JP5284279B2 - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5284279B2
JP5284279B2 JP2009545990A JP2009545990A JP5284279B2 JP 5284279 B2 JP5284279 B2 JP 5284279B2 JP 2009545990 A JP2009545990 A JP 2009545990A JP 2009545990 A JP2009545990 A JP 2009545990A JP 5284279 B2 JP5284279 B2 JP 5284279B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trigger
pixel
pixels
array
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009545990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010516318A (ja
Inventor
イアン ムーディー
マーティン フライアー
Original Assignee
イー2ヴイ テクノロジーズ (ユーケイ) リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー2ヴイ テクノロジーズ (ユーケイ) リミテッド filed Critical イー2ヴイ テクノロジーズ (ユーケイ) リミテッド
Publication of JP2010516318A publication Critical patent/JP2010516318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5284279B2 publication Critical patent/JP5284279B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/2018Scintillation-photodiode combinations
    • G01T1/20184Detector read-out circuitry, e.g. for clearing of traps, compensating for traps or compensating for direct hits
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/2018Scintillation-photodiode combinations
    • G01T1/20185Coupling means between the photodiode and the scintillator, e.g. optical couplings using adhesives with wavelength-shifting fibres

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Description

本発明は、像形成装置に係り、より詳細には、X線イメージャーをトリガーするための手段に係る。
歯科及び他の医療用のCCD又はCMOSデバイスを使用するソリッドステートX線イメージャーが良く知られている。典型的に、口内歯科センサのようなX線センサは、X線源からのX線光子を、センサにより結像される光へと変換するためのシンチレータを備えている。
通常、X線源と、このX線源から像形成されるべき物体を貫通し又は通り越したX線が照射されてX線露出の始めに像形成を開始できる像形成装置との間には、直接的な接続が存在しない。それ故、映像の捕獲とX線放出との同期は、センサ内のトリガーメカニズムによって行われる。
このようなトリガーを行う多数の方法が良く知られている。その第1は、センサの幾つかの又は全部の像形成ピクセルの暗電流を連続的に監視し、その電流を、周囲条件及びマップされたセンサ不完全性例えば明ピクセルに対して調整されたスレッシュホールド値と比較し、そして測定値がその調整されたスレッシュホールドを越えたときにトリガーすることを含む。従って、GB2304017号は、露出の開始及び終了を識別するため信号をスレッシュホールドと比較する比較回路を伴うセンサを開示している。暗電流の作用を繰り返し除去するようにしてセンサが連続的に監視される同様の技術がWO2001/058148号に開示されている。この解決策に伴う問題は、像形成ピクセルが素早いトリガーに対して最適なものでなく且つ漂遊光を感知してしまうことである。
米国特許第5,887,049号に開示された別のトリガーメカニズムは、像形成セルのアレイとは個別の事象検出セルを設けることであり、これらは、例えば、CMOSセルであって、例えば、センサアレイの周囲に配置される。これら事象検出セルは、像形成セルへも光を与えるシンチレータからの光でトリガーされ、それ故、素早いX線トリガーに対して最適なものでなく且つ漂遊光を感知してしまう。像形成される物体によって全ての検出器が同時に塞がれるのを回避するために、離間された4つの検出器が使用される。
最適なトリガーセルが、像形成アレイをカバーするシンチレータの下で、像形成アレイの対向縁において周囲行に配置され、そして交互にアドレスされるような更に別のトリガーメカニズムが、EP06253831.9号に開示されている。
像形成アレイは、光の波長を感知するので、センサパッケージを光密にする必要があるが、快適さのため、及び線源を向いたパッケージの面をX線が透過するようにするため、パッケージをできるだけ薄くし、又、好ましくはポリマー材料から形成することが望まれる。美的な理由で、ユーザは、最良の光除外を与える黒よりも、ポリマー着色光、青、灰及び白を使用することを好む。それ故、パッケージを完全に光密にすることは困難であり、偽のトリガーが生じることがある。
10ms程度に短いX線露出に適合するため、トリガーメカニズムがX線フラックスを感知して像形成装置を積分モードに入れるには、1ms程度の高速の応答時間が要求される。CMOS検出装置を使用すると、CCD装置のように電荷ビンがなく、従って、1msのX線から生じる信号レベルは比較的低い。原理的には、各ピクセルにまたがる電圧を平均化することはできるが、トリガーメカニズムをセンサ装置に一体化することが要望され、又、平均化機能は、非常に多くのロジックが容易に一体化されることを要求する。
本発明の目的は、従来技術の上述した欠点を少なくとも改善することである。
本発明によれば、シンチレータ手段を備え、このシンチレータ手段は、基板上の像形成ピクセルのアレイと、この基板上の像形成ピクセルのアレイの外部周辺にある少なくとも1つのトリガーピクセルとの上に横たわり、そのトリガーピクセルが入射X線放射から実質的にシンチレータ手段による影に入らないようにされ、そして更に、実質的に光を通さないがX線に対して透明である層を備え、トリガーピクセルが、光には応答しないが、入射X線光子からの直接ヒットによってトリガーされるようにした、X線用の像形成装置が提供される。
便利なことに、像形成装置は、更に、シンチレータ手段の下に横たわる光ファイバプレート手段を備え、トリガーピクセルが入射X線放射から実質的にその光ファイバプレート手段による影に入らないようにする。
好ましくは、トリガーピクセルは、単位X線ドーズ当たりの信号電圧が像形成ピクセルのアレイのいずれの1つより実質的に高く、トリガーピクセルに入射する単一のX線光子がピクセル読み取りノイズより実質的に高い信号を与えると共に、比較的少数の入射X線光子でトリガーピクセルが飽和し、1msのサンプル時間でノイズから信号の弁別が充分となり且つトリガーの信頼性が高くなるようにする。
便利なことに、トリガーピクセルは、電気的キャパシタンスが像形成ピクセルのアレイのいずれの1つより低い。
好都合なことに、トリガーピクセルは、入射X線光子により発生される電荷が、多数の隣接ピクセルにわたって分散されるのではなく、おそらく単一のピクセルに収容されるように、充分大きなものである。
便利なことに、トリガーピクセルは、約20μm平方である。
好ましくは、トリガーピクセルのホトダイオードは、そのホトダイオード拡散面積が各像形成ピクセルのホトダイオード拡散面積より実質的に小さい。好ましくは、トリガーピクセルのホトダイオードは、ニアミス光子から及びホトダイオード内に到着する各光子に対して電荷を収集する。
好都合なことに、周辺トリガーピクセルに対する読み取り回路は、像形成ピクセルに対する読み取り回路より複雑さが低く且つ速度が高く、暗電流による小さな電荷とX線光子の入射による大きさ電荷との間を区別するのに充分であるに過ぎない。
好ましくは、良好な周辺トリガーピクセルと欠陥のあるX線周辺トリガーピクセルとの比は、典型的なサンプル時間内に、永久的にヒット又は否ヒット状態を与える欠陥ピクセルが偽トリガー又はミストリガーを与えないように充分に大きなものである。
好都合なことに、像形成装置は、所定のスレッシュホールド信号より上の信号を有する周辺トリガーピクセルの数をカウントして、カウントスレッシュホールドと比較し、X線放出の開始又は終了を信号するためのスレッシュホールド比較器手段を更に備えている。
便利なことに、トリガーピクセルのアレイを分割することができ、そして各部分アレイは、基板の縁付近に配置されたコンタクトパッド手段間に配置することができる。
好都合なことに、光を実質的に通さない層は、アルミニウム層である。
好ましくは、像形成装置は、使用中に、複数のトリガーピクセルの全部が、X線に対して実質的に不透明である1つ以上の歯充填材又は歯冠による影に同時に入らないように、充分に離間された複数のトリガーピクセルを備えている。
便利なことに、像形成装置は、像形成ピクセルのアレイ内にシンチレータ手段でカバーされたアレイトリガーピクセルを更に備えている。
好ましくは、アレイトリガーピクセルは、単位X線ドーズ当たりの信号電圧が像形成ピクセルよりも実質的に高い。
好都合にも、アレイトリガーピクセルは、電気的キャパシタンスが、像形成ピクセルのアレイのいずれの1つよりも低い。
好都合なことに、アレイトリガーピクセルは、像形成アレイの対向する縁においてアレイトリガーピクセルの2つの行の一方に配置される。
便利なことに、アレイトリガーピクセルは、像形成アレイの対向する縁の長さの少なくとも半分を占有する。
便利なことに、周辺トリガーピクセル及びアレイトリガーピクセルからのトリガーは、映像の積分が開始される前に要求される。
好都合にも、像形成装置は、映像捕獲を各々開始及び停止するためにアレイトリガーピクセル回路及び周辺トリガー回路のいずれの1つを使用すべきか又はその両方を使用すべきか指定するためのトリガーコンフィギュレーションレジスタを更に備えている。
以下、添付図面を参照して、本発明を一例として詳細に説明する。
本発明による映像センサ基板の概略図である。 既知の像形成ピクセルの概略図である。 本発明に使用するのに適したトリガーピクセルの概略図である。 本発明に使用するのに適した既知の像形成ピクセルの概略縦断面図である。 本発明による周辺トリガーピクセルの概略縦断面図である。 本発明に使用するのに適したDC付勢のX線源からのX線放出を示すグラフである。 本発明に使用するのに適したAC付勢のX線源からのX線放出を示すグラフである。
添付図面を通して、同じ部分が同じ参照番号で示されている。
図1及び4を参照すれば、本発明によるX線センサは、基板30の上に像形成ピクセル10のアレイ100を備え、シンチレータ41がその上に横たわり、そして任意であるが、光ファイバプレート42があり、基板30は、その第1端に実質的に45度に面取りされた角31と、その第2端に、第1の面取りされた角31より小さい、実質的に45度に面取りされた角32とを有し、純粋な長方形よりも患者の口においてより快適な形状にしている。基板の第2端には、電気的接続パッド33が設けられる。接続パッド33間には4つの離間された周辺トリガーピクセルアレイ20が散在される。それ故、図5に最も良く見られるように、周辺トリガーピクセルアレイ20は、シンチレータ41によってカバーされず、むしろ、可視光線は通さないがX線に対して実質的に透明な層51、例えば、約1ミクロン厚みの薄いアルミニウム層によってカバーされる。アルミニウムは、便利な光不透過層をなす。というのは、アルミニウム層は、センサの製造に使用され、それ故、製造中に敷設できるからである。しかしながら、X線に対して実質的に透明な他の金属性又は非金属性の光不透過層を使用することもできる。例えば、軟X線を吸収する銅の膜を使用できるが、アルミニウムより高価である。原理的には、黒のペイントも使用できる。光不透過層51は、上部層金属でも、下部層でも、又は金属層の組み合わせでもよい。
周辺トリガーピクセル20は、シンチレータ41、及びもし存在すれば、光ファイバプレート42から充分に分離して、X線の意図された入射角度において直接的なX線からそのシンチレータ又は光ファイバプレートによる影に入らないようにする必要があることを理解されたい。
シンチレータ41及び任意の光ファイバプレート42が像形成ピクセル10の上に横たわるが、周辺トリガーピクセルの上には横たわらず、光波長から保護されるような周辺トリガーピクセル20のこの構成は、X線の直接的なヒットが像形成ピクセルには望ましくないがX線トリガーピクセルには要求されるという矛盾を克服する。それ故、周辺トリガーピクセルは、光ファイバプレート又はシンチレータによってカバーされず、むしろ、シンチレータ又は光ファイバプレートによりカバーもされず、又、その影にも入らないようにシンチレータの縁から充分に離れて接合パッド33とで散在するようにされる。
周辺トリガーピクセルは、像形成ピクセルと同様のサイズであるのが好ましい。口内用としては20μ平方が適当である。周辺トリガーピクセルの読み取り回路は、像形成ピクセルのものとは異なる。というのは、暗電流による小さな電荷と、X線の入射による大きな電荷との間を区別するだけでよいからである。
それ故、スレッシュホールド比較器を使用して、どのピクセルがX線の入射による大きな電荷を有するか決定することができる。次いで、それらの出力をカウントして、大きな信号を有するピクセルの数を決定し、次いで、その数を第2のスレッシュホールドと比較することができる。第2のスレッシュホールド比較器は、例えば、2から100の値を越えたときにX線の入射を指示することができる。
シンチレータ41でカバーされず、光に対して不透明な被覆でカバーされる周辺トリガーピクセルは、アクティブ深さが約1μmである。
これは、歯科用線源から放出されるX線エネルギーの範囲において検出量子効率(DQE)が比較的低く、例えば、0.2%から2%である。例えば、アクティブ深さが500μmで、優れたDQEを与える深検出器を使用することが知られているが、このような検出器は、室温における暗電流が高く且つバイアス電圧が高く、従って、歯科用X線像形成には容易に適合できない。
1msのトリガー積分周期では、X線光子がまばらに検出されるだけである。1msごとに、例えば、ピクセル当たり10個のX線光子という入射フラックスでは、約50のうち1ピクセル未満がX線信号をもつだけであり、残りは、暗ノイズしかもたないが、例えば、20μmピクセルが2000では、数十のピクセルが信号を有する。光子カウントモードでは、信号を示すトリガーピクセルの数、例えば、2000のうちの50、から信号レベルが得られる。
トリガーピクセルの応答性を最適化するためには、厚いアクティブ深さを与えてエネルギーの高いX線を検出するのは実際的でないから、低い電荷に対して大きな電圧を発生し、それ故、装置のキャパシタンスを最小にして、トリガーピクセルのキャパシタンスが像形成ピクセルのキャパシタンスより実質的に低くするのが望ましい。更に、トリガーピクセルを充分に大きくし、例えば、20μmにして、入射X線によって発生される電荷が、多数の隣接する小さなピクセルにわたって分散されるのではなく、単一ピクセルにおいて発生されるようにするのが望ましい。
X線が直接ヒットするピクセルは、比較的大きな誘起信号を有する。40μmの方形ピクセルは、全ウェル容量(FWC)が1.6Meである。例えば、20μmサイズの低キャパシタンス周辺トリガーピクセルは、全ウェル容量が50ke−しかない。このホトダイオード内に到着する32keVエネルギーの単一X線光子は、ほぼ8.9ke−の信号を発生し、即ち18%のFWCである。
簡単な3トランジスタのホトダイオードの場合、ピクセルエリア、自己キャパシタンス及び電荷−電圧応答性が全てリンクされ、大きなピクセルでは、発生される信号電圧が小さい。X線感知の周辺トリガーピクセルは、単一X線直接ヒットからの典型的な信号を、スレッシュホールドより上で確実に検出できるように、充分に小さなキャパシタンスをもつよう設計される。50ke−FWC周辺トリガーピクセルに対するホトサイトキャパシタンスは、4fFである。予想されるkTCノイズは、8e−である。この場合に、このような周辺ピクセルに対するトリガースレッシュホールドは、10x ノイズ=80e−相当にセットされるのが便利である。
トリガースレッシュホールドより上のトリガーピクセルの数に対するスレッシュホールドは、白スポット欠陥の数、及び偽のトリガーを引き起こす宇宙線事象を考慮したものである。即ち、2段階カスケードスレッシュホールドが設けられる。トリガーピクセルは、トリガーとしてカウントされるべきノイズフロアより上の信号を発生しなければならず、そしてトリガーの数は、トリガー事象としてみなすためには1ミリ秒以内にスレッシュホールド数、例えば、2000個のトリガーピクセルのうちの50、を越えねばならない。これは、宇宙線又は明るいピクセルからの1ミリ秒あたり2000個のトリガーピクセルのうちの例えば1個のトリガーという予想されるバックグランドに匹敵する。
トリガー動作は、次いで、1msごとにトリガーピクセルのアレイを読み出し、そして第1スレッシュホールドより上の例えば5個のピクセル以上の増加を検出することを要求する。
シンチレータからのX線刺激光を検出するため、シンチレータの下の像形成アレイに、光不透過層でカバーされない付加的な同様のトリガーピクセルを含ませることができる。これは、好都合なことに、同じセンサ装置に対して2つのトリガー技術、即ちシンチレータリンクの検出器及び直接X線ベースの光子周辺検出器を与える。
図2を参照すれば、X線センサの既知の映像捕獲ピクセル10は、電圧VDDにおける複数の金属層の電力フィード11によって取り巻かれる。図示されたように、このピクセルは、ピクセルの上縁付近をリセットコネクタライン12が水平に横断し且つその下縁付近を行選択コネクタライン13が水平に横断する。又、このピクセルは、図1に見られるように、その左縁付近をVSSコネクタライン14及び出力コネクタライン15が垂直に横断する。像形成ホトダイオードは、実質的にピクセルの中心に配置される。或いは又、4つの小さなホトダイオード16aのアレイが、破線で示すように設けられてもよい。
図3を参照すれば、図1の像形成ピクセルと実質的に同じサイズであるアレイトリガーピクセルも、電圧VDDにおける金属電力フィード21によって取り巻かれる。このピクセルは、ピクセルの上縁付近をリセットコネクタライン22が水平に横断しそしてその下縁付近を行選択コネクタライン23が水平に横断する。又、このピクセルは、図2に見られるように、その左縁付近をVSSコネクタライン24及び出力コネクタライン25が垂直に横断する。像形成ピクセルの像形成ホトダイオード16より実質的に小さいトリガーホトダイオード26は、実質的にトリガーピクセルの中心に配置される。読み取り及びリセットトランジスタ27は、VSSコネクタライン24及び出力コネクタライン25の下に配置される。アレイトリガーピクセルは、アレイ像形成ピクセルより敏感であるのが好ましく、且つキャパシタンスが低いのが好ましい。
大人の歯の金属充填材は、単一の非常に小さいトリガーエリアを不明瞭にさせることがある。全てのトリガーピクセルがこのような充填材により不明瞭にされないよう確保するには、アレイの巾の少なくとも半分のストリップ形態の2つのトリガーエリアがアレイの頂部及びアレイの底部にあれば通常は充分である。それ故、例えば、20mm巾及び40μ高さの実質的なトリガーピクセルエリアを与えることが要求される。
