JP5270988B2 - 生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置 - Google Patents

生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5270988B2
JP5270988B2 JP2008185147A JP2008185147A JP5270988B2 JP 5270988 B2 JP5270988 B2 JP 5270988B2 JP 2008185147 A JP2008185147 A JP 2008185147A JP 2008185147 A JP2008185147 A JP 2008185147A JP 5270988 B2 JP5270988 B2 JP 5270988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
rotating plate
foreign matter
cam lever
raw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008185147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010022240A (ja
Inventor
幹雄 古田
英一 山本
誠 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fulta Electric Machinery Co Ltd filed Critical Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP2008185147A priority Critical patent/JP5270988B2/ja
Publication of JP2010022240A publication Critical patent/JP2010022240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5270988B2 publication Critical patent/JP5270988B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Edible Seaweed (AREA)

Description

発明の詳細な説明
本発明は、生海苔の異物分離除去装置の回転板(インペラー)の昇降装置に関する。
従来、この種の生海苔の異物分離除去装置の構造は、生海苔と海水が混合した混合液(混合液とする)が供給される生海苔混合液槽(混合液槽とする)に回転自在に設けた回転板と、この混合液槽に設けた選別ケーシングの間でクリアランス(隙間)を形成し、このクリアランス(クリアランスの調整)を介して、良質な生海苔と異物に分離し(異物分離し)、この良質な生海苔を、選別ケーシング及び/又はチャンバーに貯留し、この選別ケーシングの生海苔取出口より良品タンクに導く構造である。また、分離された異物は、混合液槽に設けた異物排出口より混合液槽外に排出される。
そして、従来の構造、例えば、特開平8−140637号の「生海苔の異物分離除去装置」で開示されている構造では、この底部に設けた環状枠板部(24)「選別ケーシング」に、第一回転板(51)及び/又は第二回転板(52)を内嵌してクリアランス(S)を形成する。このクリアランス(S)を介して、異物分離し、良質な生海苔を、選別ケーシングに導く構造である。このような構造において、例えば、このクリアランス(S)に、混合液中の異物、又は不具合のある生海苔(塊状、重なり、ねじれ等の現象、又は前記の複合現象等による不具合となった生海苔)が詰まった場合、即ち、クリアランス(S)が目詰まりした場合には、この第一回転板(51)等(回転板とする)の回転を停止(作動停止)し、この第一回転板(51)等を工具により強制的に解除して、清掃する作業が必要となる。そして、このクリアランス(S)の目詰まりは、混合液及び/又は装置の状態とか、他の条件等により、いつ発生するか分からないことが問題であるとともに、この目詰りの場合には、回転板が、選別ケーシングに圧嵌されていることから、その引抜き(クリアランスの解放)には、プーリ機器等の工具を必要とするので、作業が大変であること、これらの工具を要することから厄介であること、或いはクリアランス(S)を所定の隙間に調整するのに、経験と時間を要すること等の問題点があった。
前述のような問題があることから、異物分離及び乾海苔作業中に、目詰まりが発生した場合には、クリアランス(S)の開放を、ワンタッチで、かつ工具等を必要とせず、回転板を強制的に昇降可能とすること(例えば、カムレバー・ロックレバー等のレバー操作により、回転板を強制的に昇降可能とすること)、また、工具等を必要としないで、回転板の昇降を図り、目詰まりを解除し、かつ異物を排除し、直ちに、回転板を降下させ、元のクリアランス(S)に簡単にかつ確実に戻し、作業を開始できる回転板の昇降装置が、この種の業界では、従来から強く望まれていた。
上記に鑑み、目詰まりを解除し、かつ異物を排除し、直ちに、回転板を降下させ、元のクリアランス(S)に簡単にかつ確実に戻し、作業を開始できる回転板の昇降装置を説明すると、クリアランスを、逆洗し、目詰まりを解消する方法(逆洗手段)、又は選別ケーシングと回転板間に、海水の流入、圧送等を介して、回転板を押上げ(クリアランスを開放し)、必要により、洗浄及び/又は異物を排除して、目詰まりが解消し、かつ異物等の排除と、洗浄し、最初のクリアランスに戻す方法(機械的手段)とがある。そして、この機械的手段が、昨今、多く採用されている。
そこで、この機械的手段の一例を説明する。先ず、特開平10−327820号の「生海苔の異物分離装置」がある(文献1とする)。この発明は、回転板の逆転と、カム手段を介して、この回転板を上下動させ、クリアランスの調整(拡大と復帰)と、目詰まり解消を図る構造である。次に、本出願人が提案する特開2000−23642の「生海苔異物分離部の回転板機構」がある(文献2とする)。この発明は、回転板にスペーサーを介して、冠体をネジ止めする構造であり、このスペーサーの厚みを変更する(スペーサーの取替え)ことで、クリアランスを調整し、クリアランスの調整と、目詰まり解消を図ることを意図する。また、同出願人の特開2000−232868の「生海苔の異物分離装置の回転板加圧装置」がある(文献3とする)。この発明は、回転板をスプリング等の加圧手段で押圧する構成であって、逆洗を利用し、この回転板を押上げ、クリアランスの調整と、目詰まり解消を図り、目詰まり解消後に、加圧手段を介して、元のクリアランスに戻す構造である。
特開平10−327820号 特開2000−23642 特開2000−232868
前記文献1〜文献3は、クリアランスの調整は可能であるが、二つの操作を介して、クリアランスの拡大を行う構造である。この調整は、簡単ではあるが、二つの操作を行なうことから、面倒であることは歪めない。従って、この調整が、一つの操作でできる構造と、また、回転板が、所定の位置に必ず復帰する構造が望まれている。
上記に鑑み、本発明は、少なくとも、前述した二つの要望を満足できる生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を提供することを意図する。
請求項1の発明は、いつ発生するか分からないクリアランスの目詰り及び清掃時において、回転板の昇降とクリアランス開放(隙間解放)が、工具を必要とせずに、かつ単一操作(一回の操作)で可能な構造とすること、また、このクリアランス開放後において、回転板を、所定の位置に必ず復帰可能とし、クリアランスを確実に元の状態(隙間)に戻すことが可能な構造とすること等を意図する。そして、また、請求項1の発明は、従来の生海苔の異物分離除去装置の回転板、及びスリーブを利用し、この回転板の昇降装置を装着可能とし、例えば、この生海苔の異物分離除去装置の汎用性の向上と、資源の有効利用を図ること、等を意図する。
請求項1は、生海苔混合液槽の底部に設けた回転板が昇降する生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置において、
生海苔の異物除去装置の混合液槽の下方外側に配置されるモータの出力軸に連結し、前記混合液槽内に立設する回転軸と、下方部に前記回転板を固着し、回転軸に嵌合係止するとともに、回転軸に対して、軸方向において、上下方向に摺動可動としたスリーブと、このスリーブの上方端部近傍の位置に固設したベース部と、このベース部の本体部には、直径方向に直線状に亘って、切欠き部を設け、この切欠き部に変位して設けた枢軸にカム、及びこのカムのカムレバーを可動自在(起伏自在)に設け、このカムレバーに下面部(カム部)と、上面部(フリー部)を設けるとともに、この下面部と、この上面部が交差する隅角部には、その軸方に向かって切欠いた切欠きを設け、前記カムレバーの立設時において、このカムレバーの上面部が、前記回転軸の上端に圧接し、かつ前記カムレバーの下面部と前記枢軸とで形成される偏芯寸法Aと、この上面部とこの枢軸とで形成される偏芯寸法Bの差が、前記スリーブの押上寸法とする構成したことを特徴とする生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な、生海苔の異物分離除去装置の回転軸とスリーブの連繋機構の構造を提供すること等を意図する。
請求項2は、請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
前記回転軸とスリーブの連繋機構を、この回転板を支持するスリーブと、このスリーブが嵌合係止される前記混合液槽の底部に立設した回転軸と、この回転軸と前記スリーブに設けた連繋手段と、前記回転軸に切欠きを設けたロック溝と、このロック溝に嵌挿される、前記スリーブの上端に設けた爪片で構成した生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な、ベース部と、スリーブ等の構造を提供すること等を意図する。
請求項3は、請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
前記スリーブと、このスリーブに設けた中間部材を、隙間調整ナットとして、前記ベース部を、この中間部材に固止する構成とした生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な、クリアランスを調整する機構の構造を提供すること等を意図する。
請求項4は、請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
前記回転軸に設けた前記スリーブと、このスリーブに設けた前記回転板と、この回転板と、前記生海苔混合液槽の底部に設けた選別ケーシングの間に形成したクリアランスを調整する機構は、前記スリーブに刻設した第一の螺子部と、この第一の螺子部に噛合する第二の螺子部を備え、かつ前記スリーブに外嵌される中間部材で構成した生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
請求項5の発明は、請求項4の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な、カムレバーの構造を提供すること等を意図する。
請求項5は、請求項4に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
