JP5278199B2 - 感光体ドラム、および感光体ドラムを備えたカラー画像形成装置 - Google Patents

感光体ドラム、および感光体ドラムを備えたカラー画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、感光体ドラム、および感光体ドラムを備えたカラー画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を適用したレーザプリンタにおいては、感光体ドラムの表面の感光層が選択的に露光されることにより、その感光層に、用紙に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。そして、その静電潜像がトナー像に現像され、このトナー像が用紙に転写されることによって、用紙に対する画像の形成が達成される。
感光体ドラムは、たとえば、アルミニウムからなる円筒状の導電性基体の表面に感光層を有するドラム本体と、このドラム本体の中心軸線に沿って延びる導電性支持軸とを備えている。ドラム本体の両端には、フランジ部材がドラム本体に対して相対回転不能に嵌入されている。
フランジ部材は導電性支持軸を挿通するための挿通孔を有し、フランジ部材がドラム本体に嵌入された状態において、ドラム本体の回転中心軸とフランジ部材の挿通孔の中心とは一致している。導電性支持軸は、各フランジ部材の挿通孔に相対回転可能に挿通されている。これにより、ドラム本体は、各フランジ部材を介して、導電性支持軸に回転可能に支持されている。
この感光層に良好な静電潜像を形成するために、導電性基体をアースする必要がある。例えば先行文献1に記載のように導電性基体とドラム軸とを電気的に導通可能に接続するためのアース板をドラム本体内に設けることが知られている。
アース板は導電性支持軸が挿通される板部と、接点部とを有している。接点部は、一端を板部に固定され、他端を遊端とされながら挿通孔に向けて延びている。このアース板は、導電性基体(ドラム本体)内の一端側に配置される。アース板の板部は、導電性基体の内周面に当接する。そして、接点部の遊端はフランジ部材を貫通する導電性支持軸の周面に当接する。これにより、導電性基体と導電性支持軸とは、アース板を介して電気的導通可能に接続される。
特開2008−52020号公報
上記のように構成された感光体ドラムを製造するにあたって、感光体ドラムの一端に嵌入されたフランジ部材に導電性支持軸が挿通される。その際、導電性支持軸はアース板に備えられた接点部から押圧を受ける。このとき、導電性支持軸は接点部から押圧を受けることでドラム本体の中心軸線に対し傾いてしまう。
導電性支持軸をドラム本体の中心軸線に対して傾けた状態で挿入すると、導電性支持軸の挿入方向先頭部分が他端側のフランジ部材に衝突する。導電性支持軸の先頭部分が他端側のフランジ部材に衝突すると、衝突時の衝撃によって他端側のフランジ部材の挿通孔がドラム本体の中心に対してずれるおそれがある。
挿通孔とドラム本体の中心とがずれた状態で導電性支持軸が他端側のフランジ部材の挿通孔に挿通されると、導電性支持軸を中心として回転する感光体ドラムに偏心が生じた状態になる。感光体ドラムの回転に偏心が生じると、感光体ドラムの回転が不安定になるので、結果として用紙に対する画像の形成に悪影響を及ぼす。
したがって、導電性支持軸をドラム本体に挿入する際には、導電性支持軸を他端側のフランジ部材の挿通孔に向けて真直ぐに挿通させる必要があるが、その作業は感光体ドラムの製造過程において作業者にとって負担となっていた。
以上の問題点に鑑み、本発明は導電性支持軸の挿入が容易な構造を備えた感光体ドラム、およびその感光体ドラムを備えたカラー画像形成装置の提供を目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る感光体ドラムは、導電性支持軸と、外周面に感光層が形成されたドラム本体と、前記ドラム本体の両端に設けられ、前記導電性支持軸が貫通される貫通孔を有するフランジ部材と、前記ドラム本体の一端側に設けられ、前記導電性支持軸と前記ドラム本体とを導通可能に前記導電性支持軸と接触する舌片状の弾性変形可能な接点部を有する導通板と、を備え、前記ドラム本体の一端側の前記フランジ部材は、前記貫通孔を貫通した前記導電性支持軸の中心軸を挟んで前記接点部の反対側で前記導電性支持軸を受けるように、前記貫通孔から前記導電性支持軸の延びる方向において前記接点部よりも前記ドラム本体の他端側の前記フランジ部材側へ向かって延びる受け部が形成されたことを特徴とする。
