JP5276379B2 - 回路図設計装置、回路図設計プログラム及び回路図設計方法 - Google Patents
回路図設計装置、回路図設計プログラム及び回路図設計方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5276379B2 JP5276379B2 JP2008211734A JP2008211734A JP5276379B2 JP 5276379 B2 JP5276379 B2 JP 5276379B2 JP 2008211734 A JP2008211734 A JP 2008211734A JP 2008211734 A JP2008211734 A JP 2008211734A JP 5276379 B2 JP5276379 B2 JP 5276379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parameter
- circuit
- value
- setting
- symbol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Description
このとき、接続関係情報生成手段は、設定されたパラメータに基づき、マルチ素子回路の、前記連続形成する回路素子の識別情報と、前記ダミー素子の識別情報と、前記回路素子及び前記ダミー素子の各端子の接続情報とを含む、該マルチ素子回路の接続関係情報を生成する。
このような構成であれば、レイアウト領域に回路記号及び配線パターンがレイアウトされると、接続関係情報生成手段によって、これらレイアウトされた回路記号及び配線パターンの情報と、特定の回路記号に設定されたパラメータとに基づき、マルチ素子回路を構成する各回路素子を含むレイアウトされた各回路記号の示す回路素子の接続関係を示す接続関係情報が生成される。
従って、半導体基板(半導体ウェーハ)に形成される、能動素子(例えば、ダイオード、トランジスタなど)や、受動素子(例えば、抵抗、キャパシタ、インダクタなど)などの回路素子を、同じ回路素子同士で複数を連続接続(例えば、各回路素子の一部を他と共有させてひと繋がりに形成)した構成のマルチ素子回路を含む半導体集積回路を設計(作成)するときに、例えば、手作業で同じ回路記号を1つずつ選択して形成することなく、選択した回路記号に対して連続形成数をパラメータ設定するだけで、該回路記号の回路素子を連続接続した構成のマルチ素子回路を生成することができる。
また、回路素子のマルチ数やダミー素子の数をパラメータで管理するようにしたので、確実にダミー素子を付加することができ、レイアウト検証(LVS)を、より確実に行うことができるという効果が得られる。
また、上記半導体集積回路に係る回路図は、例えば、上記JISに準拠した回路記号や配線パターンで表された回路図であるシンボル回路図や、セル、ブロックなどの回路記号で表されたマスクパターンのレイアウト図であるパターンレイアウト図などが該当する。以下、発明7の回路図設計プログラム、発明8の回路図設計方法において同じである。
更に、複数の回路素子を連続形成したときに、各回路素子の形状などの違いによって生じる動作特性のバラツキを低減するために、例えば、連続形成部の両端にダミー素子として同じ種類、特性の回路素子を付加する。以下、発明7の回路図設計プログラム、発明8の回路図設計方法において同じである。
従って、マルチ素子回路を作成できるMOSトランジスタの回路記号に対して、誤ったパラメータを設定したときや、意図的にパラメータMultiの設定値を変更してパラメータDDM及びSDMの設定値との間に不整合が生じたときなどに、適切な内容のパラメータに自動的に修正することができる。
これにより、MOSトランジスタによって構成されるマルチ素子回路を、適切な回路構成で、より確実に作成することができるという効果が得られる。
具体的に、パラメータ修正手段は、第4の設定内容で設定が行われた場合に、パラメータDDMの設定値及びパラメータSDMの設定値のうちパラメータROWの設定値とは異なる数値が設定されているものを、パラメータROWの設定値となるように修正する。
これにより、MOSトランジスタによって構成されるマルチ素子回路列を、適切な回路構成で、より確実に作成することができるという効果が得られる。
ここで、上記マルチ素子回路列は、各列のマルチ素子回路を構成するMOSトランジスタのゲート領域、ドレイン領域、ソース領域を列方向に共有して構成されるものなどが該当する。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、上記発明1に記載の回路図設計装置と同等の作用および効果が得られる。
このような構成であれば、上記発明1に記載の回路図設計装置と同等の作用及び効果が得られる。
まず、本発明に係る回路図設計装置の機能構成を図1に基づき説明する。図1は、本発明に係る回路図設計装置100の機能構成を示すブロック図である。
回路図設計装置100は、図1に示すように、回路記号情報記憶部10と、回路記号選択部12と、回路パターン編集部14と、回路表示情報生成部16と、回路図表示制御部18とを含んで構成される。
具体的に、回路記号としては、シンボル回路図を生成するためのJISに準拠する回路記号(以下、回路シンボルと称す)や、マスクパターンを生成するためのセルやブロックなどの回路記号(以下、マスクシンボルと称す)などが記憶される。
更に、回路表示情報生成部16は、接続関係情報生成部26から入力された接続関係情報に基づき、回路シンボルから構成されるシンボル回路図又は、セル、ブロックなどのマスクシンボルから構成されるパターンレイアウト図のいずれか指定された方の表示情報を生成して、該表示情報を表示要求と共に回路図表示制御部18に出力する機能を有している。
更に、回路図表示制御部18は、表示色や表示形状などの回路記号の表示方法のルールが設定されている場合に、該ルールに基づき、表示装置に、例えば、パラメータの設定された回路記号の色を、パラメータの設定されていない回路記号の色とは異なる色で表示させたり、パラメータの設定された回路記号の形状を、パラメータの設定されていない回路記号の形状とは異なる形状で表示させたりする機能を有している。
パラメータ設定部20は、ダイオード、トランジスタなどの能動素子、抵抗、キャパシタンス(コンデンサ)、インダクタンス(コイル)などの受動素子に対応する回路シンボルを選択したときに、選択した回路シンボルがマルチ素子回路を構成可能な場合に、入力装置を介した利用者からの操作入力に応じて、選択した回路シンボルに対して、各種パラメータを設定する機能を有している。
例えば、回路素子がMOSトランジスタの場合は、Nチャンネル型のMOSトランジスタ(NMOS)又はPチャンネル型のMOSトランジスタ(PMOS)の行方向となる所定の一方向への連続形成数(Multi=<Multi>)、チャンネルサイズ(W(チャンネル幅)/L(チャンネル長)=<W>/<L>)、該NMOS又はPMOSと同じ回路素子のダミーMOSの前記連続形成してなる本体部の端部ドレイン側(以下、ドレイン端部と称す)への形成数(Multi=<DDM(Drain Dummy Multi)>)、ダミーMOSの本体部分の端部ソース側(以下、ソース端部と称す)への形成数(Multi=<SDM(Source Dummy Multi)>)、前記本体部とダミー素子とからなるマルチ素子回路を、前記行方向と垂直な方向である列方向に連続して形成する列数(ROW=<ROW>)などがパラメータとして設定できる。
ここで、図2は、パラメータ設定可能なNMOSの回路シンボルの一例と、パラメータ設定後のマルチ素子回路のシンボル回路図の一例とを示す図である。
パラメータ修正部24は、パラメータ判定部22において、設定内容に誤りがあると判定されたときに、誤りのあった設定内容を、予め設定された修正ルールに従って修正する機能を有している。
接続関係情報生成部26は、回路パターン編集部14でレイアウトされて構成された回路の接続関係情報を生成する機能と、予め設定されたルールに基づきパラメータ設定部20で設定されたパラメータに基づきマルチ素子回路の接続関係情報を生成する機能とを有している。生成された接続関係情報は、回路図情報記憶部28に記憶される。本実施の形態においては、更に、生成された接続関係情報のうちマルチ素子回路の接続関係情報は、回路表示情報生成部16に出力される。ここで、接続関係情報は、各回路素子(セル)の接続関係をテキストなどで表現した情報(ネットリストなど)である。
以上の構成によって、回路図表示制御部18は、表示情報に基づき表示装置の表示制御を行ない、シンボル回路図又はパターンレイアウト図を表示装置の表示画面上に表示する。
ここで、図3は、NMOSで構成されたマルチ素子回路のパターンレイアウト図の一例を示す図である。
ここで、図5は、マルチ素子回路の生成処理を示すフローチャートである。
CPU60によって、専用のコンピュータプログラムの実行が開始されると、図5に示すように、まず、ステップS100に移行し、回路記号選択部12において、入力装置74を介した利用者からの操作入力に基づき、回路シンボルの選択画面又はレイアウト領域にレイアウト(表示)されたシンボル回路図から、回路シンボルが選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS102に移行し、そうでない場合(No)は、選択されるまで判定処理を繰り返す。
ステップS104に移行した場合は、パラメータ設定部20において、入力装置74を介した利用者からの操作入力に基づき、選択された回路シンボルに対してパラメータの入力指示があったか否かを判定し、入力指示があったと判定した場合(Yes)は、ステップS106に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS100に移行する。
このパラメータの入力画面は、例えば、選択された回路シンボルがMOSトランジスタであれば、本体MOSの連続形成数(Multi)、ダミーMOSの形成数(DDM,SDM)、各MOSのチャンネルサイズ(W/L)、マルチ素子回路の列方向の連続形成数(ROW)などのパラメータ設定項目と、各項目に対する数値入力用のボックスとが表示された画面となる。
ステップS110に移行した場合は、パラメータ判定部22において、パラメータ判定処理を実行して、ステップS112に移行する。
ステップS114に移行した場合は、接続関係情報生成部26において、選択された回路シンボルに対して設定されたパラメータに基づき、該回路シンボルの回路素子によって構成されるマルチ素子回路の接続関係情報を生成し、該生成した接続関係情報を回路表示情報生成部16に出力して、ステップS116に移行する。
ステップS118では、回路表示情報生成部16において、ステップS114で生成された接続関係情報と、ステップS116で決定された表示方法とに基づき、マルチ素子回路を示す回路シンボルの表示情報を生成し、これを表示要求と共に回路図表示制御部18に出力して、ステップS120に移行する。
なお、本実施の形態においては、回路表示情報生成部16に対して、選択した回路シンボルに対するマルチ素子回路を示すパターンレイアウト図の表示指示を行うことができる。この表示指示を行うことによって、回路表示情報生成部16は、ステップS114で生成された接続関係情報と、ステップS116で決定された表示方法とに基づき、マルチ素子回路のパターンレイアウト図の表示情報を生成し、回路図表示制御部18は、この表示情報に基づき、レイアウト領域内又は別ウィンドウにマルチ素子回路のパターンレイアウト図を表示する。
ここで、図6は、パラメータ判定部22におけるMOSトランジスタの回路シンボルに対するパラメータ判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS110に移行し、パラメータ判定処理が開始されると、図6に示すように、まず、ステップS200に移行し、パラメータ判定部22において、パラメータROWの値は「2」以上か否かを判定し、「2」以上であると判定した場合(Yes)は、ステップS202に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS220に移行する。
ステップS204では、パラメータ判定部22において、ステップS202の除算結果は割り切れた値か否かを判定し、割り切れた値であると判定した場合(Yes)は、ステップS206に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS218に移行する。
ステップS208では、パラメータ判定部22において、パラメータColumnの設定値は奇数か否かを判定し、奇数であると判定した場合(Yes)は、ステップS210に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS216に移行する。
ステップS212に移行した場合は、パラメータ判定部22において、第4の設定内容による誤りと判定し、該判定結果をパラメータ修正部24に出力して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
また、ステップS208において、パラメータColumnの設定値が偶数で、ステップS216に移行した場合は、パラメータ判定部22において、パラメータDDM又はSDMに、パラメータROWの設定値をM倍(Mは2以上の偶数)した値とは異なる値が設定されているか否かを判定し、設定されていると判定した場合(Yes)は、ステップS218に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS214に移行する。
一方、ステップS204において、ステップS202の除算結果が割り切れずにステップS220に移行した場合は、パラメータColumnに除算結果の小数部分を切り捨てた値を設定して、ステップS208に移行する。
ステップS226に移行した場合は、パラメータ判定部22において、第1の設定内容による誤りと判定し、該判定結果をパラメータ修正部24に出力して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
ステップS230に移行した場合は、パラメータ判定部22において、第2の設定内容による誤りと判定し、該判定結果をパラメータ修正部24に出力して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
ステップS236に移行した場合は、パラメータ判定部22において、パラメータSDMに「0」が設定され、パラメータDDMに所定の偶数値が設定されているか否かを判定し、設定されていると判定した場合(Yes)は、ステップS214に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS238に移行する。
ここで、図7は、パラメータ修正部24における、MOSトランジスタに対するパラメータ修正処理を示すフローチャートである。
ステップS122に移行し、パラメータ修正処理が開始されると、図7に示すように、まず、ステップS300に移行し、パラメータ修正部24において、ステップS112の判定結果が第1の設定内容による誤り判定か否かを判定し、そうである場合(Yes)は、ステップS302に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS308に移行する。
ステップS304に移行した場合は、パラメータ修正部24において、パラメータDDMが「0」に且つパラメータSDMが所定の偶数値となるように修正して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
また、ステップS300において、第1の設定内容による誤り判定ではなく、ステップS308に移行した場合は、パラメータ修正部24において、ステップS112の判定結果が第2の設定内容による誤り判定か否かを判定し、そうである場合(Yes)は、ステップS310に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS312に移行する。
一方、ステップS312に移行した場合は、パラメータ修正部24において、ステップS112の判定結果が第3の設定内容による誤り判定か否かを判定し、そうであると判定した場合(Yes)は、ステップS314に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS316に移行する。
また、ステップS316に移行した場合は、パラメータ修正部24において、ステップS112の判定結果が第4の設定内容による誤り判定か否かを判定し、そうであると判定した場合(Yes)は、ステップS318に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS320に移行する。
一方、ステップS320に移行した場合は、パラメータ修正部24において、本体MOS部の両端がソース領域か否かを判定し、そうである場合(Yes)は、ステップS322に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS324に移行する。
また、ステップS324に移行した場合は、パラメータ修正部24において、パラメータSDMの設定値が「0」に且つパラメータDDMの設定値がパラメータROWの設定値をM倍した数値となるようにこれら設定値を修正して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
ここで、図8は、接続関係情報生成部26における、MOSトランジスタに対する接続関係情報生成処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS114に移行し、接続関係情報生成処理が開始されると、図8に示すように、まず、ステップS400に移行し、接続関係情報生成部26において、パラメータROWの設定値が「2」以上であるか否かを判定し、「2」以上であると判定した場合(Yes)は、ステップS402に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS404に移行する。
ステップS404では、接続関係情報生成部26において、パラメータDDMが「0」で且つパラメータSDMが「0」であるか否かを判定し、双方が「0」であると判定した場合(Yes)は、ステップS406に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS414に移行する。
ステップS408では、接続関係情報生成部26において、パラメータROWの設定値が「2」以上であるか否かを判定し、「2」以上であると判定した場合(Yes)は、ステップS410に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS412に移行する。
ステップS412では、接続関係情報生成部26において、生成した接続関係情報を、回路表示情報生成部16に出力すると共に回路図情報記憶部28に保存して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
ステップS416に移行した場合は、接続関係情報生成部26において、パラメータMultiの設定値<Multi>に基づき、ダミーPMOSを付加していない状態の、<Multi>個のPMOSが連続して接続された構成の本体PMOS部だけのマルチ素子回路の接続関係情報を生成してRAM62に記憶し、ステップS418に移行する。
ステップS420に移行した場合は、接続関係情報生成部26において、パラメータDDMの設定値に基づき、本体PMOS部のドレイン端部にダミーPMOSを接続する情報を、RAM62に記憶された接続関係情報に追加して、ステップS422に移行する。
ステップS424に移行した場合は、接続関係情報生成部26において、本体PMOS部のソース端部にダミーPMOSを接続する情報を、RAM62に記憶された接続関係情報に追加して、ステップS426に移行する。
ステップS428では、接続関係情報生成部26において、ダミーPMOS又はダミーNMOSの接続されていない端子をフローティングにする情報を、RAM62に記憶された接続関係情報に追加して、ステップS408に移行する。
ステップS434に移行した場合は、接続関係情報生成部26において、パラメータDDMの設定値に基づき、本体NMOS部のドレイン端部にダミーNMOSを接続する情報を、RAM62に記憶された接続関係情報に追加して、ステップS436に移行する。
ステップS438に移行した場合は、接続関係情報生成部26において、本体NMOS部のソース端部にダミーNMOSを接続する情報を、RAM62に記憶された接続関係情報に追加して、ステップS440に移行する。
なお、上記生成されたマルチ素子回路の接続関係情報は、最終的に、レイアウト領域にレイアウトされた回路全体の接続関係情報における、対応する回路シンボルに対応付けられて回路図情報記憶部28に保存されるか、回路全体の接続関係情報における、対応する回路シンボルの接続関係情報を置き換えて回路図情報記憶部28に保存される。
ここで、図9は、回路表示情報生成部16における表示方法決定処理を示すフローチャートである。
ステップS502に移行した場合は、回路表示情報生成部16において、表示形状に関するルールに基づきマルチ素子回路の回路シンボルの表示形状を決定して、ステップS504に移行する。
ステップS506に移行した場合は、回路表示情報生成部16において、表示色に関するルールに基づき、マルチ素子回路の回路シンボルの表示色を決定して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
ここで、図10は、回路図設計装置100におけるパターンレイアウト図の編集処理を示すフローチャートである。
CPU60によって専用のプログラムが実行され、パターンレイアウト図の編集処理が開始されると、図10に示すように、まず、ステップS600に移行し、回路表示情報生成部16において、入力装置74を介した利用者からの指定接続関係情報のパターンレイアウト図の表示指示があったか否かを判定し、あったと判定した場合(Yes)は、回路表示情報生成部16において、指定接続関係情報に基づき、そのパターンレイアウト図の表示情報を生成し、該生成した表示情報を表示要求と共に回路図表示制御部18に出力する。更に、回路図表示制御部18において、入力された表示情報に基づき表示装置72を制御して、表示画面上にパターンレイアウト図を表示して、ステップS604に移行する。
本実施の形態において、編集指示内容としては、具体的に、パターンレイアウト図における、マルチ素子回路又は複数のマルチ素子回路列の列数の変更指示、マルチ素子回路又はマルチ素子回路列の各本体MOS部の連続形成数の変更指示、マルチ素子回路を構成するMOSトランジスタのPMOSからNMOSへ又はNMOSからPMOSへのいずれかへの変換指示、複数のマルチ素子回路又は複数のマルチ素子回路列の共有合成指示、複数のマルチ素子回路又は複数のマルチ素子回路列の所定合体構成(例えば、コモン・セントロイドなど)の合体合成指示などが可能である。
ステップS608では、パラメータ修正部24において、ステップS606の編集結果に基づき、マルチ素子回路が編集されたか否かを判定し、編集されたと判定した場合(Yes)は、ステップS610に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS612に移行する。
ステップS612では、接続関係情報生成部26において、ステップS606の編集結果及びステップS610のパラメータ修正結果に基づき接続関係情報を変更して、ステップS614に移行する。
ステップS616に移行した場合は、接続関係情報生成部26において、編集内容の反映された接続関係情報、パラメータ設定値などの回路図の情報を回路図情報記憶部28に記憶して、ステップS600に移行する。
ここで、図11は、パラメータ修正部24の、パターンレイアウト図におけるMOSトランジスタのマルチ素子回路の編集処理に対するパラメータ修正処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS708に移行した場合は、パラメータ修正部24において、パラメータDDM及びSDMの設定値を、修正後のパラメータROWの設定値をN倍した数値に修正して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
ステップS712に移行した場合は、パラメータ修正部24において、パラメータDDMの設定値は「0」か否かを判定し、「0」であると判定した場合(Yes)は、ステップS714に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS716に移行する。
また、ステップS716に移行した場合は、パラメータ修正部24において、パラメータDDMの設定値を「0」に且つパラメータSDMの設定値を、修正後のパラメータROWの設定値をM倍した数値に修正して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
ステップS722に移行した場合は、パラメータ修正部24において、パラメータDDMの設定値を、修正後のパラメータROWの設定値をM倍した数値に修正して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
また、ステップS700において、マルチ素子回路の列数が変更されずに、マルチ素子回路の供給合成処理が行われたか否かを判定し、行われたと判定した場合(Yes)は、ステップS728に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS730に移行する。
一方、ステップS730に移行した場合は、パラメータ修正部24において、合体合成処理を行われたか否かを判定し、行われたと判定した場合(Yes)は、ステップS732に移行し、そうでない場合(No)は、マルチ素子回路への他の編集内容に基づき、パラメータの設定値を修正して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
ステップS734では、パラメータ修正部24において、ステップS732の再計算結果に基づき、各マルチ素子回路のパラメータSDM及びDDMの設定値を修正して、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
ここで、図12(a)は、NMOSの回路シンボルの一例を示す図であり、(b)は、(a)の回路シンボルに対するパラメータ入力画面の一例を示す図である。また、図13(a)〜(d)は、パラメータの設定されたNMOSの回路シンボルの表示形状の例を示す図である。また、図14(a)〜(c)は、パラメータMultiの値を「4」にしたときのマルチ素子回路のパターンレイアウト図の例を示す図である。また、図15(a)は、パラメータ設定可能なPMOSの回路シンボルの一例を示す図であり、(b)は、(a)の回路シンボルに対するマルチ素子回路の回路構成の一例を示す図である。また、図16(a)は、パラメータ入力画面の一例を示す図であり、(b)は、パラメータROWの値を「2」にしたときのマルチ素子回路のパターンレイアウト図の一例を示す図である。また、図17は、マルチ素子回路の共有合成の一例を示す図である。また、図18は、マルチ素子回路の合体合成の一例を示す図である。
いま、入力装置74を介して利用者からの、既に作成された接続関係情報に対する回路図の表示指示があったとする。回路表示情報生成部16は、表示指示(接続関係情報の指定及び図の表示形式の指定を含む)に応じて、回路図情報記憶部28から、指定された接続関係情報を読み出し、指示に応じた表示形態の回路図(シンボル回路図又はパターンレイアウト図)の表示情報を生成する。
ここでは、MOSトランジスタの回路シンボルを含む複数種類の回路シンボル及び配線パターンによって表されたシンボル回路図が表示され、編集モード1に移行したとする。
ここで、NMOSの回路シンボルは、図12(a)に示すように、NMOS本体部0800と、第1〜第5パラメータ表示領域0804〜0808とを含んで構成されている。
第1のパラメータ表示領域0804は、NMOS本体部のドレインに付加するダミーNMOSの数を示すパラメータ情報「DDM=<DDM>」を表示する領域であり、第4パラメータ表示領域0807は、NMOS本体部のソースに付加するダミーNMOSの数を示すパラメータ情報「SDM=<SDM>」を表示する領域である。ここで、<DDM>、<SDM>には入力装置74を介して入力された数値が設定される。
NMOSの回路シンボルの場合に、パラメータ項目0821は、チャンネル幅「W」、同0822はチャンネル長「L」、同0823は、NMOS本体部の連続形成数「Multi」、同0824は、ドレイン端部側のダミーNMOSの形成数「DDM」、同0825は、ソース端部側のダミーNMOSの形成数「SDM」、同0826は、マルチ素子回路の連続形成数「ROW」となる。
図12(b)の例では、入力ボックス0831にチャンネル幅「10μ」が、同0832にチャンネル長「1μ」が、同0833に連続形成数「3」が、同0834にドレイン端部側のダミーNMOSの形成数「1」が、同0835にソース端部側のダミーNMOSの形成数「1」が、同0836にマルチ素子回路の連続形成数「1」がそれぞれ入力されている。以下、これを設定内容Aとする。
パラメータ判定処理が開始されると、まず、パラメータROWの設定値は「1」であるので(ステップS200の「No」の分岐)、パラメータMultiの設定値が偶数で且つ本体NMOS部の両端部はソース領域か否かを判定する。ここでは、パラメータMultiの設定値は「3」であり奇数となるので(ステップS222,S232の「No」の分岐)、パラメータの設定値は正しいと判定される(ステップS214)。
一方、入力ボックス0831にチャンネル幅「10μ」が、同0832にチャンネル長「1μ」が、同0833に連続形成数「4」が、同0834にドレイン端部側のダミーNMOSの形成数「1」が、同0835にソース端部側のダミーNMOSの形成数「1」が、同0836にマルチ素子回路の連続形成数「1」がそれぞれ入力されているとする。以下、これを設定内容Bとする。
パラメータ修正処理が開始されると、パラメータ修正部24は、まず、第1〜第5の設定内容のうち、どの設定内容による誤りかを判定する。設定内容Bは、第1の設定内容による誤りであり(ステップS300の「Yes」の分岐)、更に、本体NMOS部の両端はソース領域であるので(ステップS302の「Yes」の分岐)、パラメータDDMの現在の設定値「1」を「0」に修正し、パラメータSDMの現在の設定値「1」を所定の偶数値に修正する(ステップS304)。ここでは、所定の偶数値を「2」で固定する。従って、パラメータSDMの現在の設定値「1」が「2」に修正される。なお、所定の偶数値は、「2」に限らず、マルチ素子回路の特性に応じて、4、6、8などの別の偶数値としてもよい。
同様に、設定内容Cは、第1の設定内容による誤りであり(ステップS300の「Yes」の分岐)、更に、本体NMOS部の両端はドレイン領域であるので(ステップS302の「No」の分岐)、パラメータSDMの現在の設定値「1」を「0」に修正し、パラメータDDMの現在の設定値「1」を「2」に修正する(ステップS306)。
また、設定内容Dは、第2の設定内容による誤りであるので(ステップS308の「Yes」の分岐)、パラメータSDMの現在の設定値「0」を「2」に修正し、パラメータDDMの現在の設定値「1」を「0」に修正する(ステップS310)。
このようにして、パラメータの設定内容が正しい内容に設定されると、次に、接続関係情報生成部26において、設定されたパラメータに基づき、選択されたNMOSの回路シンボルに対するマルチ素子回路の接続関係情報の生成処理が実行される(ステップS114)。
また、設定内容Dの場合は、設定内容Bと同じ接続関係情報が生成される。
このようにして、NMOSの回路シンボルに対するマルチ素子回路の接続関係情報が入力されると、回路表示情報生成部16は、まず、予め設定された表示方法のルールと、パラメータの設定内容とに基づき、マルチ素子回路の回路シンボルの表示方法を決定する表示方法決定処理を実行する(ステップS116)。
設定内容Aの場合は、パラメータSDM及びDDMの設定値が共に「1」となっているので、表示形状ルール4に従って、図13(d)に示す表示形状に決定される。
一方、設定内容Bの場合は、パラメータSDMの設定値が「2」に、パラメータDDMの設定値が「0」となっているので、図13(c)に示す表示形状に決定される。
なお、本実施の形態においては、マルチ素子回路のパターンレイアウト図についても表示形状に関する表示形状ルールがあり、図3に示すように、ダミーNMOSのゲートの形状を本体NMOS部のゲートの形状と異なる形状にするルールがある。図3の例は、表示形状ルール4に対応した形状となる。このことは、PMOSについても同様である。
回路表示情報生成部16は、表示形状が決定すると、次に、NMOSの回路シンボルに対する表示色に関するルール、又はマルチ素子回路のパターンレイアウト図の表示色に関するルールがあるか否かを判定する(ステップS504)。
具体的に、表示色に関するルールとして、パラメータの設定されたNMOSの回路シンボルを黄色表示し、パラメータの設定されていない回路シンボルを緑色表示する表示色ルール1と、マルチ素子回路のパターンレイアウト図における、本体NMOS部のゲートを黄色表示し、ダミーNMOS部のゲートを紫色表示する表示色ルール2とが設定されているとする。
このようにして、表示方法が決定されると、次に、選択した回路シンボルに対するマルチ素子回路の回路シンボルを、決定された表示方法で表示する表示情報を生成し、この表示情報を表示要求と共に回路図表示制御部18に出力する(ステップS118)。
更に、この黄色表示された回路シンボルに対するマルチ素子回路のパターンレイアウト図の表示指示があった場合は、回路表示情報生成部16は、該回路シンボルに設定されたパラメータと上記表示形状ルール及び表示色ルール2とに基づき、パターンレイアウト図の表示方法を決定すると共に、該決定された表示方法と接続関係情報とに基づきパターンレイアウト図の表示情報を生成する。そして、該表示情報を表示要求と共に回路図表示制御部18に出力する。
具体的に、設定内容Aに対するパターンレイアウト図は、図14(a)に示すように、本体NMOS部が、3つのNMOSが行方向に連続形成され、その両端部の一方がソース領域に他方がドレイン領域となっている。そして、両端部には、本体NMOS部とはゲートの表示形状が異なるダミーNMOSがそれぞれ1つずつ付加形成されたものとなる。
また、設定内容Cに対するパターンレイアウト図は、図14(c)に示すように、本体NMOS部が、4つのNMOSが行方向に連続形成され、その両端部がドレイン領域となっている。そして、両端部には、本体NMOS部とはゲートの表示形状が異なるダミーNMOSがそれぞれ1つずつ付加形成されている。
なお、本実施の形態では、本体NMOS部は緑色に、ダミーNMOS部は紫色で表示される。
ここで、PMOSの回路シンボルは、図15(a)に示すように、PMOS本体部1000と、第1〜第5パラメータ表示領域1004〜1008とを含んで構成されている。
第1のパラメータ表示領域1004は、PMOS本体部のドレインに付加するダミーPMOSの数を示すパラメータ情報「SDM=<SDM>」を表示する領域であり、第4パラメータ表示領域1007は、PMOS本体部のソースに付加するダミーPMOSの数を示すパラメータ情報「DDM=<DDM>」を表示する領域である。ここで、<SDM>、<DDM>には入力装置74を介して入力された数値が設定される。
パラメータ修正処理が開始されると、パラメータ修正部24は、まず、第1〜第5の設定内容のうち、どの設定内容による誤りかを判定する。設定内容E及びFは、第4の設定内容による誤りであるので(ステップS316の「Yes」の分岐)、パラメータDDMの設定値「3」をパラメータROWの設定値「2」に修正し、パラメータSDMの設定値「2」はそのままとする(ステップS318)。
また、設定内容Gは、第5の設定内容による誤りであり(ステップS316の「No」の分岐)、パラメータColが「2」となっているので、次に、本体PMOS部の両端がソース領域か否かを判定する(ステップS320)。NMOSと同様に、中心がソース領域であれば両端がソース領域とし、中心がドレイン領域であれば両端もドレイン領域であるとして、中心の領域の種類に基づきソース領域であるか否かを判定する。
一方、両端がドレイン領域である場合は(ステップS320の「No」の分岐)、パラメータDDMの現在の設定値「3」を、パラメータROWの設定値「3」を2倍にした「6」に修正し、パラメータSDMの現在の設定値「2」を「0」に修正する(ステップS324)。
このようにして、パラメータの設定内容が正しい内容に設定されると、次に、接続関係情報生成部26において、設定されたパラメータに基づき、選択されたNMOSの回路シンボルに対するマルチ素子回路の接続関係情報の生成処理が実行される(ステップS114)。
同様に、ダミーPMOSの回路シンボル1011、1021の回路部分の右横の1015、1025は、チャンネルサイズ(W/L)の情報であり、1014、1027は、本体PMOS部の連続形成数(Multi)の情報であり、1016、1028は、マルチ素子回路の連続形成数(ROW)の情報である。
設定内容E及びFの接続関係情報に基づき、パターンレイアウト図を表示すると、図16(b)に示すように、本体NMOS部が、4つのNMOSが行方向に連続形成され、その両端部がソース領域となっている。そして、両端部には、本体NMOS部とはゲートの表示形状が異なるダミーNMOSがそれぞれ1つずつ付加形成されている。このような構成のマルチ素子回路がゲート領域を共有して列方向に2つ連続して形成されたものとなる。
ここでは、利用者からの入力装置74を介した表示指示に応じて(ステップS600の「Yes」の分岐)、MOSトランジスタのマルチ素子回路を含むマスクパターンによって構成されるパターンレイアウト図が表示され、編集モード2に移行したとする(ステップS602)。
この編集処理によって、マルチ素子回路が編集されたことになるので(ステップS608の「Yes」の分岐)、パラメータ修正部24において、この編集結果に基づき、パラメータ修正処理が実行される。
この場合は、まず、パラメータColの設定値が奇数か否かを判定する(ステップS706)。パラメータColの設定値は「Muti/ROW=6/2=3」であるので(ステップS706の「Yes」の分岐)、ここでは、各マルチ素子回路のダミーMOSの数をソース端部及びダミー端部にそれぞれ1つずつとすることとして、パラメータSDMの現在の設定値「2」をそのままに、パラメータDDMの現在の設定値「0」をパラメータROWの設定値である「2」に修正する。つまり、ROWの設定値を1倍(N=1)にした値を設定する。これにより、編集後のマルチ素子回路のパラメータ設定値が、パラメータMulti、SDM、DDM、ROWが、それぞれ「6」、「2」、「0」、「1」であったものが、「6」、「2」、「2」、「2」へと編集内容に応じた適切な設定値に自動的に修正される。
この場合は、まず、パラメータColの設定値が奇数か否かを判定する(ステップS706)。パラメータColの設定値は「4/2=2」であるので(ステップS706の「No」の分岐)、次に、本体MOS部の両端がソース領域か否かを判定する(ステップS710)。両端がソース領域の場合は(ステップS710の「Yes」の分岐)、次に、パラメータDDMの設定値が「0」か否かを判定する(ステップS712)。パラメータDDMの設定値は「1」であるので(ステップS712の「No」の分岐)、パラメータSDMの現在の設定値「1」をパラメータROWの設定値を2倍(ここではM=2に設定)にした数値である「4」に修正すると共に、パラメータDDMの現在の設定値「1」を「0」に修正する(ステップS716)。
また、パラメータMulti、SDM、DDM、ROWの設定値が、それぞれ「4」、「4」、「0」、「2」の、第1のマルチ素子回路(以下、パラメータROWの設定値が「2」以上のマルチ素子回路を、マルチ素子回路列と称す)と第2のマルチ素子回路列とを、図17に示すように、それぞれの一端のソース領域を共有して合成した場合の動作を説明する。
これにより、共有合成処理後において、第1及び第2のマルチ素子回路列のパラメータ設定値が、パラメータMulti、SDM、DDM、ROWが、それぞれ「4」、「4」、「0」、「2」であったものが、「4」、「2」、「0」、「2」へと編集内容に応じた適切な設定値に自動的に修正される。
図18の例では、コモンセントロイド型の配置で合体したイメージを判り易くするため、第2のマルチ素子回路列のゲート幅を、第1のマルチ素子回路列のゲート幅よりも広くしてある。共有合成処理のケースと同様、パラメータColの設定値が「8/2=4」と偶数となるので、第1及び第2のマルチ素子回路列は、共にパラメータSDMの設定値が「4」でパラメータDDMの設定値が「0」となる。
ここでは、合体方法が1221と定義されているので、内側に配置される第2のマルチ素子回路列のダミーMOSが不要となる。また、第1及び第2のマルチ素子回路列の本体MOS部の両端は、ソース領域となっているので、第2のマルチ素子回路列におけるパラメータSDMの設定値が再計算され、「0」が算出される。これにより、第2のマルチ素子回路列のパラメータSDMの設定値「4」が「0」へと修正される(ステップS734)。
以上、本実施の形態の回路図設計装置100は、マルチ素子回路を構成可能な回路素子に対して、回路素子の連続形成数やダミー素子の形成数などを含むパラメータを設定することで、その設定されたパラメータ値とそれに対応付けて予め設定されたルールとに基づき、付加的な回路素子(ダミー素子、電源端子、接地端子など)および配線パターンを含むマルチ素子回路の接続関係情報(ネットリスト)を生成することができる。
例えば、MOSトランジスタの回路シンボルに対してパラメータが設定されたとき、または設定されたパラメータの一部が変更されたきに、例えば、パラメータSDM及びDDMなどの設定内容が正しいか誤りかを判定し、誤りであったときに、正しい設定内容に自動的に修正することができる。これによって、誤りがあった場合の手入力による変更を不要にできると共に、検証(LVS)を確実に行うことができる。
これにより、似たような構成のマルチ素子回路を1種類の回路シンボルで表すことができるため、レイアウトした回路シンボルを探す手間を軽減できる。
更に、パラメータの設定内容次第で、回路素子に他の素子および配線を付加しないシンプルな接続関係情報を生成することもできるため、必要な場合にのみ、かつ、必要な回路素子にのみ、付加的な回路素子および配線を接続することができる。
また、上記実施の形態においては、パラメータの設定された(マルチ素子回路の生成された)回路シンボルを、表示形状及び表示色に関するルールに従って、パラメータの設定されていない回路シンボルとは異なる表示形状及び表示色で表示する構成としたが、これに限らず、表示形状及び表示色のいずれか一方のみをパラメータの設定されていない回路シンボルとは異なる表示形状及び表示色で表示する構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、マルチ素子回路に対応する回路シンボルの表示形状を、図13(a)〜(d)に示す形状とし、マルチ素子回路のパターンレイアウト図におけるダミーMOSのゲートの表示形状を、図3に示す形状としたが、これらに限らず、他の形状で表現するようにしてもよい。
10 回路記号情報記憶部
12 回路記号選択部
14 回路パターン編集部
16 回路表示情報生成部
18 回路図表示制御部
20 パラメータ設定部
22 パラメータ判定部
24 パラメータ修正部
26 接続関係情報生成部
28 回路図情報記憶部
60 CPU
62 RAM
64 ROM
66 I/F
68 バス
70 記憶装置
72 表示装置
74 入力装置
Claims (8)
- 表示装置の画面上に表示されるレイアウト領域に、半導体集積回路を構成する各種回路素子に対応する回路記号と配線パターンとをレイアウトすることで、前記半導体集積回路に係る回路図を設計することが可能な回路図設計装置であって、
前記回路図の設計に係る前記回路記号を選択する回路記号選択手段と、
前記回路記号選択手段で選択された前記回路記号のうち特定の回路記号に対して、該特定の回路記号の示す回路素子の連続形成数を示すパラメータと、該連続形成数の回路素子を連続して一繋がりに形成して成るマルチ素子回路の動作特性のバラツキを低減するための付加素子であるダミー素子の形成数を示すパラメータとを含むパラメータを設定するパラメータ設定手段と、
前記パラメータ設定手段で前記特定の回路記号に対して前記パラメータが設定されたときに、該設定されたパラメータの内容が正しいか誤りかを判定するパラメータ判定手段と、
前記パラメータ判定手段の判定結果が誤りであるという判定結果であったときに、前記特定の回路記号に対して設定されたパラメータを予め設定された修正方法に基づき正しい内容に修正するパラメータ修正手段と、
前記レイアウト領域にレイアウトされた回路記号及び配線パターンの情報と、前記パラメータ設定手段で設定されたパラメータとに基づき、前記マルチ素子回路を構成する各回路素子を含む前記レイアウトされた各回路記号の示す回路素子の接続関係を示す接続関係情報を生成する接続関係情報生成手段と、
前記接続関係情報に基づき前記回路記号及び前記配線パターンを含んで構成されるシンボル回路図を表示する回路図表示手段と、を備え、
前記接続関係情報生成手段は、前記設定されたパラメータに基づき、前記マルチ素子回路の、前記連続形成する回路素子の識別情報と、前記ダミー素子の識別情報と、前記回路素子及び前記ダミー素子の各端子の接続情報とを含む、該マルチ素子回路の接続関係情報を生成することを特徴とする回路図設計装置。 - 前記パラメータ設定手段は、前記回路記号選択手段でMOSトランジスタの回路記号が選択されたときに、該MOSトランジスタの回路記号に対して、該MOSトランジスタの連続形成数を示すパラメータMultiと、該M個のMOSトランジスタを、ドレインとソースの領域を行方向となる一方向に交互に反復させながら一繋がりに形成したときの前記行方向の端部のドレイン領域に付加されるダミーMOSトランジスタの形成数を示すパラメータDDMと、前記行方向の端部のソース領域に付加されるダミーMOSトランジスタの形成数を示すパラメータSDMとを含むパラメータを設定することが可能であり、
前記パラメータ判定手段は、前記パラメータMultiが偶数値に設定され且つ前記行方向の両端部が共にソース領域又はドレイン領域となるときに、前記パラメータDDM及び前記パラメータSDMにそれぞれ0以外の数値が設定される第1の設定内容と、前記パラメータMultiが偶数値に設定され且つ前記行方向の両端部が共にソース領域となるときに、前記パラメータDDMに0が設定され且つ前記パラメータSDMに1以下の数値又は3以上の奇数値が設定される第2の設定内容と、前記パラメータMultiが偶数値に設定され且つ前記行方向の両端部がドレイン領域となるときに、前記パラメータDDMに1以下の数値又は3以上の奇数値が設定され且つ前記パラメータSDMに0が設定される第3の設定内容とのうちいずれか1つの設定内容で、前記MOSトランジスタの回路記号に対してパラメータが設定されたときに、該パラメータの設定内容が誤りであると判定し、
前記パラメータ修正手段は、前記第1の設定内容による誤り判定に対して、前記行方向の両端部が共にソース領域のときは、前記パラメータDDMの設定値が0で且つ前記パラメータSDMの設定値が所定の偶数値となるように設定値を修正し、前記行方向の両端部がドレイン領域のときは、前記パラメータDDMの設定値が所定の偶数値で且つ前記パラメータSDMの設定値が0となるように設定値を修正し、前記第2の設定内容による誤り判定に対して、前記パラメータSDMの設定値を所定の偶数値に修正し、前記第3の設定内容による誤り判定に対して、前記パラメータDDMの設定値を所定の偶数値に修正することを特徴とする請求項1に記載の回路図設計装置。 - 前記パラメータ設定手段は、前記回路記号選択手段でMOSトランジスタの回路記号が選択されたときに、前記パラメータMultiと、前記パラメータDDMと、前記パラメータSDMと、前記マルチ素子回路の前記行方向と直交する方向である列方向の形成数を示すパラメータROWとを含むパラメータを設定することが可能であり、
前記接続関係情報生成手段は、前記パラメータROWに2以上の数値が設定されたときに、前記パラメータMultiの設定値を前記パラメータROWの設定値で割った数値をMOSトランジスタの前記連続形成数としたマルチ素子回路を、前記パラメータROWの数だけ前記列方向に連続して接続した構成のマルチ素子回路列の各回路素子の接続関係を示す接続関係情報を生成し、
前記パラメータMultiの設定値(2以上の整数)を前記パラメータROWの設定値(Mの設定値>ROWの設定値≧1の整数)で除算した除算結果の数値をカラムパラメータの数値とし、前記パラメータMultiの設定値が前記パラメータROWの設定値で割り切れるときに、
前記パラメータ判定手段は、前記パラメータROWが2以上の整数値に設定され且つ前記カラムパラメータの数値が奇数値となり、前記パラメータDDM及び前記パラメータSDMの少なくとも一方に前記パラメータROWの設定値をN倍(Nは1以上の整数)した数値とは異なる数値が設定される第4の設定内容と、前記パラメータROWが2以上の整数値に設定され且つ前記カラムパラメータの数値が偶数値となり、前記パラメータDDM及び前記パラメータSDMの少なくとも一方に前記パラメータROWの設定値をM倍(Mは2以上の偶数)にした数値とは異なる数値が設定される第5の設定内容とのうちいずれか1つの設定内容で、前記MOSトランジスタの回路記号に対してパラメータが設定されたときに、該パラメータの設定内容が誤りであると判定し、
前記パラメータ修正手段は、前記第4の設定内容による誤り判定に対して、前記パラメータDDMの設定値及び前記パラメータSDMの設定値のうち前記パラメータROWの設定値をN倍した数値とは異なる数値が設定されているものを、前記パラメータROWの設定値となるように修正し、前記第5の設定内容による誤り判定に対して、前記行方向の両端部が共にソース領域のときは、前記パラメータDDMの設定値が0以外の数値のときは該設定値を0に且つ前記パラメータSDMの設定値を前記パラメータROWの設定値をM倍にした数値に修正し、前記行方向の両端部がドレイン領域のときは、前記パラメータDDMの設定値を前記パラメータROWの設定値をM倍にした数値に且つ前記パラメータSDMの設定値が0以外の数値のときは該設定値を0に修正することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回路図設計装置。 - 前記回路図表示手段は、前記接続関係情報生成手段で生成された接続関係情報に基づき、前記半導体集積回路のマスクパターンのレイアウトを示すパターンレイアウト図を表示し、
前記回路図表示手段で表示されたパターンレイアウト図を編集するレイアウト編集手段を備え、
前記パラメータ修正手段は、前記レイアウト編集手段で前記パターンレイアウト図の編集が行われたときに、その編集結果に基づき前記特定の回路記号に設定されたパラメータを修正し、
前記接続関係情報生成手段は、前記レイアウト編集手段で前記パターンレイアウト図の編集が行われたときに、その編集結果と前記パラメータ修正手段の修正結果とに基づき前記接続関係情報を修正することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の回路図設計装置。 - 前記回路図表示手段は、前記接続関係情報生成手段で生成された接続関係情報に基づき、前記半導体集積回路のマスクパターンのレイアウトを示すパターンレイアウト図を表示し、
前記回路図表示手段で表示されたパターンレイアウト図を編集するレイアウト編集手段を備え、
前記パラメータ修正手段は、前記レイアウト編集手段で前記パターンレイアウト図の編集が行われたときに、その編集結果に基づき前記特定の回路記号に設定されたパラメータを修正し、
前記接続関係情報生成手段は、前記レイアウト編集手段で前記パターンレイアウト図の編集が行われたときに、その編集結果と前記パラメータ修正手段の修正結果とに基づき前記接続関係情報を修正し、
前記レイアウト編集手段によって、前記MOSトランジスタを含んで構成されるマルチ素子回路の列方向の形成数が変更されたときに、前記パラメータ修正手段は、前記パラメータMultiの設定値を該設定値を前記形成数倍にした数値に修正すると共に前記パラメータROWの設定値を前記変更した形成数に修正し、前記カラムパラメータの数値が奇数値のときは、前記パラメータDDMの設定値及び前記パラメータSDMの設定値を、それぞれ修正後の前記パラメータROWの設定値に修正し、前記カラムパラメータの数値が偶数値のときに、前記行方向の両端部が共にソース領域のときは、前記パラメータDDMの設定値が0以外の数値のときは該設定値を0に且つ前記パラメータSDMの設定値を前記修正後のパラメータROWの設定値をM倍にした数値に修正し、前記行方向の両端部がドレイン領域のときは、前記パラメータDDMの設定値を前記修正後のパラメータROWの設定値をM倍にした数値に且つ前記パラメータSDMの設定値が0以外の数値のときは該設定値を0に修正することを特徴とする請求項3に記載の回路図設計装置。 - 前記レイアウト編集手段は、複数の前記マルチ素子回路を、これらを構成する回路素子の回路パターンの一部を共有させて合成する第1の合成処理部と、複数の前記マルチ素子回路を、これらを構成する回路素子の回路パターンを所定の組み合わせで合体させて合成する第2の合成処理部とを有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の回路図設計装置。
- 表示装置の画面上に表示されるレイアウト領域に、半導体集積回路を構成する各種回路素子に対応する回路記号と配線パターンとをレイアウトして、前記半導体集積回路に係る回路図を設計するために、コンピュータを、
前記回路図の設計に係る前記回路記号を選択する回路記号選択手段、
前記回路記号選択手段で選択された前記回路記号のうち特定の回路記号に対して、該特定の回路記号の示す回路素子の連続形成数を示すパラメータと、該連続形成数の回路素子を連続して一繋がりに形成して成るマルチ素子回路の動作特性のバラツキを低減するための付加素子であるダミー素子の形成数を示すパラメータとを含むパラメータを設定するパラメータ設定手段、
前記パラメータ設定手段で前記特定の回路記号に対して前記パラメータが設定されたときに、該設定されたパラメータの内容が正しいか誤りかを判定するパラメータ判定手段、
前記パラメータ判定手段の判定結果が誤りであるという判定結果であったときに、前記特定の回路記号に対して設定されたパラメータを予め設定された修正方法に基づき正しい内容に修正するパラメータ修正手段、
前記レイアウト領域にレイアウトされた回路記号及び配線パターンの情報と、前記パラメータ設定手段で設定されたパラメータとに基づき、前記マルチ素子回路を構成する各回路素子を含む前記レイアウトされた各回路記号の示す回路素子の接続関係を示す接続関係情報を生成する接続関係情報生成手段、及び
前記接続関係情報に基づき前記回路記号及び前記配線パターンを含んで構成されるシンボル回路図を表示する回路図表示手段として機能させるためのプログラムを含み、
前記接続関係情報生成手段は、前記設定されたパラメータに基づき、前記マルチ素子回路の、前記連続形成する回路素子の識別情報と、前記ダミー素子の識別情報と、前記回路素子及び前記ダミー素子の各端子の接続情報とを含む、該マルチ素子回路の接続関係情報を生成することを特徴とする回路図設計プログラム。 - 回路記号選択手段、パラメータ設定手段、パラメータ判定手段、パラメータ修正手段、接続関係情報生成手段及び回路図表示手段を備えた回路図設計装置を利用して、表示装置の画面上に表示されるレイアウト領域に、半導体集積回路を構成する各種回路素子に対応する回路記号と配線パターンとをレイアウトして、前記半導体集積回路に係る回路図を設計する回路図設計方法であって、
前記回路記号選択手段に、前記回路図の設計に係る前記回路記号を選択させる回路記号選択ステップと、
前記パラメータ設定手段に、前記回路記号選択ステップで選択された前記回路記号のうち特定の回路記号に対して、該特定の回路記号の示す回路素子の連続形成数を示すパラメータと、該連続形成数の回路素子を連続して一繋がりに形成して成るマルチ素子回路の動作特性のバラツキを低減するための付加素子であるダミー素子の形成数を示すパラメータとを含むパラメータを設定させるパラメータ設定ステップと、
前記パラメータ判定手段に、前記パラメータ設定ステップで前記特定の回路記号に対して前記パラメータが設定されたときに、該設定されたパラメータの内容が正しいか誤りかを判定させるパラメータ判定ステップと、
前記パラメータ修正手段に、前記パラメータ判定ステップの判定結果が誤りであるという判定結果であったときに、前記特定の回路記号に対して設定されたパラメータを予め設定された修正方法に基づき正しい内容に修正するパラメータ修正ステップと、
前記接続関係情報生成手段に、前記レイアウト領域にレイアウトされた回路記号及び配線パターンの情報と、前記パラメータ設定ステップで設定されたパラメータとに基づき、前記マルチ素子回路を構成する各回路素子を含む前記レイアウトされた各回路記号の示す回路素子の接続関係を示す接続関係情報を生成させる接続関係情報生成ステップと、
前記回路図表示手段に、前記接続関係情報に基づき前記回路記号及び前記配線パターンを含んで構成されるシンボル回路図を表示させる回路図表示ステップとを含み、
前記接続関係情報生成ステップにおいては、前記設定されたパラメータに基づき、前記マルチ素子回路の、前記連続形成する回路素子の識別情報と、前記ダミー素子の識別情報と、前記回路素子及び前記ダミー素子の各端子の接続情報とを含む、該マルチ素子回路の接続関係情報を生成することを特徴とする回路図設計方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008211734A JP5276379B2 (ja) | 2008-08-20 | 2008-08-20 | 回路図設計装置、回路図設計プログラム及び回路図設計方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008211734A JP5276379B2 (ja) | 2008-08-20 | 2008-08-20 | 回路図設計装置、回路図設計プログラム及び回路図設計方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010049398A JP2010049398A (ja) | 2010-03-04 |
JP5276379B2 true JP5276379B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=42066442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008211734A Expired - Fee Related JP5276379B2 (ja) | 2008-08-20 | 2008-08-20 | 回路図設計装置、回路図設計プログラム及び回路図設計方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5276379B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09128424A (ja) * | 1995-10-30 | 1997-05-16 | Toshiba Corp | Cadシステムの回路図入力装置 |
JP2000243841A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-08 | Toshiba Corp | Cmos回路のパターンレイアウト |
JP4220932B2 (ja) * | 2004-05-11 | 2009-02-04 | パナソニック株式会社 | 半導体集積回路の設計支援方法 |
JP4248451B2 (ja) * | 2004-06-11 | 2009-04-02 | パナソニック株式会社 | 半導体装置およびそのレイアウト設計方法 |
JP4674164B2 (ja) * | 2006-01-11 | 2011-04-20 | 富士通セミコンダクター株式会社 | レイアウト方法、cad装置、プログラム及び記憶媒体 |
-
2008
- 2008-08-20 JP JP2008211734A patent/JP5276379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010049398A (ja) | 2010-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI479350B (zh) | 產生積體電路之佈局之方法、積體電路及執行該方法的非暫態電腦可讀儲存媒體 | |
JP4620942B2 (ja) | 半導体集積回路のレイアウト方法、そのレイアウト構造、およびフォトマスク | |
US7543262B2 (en) | Analog layout module generator and method | |
US8719754B1 (en) | System and method to generate re-useable layout components from schematic components in an IC design with hierarchical parameters | |
US7992117B2 (en) | System and method for designing a common centroid layout for an integrated circuit | |
US20090138840A1 (en) | Cell, standard cell, standard cell library, a placement method using standard cell, and a semiconductor integrated circuit | |
US20080309374A1 (en) | Semiconductor integrated circuit, layout design method of semiconductor integrated circuit, and layout program product for same | |
US7290234B2 (en) | Method for computer aided design of semiconductor integrated circuits | |
TW201514742A (zh) | 產生積體電路佈局的方法 | |
JP5256800B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JP4580006B2 (ja) | 半導体集積回路のマスクレイアウト設計データの検証方法 | |
JP4674164B2 (ja) | レイアウト方法、cad装置、プログラム及び記憶媒体 | |
US8312405B1 (en) | Method of placing input/output blocks on an integrated circuit device | |
US6643834B2 (en) | Method of and apparatus for designing layout of analog cells, and computer product | |
JP5276379B2 (ja) | 回路図設計装置、回路図設計プログラム及び回路図設計方法 | |
WO2002086772A2 (en) | Optimal simultaneous design and floorplanning of integrated circuit | |
JP5276380B2 (ja) | 回路図設計装置、回路図設計プログラム及び回路図設計方法 | |
US7698663B2 (en) | Apparatus, method and program for designing integrated circuit | |
US6516457B1 (en) | Method and system of data processing for designing a semiconductor device | |
Mathias et al. | FLAG: A flexible layout generator for analog MOS transistors | |
TWI578177B (zh) | 用於積體電路製造的遮罩生成方法 | |
JP3647803B2 (ja) | 集積回路解析方法、装置及びプログラム | |
JP2001358223A (ja) | ハードブロックを用いたlsi回路設計方法およびlsi用ハードブロックのセル配置情報復元方法 | |
JPH11168144A (ja) | 半導体集積回路におけるトランジスタのレイアウト装置および方法ならびに当該方法を用いた半導体集積回路の製造方法 | |
JP2008171399A (ja) | 半導体装置の設計方法、半導体装置設計システム及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110810 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120911 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130514 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130517 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5276379 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |