JP5277805B2 - 物体抽出装置、物体抽出方法および物体抽出プログラム - Google Patents

物体抽出装置、物体抽出方法および物体抽出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、物体抽出装置、物体抽出方法および物体抽出プログラムに関する。
近年、セキュリティの観点から、不審者や不審物などを発見するために、監視カメラを利用して監視することが重要となっている。そして、監視カメラによって撮影された映像を監視する監視員の負担を軽減するために、コンピュータなどによってカメラの映像を画像処理し、不審者や不審物を発見する様々なシステムが開示されている。
例えば、撮影された画像と予め撮影された過去の背景画像とを比較して物体を抽出する技術(特許文献1参照)や、パターン光を照射し、物体が居るときと居ないときとの画像を比較し、パターンの違いから物体を抽出する技術(特許文献2参照)などが開示されている。
特開平11−32325号公報 特開2003−269915号公報
しかしながら、上述したいずれの従来の技術では、精度良く物体を抽出することができないという課題があった。具体的には、特許文献1では、図17に示すように、物体全体の色が背景色と非常に類似している場合に、物体を抽出することができない。例えば、図17では、図面下方にある物体の抽出が困難である。なお、図17は、抽出する物体の色と背景色とが類似している例を説明するための図である。
また、特許文献2では、パターン光の影の影響によって物体をきれいに抽出することができない。さらに、特許文献2では、影に隠れた物体を抽出することができないため、複数の物体抽出に対応できない。
そこで、本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、精度良く物体を抽出することが可能である物体抽出装置、物体抽出方法および物体抽出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示する物体抽出装置は、発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示手段と、前記表示出力指示手段によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示手段と、前記撮影指示手段によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較手段と、を有することを要件とする。
本願の開示する物体抽出装置によれば、精度良く物体を抽出することが可能であるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る物体抽出装置、物体抽出方法および物体抽出プログラムの実施例を詳細に説明する。
[物体抽出装置の概要]
最初に、図1−1および図1−2を用いて、実施例1に係る物体抽出装置の概要を説明する。図1−1は、実施例1に係る物体抽出装置の概要を示す図であり、図1−2は、実施例1に係る物体の抽出を説明するための図である。
本願の開示する物体抽出装置は、例えば、図1−1に示すように、監視する監視カメラであって、監視範囲内の映像を撮影する一つまたは複数の撮像装置と、制御信号によって表示する色や模様などを変化させながら表示出力する一つまたは複数の表示装置に接続されている。
そして、表示装置は、例えば、液晶ディスプレイやLED(Light Emitting Diode)発光パネルなどを有し、床に配置されるだけでなく、壁や天井など用途によって配置場所が変えられる。また、同様に、撮像装置は、例えば、天井に配置されるだけでなく、床や壁など用途によって配置場所が変えられる。なお、以下では、表示装置を床に、撮像装置を天井にそれぞれ配置する場合を説明する。
上述したような構成において、物体抽出装置は、発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の表示出力を指示する。そして、物体抽出装置は、指示されて、表示装置が発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する。続いて、物体抽出装置は、撮像装置により撮影された入力画像と、比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する。
具体的に説明すると、物体抽出装置は、液晶ディスプレイやLED発光パネルなどを有する表示装置に対して、色や模様などの発光パターンを変化させて表示出力させる指示を行う。なお、発光パターンは、物体抽出装置において予め設定し、ランダムに表示出力させても良いし、物体抽出装置に接続される外部装置から発光パターンを入力させるようにしても良い。
そして、物体抽出装置は、レンズを有し、カメラによって撮影する撮像装置に対して、当該物体抽出装置により指示されて、表示装置が発光パターンを表示出力するタイミングに合わせて撮影させる指示を行う。要するに、表示装置による発光パターンの表示出力と撮像装置による撮影とは、同期して実施されることとなる。
続いて、物体抽出装置は、撮像装置により撮影され、入力される入力画像と、比較対象となる予め撮影された背景画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差を算出し、算出された差が一定値以上である場合に、物体があると判定して出力する。また、物体抽出装置は、算出された差が一定値未満である場合に、物体がないと判定して出力する。その後、物体抽出装置は、上記処理を繰り返し実施することにより物体の抽出を行うこととなる。
なお、予め撮影された背景画像とは、物体や人物などがない状態で撮影された画像である。また、算出される画素値は、画素の明るさ度合いを示す輝度値や画素の色の濃さを示す濃淡値、さらには、輝度値と濃淡値との組み合わせなど、画素の特徴を表す値であれば何であっても良く、当該画素値の差が一定値以上である場合には、当該画素の部分に何らかの物体があることとなる(図1−2参照)。
つまり、物体抽出装置は、発光パターンを変化させて表示出力する表示装置と、撮影する撮像装置とを同期させて、表示装置が表示出力したタイミングで撮像装置に撮影させる指示を行い、撮影された入力画像と、予め撮影された背景画像とを比較して、比較結果を出力することができる結果、精度良く物体を抽出することが可能である。
[実施例1に係る物体抽出装置の構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係る物体抽出装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係る物体抽出装置の構成例を示す図である。
