JP5279074B2 - オンデマンド視聴システム及びオンデマンド視聴方法 - Google Patents

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本発明は、ユーザーが使用するユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワーク上のコンテンツサーバーから該通信ネットワークを通じて映像コンテンツを配信するオンデマンド視聴システム及びオンデマンド視聴方法に関する。
近年、ブロードバンドの普及に伴いマルチメディアコンテンツ配信サービスが提供されている。ここに、双方向テレビを実現する動画配信システムのひとつで、ユーザーが見たい番組を選択し、ユーザーの指示に従って番組を送信するシステムであるビデオ・オン・デマンド(VOD)システムが広く利用されている。このVODにより、各ユーザーにとっては、膨大にある映像コンテンツの中から取捨選択をし、好きな番組のみを好きな時間で視聴できるという利点がある。
さらに、特許文献1については、VODのサービスとして、各ユーザーが予め好きな番組を選択し、各ユーザー特有の番組表を作成していることで、その後は一つ一つの番組に対する入力操作を行うことなく、好きな番組を連続的に視聴することができる技術がある。(特許文献1)
特許3878242号公報
しかしながら、上述した特許文献1を含め、VODについては、各ユーザーが視聴を希望する映像コンテンツがはっきりしている場合、それらの好きな映像コンテンツを好きな時間で見ることが可能となるが、そのように視聴目的とする映像コンテンツが明確であるユーザーは比較的少数であり、多くの一般的なユーザーは、特に用事がない時間帯において、目的の映像コンテンツはなく、漫然と視聴することも多い。
このような一般的なユーザーにとって、VODシステムは、膨大にあるコンテンツの中から、いずれのコンテンツを視聴するかを決定することは容易ではなく、視聴したいと思う映像コンテンツを発見することが困難であり、映像コンテンツの有効活用が図れないという問題があった。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、VODの特性を活かしつつ、映像コンテンツの有効活用を図り、ユーザーが映像コンテンツサービスを最大限利用可能とするオンデマンド視聴システム及びオンデマンド視聴方法を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ユーザーが使用するユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワーク上のコンテンツサーバーから通信ネットワークを通じて映像コンテンツを配信するオンデマンド視聴システムであって、映像コンテンツを多数蓄積する映像コンテンツ蓄積部と、配信する映像コンテンツを複数選択し、それら選択された映像コンテンツの配信順序及び配信時刻を記述した配信スケジュールを複数生成するとともに、各配信スケジュールに対し、各配信スケジュールを特定するためのチャンネルを関連づける配信スケジュール生成部と、現在時刻を取得する時計部と、現在時刻を時計部から取得し、配信スケジュールを参照することにより、配信スケジュール上において、現在時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する配信コンテンツ選択部と、配信コンテンツ選択部により選択された映像コンテンツの配信スケジュール上における再生開始時刻と現在時刻との差分を仮想経過時間として算出し、仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて当該選択された映像コンテンツを、通信ネットワークを通じて配信するコンテンツ配信部とを備え、配信コンテンツ選択部は、チャンネルを切り換えた時点に現在時刻を取得し、切り換えられたチャンネルに関連づけられた配信スケジュール上における仮想経過時間を算出し、コンテンツ配信部は、チャンネル切り換えにより算出された仮想経過時間に基づいて、又は、ユーザー端末におけるユーザー操作に基づいて、再生開始部分を移動させて映像コンテンツを配信する。
他の発明は、ユーザーが使用するユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワーク上のコンテンツサーバーから通信ネットワークを通じて映像コンテンツを配信するオンデマンド視聴方法であって、以下のステップを備える。
(1)映像コンテンツを多数蓄積する映像コンテンツ蓄積部の中から、配信する映像コンテンツを複数選択し、それら選択された映像コンテンツの配信順序及び配信時刻を記述した配信スケジュールを生成する配信スケジュール生成ステップ
(2)現在時刻を取得し、配信スケジュールを参照することにより、配信スケジュール上において、現在時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する配信コンテンツ選択ステップ
(3)配信コンテンツ選択ステップで選択された映像コンテンツの配信スケジュール上における再生開始時刻と現在時刻との差分を仮想経過時間として算出し、仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて当該選択された映像コンテンツを、通信ネットワークを通じて配信するコンテンツ配信ステップ
そして、配信コンテンツ選択ステップでは、チャンネルを切り換えた時点に現在時刻を取得し、切り換えられたチャンネルに関連づけられた配信スケジュール上における仮想経過時間を算出し、コンテンツ配信ステップでは、チャンネル切り換えにより算出された仮想経過時間に基づいて、又は、ユーザー端末におけるユーザー操作に基づいて、再生開始部分を移動させて映像コンテンツを配信する。