歯科用X線のための典型的なX線源は、最大X線エネルギーが60keVであり、且つ典型的なX線エネルギーが32keVである。放出される最低X線エネルギーは、10keVである。というのは、10keVより低いエネルギーのX線は、線源のアルミニウム窓によって吸収されるからである。全ての電荷が1つのピクセルに収集されるとすれば、この最悪のケースのエネルギーにおける単一光子は、シリコンにおける2777eの信号、即ち通常は、像形成装置のノイズフロアより充分上の信号を生じさせる。周辺トリガー回路は、10ms程度に短いX線露出に適合するように1msから2msで応答する必要がある。
従って、一実施形態では、周辺トリガーピクセルに加えて、主アレイの上縁及び下縁の各々に1つづつ、2行の特殊なアレイトリガーピクセル(例えば、600ke−の像形成ピクセルに比して、例えば、約100keの減少された全ダイオード電荷を伴う)があって、シンチレータでカバーされている。これらは、リセット、プリセット時間に対する積分、読み出し、ADCによる量子化、スレッシュホールドとの比較、著しく照射されたピクセルのカウント、及びそのカウントとトリガー事象スレッシュホールドとの比較(充填材による影を許すために行の5から10%の範囲)のシーケンスを通して駆動される。著しく照射されたピクセルの数がトリガー事象スレッシュホールドより上である場合には、主アレイがリセットから取り出されて、映像を積分することが許され、さもなければ、シーケンスが繰り返される。主像形成アレイが、例えば、200msのX線期間に飽和するとすれば、アレイトリガーピクセルは、1msの積分時間の後に最大信号が飽和の3%だけであり、そして通常は、頬、歯肉及び骨による減衰のために非常に僅かである。アレイトリガー積分時間は、トリガーをノイズより上で確実に検出できるまでに1msより長くする必要がある。
従って、トリガーピクセルは、像形成エリア内及び像形成エリアの外部周辺に配置することができる。周辺トリガーピクセルは、X線のみに敏感であり、即ちトリガーピクセルは、シリコンのみのもので、シンチレータは伴わず、アルミニウムでカバーされる。というのは、これらは、パッケージの光漏れを拒絶するからである。
像形成エリア内に使用されるトリガーピクセルは、そのトリガーピクセルが像形成ピクセル及びコネクタラインと整列されるように、像形成ピクセルと同じサイズであるのが好ましい。
要約すれば、本質的に、周辺トリガーピクセルは、幾つかがシリコン中の深部で生じるX線相互作用事象から発生される電荷の最大量を収集し且つその電荷の(隣接ピクセル間の)分散を最小にするように設計されねばならない。周辺トリガーピクセルは、X線から生じる深部に発生される電荷をガードし、ダンプし又は再結合するメカニズムを除いたものであるのが好ましい。周辺トリガーピクセルは、アレイ像形成ピクセルより敏感であるのが好ましく、又、キャパシタンスが低いのが好ましい。X線を照射したときに典型的なアクティブ深さが1μの領域であるこの性質のピクセルアレイは、信号を伴うピクセルが比較的少数であり、そしてそれらは、比較的明るいものである。
アレイトリガーピクセルは、直接的X線事象及びシンチレータ光放出の両方から電荷を収集するように設計されるのが好ましい。又、アレイトリガーピクセルは、X線から生じる深部に発生される電荷をガードし、ダンプし又は再結合するメカニズムを除いたものであるのが好ましい。更に、アレイトリガーピクセルは、アレイ像形成ピクセルより敏感であるのが好ましく、又、キャパシタンスが低いのが好ましい。
像形成ピクセルは、典型的なシンチレータの波長範囲の光を像形成するときに、周辺トリガーピクセル又はアレイトリガーピクセルのいずれよりも高いMTFに対して設計されるのが好ましい。映像ピクセルは、X線から生じる深部に発生される電荷をガードし、ダンプし又は再結合するメカニズムを含む。
ここに述べるトリガーシステムは、DC付勢及びAC付勢の両X線源に対して適したものである。図4に示すように、DC付勢のX線発生器は、滑らかな上昇部61と、フラットな主パルス62と、滑らかな下降部63とをしばしば有する。しかしながら、AC付勢のX線発生器の場合には、放出の開始は、図5に示すように、単調ではなく、弱いパルス71を与え、その後、主露出が始まると、パルス間に短いギャップ72をもつ変調パルスとなる。AC発生器の使用は、バースト中に著しい振幅変化をもつことによりX線検出の終了の区別がつかないが、実際の終了後に後続する弱いパルスを無視することができる。このシステムは、この場合も、任意に配置された歯科用の金属充填材並びに欠陥の明るいピクセル及び欠陥の暗いピクセルの存在中で、ほぼ1ミリ秒以内にX線のバーストの終了を検出する。
映像ロスがほとんどない状態で10msの典型的な短いドーズを捕獲できるようにするために、X線放出の開始を検出するように1msのターゲットが与えられる。一部分は、映像のダウンロードをできるだけ早く開始し、ひいては、必要以上に大きな暗電流ノイズの付加を回避するが、露出時間を測定できるようにするために、X線放出の終了の検出についても、同じターゲットがセットされる。しかしながら、1ミリ秒ターゲットをほぼ10ミリ秒に増加することは、増加された応答時間が検出をより確実なものにする場合にはおそらく問題にならない。低いフラックス及び長い露出では、長いトリガー遅延を許す可能性が大きい。非常に低いフラックスのX線を使用するための別の動作モードは、トリガーに対する各サーチ中に像形成アレイを積分モードに入れ、次いで、トリガーが見つかった場合には映像を保持し、或いはトリガーがない場合にはアレイをリセットすることである。
信号「トリガー」は、ここでは、X線ドーズの開始の検出を指すのに使用され、そして信号「非トリガー」は、ドーズの終了の検出を指示する。
AC付勢のX線発生器が使用されるときには、主パルス中にフラックスがないか又はフラックスが非常に減少された短い周期72が早目の非トリガーを与えることができる。しかしながら、これを克服するために、X線ドーズが明確に完了するまで非トリガーの作用を遅延するように「非トリガー遅延時間」レジスタに遅延をプログラムすることができる。
上述したように、2つのオンチップトリガー回路を設けることができる。第1のトリガー回路は、金属によりシールドされ、ひいては、X線のみに敏感な小さなピクセルの専用アレイを使用する周辺トリガーである。第2のトリガー回路は、シンチレータからの光の光子に敏感な主ピクセルアレイ内の変更ピクセルの2つの行(トリガー行)を使用するアレイトリガーを含む。イメージャーは、トリガーコンフィギュレーションレジスタを使用して、映像捕獲を開始及び停止するためにトリガー回路のどの一方を又は両方を使用すべきか決定することができる。一実施形態では、主制御ロジックは、「トリガー行」トリガーを駆動し及び感知し、一方、周辺トリガーは、それ自身の制御ロジックと共に自蔵される。