図2に示すように、物体抽出装置10は、記憶部20と、制御部30とを有し、例えば、監視する監視カメラであって、監視範囲内の映像を撮影する一つまたは複数の撮像装置と、制御信号によって表示する色や模様などを変化させながら表示出力する一つまたは複数の表示装置に接続されている。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータや、制御部30による各種処理結果を記憶するとともに、特に、表示制御信号記憶部21と、背景画像記憶部22とを有する。
表示制御信号記憶部21は、発光パターンの色と模様とに対応付けて、表示装置に表示出力させるための制御信号を記憶する。具体的には、表示制御信号記憶部21は、図3に示すように、表示装置に表示出力させる発光パターンの「設定色」と「設定模様」とに対応付けて、「表示制御信号」を記憶する。例えば、表示制御信号記憶部21は、図3に示すように、設定色「赤」と設定模様「パターンA」とに対応付けて、表示制御信号「001A」を記憶する。なお、図3は、表示制御信号記憶部21に記憶される情報の例を示す図である。
背景画像記憶部22は、発光パターンの色と模様とに対応付けて、予め撮影された画像を示す背景画像を記憶する。具体的には、背景画像記憶部22は、図4に示すように、表示装置に表示出力された発光パターンの「設定色」と「設定模様」とに対応付けて、「背景画像ファイル」を記憶する。
例えば、背景画像記憶部22は、図4に示すように、表示装置において、設定色が「赤」および設定模様が「パターンA」である時に撮影された背景画像ファイル「red_001.bmp」を記憶する。なお、背景画像とは、物体や人物などがない状態において撮影された画像のことであり、当該画像のファイル形式は、上述したbmp(Bit MaP)形式だけでなく何であっても良い。
また、背景画像記憶部22に記憶される背景画像は、表示装置のパラメタを設定した状態で撮影された画像でも良いし、カメラの位置、姿勢および映されている背景の情報などから表示装置に出力させる色を変更したシーンを計算することにより作成された画像であっても良い。なお、図4は、背景画像記憶部22に記憶される情報の例を示す図である。
制御部30は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、表示設定指示部31と、表示制御部32と、撮影指示部33と、背景画像読み出し部34と、入力画像/背景画像比較部35とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
表示設定指示部31は、発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の表示出力を指示する。具体的に例を挙げると、表示設定指示部31は、液晶ディスプレイやLED発光パネルなどを有する表示装置に表示出力させる色「赤」や模様「パターンA」などの変更指示と、表示出力させるタイミングとを後述する表示制御部32に通知する。
また、表示設定指示部31は、表示装置が発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する。具体的に例を挙げると、表示設定指示部31は、表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する旨を後述する撮影指示部33に通知する。
また、表示設定指示部31によって変更指示される表示装置の色「赤」や模様「パターンA」などの情報は、後述する背景画像読み出し部34に対しても通知する。なお、変更される色や模様などは、決まった順番で随時変更させても良いし、変更する以前の検出結果を用いて色や模様などを選択して変更させても良い。
表示制御部32は、表示設定指示部31によって通知された色や模様などの情報に基づいて、表示制御信号記憶部21に記憶される表示制御信号を取得し、取得された表示制御信号を表示装置に対して通知する。
上述した例で具体的に例を挙げると、表示制御部32は、表示設定指示部31によって通知された色「赤」や模様「パターンA」などの情報に基づいて、表示制御信号記憶部21に記憶される表示制御信号「001A」を取得する。そして、表示制御部32は、取得された表示制御信号「001A」を表示装置に対して通知する。
撮影指示部33は、表示設定指示部31によって通知された表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミングの情報に合わせて、撮像装置に撮影させるように制御する。上述した例で具体的に例を挙げると、撮影指示部33は、表示設定指示部31によって通知された表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミング(発光パターンを変更して表示出力させるタイミング)と同期させて、撮像装置に撮影させるように制御する。
つまり、表示制御部32と撮影指示部33とによって、表示装置の発光パターンの変更(表示出力)とカメラの撮影とを同期させるため、表示装置の発光時間を短くしても、発光させたときの映像を撮影できる。言い換えると、表示装置に発光させる時間を非常に短くすることで、人間の視覚に全く光っていないように感じさせつつ、物体抽出装置10による物体の抽出処理を行うことができる。
背景画像読み出し部34は、表示設定指示部31によって通知された色や模様などの情報に基づいて、背景画像記憶部22に記憶される背景画像を取得する。上述した例で具体的に例を挙げると、背景画像読み出し部34は、表示設定指示部31によって通知された色「赤」や模様「パターンA」などの情報に基づいて、背景画像記憶部22に記憶される背景画像「red_001.bmp」を取得する。
入力画像/背景画像比較部35は、撮像装置により撮影された入力画像と、比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する。上述した例で具体的に例を挙げると、入力画像/背景画像比較部35は、撮像装置により撮影され、入力された入力画像と、背景画像読み出し部34によって取得された比較対象となる背景画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差を算出する。
そして、入力画像/背景画像比較部35は、算出された画素値の差が一定値以上である場合に物体があると判定し、一定値未満である場合に物体がないと判定して、比較結果をモニタなどの出力装置や接続されるシステムに出力する。なお、入力画像/背景画像比較部35によって出力される比較結果は、物体や人物などのある/なし(二値情報)、物体の形状および物体の大きさなどである。また、算出される画素値は、1画素ごとだけでなく数画素まとめて算出しても良い。
その後、物体抽出装置10は、上記処理を繰り返し実施して物体抽出処理の比較結果を出力する。つまり、表示装置に出力させる色や模様などの発光パターンと、物体の色や模様などが類似している場合であっても、上記処理を短い時間で繰り返し実施することにより、必ず物体を抽出することができる。