これらの本発明によれば、多数蓄積する映像コンテンツの中から、複数の映像コンテンツに対して、予め映像コンテンツの順序と配信時刻を、いわゆるプレイリストである配信スケジュールとして生成しておくことができ、ユーザーがアクセスを開始した時点で、直ちに映像コンテンツを、放送中の番組として配信することができる。また、配信スケジュールは、複数生成できるので、ユーザーが興味のあるジャンルやカテゴリー等の属性に分類された番組編成を多数生成することができる。これらの結果、ユーザーに明確な視聴目的がない場合であっても、放送中の映像コンテンツを視聴させることができ、ユーザーの積極的な視聴を促すことができる。また、この場合には、仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させた配信中の映像コンテンツを、早送りや巻戻し等のユーザーの操作によって、任意に再生開始部分を移動することができることから、ユーザーが配信中の映像コンテンツに興味を持ち、巻戻しして最初から視聴することや、興味のない映像コンテンツについては、スキップするなどが可能となり、VOD本来の利点を享受することができる。
上記発明において、映像コンテンツには、当該映像コンテンツの進行に合わせて表示される文字データが含まれ、再生開始部分の移動に合わせた文字データの内容が表示されることが好ましい。
上記発明において、ユーザー端末又はコンテンツサーバーのいずれかにおいて、コンテンツ配信部が配信した映像コンテンツの配信履歴を配信履歴記録部に記録しておき、配信スケジュールを生成する際には、収集した配信履歴に基づいて、配信履歴に記録された映像コンテンツの属性の分布を解析し、この解析結果に基づいて配信スケジュールを生成することが好ましい。
この場合には、配信スケジュールの生成に際し、ユーザーが過去に配信要求した映像コンテンツのジャンルやカテゴリーの分布から、各ユーザーの視聴傾向を分析した上で、各ユーザーの趣味嗜好に合致した映像コンテンツを選択し、配信スケジュールを生成でき、ユーザーが興味のある映像コンテンツのみを配信することができるため、ユーザーは目的とする映像コンテンツを容易に発見することができるようになる。
上記発明において、ユーザー端末におけるユーザー操作を検出し、配信スケジュールを生成する際は、ユーザー操作によりユーザーが選択した映像コンテンツの配信順序及び配信時刻に基づいて、ユーザーに固有の配信スケジュールを生成することが好ましい。
この場合、配信スケジュールの生成では、ユーザー自身が選択した配信順序及び配信時刻が反映されたいわゆる「マイ チャンネル」を編成することができるので、ユーザーは、このマイチャンネルを選択することで、視聴毎に映像コンテンツを検索、決定する手間が省略でき、且つ、好きな時間に連続して映像コンテンツを視聴することができる。
上記発明において、ユーザー端末には、複数のチャンネルボタンにより、視聴する映像コンテンツを切り替えるユーザーインターフェースが備えられ、チャンネルボタンには配信スケジュールが各々関連付けられ、配信コンテンツを選択する際は、チャンネルボタンに対する選択操作によって特定された配信スケジュールを参照することにより、映像コンテンツの選択を行うことが好ましい。
この場合、ユーザーは、チャンネル選択により映像コンテンツのジャンルやカテゴリー等の属性を選択することができ、目的の映像コンテンツを容易に発見し、視聴することができる。また、各配信スケジュールは、チャンネルボタンと関連付けられているので、ユーザーがチャンネルボタンで選択操作をすることにより、従来より、映像コンテンツを選択するための操作回数が減少され、いわゆるザッピング視聴が容易になるなど、ユーザーの操作性を向上することができる。
上記発明において、チャンネルボタンと配信スケジュールとの関連付けは、ユーザー操作により変更可能であることが好ましい。この場合には、ユーザー毎の趣味嗜好を反映させたカスタマイズが可能であり、操作性をより向上させることができる。
以上述べたように、本発明によれば、ユーザーが使用するユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワーク上のコンテンツサーバーから該通信ネットワークを通じて映像コンテンツを配信するVODシステムにおいて、VODの特性を活かしつつ、映像コンテンツの有効活用を図り、ユーザーが、映像コンテンツサービスを最大限利用可能となる。
また、映像コンテンツ配信のサービス提供者側にあっては、配信スケジュールを放送局の編成権として販売するビジネスモデルも実現可能であり、VODサービスの多様化及び活性化を期待することができる。
(オンデマンド視聴システムの全体構成)
以下に添付図面を参照して、本発明に係るオンデマンド視聴システムの実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るオンデマンド視聴システムの全体構成を示す概念図である。
図1に示すように、オンデマンド視聴システムは、ユーザー1aや1bが使用する各ユーザー端末13a,13bからの配信要求に応じて、通信ネットワーク2上のコンテンツサーバー3から、通信ネットワーク2を通じて映像コンテンツを配信するシステムである。
通信ネットワーク2は、通信プロトコルTCP/IPを用いて種々の通信回線(FTTHなどの光回線、ADSL回線などの公衆回線、専用回線、無線通信網)を相互に接続して構築される分散型のIP網であり、このIP網には、10BASE−Tや100BASE−TX等によるイントラネット(企業内ネットワーク)や家庭内ネットワークなどのLANなども含まれる。
ユーザー端末13(13a,13b)は、本実施形態では、セットトップボックスと呼ばれる通信機能及びコンテンツ再生機能を備えた情報処理装置であり、このユーザー端末13で映像コンテンツをダウンロードし、若しくはストリーミング配信を受信し、ダウンロード若しくはストリーミング配信された映像コンテンツを再生し、再生データに含まれる映像及び音声が各モニターテレビ12a,12bから出力される。
これらのユーザー端末13には、図4に示すようなリモコン装置11a,11bがそれぞれ付属しており、ユーザー1aや1bは、それぞれのリモコン装置11(11a,11b)を操作することによって、各自のユーザー端末13a又は13bに対して、赤外線通信による遠隔操作が可能となっている。また、ユーザー端末13には、複数のチャンネルボタンにより、視聴する映像コンテンツを切り替えるGUI(Graphical User Interface)が備えられており、このGUIも各自のリモコン装置11a,11bにより操作可能となっている。
詳述すると、図4に示すように、このリモコン装置11(11a,11b)には、1〜12のチャンネルボタン111が配列されており、各チャンネルボタンには、それぞれ配信スケジュールが関連付けられている。また、リモコン装置11には、方向キー116が設けられており、モニターテレビ12に表示されたカーソルの移動を指示することができる。さらに、このリモコン装置11には、映像コンテンツの再生に関する制御ボタンとして、停止ボタン115、再生開始ボタン114、巻戻しボタン112、及び早送りボタン113が配置されている。
