JP5275639B2 - 受水槽 - Google Patents

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本発明は、受水槽本体の気相部に面した天板や側板の腐食を防止し得るようにした受水槽に関するものである。
従来、受水槽は、鉄製或はFRP等の合成樹脂製のものが使用されていたが、屋外設置の受水槽の藻発生等の衛生面、耐火上及び耐震強度の観点やリサイクル性の観点、更には普及により価格が低下した点や長期間に亘る使用が可能でランニングコストが安価な点から、最近はステンレス鋼製のものが多く使用されている。而して、従来のステンレス鋼製の受水槽の一例は図7に示されている。
図中、1はステンレス鋼製で直方体状の受水槽本体、2は下端が天板1aを貫通して天板1aよりも僅かに下方に位置するよう、受水槽本体1上部に配置され、図示してないポンプにより水道水である水Wを受水槽本体1へ供給する給水管、3は受水槽本体1の側板1b下部に接続され、受水槽本体1に受水されている水Wを使用箇所へ送給するための取水管、4は受水槽本体1内に受水されて最高水位H.Lよりも上方に達した水Wを外部へ排出するよう、受水槽本体1内に縦向きに設置されたオーバフロー管、5は受水槽本体1の天板1aに設けられたフード付きの通気管、6は受水槽本体1内の水面上部において空気や塩素ガス等の気体が滞留する気相部である。通気管5は水Wの給水や取水により受水槽本体1の水面高さが変化した場合に排気、給気を行い気相部6の圧力を一定に保持するためのものである。なお、受水槽本体1内には、図示してないが、受水槽本体1内の水Wの液面が最低水位H.Lに達したら給水を開始し、最高水位H.Hに達したら給水を停止し得るよう、液面検出手段が設けられている。
上記受水槽においては、給水管2から受水槽本体1内に供給された水Wは最高水位H.Lに達するまで貯留されるが、給水管2からの水Wの放出に伴い、水Wから分離・発生する塩素ガス等が受水槽本体1内の気相部6の結露水に再溶解することにより、塩化物イオンの濃縮とpHの低下が生じ、気相部6に面する受水槽本体1の天板1a下面、側板1b内面、継手溶接箇所等に腐食が生じる虞がある。
又、夏期には特に給水中の溶存塩素が遊離して、受水槽本体1上部における気相部6内の塩素濃度が異常に高くなるため、受水槽本体1の気相部6に面する天板1aや側板1b等の腐食を防止することができない。
このため、従来は、受水槽本体1は水Wの最高水位H.Lよりも若干下方から上の部分の腐食を避けるため、この部分にステンレス鋼のうち塩素ガスに対する耐食性の高いSUS329J4Lを使用している。なお、受水槽本体1を構成するステンレス鋼は、SUS329J4Lを使用する箇所以外は、SUS329J4Lよりも塩素ガスに対する耐食性の低いSUS444である。SUS329J4L、SUS444は、何れもJIS規格に規定されている。
受水槽の先行技術文献としては、例えば特許文献1〜4がある。而して、特許文献1では、タンク本体内の給水管を取り囲むよう区画管を設け、吐水空間の容積を小さくして塩素ガスに曝される吐水空間の容積を低減するようにしている。特許文献2は、上下方向にスライド可能な二つのスライド管を設け、このうちの一組のスライド管の下部に排気口とフロート部材を設け、フロート部材を貯水面に浮かべることによって排気口から排気を行い、腐食性ガスを発生する薬品等を使用した場合でも貯水槽が腐食することがないようにしている。特許文献3では、屋外に設置されたタンクの溢水管を通気管として使用するようにすると共に、溢水管が通気管として機能する際にタンク内側端部に取付けた侵入物除去用のフィルタ或は網体が風雨に曝されて目詰まりを起したり埃等により貯水が汚染されないよう、フィルタ或は網体とフロートを筒状体の内周に密着するよう順次重ねて収容するようにしている。特許文献4では、メインタンクの上部に水位が常時位置するようにした小容量の補助タンクを設け、補助タンクに水から遊離した塩素ガスが滞留するようにしてメインタンクの腐食を防止している。