言い換えると、物体抽出装置10は、表示装置によって出力される色が「赤」、模様が「パターンA」であり、物体の色が類似している色と模様である場合であっても、非常に短い時間で表示装置に出力させる色を変化させて(例えば、次に表示装置に出力させる色を「青」、模様を「パターンB」に変化させる)、比較結果を出力することができる結果、精度良く物体を抽出することが可能である。
[実施例1に係る比較結果出力処理]
次に、図5を用いて、実施例1に係る比較結果出力処理の流れを説明する。図5は、実施例1に係る比較結果出力処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図5に示すように、例えば、表示設定指示部31は、液晶ディスプレイやLED発光パネルなどを有する表示装置に表示出力させる色「赤」や模様「パターンA」などの変更指示と、表示出力させるタイミングとを表示制御部32に通知する(ステップS101肯定)。
また、表示設定指示部31は、表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する旨を撮影指示部33に通知する。また、表示設定指示部31は、変更指示する表示装置の色「赤」や模様「パターンA」などの情報を背景画像読み出し部34に対して通知する。
そして、表示制御部32は、表示設定指示部31によって通知された色「赤」や模様「パターンA」などの情報に基づいて、表示制御信号記憶部21に記憶される表示制御信号「001A」を取得して、取得された表示制御信号「001A」を表示装置に対して通知する(ステップS102)。
続いて、撮影指示部33は、表示設定指示部31によって通知された表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミング(発光パターンを変更して表示出力させるタイミング)と同期させて、撮像装置に撮影させるように制御する(ステップS103)。
その後、背景画像読み出し部34は、表示設定指示部31によって通知された色「赤」や模様「パターンA」などの情報に基づいて、背景画像記憶部22に記憶される背景画像「red_001.bmp」を取得する(ステップS104)。
そして、入力画像/背景画像比較部35は、撮像装置により撮影され、入力された入力画像と、背景画像読み出し部34によって取得された比較対象となる背景画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差を算出する。続いて、入力画像/背景画像比較部35は、算出された画素値の差が一定値以上である場合に物体があると判定し、一定値未満である場合に物体がないと判定する(ステップS105)。
その後、入力画像/背景画像比較部35は、比較結果をモニタなどの出力装置や接続されるシステムに出力する(ステップS106)。なお、物体抽出装置10は、上記処理を非常に短い時間で繰り返し実施する。
[実施例1による効果]
上述したように、物体抽出装置10は、表示装置に表示出力させる色や模様などを非常に短い時間で変化させつつ、当該表示装置に表示出力させるタイミングで撮像装置に撮影させ、撮影された入力画像と予め撮影された比較対象となる背景画像との画素値を比較し、比較結果を出力するので、精度良く物体を抽出することが可能である。
例えば、物体抽出装置10は、液晶ディスプレイやLED発光パネルなどを有する表示装置に表示出力させる色「赤」や模様「パターンA」などの変更指示と、表示出力させるタイミングとを表示装置に対して通知する。また、物体抽出装置10は、表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する。そして、物体抽出装置10は、撮像装置により撮影され、入力された入力画像と、比較対象となる予め撮影された色が「赤」、模様が「パターンA」である背景画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差を算出する。その後、物体抽出装置10は、算出された画素値の差が一定値以上である場合に物体があると判定し、一定値未満である場合に物体がないと判定して、比較結果をモニタなどの出力装置や接続されるシステムに出力する。なお、物体抽出装置10は、上記処理を非常に短い時間で繰り返し実施する。この結果、物体抽出装置10は、精度良く物体を抽出することが可能である。
また、物体抽出装置10は、表示装置に対する発光パターンの表示出力と、撮像装置に対する撮影とを同期させて、表示装置の発光時間を短くして撮影することができる結果、人間の視覚に全く光っていないように感じさせつつ、物体抽出処理を行うことが可能である。要するに、物体抽出装置10は、不審者などに気付かれることなく物体抽出処理を行うので、高セキュリティを保つことが可能である。
また、物体抽出装置10は、表示装置と撮像装置とによる処理を非常に短い時間で同期させるので、表示装置に出力させる色や模様などの発光パターンと、物体の色や模様などが類似している場合であっても、必ず物体を抽出することが可能である。
ところで、上記実施例1では、撮像装置により撮影された入力画像と、予め撮像された背景画像とを比較して、比較結果を出力する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、撮像装置により撮影された入力画像と、当該入力画像よりも前に撮影された過去画像とを比較して、比較結果を出力することもできる。
そこで、以下の実施例2では、図6〜図9を用いて、実施例2に係る物体抽出装置10による処理について説明する。なお、実施例2に係る物体抽出装置10の各構成や一部の機能については、実施例1と同様であるためその説明を省略し、特に、実施例1とは異なる過去画像記憶部23と、閾値設定記憶部24と、入力画像/過去画像比較部36とを説明する。
[実施例2に係る物体抽出装置の構成]
最初に、図6を用いて、実施例2に係る物体抽出装置10の構成を説明する。図6は、実施例2に係る物体抽出装置10の構成例を示す図である。
図6に示すように、物体抽出装置10は、記憶部20と、制御部30とを有し、例えば、監視する監視カメラであって、監視範囲内の映像を撮影する一つまたは複数の撮像装置と、制御信号によって表示する色や模様などを変化させながら表示出力する一つまたは複数の表示装置に接続されている。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータや、制御部30による各種処理結果を記憶するとともに、特に、表示制御信号記憶部21と、過去画像記憶部23と、閾値設定記憶部24とを有する。
過去画像記憶部23は、発光パターンの色、模様および撮影された時刻に対応付けて、撮影された画像を示す過去画像を記憶する。具体的には、過去画像記憶部23は、図7に示すように、表示装置に表示出力された発光パターンの「設定色」、「設定模様」および撮影された時刻「時刻」に対応付けて、撮影された時刻における画像を示す過去画像「画像ファイル」を記憶する。