前記回転軸の上端(上方端面部分)に、前記カムレバーのカム部が圧接すると、この上端を押圧し、前記スリーブ及び回転板を、所定の位置に復帰可能とし(固止し)、
またこの回転軸の上端(上方端面部分)に、前記カムレバーのフリー部が圧接すると、前記スリーブ及び回転板を、所定の位置に上昇又は降下可能とする構成とした生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
請求項6の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適なベース部を提供すること等を意図する。
請求項6は、請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
前記ベース部は、前記スリーブ、又はスリーブに設けた中間部材に固止する本体部と、この本体部に設けた直線状の切欠き部で構成し、この切欠き部に、前記カムレバーを偏芯して枢着する構成とした生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
請求項1の発明は、生海苔混合液槽の底部に設けた回転板が昇降する生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置において、
生海苔の異物除去装置の混合液槽の下方外側に配置されるモータの出力軸に連結し、混合液槽内に立設する回転軸と、下方部に前記回転板を固着し、回転軸に嵌合係止するとともに、回転軸に対して、軸方向において、上下方向に摺動可動としたスリーブと、スリーブの上方端部近傍の位置に固設したベース部と、ベース部の本体部には、直径方向に直線状に亘って切欠き部を設け、切欠き部に変位して設けた枢軸にカム、及びカムのカムレバーを可動自在(起伏自在)に設け、カムレバーに下面部(カム部)と、上面部(フリー部)を設けるとともに、下面部と、上面部が交差する隅角部には、軸方に向かって切欠いた切欠きを設け、カムレバーの立設時において、カムレバーの上面部が、回転軸の上端に圧接し、かつカムレバーの下面部と枢軸とで形成される偏芯寸法Aと、上面部と枢軸とで形成される偏芯寸法Bの差が、スリーブの押上寸法とする構成したことを特徴とする生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
従って、請求項1は、いつ発生するか分からないクリアランスの目詰り及び清掃時において、回転板の昇降とクリアランス開放(隙間解放)が、工具を必要とせずに、かつ単一操作可能な構造となること、また、このクリアランス開放後において、回転板を、所定の位置に必ず復帰可能とし、クリアランスを確実に元の状態(隙間)に戻すことが可能な構造となること等の特徴を有する。そして、請求項1は、従来の生海苔の異物分離除去装置の回転板、及びスリーブを利用し、この回転板の昇降装置を装着可能とし、例えば、この生海苔の異物分離除去装置の汎用性の向上と、資源の有効利用が図れること、等の実益がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
回転軸とスリーブの連繋機構を、回転板を支持するスリーブと、スリーブが嵌合係止される前記混合液槽の底部に立設した回転軸と、回転軸と前記スリーブに設けた連繋手段と、回転軸に切欠きを設けたロック溝と、ロック溝に嵌挿される、スリーブの上端に設けた爪片で構成した生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な、生海苔の異物分離除去装置のクリアランスと、回転軸とスリーブの連繋機構の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
スリーブと、スリーブに設けた中間部材を、隙間調整ナットとして、ベース部を、中間部材に固止する構成とした生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な、ベース部、スリーブ等の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
回転軸に設けたスリーブと、スリーブに設けた回転板と、回転板と、生海苔混合液槽の底部に設けた選別ケーシングの間に形成したクリアランスを調整する機構は、スリーブに刻設した第一の螺子部と、第一の螺子部に噛合する第二の螺子部を備え、かつスリーブに外嵌される中間部材で構成した生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な、クリアランスを調整する機構の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
回転軸の上端(上方端面部分)に、カムレバーのカム部が圧接すると、上端を押圧し、スリーブ及び回転板を、所定の位置に復帰可能とし(固止し)、
また回転軸の上端(上方端面部分)に、カムレバーのフリー部が圧接すると、スリーブ及び回転板を、所定の位置に上昇又は降下可能とする構成とした生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
従って、請求項5は、請求項4の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な、カムレバーの構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
ベース部は、スリーブ、又はスリーブに設けた中間部材に固止する本体部と、本体部に設けた直線状の切欠き部で構成し、切欠き部に、カムレバーを偏芯して枢着する構成とした生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置である。
