JP2007057165A - 貯湯槽 - Google Patents

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葆 中野
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Abstract

【課題】 従来の貯湯槽は、温湯から気泡を除去するために、貯湯槽とは別個に気液分離装置を付設することが必要とされてきたので、この発明は、貯湯槽の温湯出口で気泡を取り除くことができるように給湯出口を改造し、気液分離装置の付設を不要にする。
【解決手段】 貯湯槽Lとして丸胴形の密閉された容器を用い、別に付設した加熱装置との間で温湯を循環させて湯温を一定に保っている貯湯槽Lにおいて、貯湯槽Lの上端に外管11と内管12と排気管13とからなる排気兼送湯口Xを付設し、外管11は下端が容器の上端部に穿設された孔の周りに気密に固定されて上方に向かって開口し、開口は板15によって閉塞され、内管12は板15を貫通して固定され下端が外管11の下端より容器内に突出しており、排気管13は板15を貫通して固定され下端を板15に近接させて上端に自動空気抜き弁を備えている構造にする。
【選択図】 図3

Description

この発明は貯湯槽に関するものである。とくに、この発明は、離れたところに位置する多数の湯口へ、必要なときいつでも温湯を供給することができるように、常に温湯を貯えている貯湯槽に関するものである。
ホテル、病院、養護老人ホームなどでは、多数の階を備えた建物とし、各階が広くて多数の部屋を備えたものとし、しかもこれら各部屋では必要なとき、何時でも温湯を使用できるようにすることが要求されている。この要求を満たすためには建物内に貯湯槽を設置して、常に貯湯槽内に温湯を貯えておくことが必要である。このためには貯湯槽を密閉形の容器とし、別にボイラーのような加熱装置を設けて、貯湯槽と加熱装置との間に温湯を循環させて温湯の温度を常に一定に保っておくことが必要とされる。
また、貯湯槽では、各部屋で消費された温湯の量だけ新たな水を補給することが必要とされる。このために、貯湯槽には給水入口を設けて、給水入口から消費された量だけ水道水又は地下水が補給されるようになっている。この補給される水は、通常空気その他の気体を含んでいる。
気体を含んだ水が加熱装置で加熱されると水は気泡を生じる。この気泡は一般に微小なものである。微小な気泡は集まって大きな気泡となることもあるが、微小な気泡のままでいることが多い。大きな気泡は水中を浮上するので、水から分離し易いが、小さな気泡は容易に浮上せず、従って水から分離し難い。
小さな気泡を含んだ温湯が貯湯槽から湯口へ供給されると、温湯は色々な障害を起こす。例えば、温湯が貯湯槽から湯口まで配設された管内を流れるとき、管を振動させて騒音を発したり、管を腐蝕したりする。そのため、貯湯槽から湯口へ向かう配管の途中には、これまで気液分離装置を付設して、温湯から気泡を除くようにされてきた。
配管の途中にこれまで付設されてきた気液分離装置には色々な形式のものがある。その中には温湯を密閉した容器に導き、容器内には障壁を付設しておき、温湯を障壁に衝突させることにより気泡を温湯から分離し、分離した気体を容器の孔から放出し、沈下した温湯を取り出す、という形式のものが多い。しかしこの種の気液分離装置は、比較的大きな体積を持ったものとなり、しかも貯湯槽とは別のものとして設置しなければならないものとなるから、設置に費用と手間とを要し、従って経済的でない、という問題を伴なっていた。
この発明は、上述の問題を解消しようとするものである。すなわち、この発明は貯湯槽における給湯出口を改造することによって、給湯出口で気泡を除くことができるようにし、これによってこれまで必要とされてきた気液分離装置の設置を不必要にしようとするものである。
この発明者は貯湯槽として丸胴形の容器を用い、丸胴の中心軸を横に向けて水平から僅かに傾斜させて容器を設置し、この容器の下部から加熱によって気泡を生じた温湯を導入し、容器の上端から温湯を取り出すことを試みた。すると意外にも、気泡を含んだ温湯が容器の傾斜した壁面に沿って流れる間に、気泡が自然に徐々に温湯から分離するに至ることを見出した。
そこで、この発明者は傾斜した丸胴形容器の丸胴部の上端部分に丸穴をあけ、丸穴の周りに上方に向かって開口する短い円形の外管を溶接し、外管の先にキャップ又は板を溶接して外管の開口を塞ぎ、キャップを貫通して外管内に内管を固定し、内管の下端を容器内に突出させて貯湯槽とした。この貯湯槽の下部から気泡を含んだ温湯を流入させ、内管から温湯を取り出すことを試みた。すると、温湯が容器内を流れる間に、気泡が温湯から分離して浮上し、内管と外管との間のキャップ面に接して溜まることを見出した。そこで、キャップ面に孔をあけて、そこに排気管を付設すると、温湯中に存在していた気泡を排気管から取り除くことができることを確認した。こうして、この発明者は、外管と内管と排気管とを用いて、気液分離装置と送湯口とを兼ねた排気兼送湯口を貯湯槽に簡単に付設できることを見出した。
この発明者は、さらに丸胴形容器を縦にして用いた場合には、容器上端の鏡板が中高に傾斜を持つために、格別に容器を傾斜させて設置しなくても、上述の原理で容易に温湯から気泡を分離できることを見出した。すなわち、丸胴形容器の中心軸を垂直にして設置した場合には、上端に中高の鏡板が位置することとなるので、鏡板の中心に上述の外管と内管と排気管とからなる排気兼送湯口を設けると、前述の場合と同様に、容易に温湯から気泡を分離できることを見出した。この発明は、このような知見に基づいて完成されたものである。
この発明は、離れたところに設けられた多数の湯口へ温湯を供給するための貯湯槽であって、密閉された丸胴形の容器からなり、別の加熱装置との間で温湯を循環させて湯温を一定に保っている貯湯槽において、貯湯槽の上端に外管と内管と排気管とを用いて排気と送湯とを兼ねた排気兼送湯口を付設し、その場合、上記外管はその下端が容器の上端部に穿設された孔の周りに気密に固定されて上方に向かって開口し、その開口が板によって閉塞されており、上記内管は上記板を貫通して固定され、下端を外管の下端より容器内へ突出させており、排気管は上記板を貫通して固定され、下端を上記板に近接させており、上端に自動空気抜き弁を備えることにより、排気兼送湯口が構成されていることを特徴とする、貯湯槽を提供するものである。
この発明では、丸胴形の容器を縦に付設することができるが、また、横に寝かせて付設することもできる。縦に付設するというのは、丸胴の中心軸が垂直に延びるように付設することを指し、横に寝かせるというのは、丸胴の中心軸がほぼ水平に延びるように付設することを指している。横に寝かせて付設する場合には、中心軸が水平から僅かに傾斜するように付設することが必要である。その傾斜程度は200分の1ないし75分の1とすることが望ましい。
丸胴形容器を僅かに傾斜させて横に寝かせて付設するときは、容器の上端には丸胴と鏡板との接続部が位置している。しかし、この接続部に跨って孔を穿設することは容易でない。そこで、この場合には、丸胴の上側に位置する部分に孔を穿設して、この孔の周りに外管を固定する。他方、丸胴形容器を縦にして付設するときは、容器の上端には鏡板が位置することになる。鏡板は中心ほど高くなる勾配を持っているから、この場合には、鏡板の中心に孔を穿設して、この孔の周りに外管の下端を溶接して固定する。
この発明によれば、丸胴形容器を貯湯槽として用いるので、丸胴形容器を横に寝かせて付設した場合には、容器内へ導入された気泡含有の温湯は容器の上方へ集まり、丸胴壁面に沿って進み、外筒内へ入る。この間に、小気泡は徐々に温湯の上部へ集まり、外管内へ進入して外管内の上部に溜まる。このとき、内管から温湯を取り出して湯口へ供給するようにすると、内管の下端が外管の下端より容器内へ突出しているから、気泡を含んだ温湯は供給されないで、気泡のない温湯が供給されることとなる。また、外管内に溜まった気体は排気管内を上昇し、自動空気抜き弁から自動的に排出される。従って、この貯湯槽によれば、外管と内管と排気管とで簡単な排気兼送湯口を作ることができ、これによって気泡を含まない温湯を湯口に供給することができる。
また、丸胴形容器を縦に付設した場合にも全く同様の効果が得られる。すなわち、容器内へ導入された気泡含有の温湯は、容器の上方へ集まり鏡板に沿って進み外筒内へ入る。あとは丸胴形容器を横に寝かせて付設した場合と全く同様にして、気泡は外管内の上部に集められるので、温湯を内管から供給することにより、気泡を含まない温湯を湯口に供給することができ、排気管から外管内に溜まった気体を自動的に放出することができる。
こうして、この発明によれば、貯湯槽とは別に気液分離装置を付設しないでも、貯湯槽に設けた簡単な排気兼送湯口によって、気泡を含まない温湯を湯口に供給できる、という実用上の大きな利益がもたらされる。とくに、これによって水中に溶存している酸素量を低減させ、水道水中に含有されていた塩素を除去することができるので、その効果は大きい。
初めに、従来の貯湯槽の一例と、これを用いた場合の温湯供給システムを具体的に説明する。そのあとで、この発明に係る貯湯槽の一例を図面に基づいて具体的に説明する。その場合、図1は、従来の貯湯槽の側面図である。図2は、図1の貯湯槽を用いて温湯を湯口へ供給する場合の温湯供給システムの模型図である。図3は、この発明に係る貯湯槽の一部切欠側面図である。図4は、この発明に係る他の貯湯槽の一部切欠側面図である。
図1において、貯湯槽Bは丸胴形の密閉容器で作られている。図中、1は給湯出口、2は温水出口、3は温水入口、4は返湯入口、5は給水入口、6はドレン排出口である。給湯出口1は単に管が付設されているだけであって、管の下端は丸胴壁に溶接されている。貯湯槽B内に貯えられた温湯は温水出口2から出てボイラーによって加熱され、温水入口3から貯湯槽B内に入って循環され、適当な温度を保っている。貯えられた温湯は給湯出口1から出て、図示していない送湯管を経て湯口で消費される。湯口で消費されて減った温湯量だけ、新たな水が給水入口5から補充される。
図1に示した従来の貯湯槽Bは、図2に示したような温湯供給システムに組み込まれて使用される。図2では、ボイラーAで加熱された温湯が、貯湯槽Bに入り、次いで気液分離装置Cに入れられて気泡を除去され、こうして気泡の除去された温湯が送湯管Dを通って、建物の各階に付設された分配管Eに入れられ、分配管Eに付設された湯口Gから供給される。
図2に示したように、湯口Gが多数あって広い範囲に分散されているときには、湯口Gの中には貯湯槽Bから遠く離れたところに位置しているものもある。このような湯口Gにおいて温湯を使用しようとすると、初めに送湯管D及び分配管E中に滞溜して冷却された水が流出し、温湯が暫らく流出しないことが起きる。このような事態を避けるために、各階の分配管Eには返湯管Fが付設されて、温湯が送湯管Dから分配管Eを経て返湯管Fへ流される、という別の温湯循環経路が形成されている。
次に図3は、この発明に係る1つの貯湯槽Lを示している。貯湯槽Lは、通常ステンレス板で作られる。その大きさは、例えば丸胴部の直径が500mmで軸方向の長さが1300mmであって、鏡板のふくらみも含めた軸方向の長さが1542mmとされる。貯湯槽Lは、図1に示した従来の貯湯槽Bに似ている。貯湯槽Lが貯湯槽Bと異なるのは、排気兼送湯口Xとされている点だけであって、その余の部分、すなわち、温水出口2、温水入口3、返湯入口4、給水入口5、及びドレン排出口6は従来の貯湯槽Bと全く同じように設けられている。
排気兼送湯口Xは、外管11と、内管12と、排気管13とで構成されている。そのうちの外管11は、従来の貯湯槽Bにおいて、給湯出口1を構成している管よりも大径で且つ短いものである。外管11は、従来の貯湯槽Bにおける給湯出口1と同様に、丸胴形容器に付設されている。すなわち、外管11は、その下端を容器の上端部に穿設された孔の周りに溶接されて、気密に固定されている。従って、温湯が容器から外管11内へ流れる際に、温湯の流れを妨げるような障壁は全く存在していない。外管11は上方に向かって開口し、その上端にフランジ14が設けられ、フランジ14には板15が当接されて、外管11の開口は板15によって閉塞されている。
図3に示した排気兼送湯口Xでは、内管12が板15を貫通して板15に固定されている。内管12の下端は外管11の下端よりも容器内へ突出している。内管12は、従来の貯湯槽において給湯出口1を構成していた管に等しい直径を持つものとされる。また、排気兼送湯口Xでは排気管13が板15を貫通して板15に固定されている。排気管13の下端は板15に近接した位置に置かれている。排気管13は、その直径が内管12の直径よりも小さいものとされている。
排気管13の上端には公知の自動空気抜き弁が付設される。公知の空気抜き弁は、例えば図5に示したように、上端を閉じた管31の中に気体と液体とが共存しているようにし、そこに浮子32を浮かべ、浮子32の上方に弁体33を付設し、他方、管31がわには弁体33を受け入れる弁座34を付設し、弁座34の中央には排気孔35を設けて構成されている。この空気抜き弁では、気体の量が少ない間は浮子32が上昇しているので、弁体33が弁座34に嵌まり、排気孔35が閉じられているから気体は放出されない。ところが、気体の量が多くなると、浮子32が降下するので、弁体33が弁座34から離れ、排気孔35が開くから気体が放出される。こうして、自動的に気体を抜き出すことができる。
図3において、外管11の直径Tと高さQとは、その中に滞溜する気泡量を考慮して定める。直径Tと高さQの各長さが大きいときは大量の気体を溜めることができるので好ましいが、逆に気体の少ないときは外管11内に溜まって全く流動しない温湯量が多くなるので、好ましくないことになる。他方、上記TとQの各長さが小さいときは、外管11内に溜められる気体量が少なくなるので、気泡が内管12内に吸い込まれて送湯管へ流出するおそれが出てくる。これらの関係を考慮すると直径Tは内管12の直径の2〜3倍とし、高さQは50〜300mmとするのが好ましい。
図3において、内管12の直径Rは、従来の給湯出口の直径にほぼ等しくする。また内管12が外管11の下端より突出する長さSは、気泡を含んだ温湯が内管12の下端から吸い込まれないことを基準にして定める。その長さSは20〜300mmの範囲内とすることが好ましい。
排気管13の直径は内管12の直径よりも小さくする。例えば排気管13として直径が20〜32mm程度の管を用いる。
図3では外管11の開口端を板15で塞ぐこととしたが、その代わりに外管11としてキャップ状のものを用いて初めから開口を塞いでおいてもよい。外管11の開口を塞ぐことにより、外管11内には流動しない温湯が溜まることになる。このため、外管11内に溜まった温湯には雑菌の繁殖するおそれがある。そこで、板15と内管12と排気管13とは、これを銅製とすることが好ましい。銅製にすると、銅は一般に細菌の繁殖を押さえる効果があるから、雑菌による支障を避けることができる。
図3に示した貯湯槽Lは、従来の貯湯槽と同様に配管して使用されるが、図3に示した貯湯槽Lを使用した場合には、貯湯槽Lに気液分離の機能を持った排気兼送湯口Xが付設されているから、図3で必要とされている気液分離装置を省略することができる。この点で、この発明に係る貯湯槽は大きな利益をもたらすものとなっている。
図4は、この発明に係る別の貯湯槽Mを示している。貯湯槽Mは縦に設置するものである点で、図3に示した貯湯槽Lとは大きく異なっている。縦に設置するのに伴ない、貯湯槽Mでは温水入口3は貯湯槽の丸胴上部に設け、温水出口2、返湯入口4、給水入口5は丸胴下部に設け、ドレン排出口6を下部鏡板の中央部に設けている点で、貯湯槽Lと僅かに異なっている。また、排気兼送湯口Xの取付位置も丸胴形容器の鏡板の中央になっている点で異なっている。しかし、貯湯槽Mの排気兼送湯口Xの構造及び作用は、貯湯槽Lと全く同じである。従って、貯湯槽Mの詳細な構造については説明を省略する。
図4に示した貯湯槽Mは、丸胴形容器の中心軸を鉛直に向けて付設することが好ましいが、中心軸は厳密に鉛直に向く必要はなく、鉛直から多少ずれていてもよい。なぜならば、外管11は丸胴形容器の鏡板の中央部に付設されており、鏡板は中高となっているので、中心軸が鉛直からずれていても、外管11の周りには中央部に近づくに従って次第に高くなる内壁面が存在しているからであり、従って、気泡の分離される過程が充分に存在しているからである。
また、貯湯槽Mでは、図6に図4のVI−VI線断面を示したように、加熱装置に連結される温水出口2及び温水入口3の先端部分を約45度だけ互いに逆方向に湾曲させて、貯湯槽M内に流入した温湯が容器の円周面に沿って円を描いて流れるようにすることが好ましい。
図4に示した貯湯槽Mも、貯湯槽Lと同様に、排気兼送湯口Xを備えているから、これを使用するときには気液分離装置を用いる必要がない点で、すぐれた効果をもたらすものである。
従来の貯湯槽の側面図である。 従来の貯湯槽を用いた場合の配管システムの模型図である。 この発明に係る貯湯槽の一部切欠側面図である。 この発明に係る別の貯湯槽の一部切欠側面図である。 公知の自動空気抜き弁の断面図である。 図4に示した貯湯槽のVI−VI線断面図である。
符号の説明
A ボイラー
B 従来の貯湯槽
C 気液分離装置
D 送湯管
E 分配管
F 返湯管
G 湯口
L、M この発明の貯湯槽
P ポンプ
X 排気兼送湯口
1 給湯出口
2 温水出口
3 温水入口
4 返湯入口
5 給水入口
6 ドレン排出口
11 外管
12 内管
13 排気管
14 フランジ
15 板
31 管
32 浮子
33 弁体
34 弁座
35 排気孔

Claims (4)

  1. 離れたところに設けられた多数の湯口へ温湯を供給するための貯湯槽であって、密閉された丸胴形の容器からなり、別の加熱装置との間で温湯を循環させて湯温を一定に保っている貯湯槽において、貯湯槽の上端に外管と内管と排気管とを用いて排気と送湯とを兼ねた排気兼送湯口を付設し、その場合、上記外管はその下端が容器の上端部に穿設された孔の周りに気密に固定されて上方に向かって開口し、その開口が板によって閉塞されており、上記内管は、上記板を貫通して固定され、下端を外管の下端より容器内へ突出させており、排気管は、上記板を貫通して固定され、下端を上記板に近接させており、上端に自動空気抜き弁を備えることにより、排気兼送湯口が構成されていることを特徴とする貯湯槽。
  2. 排気兼送湯口が丸胴形容器の丸胴部の一端に付設されており、貯湯槽は排気兼送湯口を上にして、丸胴形容器の中心軸を傾斜させて付設されるものであることを特徴とする、請求項1に記載の貯湯槽。
  3. 排気兼送湯口が丸胴形容器の鏡板の中央部に付設されており、貯湯槽は排気兼送湯口を上にして丸胴形容器の中心軸を鉛直に向けて付設されるものであることを特徴とする、請求項1に記載の貯湯槽。
  4. 外管の開口を閉塞する板、内管及び排気管のうち、少なくとも1つが銅で作られていることを特徴とする、請求項1−3の何れか1つの項に記載の貯湯槽。
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