図2は、コンテンツサーバー3及びユーザー端末13の内部構成を示すブロック図である。なお、説明中で用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
ユーザー端末13は、外部インターフェース(I/F)131と、操作信号取得部132と、配信要求部133と、再生部134と、映像コンテンツ蓄積部135と、通信部136とを備えている。
外部インターフェース(I/F)131は、外部機器との接続又は通信を行うインターフェースであり、入力インターフェース131aと、出力インターフェース131bとを有する。入力インターフェース131aは、装置本体の操作スイッチや赤外線通信などを通じたリモコン装置11からの入力信号を受け付ける。また、出力インターフェース131bは、モニターテレビ12やスピーカーなど、映像や音声を出力するための外部機器に対して映像信号や音声信号を出力する。なお、モニターテレビ12とユーザー端末13は、一体的な装置となっていてもよい。
操作信号取得部132は、装置本体の操作スイッチやリモコン装置11からの操作信号を受信し、操作信号に対応する制御信号を各部に出力するモジュールである。この操作信号取得部132からの制御信号に基づいて、通信部136からコンテンツサーバー3へユーザー操作を伝達したり、配信要求部133から映像コンテンツの配信要求を送信したりする。
配信要求部133は、コンテンツサーバー3に対して映像コンテンツの配信を要求する信号を通信部136及び31を通じて、送信するモジュールであり、本実施形態では、電源入力に応じて配信要求信号をコンテンツサーバー3に対して送信し、電源切断に応じて配信切断要求信号をコンテンツサーバー3に対して送信する。また、この配信要求に際しては、配信要求信号に、ユーザーIDやパスワードを含めてコンテンツサーバー3に送信し、認証処理を自動的に実行する。このIDやパスワードは、装置の初期設定時にユーザーにより設定され、装置内に記憶保持されている。
再生部134は、映像コンテンツをダウンロードし、若しくはストリーミング配信を受信し、ダウンロード若しくはストリーミング配信された映像コンテンツを再生するモジュールであり、受信した映像コンテンツのデータをデコードして、映像信号及び音声信号に変換して、出力インターフェース131bを通じて、外部機器に送出する。なお、ダウンロードした映像コンテンツは、映像コンテンツ蓄積部135に蓄積され、再生部134は、蓄積された映像コンテンツを映像コンテンツ蓄積部135から読み出して再生することもできる。
さらに、再生部134は、図3に示すような、モニターテレビ12に表示されるGUI40のための表示情報を生成し、出力する機能を備えている。このGUI40は、映像コンテンツを表示するメインフレーム41の周囲に、操作ボタンやサムネイル、文字情報を表示するサブフレーム42及び43をL字形に配置して構成されている。サブフレーム42や43には、例えばデータ放送や文字放送などの文字データや画像データを表示する合成して表示することができ、サムネイルや操作ボタンを、ユーザー操作によって移動されるカーソル42bにより選択可能となっている。このサブフレーム42又は43に表示されるコンテンツとしては、例えば、天気予報やニュース、交通情報、株価情報、コンテンツの追加情報(スポーツ番組や、特定の選手専用チャンネルなど)等が挙げられる。
本実施形態では、サブフレーム42には、配信スケジュールに含まれる映像コンテンツのサムネイル42aが表示され、サブフレーム43には、リモコンに見立てた配列で、各チャンネルに割り付けられた配信スケジュールの映像コンテンツが、サムネイル43aとして表示されている。これらのサムネイルも、リモコン装置11の方向キーにより移動されるカーソル42bにより選択可能となっている。
通信部136は、ユーザー端末13と、コンテンツサーバー3との間において、データの送受信を行うモジュールであり、操作信号や配信要求等の制御信号をIPパケットデータに変換して送信したり、IPパケットとして送信される映像コンテンツを受信する。この通信部136には、アクセス者の認証を自動的に行う認証部136aが備えられており、アクセス開始時に、ユーザー名とパスワードの組み合わせをコンテンツサーバー3に送信する。
コンテンツサーバー3は、通信系のモジュールとして、通信部と、アクセス監視部と、ユーザー操作検出部とを備えている。
通信部31は、ユーザー端末13と、コンテンツサーバー3との間において、データの送受信を行うモジュールであり、映像コンテンツデータをIPパケットデータに変換し、送受信する。この通信部31には、アクセス者の認証を自動的に行う認証部31aが備えられており、例えば、ユーザー名とパスワードの組み合わせを取得し、アクセス者にその権利があるか否かや、そのアクセス者が本人であるか否かなどを確認する。
アクセス監視部32は、ユーザー端末13からコンテンツサーバー3へのアクセスを検出するモジュールであり、時計部32aが接続されている。例えば、通信部31にユーザー端末13からのアクセスがあり、認証処理が成功した際に、その時刻をアクセス時刻とする。なお、このアクセス時刻は、現在時刻を取得するトリガーとしてユーザーアクセス時とした一例であり、現在時刻を取得するトリガーとしては、認証時に限らず随時可能であり、他の例としては、ユーザーが、チャンネルを切り換えた時点や、再生ボタンや早送り・巻き戻しボタンを押下した時点など、再生状態に変動が生じたときなどにも、アクセス開始時間として取得することができる。前記時計部32aは、現在時刻を取得するモジュールであり、アクセス監視部32からの要求に応じて現在時刻を報知する。アクセス監視部32で取得されたアクセス時刻は、配信コンテンツ選択部35に入力される。
ユーザー操作検出部33は、ユーザー端末13におけるユーザー操作を検出するモジュールである。検出されたユーザー操作は、コンテンツ配信部34や配信コンテンツ選択部35、配信スケジュール生成部38aに送出される。
また、コンテンツサーバー3は、コンテンツ配信系のモジュールとして、コンテンツ配信部34と、配信コンテンツ選択部35と、配信スケジュール蓄積部36と、映像コンテンツ蓄積部37とを備えている。
