JP5284388B2 - 無線受信装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、無線受信装置に関する。
無線受信装置は、無線送信装置から送信されたフレームを受信すると、受信フレーム中のプリアンブル信号を復調することにより、受信フレーム中のデータ信号を復調するために必要となる制御情報を取得している。制御情報としては、例えば、データ信号に適用されているデータレート(変調方式及び符号化率)及びインタリーブサイズ等がある。無線受信装置は、取得した制御情報に従ってデータ信号を復調し、無線送信装置からのデータを得る。
特開2010−226348号公報
データ信号の復調に必要な制御情報は、プリアンブル信号中の制御信号を用いて、無線受信装置へ通知される。無線通信方式によっては、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check;CRC)符号等の誤り検出符号がプリアンブル信号又は制御信号に付加されない場合がある。例えば、MIL−STD−188−110B規格では、プリアンブル信号は符号化されない。プリアンブル信号又は制御信号に誤り検出符号が付加されない場合、無線受信装置は、取得した制御情報が正しいか否かを判断することができない。このため、無線受信装置は、誤った制御情報を取得した場合にも、取得した制御情報に基づいてデータ信号を復調することになる。その結果、無線受信装置は、データ信号の復調に失敗し、時間とリソースが無駄になる。従って、無線受信装置においては、プリアンブル信号又は制御信号が符号化されない場合にも、制御情報を正確に取得できることが求められる。
本発明が解決しようとする課題は、プリアンブル信号からデータ信号の復調に必要な制御情報を正確に取得できる無線受信装置を提供することである。
実施形態に係る無線受信装置は、プリアンブル信号とデータ信号とを含むフレームを受信するために、第1復調部、第2復調部及び決定部を備える。前記プリアンブル信号に含まれる複数のセグメントの各々は、前記データ信号を復調するための制御情報を特定するための制御信号と、該セグメントに付与されるセグメントインデックスを特定するためのセグメントインデックス信号とを含む。前記第1復調部は、前記制御信号に含まれる第1チャネルシンボル及び該第1チャネルシンボルに続く第2チャネルシンボルを復調して、第1及び第2チャネルシンボル番号を取得する。前記第2復調部は、前記セグメントインデックス信号を復調して、セグメントインデックスを取得する。前記決定部は、前記第2復調部により取得されたセグメントインデックスを用いて前記第1チャネルシンボル番号を補正し、該補正した第1チャネルシンボル番号に基づいて、制御情報を決定する。さらに、決定部は、前記第2復調部により取得されたセグメントインデックスの中で最大のセグメントインデックスが3以上であり、且つ、前記第1チャネルシンボル番号が6及び7のいずれか一方である場合に、該第1チャネルシンボル番号を補正する。
一実施形態に係る無線受信装置を概略的に示すブロック図。 図1の無線受信装置が受信する対象のフレームを生成する無線送信装置を概略的に示すブロック図。 MIL規格のフレームの構成を概略的に示す図。 図1のセグメントインデックス復調部が保持するセグメントインデックス用の参照テーブルを示す図。 図1の制御情報決定部が保持する制御情報用の参照テーブルを示す図。 図2のトランスコード部が保持するトランスコード処理用の参照テーブルを示す図。 8相PSK変調信号点の一例を示す図。 図1の無線受信装置が制御情報を決定する手順を示すフローチャート。
以下、必要に応じて図面を参照しながら、実施形態に係る無線受信装置を説明する。
図1は、実施形態に係る無線受信装置100を概略的に示し、図2は、無線受信装置100と通信する無線送信装置200を概略的に示している。無線受信装置100及び無線送信装置200を含む無線通信システムでは、MIL−STD−188−110B規格(以下、MIL規格と呼ぶ)に準拠した無線通信が行われる。尚、無線受信装置100及び無線送信装置200は、MIL規格に限らず、STANAG(Standardization Agreement)に規定されている通信規格、またMIL規格、STANAG規格を改変して策定された規格等の他の無線通信規格に従って通信するものであってもよい。
図2の無線送信装置200が図1の無線受信装置100に送信する信号(フレーム)は、後述するように、プリアンブル信号及びデータ信号を含む。図1の無線受信装置100は、無線送信装置200から信号を受信すると、まず、受信信号中のプリアンブル信号を復調する。その後、無線受信装置100は、プリアンブル信号の復調結果に基づいて、データ信号を復調するために必要な制御情報を特定し、特定した制御情報に従ってデータ信号を復調する。
