JP5282033B2 - 金属・絶縁体転移(mit)素子の不連続mitを連続的に測定する回路及びその回路を利用したmitセンサ - Google Patents

金属・絶縁体転移(mit)素子の不連続mitを連続的に測定する回路及びその回路を利用したmitセンサ Download PDF

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Description

本発明はMITデバイスに係り、特にMIT素子の応用回路、及びその回路を利用したMITセンサに関する。
現在、新たな金属・絶縁体転移(MIT:Metal Insulator Transition)の応用技術が開発されている。一般に、バナジウム酸化物(V25)において68℃で不連続ジャンプが起きること、及びそれによって、不連続MITを起こすバナジウム酸化物のセラミック物質を特定温度感知用センサに利用できることが知られていた。しかし、不連続MIT現象を制御することができるという新しい事実が発見され、論文「New J.Phys.6(2004)52(www.njp.org)」に開示された。
一般的にセンサは、光、磁気、圧力などを感知する物理量検出センサと、ガスや湿度などを感知する化学量検出センサとに大別される。技術が絶えず進歩すると共に、多様で精密なセンサが開発され続けている。
センサのうち、サーミスタやバイメタルを利用した温度センサがある。かような温度センサで感知することができる温度範囲は、特定温度に限定されるか、または過度に広い可能性がある。光度を感知するセンサは、デジタルカメラやキャムコーダに使われるCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ及びCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを含む。これらのセンサは高価であり、さらに光しか感知することができない。
MIT素子では、特定電圧(以下、「転移電圧」と呼ぶ)または特定温度(以下、「転移温度」と呼ぶ)で、絶縁体から金属への急速な転移が発生する。この転移電圧または転移温度は、前述のように制御可能である。MIT現象は、電圧・電流曲線を利用し、転移電圧または転移温度での電流の不連続ジャンプとして説明できる。このMIT素子の転移電圧や転移温度は、光、温度、圧力またはガスのような外部因子によって変化しうる。従ってMIT素子の不連続MITジャンプを連続的に測定することで、外部因子の変化を感知することができる。しかし、今のところ、MIT素子の不連続MITを連続的に測定できる電子回路は、開発されていない。
本発明は、MIT素子の不連続MITを連続的に測定できる回路、及びその回路を用いたMITセンサを提供する。
本発明の一態様によると、MIT素子の不連続MITを測定する回路を提供する。MIT素子は、転移電圧で不連続MITを起こすMIT素子を含む測定対象部と、測定対象部に所定パルス電流または電圧信号を印加するための電源部と、MIT素子の不連続MITを測定する測定部と、電源部と測定部とを制御する制御装置とを備える。
測定対象部は、MIT素子に直列連結された保護抵抗を備えることができ、電源部は、パルス電流または電圧信号を生成するデジタル・アナログ・コンバータ(DAC)及びDACの出力信号を増幅する演算増幅器を備えることができる。測定部は、比較器、及び比較器の出力信号を保存し、制御装置のマイクロプロセッサに保存された信号を伝達するエッジトリガード・フリップフロップまたはサンプルホルダを備えることができる。外部抵抗の代わりに、MIT素子内の抵抗構成要素を保護抵抗として利用することができる。
比較器の第1入力端子を、MIT素子と保護抵抗との間に連結することができ、第2入力端子は、MIT素子の転移電圧に対応する基準電圧を受けることができる。基準電圧は、可変抵抗を通して調節することができ、電源部で生成されたパルス電流または電圧信号を、MIT素子に印加することができる。比較器は、第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧より低い場合、ロー信号を出力し、第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧と同じかそれよりも高い場合、ハイ信号を出力することができる。エッジトリガード・フリップフロップまたはサンプルホルダは、比較器の出力信号を保存し、マイクロプロセッサに出力信号を伝達することができる。
マイクロプロセッサは、データバスを介してDACの出力信号を制御することができる。基準電圧を、制御装置のマイクロプロセッサによって印加することができる。
測定対象部は、MIT素子と直列連結された保護抵抗を備えることができ、電源部は、パルス電流または電圧信号を生成するデジタル・アナログ・コンバータ(DAC)及びDACの出力信号を増幅する演算増幅器を備えることができる。測定部は、サンプルホルダ及びサンプルホルダの出力信号をデジタル信号に変換するアナログ・デジタル・コンバータ(ADC:analog-to-digital converter)を備えることができる。
パルス電流または電圧信号を、MIT素子に高周波で印加することができる。サンプルホルダは、MIT素子の電圧または電流における変化を所定時間保存することができる。ADCは、サンプルホルダの出力信号を受け、出力信号をデジタル信号に変換し、制御装置のマイクロプロセッサにこのデジタル信号を伝達することができる。
制御装置のマイクロプロセッサは、データバスを介してDACに制御信号を出力し、ADCからMIT素子の電圧または電流の変化に対応する信号を受ける。データバスを介した信号伝達は、チップセレクタによって制御することができる。
測定対象部は、MIT素子と直列連結された保護抵抗を備えることができ、電源部は、パルス電流または電圧信号によって制御されるトランジスタ及び測定対象部に固定電圧を印加する入力電源を備えることができる。測定部は、比較器、及び比較器の出力信号を保存し、制御装置のマイクロプロセッサに保存された信号を伝達するエッジトリガード・フリップフロップまたはサンプルホルダを備えることができる。
比較器の第1入力端子は、MIT素子と保護抵抗との間に連結することができ、第2入力端子は、MIT素子の転移電圧に相当する基準電圧を受けることができる。基準電圧は、可変抵抗によって制御することができる。比較器は、第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧より低い場合、ロー信号を出力し、第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧と同じかそれよりも高い場合、ハイ信号を出力することができる。エッジトリガード・フリップフロップまたはサンプルホルダは、比較器の出力信号を保存し、制御装置のマイクロプロセッサに出力信号を伝達することができる。
パルス電流または電圧信号を、マイクロプロセッサによって生成してトランジスタに印加することができ、または追加のパルス生成オシレータによって生成してトランジスタに印加することができる。
トランジスタは、バイポーラ・トランジスタまたはMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタであってもよい。トランジスタがバイポーラ・トランジスタである場合は、パルス電流または電圧信号はバイポーラ・トランジスタのベースに印加され、測定対象部をバイポーラ・トランジスタのコレクタまたはエミッタに連結することができる。トランジスタがMOSトランジスタである場合は、パルス電流または電圧信号はMOSトランジスタのゲートに印加され、測定対象部をMOSトランジスタのドレインまたはソースに連結することができる。
測定対象部は、MIT素子と直列連結された保護抵抗を備えることができ、電源部は、パルス電流または電圧信号によって制御されるトランジスタ及び測定対象部に固定電圧を印加する入力電源を備えることができる。測定部は、サンプルホルダ及びサンプルホルダの出力信号をデジタル信号に変換するADCを備えることができる。
高周波パルス電圧または電流信号を、MIT素子に印加することができる。サンプルホルダは、MIT素子の電圧または電流信号における変化を所定時間保存することができる。ADCはサンプルホルダの出力信号を受け、出力信号をデジタル信号に変換し、制御装置のマイクロプロセッサにこのデジタル信号を伝達することができる。
測定対象部は、少なくとも2個のMIT素子及びこれらのMIT素子を選択するマルチプレクサを備えることができ、マイクロプロセッサは、マルチプレクサに選択信号を印加し、MIT素子のうち少なくとも1個を選択して、少なくとも1個の選択されたMIT素子の不連続MITを測定することができるようにする。
本発明の別の実施態様によると、不連続MIT測定回路を利用して製作されたMITセンサが提供される。
MITセンサは、温度センサ、赤外線センサ、イメージセンサ、圧力センサ、電磁波センサ、粒子検出器、ガス濃度センサ及びスイッチのうちの一つに該当する可能性がある。測定対象部は、複数のMIT素子を備えることができ、これらのMIT素子は、直列、並列または直列及び並列に連結されるか、アレイ状またはマトリックス状に配列される。
MIT素子はアレイ状またはマトリックス状に配列され、赤外線を含んだ電磁波によって変化する転移電圧を有し、不連続MIT測定回路は転移電圧を検出して電磁波の強度を測定できるようにする。
MITセンサは、イメージセンサであってもよい。
本発明による不連続MIT測定回路は、MIT素子の不連続MITを連続的に測定できる。さらに、MIT素子の転移電圧または転移温度は、温度、圧力、ガス濃度などの外部因子によって変化するので、MIT素子の不連続MITを連続的に測定することで外部因子の変化を感知するセンサとして、不連続MIT測定回路を、利用することができる。従って、本発明による不連続MIT測定回路を利用して製作されたMITセンサは、例えば、光、圧力、温度、またはガス濃度の変動などの物理的または化学的変化を感知することができる。
本発明による不連続MIT測定回路は、MIT素子の不連続MITを連続的に測定できる。さらに、温度、圧力またはガス濃度などの外部因子によってMIT素子の転移電圧または転移温度が変化するので、MIT素子の不連続MITを連続的に測定することで、外部因子の変化を感知するセンサとして利用することができる。
さらに、複数のMIT素子はアレイ状またはマトリックス状に配列され、そして前記MIT測定回路を介して光の強度を感知し、デジタルカメラで利用されるイメージセンサを構築する。
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、添付された図面への参照とともに、例示的な実施形態を詳細に説明することで、より明らかになるだろう。
垂直型構造を有するMIT素子の断面図である。 平面型構造を有するMIT素子の断面図である。 図1Bに示されたMIT素子の平面図である。 MIT素子及び保護抵抗の等価回路である。 図2に示された回路の電圧-電流曲線での不連続ジャンプを示す。 シミュレーションを利用することにより図3Aに示された電圧・電流曲線をデジタル化することで得られるグラフである。 本発明の一実施形態によるMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。 本発明の別の実施形態による複数のMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。 本発明の別の実施形態による複数のMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。 本発明の別の実施形態によるMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。 本発明の別の実施形態によるMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。 図8に示された回路で測定されたMIT素子の不連続MITジャンプを示すグラフである。 MIT素子に光が照射されたとき、光度によって連続的に変化する不連続MITジャンプを示すグラフである。 MIT素子に熱を加えたとき、MIT素子から感知される温度によって、連続的に変化する不連続MITジャンプを示すグラフである。 MIT素子に熱を加えたとき、MIT素子から感知される温度によって、連続的に変化する不連続MITジャンプを示すグラフである。