また、前記受け部が前記貫通孔を貫通した前記導電性支持軸を受ける円筒状の受け面を有するようにしてもよい。
また、前記受け部が前記接点部と前記導電性支持軸の中心軸を含む面を挟むようにして前記導電性支持軸を受ける複数の受け面を有するようにしてもよい。
また、前記ドラム本体が、前記導電性支持軸に対して回転するようにしてもよい。
また、前記受け部が、前記ドラム本体の回転方向後端側に前記導電性支持軸の表面を清掃する清掃部材を備えていてもよい。
また、前記受け部が、前記導電性支持軸と前記接点部との間に介在させるグリスを貯留する貯留部を有していてもよい。
また、本発明に係る感光体ドラムを各色に対応して設ける形態のカラー画像形成装置に適用してもよい。
本発明に係る感光体ドラムによれば、導電性支持軸の中心軸を挟んで接点部の反対側に、導電性支持軸を受けるための受け部が形成されている。導電性支持軸を一端側のフランジ部材の貫通孔に貫通させると、導電性支持軸は導通板の接点部から付勢力を受けるが、その付勢力を受け部が受けることによって、導電性支持軸の中心軸がドラム本体の中心軸に対して傾くことなく両中心軸同士を一致させることができる。したがって、ドラム本体の他端側に設けられたフランジ部材の貫通孔に対し導電性支持軸を衝突させることなく挿入することが容易になり、感光体ドラムの製造過程においてドラム本体に対する導電性支持軸の偏心の発生を抑制することができる。
特に、各色ごとに感光体ドラムが対応付けされたカラー画像形成装置においては、感光体ドラムのフランジ部材に衝撃が与えられて偏心が生じ、各感光体ドラムの回転が不安定になる恐れがある。しかし、本発明に係るカラー画像形成装置によれば各色に対応する感光体ドラムの偏心を防止することができる。偏心を防止することによって、各色に対応する感光体ドラム上のトナー像を重ねあわせる際に、色ずれが起きにくくすることができる。
また、受け部の円筒状の受け面を有していれば、導電性支持軸が接点部から受ける付勢力をより安定してうけることができる。したがって、フランジ部材に対して導電性支持軸を挿入しやすくすることが可能となり、感光体ドラムの製造過程において導電性支持軸がドラム本体に対して偏心することをより防止できる。
また、受け部が接点部と導電性支持軸の中心軸を含む面を挟むようにして導電性支持軸を受ける複数の受け面を有するようにすれば、接点部からの付勢力を複数の受け面で安定して受けることができるので、導電性支持軸の中心軸とドラム本体の中心軸を一致させやすい。したがって、導電性支持軸をフランジ部材に挿入するときの挿入性が向上する。
また、ドラム本体が導電性支持軸に対して回転するようにすれば、接点部と導電性支持軸とが相対的に摺動することに伴い導電性支持軸が削れて削り粉などの異物が生じる。異物そのままにしておくと導通不良を生じるが、生じた異物は受け部にて回収されるので、導電性支持軸と接点部の間に良好な導通状態を保つことが可能である。
また、受け部に清掃部材を設ければ、導電性支持軸の表面に発生する削り粉などの異物をより効率よく回収することができる。
また、受け部がグリスを貯留するための貯留部を有するようにすれば、接点部と導電性支持軸との間にグリスを介在させることができる。結果、相対的な摺動によって導電性支持軸と接点部との間で生じる異音を抑制することができる。
本実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタの概略構成を示す側断面図である。 感光体ドラムの外観を示す図である。 (a)図2に示す感光体ドラムの一端側における側断面図である。(b)はドラム軸および導通板の斜視図である。 図3(b)の第一フランジの正面図である。 (a)第一フランジに対してドラム軸を挿入する様子を示した説明図である。(b)ドラム軸が第二フランジの貫通孔に挿入される様子を示した図である。 他の実施形態としての第一フランジの正面図である。 他の実施形態としての第一フランジの正面図である。 図7に示す第一フランジの一端側における側断面図である。
[レーザプリンタの概略構成]
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。以下の説明において、方向は、カラーレーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、紙面に向かって右側を「前側」、紙面に向かって左側を「後側」とし、紙面に向かって上下方向を「上下方向」、紙面に向かって奥側を「右方向」、紙面に向かって手前側を「左方向」とする。
カラーレーザプリンタ(以下、レーザプリンタ)1は、本体ケーシング2内に給紙部3、画像形成部5などが設けられている。給紙部3は、本体ケーシング2の下部に設けられ、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着される給紙トレイ31と、給紙トレイ31の前寄り上方に設けられる、給紙トレイ31から用紙Pを搬送する各種ローラが設けられている。給紙された用紙Pは、各種ローラによって画像形成部5に搬送される。
画像形成部5は、搬送ベルト10、スキャナ部20、プロセス部30、定着部80などを備えている。搬送ベルト10は、図示反時計周り方向に循環移動し、搬送ベルト10上面に載せられた用紙Pが後方へ搬送される。
また、搬送ベルト10の内側には、後述するプロセス部30の各感光体ドラム50と搬送ベルト10を挟んで対向する位置にそれぞれ転写ローラ36が設けられている。
スキャナ部20は、レーザ発光部(図示せず)から出射されたレーザ光Lを、各色毎の感光体ドラム50の表面に走査する。
プロセス部30は、本体ケーシング3内に対して引き出し可能に設けられたフレーム4と、フレーム4に対して交換可能な複数の現像カートリッジ40が備えられている。さらに、フレーム4には表面が正帯電性の感光層によって覆われた、本発明の感光体の一例としての感光体ドラム50と、スコロトロン型の帯電器38とが備えられている。
各現像カートリッジ40は、内側上部にトナー収容室39と、供給ローラ32と、現像ローラ34および層厚規制ブレード37とを備えている。各トナー収容室39には、各色の正帯電性の非磁性1成分のトナーがそれぞれ収容される。トナー収容室39から放出されたトナーは、トナー収容室の下側にある供給ローラ32の回転により各現像ローラ34に供給される。
感光体ドラム50は、詳しくは後述するが、接地された金属製のドラム本体を備え、その表層を正帯電性の有機感光層で被覆することにより構成されている。各感光体ドラム50、現像ローラ34及び転写ローラ36は、搬送ベルト10の上面と平行で、かつ互いに平行な中心軸線を有し、それぞれ各中心軸線のまわりに回転される。
画像形成時には、各感光体ドラム50が図示時計回り方向に回転駆動され、それに伴って感光体ドラム50の表面が帯電器38により一様に正帯電される。そして、その正帯電された部分がスキャナ部20からのレーザ光Lの高速走査により露光されて、感光体ドラム50の表面に用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、静電潜像は、現像ローラ34上に担持され正帯電されているトナーを供給される。これにより、感光体ドラム50の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム50の表面には、露光部分にのみトナーが付着したトナー像が担持される。
その後、各感光体ドラム50の表面上に担持されたトナー像は、搬送ベルト10によって転写ローラ36と感光体ドラム50の間の転写位置まで搬送される用紙Pに順次転写される。こうしてトナー像が転写された用紙Pは、次いで定着部80で熱定着された後、各種ローラによって排出トレイ90に排出される。
[感光体ドラムの構成]
次に、感光体ドラム50の詳細な構成について説明する。図2に示すように、感光体ドラム50は、ドラム本体110と、本発明の導電性支持軸の一例としてのドラム軸120と、ドラム本体110の各端部に嵌入されたフランジ部材130,139とを備えている。また、図3(a),(b)に示すように、ドラム本体110内にはドラム本体110とドラム軸120とを電気的に導通させる導通板140が備えられている。以降、ドラム本体110の一端側(図面右側)のフランジ部材を第一フランジ130、他端側(図面左側)のフランジ部材を第二フランジ139と呼称する。
