JP5276682B2 - マルチx線撮影装置及びその制御方法 - Google Patents

マルチx線撮影装置及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、X線源を用いた医療機器や産業機器分野の非破壊X線撮影、診断応用等に使用するマルチX線撮影装置とその制御方法に関するものである。
一般的なX線管球では、電子源に熱電子源を使用したものが使われている。この種のX線管球では、高温度に加熱したフィラメントから放出される広がりの多い熱電子をバルクの金属から成るX線ターゲットに照射することによって電子線の入射側にX線を発生させ、この発生したX線が使用される。従って、点光源型のX線管球は、細長いX線焦点を斜めに取り出すことで擬似的な点状のX線光源を作っている。そして、X線光源を被写体の位置から遠くに離すことでX線強度分布の一様性を改善していた。
近年、この熱電子源に代る電子源として冷陰極型マルチ電子源をX線源に応用することが提案されている。更に、そのような応用例として、マルチX線ビームの取り出し方法を工夫したフラット型のマルチX線発生装置が提案されている(特許文献1)。
更に、従来の点光源型のX線管球が使われてきたX線CTの分野にこのマルチX線源を使うことが提案されている。例えば、マルチX線源と平面型の2次元センサを組み合わせて、これを被写体の軸を中心に回転させながら当該軸に沿って移動してX線透過データ計測することで3次元のCT画像を形成する方法が提案されている(特許文献2)。
特願2006−057846号公報 特開2006−61692号公報
しかしながら、複数の焦点を持つマルチX線源を用いてX線の投影画像を形成する場合、マルチX線源の焦点の間隔が数mm程度であるため、被写体に対するX線の透過データが離散的となり2次元の高精細な透過X線画像を得るたことが難しかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、マルチX線源を用いて高精細な透過X線画像を取得可能とすることを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の一態様によるX線撮影装置は以下の構成を備える。すなわち、
X線ターゲットに電子ビームを照射することによりX線を発生するX線源を複数備えるマルチX線源と、X線を検出するX線検出器と、前記マルチX線源を前記X線検出器の検出面に沿って移動する移動手段とによる撮影を制御するX線撮影制御装置であって
前記移動手段を制御することにより、前記マルチX線源を前記X線検出器の検出面に対して相対的に移動させる移動制御手段と、
前記移動手段による前記マルチX線源の移動と同期して前記マルチX線源によるX線の発生を制御する発生制御手段とを備える。
また、上記の課題を解決するための本発明の他の態様によるX線撮影装置の制御方法は、
X線ターゲットに電子ビームを照射することによりX線を発生する複数のX線を有するマルチX線源と、X線を検出する検出器と、前記マルチX線源を前記X線検出器の検出面に沿って移動する移動手段とによる撮影を制御するX線撮影制御装置の制御方法であって、
前記移動手段を制御することにより前記マルチX線源を前記X線検出器の検出面に対して相対的に移動させる移動制御工程と、
前記移動手段による前記マルチX線源の移動と同期して前記マルチX線源によるX線の発生を制御する発生制御工程とを有する。
本発明によれば、マルチX線源を用いて高精細な透過X線画像を取得することが可能となる。
第1実施形態によるマルチX線源本体の構成例を示す図である。 第1実施形態による素子基板の平面図である。 第1実施形態による、走査型マルチX線源を示す図である。 第1実施形態による、マルチX線ユニット内のX線源の配置、及び走査を説明する図である。 各X線源によるX線ビームの照射の様子を示す図である。 マルチX線源の照射領域の移動と、X線の検出を説明する図である。 単位ユニット内線源アレイの駆動を説明する図である。 X線ターゲットの表面温度の変化とX線照射のためのパルス電流の印加との関連を説明する図である。 第3実施形態による、一次元配列のマルチX線源の応用例を示す図である。 第3実施形態による一次元配列のマルチX線源を用いたX線投影装置の例を示す図である。 第4実施形態による走査型マルチX源を説明する図である。 第1実施形態によるX線撮影装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、X線ターゲットに電子ビームを照射することによりX線を発生する複数のX線焦点を有するマルチX線源本体10の構成を示す図である。マルチX線源本体10の真空室11にはマルチ電子ビーム発生部12、X線ターゲットとしての透過型ターゲット13が配置されている。マルチ電子ビーム発生部12は、素子基板14と、その上に複数個の電子放出素子15が配列された素子アレイ16により構成され、電子放出素子15は駆動信号部17により駆動が制御されるようになっている。また、電子放出素子15から発生するマルチ電子ビームeを制御するためにレンズ電極19とアノード電極20が設けられ、これらの電極19、20に高電圧導入部21、22を介して高電圧が供給されている。レンズ電極19は、絶縁体18を介して素子基板14に固定されている。
電子放出素子15から発生した電子ビームeが衝突する透過型ターゲット13は、複数の電子放出素子15のそれぞれに対応して離散的に配置され、X線焦点を構成している。更に、ターゲット13に重金属から成る真空内X線遮蔽板23が設けられ、この真空内X線遮蔽板23にX線取出部24が設けられ、その前方の真空室11の壁部25にはX線透過膜26を備えたX線取出窓27が設けられている。
電子放出素子15から発生した電子ビームeは、レンズ電極19によるレンズ作用を受け、アノード電極20の透過型ターゲット13の部分で最終電位に加速される。ターゲット13で発生したX線ビームxは、X線取出部24を通り、更にX線取出窓27から大気中に取り出される。このマルチX線源本体10には、マルチX線源を、検出器35の検出面に対向した面内で2次元的に走査するための走査機構34が設けられており、マルチX線源の発生と同期してマルチX線源の位置が移動するようになっている。
検出器35は、マルチX線源から照射され、検出面に到達したX線を検出する。また、制御装置300は、不図示のCPU,ROM等を備え、マルチX線源本体10と検出器35を含む本実施形態のX線撮影装置の全体を制御する。すなわち、制御装置300は、走査機構34によりマルチX線源を移動することで、マルチX線源を検出面に対して相対的にずらしながらX線の照射を行う。こうして、制御装置300は、マルチX線源をずらした位置のそれぞれにおいて検出器35からX線の検出信号を取得することにより、複数の検出信号を取得する。そして、制御装置300は、これら複数の検出信号(X線透過強度のデータ)と、それら検出信号の取得時におけるマルチX線源の位置とに基づいてX線投影画像を生成する。以下、本実施形態のX線撮影動作について詳細に説明する。
電子放出素子15は図2に示すように素子アレイ16上に2次元的に配列されている。近年のナノテクノロジの進歩に伴って、決められた位置にnm(ナノメートル)サイズの微細な構造体をデバイスプロセスによって形成することが可能であり、電子放出素子15はこのナノテクノロジ技術を使って製作されている。また、これらの電子放出素子15のそれぞれは、駆動信号部17を介して後述する駆動信号S1、S2によって個別に電子放出量の制御が行われる。駆動信号S1,S2のマトリックス信号により素子アレイ16の電子放出量を個別に制御することで、マルチX線ビームを構成する各X線ビームのON/OFFが制御される。
冷陰極型電子放出素子は数10Vから数KVの電圧を素子に印加するだけで放出電子を得ることが出来る。そのため、これを電子源としたX線発生装置は、カソードの加熱を必要とせず、X線発生のための待ち時間も必要ない。また、カソード加熱のための電力を必要としないため、マルチX線源を構成しても低消費電力型のX線源を得ることができる。そして、これら電子放出素子は駆動電圧の高速駆動で電流のオン/オフ制御が可能であることから、駆動する電子放出素子を選択し、かつ高速応答するマルチアレイ状のX線源を製作することができる。
実際にマルチX線ビームを形成する場合は、X線焦点ごとに発生するX線の放射角を制限するための遮蔽スリットとなる部材がX線焦点の位置の周辺に必要となるため、マルチX線源の間隔は、数mm以上が必要となる。
図3は、本実施形態による走査型マルチX線源30の一例を示した図であり、12×12のX線焦点(以下、X線焦点をX線源ともいう)が20mm間隔に配列されたマルチX線源31を有する。このマルチX線源31は、3×3のX線源の配列をマルチX線ユニットBijとして、このマルチX線ユニットが4×4に配列された構成を有する。各X線源は、図1及び図2で説明したように、電子放出素子15とターゲット13により構成される。なお、マルチX線源31は、1回のX線照射においてマルチX線ユニットの各々において一つのX線源がX線を発生するよう制御される。そして、それぞれのマルチX線ユニット32の中では、ユニット内の線源アレイのX線焦点が順次走査されるようになっている。そして、マルチX線源31全体を移動させるための走査機構34が設けられている。走査機構34は、マルチX線源31全体を、少なくともマルチX線源の焦点間距離、すなわち、隣接するX線焦点の距離にわたって移動することができる。走査機構34によるマルチX線源31の移動は、本実施形態では、マルチX線源本体10を移動することと同義である。