これから本発明を、添付図面を参照しつつ、より十分に説明する。添付図面では、本発明の例示的な実施形態が示される。しかしながら、本発明は、多くの異なる形式で具体化することが可能であり、ここで説明された実施形態に限定されると解釈するべきではない。むしろこれらの実施形態は、この開示が終わり完結して、当業者に本発明の概念を十分に伝えることができるように、与えられる。図面中で、同様の参照番号は、同様の要素を参照する。
MIT(metal-insulator transition)素子は、転移薄膜及び少なくとも2個の電極薄膜を含有する。MIT素子は、転移薄膜及び電極薄膜の位置によって、垂直型構造または平面型構造を有することができる。
図1Aは、垂直型構造を有するMIT素子の断面図である。図1Aを参照すると、垂直型構造を有するMIT素子は、基板10、基板10上に形成されたバッファ層20及びバッファ層20の上部に連続して形成された第1電極薄膜41、転移薄膜30及び第2電極薄膜42を含む。
バッファ層20は、基板10と第1電極薄膜41間の格子不整合を減少させる。基板10と第1電極薄膜間の格子不整合が非常に小さいときは、それらの間にバッファ層20を形成せずに第1電極薄膜41を基板10上に直接形成できる。このバッファ層20は、SiO2またはSi34で形成することができる。
転移薄膜30は、例えば酸素、炭素、半導体元素(III−V族、II−VI族)、遷移金属元素、希土類元素、ランタン系元素など、低濃度の正孔が添加された無機化合物半導体または無機化合物絶縁体、低濃度の正孔が添加された有機物半導体または有機物絶縁体、低濃度の正孔が添加された半導体、または低濃度の正孔が添加された酸化物半導体または酸化物絶縁体から形成することができる。添加された正孔の濃度は、およそ3x1016cm-3である。さらに、転移薄膜30は、とても大きい抵抗を有するn型半導体または絶縁体から形成することができる。
電極薄膜40は、W、Mo、W/Au、Mo/Au、Cr/Au、Ti/W、Ti/Al/N、Ni/Cr、Al/Au、Pr、Cr/Mo/Au、Yba2Cu37-d、Ni/Au、Ni/Mo、Ni/Mo/Au、Ni/Mo/Ag、Ni/Mo/Al、Ni/W、Ni/W/Au、Ni/W/Ag及びNi/W/Alから成るグループから選択された少なくとも1個の物質から形成することができる。電極薄膜40は、スパッタリング蒸着法、真空蒸着法及びEビーム蒸着法のうちの少なくとも1つを利用して形成することができる。
基板10は、Si、SiO2、GaAs、Al23、プラスチック、ガラス、V25、PrBa2Cu37、YBa2Cu37、MgO、SrTiO3、NbがドープされたSrTiO3及び絶縁薄膜上のシリコン(SOI:Silicon on Insulator)から成るグループから選択された少なくとも1つの物質から形成することができる。
MIT素子の電気的特性は、電圧または温度によって急激に変わる。すなわち、MIT素子は、転移電圧未満の電圧または転移温度未満の温度で絶縁体の特性を有する。転移電圧以上の電圧または転移温度以上の温度で、MIT素子において不連続MITが発生し、従って、MIT素子は金属の特性を有する。
図1Bは、平面型構造を有するMIT素子の断面図である。図1Bを参照すると、平面型構造を有するMIT素子は、基板10、基板10上に形成されたバッファ層20、バッファ層20の所定の部分に形成された転移薄膜30a、及びバッファ層20の上部で転移薄膜30aの両側面に形成された第1及び第2電極薄膜41a及び42aを含む。第1及び第2電極薄膜41a及び42aは、電極薄膜の間に設置された転移薄膜30aを有することで、互いに分離されている。
図1Cは、図1Bで示された平面型MIT素子の平面図である。図1Cを参照すると、バッファ層20、転移薄膜30a、及び第1及び第2電極薄膜41a及び42aが図示されている。
前述の垂直型または平面型MIT素子を、ミクロン(μm)単位の小型にかつ低コストで製作することができる。MIT素子の構造が変化させられる場合、例えば図1Cで示される、電極薄膜間の間隔(d)または電極薄膜の幅(w)が変化させられる場合、転移電圧または転移温度を、変化させることができる。さらに、外部因子、例えば光、温度、圧力またはガス濃度の変化が、転移電圧または転移温度を、変化させることができる。従って、転移電圧または転移温度の変化、すなわち不連続MITの変化を測定することによって、外部因子の変化を、感知することができる。不連続MITジャンプを測定する回路がこれより説明される。
図2は、MIT素子100及び保護抵抗Rp150の等価回路である。図2を参照すると、保護抵抗Rp150は、MIT素子100を保護する。入力電圧Vinputは直接、MIT素子100に印加されている。しかしながら、入力電圧Vinputを、保護抵抗Rp150に印加することもできる。さらに、外部抵抗の代わりに、MIT素子内の抵抗構成要素を保護抵抗として利用することができる。
図3Aは、図2で示された回路の電圧‐電流(V−I)曲線での不連続ジャンプを示す。図3Aに示されたグラフは、図2に示された回路に印加される入力電圧Vinputを増加する間、電流を測定することによって、得られる。