例えば、過去画像記憶部23は、図7に示すように、表示装置において、設定色が「赤」、設定模様が「パターンA」および撮影された時刻「00:00:00」に対応付けて、撮影された時刻における画像ファイル「000001.bmp」を記憶する。また、過去画像とは、物体抽出処理において比較するために物体抽出装置10に入力される入力画像よりも前に、物体や人物などがある状態において撮像装置によって撮影された画像のことであり、当該ファイルの形式は、上述したbmp形式だけでなく何であっても良い。なお、図7は、過去画像記憶部23に記憶される情報の例を示す図である。
閾値設定記憶部24は、画像の色における輝度差を記憶する。具体的には、閾値設定記憶部24は、図8に示すように、2枚の画像の表示装置における設定色である「入力画像の表示装置の設定色」と、「過去画像の表示装置の設定色」との明るさの度合いの差を示す輝度差の閾値を記憶する。例えば、閾値設定記憶部24は、図8に示すように、入力画像の表示装置における設定色「青」と、過去画像の表示装置における設定色「赤」との輝度差の閾値「50」を記憶する。
画像の輝度は、色合いが「白」に近づくにつれて明るくなるために高く、色合いが「黒」に近づくにつれて暗くなるために低くなる。そのため、色が異なる2枚の画像においては、輝度に差が出てくることとなり、閾値設定記憶部24は、当該色が異なる2枚の画像における輝度の差の最低値(当該輝度の差未満の値はとらない)を記憶する。なお、図8は、閾値設定記憶部24に記憶される情報の例を示す図である。
制御部30は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、表示設定指示部31と、表示制御部32と、撮影指示部33と、入力画像/過去画像比較部36とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
入力画像/過去画像比較部36は、入力画像と、撮像装置により入力画像よりも前に撮影された比較対象となる過去画像との表示装置による設定色における輝度差が、第三の所定値以上である場合に物体がないと判定し、第三の所定値未満である場合に物体があると判定して出力する。
具体的に例を挙げると、入力画像/過去画像比較部36は、表示設定指示部31によって通知された色「赤」や模様「パターンA」などの情報に基づいて、過去画像記憶部23に記憶される過去画像「000005.bmp」(設定色「白」)を取得する。
そして、入力画像/過去画像比較部36は、撮像装置により撮影され、入力された入力画像と、取得された比較対象となる過去画像「000005.bmp」との二つの画像の輝度差を算出する。続いて、入力画像/過去画像比較部36は、入力画像の表示装置の設定色「赤」と、過去画像の表示装置の設定色「白」とに対応する閾値「180」を閾値設定記憶部24から取得する。
その後、入力画像/過去画像比較部36は、算出された輝度差が、閾値「180」以上である場合に物体がないと判定し、閾値「180」未満である場合に物体があると判定して、比較結果をモニタなどの出力装置や接続されるシステムに出力する。なお、入力画像/過去画像比較部36によって出力される比較結果は、物体や人物などのある/なし(二値情報)、物体の形状および物体の大きさなどである。
また、入力画像/過去画像比較部36によって取得される過去画像は、表示設定指示部31によって通知された色や模様などの情報とは異なる色を有する過去画像であれば何であっても良いが、閾値設定記憶部24に記憶される閾値が高くなる色の組み合わせの方がより精度良く物体や人物などを抽出することができる。例えば、各設定色に対する閾値が高くなるように、設定色「赤」に対しては「白」、設定色「青」に対しては「白」、設定色「黄」に対しては「黒」、設定色「白」に対しては「黒」の過去画像を取得すれば良い(図8参照)。
そして、入力画像/過去画像比較部36は、撮像装置により撮影され、入力された入力画像を、設定色、設定模様および撮影された時刻に対応付けて、過去画像記憶部23に格納する。なお、入力画像/過去画像比較部36によって利用される過去画像は、複数枚数利用することとしても良い。
なお、入力画像/過去画像比較部36は、上記の閾値を利用した物体抽出処理ではなく、実施例1と同様に、画素値を利用した物体抽出処理を実施することとしても良い。具体的には、入力画像/過去画像比較部36は、入力画像と、撮像装置により入力画像よりも前に撮影された比較対象となる過去画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差が、第二の所定値以上である場合に物体がないと判定し、第二の所定値未満である場合に物体があると判定して出力する。
[実施例2に係る比較結果出力処理]
次に、図9を用いて、実施例2に係る比較結果出力処理の流れを説明する。図9は、実施例2に係る比較結果出力処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図9に示すように、例えば、表示設定指示部31は、液晶ディスプレイやLED発光パネルなどを有する表示装置に表示出力させる色「赤」や模様「パターンA」などの変更指示と、表示出力させるタイミングとを表示制御部32に通知する(ステップS201肯定)。
また、表示設定指示部31は、表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する旨を撮像指示部33に通知する。また、表示設定指示部31は、変更指示する表示装置の色「赤」や模様「パターンA」などの情報を入力画像/過去画像比較部36に対して通知する。
そして、表示制御部32は、表示設定指示部31によって通知された色「赤」や模様「パターンA」などの情報に基づいて、表示制御信号記憶部21に記憶される表示制御信号「001A」を取得して、取得された表示制御信号「001A」を表示装置に対して通知する(ステップS202)。
続いて、撮影指示部33は、表示設定指示部31によって通知された表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミング(発光パターンを変更して表示出力させるタイミング)と同期させて、撮像装置に撮影させるように制御する(ステップS203)。
その後、入力画像/過去画像比較部36は、表示設定指示部31によって通知された色「赤」や模様「パターンA」などの情報に基づいて、過去画像記憶部23に記憶される過去画像「000005.bmp」を取得する(ステップS204)。
そして、入力画像/過去画像比較部36は、撮像装置により撮影され、入力された入力画像と、取得された比較対象となる過去画像「000005.bmp」との二つの画像の輝度差を算出する。続いて、入力画像/過去画像比較部36は、入力画像の表示装置の設定色「赤」と、過去画像の表示装置の設定色「白」とに対応する閾値「180」を閾値設定記憶部24から取得する。
その後、入力画像/過去画像比較部36は、算出された輝度差が、閾値「180」以上である場合に物体がないと判定し、閾値「180」未満である場合に物体があると判定する(ステップS205)。そして、入力画像/過去画像比較部36は、比較結果をモニタなどの出力装置や接続されるシステムに出力する(ステップS206)。
続いて、入力画像/過去画像比較部36は、撮像装置により撮影され、物体抽出装置10に入力された入力画像を、設定色、設定模様および撮影された時刻に対応付けて、過去画像記憶部23に格納する(ステップS207)。
[実施例2による効果]
上述したように、物体抽出装置10は、表示装置に表示出力させる色や模様などを非常に短い時間で変化させつつ、当該表示装置に表示出力させるタイミングで撮像装置に撮影させ、撮影された入力画像と当該入力画像よりも前に撮影された比較対象となる過去画像との輝度を比較して、比較結果を出力するので、より精度良く物体を抽出することが可能である。
また、物体抽出装置10は、入力画像と、輝度差が高くなる過去画像とを比較して、比較結果を出力するので、物体抽出処理にかかる時間をより短縮することが可能であるとともに、当該物体抽出装置10にかかる処理負荷を軽減することが可能である。
ところで、上記実施例1では、撮像装置により撮影された入力画像と、予め撮影された背景画像とを比較して、比較結果を出力する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、撮像装置により撮影された入力画像と、当該入力画像に基づいて作成される背景画像とを比較して、比較結果を出力することもできる。
そこで、以下の実施例3では、図10〜図15を用いて、実施例3に係る物体抽出装置10による処理について説明する。なお、実施例3に係る物体抽出装置10の各構成や一部の機能については、実施例1または実施例2と同様であるためその説明を省略し、特に、実施例1または実施例2とは異なる対応表示番号記憶部25と、表示設定指示部31と、背景画像作成部37と、入力画像/背景画像比較部35と、物体位置検出/追跡部38とを説明する。
[実施例3に係る物体抽出装置の構成]
最初に、図10を用いて、実施例3に係る物体抽出装置10の構成を説明する。図10は、実施例3に係る物体抽出装置10の構成例を示す図である。
図10に示すように、物体抽出装置10は、記憶部20と、制御部30とを有し、例えば、監視する監視カメラであって、監視範囲内の映像を撮影する一つまたは複数の撮像装置と、制御信号によって表示する色や模様などを変化させながら表示出力する一つまたは複数の表示装置に接続されている。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータや、制御部30による各種処理結果を記憶するとともに、特に、表示制御信号記憶部21と、対応表示番号記憶部25とを有する。
対応表示番号記憶部25は、物体抽出装置10に入力される入力画像における物体の位置と、当該物体の位置に対応する表示装置における位置番号とを対応付けて記憶する。具体的には、対応表示番号記憶部25は、図11に示すように、物体抽出装置10に入力される入力画像における物体の位置座標「X座標」および「Y座標」と、当該物体の位置座標に対応する色を変更する表示装置における番号「番号」とを対応付けて記憶する。
例えば、対応表示番号記憶部25は、図11に示すように、入力画像における物体のX座標「0〜20」およびY座標「0〜20」と、当該物体の位置座標に対応する色を変更する表示装置(床面)における番号「11」とを対応付けて記憶する。なお、図11は、対応表示番号記憶部25に記憶される情報の例を示す図である。
制御部30は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、表示設定指示部31と、表示制御部32と、撮影指示部33と、背景画像作成部37と、入力画像/背景画像比較部35と、物体位置検出/追跡部38とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
表示設定指示部31は、後述する物体位置検出/追跡部38によって検出された物体の位置と色とに基づいて、表示出力させる発光パターンを表示装置に指示する。具体的に例を挙げると、表示設定指示部31は、物体位置検出/追跡部38によって検出された物体の位置と色とに基づいて、表示出力させる表示範囲、色および模様の発光パターンを表示装置に指示する。
表示装置に表示出力させる発光パターンは、例えば、図13に示すように、物体位置検出/追跡部38から受け取った物体や人物の足元の位置を中心とした一辺1mの四角形内の床の模様を変化させる。なお、図13は、実施例3に係る四角形内の模様を変更する例を説明するための図である。
また、表示装置に表示出力させる発光パターンは、例えば、図14に示すように、物体位置検出/追跡部38から全ての物体や人物の位置を受け取り、隣接する2人(2つ)の中間点までを、当該物体や人物の範囲として、内側全てを変化させる。なお、図14は、実施例3に係る隣接する物体の中間点を利用する例を説明するための図である。
また、変更する色については、例えば、予めそれぞれの物体や人物に対して、床の色を数種類変更して検出処理を行い、当該物体や人物に対して最も検出が容易となる色を探し出し、以降は探し出された色を利用する。また、変更する色については、例えば、床面の色を変更していないときにある一定範囲内の色を調べ、当該一定範囲内に存在していない色を利用することで必ず当該一定範囲内にある人物や物体などとは異なる色を利用する。
表示制御部32は、上記実施例1に記載した制御信号による表示指示と組み合わせて、さらに、対応表示番号記憶部25に従って、物体や人物の位置におけるX座標とY座標とから発光させる床の番号を求めて、求められた番号に対応する床(図12参照)の色を変更させる。なお、図12は、表示装置の対応する番号を説明するための図である。
背景画像作成部37は、表示設定指示部31によって通知された発光パターンに基づいて、比較対象となる背景画像を作成する。上述した例で具体的に例を挙げると、背景画像作成部37は、表示設定指示部31によって通知された色、模様および変更位置の情報に基づいて、表示装置によって表示出力させた場合を計算して背景画像を作成する。
入力画像/背景画像比較部35は、入力画像と、背景画像作成部37によって作成された背景画像とを比較して、比較結果を出力する。上述した例で具体的に例を挙げると、入力画像/背景画像比較部35は、撮像装置により撮影され、入力された入力画像と、背景画像作成部37によって作成された背景画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差を算出する。