図1に示される無線受信装置100は、制御信号復調部101、セグメントインデックス復調部102及び制御情報決定部103を備える。図1では、プリアンブル信号から制御情報を取得するために必要な構成要素が示され、無線受信装置100は、信号の受信及びデータ信号の復調等に係る他の構成要素、例えば、受信アンテナ、受信部及びデータ信号復調部をさらに備えている。
無線受信装置100の受信アンテナは、無線送信装置200から送信される信号を受信し、受信信号を受信部に送出する。受信部は、電力増幅器、周波数変換器及びアナログ−デジタル変換器等を備え、受信信号に対して、電力増幅、ダウンコンバージョン及びアナログ−デジタル変換(AD変換)等の信号処理を行う。受信部は、処理した受信信号を制御信号復調部101、セグメントインデックス復調部102及びデータ信号復調部に送出する。
図1に示される制御信号復調部101及びセグメントインデックス復調部102は、受信信号中のプリアンブル信号11に対する復調処理を行う。プリアンブル信号11は、後述するように、制御情報を特定するための制御信号、及びセグメントインデックスを特定するためのセグメントインデックス信号を含む。
制御信号復調部101は、プリアンブル信号11中の制御信号を復調して制御信号の仮判定値12を取得し、仮判定値12を制御情報決定部103に送出する。セグメントインデックス復調部102は、プリアンブル信号11中のセグメントインデックス信号を復調してセグメントインデックス13を取得し、セグメントインデックス13を制御情報決定部103に送出する。制御情報決定部103は、仮判定値12及びセグメントインデックス13に基づいて制御信号の値を決定し、制御信号の決定値に基づいて制御情報14を特定する。制御情報14は、データ信号復調部へ送出される。データ信号復調部は、制御情報14に従ってデータ信号を復調する。
次に、図2の無線送信装置200について説明する。図2では、送信用のプリアンブル信号の生成に係る構成要素が示されている。具体的には、無線送信装置200は、トランスコード部201、スクランブル部202及び変調部203を備える。図2には示されないが、無線送信装置200は、例えば、生成したフレームを送信するために送信アンテナ及び送信部をさらに備えている。
図2では、図示しない信号生成部により生成されたプリアンブル信号21がトランスコード部201へ送られる。プリアンブル信号21は、複数のチャネルシンボルを含むチャネルシンボル系列である。トランスコード部201は、予め用意された参照テーブル(図6に示される)を用いて、プリアンブル信号21の各チャネルシンボルに対してトランスコード処理を行う。トランスコード部201は、トランスコード処理後のプリアンブル信号(変換プリアンブル信号)22をスクランブル部202に送出する。
スクランブル部202は、入力される若しくは予め保持しているスクランブル系列23を用いて、変換プリアンブル信号22の各シンボルに対してランダマイズ処理を行い、送信シンボル系列24を生成する。この処理をスクランブル処理と呼ぶ。スクランブル部202は、生成した送信シンボル系列24を変調部203に送出する。
変調部203は、送信シンボル系列24の各シンボルを所定の変調方式に従って複素平面上の信号にマッピングして送信複素信号25を生成する。変調部203は、生成した送信複素信号25を送信部に送出する。送信部は、デジタル−アナログ変換器(digital-to-analog converter;DAC)、周波数変換器及び電力増幅器等を備え、送信複素信号25に対してデジタル−アナログ変換(DA変換)、アップコンバージョン及び電力増幅等の信号処理を行う。
尚、上記の変調方式は、無線送信装置200と通信する無線受信装置100が復調可能な変調方式であれば、いかなる変調方式であってもよい。例えば、変調部203は、BPSK(binary phase shift keying)及びQPSK(quadrature phase shift keying)に代表されるPSK(phase shift keying)方式、或いは、16QAM(quadrature amplitude modulation)、64QAM及び256QAMに代表されるQAM方式等を利用することができる。
図3は、MIL規格に従ったフレームの構成を概略的に示している。MIL規格のフレームは、図3に示されるように、プリアンブル信号301及びデータ信号302を含み、1秒当たり2400シンボルというシンボルレートで伝送される。MIL規格では、75bps、150bps、300bps、600bps、1200bps、2400bps(音声用)、2400bps(データ用)、4800bpsの8種類のデータレートがサポートされており、これらのうちのいずれか1つのデータレートがデータ信号302に適用される。データ信号302には、既知のチャネルシンボルパターンを有するトレーニング信号が含まれる。トレーニング信号の配置位置及びシンボル数は、適用されるデータレートに応じて異なる。
さらに、データ信号302には、インタリーブ処理が施される。インタリーブサイズとしては、0.6秒又は4.8秒の2種類が用意され、これらのうちの一方がデータ信号302に適用される。インタリーブサイズが0.6秒であるインタリーブは、ショートインタリーブと呼ばれ、インタリーブサイズが4.8秒であるインタリーブは、ロングインタリーブと呼ばれる。
プリアンブル信号301は、フレームの先頭に配置され、データ信号302に適用されるインタリーブサイズと同じ長さの信号長を有する。従って、ショートインタリーブが適用される場合、プリアンブル信号301の長さは、0.6秒(1440シンボル分)であり、ロングインタリーブが適用される場合、プリアンブル信号301の長さは、4.8秒(11520シンボル分)である。
プリアンブル信号301は、各々の長さが0.2秒(480シンボル分)である複数のセグメント303によって構成される。従って、プリアンブル信号301の信号長が0.6秒の場合、プリアンブル信号301は、3個のセグメント303を有し、プリアンブル信号301の信号長が4.8秒の場合、プリアンブル信号301は、24個のセグメントを有する。
各セグメント303は、15個のチャネルシンボルで構成される。各チャネルシンボル304は、0〜7のいずれかの値をとる。チャネルシンボルの値をチャネルシンボル番号と呼ぶ。具体的には、図3に示されるように、各セグメント303は、“0,1,3,0,1,3,1,2,0,D1,D2,C1,C2,C3,0”というチャネルシンボル系列である。各セグメント303の第1番目から第9番目までのチャネルシンボル311〜319及び第15番目のチャネルシンボル325には、既定の値が与えられる。無線受信装置100は、既知信号、即ち、既定の値を有するチャネルシンボル部分311〜319を利用してタイミング同期等の処理を行う。
各セグメント303の第12、第13、第14番目のチャネルシンボル322、323、324には、そのセグメントの順番を示すセグメントインデックスに応じたチャネルシンボル番号C1、C2、C3が与えられる。セグメントインデックスに応じたチャネルシンボル番号が与えられるチャネルシンボル部分322、323、324をセグメントインデックス信号332と呼ぶ。セグメントインデックスは、プリアンブル信号の先頭のセグメント303から降順に、各セグメント303に付与される。あるセグメント303のセグメントインデックスは、このセグメント303の直前のセグメント303のセグメントインデックスより1だけ小さい。ロングインタリーブが適用される場合、先頭のセグメント303のセグメントインデックスは23であり、最後の(即ち、第23番目の)セグメント303のセグメントインデックスは0である。また、ショートインタリーブが適用される場合、先頭のセグメント303のセグメントインデックスは2であり、最後の(即ち、第3番目の)セグメント303のセグメントインデックスは0である。図4に、セグメントインデックスとチャネルシンボル番号C1〜C3の対応関係を記述した参照テーブルを示す。この参照テーブルは、図1のセグメントインデックス復調部102に保持されている。例えば、セグメントインデックスが23のセグメント303のチャネルシンボル番号C1、C2、C3は、5、5、7である。
各セグメント303の第10及び第11番目のチャネルシンボル320及び321には、データ信号に適用されているデータレート及びインタリーブサイズに応じたチャネルシンボル番号D1及びD2が与えられる。データ信号302に適用されているデータレート及びインタリーブサイズに応じたチャネルシンボル番号が与えられるチャネルシンボル部分320及び321を制御信号331と呼ぶ。チャネルシンボル番号D1及びD2はそれぞれプリアンブル信号301中の全てのセグメント303で同じ値である。図5に、データレート及びインタリーブサイズとチャネルシンボル番号D1及びD2の対応関係を記述した制御情報用の参照テーブルを示す。図5の参照テーブルは、図1の制御情報決定部103に保持されている。一例として、データレートが600bpsであり且つインタリーブサイズが4.8秒である場合、チャネルシンボル番号D1及びD2はそれぞれ4及び6である。
次に、図3のプリアンブル信号から送信用のプリアンブル信号を生成する手順を説明する。まず、無線送信装置200の信号生成部は、データ信号に適用するインタリーブサイズの情報に基づいて、プリアンブル信号の長さを決定する。続いて、信号生成部は、データ信号に適用するデータレート及びインタリーブサイズの情報に基づいて、制御信号(チャネルシンボル番号D1及びD2)、セグメントインデックス信号(チャネルシンボル番号C1、C2及びC3)を決定して、プリアンブル信号を生成する。このプリアンブル信号は、図2に示されるプリアンブル信号21に対応する。