コンテンツ配信部34は、映像コンテンツ蓄積部37から読み出した映像コンテンツをファイル転送やストリーミングにより、通信部31及び136を通じてユーザー端末13に配信するモジュールである。コンテンツ配信部34は、本実施形態では、配信コンテンツ選択部35により選択された映像コンテンツの配信スケジュール上における再生開始時刻と、再生開始時刻とアクセス開始時刻との差分を仮想経過時間として算出し、仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて当該選択された映像コンテンツを、通信ネットワーク2を通じて配信する機能を有する。また、コンテンツ配信部34は、ユーザー端末におけるユーザー操作に基づいて、例えば早送りや巻戻しなど、再生開始部分を移動させて映像コンテンツを配信する機能も有している。
配信コンテンツ選択部35は、アクセスがあった現在時刻がアクセス監視部32を通じて、時計部32aからアクセス開始時刻として取得され、このアクセス開始時刻に基づいて配信スケジュールを参照するモジュールである。そして、配信コンテンツ選択部35は、この配信スケジュールを参照することにより、配信スケジュール上において、アクセス開始時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する。本実施形態では、配信スケジュール蓄積部36に蓄積された配信スケジュールを、ユーザーIDに基づいて選択して読み出して参照する。この配信コンテンツ選択部35での選択結果は、映像コンテンツを識別する識別子(例えばファイル名等)としてコンテンツ配信部34に通知される。
また、配信コンテンツ選択部35は、ユーザー端末13側におけるチャンネルボタンに対する選択操作によって配信する映像コンテンツを切り替える機能を有している。すなわち、ユーザー操作検出部33を通じて、ユーザーが選択したチャンネルを取得し、そのチャンネルとの関連付けによって特定された配信スケジュールを参照して、映像コンテンツの選択を行う機能も有している。
配信スケジュール蓄積部36は、配信スケジュール生成部38aで生成した配信スケジュールを蓄積する記憶装置である。本実施形態では、ユーザー毎に配信スケジュールが登録され、各配信スケジュールには、ユーザー端末13におけるチャンネルが関連付けられている。映像コンテンツ蓄積部37は、映像コンテンツを多数蓄積する記憶装置であり、各映像コンテンツが、ジャンル毎に蓄積されている。
コンテンツサーバー3は、番組編成系のモジュールとして、番組編成部38を備え、この番組編成部38は、配信スケジュール生成部38aと、コンテンツ管理部38bと、配信履歴記録部38cとを有する。
配信スケジュール生成部38aは、配信する映像コンテンツをユーザー毎に複数選択し、それら選択された映像コンテンツの配信順序及び配信時刻を記述した配信スケジュールを生成するモジュールである。この配信スケジュール生成部38aで生成された配信スケジュールは、配信スケジュール蓄積部36に蓄積される。
また、配信スケジュール生成部38aは、配信履歴記録部38cが収集した配信履歴に基づいてコンテンツ管理部38bを参照し、配信履歴に記録された映像コンテンツの属性の分布を解析し、この解析結果に基づいて配信スケジュールを生成する機能も持っている。
さらに、配信スケジュール生成部38aは、ユーザー操作検出部を通じてユーザーが選択した映像コンテンツの配信順序及び配信時刻を記述した配信スケジュールを生成する機能も持っている。また、配信スケジュール生成部38aは、配信スケジュールを複数生成し、ユーザー毎のチャンネルボタンに、配信スケジュールを各々関連付ける機能も持っている。そして、チャンネルボタンと配信スケジュールとの関連付けは、ユーザー操作により変更可能となっている。
コンテンツ管理部38bは、映像コンテンツ蓄積部に蓄積された各映像コンテンツの属性を記録し、各映像コンテンツの分類を行うモジュールである。具体的には、映像コンテンツのジャンルや出演者、制作者、制作年月日、再生時間等のメタデータを管理している。配信履歴記録部38cは、コンテンツサーバー3において、コンテンツ配信部34が配信した映像コンテンツの配信履歴を記録する記憶装置である。
(オンデマンド視聴方法)
以上の構成を有するオンデマンド視聴システムを動作させることによって、本発明のオンデマンド視聴方法を実施することができる。図5は、本実施形態に係るオンデマンド視聴方法を説明するフローチャート図である。ここで、図5の左側は、ユーザー端末側における動作ステップを表し、図5の右側は、サーバー側における動作ステップを表している。
なお、本実施形態では、コンテンツサーバー3において、既に配信スケジュールが生成され、配信スケジュール蓄積部36に蓄積されているものとする(S201)。この配信スケジュールの生成については、後述する。
そして、ユーザー1が、ユーザー端末13の電源をONにすると、通信部136を通じて、アクセスを開始する(S101)。コンテンツサーバー3は、通信部136によるアクセスを受けて、サーバー側の通信部31においてアクセスを検出する(S202)。このとき、サーバー側の認証部31aがアクセスしてきたユーザー1のID等を認証し、正当なアクセス権を確認することができる場合には(ステップS203における“Y”)、アクセスを許可する(S203)。一方、会員と認めることができない場合には(ステップS203における“N”)、エラー表示をして(S213)、アクセスを拒否する。
アクセスを許可されたアクセス者に対し、コンテンツサーバー3は、現在時刻をアクセス開始時刻として取得する(S205)。ここで、アクセス監視部32が、時計部32aから現在時刻をアクセス時刻として取得する。このアクセス時刻は、配信コンテンツ選択部35に報知される。
次に、配信コンテンツ選択部35が、配信スケジュールを参照し(S206)、配信スケジュール上において、アクセス開始時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する(S207)。このとき、配信スケジュールが生成されていない場合には、トップページに相当するデフォルトチャンネルの配信スケジュールを用いたコンテンツ配信処理を進める。
このデフォルトチャンネルとしては、サーバーが推奨する映像コンテンツに、コマーシャル(CM)を挿入して編成された配信スケジュールを用い、ユーザーによるカスタマイズがなされる前にあっては、チャンネル1に割り付けられている。このデフォルトチャンネルでは、説明用の動画を表示させてもよい。
