JP5279941B2 - 自動分析方法及び自動分析装置 - Google Patents
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Description
具体的に、この実施形態の自動分析方法は、イオン選択性電極及び参照電極を用いることにより、試料中の成分、及び校正液の電位をそれぞれ測定し、前記校正液の電位の測定結果に基づき前記試料中の成分の測定結果を出力する自動分析方法において、前記校正液の電位を所定時間毎に取得する監視ステップと、前記取得した前記校正液の電位が予め定められた許容範囲を超えたとき、エラーを報知するステップと、前記取得した前記校正液の電位が予め定められた許容範囲内にあるとき、前記取得した前記校正液の電位データを記憶する記憶ステップと、前記取得した前記校正液の電位データを記憶したとき、過去に記憶した所定の複数個の前記校正液の電位データのうち最も古い前記電位データを削除し、当該削除されずに残された前記電位データと新たに記憶した前記電位データとに基づき、前記校正液の電位データを取得した後から予め定められた時間を経過したときの前記校正液の予測電位を算出する算出ステップと、前記算出された前記校正液の予測電位が前記許容範囲を超えたとき、エラーを報知するステップと、少なくとも前記校正液の予測電位が前記許容範囲内にあるとき、前記試料中の成分の測定結果を出力する出力ステップと、を有する。
また、この実施形態の自動分析装置は、イオン選択性電極及び参照電極を用いることにより、試料中の成分、及び校正液の電位をそれぞれ測定し、前記校正液の電位の測定結果に基づき前記試料中の成分の測定結果を出力する自動分析装置において、前記校正液の電位を所定時間毎に取得する電位計と、前記取得された前記校正液の電位が予め定められた許容範囲を超えたとき、エラーを報知部に出力し、少なくとも前記校正液の電位が前記許容範囲内にあるとき、前記試料中の成分の測定結果を報知部に出力する制御部と、を有する。
この発明の一実施の形態に係る自動分析方法の構成について図1を参照して説明する。
図1は、自動分析装置の各構成を概念的に示した構成図である。
次に、自動分析方法の各動作について、図2を参照にして説明する。図2は、自動分析方法の各動作を示すフロー図である。
また、4個目以降の校正液の電位データが取得された場合、変数y2の値を変数y3の値とし、変数y1の値を変数y2とし、4個目以降に取得した校正液の電位データを変数y3とする。
a=yg−bxg
なお、xgは、x1、x2、x3、…の平均である。また、ygは、y1、y2、y3、…の平均である。
校正液の予想電位が許容範囲を超えている場合(ステップS207;N)、電極の電位不良として、ブザーを鳴らすことによりエラー報知をする(ステップS214)。それにより、信頼性の低い無駄な測定結果を出力する事態をさらに減少させ、信頼性の高い測定結果を出力する効率を向上させことが可能となる。
14 参照電極内部液ボトル 15 校正液ボトル 16 廃液ボトル
21 イオン選択性電極 22 参照電極 23 電位計
31 制御部 32 操作部 33 表示部
Claims (7)
- イオン選択性電極及び参照電極を用いることにより、試料中の成分、及び校正液の電位をそれぞれ測定し、前記校正液の電位の測定結果に基づき前記試料中の成分の測定結果を出力する自動分析方法において、
前記校正液の電位を所定時間毎に取得する監視ステップと、
前記取得した前記校正液の電位が予め定められた許容範囲を超えたとき、エラーを報知するステップと、
前記取得した前記校正液の電位が予め定められた許容範囲内にあるとき、前記取得した前記校正液の電位データを記憶する記憶ステップと、
前記取得した前記校正液の電位データを記憶したとき、過去に記憶した所定の複数個の前記校正液の電位データのうち最も古い前記電位データを削除し、当該削除されずに残された前記電位データと新たに記憶した前記電位データとに基づき、前記校正液の電位データを取得した後から予め定められた時間を経過したときの前記校正液の予測電位を算出する算出ステップと、
前記算出された前記校正液の予測電位が前記許容範囲を超えたとき、エラーを報知するステップと、
少なくとも前記校正液の予測電位が前記許容範囲内にあるとき、前記試料中の成分の測定結果を出力する出力ステップと、
を有する