従って、請求項6は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適なベース部を提供できること等の特徴を有する。
本発明の生海苔の異物分離除去装置の好ましい一例を、以下に説明する。
図面の説明をすると、図1は生海苔の異物分離除去装置の好ましい第一の実施例を示した全体の要部の断面図、図2は第一の実施例における生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、クリアランスを調整し、スリーブ及び回転板を、所定位置にセットした状態で、クリアランスが最小の拡大断面図、図3は第一の実施例のおける生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、スリーブ及び回転板を、開放位置にセットした状態で、クリアランスが最大の拡大断面図、図4は図3の一部欠截の平面図、図5は図4のA−A断面図である。また、図6は生海苔の異物分離除去装置の好ましい第二の実施例を示した全体の要部の断面図、図7は第二の実施例における生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、クリアランスを調整し、スリーブ及び回転板を、所定位置にセットした状態で、クリアランスが最小の拡大断面図、図8は第二の実施例における生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、スリーブ及び回転板を、開放位置にセットした状態で、クリアランスが最大の拡大断面図である。さらに、図9は生海苔の異物分離除去装置の好ましい第三の実施例を示した全体の要部の断面図、図10は第三の実施例における生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、クリアランスを調整し、スリーブ及び回転板を、所定位置にセットした状態を占め示した拡大断面図である。
図において、1は異物分離部を備えた異物分離除去装置で、この異物分離除去装置1は、生海苔混合液を貯留する混合液槽2と、この混合液槽2にそれぞれ設けた回転板3及び選別ケーシング4と、異物排出用の異物排出口5を設ける。そして、この回転板3を回転するモータ6(回転伝達手段)を混合液槽2外に設けるとともに、この回転板3は、後述する連繋手段を介して、混合液槽2に立設した回転軸7に連繋するとともに、この回転板3は、回転軸7がモータ6により回転されることで、同時に回転する。尚、この回転軸7の上部の外周面にはスリーブ10(スリーブ軸)を嵌合係止し、回転軸7に対して、同位置で上下方向に摺動可能としたスリーブ10の下方部に、前記回転板3を設ける。尚、この異物分離除去装置1の構造は、一例であるので、例えば、混合液槽2に回転板3が配備され、かつこの回転板3が上下動(昇降)できる構造であれば、本発明の回転板の昇降装置は採用できる。
この回転軸7とスリーブ10の連繋手段(連繋関係)を説明すると、この回転軸7の軸方向に長く、かつ軸芯方向に一文字形状に切り込んだロック溝70と、このロック溝70に挿設されるスリーブ10の上端10aに軸芯方向に突設した少なくとも1箇所以上(対で設けることが望ましいが、スリーブ10の上端10aの内周面に突設する(突条)する場合もある)の爪片100で構成し、回転軸7の回転が、このロック溝70と対の爪片100の係合(係止)を介して、伝達される。尚、このスリーブ10の上端10aの外周面10bには、第一の螺子部101が刻設されており、この第一の螺子部101は、中間部材11の内周面に設けた第二の螺子部111が、外嵌噛合される。また、中間部材11に隙間調整ナットを用いた場合、この中間部材11の第二の螺子部111と、スリーブ10の第一の螺子部101とが噛合する軸方向の上下位置により、回転軸7に対するスリーブ10の上下位置が決定されるとともに、クリアランスHの隙間の微調整が図れ(異物の大小と、その混入状態、又は混合液の状態、異物分離スピード等を勘案して調整する)、かつ回転板3の上下位置が決定される。
また、スリーブ10の上端10aには、前記中間部材11を介して、ベース部13の本体部13aを載架、かつ固止する。そして、このベース部13が、回転軸7の上部7a−1に固止される。尚、図示しないが、ベース部13は、回転軸7の上部7a−1に嵌合、又は差込み固定する構造等の例もある。そして、固定螺子15の省略を図り、かつ後述するカムレバー18、19を、ロックする構造(図示しない)である。
そして、図1〜5に示した第一の実施例を基に説明すると、前記ベース部13の本体部13aには、直径方向に直線状に亘って、切欠き部130を設ける。そして、この切欠き部130には、枢軸16、17を介して、カムレバー18、19(同じ動きであり、一方のカムレバー18側で説明する)が可動自在(起伏自在)に設けられている(偏芯して枢着されている)。このカムレバー18は、下面部18c、(19c)と、上面部18d、(19d)が交差する隅角部18−1、(隅角部19−1)には、その軸方に向かって切欠いた切欠き180、(190)を設ける。この切欠き180は、カムレバー18を水平状態から立設する際の、障害回避を図る(スムーズな可動を可能とする)。即ち、カムレバー18の枢軸16を偏芯して設けた場合において、そのスムーズな起伏を促し、水平状態から垂直状態(立設状態)への移動、垂直状態(立設状態)から水平状態への移動をスムーズに行う。尚、この偏芯は、カムレバー18の立設時において、カムレバー18のフリー部18b(19b)が、回転軸7の上端7aに圧接Sし、かつ前記カムレバー18のカム部18aと枢軸とで形成される偏芯寸法Aと、このフリー部18bと枢軸16とで形成される偏芯寸法Bの差の範囲(以下、「偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差の範囲」とする。