このような映像コンテンツの配信と併せて、端末側のモニターテレビ12に、チャンネルに割り付けられた番組(配信スケジュール)を表示し、ユーザーによるチャンネル選択操作を受け付ける(S102)。ユーザー1は、チャンネルの中から、自己の視聴したい映像コンテンツをチャンネル操作により選択する(S103)。これにより、コンテンツサーバー3では、ユーザーが選択したチャンネルに関連付けられた配信スケジュールを優先的に参照し(S206)、選択された配信スケジュール上において、アクセス開始時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する(S207)。
次いで、配信コンテンツ選択部35によって選択された映像コンテンツを、コンテンツ配信部34は、映像コンテンツ蓄積部37から呼出す(S208)。このとき、コンテンツ配信部34は、選択された映像コンテンツの配信スケジュール上における再生開始時刻と、再生開始時刻とアクセス開始時刻との差分を仮想経過時間として算出し(S209)、仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて(S210)、通信ネットワーク2を通じて配信する(S211)。その際に、配信された映像コンテンツの配信履歴が、配信履歴記録部38cに記録される(S212)。これにより、配信スケジュールに従った映像コンテンツが、ユーザーのアクセス前から放送されていたかのように、番組の途中からユーザー端末側に表示される。
上記映像コンテンツの配信(S211)中において、ユーザーは、任意の操作により、再生箇所の変更を行うことができる。図6は、再生箇所の変更を示す説明図である。このとき、コンテンツサーバー3側では、ステップS211において、既に映像コンテンツの配信を開始しており(S401)、図6(a)に示すように、時刻PM8〜時刻PM9の現在時刻CTに番組P2が放送(配信)中となっている。なお、ここでは、図9に示すような、番組P2として、野球中継番組が配信されているものとする。
この野球中継番組は、メインフレーム41に野球の実況中継が表示され、サブフレーム42に試合内容であるスコアボード44が表示可能となっている。このスコアボード44は、上述したサムネイル42aの表示に切り替えることができる。
そして、ユーザーは、ユーザー端末13において、ユーザー操作を行う(S301)。このユーザー操作(S301)としては、ユーザーが有するリモコン装置11のボタン操作や、画面上のGUI40に対する操作が含まれる。次いで、コンテンツサーバー3は、ユーザー操作をユーザー操作検出部33により検出する(S402)。
ユーザー操作検出部33は、ユーザー1による操作が、早送りであるか、又は巻戻しであるかを判断し(S403)、早送りであった場合には(S403における“早送り”)、コンテンツ配信部34において再生開始位置を前方に移動させ(S406)、映像コンテンツを配信する(S405)。このとき、早送りにより次の映像コンテンツに移行する必要があるときは、配信コンテンツ選択部35が、配信スケジュールの中から次の映像コンテンツを選択し、コンテンツ配信部34により、映像コンテンツを配信する(S405)。図9に示した例では、野球中継が、録画放送である場合には、この早送りによりゲーム進行を早めることができ、ゲームの進行に応じて、サブフレーム42のスコアボード44の表示も進行される。また、コンテンツとコンテンツの間にCMが挿入されている構成の場合には、早送りを選択すると次のコンテンツの前に挿入されたCMを再生した後、次のコンテンツを再生するようにしてもよい。
一方、ユーザー操作が、巻戻しであった場合には(S403における“巻戻し”)、コンテンツ配信部34において再生開始位置を後方に移動させ(S404)、映像コンテンツを配信する(S405)。このとき、巻戻しにより前の映像コンテンツに移行する必要があるときは、配信コンテンツ選択部35が、配信スケジュールの中から次の映像コンテンツを選択し、コンテンツ配信部34により、映像コンテンツを配信する(S405)。図9に示した例では、この巻戻しによりゲーム進行を戻すことができ、ゲーム進行を戻すことにより、サブフレーム42のスコアボード44の表示も過去に戻される。なお、コンテンツとコンテンツの間にCMが挿入されている構成の場合には、上記早送りと同様に、巻き戻しを選択すると、前のコンテンツの直後に挿入されたCMを再生した後、前のコンテンツを再生するようにしてもよい。
次に、上述した配信スケジュールの生成について説明する。図7及び図8は、配信スケジュール生成の手順を示すフローチャート図である。なお、初期状態において、配信履歴に基づく配信スケジュールや、ユーザーカスタマイズによる配信スケジュールが存在しない場合には、サーバー側が推奨するデフォルトチャンネル用の配信スケジュールが準備されている。図7では、配信履歴に基づく配信スケジュールの自動生成を示し、図8では、ユーザー操作によりカスタマイズされたいわゆる「マイチャンネル」に係る配信スケジュールの生成を示している。
図7に示す配信スケジュールの自動生成では、まず、サーバー側の番組編成部38において、配信履歴記録部38cから、ユーザー1が過去に視聴した映像コンテンツの配信履歴を呼出す(S601)。そして、配信履歴中に列記されている複数ある映像コンテンツそれぞれの属性情報を分析し、その属性情報の分布を解析する(S602)ここで、映像コンテンツの属性としては、映像コンテンツのジャンルや出演者、制作者、制作年月日、再生時間等が挙げられる。なお、この映像コンテンツの属性情報は、映像コンテンツに付与されたメタデータであってもよい。
そして、その分布傾向に従って、同一又は近似する属性の映像コンテンツを抽出し(S603)、その抽出された映像コンテンツにより配信スケジュールを生成する(S604)。次に、その生成された複数の配信スケジュールにユーザー端末のチャンネルボタン番号を各々関連付けをする(S605)。
この関連付けは、基本的には、ユーザーが最も高頻度で視聴する傾向にある配信スケジュールから順にチャンネル番号を割り当ててゆく。この際、ユーザー操作を受け付け(S501)、ユーザーの意思に基づいて、関連付けされているチャンネル番号を変更することもできる(S606)。