なお、制御装置300は、上述したように、不図示のCPU,ROM等を備え、走査型マルチX線源30の全体を制御する。制御装置300は、所定の制御プログラムを実行することにより、マルチX線源31、走査機構34、検出器35を以下に説明するように制御し、X線撮影を実行する。
図4は、上記マルチX線ユニットBijのX線焦点の位置を拡大して示したもので、発生X線源の位置が、m(1,1)、m(1,2)、m(1,3)、m(3,1)、……と順次移動する例を示している。また、図5に、マルチX線ユニットのX線源が発生するX線ビームの広がりの様子を示す。図5は、マルチX線源31がX線を発生する状態を横から見た図であり、マルチX線ユニットB11〜B14の配列が示されている。各マルチX線ユニットの中には、ユニット内のX線源であるところの、X線源m(1,1)、m(1,2)、m(1,3)が並んでいる。ここで、x1、x2、x3はそれぞれのX線源から放射するX線ビームを示す。
X線源m(1,1)がX線を発生するときは、それぞれのマルチX線ユニットの位置のm(1,1)がX線を発生出来る状態にある。そして、全てのマルチX線ユニットのX線源m(1,1)から発生するX線ビームは、検出器35上で相互に干渉がないように発散角が制限されている。各マルチX線ユニットのそのほかのX線源についても同様である。すなわち、本実施形態では、全てのマルチX線ユニットが、X線源m(1,1)→X線源m(1,3)、X線源m(2,1)→X線源m(2,3)、X線源m(3,1)→X線源m(3,3)の順に、同時にX線源を駆動する。換言すれば、同時にX線を発生させても検出器35の検出面においてX線が相互に干渉しないX線焦点によりグループが形成されるように、マルチX線源31の複数のX線源33を複数のグループに分ける。即ち、本実施形態では、第1のグループには各ユニットのm(1,1)のX線源が属し、第2のグループには各ユニットのm(1,2)のX線源が属するというようにグループ化する。そして、グループ毎に複数のX線源33を駆動してX線を発生させる。
X線源m(1,1)のX線照射が終了して次のX線源に移るときは、このX線ビームで得たX線検出信号を画像データとして制御装置のメモリ(不図示)に取り込む。また、このときのマルチX線源31の位置も、投影画像の生成のためにメモリに保持しておく。その後、次のX線源m(1,2)を駆動してX線照射を行う。この様に、各マルチX線ユニット32において順次にX線源を点灯しながら、被写体36のX線透過画像データを検出器35を通して収集する。
以上のようにして得られたX線透過画像データは、X線源の間隔(ここでは20mm)だけ離れた位置からのX線画像となっている。そのため、これらの画像データから透過X線画像を再生する場合、被写体36に対して斜めに入射するX線が飛び飛びとなる。従って、これらのデータから投影画像に変換する場合には欠陥のある画像データとなるために高画質の投影画像は望めない。
そこで、本実施形態では、このX線源間のデータ欠損を無くして高画質の近接投影撮影を実現すために、図3のマルチX線源31の位置を走査機構34で微小に移動しながら複数回のX線照射を行って、X線投影データを取得する。このような走査型マルチX線源30を用いることにより、各マルチX線源の間(例えば、マルチX線源のm(1,1)とm(1,2)の間)のX線投影データが取得される。したがって、高精細画像を取得可能な近接型投影撮影装置を実現することが出来る。
上記の走査型マルチX線源30を用いて実際に線源を移動しながらX線撮影する様子について、図6を用いて説明する。マルチX線ユニット内のX線源アレイのうちの一つのX線源m(k,l)に注目する。まず、マルチX線源m(k,l)がp1の位置でX線を照射すると、その透過X線が検出器d1〜d9で検出される。次に、走査機構34によりマルチX線源の位置をp2に移動する。移動後、マルチX線源m(k,l)がp2の位置でX線を照射すると、検出器d2〜d10が透過X線を検出する。このようにして、マルチX線源を、隣接するマルチX線源までの間で、p1〜p10まで、マルチX線源の移動と、ユニット内の線源アレイのX線源の照射とを繰り返しながら透過X線データを収集する。
以上のX線照射方法について、ユニット内線源アレイのそれぞれのX線源の時間的な動作を図7に示した。マルチX線源は、位置p1において、時間Δtの間だけX線源m(1,1)が点灯し、以降、順次切り替わってX線源m(3,3)まで点灯する。そして、次にマルチX線源31の位置は、p1からp2に移動して再度同じX線の点灯動作を繰り返す。
以上説明した、第1実施形態によるX線撮影装置の撮影動作についてまとめると、図12のフローチャートのとおりとなる。なお、図4に示したように、マルチX線ユニット32においてX線源は3×3で配列されており、フローチャート内のkmax及びlmaxは共に3であるとする。