図3(a)に示すように、ドラム本体110は、アルミニウムなどの導電性材料から形成された円筒状の導電性回転基体111からなる。この導電性回転基体111は、両端に円形の開口部110Aを有している。また、導電性回転基体111の外周面には、露光によって静電潜像が形成される有機感光層112が形成されている。
ドラム軸120は、金属などの導電性材料から形成された棒状(略円柱状)の部材であり、フランジ部材130,139を貫通し、両端部がフレーム4(図1参照)に支持されている。そして、フレーム4が本体ケーシング2に装着されることで、ドラム軸120が本体ケーシング2に支持されることとなる。このドラム軸120は、公知の構成によって電気的に接地されている。
第一フランジ130,第二フランジ139は、絶縁性の樹脂材料から形成され、それぞれ、ドラム本体110の端部に、ドラム本体110に対して回転不能に嵌入されている。第一フランジ130,第二フランジ139は、接着剤などを介さずにドラム本体110の両端の開口部110Aに嵌入される。
第一フランジ130,第二フランジ139には、それぞれフランジ本体部131と、ドラム軸120が挿通されるストッパ113とが一体的に形成されている。
フランジ本体部131は、略円筒状に形成されている。フランジ本体部131の外周面131Bはドラム本体110に嵌入される部分であり、ドラム本体110との嵌入状態においてドラム本体110の導電性回転基体111の内面と接触している。
また、フランジ本体部131の外周面131Bの周縁部には、外周面131Bから径方向に突出して形成される大径部231がある。大径部231は、フランジ本体部131がドラム本体110に嵌入された状態においてフランジ本体131の開口端部と干渉する。大径部231がドラム本体110と干渉することで、フランジ部材130,139が必要以上にドラム本体110内に進入しない。
そして、フランジ本体部131の内周の一部には、略円筒状の筒部131Cと、筒部131Cを補強するリブ131Gとが形成されている。
図3(a)に示すように、筒部131Cは中空であって、ドラム本体110の中心軸O1方向に沿ってドラム本体110の他端側の第二フランジ139に向かうようにして延びている。この筒部131Cの外側端面131Fに接するようにして、ドラム軸120を軸方向において位置決めするためのストッパ113が支持される。
さらに、筒部131Cは、貫通孔131Aと、切欠部133と、切欠部133によって形成された、ドラム軸120を受けるための受け部132とを有している。
切欠部133は、筒部131の周面のうち、正面視(図3a参照)でドラム本体110の中心軸O1よりも上側が切りかかれることで形成される。切欠部133が形成されることで、筒部131Cの第二フランジ139と対向する面が下側端面131Dと上側端面131Eとに分かれる。下側端面131Dのほうが、上側端面131Eよりも第二フランジ139側に向かって突出している。
貫通孔131Aは、筒部131C内の内周面135によって囲まれた中空の領域である。具体的には、筒部131Cの側面視(図3a参照)でドラム軸方向外側端面131Fから上側端面131Eまでの領域が貫通孔131Aである。
貫通孔131Aは、正面視でドラム本体110の中心軸O1と同心円状に形成されている。つまり、貫通孔131Aの中心軸は、フランジ本体部131がドラム本体110に嵌入された状態において、ドラム本体110の中心軸O1と一致している。貫通孔131Aの直径は、ドラム軸120の直径とほぼ等しい。
図3(b)に示すように、受け部132は貫通孔131Aと一体化された略円筒形状をなしている。具体的には、受け部132は、筒部131Cのうち、切欠部133の下部に形成された正面視略U字状の部分である。そして、筒部131Cの側面視でドラム軸方向上側端面131Eから下側端面131Dまでの領域が受け部132である。
受け部132は、内周面135をドラム本体110内で露出させている。受け部132の内周面135は貫通孔131Aを貫通したドラム軸120を受ける。なお、受け部132の内周面135が本発明の受け面の一例である。
また、図4に示すように、受け部132におけるドラム本体110の回転方向(矢印方向)前端部および後端部には、内周面135を切り欠くことで凹部137A,137Bが形成されている。
ドラム本体110の回転方向(矢印方向)後端部の凹部137Bには、前記ドラム軸120の延びる方向に亘って清掃部材136が設けられている。清掃部材136は、スポンジなどの部材で構成され、貫通孔131Aを貫通したドラム軸120の周面と摺接することでドラム軸120の表面に発生した削り粉などの異物を回収する。
一方、ドラム本体110の回転方向(矢印方向)先端部の凹部137Aにはグリス138が充填されている。グリス138は、フランジ本体部131がドラム軸120に対して回転することによってドラム軸120の周面に塗布される。なお、凹部137Aは本発明の貯留部の一例である。
リブ131Gは、筒部131Cと一体的に形成され、筒部131Cの下側端面131Dの下部からフランジ本体部131に向かって延びている。
第二フランジ139はフランジ本体部131から軸方向外側に延びるギヤ部134を有している。ギヤ部134は、ドラム本体110の外径よりも大きな外径を有し、その外周面にギヤ歯が形成されている。
このように第一フランジ130および第二フランジ139が、ドラム本体110の両端に回転不能に嵌入されるとともに、ドラム軸120に回転可能に支持されている。これによってドラム本体110は、第一フランジ130,第二フランジ139を介してドラム軸120に相対回転可能に支持される。そして、第二フランジ139のギヤ部134に対して、ケーシング2内に設けられた図示しないモータなどの駆動源から駆動力が入力されることで、ドラム本体110および第一フランジ130,第二フランジ139(感光体ドラム61)が回転駆動する。
導通板140は、円形状の板部141と、板部141の外周から外側に延びる4つの接続部142と、板部141の内周から径方向内側に延びるひとつの接点部143とを有している。導通板140は、りん青銅などの導電性とバネ性を有する板状部材を用いて形成されている。
板部141は、外径がドラム本体110の内径よりも小さくなるように形成されるとともに、内径がドラム軸120の最大外径よりも大きくなるように形成されている。この板部141は、第一フランジ130に嵌入されている。なお、板部141は第一フランジ130に対して、単に当接しているだけでもよいし、板部141に設けられた係合部によって係止されていてもよいし、ネジや接着剤などで固定されていてもよい。
接続部142は、正面視略三角形状をなし、各接続部142が互いに等間隔、すなわち、板部141の中心を基準として互いに当角度(90度)となるように板部141の外周に設けられている。板部141の中心を挟む関係にある接続部142同士の各先端部の距離は、ドラム本体110の内径よりも大きくなるように設定されている。
この接続部142は、ドラム軸120がドラム本体110内に挿入されるときに、ドラム本体110の内周面に当接して挿入方向とは反対側に曲がり、元の形状に戻ろうとする力で導通板140をドラム本体110内に支持する。導通板140がドラム本体に110に支持されることによって、導通板140は、ドラム本体110の回転に伴って、ドラム本体110とともに回転可能となる。また、接続部142とドラム本体110の内周面とが接触することで、導通板140とドラム本体110とが電気的に接続される。
接点部143は、弾性変形が可能な板バネとして作用するように構成されている。接点部143は舌片状であって、その先端が板部141の径方向外周側から内側、かつ筒部131Cの延びる方向にのびている。具体的には、接点部143はドラム軸120の直径とほぼ同一の幅を有する薄板状の部材であって、底面を筒部131C側に向けている(図4参照)。接点部143の一端は板部141と一体化しており、他端側(先端)を遊端としている。
接点部143の先端付近は、側面視略U字状に屈曲している。この接点部143のU字部分の下端面は、接点144として第一フランジ130の貫通孔131Aを貫通したドラム軸120とドラム軸120の延びる方向に沿って接触することで電気的導通をとる。接点部143は、自身の有する弾性力によってドラム軸120を付勢する。
なお、接点部143のドラム軸120と接触する接点144はドラム軸120と一点で接触するようにしてもよい。すなわち、接点部143が側面視U字状の曲面をなすように湾曲させ、その下端とドラム軸120とを接触させて導通をとるようにしてもよい。