図3Aを参照すると、MIT素子100は、転移電圧未満では、絶縁体の特性を有するので、入力電圧Vinputが転移電圧未満である場合、電流は、オームの法則によって線形的に増加する。しかし、入力電圧Vinputが転移電圧以上である場合、MIT素子100は、金属の特性を有するので、抵抗が非常に低くなり、電流の不連続ジャンプAが発生する。図2で示される回路が保護抵抗Rp150を含むので、入力電圧Vinputが転移電圧よりも若干高い場合でしか、MIT素子100で実際に不連続MITは発生しないが、以下では、保護抵抗Rp150が非常に小さい抵抗を有すると仮定し、入力電圧Vinputが転移電圧と等しくなるとき、不連続MITジャンプが起きるものとして、MIT素子を説明する。
図3Bは、シミュレーションを利用することで図3Aに示された電圧‐電流曲線をデジタル化することにより得たグラフである。図3Bを参照すると、入力電圧Vinputが、不連続ジャンプBが起きる転移電圧(DA電圧)以上の場合、ハイ(high)値を有し、転移電圧(DA電圧)未満ではロー(low)値を有する。MIT素子を利用したデジタル化は、図2に示されるような回路にある信号が印加される場合、回路を通して流れる電流、またはMIT素子に印加される電圧を測定することと、測定された値を基準電流または基準電圧と比較することと、測定された値にハイ値またはロー値を割り当てることとによって、達成することができる。例えば、図2に示される回路へのアナログ信号入力を、比較器を利用することで、デジタル信号に変換することができる。異なる転移電圧を有する複数のMIT素子を連結して、デジタル回路を構成することができる。
図4は、本発明の一実施形態によるMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。図4を参照すると、不連続MIT測定回路は、測定対象部100、電源部300、測定部400及びマイクロプロセッサ700を含む。測定対象部100は、MIT素子120と保護抵抗Rp150とを含む。電源部300は、デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル・アナログ・コンバータ320(DAC:Digital to Analog Converter)とDAC320の出力信号を増幅する演算増幅器350とを含む。十分なパルス電圧信号Vinputが、DAC320及び演算増幅器350を介して、MIT素子120に、印加される。
測定部400は、比較器420とエッジトリガード・フリップフロップ450とを含む。MIT素子120に印加される電圧Vmitが、比較器420の第1入力端子に入力され、MIT素子120の転移電圧に相当する基準電圧Viが、比較器420の第2入力端子に印加される。基準電圧Viは、固定電圧Viccの電源に2個の抵抗220と240を連結することにより、制御される。2個の抵抗220と240のうち一つは、可変抵抗Rvである。従って、基準電圧Viを、可変抵抗240を調節することによって、測定されるMIT素子120の転移電圧に合うように制御することができる。
比較器420は、第1入力端子の電圧Vmitが第2入力端子の電圧、すなわち基準電圧Viより低い場合は、ロー値を出力し、第1入力端子の電圧Vmitが第2入力端子の電圧Viと等しいか、またはそれより大きい場合は、ハイ値を出力する。従って、比較器420は、第1入力端子の電圧Vmitが転移電圧より低い場合は、継続的にロー値を出力し、第1入力端子の電圧Vmitが転移電圧と等しいか、または瞬間的に転移電圧より高くなった場合に、瞬間的にハイ値を出力する。転移電圧または転移電圧以上の電圧で不連続MITジャンプが瞬間的に発生し、それによって第1入力端子の電圧Vmitがすぐ転移電圧未満に降下するので、比較器420は、瞬間的にのみハイ値を出力する。
比較器420の出力端子に連結されたエッジトリガード・フリップフロップ450は、比較器420からの瞬間的なハイ値出力を一時的に保存し、保存された信号は、マイクロプロセッサ700に伝えられる。サンプルホルダは、エッジトリガード・フリップフロップに取って代わることができる。
基準電圧Viが不連続MIT後の電圧、または不連続MIT後の電圧より若干高い電圧に設定された場合、比較器420の第1入力端子の電圧は、不連続MITが起こる前は常に基準電圧Vi以上である。そして、第1入力端子の電圧Vmitが基準電圧Viと等しいかそれより高いとき、比較器420はロー値を出力し、第1入力端子の電圧Vmitが基準電圧Viより低いかそれと等しいとき、比較器420はハイ値を出力する。第1入力端子の電圧Vmitが基準電圧Vi以上であるので、比較器420は、不連続MITの前は継続的にロー値を出力し、第1入力端子の電圧Vmitが転移電圧以上になって不連続MITが発生すれば、第1入力端子の電圧Vmitが基準電圧Vi以下になるので、比較器420は、ハイ値を出力する。
マイクロプロセッサ700は、データバスを介してDAC320を制御し、測定対象部100に印加される電圧または電流を調節する。加えて、マイクロプロセッサ700は、エッジトリガード・フリップフロップ450の出力信号を受けて、MIT素子120の不連続MITジャンプが発生したかどうかを連続的に検出し、検出結果を保存する。本実施形態においては、基準電圧Viは、比較器420の第2入力端子に、追加の電源を介して印加されるが、回路を変更して、マイクロプロセッサ700が比較器420の第2入力端子に適切な基準電圧を印加することができる。
図5は、本発明の別の実施形態による複数のMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。図5を参照すると、この回路は、測定対象部100aが、複数のMIT素子120aを測定するために、複数のMIT素子120aとアナログ・マルチプレクサ170とを含むことを除いて、図4に示された回路と同じである。