図2のトランスコード部201は、信号処理部で生成されたプリアンブル信号21に対してトランスコード処理を行う。トランスコード処理により、プリアンブル信号中のチャネルシンボルの各々は、32シンボルのWalsh−Hadamard系列(以下、WH系列と呼ぶ)に変換される。図6に、トランスコード処理に用いる変換用の参照テーブルを示す。図6の左列がチャネルシンボル番号を示し、右列がチャネルシンボル番号それぞれに対応するWH系列を示す。例えば、チャネルシンボル番号が2の場合、出力される32シンボルのWH系列は、“00440044004400440044004400440044”となる。尚、図6のWH系列は、互いに直交する関係にある。
スクランブル部202は、トランスコード部201が出力するWH系列22の各シンボルに対してスクランブル処理を行う。送信用のプリアンブル信号を生成する過程で用いられるスクランブル系列23は、各要素が0〜7のいずれかの値をとる周期32の系列(“74305150221157435026216200505266”)であり、先頭の要素から順番にスクランブル処理で使用される。スクランブル処理は、WH系列22の各シンボルの値と、スクランブル系列23の対応する要素の値の和に対して8を除数としたモジュロ演算を行うことにより行われる。例えば、トランスコード処理後のシンボルの値が4であり且つスクランブル系列の要素の値が7である場合、スクランブル処理後のシンボルの値は3である。また、例えば、トランスコード処理後のシンボルの値が0であり且つスクランブル系列の値が7である場合、スクランブル処理後のシンボルの値は7である。WH系列の信号長とスクランブル系列長は同一の32であるので、いずれのWH系列に対しても同じスクランブル系列が適用されることになり、WH系列がスクランブル処理された後でも系列間の直交関係は維持される。スクランブル処理後のWH系列は、送信シンボル系列24として変調部203へ与えられる。
送信シンボル系列24の送信シンボルの各々は、変調部203によって、図7に示す複素平面上の8相PSK信号点にマッピングされ、送信複素シンボルが生成される。送信シンボルが0、1、2、3、4、5、6、7の場合、8相PSK信号点のマッピング処理により生成される送信複素シンボルはそれぞれ次のようになる。
Figure 0005284388
変調部203で生成された送信複素シンボル系列は、送信複素信号25として送信部に与えられ、各種の信号処理を施された後に送信アンテナを介して送信される。
このようにして、無線送信装置200は、送信用のプリアンブル信号を生成している。尚、データ信号の生成方法については説明を省略する。
無線受信装置100は、MIL規格に従ったフレームを受信すると、プリアンブル信号中の制御信号を復調することにより、データ信号に適用されているデータレート及びインタリーブサイズ等の制御情報を取得する。その後、無線受信装置100は、取得した制御情報に従ってデータ信号を復調する。MIL規格では、制御信号には、巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)符号等の誤り検出符号は付加されない。そのため、誤った制御情報が取得された場合でも、無線受信装置100は、誤った制御情報に従ってデータ信号を復調することになる。その結果、正確なデータ信号が得られず時間とリソースの無駄になることがある。MIL規格では、制御信号がセグメントの数だけ繰り返し送信されるので、複数のセグメントの制御信号を利用することにより、復調の結果得られた制御情報の高信頼化を図ることができる。しかしながら、実際の通信環境では、無線受信装置100は、フレームの途中から受信する場合もあるので、上述した方法では必ずしも信頼性の高い制御情報が得られるとは限らない。
本実施形態では、セグメントインデックス信号を復調することにより得られるセグメントインデックスを利用して、制御信号を復調した結果得られる2つのチャネルシンボルの値(仮判定値と呼ぶ)を補正し、補正した仮判定値に基づいて制御情報を取得することにより、制御情報の信頼性の向上を図っている。
次に、本実施形態の無線受信装置100が制御信号を復調する方法を説明する。
ここでは、プリアンブル信号の既知信号部分を用いてタイミング同期等の処理が行われた後に、制御信号の復調処理が行われることを想定している。前述したように、制御信号は、2つのチャネルシンボル(図3のチャネルシンボル320及び321)を有し、これらチャネルシンボルの各々に対して以下に説明する復調処理が行われる。
制御信号の復調処理では、チャネルシンボル毎に8種類のWH系列のいずれか1系列が無線送信装置200から送信されることを考慮して、相関検波を行う。ここで言う相関検波とは、候補となる全てのWH系列を参照信号として用いて、参照信号と受信信号との相関値を算出してチャネルシンボル番号を判定することを指す。プリアンブル信号におけるセグメントインデックスkのt番目シンボルs(t)の受信信号r(t)は、下記の数式(1)で表される。