各映像に対してどちらのトリガー回路が使用されても、トリガーから非トリガーまでの時間は、クロックパルスをカウントすることで測定される。次いで、同じ時間巾を使用して、映像がダウンロードされた後の暗フレームを捕獲し、打ち消しのための最適な精度を与えることができる。
主アレイが積分している間に、トリガー行は、リセット、積分、読み出し、量子化、スレッシュホールド検出、著しく照射されたピクセルのカウント、及びそのカウントと非トリガー事象スレッシュホールドとの比較、のサイクルを継続する。数値が非トリガー事象スレッシュホールドより下がる場合に、主映像アレイダウンロードが開始される。
「映像最大積分時間」レジスタによりセットされるタイマーは、非トリガーが生じなかった場合でも、又は「非トリガー遅延時間」がまだカウントされている場合でも、映像ダウンロードが開始される時間をセットする。
固定の積分時間が必要とされる場合には、非トリガーが生じるのを防止し、ひいては、厳密に「映像最大積分時間」レジスタによりセットされた時間に対して積分するために、「アレイ非トリガー事象スレッシュホールド」をゼロにプログラムすることができる。
別のトリガープランは、非常に低いフラックスのX線に使用するためのオプションである。これは、信号対雑音比を改善するためにトリガー回路(アレイ及び周辺)に対する長い積分時間(例えば、10又は20ms)を、おそらく、X線パルスの時間巾と同程度に長い時間にセットする。このモードは、主アレイのリセットタイミングを変化させ、従って、主アレイは、トリガーシステムの各判断ポイントでのみリセットでき、又、アレイは、トリガー回路がX線検出を積分する間に映像を積分するように試みる。X線なしのトリガー判断は、通常のトリガーリセットとの主アレイ同期に対してリセットを与えるが、X線検出のトリガー判断は、主アレイへのリセットを阻止し、映像積分を継続させることができる。この映像積分は、トリガーシステムが1つ以上のトリガーサイクル後に非トリガーを検出するまで続く。非トリガーが検出されるか又は「映像最大積分時間」に到達して時間切れとなると、映像ダウンロードプロセスが開始される。
プログラム可能なピクセル電圧スレッシュホールドと、著しい露出でのピクセルのカウントとを組み合わせて使用することにより、若干の欠陥ピクセル(明又は暗)の作用が、カウントスレッシュホールドにより除去される。暗電流の一般的レベルの変化の作用は、プログラムされた積分時間中の最大予想暗電流より充分上であるが中間露出映像ピクセルに対して予想されるレベルよりは低い露出に対応するレベルにピクセル電圧スレッシュホールドをセットすることにより、除去される。トリガーピクセルは、像形成ピクセルより少なくとも6倍も敏感であり、従って、それらが短い時間中(10ないし250msにおいて1ms)積分されても、回路が充分に露出されたピクセルの数を検出するだけでよいことで、暗電流より上の良好な余裕が与えられる。適当なスレッシュホールドを選択できない場合には、暗フレームを打ち消しても、優れた質の映像を得ることができない。最終的に、ピクセルの1つの完全な行を使用して、そのうちの少なくとも幾つかが充填物からの影を越えるようにし、これも、1つの行内のピクセルの数の小部分にカウントスレッシュホールドをセットしなければならないことを意味する。多数のスレッシュホールドは、全て、制御バスにわたってプログラム可能である。最も信頼性のあるトリガー及び非トリガー検出に対して最適な設定を見出すために特徴付け及び試行を行うことができる。
この像形成装置、インターフェイスモジュール及びPCを使用する制御ループは、動作条件の変化を追跡し、そしてトリガー設定を自動的に調整するように構成することができる。
周辺トリガーの動作は、上述したアレイトリガーの動作にかなり類似しているが、周辺トリガー構造は、X線トリガー検出に最適なものとされる。周辺トリガーは、単に2つのトリガー行ではなく、ピクセルの専用アレイ全体を使用し、この周辺トリガーアレイは、充填物の影を回避するために3つ又は4つの物理的に離間されたアレイに分割され、制御信号は、単一の大きなアレイの作用を与えるように配線される。周辺トリガーピクセルの上にシンチレータはないが、漂遊光がトリガーを与えるのを回避するために周辺トリガーピクセルの上には金属がある。各直接的なX線光子に対して最大電圧出力を与えるためにピクセルキャパシタンスは非常に小さくされ、読み取り動作が簡単化される。例えば、電荷容量が約50keの状態では、単一のX線光子(−10ke)からの電荷は、どれほど多くのピクセルがX線光子を共有するかに基づいて全放電の20%までを与える(ピクセルマトリクスのどこでX線光子が検出されるかに基づいて、おそらく、1、2又は4)。読み取りの簡単化は、低い精度及び限定範囲のDACを使用して、(制御バスにわたってセットされる)固定の比較電圧を列比較器に与え、ピクセルにヒットする1つ以上のX線光子が個別の出力を与える一方、暗電流が良好なピクセルにおいてそのレベルに到達しないようにすることで、ADCを除去する。
全アレイが読み取られ、全ヒットがカウントされ、次いで、「周辺トリガー事象スレッシュホールド」の数値と比較される。典型的なX線フラックスは、2000ピクセルのアレイで1ミリ秒の積分時間内に約50のヒットピクセルを与えることが予想される。〜50のこのカウントは、偽トリガー又はミストリガーを与えることなく若干の欠陥ピクセルがヒット又は否ヒット状態を永久的に与えるのを許すに充分なほど大きなものである。アレイトリガー回路の場合と同様に、低いカウントでトリガーアレイをリセットして新たな積分サイクルを開始すると共に、高いカウントで映像の捕獲を開始するトリガー出力を与える。
主アレイが積分を行っている間に、周辺トリガーは、リセット、積分、スレッシュホールド検出での読み出し、ヒットのカウント、及びそのカウントと「周辺非トリガー事象スレッシュホールド」との比較、のサイクルを継続する。その数値がこの非トリガー事象スレッシュホールドより下がった場合には、主映像アレイダウンロードが開始される。
アレイトリガーの場合と同様に、「映像最大積分時間」レジスタによってセットされた時間切れがあり、これを使用して、「周辺非トリガー事象スレッシュホールド」レジスタに全てゼロをロードすることにより、固定積分時間をセットすることができる。
前記アレイトリガーの説明で述べたように、トリガーコンフィギュレーションレジスタによりどのトリガーブロックが選択されるかに基づいて、低フラックスの別のトリガーを周辺トリガーと共に使用することもできる。
アレイトリガーと同様に、この像形成装置、インターフェイスモジュール及びPCを使用する制御ループは、動作条件の変化を追跡し、そして「周辺トリガー事象スレッシュホールド」及び「周辺非トリガー事象スレッシュホールド」設定を自動的に調整するように構成することができる。
「トリガー制御レジスタ」は、オン又はオフのトリガー事象を検出するのに、2つのトリガー事象のどちらを使用するか又は両方の組み合わせを使用するか決定する。
上述したアレイトリガーピクセルのような、シンチレータの下のトリガーセルは、可視光線に敏感であり、そして例えば、検査スポットライトからセンサのパッケージを通る光線漏れの影響を受け易く、患者の口に配置される前に装備されるセンサに偽のトリガーを生じさせる。センサの黒いカーボンファイバパッケージは、実質的に光を通さないが、美的な理由で好ましいライトグレー、ライトブルー及び白いパッケージは、特に、パッケージ層間のクラックを通してある程度の漏れを許すことが分かった。
シンチレータを伴わず、不透明層でカバーされたトリガーセル、例えば、上述した周辺トリガーピクセルは、光線漏れの影響はないが、依然としてX線に素早く且つ確実に応答する。
又、本発明のトリガーピクセルは、X線源からのX線放出の終了を検出するのに使用でき、ひいては、例えば、患者による露出をロギングするために、X線露出の時間巾を記録するのにも使用できる。
従って、歯科用X線センサチップに含ませて、X線ドーズの開始及び終了を検出し、任意に配置される歯科用金属充填材の存在中で、偽トリガーを生じることなく、約1ミリ秒以内に未知のフラックスのX線バーストの開始を検出するトリガーシステムが説明された。X線フラックスは、要求される映像の形式(即ち、歯又は歯肉)に適したビーム電流及び範囲、並びに意図された露出時間(10ないし250ms)によってセットされる。
10:像形成ピクセル
11:電力フィード
13:行選択コネクタライン
14:VSSコネクタライン
15:出力コネクタライン
20:周辺トリガーピクセルアレイ
21:金属電力フィード
22:リセットコネクタライン
23:行選択コネクタライン
24:VSSコネクタライン
25:出力コネクタライン
26:トリガーホトダイオード
27:読み取り及びリセットトランジスタ
30:基板
31、32:面取りされた角
33:接続パッド
41:シンチレータ
42:光ファイバプレート
51:光不透過層
100:アレイ

Claims (21)

  1. 板上の像形成ピクセルのアレイの上に横たわるシンチレータ手段と、前記基板上の像形成ピクセルのアレイの外部周辺にある周辺トリガーピクセルとを備え、この周辺トリガーピクセルは、入射X線放射からシンチレータ手段による影に入らないようにされ、そして更に、実質的に光を通さないがX線に対して透明である層を備え、それにより、前記周辺トリガーピクセルが、光には応答しないが、入射X線光子からの直接ヒットによってトリガーされるようにしており、更に、所定のスレッシュホールド信号より上の信号を有する周辺トリガーピクセルの数をカウントして、カウントスレッシュホールドと比較し、X線放出の開始又は終了を信号するためのスレッシュホールド比較器手段を備えた、X線用の像形成装置。
  2. 前記シンチレータ手段の下に横たわる光ファイバプレート手段を更に備え、前記周辺トリガーピクセルが入射X線放射からその光ファイバプレート手段による影に入らないようにする、請求項1に記載の像形成装置。
  3. 前記周辺トリガーピクセルは、単位X線ドーズ当たりの信号電圧が像形成ピクセルのアレイのいずれの1つより実質的に高く、前記周辺トリガーピクセルに入射する単一のX線光子がピクセル読み取りノイズより実質的に高い信号を与えると共に、比較的少数の入射X線光子で前記周辺トリガーピクセルが飽和し、1msのサンプル時間でノイズから信号の弁別が充分で且つトリガーの信頼性が高くなるようにする、請求項1又は2に記載の像形成装置。
  4. 前記周辺トリガーピクセルは、電気的キャパシタンスが像形成ピクセルのアレイのいずれの1つより低い、請求項3に記載の像形成装置。
  5. 入射X線光子により発生される電荷が、単一の周辺トリガーピクセルに収容され、多数の隣接トリガーピクセルにわたって分散されない、請求項1から4のいずれかに記載の像形成装置。
  6. 前記周辺トリガーピクセルは実質的に20μm平方である、請求項5に記載の像形成装置。
  7. 前記周辺トリガーピクセルの光感知部分、各像形成ピクセルの光感知部分の面積より実質的に小さい面積を有する、請求項1から6のいずれかに記載の像形成装置。
  8. 前記周辺トリガーピクセルのための読み取り回路は、暗電流による小さな電荷とX線光子の入射による大きさ電荷との間を区別する、請求項1から7のいずれかに記載の像形成装置。
  9. 良好な周辺トリガーピクセルと欠陥のあるX線周辺トリガーピクセルとの比は、典型的なサンプル時間内に、永久的にヒット又は否ヒット状態を与える欠陥ピクセルが偽トリガー又はミストリガーを与えないように充分に大きなものである、請求項1から8のいずれかに記載の像形成装置。
  10. 前記周辺トリガーピクセルは、基板の縁付近に配置されたコンタクトパッド手段間に配置される、請求項1からのいずれかに記載の像形成装置。
  11. 光を実質的に通さない前記層は、アルミニウム層である、請求項1から10のいずれかに記載の像形成装置。
  12. 使用中に、複数のトリガーピクセルの全部が、X線に対して実質的に不透明である1つ以上の歯充填材又は歯冠による影に同時に入らないように、充分に離間された複数のトリガーピクセルを備えた、請求項1から11のいずれかに記載の像形成装置。
  13. 前記像形成ピクセルのアレイ内に前記シンチレータ手段でカバーされたアレイトリガーピクセルを更に備えた、請求項1から12のいずれかに記載の像形成装置。
  14. 前記アレイトリガーピクセルは、単位X線ドーズ当たりの信号電圧が像形成ピクセルよりも実質的に高い、請求項13に記載の像形成装置。
  15. 前記アレイトリガーピクセルは、電気的キャパシタンスが、像形成ピクセルのアレイのいずれの1つよりも低い、請求項14に記載の像形成装置。
  16. 前記アレイトリガーピクセルは、像形成アレイの対向する縁において前記アレイトリガーピクセルの2つの行の一方に配置される、請求項13から15のいずれかに記載の像形成装置。
  17. 前記アレイトリガーピクセルは、像形成アレイの対向する縁の長さの少なくとも半分を占有する、請求項16に記載の像形成装置。
  18. 前記周辺トリガーピクセル及び前記アレイトリガーピクセルからのトリガーは、映像の積分が開始される前に要求される、請求項13から17のいずれかに記載の像形成装置。