言い換えると、押上支持寸法である。この実施例では、偏芯寸法Bより偏芯寸法Aの方が長いものとする。)において、スリーブ10が降下(矢印「ロ」)する。つまり、カムレバー18の可動により、スリーブ10に固止したベース部15の枢軸16の位置が、降下し、このスリーブ10が、強制的に、かつワンタッチで、降下(矢印「ロ」)する。このスリーブ10の降下で、スリーブ10に固止した回転板3が降下するとともに、この回転板3の降下で、クリアランスAの開きが最大となる構造である。また、この偏芯は、カムレバー18の水平状態への移動によって、カムレバー18のカム部18aが、回転軸7の上端7aに圧接Sし、かつ偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差の範囲(押上支持寸法)において、スリーブ10が上昇(矢印「イ」)する。換言すると、カムレバー18の可動により、スリーブ10に固止したベース部15の枢軸16の位置が、上昇し、このスリーブ10が、強制的に、かつワンタッチで、上昇(矢印「イ」)する。このスリーブ10の移動で、スリーブ10に固止した回転板3が上昇するとともに、この回転板3の上昇で、クリアランスAの開きが最小となる(元のクリアランスに復帰する)構造である。尚、このカムレバー18の偏芯効果は、図2、図3に示す如く、カムレバー18の偏芯位置に枢軸16を設け、この枢軸16を支点とし、このカムレバー18が可動すること、並びに、そのカム部18aと、フリー部18bが、回転軸7の上端7aに圧接Sすることにより、スリーブ10に固止したベース部13の枢軸16の位置が昇降し、それにより、スリーブ10及び回転板3の昇降が同時に達成され、前述と同様の効果を生じる。
また、図中22は、選別ケーシング4により選別された海苔を搬送するホースで、このホース22を選別ケーシング4の開口4aに接続する。23は生海苔供給管、24は水供給管を示している。
尚、図示しないが、クリアランスHの隙間の微調整用の設定及び/又は数値把握用の冶具を付設することもあり得る。また、カムレバー18の放射方向の端面に、カムレバー18の引上げ又は引き下げ用の他の工具(前述の「工具」とは異なる。)の挿入孔18−2(19−2)を開設し、この他の工具等を利用して、このカムレバー18を、簡易に可動することと、このカムレバー18を、放射方向に短くして、ベース部13の本体部13aの輪郭内、及び/又は中間部材11の直径内に収めることで、人手を介して、この中間部材11を操作でき、容易にクリアランスの調整を図れること、軽量化及び材料の節約化等に寄与できる。尚、この他の工具を省略して、手動等で簡易にカムレバー18の可動を行なうことも可能である。
次に、クリアランスHの調整(目詰まり解消後)を説明すると、図3から図2に示した実線の位置にある使用状態(使用可能な状態)に戻す場合では、カムレバー18を、矢印「B」の方向に、引き下げることで、偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差の範囲において、スリーブ10が上昇(矢印「イ」に示した、例えば、この偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差(かつ、爪片100の下面とロック溝70の底面の隙間である、隙間上限5mmと隙間下限1mmの差)である略4mm程度上昇することで、「爪片100の下面とロック溝70の底面とで形成される隙間(隙間上限)」となり)し、このスリーブ10に固止された回転板3も同じ寸法上昇し、回転板3と選別ケーシング4の間のクリアランスHの隙間が最小となり、カムレバー18のカム部18aが、回転軸7の上端7aに圧接Sし、このクリアランスHが使用状態(最初の状態)となる。
この使用状態で、目詰まりが生じた場合には、図2から図3に示した実線の位置にある目詰解消状態(目詰解消可能な状態)にする場合では、カムレバー18を、矢印「A」の方向に、引上げることで、このカムレバー18を、枢軸16を支点として立設状態へ向かって可動させる。この操作で、図3に示すように、このカムレバー18は、立設状態となり、当該カムレバー18のカム部18aが、回転軸7の上端7aに当接し、この回転軸7の上端7aを利用して、押上支持寸法が小さくなる。従って、この例では、偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差の範囲において、スリーブ10が降下(矢印「ロ」に示した、例えば、この偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差(かつ、爪片100の下面とロック溝70の底面の隙間である、隙間上限5mmと隙間下限1mmの差)である略4mm程度降下することで、換言すると、「爪片100の下面とロック溝70の底面の隙間(隙間下限)」となり)し、かつこのスリーブ10に固止された回転板3も同じ寸法降下し、回転板3と選別ケーシング4の間のクリアランスHの隙間が最大となり(クリアランスの拡大)、このクリアランスHの寸法を利用して、異物、又は不具合のある生海苔(絡まった生海苔)を除去し、かつ清掃する。
そして、この除去と清掃が終了した時点で、前述とは、逆の操作で、このカムレバー18を、枢軸16を支点として復帰方向に可動(伏した状態へ可動)する。この操作を介して、カムレバー18が、最初の状態に戻るとともに、カムレバー18のカム部18aが、回転軸7の上端7aに圧接Sし、この例では、図4に示したように、回転軸7の上端7aに、軸方向に広幅Cとなった、カム部18aと、同じ広幅Cのフリー部18bが支持され、かつこの支持を介して、当該回転軸7に、このスリーブ10及び回転板3が支持される。しかも、クリアランスHの使用状態から、このクリアランスHの拡大を経て、最初の位置へ復帰(最初の状態への復帰)する、この一連の操作が、カムレバー18の可動のみで(工具を要さず、単一の操作のみによって、スリーブ10及び回転板3の移動及び固定を)、確実に行えること、殊に、このクリアランスHを、最初の状態に、確実かつ簡易に復帰できる実益がある(最初の状態に必ず復帰できる)。