Figure 0005284388
ここで、lは無線伝送路のインパルス応答のパスインデックスを表し、Lはパス数を表し、h(t)は第l番目のパスのインパルス応答を表し、s(t−τ)は第l番目のパスの遅延時間τの影響を与えた信号を表し、n(t)は雑音を表す。パス数L及び遅延時間τは、タイミング同期等の前段のプロセスで推定される。
チャネルシンボル番号mのWH系列の参照信号をrref(t、m)とすると、相関値Zは、下記の数式(2)に従って算出される。
Figure 0005284388
ここで、上付きのアスタリスク*は、複素共役を表し、例えば、数式(2)のrref は、rrefの複素共役である。制御信号に使用されるチャネルシンボル番号mは、図5の制御情報用の参照テーブルに示されるように、4〜7の値をとる。従って、制御信号の復調処理における相関検波では、4〜7のチャネルシンボル番号に対応する4種類のWH系列を参照信号として用いて相関値を算出する。ただし、無線送信装置200が送信するWH系列は、スクランブル処理が施されているため、無線受信装置100は、無線送信装置200で用いられるスクランブル系列と同一のスクランブル系列を用いてスクランブル処理が施されたWH系列を参照信号rref(t、m)として用いる。
尚、相関値Zは、下記の数式(3)に従って算出されてもよい。
Figure 0005284388
さらに、相関値Zは、下記の数式(4)又は数式(5)に示すように、チャネル推定処理により得られる第l番目のパスのチャネル値h(t)に応じたチャネル情報w(t)を参照信号に乗算して算出されてもよい。
Figure 0005284388
Figure 0005284388
ここで、数式(5)は、数式(3)又は数式(4)とは異なり、複素信号をパス数分だけ合成してから絶対値を取る方法を適用している。
チャネル情報w(t)は、チャネル値h(t)を用いて、下記の数式(6)〜(9)のいずれかに従って求められる。尚、これらの数式(6)〜(9)は例示であり、チャネル情報w(t)を算出する方法は、これらの数式に限定されるものではない。
Figure 0005284388
Figure 0005284388
Figure 0005284388
Figure 0005284388
数式(9)において、σは雑音電力を表す。
4から7までのmの各々について相関値Zを算出した後に、相関値Zを用いて制御信号のチャネルシンボル番号が取得される。制御信号のチャネルシンボル番号を取得する方法としては、相関値Zが最大となるmの値をチャネルシンボル番号とする方法、相関値Zからビット尤度を算出し、ビット尤度からチャネルシンボル番号を取得する方法等がある。
前者の方法は、下記の数式(10)のように、相関値Zが最大になるチャネルシンボル番号mを算出する。
Figure 0005284388
後者の方法は、ビット尤度を算出してからチャネルシンボル番号を算出する。ビット尤度とは、チャネルシンボル番号をバイナリ値で表した場合に各ビットの0らしさ、1らしさを表す値である。図6のトランスコード処理用の参照テーブルに示されるように、チャネルシンボル番号は3ビットで表され、チャネルシンボル番号4、5、6、7のバイナリ値はそれぞれ“100”、“101”、“110”、“111”である。チャネルシンボル番号4〜7のいずれのバイナリ値も、最上位ビット(Most Significant Bit;MSB)は“1”であるので、最上位ビットから2ビット目及び3ビット目について0か1かを判定すれば、チャネルシンボル番号を得ることができる。MSBから2ビット目のビット尤度LLRは、下記の数式(11)を用いて算出され、MSBから3ビット目のビット尤度LLRは、下記の数式(12)を用いて算出される。
Figure 0005284388
Figure 0005284388
MSBからn番目ビットのビット尤度LLRが0以上の場合は、そのビットは0と判定し、ビット尤度LLRが0未満の場合は、そのビットは1と判定することで、チャネルシンボル番号のバイナリ値を得ることができる。ここで、nは2又は3である。例えば、ビット尤度LLRが正の値であり且つビット尤度LLRが負の値であれば、チャネルシンボル番号のバイナリ値は“101”と求まり、従って、チャネルシンボル番号mは5と求まる。
上述したように、受信信号r(t)と参照信号rref(t、m)との相関値Zが算出され、算出された相関値Zに基づいてチャネルシンボル番号mが算出される。制御信号復調部101は、上述した復調方法に従って、制御信号中の2つのチャネルシンボルの仮判定値D1及びD2を算出する。制御情報決定部103は、制御信号復調部101で算出された仮判定値D1及びD2を補正し、補正後の値D1及びD2で、図5に示した制御信号用の参照テーブルを参照し、データ信号に適用されているデータレートとインタリーブサイズを特定する。
尚、セグメントインデックスkのセグメント中の制御信号の復調処理について説明したが、複数のセグメントから求まる相関値又はビット尤度を合成してチャネルシンボル番号を取得してもよい。複数のセグメントを用いることで、制御信号復調部101が制御信号の仮判定値D1及びD2を正確に取得することができ、その結果として得られる制御情報の信頼性を向上させることができる。しかしながら、MIL規格のフレームを先頭から受信できるとは限らないので、十分な数のセグメントを受信できない場合がある。そのような場合、相関値又はビット尤度の合成が十分に行えなくなり、制御信号復調処理により得られる制御情報の信頼性が低下する。本実施形態では、プリアンブル信号におけるセグメントインデックスの復調結果を利用して制御信号の仮判定値D1及びD2を補正することにより、制御情報をより正確に取得することができる。
無線受信装置100では、タイミング同期処理により必ずしもフレームの先頭(プリアンブル信号の先頭)を同期位置と判定できるわけではなく、ディープフェージング等の無線伝搬環境によっては、フレーム先頭以外の第k番目セグメントの先頭で同期位置と判定する場合もある。同期位置と判定したセグメントのセグメントインデックス信号を復調し、復調の結果取得したセグメントインデックスの値を用いることにより、フレームにおけるデータ信号開始位置を判定し、さらに、制御信号の復調処理において合成可能なセグメントの数を判定することができる。
次に、セグメントインデックス信号を復調する方法を説明する。セグメントインデックス復調部102は、第k番目のセグメント中のセグメントインデックス信号中の3つのチャネルシンボルのそれぞれについて数式(2)から数式(12)で説明した方法を用いてチャネルシンボル番号C1、C2、C3を算出する。セグメントインデックス復調部102は、算出したチャネルシンボル番号C1、C2、C3で図4の参照テーブルを参照することにより、セグメントインデックスを取得する。
尚、ここでは、タイミング同期処理で同期位置と判定された第k番目のセグメントのセグメントインデックス信号を復調する例を説明したが、セグメントインデックス復調部102は、第k番目のセグメントの後に続く1以上のセグメントのセグメントインデックス信号をさらに復調してもよい。セグメントインデックス復調部102は、複数のセグメントからセグメントインデックスを取得する場合には、取得した複数のセグメントインデックスを使用することにより、取得したセグメントインデックスの値を補正することができる。一例として、同期位置と判定されたセグメントのセグメントインデックスとして8が得られ、さらに、後続する3つのセグメントのセグメントインデックスとしてそれぞれ22、21、20が得られた場合、総合的に判断して同期位置と判定されたセグメントのセグメントインデックスの値を23に変更してもよい。
さらに、複数のセグメントを用いて相関値を求め、その後、セグメントインデックスを取得してもよい。制御信号は、各セグメントで同一のチャネルシンボル番号を有するので、制御信号の各チャネルシンボルについて、数式(2)から数式(12)で説明した方法で、セグメント毎に相関値又はビット尤度を算出し、セグメント間で合成して復調精度を高めることが可能である。これに対し、セグメントインデックス信号の各チャネルシンボルは、セグメント毎にチャネルシンボル番号が異なり得るので、相関値又はビット尤度をセグメント間で合成することはできない。そこで、複数のセグメントのセグメントインデックスを参照信号として相関値を求める。参照信号の系列長を大きくすることによりセグメントインデックス信号の復調精度を高めることが可能となる。
前述のように、合成可能なセグメントの数が少ない場合、制御情報の信頼性が低下する。本実施形態では、セグメントインデックス復調部102により取得されたセグメントインデックスの情報を用いて、制御信号復調部101が取得した制御信号のチャネルシンボル番号(仮判定値)D1及びD2を補正することにより、制御信号の復調精度を高めることができ、データ信号の復調に用いる制御情報を正確に決定することができる。
図8は、制御信号の仮判定値を補正する方法の一例を示している。ここでは、制御信号に含まれる第1チャネルシンボル(図3のチャネルシンボル320)を復調した結果として仮判定値D1が得られ、第1チャネルシンボルに後続する第2チャネルシンボル(図3のチャネルシンボル321)を復調した結果として仮判定値D2が得られている。
図8のステップS801では、制御情報決定部103は、セグメントインデックス復調部102が最初に取得したセグメントインデックスの値が3以上であるか否かを判定する。或いは、セグメントインデックス復調部102により複数のセグメントインデックスが取得され、これらのセグメントインデックスが補正されている場合、制御情報決定部103は、補正後のセグメントインデックスの中で最も大きい値が3以上であるか否かを判定する。セグメントインデックスの値又は最大値が3以上の場合、ステップS802に進み、セグメントインデックスの値又は最大値が3未満の場合、ステップS804に進む。