制御装置300は、走査機構34を用いて、マルチX線源31を検出器35に対して所定の位置関係を有する基準位置に移動する(ステップS101)。そして、制御装置300は、まず、各マルチX線ユニットのX線源m(1,1)を選択し、これらX線源から同時にX線を発生させて検出器35によりX線画像情報を得る取得処理を実行する(ステップS102,S103)。その後、制御装置300は、X線源m(1,2)、m(1,3)を順次に選択、駆動して、上記取得処理を繰り返す。即ち、各マルチX線ユニットのX線源m(1,2)、m(1,3)を順次駆動して、検出器35によりそれぞれのX線画像情報を得る(ステップS103〜S105)。
続いて、制御装置300は、k=2について上記ステップS103〜S105を繰り返す。即ち、各マルチX線ユニットのX線源m(2,1)〜m(2,3)を順次駆動し、検出器35によりX線画像情報を得る(ステップS106、S107)。同様に、制御装置300は、k=3について上記ステップS103〜S105を繰り返す。即ち、各マルチX線ユニットのX線源m(3,1)〜m(3,3)を順次駆動し、検出器35によりX線画像情報を得る(ステップS106、S107)。こうして、マルチX線ユニット内の全てのX線源による取得処理を終えたならば、制御装置300は、走査機構34を用いてマルチX線源31を、例えば図6のp1からp2へ移動する。そして、p2の位置で、上記ステップS102〜S107の処理を繰り返す(ステップS108、S109)。
以上の処理を繰り返すことにより、マルチX線源31がp10の位置まで到達し、p10の位置でのX線照射及び検出を終えると、処理はステップS108からステップS110へ進む。ステップS110において、制御装置300は、ステップS103において取得したX線画像情報を用いて画像生成を行い、X線投影画像を得る。
以上のように、第1実施形態によれば、マルチX線源を、マルチX線源の面内で、且つ、X線源の間隔の範囲で移動しながらX線照射を行う(走査する)ことによって、マルチX線源を用いて高画質のX線投影画像のデータを収集できる。すなわち、マルチX線源と2次元のフラット型検出器とを近付けて配置しながらも、高精細なX線撮影が可能となるため、高精細で小型のX線投影撮影装置を得ることができる。また、X線源を近付けて撮影するためにX線のパワーを効率的に利用できるため、周囲への漏洩X線を低減した低コストのX線装置を得ることができる。また、マルチX線源のうち同時に駆動されるX線源は、検出面においてそれらのX線が干渉しないように選択されるので、異なるX線源からのX線の干渉が防止され、より高精細なX線画像を得ることができる。
[第2実施形態]
上述したマルチX線ユニット内の線源アレイのX線源より得られるX線強度は、X線ターゲット材料の融点や冷却方式、電子ビームの加速電圧、電流値と焦点サイズ、照射時間、X線の取り出し方法等に依存する。
従来のX線管球では、最大のX線パワーは使用するX線ターゲット材質の温度限界で決定されるためにX線ターゲットを機械的に回転して照射位置を逐次移動することで熱拡散を行い、より大きなX線パワーが引き出せるようにしてきた。それに対して本実施形態の方式では、マルチ電子源の位置を電気的に走査することにより、X線ターゲットの熱拡散を図り、より大きなXパワーの投入可能としている。これらの具体的な例を図8を用いて説明する。
図8は、X線ターゲットに電子ビームが照射された時のターゲット表面の温度の時間変化を示したものである。図8には、電子源の駆動信号として矩形パルス信号を発生した時の電子電流(図8、下図)の波形と、X線ターゲットの表面温度の変化(図8、上図)の例が示されている。パルス電流によりX線が発生する1msの間に、X線ターゲットの温度Tmは急速に立ち上り、パルス電流のオフから約9msの間にX線ターゲットの表面温度は、その周辺構造体への熱伝導により元の温度状態Toに回復している。本実施形態では、マルチX線源で有効にX線の発生するために図3のマルチX線ユニット毎に常に1つのX線源が点灯するようにしている。そして、単位ユニット内の線源アレイのX線源が全て消灯している時間がX線ターゲットの表面温度の冷却時間となるように設定されている。これにより、マルチX線源の特性を活かした大きなパワーのX線源を作ることが出来る。
これらのマルチX線源のパワーを取り出しながら、且つ、安全に稼動するためには、図7に示す単位ユニット内の各線源アレイのX線照射時間Δtについて、X線ターゲットの温度限界を超えないように設定を管理することは重要である。
例えば、X線ターゲットの温度の許容値、Tmaxに対して、X線ターゲット表面温度Tmは、マルチX線源の電流、電圧、Δtのパラメータで決定されることから、
Tm=T(電圧、電流、Δt)
Tm < Tmax
となるように、Δtを設定する。これらのデータを事前に関数、または、データとして持つことにより、X線ターゲットに照射する最大のmAs値を決定することでマルチX線源の安全性を高めている。また、1つのX線源におけるX線発生の時間間隔、即ち、電子ビームを照射する時間間隔は、少なくとも電子ビームの照射によって上昇したX線ターゲットの温度が第1の温度以下(To以下)となるまで冷却される期間である。