また、図8に示す配信スケジュールのカスタマイズでは、まず、ユーザーが、任意の映像コンテンツや、属性を選択すべくユーザー端末におけるユーザー操作を行う(S701)。ここで、ユーザー操作の有無は、サーバー側のユーザー操作検出部33が検出し(S801)、その情報は番組編成部38の配信スケジュール生成部38aに送出される。
次いで、ユーザー操作に従って、映像コンテンツが選択され(S802)、その選択された映像コンテンツの配信順序と配信時刻とが、ユーザー操作を通じてカスタマイズされる(S803)。これにより、それら選択された映像コンテンツの配信順序及び配信時刻を記述した配信スケジュールが生成され(S804)、配信スケジュール蓄積部36に配信スケジュールが蓄積される(S805)。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、多数蓄積する映像コンテンツの中から、複数の映像コンテンツに対して、予め映像コンテンツの順序と配信時刻を生成しておくことにより、ユーザーがアクセスを開始した時点で、すぐに映像コンテンツを配信することができ、ユーザーに明確な視聴目的がない場合であっても、放送中の映像コンテンツを視聴することができ、ユーザーの視聴を促すことができる。例えば、スポーツ番組専門の配信スケジュールが選択されている場合には、図9に示したような野球中継がゲームの途中から映し出されるため、視聴目的が明確でないユーザーであっても、注意を惹くことができ、視聴を促すことができる。
また、仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させた配信中の映像コンテンツを、早送りや巻戻し等のユーザーの操作によって、任意に再生開始部分を移動することができるので、ユーザーが配信中の映像コンテンツに興味を持ち、巻戻して最初から視聴することや、興味のない映像コンテンツについては、スキップなどが可能となる。例えば、図9に示した例でユーザーが興味を持ったときには、試合の最初から巻戻しして視聴し直すことができるなど、VOD本来の利点を活かして、ユーザーの利便性を高めることができる。
さらに、本実施形態では、配信スケジュールの生成に際し、ユーザーが過去に配信要求した映像コンテンツのジャンルやカテゴリーの分布から、各ユーザーの視聴傾向を分析した上で、各ユーザーの趣味嗜好に合致した映像コンテンツを選択し、配信スケジュールを生成でき、ユーザーが興味のある映像コンテンツのみを配信することができるため、ユーザーは目的とする映像コンテンツを容易に発見することができるようになる。
また、本実施形態では、配信スケジュールの生成に際し、ユーザー自身が選択した配信順序及び配信時刻が反映されたいわゆる「マイチャンネル」を編成することができるので、ユーザーは、このマイチャンネルを選択することで、視聴毎に映像コンテンツを検索、決定する手間を省略でき、且つ、好きな時間に連続して映像コンテンツを視聴することができる。
さらに、本実施形態では、配信スケジュールを複数生成でき、ユーザーが興味のあるジャンルやカテゴリー等の属性に分類された番組編成を多数生成することができ、これらの番組編成は、リモコン装置のチャンネルに割り当てられている。これにより、ユーザーは、チャンネル選択により映像コンテンツのジャンルやカテゴリー等の属性を選択することができ、映像コンテンツを選択するための操作回数が減少され、いわゆるザッピング視聴が容易になるなど、ユーザーの操作性を向上することができる。
なお、チャンネルボタンと配信スケジュールとの関連付けは、ユーザー操作により変更可能であることから、ユーザー毎の趣味嗜好を反映させたカスタマイズが可能であり、操作性をより向上させることができる。
(変更例)
なお、上述した実施形態では、配信コンテンツ選択部35をコンテンツサーバー3側に設け、コンテンツサーバ3側でのみ配信スケジュールの参照や、仮想経過時間の算出、再生開始部分の移動を行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、次のような変更を加えることができる。
例えば、上記配信要求部133に、上記配信コンテンツ選択部としての機能や、コンテンツ再生開始部分の移動機能を持たせてもよい。図10は、本変更例に係るフローチャート図である。図10では、図5で説明したステップS207〜S210の処理を、ユーザー端末13側で実行している。
詳述すると、サーバ側から映像コンテンツを配信する際、図5と同様に、配信スケジュールをユーザー端末側に送信する(S206及びS103)が、この後、図10に示すように、ユーザー端末側で、チャンネルボタンによって特定された配信スケジュールを参照し、配信スケジュール上において現在時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する(S104)。
次いで、ユーザー端末側で、チャンネルボタンによって選択された映像コンテンツの配信スケジュール上における再生開始時刻と現在時刻との差分を仮想経過時間として算出し(S105)、仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて(S106)、当該選択された映像コンテンツの配信を、前記コンテンツサーバに対して要求する(S107)。これに応じて、コンテンツサーバ3では、仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて、通信ネットワーク2を通じて配信する(S211)。
このような変更例によっても、多数蓄積する映像コンテンツの中から、予め映像コンテンツの順序と配信時刻を生成しておくことにより、ユーザーに明確な視聴目的がない場合であっても、放送中の映像コンテンツを視聴することができ、ユーザーの視聴を促すことができる。
実施形態に係るオンデマンド視聴システムの全体構成を示す概念図である。 実施形態に係るコンテンツサーバー及びユーザー端末の内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係るGUIの画面構成を模式的に示す示す説明図である。 実施形態に係るリモコン装置の外観を模式的に示す説明図である。 実施形態に係るオンデマンド視聴方法の動作を示すフローチャート図である。 実施形態に係るオンデマンド視聴方法における再生箇所の変更を示す説明図である。 実施形態に係るオンデマンド視聴方法における配信履歴に基づく配信スケジュールの自動生成を示すフローチャート図である。 実施形態に係るオンデマンド視聴方法におけるユーザー操作による配信スケジュールの生成を示すフローチャート図である。 実施形態に係るGUIにより野球中継を視聴している場合を示す説明図である。 変更例に係るオンデマンド視聴方法の動作を示すフローチャート図である。