  19. 遅延中に更なるX線が検出されないよう確保するためにX線露出の終了を指示する信号を遅延すべきところの遅延時間を記憶するための非トリガー遅延時間レジスタを更に備えた、請求項1から18のいずれかに記載の像形成装置。
  20. 映像捕獲を各々開始及び停止するためにアレイトリガーピクセル回路及び周辺トリガー回路のいずれの1つを使用すべきか又はその両方を使用すべきか指定するためのトリガーコンフィギュレーションレジスタを更に備えた、請求項13から19のいずれかに記載の像形成装置。
  21. 前記トリガーピクセルを含むトリガーシステムを備え、前記像形成アレイ及びトリガーピクセルは、前記周辺トリガーピクセル又はアレイトリガーピクセルがX線の直接ヒットを積分する間に前記像形成アレイが映像を積分するように構成され、前記トリガーシステムがX線を検出しないと、前記像形成アレイがリセットされ、前記トリガーシステムがX線を検出すると、前記リセットが阻止されて映像の積分が継続される、請求項1から20のいずれかに記載の像形成装置。
JP2009545990A 2007-01-19 2008-01-16 像形成装置 Expired - Fee Related JP5284279B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0701076.2 2007-01-19
GBGB0701076.2A GB0701076D0 (en) 2007-01-19 2007-01-19 Imaging apparatus
PCT/GB2008/000128 WO2008087394A1 (en) 2007-01-19 2008-01-16 Imaging apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010516318A JP2010516318A (ja) 2010-05-20
JP5284279B2 true JP5284279B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=37846661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009545990A Expired - Fee Related JP5284279B2 (ja) 2007-01-19 2008-01-16 像形成装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7977642B2 (ja)
EP (1) EP2104867B1 (ja)
JP (1) JP5284279B2 (ja)
KR (1) KR101414692B1 (ja)
GB (1) GB0701076D0 (ja)
WO (1) WO2008087394A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101787119B1 (ko) * 2009-07-30 2017-11-15 다카라 텔레시스템즈 가부시키가이샤 방사선 촬상 장치 및 방사선에 의한 촬상 방법, 및 데이터 처리 장치
DK2459070T3 (da) 2009-07-31 2020-06-02 Dental Imaging Technologies Corp Panorama-tandbilleddannelse med anvendelse af segmentering og en master-bue
JP5616105B2 (ja) 2010-04-14 2014-10-29 浜松ホトニクス株式会社 固体撮像装置
JP5616106B2 (ja) 2010-04-14 2014-10-29 浜松ホトニクス株式会社 固体撮像装置
WO2012174509A1 (en) * 2011-06-16 2012-12-20 Suni Medical Imaging, Inc. X-ray image sensor
JP5676405B2 (ja) * 2011-09-27 2015-02-25 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置、放射線画像撮影システム、プログラムおよび放射線画像撮影方法
WO2014205538A1 (en) * 2013-06-28 2014-12-31 Teledyne Dalsa, Inc. Method and system for assembly of radiological imaging sensor
WO2017209662A1 (en) * 2016-05-30 2017-12-07 Prismatic Sensors Ab X-ray imaging for enabling assessment of scoliosis
EP3762967A1 (en) 2018-03-09 2021-01-13 Imasenic Advanced Imaging, S.L. Binning pixels

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63143862A (ja) * 1986-12-08 1988-06-16 Fuji Photo Film Co Ltd 固体撮像装置
KR910003202B1 (ko) * 1988-10-25 1991-05-22 삼성전자 주식회사 트리거 회로
JPH05130990A (ja) * 1991-10-25 1993-05-28 Hamamatsu Photonics Kk 自動露出機能付き医療用x線画像検出装置
DE4235527C2 (de) * 1991-10-25 1998-07-09 Morita Mfg Einrichtung zur Erfassung medizinischer Röntgenbilder mit automatischer Belichtung
JP3255371B2 (ja) * 1992-07-22 2002-02-12 浜松ホトニクス株式会社 X線撮像装置
JP3496958B2 (ja) * 1993-09-01 2004-02-16 富士写真フイルム株式会社 放射線検出器、画像読出処理条件決定方法および照射野認識方法
GB2304017B (en) 1995-08-01 1999-11-17 Eev Ltd Imaging apparatus
KR0161480B1 (ko) * 1995-12-22 1999-03-20 김광호 이미지센서의 구동회로