複数のMIT素子120aは、並列にアナログ・マルチプレクサ170に連結される。アナログ・マルチプレクサ170は、複数のMIT素子120aから、測定するよう要求されたMIT素子を選択し、選択されたMIT素子のみの不連続MITジャンプが測定される。アナログ・マルチプレクサ170は、測定するよう要求されたMIT素子を選択するために、マイクロプロセッサ700から信号ラインを介して選択信号を受ける。
図6は、本発明の別の実施形態による複数のMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。図6を参照すると、高周波のアナログ電圧Vinputまたは電流信号入力によるMIT素子120aの不連続MITを正確に測定するため、この回路は、測定部500が、図5に示された比較器420及びエッジトリガード・フリップフロップ450の代わりに、サンプルホルダ520及びアナログ・デジタル・コンバータ(ADC)550を使用することを除いて、図5に示された回路と同じである。すなわち、図4及び図5に示される比較器420を含む測定部400は、電圧信号Vinputが高周波で入力される場合、正確に不連続MITを測定することができない。従って、本実施形態では、測定部500は、高周波の入力電圧または電流信号を用いてMIT素子120aの不連続MITを正確に測定するため、非常に短時間、高周波の信号をホールドできるサンプルホルダ520を使用する。
サンプルホルダ520に瞬間的に保存された信号は、ADC550によってデジタル信号に変換されて、マイクロプロセッサ700に伝えられる。電源部300のDAC320と測定部550のADC550とは、同一データバスを介して信号を伝え、ならびに受けるが、信号は、DAC320とADC550とに含まれるチップセレクタによって、互いに区分される。
図6に示される回路は、複数のMIT素子120aの不連続MITを測定するためマルチプレクサ170を含むが、単一のMIT素子の不連続MITを測定する場合、マルチプレクサを省略することができる。
図7は、本発明の別の実施形態によるMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。図7を参照すると、この回路は、電源部800の構成が、図4に示された回路の電源部の構成と異なることを除いて、図4に示された回路と同じである。すなわち、電源部800は、固定電圧Vinputを供給する入力電源830と電流素子としての機能を果たすトランジスタ810とを含む。トランジスタ810は、バイポーラ・トランジスタまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)トランジスタであってもよい。ベースやゲートに印加されるパルス信号によってトランジスタ810はターンオンされ、またはターンオフされる。
トランジスタ810がバイポーラ・トランジスタである場合、測定対象部100は、バイポーラ・トランジスタのコレクタまたはエミッタに連結される。トランジスタがMOSトランジスタである場合、測定対象部100は、MOSトランジスタのソースまたはドレインに連結される。
図7は、PNPバイポーラ・トランジスタ810を示し、測定対象部100は、PNPバイポーラ・トランジスタ810のエミッタに連結されている。PNPバイポーラ・トランジスタ810のベースは、トランジスタ抵抗Rt820と連結されて、パルス信号850を受ける。バイポーラ・トランジスタ810は電流デバイスであって、ベース電流と電流利得の乗算に一致した電流がエミッタに流れる。バイポーラ・トランジスタ810のベースに印加されるパルス信号850を、マイクロプロセッサ700によって生成することができる。別の方法では、追加のパルス信号オシレータを利用してパルス信号を発生させ、そのパルス信号をバイポーラ・トランジスタ810のベースに印加することができる。
測定部400の比較器420及びエッジトリガード・フリップフロップ450は、図4及び図5で示された前述の実施形態で説明されたように、MIT素子120で生成された不連続MITをデジタル方式で検出する。複数のMIT素子が、本実施形態で測定された場合、マルチプレクサを利用することができる。
図8は、本発明の別の実施形態によるMIT素子の不連続MITを測定する回路を示す。図8を参照すると、この回路は、測定部500が比較器420及びエッジトリガード・フリップフロップ450の代わりにサンプルホルダ520及びADC550を用いることを除いて、図7に示された回路と同じである。図6で示された前述の実施形態で説明されたように、高周波信号がMIT素子120に印加される場合には、図7に示される比較器420が不連続MITを正確に測定することができない。従って、高周波信号を検出するためにサンプルホルダ520が利用され、ADC550が、サンプルホルダ520からのアナログ信号出力をデジタル信号に変換する。
本実施形態では、パルス信号850を、追加のオシレータを利用して生成することができ、マルチプレクサを利用して複数のMIT素子の不連続MITを測定することができる。上で説明されたMIT測定回路を利用して得た、MIT素子で発生する不連続MITに関する実験データ及びMIT測定回路の応用分野についてこれから説明する。
図9は、MIT素子の不連続MITジャンプを示すグラフである。MIT素子の不連続MITジャンプは、図8に示された回路によって測定される。図8及び図9を参照すると、図8に示された不連続MIT測定回路のトランジスタ810のベースにパルス信号850が印加される場合、トランジスタ810のエミッタに電流が流れる。前述のように、エミッタ電流はベース電流に比例して変わるので、絶縁体状態のMIT素子120を通って流れる電流が突然に増加し、それによってMIT素子120の電圧もオームの法則に従って急に増加する。電圧がMIT素子120の転移電圧以上である場合、MIT素子120で不連続MITが発生し、MIT素子120の電圧は突然に減少する。
図9に示されるグラフでは、電圧降下は、不連続MITによるジャンプによって引き起こされる。MIT素子120の転移電圧は、MIT素子120の温度変化が原因で、およそ11Vからおよそ4V減少する。実際の実験データによると、約21℃の温度が上昇し、この温度変化に起因して約4Vの電圧変化Cが発生する。
図9に示されるように、MIT素子の絶縁体から金属への転移後、MIT素子の電圧はオームの法則によって変化し、その後絶縁体状態に戻る。
図9に示されたグラフは、4μsecのサイクルを有するパルス信号が印加された場合に得られた。図8に示されたサンプルホルダ520を利用することによって、例えば短いサイクルを有するパルス信号などの高周波信号により引き起こされた不連続MITジャンプを正確に測定することができることをグラフは示す。
温度によって転移電圧が変化するMIT素子の特徴は、温度センサとして利用することができる。すなわち、不連続MIT測定回路を利用して連続的に不連続MITを測定して、外部温度変化を感知することができ、このようにMIT測定回路を、温度センサとして活用することができる。
図10は、MIT素子に光が照射されたとき、不連続MITジャンプが光度によって連続的に変化するのを示すグラフである。図10では、上部に電圧‐電流曲線が表示され、下部に電圧‐電流曲線をデジタル化することによって得た結果が表示されている。
図10を参照すると、電圧‐電流曲線は、MIT素子に照射される光の強度によって不連続MITジャンプが発生する転移電圧の変化を示す。光の波長は1.55μmであり、光の強度は−30dBmから20Bmの範囲内である。図10に示されるように、光度が増加するほど、転移電圧は減少する。従って、上述のMIT測定回路を利用して、光、すなわち電磁波によって変化する、MIT素子の転移電圧を連続的に測定する方法で、電磁波測定センサを構築することが可能である。さらに、多くのMIT素子をアレイ状またはマトリックス状に配列し、前述のMIT測定回路を利用して、MIT素子の不連続MITを測定する方法で、デジタルカメラで使用されるイメージセンサを構築することが可能である。
図10の下部に示されたグラフは、電磁波の強度によって不連続MITジャンプが起きる電圧が変化するので、多様なバイナリ値が引き起こされ得ることを示す。例えば、−30dBmの電磁波がMIT素子に照射された場合、およそ12Vで不連続MITが発生する。従って、12V以上の電圧でハイ値を出力し、12V未満の部分でロー値を出力する。20dBmの電磁波がMIT素子に照射された場合には、およそ7Vで不連続MITが発生するので、7V未満の電圧ではロー値を出力し、7V以上の電圧ではハイ値を出力する。
図11A及び11Bは、MIT素子に熱を加えたとき、MIT素子から感知される温度によって連続的に変化する不連続MITジャンプを示すグラフである。MIT素子は、図1Bに示されたような平面型構造を有する。MIT素子の転移薄膜は、VO2から形成され、電極間間隔は20μmであり、電極の幅は50μmであり、転移電圧は約21.5Vである。
図11Aを参照すると、電圧が増加するほど、MIT素子の転移温度が減少する。MIT素子に印加された電圧がMIT素子の転移電圧、すなわち21.5Vに近くなるにつれて、転移温度が常温に接近する。22VをMIT素子に加えたときは、電圧はオームの法則に従い、転移温度は表れない。すなわち、転移電圧以上の電圧が加えられた場合、電圧に起因する不連続MITが発生し、温度に起因する不連続MITは発生しない。図11Aでは、Dは不連続MITジャンプラインを表し、Eは構造相転移ラインを表す。
上述のように、MIT素子の温度による不連続MITを測定することができ、ならびに、温度による電圧変化を測定することができる。従って、前述の不連続MIT測定回路を利用して不連続MITを測定することによって、MIT素子の温度を測定でき、このように、不連続MIT測定回路を利用して温度センサを構築することができる。
図11Bは、図11Aに示された転移温度変化をデジタル化することで得たグラフである。図11Bを参照すると、特定の転移温度未満の温度ではロー値を出力し、転移温度以上の温度でハイ値を出力する。図10の下部に示されるように、温度は多様な形状で表現されるべきだが、グラフを単純化するために、ただ1つの点で表現される。
MIT素子の転移電圧または転移温度は、外部因子、例えば光、温度、圧力またはガス濃度などによって変化する。従って、この転移電圧または転移温度を測定することによって、外部因子の変化を感知することができる。転移温度の変化を測定するために、MIT素子の不連続MITジャンプを連続的に測定できる回路を必要とする。前述の不連続MIT測定回路を、転移温度変化を測定するために使用することができる。
従って、本発明による不連続MIT測定回路を利用して、光、温度、圧力またはガス濃度によって変化する転移電圧または転移温度を感知することができるセンサを容易に形成することができる。さらに、複数のMIT素子をアレイ状またはマトリックス状に配列し、前述のMIT測定回路を介して光の強度を感知する方法で、デジタルカメラで利用されるイメージセンサを構築することができる。
本発明が、例示的な実施形態への参照とともに、詳しく示され、また説明されてきたが、以下の特許請求の範囲で定義されるような本発明の趣旨及び範囲から離れないで、形式及び細部において様々な変更をなすことができることが、当業者によって理解されるべきだろう。
本発明はMITデバイスに関し、特にMIT素子の応用回路及びその回路を利用したMITセンサに関する。本発明による不連続MIT測定回路は、MIT素子の不連続MITを連続的に測定することができる。さらに、例えば温度、圧力またはガス濃度などの外部因子によって、MIT素子の転移電圧または転移温度が変化するので、不連続MIT測定回路は、MIT素子の不連続MITを連続的に測定することによって、外部因子における変化を感知するセンサとして活用することができる。さらに、複数のMIT素子をアレイ状またはマトリックス状に配列して、MIT測定回路を介して光の強度を感知し、デジタルカメラで利用されるイメージセンサを構築する。

Claims (16)

  1. MIT素子の不連続MIT(金属‐絶縁体転移)を連続的に測定する回路であって、