符号の説明
CT…現在時刻
P1〜P4…番組
1(1a,1b)…ユーザー
2…通信ネットワーク
3…コンテンツサーバー
11(11a,11b)…リモコン装置
12(12a,12b)…モニターテレビ
13(13a,13b)…ユーザー端末
31,136…通信部
31a,136a…認証部
32…アクセス監視部
32a…時計部
33…ユーザー操作検出部
34…コンテンツ配信部
35…配信コンテンツ選択部
36…配信スケジュール蓄積部
37…映像コンテンツ蓄積部
38…番組編成部
38a…配信スケジュール生成部
38b…コンテンツ管理部
38c…配信履歴記録部
40…GUI
41…メインフレーム
42,43…サブフレーム
42a,43a…サムネイル
42b…カーソル
44…スコアボード
111…チャンネルボタン
131…外部インターフェース
131a…入力インターフェース
131b…出力インターフェース
132…操作信号取得部
133…配信要求部
134…再生部
135…映像コンテンツ蓄積部

Claims (14)

  1. ユーザーが使用するユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワーク上のコンテンツサーバーから該通信ネットワークを通じて映像コンテンツを配信するオンデマンド視聴システムであって、
    映像コンテンツを多数蓄積する映像コンテンツ蓄積部と、
    配信する映像コンテンツを複数選択し、それら選択された映像コンテンツの配信順序及び配信時刻を記述した配信スケジュールを複数生成するとともに、各配信スケジュールに対し、各配信スケジュールを特定するためのチャンネルを関連づける配信スケジュール生成部と、
    現在時刻を取得する時計部と、
    前記現在時刻を前記時計部から取得し、前記配信スケジュールを参照することにより、該配信スケジュール上において、該現在時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する配信コンテンツ選択部と、
    前記配信コンテンツ選択部により選択された映像コンテンツの前記配信スケジュール上における再生開始時刻と前記現在時刻との差分を仮想経過時間として算出し、該仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて当該選択された映像コンテンツを、前記通信ネットワークを通じて配信するコンテンツ配信部と
    を備え
    前記配信コンテンツ選択部は、前記チャンネルを切り換えた時点に前記現在時刻を取得し、切り換えられたチャンネルに関連づけられた配信スケジュール上における前記仮想経過時間を算出し、
    前記コンテンツ配信部は、前記チャンネル切り換えにより算出された前記仮想経過時間に基づいて、又は、前記ユーザー端末におけるユーザー操作に基づいて、前記再生開始部分を移動させて映像コンテンツを配信する
    ことを特徴とするオンデマンド視聴システム。
  2. 前記映像コンテンツには、当該映像コンテンツの進行に合わせて表示される文字データが含まれ、前記再生開始部分の移動に合わせた前記文字データの内容が表示されることを特徴とする請求項1に記載のオンデマンド視聴システム。
  3. 前記ユーザー端末又は前記コンテンツサーバーのいずれかにおいて、前記コンテンツ配信部が配信した映像コンテンツの配信履歴を記録する配信履歴記録部と、
    前記映像コンテンツ蓄積部に蓄積された各映像コンテンツの属性を記録するコンテンツ管理部と
    をさらに備え、
    前記配信スケジュール生成部は、前記配信履歴収集部が収集した配信履歴に基づいて前記コンテンツ管理部を参照し、配信履歴に記録された映像コンテンツの属性の分布を解析し、この解析結果に基づいて前記配信スケジュールを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のオンデマンド視聴システム。
  4. 前記ユーザー端末におけるユーザー操作を検出するユーザー操作検出部をさらに備え、
    前記配信スケジュール生成部は、前記ユーザー操作検出部を通じてユーザーが選択した映像コンテンツの配信順序及び配信時刻に基づいて、該ユーザーに固有の配信スケジュールを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のオンデマンド視聴システム。
  5. 前記ユーザー端末は、複数のチャンネルボタンにより、視聴する映像コンテンツを切り替えるユーザーインターフェースを有し、
    前記チャンネルボタンには、前記配信スケジュールが各々関連付けられており、
    前記配信コンテンツ選択部は、前記チャンネルボタンに対する選択操作によって特定された配信スケジュールを参照することにより、前記映像コンテンツの選択を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のオンデマンド視聴システム。
  6. 前記チャンネルボタンと前記配信スケジュールとの関連付けは、ユーザー操作により変更可能であることを特徴とする請求項5に記載のオンデマンド視聴システム。
  7. ユーザーが使用するユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワーク上のコンテンツサーバーから該通信ネットワークを通じて映像コンテンツを配信するオンデマンド視聴方法であって、
    映像コンテンツを多数蓄積する映像コンテンツ蓄積部の中から、配信する映像コンテンツを複数選択し、それら選択された映像コンテンツの配信順序及び配信時刻を記述した配信スケジュールを複数生成するとともに、各配信スケジュールに対し、各配信スケジュールを特定するためのチャンネルを関連づける配信スケジュール生成ステップと、
    現在時刻を取得し、前記配信スケジュールを参照することにより、該配信スケジュール上において、該現在時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する配信コンテンツ選択ステップと、
