボックスを施解錠可能とし、各ロッカーボックス内に荷物を預け入れ及び取り出し可能としたロッカー装置と、を備え、
    前記発券機は、ユーザが利用可能なロッカーボックスの識別番号の情報と、当該ロッカーボックスを解錠するための指定番号が暗号化された暗号コードの情報とを含んだ利用券を発券し、
    前記携帯端末は、前記利用券に含まれる暗号コードの情報を暗号解読して得られた指定番号を記憶可能であると共に、記憶した指定番号を表示可能であり、
    前記ロッカー装置は、荷物の取り出し時に、前記識別番号の情報が入力されると共に前記ユーザから前記利用券の暗号コードの情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、及び、前記ユーザから前記携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合の双方において、ロッカーボックスを解錠する
    ことを特徴とするロッカーシステム。
  2. ロッカーボックスを利用する利用券を発券する発券機と、
    ユーザに所持される携帯端末と、
    複数のロッカーボックスを施解錠可能とし、各ロッカーボックス内に荷物を預け入れ及び取り出し可能としたロッカー装置と、を備え、
    前記発券機は、ユーザが利用可能なロッカーボックスの識別番号の情報と、当該ロッカーボックスを解錠するための指定番号が暗号化された暗号コードの情報とを含んだ利用券を発券し、
    前記携帯端末は、前記利用券に含まれる暗号コードの情報を暗号解読する携帯側解読手段と、前記携帯側解読手段により解読されて得られた指定番号を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された指定番号を表示する表示手段と、を有し、
    前記ロッカー装置は、複数のロッカーボックスそれぞれに対応して指定番号を記憶した第1記憶手段と、前記利用券に含まれる暗号コードの情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された暗号解読するロッカー側解読手段と、ユーザからの番号入力を受け付ける操作手段と、前記操作手段を介して入力された番号を暗証番号として記憶する第2記憶手段と、該当するロッカーボックスを解錠する解錠手段と、を備え、
    前記解錠手段は、荷物の取り出し時に、前記入力手段により暗号コードの情報が入力され、前記ロッカー解読手段により暗号解読されて得られた指定番号が前記第1記憶手段により記憶される指定番号のうち前記識別番号が示すロッカーボックスの指定番号と一致し、且つ、前記操作手段を介して入力された番号が前記第2記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの暗証番号と一致する場合、及び、前記携帯端末の表示手段により表示された指定番号をユーザが前記操作手段を介して入力し、入力された番号が前記第1記憶手段により記憶される指定番号のうち当該ロッカーボックスの指定番号と一致し、且つ、前記操作手段により入力された番号が前記第2記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの暗証番号と一致する場合の双方において、ロッカーボックスを解錠する
    ことを特徴とするロッカーシステム。
  3. 前記発券機は、ユーザが利用可能なロッカーボックスを解錠するための解錠番号の情報を暗号化した状態及び暗号化しない状態の少なくとも一方の状態でさらに含んだ利用券を発券し、
    前記ロッカー装置は、前記解錠番号を記憶した第3記憶手段をさらに備え、
    前記解錠手段は、前記荷物の預け入れ時において、前記解錠番号の情報が暗号化されている場合、前記入力手段により入力され、前記ロッカー解読手段により暗号解読されて得られた解錠番号が前記第3記憶手段により記憶される解錠番号のうち前記識別番号が示すロッカーボックスの解錠番号と一致するとき、当該ロッカーボックスを解錠すると共に、前記解錠番号の情報が暗号化されていない場合、前記操作手段を介して入力された番号が前記第3記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの解錠番号と一致する場合、当該ロッカーボックスを解錠する
    ことを特徴とする請求項2に記載のロッカーシステム。
  4. 前記発券機は、ユーザが利用可能なロッカーボックスを解錠するための指定番号、及び、ユーザに所定のサービスを提供するための通信接続先が暗号化された暗号コードの情報を含んだ利用券を発券し、
    前記携帯端末は、通信可能な携帯側通信手段をさらに備え、
    前記携帯端末の前記携帯側解読手段は、前記利用券に含まれる暗号コードの情報を暗号解読して指定番号の情報を得ると共に、前記通信接続先の情報を取得し、
    前記携帯端末の前記携帯側通信手段は、前記通信接続先と通信する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載のロッカーシステム。
  5. 前記発券機は、暗号化する指定番号の情報を発行する指定番号発行手段と、前記指定番号発行手段により発行された指定番号の情報を前記ロッカー装置に通知する発券機側通信手段と、を備え、
    前記指定番号発行手段は、利用券発券毎にランダムに選択された指定番号、又は、過去に発行した所定回数分の指定番号と異なる指定番号を発行し、
    前記ロッカー装置の前記第1記憶手段は、前記発券機側通信手段により通知された指定番号の情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のロッカーシステム。
  6. 複数のロッカーボックスを施解錠可能とし、各ロッカーボックス内に荷物を預け入れ及び取り出し可能としたロッカー装置であって、
    荷物の取り出し時には、ユーザが利用可能なロッカーボックスの識別番号の情報と、当該ロッカーボックスを解錠するための指定番号が暗号化された暗号コードの情報とを含んだ利用券の情報のうち、前記識別番号の情報が入力されると共に前記ユーザから前記利用券の暗号コードの情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合、及び、前記ユーザから携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が入力され、且つ、ユーザにより予め設定された暗証番号が入力された場合の双方において、ロッカーボックスを解錠する
    ことを特徴とするロッカー装置。
  7. 複数のロッカーボックスを施解錠可能とし、各ロッカーボックス内に荷物を預け入れ及び取り出し可能としたロッカー装置であって、
    複数のロッカーボックスそれぞれに対応して指定番号を記憶した第1記憶手段と、
    利用券に含まれる暗号コードの情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された暗号解読するロッカー側解読手段と、
    ユーザからの番号入力を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段を介して入力された番号を暗証番号として記憶する第2記憶手段と、
    該当するロッカーボックスを解錠する解錠手段と、を備え、
    前記解錠手段は、荷物の取り出し時に、ユーザが利用可能なロッカーボックスの識別番号の情報と、当該ロッカーボックスを解錠するための指定番号が暗号化された暗号コードの情報とを含んだ利用券の情報のうち、前記入力手段により暗号コードの情報が入力され、前記ロッカー解読手段により暗号解読されて得られた指定番号が前記第1記憶手段により記憶される指定番号のうち前記識別番号が示すロッカーボックスの指定番号と一致し、且つ、前記操作手段を介して入力された番号が前記第2記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの暗証番号と一致する場合、及び、前記ユーザから携帯端末において暗号解読された指定番号の情報が前記操作手段を介して入力され、入力された番号が前記第1記憶手段により記憶される指定番号のうち当該ロッカーボックスの指定番号と一致し、且つ、前記操作手段により入力された番号が前記第2記憶手段により記憶される当該ロッカーボックスの暗証番号と一致する場合の双方において、ロッカーボックスを解錠する
    ことを特徴とするロッカー装置。
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