    転移電圧で不連続MITが発生する前記MIT素子を含む測定対象部と、
    前記測定対象部に所定のパルス電流または電圧信号を印加する電源部と、
    前記MIT素子の前記不連続MITを測定する測定部であって、マイクロプロセッサを備える、測定部と、
    前記電源部と前記測定部とを制御する制御装置と
    を備えた回路であって、
    前記測定対象部は、前記MIT素子に直列連結された
    保護抵抗を備え、前記電源部は、前記パルス電流または電圧信号を生成するDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)及び前記DACの前記出力信号を増幅する演算増幅器を備え、前記測定部は、比較器、及び前記比較器の出力信号を保存し、前記制御装置のマイクロプロセッサに前記保存された信号を伝達するエッジトリガード・フリップフロップまたはサンプルホルダを備え、前記比較器の第1入力端子は、前記MIT素子と前記保護抵抗との間に連結され、第2入力端子は、前記MIT素子の前記転移電圧に対応する基準電圧を受け、前記基準電圧は、可変抵抗を介して制御され、前記電源部で生成された前記パルス電流または電圧信号は、前記MIT素子に印加され、前記比較器は、前記第1入力端子の前記電圧が前記第2入力端子の前記電圧より低い場合はロー信号を出力し、前記第1入力端子の前記電圧が前記第2入力端子の前記電圧と等しいかそれよりも高い場合はハイ信号を出力し、前記エッジトリガード・フリップフロップまたは前記サンプルホルダは、前記比較器の前記出力信号を保存並びに前記出力信号を前記制御装置の前記マイクロプロセッサに伝達することを特徴とする回路。
  2. MIT素子の不連続MIT(金属‐絶縁体転移)を連続的に測定する回路であって、
    転移電圧で不連続MITが発生する前記MIT素子を含む測定対象部と、
    前記測定対象部に所定のパルス電流または電圧信号を印加する電源部と、
    前記MIT素子の前記不連続MITを測定する測定部であって、マイクロプロセッサを備える、測定部と、
    前記電源部と前記測定部とを制御する制御装置と
    を備えた回路であって、
    前記測定対象部は、前記MIT素子と直列連結された保護抵抗を備え、前記電源部は、
    前記パルス電流または電圧信号を生成するDAC及び前記DACの出力信号を増幅する演算増幅器を備え、前記測定部は、サンプルホルダ及び前記サンプルホルダの出力信号をデジタル信号に変換するADC(アナログ・デジタル・コンバータ)を備え、前記パルス電流または電圧信号は、前記MIT素子に高周波で印加され、前記サンプルホルダは、前記MIT素子の電圧または電流の変化を所定時間保存し、前記ADCは、前記サンプルホルダの前記出力信号を受けて、前記出力信号をデジタル信号に変換し、前記デジタル信号を前記制御装置のマイクロプロセッサに伝達することを特徴とする回路。
  3. 請求項に記載の回路において、前記制御装置のマイクロプロセッサは、データバスを介して前記DACに制御信号を出力し、前記ADCから前記MIT素子の前記電圧または電流の変化に対応する前記信号を受け、前記データバスを介した信号伝達は、チップセレクタによって制御されることを特徴とする回路。
  4. MIT素子の不連続MIT(金属‐絶縁体転移)を連続的に測定する回路であって、
    転移電圧で不連続MITが発生する前記MIT素子を含む測定対象部と、
    前記測定対象部に所定のパルス電流または電圧信号を印加する電源部と、
    前記MIT素子の前記不連続MITを測定する測定部であって、マイクロプロセッサを備える、測定部と、
    前記電源部と前記測定部とを制御する制御装置と
    を備えた回路であって、
    前記測定対象部は、前記MIT素子に直列連結された保護抵抗を備え、前記電源部は、
    パルス電流または電圧信号によって制御されるトランジスタ及び前記測定対象部に固定電圧を印加する入力電源を備え、前記測定部は、比較器、及び前記比較器の出力信号を保存し、前記保存された信号を前記制御装置のマイクロプロセッサに伝達するエッジトリガード・フリップフロップまたはサンプルホルダを備え、前記比較器の第1入力端子は前記MIT素子と前記保護抵抗との間に連結され、第2入力端子は前記MIT素子の前記転移電圧に対応する基準電圧を受けて、前記基準電圧は可変抵抗によって制御され、前記比較器は前記第1入力端子の電圧が前記第2入力端子の電圧より低い場合はロー信号を出力し、前記第1入力端子の電圧が前記第2入力端子の電圧と等しいかそれよりも高い場合にはハイ信号を出力し、前記エッジトリガード・フリップフロップまたは前記サンプルホルダは前記比較器の前記出力信号を保存し、前記出力信号を前記制御装置のマイクロプロセッサに伝達することを特徴とする回路。
  5. 請求項に記載の回路において、前記パルス電流または電圧信号は、前記マイクロプロセッサによって生成され前記トランジスタに印加されるか、または追加のパルス生成オシレータによって生成され前記トランジスタに印加されることを特徴とする回路。
  6. 請求項に記載の回路において、前記トランジスタは、バイポーラ・トランジスタまたはMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタであることを特徴とする回路。
  7. 請求項に記載の回路において、前記トランジスタは、バイポーラ・トランジスタであり、前記パルス電流または電圧信号は、前記バイポーラ・トランジスタのベースに印加され、前記測定対象部は、前記バイポーラ・トランジスタのコレクタまたはエミッタに連結されることを特徴とする回路。
  8. 請求項に記載の回路において、前記トランジスタは、MOSトランジスタであり、
    前記パルス電流または電圧信号は、前記MOSトランジスタのゲートに印加され、前記測定対象部は、前記MOSトランジスタのドレインまたはソースに連結されることを特徴とする回路。