    前記配信コンテンツ選択ステップで選択された映像コンテンツの前記配信スケジュール上における再生開始時刻と前記現在時刻との差分を仮想経過時間として算出し、該仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて当該選択された映像コンテンツを、前記通信ネットワークを通じて配信するコンテンツ配信ステップと
    を備え
    前記配信コンテンツ選択ステップでは、前記チャンネルを切り換えた時点に前記現在時刻を取得し、切り換えられたチャンネルに関連づけられた配信スケジュール上における前記仮想経過時間を算出し、
    前記コンテンツ配信ステップでは、前記チャンネル切り換えにより算出された前記仮想経過時間に基づいて、又は、前記ユーザー端末におけるユーザー操作に基づいて、前記再生開始部分を移動させて映像コンテンツを配信する
    ことを特徴とするオンデマンド視聴方法。
  8. 前記コンテンツ配信ステップでは、前記チャンネル切り換えにより算出された前記仮想経過時間に基づいて、又は、前記ユーザー端末におけるユーザー操作に基づいて、前記再生開始部分を移動させて映像コンテンツを配信することを特徴とする請求項7に記載のオンデマンド視聴方法。
  9. 前記ユーザー端末又は前記コンテンツサーバーのいずれかにおいて、前記コンテンツ配信部が配信した映像コンテンツの配信履歴を配信履歴記録部に記録する配信履歴記録ステップをさらに備え、
    前記配信スケジュール生成ステップでは、前記配信履歴収集ステップで収集した配信履歴に基づいて、該配信履歴に記録された映像コンテンツの属性の分布を解析し、この解析結果に基づいて前記配信スケジュールを生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載のオンデマンド視聴方法。
  10. 前記ユーザー端末におけるユーザー操作を検出するユーザー操作検出ステップをさらに備え、
    前記配信スケジュール生成ステップでは、前記ユーザー操作検出ステップにおいてユーザーが選択した映像コンテンツの配信順序及び配信時刻に基づいて、該ユーザーに固有の配信スケジュールを生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載のオンデマンド視聴方法。
  11. 前記ユーザー端末には、複数のチャンネルボタンにより、視聴する映像コンテンツを切り替えるユーザーインターフェースが備えられ、
    前記配信スケジュール生成ステップでは、前記配信スケジュールが複数生成され、前記チャンネルボタンに、前記配信スケジュールが各々関連付けられ、
    前記配信コンテンツ選択ステップでは、前記チャンネルボタンに対する選択操作によって特定された配信スケジュールを参照することにより、前記映像コンテンツの選択を行う
    ことを特徴とする請求項7に記載のオンデマンド視聴方法。
  12. 前記チャンネルボタンと前記配信スケジュールとの関連付けは、ユーザー操作により変更可能であることを特徴とする請求項11に記載のオンデマンド視聴方法。
  13. ユーザーが使用するユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワークを通じて映像コンテンツを配信するコンテンツサーバであって、
    映像コンテンツを多数蓄積する映像コンテンツ蓄積部と、
    配信する映像コンテンツを複数選択し、それら選択された映像コンテンツの配信順序及び配信時刻を記述した配信スケジュールを複数生成するとともに、各配信スケジュールに対し、各配信スケジュールを特定するためのチャンネルを関連づける配信スケジュール生成部と、
    現在時刻を取得する時計部と、
    前記現在時刻を前記時計部から取得し、前記配信スケジュールを参照することにより、該配信スケジュール上において、該現在時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する配信コンテンツ選択部と、
    前記配信コンテンツ選択部により選択された映像コンテンツの前記配信スケジュール上における再生開始時刻と前記現在時刻との差分を仮想経過時間として算出し、該仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて当該選択された映像コンテンツを、前記通信ネットワークを通じて配信するコンテンツ配信部と
    を備え
    前記配信コンテンツ選択部は、前記チャンネルを切り換えた時点に前記現在時刻を取得し、切り換えられたチャンネルに関連づけられた配信スケジュール上における前記仮想経過時間を算出し、前記コンテンツ配信部は、前記チャンネル切り換えにより算出された前記仮想経過時間に基づいて、又は、前記ユーザー端末におけるユーザー操作に基づいて、前記再生開始部分を移動させて映像コンテンツを配信する
    ことを特徴とするコンテンツサーバ。
  14. 通信ネットワークを通じて配信するコンテンツサーバから配信される映像コンテンツを視聴するためのユーザー端末であって、
    複数選択された映像コンテンツの配信順序及び配信時刻を記述した配信スケジュールを特定するために、各配信スケジュールに関連づけられた複数のチャンネルボタンと、
    前記チャンネルボタンによって特定された配信スケジュールを参照し、前記配信スケジュール上において現在時刻に配信開始又は配信中となっている映像コンテンツを選択する配信コンテンツ選択部と、
    前記配信コンテンツ選択部により選択された映像コンテンツの前記配信スケジュール上における再生開始時刻と前記現在時刻との差分を仮想経過時間として算出し、該仮想経過時間分だけ再生開始部分を移動させて、当該選択された映像コンテンツの配信を、前記コンテンツサーバに対して要求する配信要求部と
    前記複数のチャンネルボタンにより、視聴する映像コンテンツを切り替えるユーザーインターフェースと
    を備え
    前記配信コンテンツ選択部は、前記チャンネルを切り換えた時点に前記現在時刻を取得し、切り換えられたチャンネルに関連づけられた配信スケジュール上における前記仮想経過時間を算出し、前記配信要求部は、前記チャンネル切り換えにより算出された前記仮想経過時間に基づいて、又は、前記ユーザー端末におけるユーザー操作に基づいて、前記再生開始部分を移動させ、前記要求を行う
    ことを特徴とするユーザー端末。
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