JP5274232B2 - 映像記録装置、その制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体への映像ファイルの記録、記録媒体からの映像ファイルの読み出し、周辺機器とのデータ通信が可能な映像記録装置、その制御方法に関する。
パーソナルコンピュータ(以下、PCあるいはパソコンと呼ぶ)を介さず、デジタルビデオカメラ(以下、DVCと呼ぶ)と直接接続してDVD作成を行うような周辺機器、いわゆるDVDライター、DVDバーナーがある。
一方、近年、DVCでは、1シーンの撮影時間を一定の短い時間に自動的に制限する、いわゆるスナップ撮影をすることができるものがある。
従来、スナップ撮影で記録した大量のファイルを、DVCからDVDライターなどに直接転送してDVDを作成するような場合、DVC内の映像ファイルがそのまま転送されるため、DVDにおいて短い時間のファイルが大量に書き込まれてしまっていた。
特許文献1には、デジタル動画ビデオカメラと、画像ファイルをビデオDVDディスクに自動的に転送するドッキングユニットとで、画像ファイルを扱う技術が開示されている。この技術では、オプションとして、いくつかの動画ビデオ画像セグメントを単一シーケンスとして取り扱われるべきであることを示す自動再生ファイル(例えばAUTPLAY1.MRKファイル)を生成することができる。
また、特許文献2には、ビデオカメラの撮影映像などを、中間媒体を用いることなく、直接、DVD−Rなどの記録媒体(光ディスク)に記録することの可能な記録装置及びディスク記録方法が開示されている。この技術では、コンテンツデータにナビゲーションデータを付加し予め定められたフォーマットに変換し、記録することができる。
特開2004−32690号公報 特開平11−232792号公報
しかしながら上記特許文献1に記載された技術では、いくつかの動画ビデオ画像セグメントを単一シーケンスとして取り扱うのみで、実際に複数の映像ファイルを結合するのではない。また上記特許文献2に記載された技術では、付加情報を含めて変換するのみで、複数の映像ファイル同士を結合するものではない。
そのため、これら従来の技術では、DVC内に大量の映像ファイルが存在する状態で、大量にDVDライターなどに直接転送し、DVDを作成し、作成されたDVDを再生する場合、メニューにもファイル数分の情報が表示され非常に煩わしいという問題があった。また、DVDを再生した際に、通常撮影したファイルとスナップ撮影で撮影したファイルとの区別がつきにくく、ユーザの意図した再生結果が得られにくいという問題点もあった。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、映像ファイルを転送する周辺機器に応じて、最適な映像ファイル転送を行う映像記録装置などの提供を目的とする。より具体的には、DVC内に大量の映像ファイルが存在する状態で、大量にDVDライターなどに映像ファイルを直接転送し、DVDを作成するような場合に、作成されたDVDにおけるファイル表示の煩わしさなどを解消することを目的とする。
本発明の映像記録装置は、記録媒体に映像ファイルの記録を行う記録手段と、前記記録媒体から映像ファイルの読み出しを行う読み出し手段と、周辺機器と通信を行う通信手段と、前記通信手段で通信する周辺機器の種類の判別を行う判別手段と、前記読み出し手段で読み出した複数の映像ファイルから特定の映像ファイルを抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した映像ファイルの結合を行う結合手段と、前記周辺機器の種類に応じて、前記複数の映像ファイルをそのまま転送するのか、前記複数の映像ファイルのうち前記結合手段で結合された映像ファイルとそれ以外の映像ファイルとを混在させて転送するのかの切替えを行う切替え手段と、前記切替え手段の切替えに応じて、前記読み出し手段で読み出した複数の映像ファイルの転送を行う転送手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の映像記録装置の制御方法は、記録媒体に映像ファイルの記録を行う記録手段と、前記記録媒体から映像ファイルの読み出しを行う読み出し手段と、周辺機器と通信を行う通信手段と、前記読み出し手段で読み出した複数の映像ファイルから特定の映像ファイルを抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した映像ファイルの結合を行う結合手段と、を有する映像記録装置の制御方法であって、前記通信手段で通信する周辺機器の種類の判別を行う判別ステップと、前記周辺機器の種類に応じて、前記複数の映像ファイルを、そのまま転送するのか、前記複数の映像ファイルのうち前記結合手段で結合された映像ファイルとそれ以外の映像ファイルとを混在させて転送するのかの切替え行う切替えステップと、前記切替えステップの切替えに応じて、前記読み出し手段で読み出した複数の映像ファイルの転送を行う転送ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、通信する周辺機器に応じて、複数の映像ファイルをそのまま転送するのか、自動的に結合して単数の映像ファイルとして転送するのかを切替えるようにすることで、通信先となる周辺機器に応じた最適な映像ファイル転送を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る映像記録装置としてのデジタルビデオカメラ100の構成例を示したブロック図である。
図1に示すように、デジタルビデオカメラ100は、撮像部101、マイクロフォン102、操作部103、システム制御部104、記録再生部105、記録媒体であるハードディスクドライブ(HDD)106を備える。更に、デジタルビデオカメラ100は、液晶パネル107、映像出力端子108、音声出力端子109、スピーカー132、外部I/F(インターフェース)制御部131、記録処理ブロック110、再生処理ブロック120を備える。
記録処理ブロック110は、映像信号処理部111、音声信号処理部112、映像データ符号化部113、音声データ符号化部114、メタデータ生成部115、データ符号化処理部116を含み構成される。
再生処理ブロック120は、映像出力部121、音声出力部122、映像データ復号化部123、音声データ復号化部124、データ復号化処理部125を含み構成される。
以下、上述した各部の詳細を説明する。
操作部103は、ユーザがデジタルビデオカメラ100に各種設定や指示を行うためのマンマシーンインタフェースである。本実施の形態において、操作部103には、電源スイッチ、動作モード切替えスイッチ、トリガーボタン、一時停止ボタン、再生ボタン、早送りボタン、巻き戻しボタン、停止ボタン、メニューボタン、上・下・左・右ボタン、決定ボタンなどが含まれる。なお、操作部103は、本発明でいう操作手段に対応しており、より詳しくは、撮影開始、撮影停止を指示するトリガーボタンが本発明でいう操作手段の一構成例に対応するものである。
システム制御部104は、デジタルビデオカメラ100を統合的に制御する。システム制御部104は、マイクロプロセッサ、プログラムメモリやワークメモリなどの外部メモリ、この外部メモリをコントロールするメモリコントローラなどのロジック、時計部、タイマー機能、I/Oポートなどにより構成される。
記録処理ブロック110は、記録動作を実行する。操作部103の動作モード切り替えスイッチにより記録モードがセットされた状態で、トリガーボタンが押下されると、システム制御部104がこれを検知し、記録処理ブロック110の各部が制御され、記録動作が開始される。
記録処理ブロック110は、撮像部101より得られる映像データを符号化し、所定の形式で記録再生部105に出力する。
記録再生部105は、記録処理ブロック110から出力されるデータ列に、ファイル形式毎に定められたヘッダ等の付加情報を付加して映像ファイルを生成し、HDD106に記録する。
ここで、記録処理ブロック110における処理を詳細に説明する。記録処理ブロック110において、撮像部101から入力される被写体に係る映像データは、まず映像信号処理部111に供給される。映像信号処理部111は、撮像部101からの映像データに対し、予め定められた符号化形式での符号化に必要な処理、例えばサブサンプルなどの処理を施し、映像データ符号化部113に出力する。
映像データ符号化部113は、映像信号処理部111からの映像データを、予め定められた符号化形式、例えばMPEG2形式やMotion JPEG形式等に従って符号化し、符号化データをデータ符号化処理部116に出力する。映像データ符号化部113はまた、一つの映像ファイルの代表画像としてのサムネイル画像を生成し、サムネイル画像のデータをデータ符号化処理部116に出力する。
一方、マイクロフォン102からの音声データは、音声信号処理部112に入力される。音声信号処理部112は、マイクロフォン102からの音声信号をデジタルデータに変換する。音声信号処理部112は更に、音声データにノイズ抑圧や増幅等の処理を施し、音声データ符号化部114に出力する。音声データ符号化部114は、音声信号処理部112からの音声データを予め定められた符号化形式、例えばMPEG2形式に従って符号化し、データ符号化処理部116に出力する。