特開2001−301883号公報 特開2003−20698号公報 実開平4−132092号公報 実開昭61−73591号公報
しかしながら、上述のように図7の受水槽では、受水槽本体1は水Wの最高水位H.Lよりも若干下方から上の部分の腐食を避けるため、この部分にステンレス鋼板として耐食性の高いSUS329J4Lを使用しているが、受水槽が大型の場合は、水使用時のピークにおいては、水Wが最低水位L.Lから再度満水になって最高水位H.Lに達するまで数時間を要し、その間、SUS329J4Lを使用していない部分も塩素ガス等の雰囲気に曝されて腐食する虞がある。しかし、これらの部分のステンレス鋼板をSUS329J4Lとすると、その使用量が増えて価格が高価となる。
又、通気管5は受水や取水の際に受水槽本体1内の気相部6の気圧が変動して受水や取水の妨げにならないよう、空気抜きとして設けているもので、塩素雰囲気の除去や希釈には機能してはいないのが現状である。
特許文献1では、夏期は特に給水中の溶存塩素が遊離し、タンク本体上部の空間内の塩素濃度が異常に高くなるため、給水管を区画管で囲っただけではタンク本体の腐食を防止することができない。
特許文献2では、フロート部材と共に、排気口がスライド管を介して上下にスライドして、常に水面に近いところに位置するようにしてはいるが、スライド機構のメンテナンスを頻繁に行なう必要がある。しかるに、通常の一般的な受水槽ではメンテナンスフリーを要求されており、特許文献2のシステムは実用的ではない。
特許文献3では、溢水管は長さが長いため通気抵抗が大きくなり、又、溢水管は給水管と対となるため複数本設けることはない。このためタンク内の塩素ガスを十分に排気することが困難である。
特許文献4では、メインタンクは使用水量を考慮してその容量が決定されるが、特に病院や学校施設で食堂設備がある場合は、仕込みの時間に集中的に水が使用されるため、昼過ぎ頃には、メインタンク内の水量は半分以下になり、水位が低下する。これを回避するためには、本管からの給水を使用量よりも多くすることが考えられるが、最大給水量は、水道料金等の観点から使用率を考慮して決定するので、集中的に使用される場合は給水が追いつかず、メインタンク内の水位が低下することは避けられない。
又、上述のように最大給水量を必要最小限に抑えるため、メインタンクが満水になるには数時間を要するが、このとき、メインタンク壁面は塩素ガスに曝されてしまう。特に夏場では、水は水中の塩素ガスが遊離し易く且つ腐食を起こし易い温度になる。このため、対策としては、ステンレスとしてメインタンク全体を耐食性の高いSUS329J4Lを使用することが考えられるが、コストアップを招来する。
本発明は、上述の実情に鑑み、放水時に水から分離したり貯留された水から遊離して受水槽本体の気相部に滞留する塩素ガスを、容易且つ迅速にしかも確実に排気し得るようにして、受水槽本体の気相部に面する天板や側板等の腐食を確実に防止し得るようにすると共に、受水槽のコストが上昇しないようにし、しかも受水槽本体をメンテナンスフリーにできる受水槽を提供することを目的としてなしたものである。
本発明の請求項1の受水槽は、SUS329J4Lよりも塩素ガスに対する耐食性の低いステンレス鋼により構成し、受水槽本体の天板に別の通気管を設けた直方体状の受水槽において
更に、貯留される水の最高水位よりも上方において受水槽本体内の気相部と受水槽本体外とが連通するよう、受水槽本体の対向する側板に夫々通気管を設け、
各々の前記通気管は、
受水槽本体の側板に接続され、受水槽本体の側板から離反する側に向かって下り勾配に形成されている通気管本体と、
該通気管本体の先端に接続されて底面側に開口が形成されたフードと
を備え、
受水槽本体外部の風である前記受水槽本体の側板にぶつかる気流を通風力として、一方の側板に設けた通気管から導入された外気は、受水槽本体内の気相部に滞留する塩素ガスを同伴して他方の側板に設けた通気管から外部へ排気されるものである。
本発明の請求項2の受水槽においてはフードの開口には防虫網が設けられている
請求項3の受水槽においては、前記通気管本体内の軸線方向中途部には、水返し板が通気管本体底部側に位置するよう固設されており、請求項4の受水槽においては、前記通気管の底部側には、水返し板を挟んで両側に水抜き孔が設けられており、請求項5の受水槽においては、前記水抜き孔には防虫網が設けられており、請求項6の受水槽においては、水抜き孔に設けられた防虫網は窪んだ凹状に形成されると共に、凹状部底部に紐状物を垂下させており、請求項7の受水槽においては、水抜き孔に設けられた防虫網が水抜き孔下部に位置するよう、当該防虫網の周縁部は通気管本体の外周縁部に固着されている
本発明の請求項1〜に記載の受水槽によれば、側板に設けた通気管から受水槽本体の気相部に流入した外気は、気相部に滞留する塩素ガスを同伴して他方の側板に設けられた通気管若しくは天井に設けられた通気管から外部へ排気されるため、換気が容易且つ迅速にしかも確実に行われて気相部と接する天板や側板等の腐食を良好に防止することができ、又、受水槽本体をSUS329J4Lよりも耐食性の低いステンレス鋼を使用することができる結果、製作コストが安価となり、更には、通気管から水滴等が受水槽本体内へ侵入することがないため、受水槽本体内の水を汚染させることなく清浄に貯留することができ、更には、請求項6によれば、水抜き孔から落下した水滴は防虫網から紐状体を伝わって落下、排出されるため、排水をより確実に行なうことができ、更に又、請求項7によれば、防虫網の周縁部に付着した塵埃が受水槽本体内に侵入することを確実に防止することができるため、受水槽本体内の水をより一層清浄に貯留することができ、且つ通気管内にごみが引っ掛るという不具合を避けることができ、更に防虫網の清掃、交換も容易に行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の第一例であって、図中、図7に示すものと同一の符号のものは同一のものを示す。図中、7は通気管であり、該通気管7は、受水槽本体1の最高水位H.Lよりも上方位置において気相部6と受水槽本体1の外部とが連通するよう、受水槽本体1の対向配置された両側板1bの上側部に接続されている。而して、通気管7は、各側板1bの面に沿い、図1の紙面に対して直交する方向へ複数配置されている。又、受水槽本体1は通気管7も含めて全て、塩素ガスに対する耐食性においてSUS329J4Lよりも低いSUS444により形成されている。
通気管7は、図2に示すように、側板1b側端部が側板1bを貫通して若干受水槽本体1内に挿入されると共に、側板1bから離反する方向へ向かって約1/10の下り勾配に配置された通気管本体7aを備え、通気管本体7aの側板1bとは反対側の端部には、天上部が側面視で円弧状に形成されて下部底面に開口が形成されたフード7bがフランジ接続されている。
通気管本体7a内の軸線方向中途部における底面には、正面視で上端が水平な半月状の水返し板7cが固設されており、通気管本体7a底部の水返し板7cの前後には、水抜き孔8a,8bが形成されている。
水抜き孔8a,8bの下面には、平板状の防虫網9a,9bが設置されており、フード7bの下部開口には、通気管本体7aの外周に沿い円弧状に曲折した防虫網10が設置されている。防虫網9a,9bの外周縁部は、通気管本体7aの外周下面に固設されており、全体が通気管本体7aの外周下面に位置している。防虫網9a,9b,10の材質もSUS444である。
次に、上記した実施の形態の作動を説明する。
上記図示例においては、水Wの給水は、図示してない給水ポンプにより給水管2を介して行なわれるが、この際、給水管2から放出される水Wからは塩素ガスが分離、発生し、又、貯留された水Wからは特に夏期の場合に多量の塩素ガスが遊離する。このため、受水槽本体1内の気相部6には塩素ガスが滞留する。
しかるに、本図示例では、受水槽本体1の上部に常時、受水槽本体1の気相部6と受水槽本体1外部とが連通するよう通気管7が設けてあるため、例えば、受水槽本体1外部の風等、側板1bにぶつかる気流を通風力として、一方の側板1bに設けた通気管7から受水槽本体1の気相部6に外気が導入される。而して、気相部6に導入された外気は、気相部6に滞留する塩素ガスを同伴して他方の側板1bに設けた通気管7から外部へ排気されて換気が行われる。この気相部6内の空気の流れは、既存のフード付きの通気管5からも外部に排気されることで、更に通風力が増す場合もある。従って、受水槽本体1の気相部6の換気は容易且つ迅速にしかも確実に行なわれ、気相部6の塩素ガスを希釈することができるため、気相部6と接する受水槽本体1の天板1aや側板1b等の腐食を良好に防止することができる。
このため、受水槽本体1全体を、ステンレス鋼としてSUS329J4Lよりも塩素ガスに対する耐食性の低いSUS444により製作できる結果、製作コストが安価となる。なお、オーバフロー管4、通気管5,7もSUS444を用いる。
通気管7の通気管本体7aは側板1bから離反する方向へ向かって下り勾配に形成されているため、通気管7の通気管本体7a内に溜まった結露水のような水滴は水返し板7c側へ流れて水抜き孔8aより外部へ排出され、受水槽本体1内へ戻ることはない。又、通気管7は下部のみを開口したフード7bを備え且つ、通気管本体7a内には水返し板7cが設けてあるため、外が強風の場合でも雨がフード7b側から通気管7を通って受水槽本体1の内部に侵入せず、更に、通気管本体7a内へ侵入した水は、水返し板7cにより止められ、水抜き孔8bから外部へ迅速に排出される。この通気管本体7a内周側の側板1bから離反する方向へ向かって下り勾配に形成された傾斜部分は、受水槽本体1若しくは通気管本体7aの内部で発生した結露水の排出のみならず、通気管本体7aにおける水返し板7cの外側の部分に侵入して傾斜部分に捕捉された雨等を、速やかに外部に排出する働きをも有している。その結果、受水槽本体1内の水Wを汚染させることなく清浄に貯留することができる。又、防虫網9a、9bは、全体が通気管本体7aの外周下面に位置しているため、気流に同伴されたごみが通気管本体7a内に引っ掛ることを防止することができ、防虫網9a、9bの清掃、交換も容易に行なうことができる。
図5は本発明を実施する形態の参考例であって、前記図示例と異なるところは、受水槽本体1の内部中央部が仕切り板11により仕切られて、受水槽本体1内部が左右の二区画に仕切られると共に、対向する側板1bに設けられた通気管7が左右の二区画に分離された点及び、仕切られた左右の受水槽本体1を連通させるための連通管12が設けられている点である。なお、受水槽本体1や通気管7の材質はもとより、仕切り板11や連通管12の材質もSUS444である。
本図示例においては、給水管2からの給水により左右の受水槽本体1内に貯留された水Wの液面は、連通管12が設けられているため、同一レベルとなる。又、本図示例によれば、通気管7から受水槽本体1の気相部6に流入した外気は、気相部6に滞留する塩素ガスを同伴して通気管5から外部へ排気される。而して、本図示例においても前記図示例と同様、気相部6内の換気を容易且つ迅速にしかも確実に行なって、塩素ガスを排気することができるため、気相部6と接する受水槽本体1の天板1aや側板1b等の腐食を良好に防止することができ、又、受水槽本体1全体をSUS329J4Lよりも耐食性の低いSUS444により製作することができる結果、製作コストが安価となり、更には、通気管5,7から水滴等が受水槽本体1内へ侵入することがないため、受水槽本体1内の水Wを汚染させることなく清浄に貯留することができる。
図6は、通気管7の使用する水抜き孔8a,8bに用いる防虫網の他の例で、窪みが形成された防虫網13は外周縁部を通気管本体7aの外周面下面に固設されており、防虫網13の中央部には細い鎖14が垂下させてある。斯かる構成とすると、水抜き孔8a,8bから落下した水滴は防虫網13から鎖14を伝わって落下、排出され、排水をより確実に行なうことができる。又、防虫網13は、全体が通気管本体7aの外周下方に位置しているため、図2、図4に示す場合と同様、気流に同伴されたごみが通気管本体7a内に引っ掛ることを防止することができ、更に防虫網13の清掃、交換も容易に行なうことができる。防虫網13及び鎖14の材質もSUS444である。
なお、本発明の受水槽は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、例えば、通気管本体7aの側板1bとは反対側の端部に接続されるフード7bは、フランジ接続ではなく、管に継手を溶接したものを通気管本体7aに溶接接続するようにしても良く、又、通気管本体7aとフード7bの接続はねじ込みでも良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の受水槽の実施の形態の第一例を示す縦断面図である。 図1のII部拡大断面図である。 図2のIII−III方向矢視図である。 図2のIV部拡大図である。 本発明の受水槽の実施の形態の参考例を示す縦断面図である。 本発明の受水槽において、通気管本体の水抜き孔に取付ける防虫網の他の例を示す拡大断面図である。 従来の受水槽の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
1 受水槽本体
1a 天板
1b 側板
5 通気管(別の通気管)
6 気相部
7 通気管
7a 通気管本体
7b フード
7c 水返し板
8a 水抜き孔
8b 水抜き孔
9a 防虫網
9b 防虫網
10 防虫網
11 仕切り板
12 連通管
13 防虫網
14 鎖(紐状体)
W 水
H.L 最高水位

Claims (7)

  1. SUS329J4Lよりも塩素ガスに対する耐食性の低いステンレス鋼により構成し、受水槽本体の天板に別の通気管を設けた直方体状の受水槽において
    更に、貯留される水の最高水位よりも上方において受水槽本体内の気相部と受水槽本体外とが連通するよう、受水槽本体の対向する側板に夫々通気管を設け、
    各々の前記通気管は、
    受水槽本体の側板に接続され、受水槽本体の側板から離反する側に向かって下り勾配に形成されている通気管本体と、
    該通気管本体の先端に接続されて底面側に開口が形成されたフードと
    を備え、
    受水槽本体外部の風である前記受水槽本体の側板にぶつかる気流を通風力として、一方の側板に設けた通気管から導入された外気は、受水槽本体内の気相部に滞留する塩素ガスを同伴して他方の側板に設けた通気管から外部へ排気される
    ことを特徴とする受水槽。
  2. フードの開口には防虫網が設けられている請求項1に記載の受水槽。
  3. 前記通気管本体内の軸線方向中途部には、水返し板が通気管本体底部側に位置するよう固設されている請求項1又は請求項2に記載の受水槽。
  4. 前記通気管の底部側には、水返し板を挟んで両側に水抜き孔が設けられている請求項3に記載の受水槽。
  5. 前記水抜き孔には防虫網が設けられている請求項4に記載の受水槽。
  6. 水抜き孔に設けられた防虫網は窪んだ凹状に形成されると共に、凹状部底部に紐状物を垂下させた請求項5に記載の受水槽。
  7. 水抜き孔に設けられた防虫網が水抜き孔下部に位置するよう、当該防虫網の周縁部は通気管本体の外周縁部に固着されている請求項5又は請求項6に記載の受水槽。
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