そして、入力画像/背景画像比較部35は、算出された画素値の差が一定値以上である場合に物体があると判定し、一定値未満である場合に物体がないと判定して、比較結果をモニタなどの出力装置や接続されるシステムに出力する。なお、実施例3に係る背景画像は、実施例1に係る背景画像とは異なり、物体や人物などをより抽出しやすいように色が設定された画像となるため、物体抽出にかかる処理時間を短縮することができる。
物体位置検出/追跡部38は、入力画像における物体の位置検出と当該物体の追跡とを行う。上述した例で具体的に例を挙げると、物体位置検出/追跡部38は、現在の入力画像および過去の入力画像などを利用して、人物や物体などの検出処理と追跡処理とを行う。なお、人物や物体などの追跡方法は、例えば、複数のカメラを用いて人物の位置を認識する逆投影法とカルマンフィルタとを用いる(参考文献1)。
参考文献1:(早坂光晴、富永英義、小宮一三、「逆投影法とカルマンフィルタを用いた複数移動物体位置認識とその追跡」、PRMU2001−132、pp.133−138、Nov.2001)
[実施例3に係る比較結果出力処理]
次に、図15を用いて、実施例3に係る比較結果出力処理の流れを説明する。図15は、実施例3に係る比較結果出力処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図15に示すように、例えば、表示設定指示部31は、物体位置検出/追跡部38によって検出された物体の位置と色とに基づいて、表示出力させる表示範囲、色および模様の発光パターンの変更指示と、表示出力させるタイミングとを表示制御部32に通知する(ステップS301肯定)。
また、表示設定指示部31は、表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する旨を撮影指示部33に通知する。また、表示設定指示部31は、変更指示する表示装置の表示範囲、色および模様などの情報を背景画像作成部37に対して通知する。
そして、表示制御部32は、表示設定指示部31によって通知された表示範囲、色および模様などの情報に基づいて、表示制御信号記憶部21に記憶される表示制御信号と、対応表示番号記憶部25に記憶される番号とを表示装置に対して通知する(ステップS302)。
続いて、撮影指示部33は、表示設定指示部31によって通知された表示装置に発光パターンを表示出力させるタイミング(発光パターンを変更して表示出力させるタイミング)と同期させて、撮像装置に撮影させるように制御する(ステップS303)。
その後、背景画像作成部37は、表示設定指示部31によって通知された色、模様および変更位置の情報に基づいて、表示装置によって表示出力させた場合を計算して背景画像を作成する(ステップS304)。
そして、入力画像/背景画像比較部35は、撮像装置により撮影され、入力された入力画像と、背景画像作成部37によって作成された背景画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差を算出する。続いて、算出された画素値の差が一定値以上である場合に物体があると判定し、一定値未満である場合に物体がないと判定する(ステップS305)。
その後、物体位置検出/追跡部38は、現在の入力画像および過去の入力画像などを利用して、人物や物体などの検出処理と追跡処理とを行う(ステップS306)。そして、入力画像/背景画像比較部35と物体位置検出/追跡部38とは、比較結果および追跡結果などをモニタなどの出力装置や接続されるシステムに出力する(ステップS307)。
[実施例3による効果]
上述したように、物体抽出装置10は、物体や人物などの色に合わせて表示装置に表示出力させる色、模様および表示範囲を変更させるので、複数の物体や人物が撮像装置による監視エリアにある状態であっても、全ての物体や人物を一瞬も漏らすことなく検出することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも
種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、(1)物体抽出装置の構成、(2)プログラム、において異なる実施例を説明する。
(1)物体抽出装置の構成
上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタを含む情報(例えば、図2に示したような背景画像記憶部22に記憶される各種データやパラメタを含む情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、表示設定指示部31と、表示制御部32と、撮影指示部33とを、表示装置に表示出力させる指示、制御信号および表示出力させるタイミングと、撮像装置に撮影させる指示およびタイミングとを、それぞれ表示装置と撮像装置とに通知する表示/撮影指示部として統合するなど、その全部または一部を、各種の負担や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)プログラム
ところで、上記の実施例では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図16を用いて、上記実施例に示した物体抽出装置10と同様の機能を有する物体抽出プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図16は、物体抽出プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図16に示すように、物体抽出装置としてのコンピュータ110は、バス180などで接続され、HDD130、CPU140、ROM150およびRAM160を有する。
ROM150には、上記実施例1に示した物体抽出装置10と同様の機能を発揮する物体抽出プログラム、つまり、図16に示すように表示出力指示プログラム150aと、撮影指示プログラム150bと、画像比較プログラム150cとが、あらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム150a〜プログラム150cについては、図2に示した物体抽出装置10の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム150a〜プログラム150cをROM150から読み出して実行することで、図16に示すように、プログラム150a〜プログラム150cは、表示出力指示プロセス140aと、撮影指示プロセス140bと、画像比較プロセス140cとして機能するようになる。なお、プロセス140a〜プロセス140cは、図2に示した、表示設定指示部31と、表示制御部32と、撮影指示部33と、入力画像/背景画像比較部35とに対応する。
そして、CPU140はRAM160に記録されたデータに基づいて物体抽出プログラムを実行する。
なお、上記各プログラム150a〜プログラム150cについては、必ずしも最初からROM150に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
実施例1に係る物体抽出装置の概要を示す図である。 実施例1に係る物体の抽出を説明するための図である。 実施例1に係る物体抽出装置の構成例を示す図である。 表示制御信号記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 背景画像記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 実施例1に係る比較結果出力処理の流れを説明するためのフローチャートである。 実施例2に係る物体抽出装置の構成例を示す図である。 過去画像記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 閾値設定記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 実施例2に係る比較結果出力処理の流れを説明するためのフローチャートである。 実施例3に係る物体抽出装置の構成例を示す図である。 対応表示番号記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 表示装置の対応する番号を説明するための図である。 実施例3に係る四角形内の模様を変更する例を説明するための図である。 実施例3に係る隣接する物体の中間点を利用する例を説明するための図である。 実施例3に係る比較結果出力処理の流れを説明するためのフローチャートである。 物体抽出プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 抽出する物体の色と背景色とが類似している例を説明するための図である。
符号の説明
10 物体抽出装置
20 記憶部
21 表示制御信号記憶部
22 背景画像記憶部
23 過去画像記憶部
24 閾値設定記憶部
25 対応表示番号記憶部
30 制御部
31 表示設定指示部
32 表示制御部
33 撮影指示部
34 背景画像読み出し部
35 入力画像/背景画像比較部
36 入力画像/過去画像比較部
37 背景画像作成部
38 物体位置検出/追跡部

Claims (13)

  1. 発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示手段と、
    前記表示出力指示手段によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示手段と、
    前記撮影指示手段によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、前記発光パターンそれぞれに対応する比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較手段と、
    を有し、
    前記画像比較手段は、前記入力画像と、前記撮像装置により前記入力画像よりも前に撮影された過去画像のうち、前記入力画像の設定色との組合せにおいて輝度差の閾値が最大である設定色の過去画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差が、第二の所定値以上である場合に物体がないと判定し、第二の所定値未満である場合に物体があると判定して出力する
    とを特徴とする物体抽出装置。
  2. 発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示手段と、
    前記表示出力指示手段によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示手段と、
    前記撮影指示手段によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、前記発光パターンそれぞれに対応する比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較手段と、
    を有し、
    前記画像比較手段は、前記入力画像と、前記撮像装置により前記入力画像よりも前に撮影された比較対象となる過去画像との前記表示装置による設定色における輝度差が、第三の所定値以上である場合に物体がないと判定し、第三の所定値未満である場合に物体があると判定して出力する
    とを特徴とする物体抽出装置。
  3. 発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示手段と、
    前記表示出力指示手段によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示手段と、
    前記撮影指示手段によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、前記発光パターンそれぞれに対応する比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較手段と、
    前記表示出力指示手段によって指示された発光パターンに基づいて、比較対象となる背景画像を作成する背景画像作成手段と、
    前記入力画像における物体の位置検出と当該物体の追跡とを行う物体位置検出追跡手段と、
    を有し、
    前記表示出力指示手段は、前記物体位置検出追跡手段によって検出された物体の位置と色とに基づいて、表示出力させる発光パターンを前記表示装置に指示し、
    前記画像比較手段は、前記入力画像と前記背景画像作成手段によって作成された背景画像とを比較して、比較結果を出力する
    とを特徴とする物体抽出装置。
  4. 前記表示出力指示手段は、前記物体位置検出追跡手段によって検出された物体の位置と色とに基づいて、表示出力させる表示範囲、色および模様の発光パターンを前記表示装置に指示する
    ことを特徴とする請求項に記載の物体抽出装置。
  5. 前記画像比較手段は、前記入力画像と前記背景画像との同じ位置の画素値の差が、第一の所定値以上である場合に物体があると判定し、第一の所定値未満である場合に物体がないと判定して出力する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の物体抽出装置。
  6. 前記表示出力指示手段は、表示出力させる色と模様との発光パターンを前記表示装置に指示する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の物体抽出装置。
  7. 前記画像比較手段は、前記入力画像と、比較対象となる予め撮影された背景画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差が、第一の所定値以上である場合に物体があると判定し、第一の所定値未満である場合に物体がないと判定して出力する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の物体抽出装置。
  8. 発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示工程と、
    前記表示出力指示工程によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示工程と、
    前記撮影指示工程によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、前記発光パターンそれぞれに対応する比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較工程と、
    を含み、
    前記画像比較工程は、前記入力画像と、前記撮像装置により前記入力画像よりも前に撮影された過去画像のうち、前記入力画像の設定色との組合せにおいて輝度差の閾値が最大である設定色の過去画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差が、第二の所定値以上である場合に物体がないと判定し、第二の所定値未満である場合に物体があると判定して出力する
    とを特徴とする物体抽出方法。
  9. 発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示工程と、
    前記表示出力指示工程によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示工程と、
    前記撮影指示工程によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、前記発光パターンそれぞれに対応する比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較工程と、
    を含み、
    前記画像比較工程は、前記入力画像と、前記撮像装置により前記入力画像よりも前に撮影された比較対象となる過去画像との前記表示装置による設定色における輝度差が、第三の所定値以上である場合に物体がないと判定し、第三の所定値未満である場合に物体があると判定して出力する
    とを特徴とする物体抽出方法。
  10. 発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示工程と、
    前記表示出力指示工程によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示工程と、
    前記撮影指示工程によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、前記発光パターンそれぞれに対応する比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較工程と、
    前記表示出力指示工程によって指示された発光パターンに基づいて、比較対象となる背景画像を作成する背景画像作成工程と、
    前記入力画像における物体の位置検出と当該物体の追跡とを行う物体位置検出追跡工程と、
    を含み、
    前記表示出力指示工程は、前記物体位置検出追跡工程によって検出された物体の位置と色とに基づいて、表示出力させる発光パターンを前記表示装置に指示し、
    前記画像比較工程は、前記入力画像と前記背景画像作成手段によって作成された背景画像とを比較して、比較結果を出力する
    とを特徴とする物体抽出方法。
  11. 発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示手順と、
    前記表示出力指示手順によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示手順と、
    前記撮影指示手順によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、前記発光パターンそれぞれに対応する比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記画像比較手順は、前記入力画像と、前記撮像装置により前記入力画像よりも前に撮影された過去画像のうち、前記入力画像の設定色との組合せにおいて輝度差の閾値が最大である設定色の過去画像との二つの画像の同じ位置の画素値の差が、第二の所定値以上である場合に物体がないと判定し、第二の所定値未満である場合に物体があると判定して出力する
    とを特徴とする物体抽出プログラム。
  12. 発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示手順と、
    前記表示出力指示手順によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示手順と、
    前記撮影指示手順によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、前記発光パターンそれぞれに対応する比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記画像比較工程は、前記入力画像と、前記撮像装置により前記入力画像よりも前に撮影された比較対象となる過去画像との前記表示装置による設定色における輝度差が、第三の所定値以上である場合に物体がないと判定し、第三の所定値未満である場合に物体があると判定して出力する
    とを特徴とする物体抽出プログラム。
  13. 発光パターンを変化させて表示出力する表示装置の前記表示出力を指示する表示出力指示手順と、
    前記表示出力指示手順によって指示されて、前記表示装置が前記発光パターンを表示出力するタイミングで撮像装置に撮影させることを指示する撮影指示手順と、
    前記撮影指示手順によって前記撮像装置により撮影された入力画像と、前記発光パターンそれぞれに対応する比較対象となる比較対象画像とを比較して、比較結果を出力する画像比較手順と、
    前記表示出力指示手順によって指示された発光パターンに基づいて、比較対象となる背景画像を作成する背景画像作成手順と、
    前記入力画像における物体の位置検出と当該物体の追跡とを行う物体位置検出追跡手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記表示出力指示手順は、前記物体位置検出追跡手順によって検出された物体の位置と色とに基づいて、表示出力させる発光パターンを前記表示装置に指示し、
    前記画像比較手順は、前記入力画像と前記背景画像作成手順によって作成された背景画像とを比較して、比較結果を出力する
    とを特徴とする物体抽出プログラム。
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