また、メタデータ生成部115は、撮影日時や絞り値(F値)などの撮影情報を示すメタデータを生成し、データ符号化処理部116に出力する。
データ符号化処理部116は、映像データ符号化部113からの符号化映像データと、音声データ符号化部114からの符号化音声データとを、MPEG2形式またはJPEG形式のトランスポートストリーム(TS)形式に変換する。データ符号化処理部116はまた、メタデータ生成部115が出力するメタデータと、映像データ符号化部113からのサムネイル画像とを、TS形式のデータファイルのヘッダあるいはフッタに、画像ファイルの付随情報として格納する。そして、データ符号化処理部116は、TS形式に変換した映像ファイルを、記録再生部105に出力する。
デジタルビデオカメラ100では、記録開始の指示が入力されてから記録停止の指示が入力されるまでの間に、上記のように撮像部101及びマイクロフォン102から入力された映像データ、音声データをまとめて一つのファイルとして記録する。
記録開始(撮影開始)の指示は、操作部103のトリガーボタンの押下により行われる。記録停止(撮影停止)の指示は、通常撮影モードでは再度のトリガーボタンの押下により行われる。スナップ撮影モードでは、1シーン(動画)の撮影時間を一定の短い時間(例えば4秒などの所定の撮影時間)に自動的に制限し、係る撮影時間後にシステム制御部104により内部的に停止が行われる。
ユーザにより予めスナップ撮影モードが選択されていると、操作部103のトリガーボタンの押下により、システム制御部104は、撮影を開始すると共に、内部カウンタをスタートさせる。そして、撮影時間の計測を開始し、予め定められた短い一定時間(例えば4秒)を経過すると、システム制御部104は、自動的に記録を停止させる。記録の停止が行われると、データ符号化処理部116は、メタデータ生成部115からのメタデータ及び映像データ符号化部113からのサムネイル画像を各ファイルのヘッダあるいはフッタに格納する。ヘッダにはこの他、ファイル名、更に、スナップ撮影モードの場合には、スナップ撮影フラグなども記録される。なお、スナップ撮影モードと通常撮影モードとの切替えは、操作部103を操作することで行われる。この構成は、本発明でいうモード切替え手段の一構成例に対応する。
次に、再生処理ブロック120について説明する、再生処理ブロック120は、再生動作を実行する。操作部103の動作モード切り替えスイッチにより再生モードがセットされた状態で、再生ボタンが押下されると、システム制御部104がこれを検知し、再生処理ブロック120の各部が制御され再生動作が開始される。
再生モードでは、HDD106に記録されている各映像ファイルのヘッダ又はフッタに格納されたサムネイル画像が読み出され、表示装置の一例である液晶パネル107に一覧表示される。ユーザは液晶パネル107に表示されたサムネイル画像を確認し、例えば操作部103に含まれる上・下・左・右キーを操作し、再生を希望するファイルのサムネイル画像を選択状態とし、決定ボタン等を押下して再生すべき映像ファイルを指定することができる。システム制御部104は、再生すべき映像ファイルが指定されると、再生処理ブロック120の各部を制御して、指定された映像ファイルを復号化して液晶パネル107に表示する。
ここで、再生処理ブロック120における処理を詳細に説明する。システム制御部104は、再生すべき映像ファイルが指定されると、記録再生部105を制御し、指定された映像ファイルをHDD106から読み出し、再生処理ブロック120へ供給する。つまり再生処理ブロック120では、指定された映像ファイルを、記録再生部105を通じてHDD106から取得する。そして、その映像ファイル内の映像データ及び音声データを復号化し、それぞれ映像出力端子108、音声出力端子109から出力すると共に、再生された映像を液晶パネル107に表示し、音声をスピーカー132から出力する。
より詳しく説明すると、記録再生部105によりHDD106から読み出された映像ファイルは、まずデータ復号化処理部125に出力される。データ復号化処理部125は、供給された映像ファイルから映像データ、音声データを検出し、更に、映像ファイルのヘッダ又はフッタからメタデータを検出する。そして、データ復号化処理部125は、映像データを映像データ復号化部123に、音声データを音声データ復号化部124にそれぞれ出力する。
映像データ復号化部123は、データ復号化処理部125から出力された映像データを復号化し、映像出力部121に出力する。映像出力部121は、復号化された映像データを外部モニタやその他外部機器で処理するのに適した形式に変換し、映像出力端子108や液晶パネル107の少なくとも一方に出力する。
一方、音声データ復号化部124は、データ復号化処理部125から出力された音声データを復号化し、音声出力部122に出力する。音声出力部122は、復号化された音声信号を外部機器で処理するのに適した形式に変換し、音声出力端子109に出力する。なお、スピーカー132にも音声信号を出力しても良い。
次に、外部I/F制御部131について説明する。外部I/F制御部131は、例えばUSBなどのデジタルインターフェースであり、デジタルビデオカメラ100と周辺機器ホスト、例えばパソコンやDVDライターなどとの接続を行い、データ通信をする。外部I/F制御部131は、システム制御部104の指示により、通信先となる周辺機器ホストからの要求に応じて、映像ファイルの転送を行う。
デジタルビデオカメラ100におけるデータ転送処理では、外部I/F制御部131は、まずデジタルビデオカメラ100と周辺機器ホストとの接続を検出する。周辺機器ホストとの接続を検出すると、外部I/F制御部131は、接続された周辺機器ホストの種類を判別し、その種類情報と共に、周辺機器ホストと接続されたことをシステム制御部104に通知する。
また外部I/F制御部131は、周辺機器ホストからのデータ転送要求を受け取り、システム制御部104に通知する。この場合、システム制御部104は、記録再生部105を介して、所望の映像ファイルをHDD106から読み出し、必要に応じて、映像ファイルを結合し、周辺機器ホストに転送する。なお、外部I/F制御部131は、本発明でいう通信手段の一構成例に対応するものである。
以上のような構成を有するデジタルビデオカメラ100では、上述したようにHDD106に記録した映像ファイルを結合して一つの映像ファイルとして扱い、周辺機器ホストに転送することができる。映像ファイルを結合する場合には、HDD106から読み出した映像ファイルを、記録再生部105を介して、一旦、データ符号化処理部116に送り、結合部分の再エンコードを行い、結合処理を行う。映像ファイルの結合方法に関しては、各種の編集アプリケーションなどで公知のため、ここでの説明は割愛する。
図2は、周辺機器ホストであるDVDライターあるいはDVDバーナーからの映像ファイル転送要求に対して、スナップ撮影モードで撮影された複数の映像ファイルをピックアップし、単数の映像ファイルに結合してから転送する際のフローチャートである。以下、係る動作の詳細を説明する。なお、以下で説明する動作は、システム制御部104がデジタルビデオカメラ100内の各部を制御することで実行される。
まず、ステップS201においてシステム制御部104は、外部I/F制御部131を介して、周辺機器が接続されたか否かを検出する。周辺機器の接続を検出するとステップS202に進む。
ステップS202においてシステム制御部104は、周辺機器からの映像ファイル情報提示要求を待つ。提示要求があった場合はステップS203に進む。ここでいう映像ファイル情報とは、映像ファイルに係る簡易情報(メタデータなど)であり、名称、サイズ、種類、更新日時などが含まれる。
ステップS203においてシステム制御部104は、記録再生部105を介して、HDD106から映像ファイル情報を取得する(読み出す)。
次にステップS204においてシステム制御部104は、接続された周辺機器がDVDライターか、それ以外(パソコン等)かを検出する。DVDライターであればステップS205に進み、そうでなければステップS207に進む。なお、ここでの処理は、本発明でいう判別手段、及び切替え手段の一処理例に対応する。
ステップS205においては、システム制御部104は、スナップ撮影フラグをもとに、スナップ撮影された映像ファイルを検出し、ピックアップ(抽出)する。
次にステップS206においてシステム制御部104は、ステップS205でピックアップした複数の連続したスナップ撮影映像ファイルを擬似的に1つのファイルとして結合する処理を行う。具体的には、複数の映像ファイルから、ストリームデータなどを伴わない空のファイルを作成する。ここでは、映像ファイルを実際に結合する前に、擬似的に1つのファイルとして結合して扱う場合の例を挙げているが、この処理は必ずしも行わなくとも構わない。通常、ファイルの結合には時間を要するため、ここで、擬似的にファイルの結合処理を行うことで、周辺機器への実際の映像ファイルの転送、すなわち次のステップへの移行時間を短縮できる利点がある。なお、ここでの処理の対象となる映像ファイルはスナップ撮影映像ファイルに限定される。また、ここで説明した処理は、本発明でいう擬似ファイル作成手段の一処理例に対応する。
そしてステップS207においてシステム制御部104は、デジタルビデオカメラ100内の映像ファイル情報を、接続された周辺機器に提示し、ステップS208に進む。ここで、周辺機器がDVDライターであれば(ステップS206で擬似的に結合する処理を行った場合)、個々の映像ファイルの映像ファイル情報の代わりに、複数の映像ファイルを擬似的に結合した映像ファイル(空ファイル)の映像ファイル情報が提示される。また、周辺機器がDVDライター以外であれば、デジタルビデオカメラに記録された個々の映像ファイルの映像ファイル情報が提示される。なお、ここでいう提示とは、映像ファイル情報、すなわち名称、サイズ、種類、更新日時などを実体画像を伴わない形式で、周辺機器に送信することなどである。また、ここでの処理は、本発明でいう提示手段の一処理例に対応する。
次に、ステップS208においては、システム制御部104は、周辺機器からの映像ファイル転送要求を待つ。映像ファイルの転送要求があった場合はステップS209に進む。
ステップS209においてシステム制御部104は、接続された周辺機器が、DVDライターか、それ以外(パソコン等)かを検出する。DVDライターであればステップS210に進み、そうでなければステップS211に進む。なお、ここでの処理は、本発明でいう判別手段、及び切替え手段の一処理例に対応する。
ステップS210においては、システム制御部104は、上記ピックアップされた複数の連続したスナップ撮影映像ファイルを1つのファイルとして結合する処理を行う。なお、ここでの処理は、本発明でいう結合手段の一処理例に対応する。
そしてステップS211においてシステム制御部104は、周辺機器からの映像ファイル転送要求の内容に従い、順次映像ファイルの転送を行う。なお、ここでは、ステップS210で予め映像ファイルの結合を行う場合の例を挙げているが、ファイルの結合処理は、上述のように、結合部分のみの再エンコード処理となるため、それ以外の部分のファイル転送処理を行いながら、結合処理を行っても構わない。なお、ここでの処理は、本発明でいう転送手段の一処理例に対応する。
次にステップS212においては、システム制御部104は、転送要求のあった全ての映像ファイルの転送終了を待つ。転送の終了が確認されるとステップS213に進む。
ここで図3は、ここまでの動作を説明するイメージ図である。図3において、映像ファイル1、2、6は、通常撮影された映像ファイルを示す。映像ファイル3、4、5、7、8、9、10は、スナップ撮影された映像ファイルを示す。この例では、上述の動作により、連続するスナップ撮影された映像ファイル3、4、5は、映像ファイル345として結合され、映像ファイル7、8、9、10は、映像ファイル78910として結合される。そして、映像ファイル1、2、映像ファイル345、映像ファイル6、映像ファイル78910の5つの映像ファイルが、デジタルビデオカメラ100からDVDライター300に転送されることになる。
なお、ステップS206の擬似的にファイルを結合する処理では、映像ファイル3、4、5からストリームデータなどを伴わないファイル345が、映像ファイル7、8、9、10からストリームデータなどを伴わないファイル78910が擬似的に作成される。また、ステップS207の映像ファイルの提示の処理では、映像ファイル3、4、5の映像ファイル情報の代わりに、映像ファイル345の映像ファイル情報が提示される。また、映像ファイル7、8、9、10の映像ファイル情報の代わりに、映像ファイル78910の映像ファイル情報が提示されることになる。
図2の説明に戻る。ステップS213以降の処理は、全ての映像ファイルの転送が終了した後(ステップS212)の、デジタルビデオカメラ100内での結合ファイルの取り扱いについての処理である。
まずステップS213においてシステム制御部104は、接続された周辺機器が、DVDライターか、それ以外(パソコン等)かを検出する。DVDライターであればステップS214に進み、そうでなければ処理を終了する。
ステップS214においては、システム制御部104は、上記結合処理されたファイルの有無を検出する。結合ファイルがある場合はステップS215に進み、無い場合には処理を終了する。
ステップS215においてシステム制御部104は、結合ファイルの保存が選択されているか否かを検出する。結合ファイルの保存が選択されていればステップS216に進み、結合ファイルをHDD106に記録する。また、結合ファイルの保存が選択されていなければステップS217に進み、結合ファイルを削除する。
図4は、ファイル転送後の動作のイメージ図であり、図5は、結合ファイルの保存の選択に係るメニュー表示の一例を示す図である。
図5(a)は、結合された映像ファイル転送後の処理を選択するメニュー表示であり、本例では、「常に削除」、「常に保存」、「ファイル転送後にその都度選択」のいずれかの設定を選択可能としている。ユーザは予めこのメニュー表示から設定を行うようにしておく。
図5(b)は、図5(a)で「ファイル転送後にその都度選択」を選択している場合の、ファイル転送後のメッセージ表示であり、「保存」又は「削除」を選択することができるようになっている。ステップS215で保存が選択されている場合は、図4に示すようにステップS216で結合ファイルを新しい映像ファイルとしてHDD106に記録する(図4<ケース2>)。一方、保存が選択されていない場合は、ステップS217で結合ファイルを削除(図4<ケース1>)する。
以上で、本発明の実施の形態を説明した。本実施の形態に係るデジタルビデオカメラ100では、通信する周辺機器、(例えば、パソコンやDVDライターなど)に応じて、複数の映像ファイルをそのまま転送するのか、自動的に結合して単数の映像ファイルとして転送するのかを切替えるようにした。このような構成により、通信先となる周辺機器に応じて、最適な映像ファイル転送をすることができる。
より具体的にはこのような構成は、例えば1シーンの撮影時間を一定の短い時間に自動的に制限する、いわゆるスナップ撮影した映像ファイルが大量に存在し、パソコンを介さず直接DVDライターになどに接続して、DVDを作成するような場合に有効となる。すなわち、デジタルビデオカメラ100内のスナップ撮影した映像ファイルを結合して転送することができるため、DVDライターでDVDを作成した場合に、再生したDVDにおいて表示されるメニューにも限られた映像ファイル情報のみが表示される。そのため、DVDにおけるメニューなどの表示における煩わしさがなくなり、通常撮影したファイルとスナップ撮影で撮影したファイルとの区別も容易に判断できるようになる。
なお、本発明を適用したデジタルビデオカメラ100をDVDを作成するDVDライターなどに直接接続する場合のみならず、例えばテレビ受像機に映像ファイルを転送する場合にも、ここで表示される映像ファイルのメニュー表示を視認性良くできたりもする。
また、上述した実施の形態では、本発明を適用可能な映像記録装置の一例としてデジタルビデオカメラを示したが、撮像部を持たない単なる映像記録装置であっても本発明を適用可能である。
また、本発明を実現するために、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記憶媒体を用いても良い。この場合には記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって本発明の目的が達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行う場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。この場合には、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行ってもよい。
本発明の実施の形態に係る映像記録装置としてのデジタルビデオカメラの構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラが、周辺機器ホストであるDVDライターあるいはDVDバーナーからの映像ファイル転送要求に対して、スナップ撮影モードで撮影された複数の映像ファイルをピックアップし、単数の映像ファイルに結合してから転送する際のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラの動作を説明するイメージ図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラの、ファイル転送後の動作のイメージ図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラで表示される、結合ファイルの保存の選択に係るメニュー表示の一例を示す図である。
符号の説明
101 撮像部
102 マイクロフォン
103 操作部
104 システム制御部
105 記録再生部
106 ハードディスクドライブ(HDD)
107 液晶パネル
108 映像出力端子
109 音声出力端子
110 記録処理ブロック
111 映像信号処理部
112 音声信号処理部
113 映像データ符号化部
114 音声データ符号化部
115 メタデータ生成部
116 データ符号化処理部
120 再生処理ブロック
121 映像出力部
122 音声出力部
123 映像データ復号化部
124 音声データ復号化部
125 データ復号化処理部
131 外部I/F(インターフェース)制御部
132 スピーカー

Claims (8)

  1. 記録媒体に映像ファイルの記録を行う記録手段と、
    前記記録媒体から映像ファイルの読み出しを行う読み出し手段と、
    周辺機器と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段で通信する周辺機器の種類の判別を行う判別手段と、
    前記読み出し手段で読み出した複数の映像ファイルから特定の映像ファイルを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出した映像ファイルの結合を行う結合手段と、
    前記周辺機器の種類に応じて、前記複数の映像ファイルをそのまま転送するのか、前記複数の映像ファイルのうち前記結合手段で結合された映像ファイルとそれ以外の映像ファイルとを混在させて転送するのかの切替えを行う切替え手段と、
    前記切替え手段の切替えに応じて、前記読み出し手段で読み出した複数の映像ファイルの転送を行う転送手段と、
    を有することを特徴とする映像記録装置。
  2. 前記抽出手段で抽出される特定の映像ファイルは、所定の撮影時間で記録された映像ファイルであることを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
  3. 被写体の撮影を行う撮影手段と、
    撮影開始及び停止の指示を行うための操作手段と、
    前記操作手段からの指示により開始された動画の撮影を、前記所定の撮影時間後に自動的に停止するスナップ撮影モードと、前記操作手段からの指示により開始された動画の撮影を、再度の前記操作手段からの指示により停止する通常撮影モードとを切替えるモード切替え手段と、を更に有し、
    前記スナップ撮影モードまたは前記通常撮影モードで撮影された映像ファイルを前記記録手段により記録し、
    前記抽出手段で抽出される映像ファイルは、前記スナップ撮影モードで撮影された映像ファイルであることを特徴とする請求項2に記載の映像記録装置。
  4. 前記転送手段による転送の際に結合される前記複数の映像ファイルを、前記記録媒体において連続して記録された前記所定の撮影時間の映像ファイルとすることを特徴とする請求項2又は3に記載の映像記録装置。
  5. 前記結合した映像ファイルを前記通信手段で通信する周辺機器に転送した後、前記映像ファイルを自動的に削除することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の映像記録装置。
  6. 前記結合した映像ファイルを前記通信手段で通信する周辺機器に転送した後、前記映像ファイルを新しい映像ファイルとして保存することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の映像記録装置。
  7. 前記結合した映像ファイルを前記通信手段で通信する周辺機器に転送した後、前記映像ファイルを削除するか、新しい映像ファイルとして保存するかを、選択可能とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の映像記録装置。
  8. 記録媒体に映像ファイルの記録を行う記録手段と、前記記録媒体から映像ファイルの読み出しを行う読み出し手段と、周辺機器と通信を行う通信手段と、前記読み出し手段で読み出した複数の映像ファイルから特定の映像ファイルを抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した映像ファイルの結合を行う結合手段と、を有する映像記録装置の制御方法であって、
    前記通信手段で通信する周辺機器の種類の判別を行う判別ステップと、
    前記周辺機器の種類に応じて、前記複数の映像ファイルを、そのまま転送するのか、前記複数の映像ファイルのうち前記結合手段で結合された映像ファイルとそれ以外の映像ファイルとを混在させて転送するのかの切替え行う切替えステップと、
    前記切替えステップの切替えに応じて、前記読み出し手段で読み出した複数の映像ファイルの転送を行う転送ステップと、
    を有することを特徴とする映像記録装置の制御方法。
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