ことを特徴とする自動分析方法。 - イオン選択性電極及び参照電極を用いることにより、試料中の成分、及び校正液の電位をそれぞれ測定し、前記校正液の電位の測定結果に基づき前記試料中の成分の測定結果を出力する自動分析方法において、
前記校正液の電位を所定時間毎に取得する監視ステップと、
前記取得した前記校正液の電位が予め定められた許容範囲を超えたとき、エラーを報知するステップと、
前記取得した前記校正液の電位が予め定められた許容範囲内にあるとき、前記取得した前記校正液の電位データを記憶する記憶ステップと、
前記取得した前記校正液の電位データを記憶したとき、過去に記憶した所定の複数個の前記校正液の電位データのうち最も古い前記電位データを削除し、当該削除されずに残された前記電位データと新たに記憶した前記電位データとに基づき、前記校正液の電位データを取得した後から前記校正液の予測電位が前記許容範囲を超えるときまでの経過時間を算出する算出ステップと、
前記算出された前記経過時間を報知するステップと、
少なくとも前記経過時間が前記試料中の成分の測定結果の出力を終了するまでの時間を超えたとき、前記試料中の成分の測定結果を出力する出力ステップと、
を有する
ことを特徴とする自動分析方法。 - 前記監視ステップは、前記出力ステップを終了してから次の前記出力ステップを開始するまでの間に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の自動分析方法。
- 前記算出ステップの前に、予め定められた時間を指定するステップを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動分析方法。
- 前記算出ステップは、前記過去に記憶した少なくとも3個の前記校正液の電位データに基づき、前記予め定められた時間と前記校正液の電位との関係を求め、該求めた前記関係により、前記校正液の予測電位を算出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の自動分析方法。
- イオン選択性電極及び参照電極を用いることにより、試料中の成分、及び校正液の電位をそれぞれ測定し、前記校正液の電位の測定結果に基づき前記試料中の成分の測定結果を出力する自動分析装置において、
前記校正液の電位を所定時間毎に取得する電位計と、
前記取得された前記校正液の電位が予め定められた許容範囲を超えたとき、エラーを報知部に出力し、前記取得された前記校正液の電位が予め定められた許容範囲内にあるとき、前記取得された前記校正液の電位データを記憶部に記憶させ、前記取得された前記校正液の電位データを記憶部に記憶させたとき、過去に記憶させた所定の複数個の前記校正液の電位データのうち最も古い前記電位データを削除し、当該削除されずに残された前記電位データと新たに記憶した前記電位データとに基づき、前記校正液の電位データが取得された後から予め定められた時間を経過したときの前記校正液の予測電位を算出し、前記算出された前記校正液の予測電位が前記許容範囲を超えたとき、エラーを報知部に出力し、少なくとも前記校正液の予測電位が前記許容範囲内にあるとき、前記試料中の成分の測定結果を報知部に出力する制御部と、
を有する
ことを特徴とする自動分析装置。 - イオン選択性電極及び参照電極を用いることにより、試料中の成分、及び校正液の電位をそれぞれ測定し、前記校正液の電位の測定結果に基づき前記試料中の成分の測定結果を出力する自動分析装置において、
前記校正液の電位を所定時間毎に取得する電位計と、
前記取得された前記校正液の電位が予め定められた許容範囲を超えたとき、エラーを報知部に出力し、前記取得された前記校正液の電位が予め定められた許容範囲内にあるとき、前記取得された前記校正液の電位データを記憶部に記憶させ、前記取得された前記校正液の電位データを記憶部に記憶させたとき、過去に記憶させた所定の複数個の前記校正液の電位データのうち最も古い前記電位データを削除し、当該削除されずに残された前記電位データと新たに記憶した前記電位データとに基づき、前記校正液の電位データが取得された後から前記校正液の予測電位が前記許容範囲を超えるときまでの経過時間を算出し、前記算出された前記経過時間を報知部に出力し、少なくとも前記経過時間が前記試料中の成分の測定結果の出力を終了するまでの時間を超えたとき、前記試料中の成分の測定結果を報知部に出力する制御部と、
を有する
ことを特徴とする自動分析装置。
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