  9. MIT素子の不連続MIT(金属‐絶縁体転移)を連続的に測定する回路であって、
    転移電圧で不連続MITが発生する前記MIT素子を含む測定対象部と、
    前記測定対象部に所定のパルス電流または電圧信号を印加する電源部と、
    前記MIT素子の前記不連続MITを測定する測定部であって、マイクロプロセッサを備える、測定部と、
    前記電源部と前記測定部とを制御する制御装置と
    を備えた回路であって、
    前記測定対象部は、前記MIT素子に直列連結された保護抵抗を備え、前記電源部は、
    パルス電流または電圧信号によって制御されるトランジスタ及び前記測定対象部に固定電圧を印加する入力電源を備え、前記測定部は、サンプルホルダ及び前記サンプルホルダの出力信号をデジタル信号に変換するADCを備え、高周波パルス電圧または電流信号が前記MIT素子に印加され、前記サンプルホルダは前記MIT素子の電圧または電流の変化を所定時間保存し、前記ADCは前記サンプルホルダの前記出力信号を受けて、前記出力信号をデジタル信号に変換し、前記制御装置のマイクロプロセッサに前記デジタル信号を伝達することを特徴とする回路。
  10. MIT素子の不連続MIT(金属‐絶縁体転移)を連続的に測定する回路であって、
    転移電圧で不連続MITが発生する前記MIT素子を含む測定対象部と、
    前記測定対象部に所定のパルス電流または電圧信号を印加する電源部と、
    前記MIT素子の前記不連続MITを測定する測定部であって、マイクロプロセッサを備える、測定部と、
    前記電源部と前記測定部とを制御する制御装置と
    を備え、前記測定対象部は、前記MIT素子に直列連結された保護抵抗を備え、前記電源部は、前記パルス電流または電圧信号を生成するDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)及び前記DACの前記出力信号を増幅する演算増幅器を備え、前記測定部は、比較器、及び前記比較器の出力信号を保存し、前記制御装置のマイクロプロセッサに前記保存された信号を伝達するエッジトリガード・フリップフロップまたはサンプルホルダを備え、前記比較器の第1入力端子は、前記MIT素子と前記保護抵抗との間に連結され、第2入力端子は、前記MIT素子の前記転移電圧に対応する基準電圧を受け、前記基準電圧は、可変抵抗を介して制御され、前記電源部で生成された前記パルス電流または電圧信号は、前記MIT素子に印加され、前記比較器は、前記第1入力端子の前記電圧が前記第2入力端子の前記電圧より低い場合はロー信号を出力し、前記第1入力端子の前記電圧が前記第2入力端子の前記電圧と等しいかそれよりも高い場合はハイ信号を出力し、前記エッジトリガード・フリップフロップまたは前記サンプルホルダは、前記比較器の前記出力信号を保存並びに前記出力信号を前記制御装置の前記マイクロプロセッサに伝達することを特徴とする回路によって不連続MITの変化を測定し、外部因子の変化が転移電圧または転移温度を変化させ、前記転移電圧または前記転移温度の変化が、不連続MITを変化させることを利用して外部因子の変化を測定するMITセンサ。
  11. MIT素子の不連続MIT(金属‐絶縁体転移)を連続的に測定する回路であって、
    転移電圧で不連続MITが発生する前記MIT素子を含む測定対象部と、
    前記測定対象部に所定のパルス電流または電圧信号を印加する電源部と、
    前記MIT素子の前記不連続MITを測定する測定部であって、マイクロプロセッサを備える、測定部と、
    前記電源部と前記測定部とを制御する制御装置と
    を備え、前記測定対象部は、前記MIT素子と直列連結された保護抵抗を備え、前記電源部は、
    前記パルス電流または電圧信号を生成するDAC及び前記DACの出力信号を増幅する演算増幅器を備え、前記測定部は、サンプルホルダ及び前記サンプルホルダの出力信号をデジタル信号に変換するADC(アナログ・デジタル・コンバータ)を備え、前記パルス電流または電圧信号は、前記MIT素子に高周波で印加され、前記サンプルホルダは、前記MIT素子の電圧または電流の変化を所定時間保存し、前記ADCは、前記サンプルホルダの前記出力信号を受けて、前記出力信号をデジタル信号に変換し、前記デジタル信号を前記制御装置のマイクロプロセッサに伝達することを特徴とする回路によって不連続MITの変化を測定し、外部因子の変化が転移電圧または転移温度を変化させ、前記転移電圧または前記転移温度の変化が、不連続MITを変化させることを利用して外部因子の変化を測定するMITセンサ。
  12. 請求項に記載の回路によって不連続MITの変化を測定し、外部因子の変化が転移電圧または転移温度を変化させ、前記転移電圧または前記転移温度の変化が、不連続MITを変化させることを利用して外部因子の変化を測定するMITセンサ。
  13. 請求項12に記載のMITセンサにおいて、前記MITセンサは、温度センサ、赤外線センサ、イメージセンサ、圧力センサ、電磁波センサ、粒子検出器、ガス濃度センサ及びスイッチのうちの一つに該当することを特徴とするMITセンサ。
  14. 請求項12に記載のMITセンサにおいて、前記測定対象部は、直列、並列若しくは直列及び並列に連結されるか、またはアレイ状またはマトリックス状に配列される複数のMIT素子を備えることを特徴とするMITセンサ。
  15. 請求項14に記載のMITセンサにおいて、前記MIT素子は、アレイ状またはマトリックス状に配列され、赤外線を含む電磁波によって変化する転移電圧を有し、前記不連続MIT測定回路は、前記転移電圧を検出して電磁波の強度を測定することを特徴とするMITセンサ。
  16. 請求項15に記載のMITセンサにおいて、前記MITセンサは、イメージセンサであることを特徴とするMITセンサ。
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