US5760403A (en) * 1996-04-18 1998-06-02 Loral Fairchild Corp. High modulation transfer function CCD X-ray image sensor apparatus and method
US5887049A (en) * 1996-11-12 1999-03-23 California Institute Of Technology Self-triggered X-ray sensor
US5912942A (en) * 1997-06-06 1999-06-15 Schick Technologies, Inc. X-ray detection system using active pixel sensors
JPH11188033A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Hamamatsu Photonics Kk 歯科用x線像撮像装置および歯科用x線像撮像装置用モジュール
US6396046B1 (en) * 1999-11-02 2002-05-28 General Electric Company Imager with reduced FET photoresponse and high integrity contact via
EP1252762B1 (en) 2000-02-02 2005-04-20 Dentsply International, Inc. Automatic x-ray detection for intra-oral dental x-ray imaging apparatus
JP2001299734A (ja) * 2000-04-27 2001-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd X線撮影装置
JP4508390B2 (ja) * 2000-09-14 2010-07-21 キヤノン株式会社 放射線撮像装置
JP4164282B2 (ja) * 2002-04-16 2008-10-15 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、放射線撮影方法及びコンピュータプログラム
JP4659341B2 (ja) * 2003-06-23 2011-03-30 キヤノン株式会社 X線撮影装置
EP1681584B1 (en) * 2005-01-13 2009-09-09 Aloka Co., Ltd. Scintillator member and manufacturing method thereof, and radiation measuring device
US7151287B1 (en) * 2005-03-25 2006-12-19 Cypress Semiconductor Corporation Minimizing the effect of directly converted x-rays in x-ray imagers
GB0514998D0 (en) * 2005-07-21 2005-08-31 E2V Tech Uk Ltd Sensor with trigger pixels for imaging of pulsed radiation
JP4819561B2 (ja) * 2006-04-24 2011-11-24 浜松ホトニクス株式会社 固体撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR101414692B1 (ko) 2014-07-03
US20100084564A1 (en) 2010-04-08
WO2008087394A1 (en) 2008-07-24
US7977642B2 (en) 2011-07-12
KR20090119853A (ko) 2009-11-20
EP2104867A1 (en) 2009-09-30
EP2104867B1 (en) 2013-02-20
JP2010516318A (ja) 2010-05-20
GB0701076D0 (en) 2007-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5284279B2 (ja) 像形成装置
US7755056B2 (en) Sensor with trigger pixels for imaging of pulsed radiation
TWI776834B (zh) 具有x射線檢測器的圖像傳感器
CN107533146B (zh) 半导体x射线检测器
US7512210B2 (en) Hybrid energy discriminating charge integrating CT detector
JP4373607B2 (ja) 放射を画像化するための撮像装置
TWI536551B (zh) X射線及光學影像感測器
TWI744385B (zh) 半導體x射線檢測器的封裝
US7435966B2 (en) X-ray detector
WO1998056214A1 (en) X-ray detection system using active pixel sensors
TWI813785B (zh) 圖像感測器、射線照相系統、貨物掃描或非侵入式檢查(nii)系統、全身掃描器系統、輻射電腦斷層攝影(輻射ct)系統、電子顯微鏡及成像系統
US11243313B2 (en) Radiation image capturing apparatus and radiation image capturing system
EP3853639A1 (en) An imaging system
WO2017143584A1 (en) Methods of data output from semiconductor image detector
TW201933596A (zh) 輻射檢測器的封裝
US20150223312A1 (en) X-Ray Imaging Apparatus
JPH0638950A (ja) X線撮像装置
US11944483B2 (en) Radiation detector with automatic exposure control and a method of automatic exposure control
TWI834847B (zh) 圖像感測器、其使用方法及輻射電腦斷層掃描系統

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5284279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees