JP5278048B2 - 画像供給装置、画像供給システム、画像供給方法、及び画像供給用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像供給装置、画像供給システム、画像供給方法、及び画像供給用プログラムに係り、特に、画像データの効率的な供給技術に関する。
パーソナルコンピューター(PC)と、映像を投写表示するプロジェクターとをネットワークを介して接続し、PCがプロジェクターに映像データを送信して、これを受信したプロジェクターが映像を投写表示するプロジェクターシステムが構築されることがある。このようなプロジェクターシステムにおいて、PCからプロジェクターへのデータ転送量を軽減するために、映像データの差分データを抽出して転送する送信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−33763号公報
しかしながら、動き領域のフレーム画像に占める割合が大きく、且つ常に動いている映像については、フレーム間の差分データが大きなものとなるため、特許文献1記載のシステムを用いた場合でも、ネットワークに対する帯域の負荷や、プロジェクターに対する表示処理の負荷は依然として大きなものとなり、プロジェクターの表示に関するパフォーマンスを制限するものとなっている。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、デジタルデータである画像データを画像供給装置から画像表示装置に伝送路を介して供給する場合において、伝送路のトラフィックの負荷と、画像表示装置の表示処理の負荷とを軽減させて、画像表示装置の表示に関するパフォーマンスを高く維持することのできる、画像供給装置、画像供給システム、画像供給方法、及び画像供給用プログラムを供給することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下[1]−[5]の手段を提供するものである。
[1] 時間的に隣り合う2つのフレーム画像から、前記2つのフレーム画像間の分データを含むブロック領域を順次検出するブロック領域検出手段と、
前記検出されたブロック領域について、時間的に隣り合う2つのブロック領域から重なり領域を順次検出する重なり領域検出手段と、
前記検出された重なり領域について、動画領域であるか否かを判定する動画領域判定手段と、
前記動画領域であると判定されたブロック領域において、前回、画像供給に係る出力対象であった出力対象ブロック領域と重複しない領域の画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮して第1の圧縮画像データを生成するとともに、前記動画領域であると判定されたブロック領域と前記出力対象ブロック領域との重複する領域の画像データを前記第1の圧縮率よりも圧縮率の高い第2の圧縮率でデータ圧縮して第2の圧縮画像データを生成する圧縮画像データ生成手段と、
前記生成された第1及び第2の圧縮画像データを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする画像供給装置。
[2] 前記動画領域判定手段は、前記検出された重なり領域について、対応する2つのブロック領域のうち最新のブロック領域に占める面積の割合が所定の基準値以上であるものが所定個数分連続してある場合に、前記所定個数目に該当する重なり領域に対応する2つのブロック領域のうち最新のブロック領域を動画領域であると判定することを特徴とする上記[1]記載の画像供給装置。
[3] 画像供給装置と画像表示装置とを伝送路を介して接続した画像供給システムにおいて、
前記画像供給装置は、
時間的に隣り合う2つのフレーム画像から、前記2つのフレーム画像間の分データを含むブロック領域を順次検出するブロック領域検出手段と、
前記検出されたブロック領域について、時間的に隣り合う2つのブロック領域から重なり領域を順次検出する重なり領域検出手段と、
前記検出された重なり領域について、動画領域であるか否かを判定する動画領域判定手段と、
前記動画領域であると判定されたブロック領域において、前回、前記画像表示装置に対する出力対象であった出力対象ブロック領域と重複しない領域の画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮して第1の圧縮画像データを生成するとともに、前記動画領域であると判定されたブロック領域と前記出力対象ブロック領域との重複する領域の画像データを前記第1の圧縮率よりも圧縮率の高い第2の圧縮率でデータ圧縮して第2の圧縮画像データを生成する圧縮画像データ生成手段と、
前記生成された第1及び第2の圧縮画像データを出力する出力手段と、
を備え、
前記画像表示装置は、
フレーム画像を記憶するフレーム画像記憶手段と、
前記画像供給装置から供給された第1及び第2の圧縮画像データを受信する受信手段と、
前記受信した第1及び第2の圧縮画像データをデータ伸長して第1及び第2の伸長画像データを生成する伸長画像データ生成手段と、
前記生成された第1及び第2の伸長画像データを前記フレーム画像記憶手段に記憶されたフレーム画像に上書きさせる上書制御手段と、
前記フレーム画像記憶手段に上書き記憶されたフレーム画像を読み出して投写出力する投写出力手段と、
を備えたことを特徴とする画像音声供給システム。
[4] 時間的に隣り合う2つのフレーム画像から、前記2つのフレーム画像間の分データを含むブロック領域を検出するブロック領域検出ステップと、
前記検出されたブロック領域と、このブロック領域の検出時の直前に検出されたブロック領域とから重なり領域を検出する重なり領域検出ステップと、
前記検出された重なり領域について、動画領域であるか否かを判定する動画領域判定ステップと、
前記動画領域であると判定されたブロック領域において、前回、画像供給に係る出力対象であった出力対象ブロック領域と重複しない領域の画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮して第1の圧縮画像データを生成し、前記動画領域であると判定されたブロック領域と前記出力対象ブロック領域との重複する領域の画像データを前記第1の圧縮率よりも圧縮率の高い第2の圧縮率でデータ圧縮して第2の圧縮画像データを生成する圧縮画像データ生成ステップと、
前記生成された第1及び第2の圧縮画像データを出力する出力ステップと、
を有したことを特徴とする画像供給方法。
[5] コンピューターに処理を実行させるための画像供給用プログラムであり、
時間的に隣り合う2つのフレーム画像から、前記2つのフレーム画像間の分データを含むブロック領域を検出するブロック領域検出ステップと、
前記検出されたブロック領域と、このブロック領域の検出時の直前に検出されたブロック領域とから重なり領域を検出する重なり領域検出ステップと、
前記検出された重なり領域について、動画領域であるか否かを判定する動画領域判定ステップと、
前記動画領域であると判定されたブロック領域のうち、前回、画像供給に係る出力対象であった出力対象ブロック領域と重複しない領域の画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮して第1の圧縮画像データを生成し、前記動画領域であると判定されたブロック領域と前記出力対象ブロック領域との重複する領域の画像データを前記第1の圧縮率よりも圧縮率の高い第2の圧縮率でデータ圧縮して第2の圧縮画像データを生成する圧縮画像データ生成ステップと、
前記生成された第1及び第2の圧縮画像データを出力する出力ステップと、
を前記コンピューターに実行させるための画像供給用プログラム。
本発明によれば、伝送路のトラフィックの負荷と、画像表示装置の表示処理の負荷とを軽減させて、画像表示装置の表示に関するパフォーマンスを高く維持することができる。
本発明の実施形態である画像供給システムを適用したプロジェクターシステムの構成図である。 パーソナルコンピューターのプロジェクターに対する画像データの供給処理を説明するためのフローチャートである。 矩形領域が決定されたフレーム画像を模式的に表した図である。 前回の更新領域と今回の矩形領域とから重複領域と単独領域とを検出することを説明するために模式的に表したフレーム画像の図である。 プロジェクターが、圧縮画像データを受信して画像を投写表示する処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1に、本発明の実施形態である画像供給システムを適用したプロジェクターシステムの構成図を示す。同図において、プロジェクターシステム1は、画像供給装置であるパーソナルコンピューター(PC)10と、PC10によるオペレーティング・システム(OS)やアプリケーション・プログラムの実行に係る情報を表示するための表示装置20と、画像表示装置であるプロジェクター30とを備えている。そして、PC10とプロジェクター30とは、ネットワーク40を介して接続されている。また、表示装置20は、PC10に接続されている。なお、PC10と表示装置20とを、一般的なノートパソコンのように一体的に構成してもよい。
図1において、PC10は、制御部11と、表示制御部12と、操作部13と、格納部14と、通信部15とを備えており、これらの構成部はバス16を介して機能的に接続されている。制御部11は、PC10全体の処理を制御する処理部であり、不図示のCPU、RAM、ROM等で構成されている。制御部11は、格納部14に格納されているOSやアプリケーション・プログラムをRAMに読み出して実行することによってPC10全体を制御する。例えば、制御部11が格納部14に格納されたプレゼンテーション用のアプリケーション・プログラムを読み出して実行すると、PC10はプレゼンテーション装置として動作する。また、制御部11は、ROMに記憶されたか又は格納部14に格納された画像供給用プログラムをRAMに読み出して実行することにより、OSやアプリケーション・プログラムの実行によってPC10が表示させるべき画像データを、ネットワーク40に対するトラフィックの負荷と、プロジェクター30に対する表示処理の負荷とが小さくなるように最適化して通信部15から出力させる。この最適化処理については詳細を後述する。
表示制御部12は、制御部11の制御により、表示装置20に表示させるべき表示情報をフレームデータとして不図示の画像メモリーに記憶させる。そして、表示制御部12は、画像メモリーからフレームデータを読み出して画像信号(例えばRGB信号)に変換して出力する。操作部13は、PC10の操作者に操作入力させるための入力部であり、キーボードやマウス等のポインティング・デバイスを備えている。格納部14は、上述したように、OSやアプリケーション・プログラムを格納するものである。通信部15は、クライアント側となるプロジェクター30との間でデジタルデータを送受信するためのインターフェイス部であり、ネットワーク40と接続するためのネットワークコネクター(例えば、カテゴリー5コネクター)を備えている。
図1において、プロジェクター30は、制御部31と、通信部32と、画像処理部33と、画像投写部34と、投写制御部35とを備えており、これらの構成のうち、制御部31と、通信部32と、画像処理部33と、投写制御部35とは、バス36を介して機能的に接続されている。制御部31は、プロジェクター30全体の処理を制御する処理部であり、不図示のCPU、RAM、ROM等で構成されている。制御部31は、ROMに記憶された画像受給用プログラムを読み出して実行することにより、PC10から転送された画像データを通信部32で受信させて画像処理部33で画像処理を行わせ、画像投写部34から画像を投写させることができる。制御部31は、通信部32で受信した画像データをRAMに一時記憶(バッファリング)させ、この記憶された画像データを画像処理部33に供給する。通信部32は、PC10の通信部15と同様のインターフェイス部であり、ネットワーク40と接続するためのネットワークコネクター(例えば、カテゴリー5コネクター)を備えている。
画像処理部33は、制御部31の制御によってRAMから供給された画像データに基づいてフレーム画像を構成し、そのフレーム画像を画像投写部34に供給する。画像処理部33は、少なくとも1フレーム分のフレームメモリーを備えており、このフレームメモリーに前回のフレーム画像を記憶した状態で、RAMから供給された画像データを上書きして新たなフレーム画像を構成する。画像投写部34は、不図示の光源、液晶ライトバルブ、及びレンズを備えており、画像処理部33から供給されたフレームデータを液晶ライトバルブに入力して表示させ、光源が発光した光を液晶ライトバルブに照射することにより、液晶ライトバルブに表示されたフレーム画像を、レンズを通して外部の投写スクリーンに投写表示する。投写制御部35は、制御部31の制御により、画像投写部34の光源や液晶ライトバルブの動作を制御する。
次に、PC10からプロジェクター30に転送される画像データについて説明する。本実施形態においては、PC10は、プロジェクター30に表示させるべき画像データについて、時間差のある2つのフレーム画像の間に差分のあるデータを含む矩形領域を決定して矩形領域データを抽出し、矩形領域が動画部分であるか否かを判定して、その判定結果に応じた所定の処理を矩形領域データに施してプロジェクター30に転送する方式をとる。
より具体的に説明すると、PC10は、矩形領域を決定して矩形領域データを抽出したのち、そのデータサイズと、プロジェクター30の最適描画サイズDSとを比較する。そしてPC10は、矩形領域データのデータサイズが最適描画サイズDS以下であると判定した場合は、矩形領域データをJPEG方式等のフレーム内符号化方式によって第1の圧縮率でデータ圧縮処理してプロジェクター30に転送する。最適描画サイズDSとは、プロジェクター30の表示処理能力を示すパラメーターであり、プロジェクター30が単位時間に、データ伸長処理して画像処理部33のフレームメモリーに書き込み可能な容量、又はフレームメモリーから読み出して画像投写部34の液晶ライトバルブに入力可能な容量のうち少ない方の容量をいう。この最適描画サイズDSは、PC10の制御部11や格納部14に予め設定しておいてもよいし、PC10がプロジェクター30からネットワーク40を介して取得するようにしてもよい。
一方、PC10は、矩形領域の大きさが最適描画サイズDSよりも大きいと判定した場合は、その矩形領域が時系列的に動きのある領域、つまり動画領域であるか否かを判定する処理(動画判定処理)に移行する。この動画判定処理では、矩形領域を時系列的にサンプリングする。そして、時間的に隣り合う矩形領域の重なり度合いとその重なりの発生頻度とに基づいて動画領域であるか否かを判定する。そして、PC10は、矩形領域が動画領域であると判定した場合は、最新の矩形領域の矩形領域データのうち、最新の矩形領域と、前回プロジェクター30に転送した画像データに係る矩形領域との重なりのある領域(重複領域)に対応する画像データを第1の圧縮率よりも圧縮率の高い第2の圧縮率でデータ圧縮する。そして、PC10は、最新の矩形領域の矩形領域データのうち、重複領域以外の領域(単独領域)に対応する画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮する。そして、PC10は、データ圧縮された各圧縮画像データをプロジェクター30に転送する。
次に、PC10のプロジェクター30に対する画像データの供給処理について図2のフローチャートを参照して説明する。同図のフローチャートは、前回分の画像データをプロジェクター30に転送したのち、次の画像データを転送するまでの処理の流れを示したものである。PC10の制御部11は、カウンター変数Cを0に初期化する(S201)。次に、制御部11は、表示制御部12の画像メモリーに記憶された前回のフレーム画像と今回のフレーム画像とを比較して差分のあるデータを含む矩形領域を決定してその座標値(今回の座標値)を取得するとともに矩形領域データを抽出する(S202)。取得される座標値は、図3のフレーム画像3に示すように、検出された矩形領域B1の3座標である(X0,Y0)と、(X1,Y0)と、(X0,Y1)とである。
次に、制御部11は、矩形領域データのデータサイズを取得して最適描画サイズDSと比較する(S203)。矩形領域データのデータサイズは、ステップS202の処理において取得された今回の座標値と画像の解像度に係る情報(例えば、RGB各8ビットであれば解像度は24ビットである。)とから算出してもよいし、抽出された矩形領域データのデータサイズを計測してもよい。制御部11が、矩形領域データのデータサイズが最適描画サイズDSよりも大きいと判定した場合(S203 YES)、制御部11は、RAMに保存された前回の矩形領域の座標値(前回の座標値)を読み出して、これらと今回の座標値とに基づいて領域の重なりを検出する(S204)。
次に、制御部11は、検出された重なり領域の面積が動画判定面積基準DL以上であるか否かを判定する(S205)。この動画判定面積基準DLは、今回の矩形領域の所定割合とすることができる。この判定処理によって重なり領域の面積が動画判定面積基準DL以上であると判定された場合(S205 YES)、制御部11は、今回の座標値をRAMに保存し(S206)、カウンター変数Cを1つインクリメントする(S207)。次に、制御部11は、カウンター変数Cが動画判定回数基準MLになったか否かを判定する(S208)。この動画判定回数基準MLは、動画判定面積基準DL以上の重なり度合いで領域の重なる矩形領域が連続して出現する回数によって、矩形領域が動画領域であるか否かを判定する基準である。
この判定処理によってカウンター変数が動画判定回数基準MLになっていないと判定された場合(S208 NO)は、ステップS202の処理に移行する。一方、カウンター変数が動画判定回数基準MLになったと判定された場合(S208 YES)は、制御部11は、RAMに記憶された、前回プロジェクター30に転送した画像データに係る矩形領域(更新領域)の座標値を読み出して、これらの座標値と今回の座標値とに基づいて重複領域を検出する。そして、制御部11は、今回の矩形領域データにおける重複領域に対応する領域の画像データを、圧縮率の高い方である第2の圧縮率でデータ圧縮処理する(S209)。次に、制御部11は、今回の矩形領域データにおける単独領域に対応する領域の画像データを、圧縮率の低い方である第1の圧縮率でデータ圧縮処理する(S210)。例えば、図4に示すフレーム画像4において、制御部11は、更新領域PUの座標値を読み出して、これらの座標値と、今回の矩形領域CUの座標値とに基づいて重複領域CAを検出する。そして、制御部11は、重複領域CAの画像データを第2の圧縮率でデータ圧縮処理する。そして、制御部11は、今回の矩形領域CUにおける単独領域IAの画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮処理する。なお、圧縮画像データのヘッダには、座標値を含める。
次に、制御部11は、ステップS209の処理及びステップS210の処理でデータ圧縮された圧縮画像データを通信部15により送信する(S211)。次に、制御部11は、RAMに記憶された更新領域の座標値を、今回の座標値で更新する(S212)。
ステップS203の処理において、制御部11が、矩形領域データのデータサイズが最適描画サイズDS以下であると判定した場合(S203 NO)、及びステップS205の処理において、制御部11が、重なり領域が動画判定面積基準DLよりも少ないと判定した場合(S205 NO)、制御部11は、今回の矩形領域データを、圧縮率の低い方である第1の圧縮率でデータ圧縮処理してステップS211の処理に移行する(S221)。
次に、プロジェクター30の制御部31が、画像受給用プログラムを実行することにより、圧縮画像データを受信して画像を投写表示する処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。同図において、プロジェクター30は、PC10から送信された圧縮画像データを通信部32で受信して制御部31に供給する(S501)。次に、制御部31は、圧縮画像データを一旦RAMに記憶させ、その記憶させたRAMから圧縮画像データを読み出して画像処理部33に供給する。そして、画像処理部33は、圧縮画像データをデータ伸長処理する(S502)。次に、画像処理部33は、圧縮画像データのヘッダに含まれる座標値に基づきデータ伸長後の画像データをフレーム画像に構成して画像投写部34に供給する(S503)。そして、画像投写部34は、フレーム画像を投写する(S504)。
上述したとおり、本実施形態によれば、PCとプロジェクターとをネットワークを介して接続したプロジェクターシステムにおいて、PCは、時間差のある2つのフレーム画像間の差分データを含む矩形領域について動画判定処理を行い、矩形領域が動画領域であると判定された場合には、前回の更新領域との重複部分の圧縮率を高く(すなわち、データ量が少なくなるように)してデータ圧縮を行うようにしたので、動きのある動画領域については画質をやや劣化させるものの、データ量を圧縮して効率のよいデータ転送を行うことができる。これにより、ネットワークに対するトラフィックの負荷や、プロジェクターに対する表示処理の負荷を軽減することができる。
なお、PCとプロジェクターとの接続インターフェイスはネットワークに限らず、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等のシリアルバスを用いてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 プロジェクターシステム
10 パーソナルコンピューター
11,31 制御部
12 表示制御部
13 操作部
14 格納部
15,32 通信部
16,36 バス
20 表示装置
30 プロジェクター
33 画像処理部
34 画像投写部
35 投写制御部
40 ネットワーク

Claims (5)

  1. 時間的に隣り合う2つのフレーム画像から、前記2つのフレーム画像間の分データを含むブロック領域を順次検出するブロック領域検出手段と、
    前記検出されたブロック領域について、時間的に隣り合う2つのブロック領域から重なり領域を順次検出する重なり領域検出手段と、
    前記検出された重なり領域について、動画領域であるか否かを判定する動画領域判定手段と、
    前記動画領域であると判定されたブロック領域において、前回、画像供給に係る出力対象であった出力対象ブロック領域と重複しない領域の画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮して第1の圧縮画像データを生成するとともに、前記動画領域であると判定されたブロック領域と前記出力対象ブロック領域との重複する領域の画像データを前記第1の圧縮率よりも圧縮率の高い第2の圧縮率でデータ圧縮して第2の圧縮画像データを生成する圧縮画像データ生成手段と、
    前記生成された第1及び第2の圧縮画像データを出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像供給装置。