なお、X線の投影画像に必要なX線量が、このmAs値を上回る場合は、マルチX線源を同位置で必要なX線照射を自動的に繰り返すよう設定することが出来る。このような方法を採用することで、マルチX線源の性能を最大に引き出した状態で撮影することが出来るようになる。
[第3実施形態]
第1実施形態では、2次元に配列したマルチX線源を使った場合の投影画像撮影方法を示した。第3実施形態では、1次元配列のマルチX線源を使った場合の撮影装置及び撮影方法について、図9を使って説明する。
1次元に配列したマルチX線源40とそのマルチX線源に対向した位置に細長い検出器42が置かれている。被写体は1次元配列のマルチX線源40と検出器42に直行する方向に配置される。マルチX線源40は、1次元配列のマルチX線ユニット、および、1次元のユニット内線源アレイを構成するX線源で構成されている。図9の例では、各マルチX線ユニットは、X線源m(1,1)、m(1,2)、m(1,3)を有する。
マルチX線源におけるX線の発生では、第1実施形態と同様に、X線源m(1,1)、m(1,2)、m(1,3)を順次に点灯することと、マルチX線源40を配列方向に移動することが繰り返され、X線投影データが収集される。そして、X線源の配列間隔に相当する幅だけマルチX線源40が走査した段階で、被写体をマルチX線源40におけるX線源の並び方向と直角な方向に移動する。なお、被写体を移動する代わりに、マルチX線源40と検出器42を、X線源の並び方向と直角な方向に、同時に移動する方法を採っても良い。
図10は、マルチX線源40と検出器42が一体に移動する構成例を示した図である。ここでは、マルチX線源40と検出器42が支持部43で固定され、これが台44上の駆動部45によってX線源の発生と同期して移動するようにしている。
以上のように、第3実施形態では、複数のX線焦点が1次元に配列されたマルチX線源40が用いられる。そして、制御装置300は、走査機構34によりマルチX線源31を上記複数のX線焦点の配列方向41へ移動しながらマルチX線源40によるX線の照射を行い、検出器42よりX線の検出信号を取得する。そして、この処理を、マルチX線源40を配列方向41と直交する方向へ移動しながら繰り返すことで、2次元のX線画像情報を得る。なお、検出器42が十分に広い検出面を有する場合は、マルチX線源40の配列方向41と直交する方向への移動では、マルチX線源40のみを移動するようにしてもよい。図9、図10の構成では、検出器42の検出面がマルチX線源40の1照射分の領域に対応しているため、配列方向41と直交する方向への移動においてマルチX線源40と検出器42が共に移動する構成となっている。
以上のように、第3実施形態によれば、一次元のマルチX線源を使うことによって非常にコンパクトで低コストの走査型マルチX線源を用いたX線投影装置を作ることが出来る。
[第4実施形態]
図11は、走査型マルチX線源の駆動機構において、高画質のX線投影データを得る方法を示したものである。高精細のX線画像を得るためには、マルチX線源の姿勢制御の精度を数10μm以下にする必要がある。これを実現する簡便な方法として、第4実施形態の走査型マルチX線源30は、マルチX線源31の走査機構34の他にマルチX線源31の位置を読み取るために光学手段を用いた位置検出器38が取付けられている。この位置検出器38によりX線照射時のマルチX線源31の位置を読み取る。そして、この位置データをX線透過強度のデータ(検出信号)からX線投影画像を変換する際のX線源位置補正データとして使うことで高精度の投影画像の変換が可能となる。
以上説明したように、上記各実施形態によれば、走査型マルチX線装置で取得した透過X線データは、従来の断層画像を得る方法でX線投影画像に変換することが出来る。そのため、マルチX線源の特徴を活かした、小型で高精細な画像を取得可能なX線投影撮影装置を提供することが出来る。
尚、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによって前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したコンピュータプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
コンピュータプログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行なう。

Claims (13)

  1. X線ターゲットに電子ビームを照射することによりX線を発生するX線源を複数備えるマルチX線源と、X線を検出するX線検出器と、前記マルチX線源を前記X線検出器の検出面に沿って移動する移動手段とによる撮影を制御するX線撮影制御装置であって
    前記移動手段を制御することにより、前記マルチX線源を前記X線検出器の検出面に対して相対的に移動させる移動制御手段と、
    前記移動手段による前記マルチX線源の移動と同期して前記マルチX線源によるX線の発生を制御する発生制御手段とを備えることを特徴とするX線撮影制御装置。
  2. 前記発生制御手段は、前記移動手段により前記マルチX線源を隣接するX線焦点の距離にわたって移動させる間に、前記マルチX線源によるX線の複数回の照射を行うように、前記マルチX線源によるX線の発生を制御することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影制御装置。
  3. 前記発生制御手段は、同時にX線を発生させても前記検出面においてX線が相互に干渉しないX線によりグループを形成することで前記複数のX線を複数のグループに分け、グループ毎に前記複数のX線からX線を発生させ、
    前記移動制御手段は、前記複数のグループの全てについてX線発生を終えた後、前記移動手段により前記マルチX線源を移動することを特徴とする請求項1または2に記載のX線撮影制御装置。
  4. 前記複数のX線の各々について、X線を発生させるべく前記電子ビームを照射する間隔は、少なくとも前記電子ビームの照射によって上昇した前記X線ターゲットの温度が第1の温度以下となるまで冷却するのに要する期間であり、前記電子ビームを照射する時間は、前記電子ビームの照射による前記X線ターゲットの温度の上昇が温度の許容値を超えない時間であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のX線撮影制御装置。
  5. 前記複数のX線は2次元に配列され、
    前記移動手段は、前記マルチX線源をX線検出器の検出面に対向する面内で2次元の方向に移動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のX線撮影制御装置。
  6. 前記複数のX線は1次元に配列され、
    前記発生制御手段は、
    前記移動手段により前記マルチX線源を前記複数のX線の配列方向へ移動しながら前記マルチX線源にXを発生させる発生処理を実行し、
    前記移動手段により、前記マルチX線源を前記配列方向と直交する方向へ移動しながら、前記発生処理を繰り返すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のX線撮影制御装置。
  7. 前記移動手段は、前記配列方向と直交する方向への移動においては、前記マルチX線源と前記X線検出器を共に移動させることを特徴とする請求項6に記載のX線撮影制御装置。
  8. 前記発生制御手段の制御により複数回発生されたX線を前記X線検出器で検出して得られる電気信号に基づいて複数のX線投影画像を生成する生成手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のX線撮影制御装置。
  9. 前記マルチX線源の位置を検出する位置検出手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記位置検出手段で検出された前記マルチX線源の位置に基づいて前記電気信号を補正してX線投影画像を生成することを特徴とする請求項に記載のX線撮影制御装置。
  10. 前記発生制御手段及び移動制御手段は、前記移動手段によるマルチX線源の移動と、前記マルチX線源によるX線の発生とを順に繰り返し行うよう制御することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影制御装置。
  11. X線ターゲットに電子ビームを照射することによりX線を発生する複数のX線を有するマルチX線源と、X線を検出するX線検出器と、前記マルチX線源を前記X線検出器の検出面に沿って移動する移動手段とによる撮影を制御するX線撮影制御装置の制御方法であって、
    前記移動手段を制御することにより前記マルチX線源を前記X線検出器の検出面に対して相対的に移動させる移動制御工程と、
    前記移動手段による前記マルチX線源の移動と同期して前記マルチX線源によるX線の発生を制御する発生制御工程とを有することを特徴とするX線撮影制御装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載のX線撮影制御装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項11に記載のX線撮影制御装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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