ステップS802では、制御情報決定部103は、制御信号復調部101により取得された制御信号の仮判定値D1が6又は7であるか否かを判定する。セグメントインデックスの値又は最大値が3以上の場合、受信したフレームに含まれるセグメントの数が4以上であり、即ち、フレームはロングインタリーブ用のプリアンブル信号であり、データ信号にはロングインタリーブが適用されていると推定される。図5の参照テーブルに示されるように、ロングインタリーブが適用されている場合、制御信号のチャネルシンボル番号D1は、4及び5のいずれか一方の値を取る。仮判定値D1が6又は7である場合、仮判定値D1は、誤りであると判断され、ステップS803に進む。仮判定値D1が4又は5である場合は、ステップS804に進む。
ステップS803では、制御情報決定部103は、仮判定値D1が6である場合は仮判定値D1を4に変換し、仮判定値D1が7である場合は仮判定値D1を5に変換する。ここで、チャネルシンボル番号4、5、6、7は、バイナリ値で表すとそれぞれ“100”、“101”、“110”、“111”である。ステップS803では、3つのビットのうちの1つのビットが誤って取得されていると仮定し、6を4に変換し、或いは、7を5に変換している。これは、ビット列の第2ビットを反転することにより、即ち、第2ビットを“0”から“1”に変換し若しくは第2ビットを“1”から“0”に変換することにより実行される。
尚、仮判定値D1を補正する方法は、ステップS803で説明した例に限定されず、例えば、制御情報決定部103は、仮判定値D1が6である場合には仮判定値D1を5に変換し、仮判定値D1が7である場合には仮判定値D1を4に変換してもよい。
ステップS804では、制御情報決定部103は、仮判定値D1に基づいて制御信号の値を決定する。ステップS801で、セグメントインデックス復調部102により取得されたセグメントインデックスの値又は最大値が3未満であると判定された場合、制御情報決定部103は、制御信号復調部により取得された仮判定値D1を制御信号の決定値とする。また、ステップS802で、仮判定値D1が4又は5であった場合は、制御信号復調部により取得された仮判定値D1を制御信号の決定値とする。さらに、ステップS803において仮判定値D1を変換した場合は、変換後の仮判定値D1を制御信号の決定値とする。
ステップS805では、制御情報決定部103は、ステップS804で決定された制御信号の決定値D1が5であり、且つ、制御信号復調部101により取得された制御信号の仮判定値D2が6又は7であるか否かを判定する。図5の制御情報用の参照テーブルに示されるように、制御信号の決定値D1が5である場合、仮判定値D2は4及び5のいずれか一方の値を取る。仮判定値D2が6又は7である場合、仮判定値D2が誤っていると判断され、ステップS806に進む。仮判定値D2が4又は5である場合は、ステップS807に進む。
ステップS806では、仮判定値D2が6である場合は仮判定値D2を4に変換し、仮判定値D2が7である場合は仮判定値D2を5に変換する。ステップS806では、制御情報決定部103は、ステップS803と同様に、6を4に変換し、或いは、7を5に変換する。
尚、仮判定値D2を変換する方法は、ステップS806で説明した例に限定されず、例えば、制御情報決定部103は、仮判定値D2が6である場合には仮判定値D2を5に変換し、仮判定値D2が7である場合には仮判定値D2を4に変換してもよい。
ステップS807では、制御情報決定部103は、仮判定値D2に基づいて制御信号の値を決定する。ステップS805で、仮判定値D1が5であり且つ仮判定値D2が6又は7であるという条件を満たさない場合は、制御信号復調部101により取得された仮判定値D2を制御信号の決定値とする。ステップS806において仮判定値D2を変換した場合は、変換後の仮判定値D2を制御信号の決定値とする。
このように、セグメントインデックス復調部102により取得されたセグメントインデックスの値(又は最大値)が3以上である場合、制御信号の値D1が4又は5になるように仮判定値D1が補正される。さらに、制御信号の値D1が5に決定された場合、制御信号の値D2が4又は5になるように仮判定値D2が補正される。このように制御信号の値を補正することにより、制御情報を正確に得ることができる。
以上のように、本実施形態に係る無線受信装置においては、制御信号の復調処理において合成可能なセグメントの数が少ない場合でも、セグメントインデックス復調処理により得られるセグメントインデックスの値を利用して制御信号の補正を行うことにより、制御情報を正確に得ることができる。その結果、データ信号の復調に失敗する可能性を低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…プリアンブル信号、12…制御信号の仮判定値、13…セグメントインデックス、14…制御情報、21…プリアンブル信号、22…WH系列、23…スクランブル系列、24…送信シンボル系列、25…送信複素信号、100…無線受信装置、101…制御信号復調部、102…セグメントインデックス復調部、103…制御情報決定部、200…無線送信装置、201…トランスコード部、202…スクランブル部、203…変調部。

Claims (6)

  1. プリアンブル信号とデータ信号とを含むフレームを受信し、前記プリアンブル信号に含まれる複数のセグメントの各々が、前記データ信号を復調するための制御情報を特定するための制御信号と、該セグメントに付与されるセグメントインデックスを特定するためのセグメントインデックス信号とを含む、無線受信装置であって、
    前記制御信号に含まれる第1チャネルシンボル及び該第1チャネルシンボルに続く第2チャネルシンボルを復調して、第1及び第2チャネルシンボル番号を取得する第1復調部と、
    前記セグメントインデックス信号を復調して、複数のセグメントのそれぞれに付与された各セグメントインデックスを取得する第2復調部と、
    前記第2復調部により取得されたセグメントインデックスを用いて前記第1チャネルシンボル番号を補正し、該補正した第1チャネルシンボル番号に基づいて、制御情報を決定する決定部と、を具備し、
    前記決定部は、前記第2復調部により取得された複数のセグメントインデックスの中で最大のセグメントインデックスが3以上であり、且つ、前記第1チャネルシンボル番号が6及び7のいずれか一方である場合に、該第1チャネルシンボル番号を補正することを特徴とする無線受信装置。
  2. 前記決定部は、前記第2復調部により取得されたセグメントインデックスの最大値が3以上であり、且つ、前記第1チャネルシンボル番号が6及び7のいずれか一方である場合に、該第1チャネルシンボル番号を3ビットで表示したビット列の第2ビットを反転することにより、該第1チャネルシンボル番号を補正することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  3. プリアンブル信号とデータ信号とを含むフレームを受信し、前記プリアンブル信号に含まれる複数のセグメントの各々が、前記データ信号を復調するための制御情報を特定するための制御信号と、該セグメントに付与されるセグメントインデックスを特定するためのセグメントインデックス信号とを含む、無線受信装置であって、
    前記制御信号に含まれる第1チャネルシンボル及び該第1チャネルシンボルに続く第2チャネルシンボルを復調して、第1及び第2チャネルシンボル番号を取得する第1復調部と、
    前記セグメントインデックス信号を復調して、セグメントインデックスを取得する第2復調部と、
    前記第2復調部により取得されたセグメントインデックスを用いて前記第1チャネルシンボル番号を補正し、該補正した第1チャネルシンボル番号に基づいて、制御情報を決定する決定部と、を具備し、
    前記決定部は、前記第2復調部により取得されたセグメントインデックスが3以上であり、且つ、前記第1チャネルシンボル番号が6及び7のいずれか一方である場合に、該第1チャネルシンボル番号を補正することを特徴とする無線受信装置。
  4. 前記決定部は、前記第2復調部により取得されたセグメントインデックスが3以上であり、且つ、前記第1チャネルシンボル番号が6及び7のいずれか一方である場合に、該第1チャネルシンボル番号を3ビットで表示したビット列の第2ビットを反転することにより、該第1チャネルシンボル番号を補正することを特徴とする請求項3に記載の無線受信装置。
  5. 前記決定部は、補正された前記第1チャネルシンボル番号が5であり、且つ、前記第2チャネルシンボル番号が6及び7のいずれか一方である場合に、該第2チャネルシンボル番号を3ビットで表示したビット列の第2ビットを反転することにより、該第2チャネルシンボル番号を補正し、該補正した第2チャネルシンボル番号に基づいて制御情報を決定することを特徴とする請求項2又は4に記載の無線受信装置。
  6. 前記決定部は、第1及び第2参照チャネルシンボル番号による複数の組合せを、該複数の組合せにそれぞれ対応付けられる制御情報とともに格納する参照テーブルを保持し、前記補正した第1及び第2チャネルシンボル番号で前記参照テーブルの前記第1及び第2参照チャネルシンボル番号を参照し、前記補正した第1及び第2チャネルシンボルに対応する前記制御情報を特定することを特徴とする請求項1又は3に記載の受信装置。
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