  2. 前記動画領域判定手段は、前記検出された重なり領域について、対応する2つのブロック領域のうち最新のブロック領域に占める面積の割合が所定の基準値以上であるものが所定個数分連続してある場合に、前記所定個数目に該当する重なり領域に対応する2つのブロック領域のうち最新のブロック領域を動画領域であると判定することを特徴とする請求項1記載の画像供給装置。
  3. 画像供給装置と画像表示装置とを伝送路を介して接続した画像供給システムにおいて、
    前記画像供給装置は、
    時間的に隣り合う2つのフレーム画像から、前記2つのフレーム画像間の分データを含むブロック領域を順次検出するブロック領域検出手段と、
    前記検出されたブロック領域について、時間的に隣り合う2つのブロック領域から重なり領域を順次検出する重なり領域検出手段と、
    前記検出された重なり領域について、動画領域であるか否かを判定する動画領域判定手段と、
    前記動画領域であると判定されたブロック領域において、前回、前記画像表示装置に対する出力対象であった出力対象ブロック領域と重複しない領域の画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮して第1の圧縮画像データを生成するとともに、前記動画領域であると判定されたブロック領域と前記出力対象ブロック領域との重複する領域の画像データを前記第1の圧縮率よりも圧縮率の高い第2の圧縮率でデータ圧縮して第2の圧縮画像データを生成する圧縮画像データ生成手段と、
    前記生成された第1及び第2の圧縮画像データを出力する出力手段と、
    を備え、
    前記画像表示装置は、
    フレーム画像を記憶するフレーム画像記憶手段と、
    前記画像供給装置から供給された第1及び第2の圧縮画像データを受信する受信手段と、
    前記受信した第1及び第2の圧縮画像データをデータ伸長して第1及び第2の伸長画像データを生成する伸長画像データ生成手段と、
    前記生成された第1及び第2の伸長画像データを前記フレーム画像記憶手段に記憶されたフレーム画像に上書きさせる上書制御手段と、
    前記フレーム画像記憶手段に上書き記憶されたフレーム画像を読み出して投写出力する投写出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像音声供給システム。
  4. 時間的に隣り合う2つのフレーム画像から、前記2つのフレーム画像間の分データを含むブロック領域を検出するブロック領域検出ステップと、
    前記検出されたブロック領域と、このブロック領域の検出時の直前に検出されたブロック領域とから重なり領域を検出する重なり領域検出ステップと、
    前記検出された重なり領域について、動画領域であるか否かを判定する動画領域判定ステップと、
    前記動画領域であると判定されたブロック領域において、前回、画像供給に係る出力対象であった出力対象ブロック領域と重複しない領域の画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮して第1の圧縮画像データを生成し、前記動画領域であると判定されたブロック領域と前記出力対象ブロック領域との重複する領域の画像データを前記第1の圧縮率よりも圧縮率の高い第2の圧縮率でデータ圧縮して第2の圧縮画像データを生成する圧縮画像データ生成ステップと、
    前記生成された第1及び第2の圧縮画像データを出力する出力ステップと、
    を有したことを特徴とする画像供給方法。
  5. コンピューターに処理を実行させるための画像供給用プログラムであり、
    時間的に隣り合う2つのフレーム画像から、前記2つのフレーム画像間の分データを含むブロック領域を検出するブロック領域検出ステップと、
    前記検出されたブロック領域と、このブロック領域の検出時の直前に検出されたブロック領域とから重なり領域を検出する重なり領域検出ステップと、
    前記検出された重なり領域について、動画領域であるか否かを判定する動画領域判定ステップと、
    前記動画領域であると判定されたブロック領域のうち、前回、画像供給に係る出力対象であった出力対象ブロック領域と重複しない領域の画像データを第1の圧縮率でデータ圧縮して第1の圧縮画像データを生成し、前記動画領域であると判定されたブロック領域と前記出力対象ブロック領域との重複する領域の画像データを前記第1の圧縮率よりも圧縮率の高い第2の圧縮率でデータ圧縮して第2の圧縮画像データを生成する圧縮画像データ生成ステップと、
    前記生成された第1及び第2の圧縮画像データを出力する出力ステップと、
    を前記コンピューターに実行させるための画像供給用プログラム。
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