この接点144と第一フランジ130の受け部132との位置関係について述べる。図3(a)に示すように、接点144と受け部132の内周面135とが対向している。すなわち、受け部132がドラム軸120の延びる方向において接点144よりも第二フランジ139側へ突出した状態になっている。
また、接点144は、側面視で上側端面131Eよりも下方に配置されている。すなわち、接点144は第一フランジ130の受け部132に形成された切欠部133を通じてドラム軸120の挿入される経路上に進出している。
また、図4に示すように、接点144はドラム軸120の中心軸O2を挟んで接点144の反対側で受け部132がドラム軸120を受けるように配置される。すなわち、接点144はドラム軸120を挟んで受け部132の内周面135と接点144とが対向するように配置される。なお、受け部132は接点部143から付勢力を受けたドラム軸120からの力を受けても撓まない程度の剛性を備えている。
以上のような構成を備えた感光体ドラム50の作用、効果について、ドラムの製造過程を踏まえながら説明する。図5(a)に示すように、第一フランジ130がドラム本体110(二点鎖線)の一端に嵌入されている。同様に第二フランジ139(図示省略)がドラム本体110の他端に嵌入されている。この状態において、ドラム本体110の回転中心軸O1とフランジ部材130,139の貫通孔131Aの中心軸は一致している(一点鎖線)。
ドラム軸120は、その先頭を第一フランジ130の貫通孔131Aに向けて矢印方向に挿入される。貫通孔131Aに挿入されたドラム軸120は、その周面を貫通孔131Aの内周面135と摺接させながら第二フランジ139に向かって進む。貫通孔131Aを貫通したドラム軸120は、その周面を露出させる。そして、ドラム軸120の先頭は、切欠部133を通じて導通板140の接点部143と接触する。
ドラム軸120が接点部143と接触した状態においてさらにドラム軸120を挿入する。このとき、接点部143はドラム軸120の挿入経路上に進出しているので、ドラム軸120は接点部143から側面視下方向に向けて付勢力を受ける。ドラム軸120を付勢力に抗して挿入すると、接点部143は板部141と一体化した一端部を中心として時計回りに回動する。すると、接点部143がドラム軸120の挿入経路上から退避するので、ドラム軸120を第二フランジ139側に向けて挿入することが可能となる。
ドラム軸120が接点部143から付勢力を受けながら挿入される過程において、受け部132はドラム軸120を支持している。このとき、従来の構成では、ドラム軸120には接点部143のバネ性による付勢力が与えられているので、付勢力を受けてドラム軸120の中心軸O2がドラム本体110の回転中心軸O1に対して傾いてしまう恐れがある。
しかし、受け部132がドラム軸120を支持し、接点部143からの付勢力を受けることによって、受け部132の内周面135にガイドされるので、ドラム軸120が挿入される過程でドラム軸120の中心軸O1が傾くことがない。しかも、受け部132はリブ131Gよって補強されているので、接点部143の付勢力に負けて受け部132が撓んでしまうことがない。
ドラム軸が接点部143から受ける付勢力に抗してさらに挿入されると、図5(b)に示すように、ドラム軸120はその周面にて接点144と接触し、付勢力を受ける。このときも、ドラム軸120は受け部132にガイドされるようにして第二フランジ139に向かって進入する。
このとき、仮にドラム軸120が傾いたままの状態であると、第二フランジ139の貫通孔131Aにドラム軸120の先頭を挿入する過程で、第二フランジ139にドラム軸120の先頭が衝突してしまう。第二フランジ139にドラム軸120が衝突すると、衝突時の衝撃によって、一致していた第二フランジ139の中心とドラム本体の回転中心軸O1との間にずれが生じる。結果としてフランジ部材130,139に貫通されたドラム軸120の中心軸O2とドラム本体110の中心軸O1は一致せずに偏心した状態になり、ドラム軸120の中心軸O2を中心とした感光体ドラム50の回転は不安定になる。
しかし、本発明に係る構成によれば、図5(b)に示すように、受け部132が接点部143からの付勢力を受けたドラム軸120を受けるので、ドラム軸120はドラム本体110の回転中心軸O1に対してドラム軸120の先端を傾けることがない。このようにすれば、ドラム軸120をフランジ部材130,139に貫通させる過程において、ドラム軸120の先端が第二フランジ139に衝突することを防止できる。
すなわち、容易にドラム軸120、フランジ部材130,139,およびドラム本体110の回転中心軸同士を一致させながらドラム軸120を第二フランジ139に挿入することができる。したがって、感光体ドラム50はドラム軸120を中心として安定した回転動作を行うことができる。
特に、本実施例に示すようなカラーレーザプリンタにおいては、各色に対応する感光体ドラム50の回転を安定させることにより、各色を重ね合わせたときに生じる色ずれを抑制することができる。
また、受け部132の内周面135は円筒周面で形成されているので、ドラム軸120が接点部143から受ける付勢力をより安定してうけることができる。すなわち、作業者はフランジ部材130,139に対してドラム軸120を貫通させやすくなる。したがって、感光体ドラムの製造過程においてドラム軸120がドラム本体110に対して偏心することをより防止できる。
また、ドラム本体110がドラム軸120に対して回転するので、ドラム軸120と接点144とが相対的に摺動することに伴いドラム軸120の表面から削り粉が生じる。これに対し、ドラム軸120の表面の異物はドラム本体110がドラム軸120に対して相対回転するに伴い、受け部132内に進入する。異物は受け部132内に溜められるので、ドラム軸120表面の異物は回収され、良好な導通状態を保つことができる。さらに、受け部132におけるドラム本体110の回転方向(矢印方向)後端部に清掃部材136が設けられているので、清掃部材136によってドラム軸120の表面に発生した削り粉などの異物がより効率よく回収される。
また、受け部132にはグリス138を貯留するための凹部137Aが設けられているので、接点144とドラム軸120との間にグリス138を介在させることができる。結果、相対的な摺動によってドラム軸120と接点144との間で生じる異音を抑制することができる。
[その他の実施形態]
次に、本発明に関する他の実施形態について説明する。なお、本実施形態については、主に第一フランジ130の構成を変更したものなので、前記した実施形態と同様の構成要素については同一符号を付して、その説明を省略することとする。
図6に示すように、受け部232はドラム軸120に沿って延びる略平板状に形成され、正面視中央部分が接点部143に向けて若干突出している。この突出部分が、当接面235としてドラム軸120と当接する。また、当接面235の両脇にはそれぞれ清掃部材136が配置される。清掃部材136は当接面235よりも接点部143に向けて突出するので、清掃部材136の間(当接面235の上方)には所定の高さの凹部が形成される。二つの清掃部材136は当接面235を挟むようにしてドラム軸120と接触することで、接点144とドラム軸120とが相対的に摺接するに伴いドラム軸120上に発生した削り粉などの異物を回収する。また、当接面235上の凹部にはグリス138が貯留されており、フランジ部材130の回転に伴いドラム軸120の周面にグリス138が塗布される。
上記のように構成された第一フランジ130の受け部232は、貫通孔131Aを貫通したドラム軸120が接点部143から受ける付勢力を当接面235で受ける。当接面235が接点部143からの付勢力を受けたドラム軸120を受けるので、ドラム軸120はドラム本体110の回転中心軸O1に対してドラム軸120の先端を傾けることがない。これによってドラム軸120の中心軸O2を容易にドラム本体110の中心軸O1と一致させることができるので、作業者は第二フランジ139にドラム軸120の先端を挿入しやすくなる。したがって、先に述べた実施形態と同様に製造過程において生じる感光体ドラム50の偏心を抑制することができる。
また、受け部の形状は図7および図8に示すような形状であってもよい。受け部332は、ドラム軸120の延びる方向に沿って正面視凹形状をなしており、両側縁の突出部分がドラム軸120と当接する当接面335(本発明の受け面の一例)となっている。すなわち、2箇所の当接面335はドラム軸120の中心軸O2を挟んで接点144の反対側に設けられている。そして、各当接面335は互いに接点144とドラム軸120の中心軸O1を含む面Dを挟むようにして設けられている。
受け部332は、二箇所の当接面335の間に、ドラム軸120が当接面335に当接された状態で所定の空間を形成する凹部336を有している。この凹部336内には、清掃部材136が配置される。清掃部材136は、図8に示すように受け部332上においてドラム軸120の中心軸O2に亘って設けられている。また、清掃部材136は凹部336内においてドラム軸120の回転方向下流側に寄せるようにして設けられており、ドラム軸120の回転方向下流側の受け部332の清掃部材136との間に所定間隔の空間SPが形成されている。また、清掃部材136上にはグリス138が塗布されている。
これによって、貫通孔131Aを貫通したドラム軸120が接点部143から受ける付勢力を、二箇所の当接面335で受ける。これによって、ドラム軸120はドラム本体110の回転中心軸O1に対してドラム軸120の先端を傾けることがない。したがって、ドラム軸120の中心軸O2を容易にドラム本体110の中心軸O1と一致させることができるので、第二フランジ139にドラム軸120の先端を挿入しやすくなる。なお、当接面335の数は3箇所であっても、それ以上であってもよい。
そして、ドラム軸120上に発生した削り粉などの異物が清掃部材136によって回収される。ドラム軸120と清掃部材136とは摺接しているので、回転摩擦に伴い清掃部材136が変形し感光体ドラム50の回転の障害になる恐れがある。これに対し、本実施形態では凹部336内においてドラム軸120の回転方向上流側に形成された所定間隔の空間SPが清掃部材136の変形に対する逃げ空間としての役割を果たすので、清掃部材136が感光体ドラム50の回転の障害になることがない。
その他、前記した実施形態では、感光体ドラム50が備えられる画像形成装置の一例として、カラー画像を形成するカラーレーザプリンタ1を例示したが、感光体ドラムが備えられる画像形成装置はこれに限定されるものではない。例えば、LEDプリンタであってもよいし、複写機、複合機などであってもよい。また、カラーレーザプリンタに限らず、単色画像を形成するモノクロプリンタであってもよい。
1 カラーレーザプリンタ
50 感光体ドラム
110 ドラム本体
120 ドラム軸
130 第一フランジ
131A 貫通孔
132 受け部
133 欠け部
136 清掃部材
138 グリス
139 第二フランジ
140 導通板
141 板部
143 接点部
144 接点

Claims (7)

  1. 導電性支持軸と、
    外周面に感光層が形成されたドラム本体と、
    前記ドラム本体の両端に設けられ、前記導電性支持軸が貫通される貫通孔を有するフランジ部材と、
    前記ドラム本体の一端側に設けられ、前記導電性支持軸と前記ドラム本体とを導通可能に前記導電性支持軸と接触する舌片状の弾性変形可能な接点部を有する導通板と、を備え、
    前記ドラム本体の一端側の前記フランジ部材は、
    前記貫通孔を貫通した前記導電性支持軸の中心軸を挟んで前記接点部の反対側で前記導電性支持軸を受けるように、前記貫通孔から前記導電性支持軸の延びる方向において前記接点部よりも前記ドラム本体の他端側の前記フランジ部材側へ向かって延びる受け部が形成された
    ことを特徴とする感光体ドラム。
  2. 前記受け部は、前記貫通孔を貫通した前記導電性支持軸を受ける円筒状の受け面を有することを特徴とする請求項1に記載の感光体ドラム。
  3. 前記受け部は、前記接点部と前記導電性支持軸の中心軸を含む面を挟むようにして前記導電性支持軸を受ける複数の受け面を有することを特徴とする請求項1に記載の感光体ドラム。
  4. 前記ドラム本体は、前記導電性支持軸に対して回転することを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の感光体ドラム。
  5. 前記受け部は、前記ドラム本体の回転方向後端側に前記導電性支持軸の表面を清掃する清掃部材を備えたことを特徴とする請求項4に記載の感光体ドラム。
  6. 前記受け部は、前記導電性支持軸と前記接点部との間に介在させるグリスを貯留する貯留部を有することを特徴とする請求項4または5いずれかに記載の感光体ドラム。
  7. 請求項1から6いずれかに記載の感光体ドラムが各色に対応して設けられたカラー画像形成装置。
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