また、図示しないが、回転軸7と、スリーブ10の連繋関係は、回転軸7のロック溝70に、スリーブ10に設けた連結板で連繋する構造、又は回転軸7とスリーブ10を連結具で連繋する構造等の各構造が採用できる。
さらに、図6〜8に示した第二の実施例を基に説明を行うと、スリーブ10の上端10aには、前記中間部材11を介して、ベース部13の本体部13aを載架、かつ固止し、この本体部13aの孔131には固定螺子15の軸部150が貫通される。そして、この軸部150の先端に設けた第三の螺子部151が、回転軸7の上部7a−1に設けた第四の螺子部72に噛合されることで、前記カムレバー18、19を固定螺子15が押圧し、カムレバー18、19の可動を防止し、また、このベース部13が、回転軸7の上部7a−1に固止される構造である。
そして、第一の実施例と同様に、クリアランスHの調整(目詰まり解消後)を説明すると、図8から図7に示した実線の位置にある使用状態(使用可能な状態)に戻す場合では、カムレバー18を、矢印「B」の方向に、水平状態に移動させ、この例では、偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差の範囲(この実施例では、偏芯寸法Aより偏芯寸法Bの方が長い。)において、スリーブ10が降下(矢印「ロ」に示した、例えば、この偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差(かつ、爪片100の下面とロック溝70の底面の隙間である、隙間上限5mmと隙間下限1mmの差)である略4mm程度降下することで、換言すると、「爪片100の下面とロック溝70の底面の隙間(隙間下限)」となり)し、このスリーブ10に固止された回転板3も同じ寸法降下し、回転板3と選別ケーシング4の間のクリアランスHの隙間が最小となり、カムレバー18のカム部18aが、回転軸7の上端7aに圧接Sし、このクリアランスHが使用状態(最初の状態)となる。
この使用状態で、目詰まりが生じた場合には、図7から図8に示した実線の位置にある目詰解消状態(目詰解消可能な状態)にする場合では、カムレバー18を、矢印「A」の方向に、引上げることで、このカムレバー18を、枢軸16を支点として立設状態へ向かって可動させる。この操作で、図8に示すように、このカムレバー18は、立設状態となり、当該カムレバー18のカム部18aが、回転軸7の上端7aに当接し、この回転軸7の上端7aを利用して、押上支持寸法が確保される(大きくなる)。従って、この例では、偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差の範囲において、スリーブ10が上昇(矢印「イ」に示した、例えば、この偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差(かつ、爪片100の下面とロック溝70の底面の隙間である、隙間上限5mmと隙間下限1mmの差)である略4mm程度上昇することで、換言すると、「爪片100の下面とロック溝70の底面の隙間(隙間上限)」となり)し、かつこのスリーブ10に固止された回転板3も同じ寸法上昇し、回転板3と選別ケーシング4の間のクリアランスHの隙間が最大となり(クリアランスの拡大)、このクリアランスHの寸法を利用して、異物、又は不具合のある生海苔(絡まった生海苔)を除去し、かつ清掃する。
そして、この除去と清掃が終了した時点で、前述とは、逆の操作で、このカムレバー18を、枢軸16を支点として復帰方向に可動(伏した状態へ可動)する。この操作を介して、カムレバー18が、最初の状態に戻るとともに、カムレバー18のカム部18aが、回転軸7の上端7aに圧接Sし、この例では、軸方向に広幅Cとなった、カム部18aと、同じ広幅Cのフリー面18bを介して、スリーブ10及び回転板3が、回転軸7に支持される。(図示は省略するが、この広幅Cは、前述の図4と同様の形状である。)その他の特徴は、前述の例に準ずる。但し、この実施例では、クリアランス部の回転板3が選別ケーシング4の上側に位置するため、偏芯寸法Aと偏芯寸法Bの差が図1〜5と逆となり、それにより、前述の図1〜5とは、スリーブ10及び回転板3が逆の動きをする。また、その他の構造等は、前述の例に準ずる。
図9、図10に示した第三の実施例を基に説明を行うと、この例では、第一の実施例と同様に、前記中間部材11を省略し、スリーブ10と、ベース部13を固止する構造、又は中間部材111とベース部13を一体構造とする簡略形の構造である。そして、この構造では、部品点数の減少化と、低コスト化、又は使用・組立て等の簡便化と、作業の能率化に寄与できる。そして、クリアランスHの調整(目詰まり解消)と、目詰解消状態(目詰解消可能な状態)にする場合の流れは、カムレバー18、19の形状により、と同様のものとする。
また、前述した各実施例の如く、本発明の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置が採用される、選別ケーシング4及び/又は回転板3の形態と、他の構造、並びにこれらの関係は、一例であり、限定されない。
図1は生海苔の異物分離除去装置の好ましい第一の実施例を示した全体の要部の断面図 図2は第一の実施例における生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、クリアランスを調整し、スリーブ及び回転板を、所定位置にセットした状態で、クリアランスが最小の拡大断面図 図3は第一の実施例における生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、スリーブ及び回転板を、開放位置にセットした状態で、クリアランスが最大の拡大断面図 図4は図3の一部欠截の平面図 図5は図4のA−A断面図 生海苔の異物分離除去装置の好ましい第二の実施例を示した全体の要部の断面図 図7は第二の実施例における生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、クリアランスを調整し、スリーブ及び回転板を、所定位置にセットした状態で、クリアランスが最小の拡大断面図 図8は第二の実施例における生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、スリーブ及び回転板を、開放位置にセットした状態で、クリアランスが最大の拡大断面図 図9は生海苔の異物分離除去装置の好ましい第三の実施例を示した全体の要部の断面図 図10は第三の実施例における生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置を介して、クリアランスを調整し、スリーブ及び回転板を、所定位置にセットした状態を占め示した拡大断面図
1 異物分離除去装置
2 混合液槽
3 回転板
4 選別ケーシング
4a 開口
5 異物排出口
6 モータ
7 回転軸
7a 上端
7a−1 上部
70 ロック溝
72 第四の螺子部
10 スリーブ
10a 上端
10b 外周面
100 爪片
101 第一の螺子部
11 中間部材
111 第二の螺子部
13 ベース部
13a 本体部
130 切欠き部
131 孔
15 固定螺子
150 軸部
151 第三の螺子部
16 枢軸
17 枢軸
18 カムレバー
18−1 隅角部
18−2 挿入孔
180 切欠き
18a カム部
18b フリー部
18c 下面部
18d 上面部
19 カムレバー
19−1 隅角部
19−2 挿入孔
190 切欠き
19a カム部
19b フリー部
19c 下面部
19d 上面部
22 ホース
23 生海苔供給管
24 水供給管
A 偏芯寸法
B 偏芯寸法
C 広幅
H クリアランス
S 圧接

Claims (6)

  1. 生海苔混合液槽の底部に設けた回転板が昇降する生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置において、
    生海苔の異物除去装置の混合液槽の下方外側に配置されるモータの出力軸に連結し、前記混合液槽内に立設する回転軸と、下方部に前記回転板を固着し、回転軸に嵌合係止するとともに、この回転軸に対して、軸方向において、上下方向に摺動可動としたスリーブと、このスリーブの上方端部近傍の位置に固設したベース部と、このベース部の本体部には、直径方向に直線状に亘って、切欠き部を設け、この切欠き部に変位して設けた枢軸にカム、及びこのカムのカムレバーを可動自在(起伏自在)に設け、このカムレバーに下面部(カム部)と、上面部(フリー部)を設けるとともに、この下面部と、この上面部が交差する隅角部には、その軸方に向かって切欠いた切欠きを設け、前記カムレバーの立設時において、このカムレバーの上面部が、前記回転軸の上端に圧接し、かつ前記カムレバーの下面部と前記枢軸とで形成される偏芯寸法Aと、この上面部とこの枢軸とで形成される偏芯寸法Bの差が、前記スリーブの押上寸法とする構成したことを特徴とする生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置。
  2. 請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
    前記回転軸とスリーブの連繋機構を、前記回転板を支持するスリーブと、このスリーブが嵌合係止される前記混合液槽の底部に立設した回転軸と、この回転軸とスリーブに設けた連繋手段と、前記回転軸に切欠きを設けたロック溝と、このロック溝に嵌挿される、前記スリーブの上端に設けた爪片で構成した生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置。
  3. 請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
    前記スリーブと、このスリーブに設けた中間部材を、隙間調整ナットとして、前記ベース部を、この中間部材に固止する構成とした生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置。
  4. 請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
    前記回転軸に設けた前記スリーブと、このスリーブに設けた前記回転板と、この回転板と、前記生海苔混合液槽の底部に設けた選別ケーシングの間に形成したクリアランスを調整する機構は、前記スリーブに刻設した第一の螺子部と、この第一の螺子部に噛合する第二の螺子部を備え、かつ前記スリーブに外嵌される中間部材で構成した生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置。
  5. 請求項4に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
    前記回転軸の上端(上方端面部分)に、前記カムレバーのカム部が圧接すると、この上端を押圧し、前記スリーブ及び回転板を、所定の位置に復帰可能とし(固止し)、
    またこの回転軸の上端(上方端面部分)に、前記カムレバーのフリー部が圧接すると、前記スリーブ及び回転板を、所定の位置に上昇又は降下可能とする構成とした生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置。
  6. 請求項1に記載の生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置であって、
    前記ベース部は、前記スリーブ、又はスリーブに設けた中間部材に固止する本体部と、この本体部に設けた直線状の切欠き部で構成し、この切欠き部に、前記カムレバーを偏芯して枢着する構成とした生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置。
JP2008185147A 2008-07-16 2008-07-16 生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置 Active JP5270988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008185147A JP5270988B2 (ja) 2008-07-16 2008-07-16 生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008185147A JP5270988B2 (ja) 2008-07-16 2008-07-16 生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010022240A JP2010022240A (ja) 2010-02-04
JP5270988B2 true JP5270988B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=41728691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008185147A Active JP5270988B2 (ja) 2008-07-16 2008-07-16 生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5270988B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5843273B1 (ja) * 2015-02-13 2016-01-13 渡邊機開工業株式会社 生海苔の異物分離装置
JP7385891B2 (ja) * 2019-01-28 2023-11-24 フルタ電機株式会社 生海苔異物分離除去装置のクリアランスの構造

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3065451U (ja) * 1999-07-02 2000-02-02 フルタ電機株式会社 生海苔異物分離装置のクリアランス調整機構
JP2002023642A (ja) * 2000-07-06 2002-01-23 Motoji Fujimoto 情報伝達書類
JP4641658B2 (ja) * 2001-05-14 2011-03-02 フルタ電機株式会社 生海苔異物分離除去装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010022240A (ja) 2010-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2025383B2 (en) Solid-liquid separating device
EP1972411B1 (en) System and method for breaking chips formed by a drilling operation
CN1291824C (zh) 纸张打孔装置
JP5270988B2 (ja) 生海苔の異物分離除去装置の回転板の昇降装置
CN110171210A (zh) 一种纸张花边自动印刷设备
CN210877742U (zh) 一种曲柄连杆端头外圆周面自动铣削设备
CN111298899A (zh) 一种厨余垃圾粉碎装置
CN111251368B (zh) 一种电路板钻孔装置
CA2646785C (en) Screw adjust cone crusher
JP5351442B2 (ja) 生海苔の異物分離除去装置の回転板加圧及び加圧解除装置
CN107398797A (zh) 船舶用柴油机气阀与阀座配合面研磨装置
CN114871815A (zh) 一种具有自冷功能的铣刀盘组件及其总成
CN111730089A (zh) 一种能够进行自动清洁排屑的钻床
JP3966528B2 (ja) 生海苔異物分離部の回転板機構
CN211028188U (zh) 薄壁衬套类零件钻孔工装
JP4917955B2 (ja) 生海苔異物分離装置の回転板機構
CN103358159B (zh) 自动钻孔攻牙一体机
CN210358794U (zh) 一种凸模柱快速拆装的冲孔设备
CN218698400U (zh) 一种拆阀座工具
CN220443831U (zh) 一种水性粘合剂生产研磨反应釜
CN210435424U (zh) 摇臂钻床蜗杆轴装置
CN112873959B (zh) 榨油装置、大豆油加工生产用破碎榨油一体装置
CN114589498B (zh) 一种钣金加工集成平台
CN212757469U (zh) 一种乳化液废水搅拌过滤装置
CN108789564A (zh) 全自动食品切环机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5270988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250