JP5269855B2 - 化粧料 - Google Patents
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Description
(A)ポリオール化合物。
(B)ポリイソシアネート化合物。
(C)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、カルボキシル基とを有する化合物。
(D)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、第三級アミノ基とを有する化合物。
(S)ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、環状シリコーン、フェニル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーンから選ばれた1種または2種以上であって、シロキサン鎖のいずれの末端にも水酸基、第一級アミノ基または第二級アミノ基のいずれも有しないポリシロキサン化合物。
(A)ポリオール化合物
(B)ポリイソシアネート化合物
(C)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、カルボキシル基とを有する化合物
(D)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、第三級アミノ基とを有する化合物
(S)ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、環状シリコーン、フェニル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーンから選ばれた1種または2種以上であって、シロキサン鎖のいずれの末端にも水酸基、第一級アミノ基または第二級アミノ基のいずれも有しないポリシロキサン化合物
(A)ポリオール化合物
(B)ポリイソシアネート化合物
(C)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、カルボキシル基とを有する化合物
(D)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、第三級アミノ基とを有する化合物
(S)ポリシロキサン化合物
(A)ポリオール化合物
(B)ポリイソシアネート化合物
(C)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、カルボキシル基とを有する化合物
(D)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、第三級アミノ基とを有する化合物
(S)ポリシロキサン化合物
(A)ポリオール化合物(B)ポリイソシアネート化合物(C)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、カルボキシル基とを有する化合物(D)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、第三級アミノ基とを有する化合物(E)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、下記の一般式(1)で示される構造単位とを有する化合物
(A)ポリオール化合物
(B)ポリイソシアネート化合物
(C)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、カルボキシル基とを有する化合物
(D)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、第三級アミノ基とを有する化合物
(E)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、下記の一般式(1)で示される構造単位とを有する化合物
(S)ポリシロキサン化合物
(A)ポリオール化合物
(B)ポリイソシアネート化合物
(C)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、カルボキシル基とを有する化合物
(D)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、第三級アミノ基とを有する化合物
(E)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、下記の一般式(1)で示される構造単位とを有する化合物
(S)ポリシロキサン化合物
以下、本発明の実施形態についてさらに詳述する。
(A)ポリオール化合物
(B)ポリイソシアネート化合物
(C)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、カルボキシル基とを有する化合物
(D)水酸基、第一級アミノ基及び第二級アミノ基から選択される少なくとも1種と、第三級アミノ基とを有する化合物
攪拌装置、温度計、窒素導入管及び還流冷却器を備えた4つ口フラスコに、イソホロンジイソシアネート(IPDI)70g、ポリプロピレングリコール(PPG、重量平均分子量1000)63g、1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHDM)7g、ジメチルポリシロキサン(25℃における粘度が10mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH200C−10cs(商品名))8g及びジメチロールブタン酸(DMBA)20gを入れ、溶剤として酢酸エチル50gを加え、オイルバスを用いて80℃に加熱して3時間反応させた。その後、N−メチルジエタノールアミン(NMDEtA)2g並びに酢酸エチル60gを追加して、さらに80℃にて3時間反応させ、イソシアネート基の残存したプレポリマーを得た。このイソシアネート基の残存したプレポリマーを50℃まで冷却した後、水酸化カリウム10gを含む水700gに高速撹拌して分散させ、さらに50℃にて3時間鎖長延長反応を行って高分子量化させた。得られた水性液から上記酢酸エチルを回収し、実質的に溶剤を含まないポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(A)の水性液を得た。
製造例1に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、ポリエーテル変性シリコーン(25℃における粘度が1600mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH3775C(商品名))8gを用いた以外は、製造例1と同様の方法を用いてポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(B)の水性液を得た。
製造例1に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、環状シリコーン(25℃における粘度が4mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH245(商品名))8gを用いた以外は、製造例1と同様の方法を用いてポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(C)の水性液を得た。
製造例1に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、フェニル変性シリコーン(25℃における粘度が22mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH556(商品名))8gを用いた以外は、製造例1と同様の方法を用いてポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(D)の水性液を得た。
製造例1に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、アルキル変性シリコーン(25℃における粘度が500mm2/s、信越化学工業(株)製のKF−412(商品名))8gを用いた以外は、製造例1と同様の方法を用いてポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(E)の水性液を得た。
製造例1に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、アルコキシ変性シリコーン(25℃における粘度が80mm2/s、信越化学工業(株)製のKF−851(商品名))8gを用いた以外は、製造例1と同様の方法を用いてポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(F)の水性液を得た。
製造例1に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、ポリエーテル変性シリコーン(25℃における粘度が1600mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH3775C(商品名))20gを用いた以外は、製造例1と同様の方法を用いてポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(H)の水性液を得た。
攪拌装置、温度計、窒素導入管及び還流冷却器を備えた4つ口フラスコに、イソホロンジイソシアネート(IPDI)70g、ポリプロピレングリコール(PPG、重量平均分子量1000)55g、ポリエチレングリコール(PEG、重量平均分子量1000)8g、1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHDM)7g、ジメチルポリシロキサン(25℃における粘度が10mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH200C−10cs(商品名))8g及びジメチロールブタン酸(DMBA)20gを入れ、溶剤として酢酸エチル50gを加え、オイルバスを用いて80℃に加熱して3時間反応させた。その後、N−メチルジエタノールアミン(NMDEtA)2g並びに酢酸エチル60gを追加して、さらに80℃にて3時間反応させ、イソシアネート基の残存したプレポリマーを得た。このイソシアネート基の残存したプレポリマーを50℃まで冷却した後、水酸化カリウム10gを含む水700gに高速撹拌して分散させ、さらに50℃にて3時間鎖長延長反応を行って高分子量化させた。得られた水性液から上記酢酸エチルを回収し、実質的に溶剤を含まないポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(I)の水性液を得た。
製造例9に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、ポリエーテル変性シリコーン(25℃における粘度が1600mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH3775C(商品名))8gを用いた以外は、製造例9と同様の方法を用いてポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(J)の水性液を得た。
製造例9に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、ジメチルポリシロキサン(25℃における粘度が10mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH200C−10cs(商品名))20gを用いた以外は、製造例9と同様の方法を用いてポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(K)の水性液を得た。
製造例9に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、ポリエーテル変性シリコーン(25℃における粘度が1600mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH3775C(商品名))20gを用いた以外は、製造例9と同様の方法を用いてポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(L)の水性液を得た。
製造例1に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサンを全く用いなかった以外は、製造例1と同様の方法を用いて両性ウレタン樹脂(M)の水性液を得た。
攪拌装置、温度計、窒素導入管及び還流冷却器を備えた4つ口フラスコに、イソホロンジイソシアネート(IPDI)70g、ポリプロピレングリコール(PPG、重量平均分子量1000)63g、1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHDM)7g及びジメチロールブタン酸(DMBA)20gを入れ、溶剤として酢酸エチル50gを加え、オイルバスを用いて80℃に加熱して3時間反応させた。その後、N−メチルジエタノールアミン(NMDEtA)2g並びに酢酸エチル60gを追加して、さらに80℃にて3時間反応させ、イソシアネート基の残存したプレポリマーを得た。このイソシアネート基の残存したプレポリマーを50℃まで冷却した後、水酸化カリウム10gを含む水700gに高速撹拌して分散させ、さらに50℃にて3時間鎖長延長反応を行って高分子量化させた。得られた水性液から上記酢酸エチルを回収し、実質的に溶剤を含まない両性ウレタン樹脂の水性液を得た後、ジメチルポリシロキサン(25℃における粘度が10mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH200C−10cs(商品名))を8g加えて、両性ウレタン樹脂(N)の水性液を得た。
比較製造例2に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、ポリエーテル変性シリコーン(25℃における粘度が1600mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH3775C(商品名))8gを用いた以外は、比較製造例2と同様の方法を用いて両性ウレタン樹脂(O)の水性液を得た。
比較製造例2に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、環状シリコーン(25℃における粘度が4mm2/s、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSH245(商品名))8gを用いた以外は、比較製造例2と同様の方法を用いて両性ウレタン樹脂(P)の水性液を得た。
比較製造例2に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、アルキル変性シリコーン(25℃における粘度が500mm2/s、信越化学工業(株)製のKF−412(商品名))8gを用いた以外は、比較製造例2と同様の方法を用いて両性ウレタン樹脂(R)の水性液を得た。
比較製造例2に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、アルコキシ変性シリコーン(25℃における粘度が80mm2/s、信越化学工業(株)製のKF−851(商品名))8gを用いた以外は、比較製造例2と同様の方法を用いて両性ウレタン樹脂(S)の水性液を得た。
製造例1に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、ジメチルポリシロキサンジオール(両末端OH基導入タイプ、25℃における粘度が62mm2/s、信越化学工業(株)製のKF−6002(商品名))8gを用い、ポリプロピレングリコール(PPG、重量平均分子量1000)63gの代わりに、ポリプロピレングリコール(PPG、重量平均分子量1000)55gを用いた以外は、製造例1と同様の方法を用いて両性ウレタン樹脂(T)の水性液を得た。
製造例1に記載した製造方法において、ジメチルポリシロキサン8gの代わりに、ジメチルポリシロキサンジオール(片末端OH基導入タイプ、25℃における粘度が88mm2/s、信越化学工業(株)製のX−22−176B(商品名))8gを用い、ポリプロピレングリコール(PPG、重量平均分子量1000)63gの代わりに、ポリプロピレングリコール(PPG、重量平均分子量1000)55gを用いた以外は、製造例1と同様の方法を用いて両性ウレタン樹脂(U)の水性液を得た。
黒色バージンヘア(長さ20cm,重さ4g)に、調製したスタイリングムースを0.5g塗布し、1試料当たり、5本のカールを作製し、これを50℃で1時間乾燥させた。このカールした毛髪ストランドの長さを測定して、初期値(c)とする。次に、毛先に60gの荷重を15分間かけ、15分後に荷重を外し、毛先の目盛りを読みとる(d)。次式に従い、カールメモリー値を算出した。
カールメモリー値(%)={(20−d)/(20−c)}×100
上記カールメモリー値が100%に近いほどカール保持率が強く、弾力性に優れることを示している。なお、評価基準は以下のように設定した。
◎:90%以上
○:70〜90%未満
△:50〜70%未満
×:50%未満
黒色バージンヘア(長さ20cm,重さ4g)に、調製したスタイリングムースを0.5g塗布し、これを50℃で1時間乾燥させ、次いで、温度25℃,湿度60%RHの恒温恒湿器に30分放置した。この毛髪ストランドに櫛を5回通したときのフレーキングの状態を目視により観察した。評価基準は以下のように設定した。
◎:まったくフレーキングが見られない
○:フレーキングが見られない
△:すこしフレーキングが見られる
×:フレーキングしている
スタイリングムース30個を透明な容器で製造し、サイクル温度試験(50℃、〜−10℃、2サイクル/日、一ヶ月間)を行い、分離、クリミング、凝集等がないかを専門研究員が目視で観察し、以下の評価法に従い評価した。
◎:分離、クリミング、凝集等が見られる試料が、0個である。
○:分離、クリミング、凝集等が見られる試料が、1個である。
△:分離、クリミング、凝集等が見られる試料が、2個である。
×:分離、クリミング、凝集等が見られる試料が、3個以上である。
まず、本発明化粧料の特徴を示すために、毛髪化粧料であるスタイリングムースを例にとって評価テストを行った。表1に示す処方により実施例1〜6のスタイリングムースを製造し、弾力性、フレーキング、乳化安定性について評価した。結果を併せて表1に示す。なお、ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂は水性液として配合した。
乳化部は、(2)、(3)、(4)、一部の(16)に(1)を添加し、ホモミキサーにより乳化する。次いで、一部の(15)を加えて乳化部とする。エタノール部は、(5)、(12)〜(14)を攪拌溶解する。水相部は、残部の(16)に(6)〜(11)、残部の(15)を添加し、攪拌し、均一とする。ムース原液としては、上記3つの部を適宜混合して得る。得られたムース原液92部をエアゾール缶に入れ、弁をし、液化石油ガス(LPG)8部を充填し、各スタイリングムースを得た。
表2に示す処方により実施例7〜12のスタイリングムースを表1の方法と同様にして製造し、弾力性、フレーキング、乳化安定性について評価した。結果を併せて表2に示す。なお、ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂は表1と同じく水性液の形態で配合した。
表3に示す処方により比較例1〜5のスタイリングムースを製造し、弾力性、フレーキング、乳化安定性について評価した。結果を併せて表3に示す。なお、両性ウレタン樹脂は水性液として配合した。
乳化部は、(2)、(3)、(4)、一部の(15)に(1)を添加し、ホモミキサーにより乳化する。次いで、一部の(14)を加えて乳化部とする。エタノール部は、(5)、(11)〜(13)を攪拌溶解する。水相部は、残部の(15)に(6)〜(10)、残部の(14)を添加し、攪拌し、均一とする。ムース原液としては、上記3つの部を適宜混合して得る。得られたムース原液92部をエアゾール缶に入れ、弁をし、液化石油ガス(LPG)8部を充填し、各スタイリングムースを得た。
表4に示す処方により比較例6〜10のスタイリングムースを表3の方法と同様にして製造し、弾力性、フレーキング、乳化安定性について評価した。結果を併せて表4に示す。なお、配合した両性ウレタン樹脂は表3と同じく水性液である。
配合成分 配合量(重量%)
(1)ポリビニルアルコール 10.0
(2)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(A) 2.5 (20%水性液) (樹脂量として0.5%)
(3)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(J) 2.5 (20%水性液) (樹脂量として0.5%)
(4)カルボキシメチルセルロース 5.0
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)エタノール 12.0
(7)香料 適量
(8)メチルパラベン 0.2
(9)緩衝剤(クエン酸,クエン酸Na) 適量
(10)ポリオキシエチレンオレイルアルコールエーテル 0.5
(11)イオン交換水 残部
(11)に(9)、(5)、(2)、(3)を添加後70〜80℃に加熱する。ここに、(4)、(1)を添加し、攪拌溶解を行う。(6)に(7)、(8)、(10)を添加溶解後、前述の水相に添加し、脱気、濾過、冷却する。本品を使用した皮膚は、しっとり、なめらかで、かつ肌にハリ感のあるものであった。
配合成分 配合量(重量%)
(1)タルク 3.0
(2)二酸化チタン 5.0
(3)ベンガラ 0.5
(4)黄酸化鉄 1.4
(5)黒酸化鉄 0.1
(6)ベントナイト 0.5
(7)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.9
(8)トリエタノールアミン 1.0
(9)プロピレングリコール 10.0
(10)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(B) 10.0 (20%水性液) (樹脂量として2%)
(11)イオン交換水 残部
(12)ステアリン酸 2.2
(13)イソヘキサデシルアルコール 7.0
(14)モノステアリン酸グリセリン 2.0
(15)液状ラノリン 2.0
(16)流動パラフィン 8.0
(17)エチルパラベン 0.1
(18)香料 適量
(6)を分散した(9)を(11)に加え、70℃でホモミキサー処理した後、残りの水相成分(7)、(8)、(10)を添加し、十分に攪拌する。これに十分混合粉砕された粉体部を攪拌しながら添加し、70℃でホモミキサー処理する。つぎに70〜80℃で加熱溶解された油相(12)〜(16)及び(17)を徐々に添加し、70℃でホモ処理する。これを攪拌しながら冷却し、45℃で(18)を加え、室温まで冷却する。最後に脱気し、容器に充填する。得られた乳化型ファンデーションは、しっとりとし、なめらかで、化粧持ちのよいものであった。
配合成分 配合量(重量%)
(1)酸化鉄(黒) 14.0
(2)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(C) 45.0 (20%水性液) (樹脂量として9.0%)
(3)グリセリン 5.0
(4)ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
(5)カルボキシメチルセルロース 1.5
(6)クエン酸アセチルトリブチル 1.0
(7)イオン交換水 残部
(8)メチルパラベン 0.1
(9)香料 適量
(7)に(2)、(3)、(4)を加え、加熱溶解した後、(1)を加え、コロイドミルで処理する(顔料部)。残りの成分を混合し、70℃に加熱する。これに顔料部を加え、ホモミキサーで均一に分散する。得られたアイライナーは、適度な弾力感があり、使用感の良好なものであった。
配合成分 配合量(重量%)
(1)1,3−ブチレングリコール 6.0
(2)グリセリン 5.0
(3)ポリエチレングリコール400 3.0
(4)オリーブ油 0.5
(5)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.5
(6)ポリオキシエチレン(5)オレイルアルコールエーテル 0.3
(7)エタノール 10.0
(8)香料 適量
(9)色剤 適量
(10)フェノキシエタノール 適量
(11)クエン酸 適量
(12)クエン酸ソーダ 適量
(13)褐色防止剤 適量
(14)イオン交換水 残部
(15)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(D) 0.5 (20%水性液) (樹脂量として0.1%)
(16)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(L) 0.5 (20%水性液) (樹脂量として0.1%)
(14)に(1)、(2)、(3)(11)、(12)、(15)、(16)を加え、室温下で溶解する。一方、(7)に(4)、(5)、(6)、(10)、(8)を加え、室温下で溶解する。このアルコール相を前述の水相に添加し、さらに(9)、(13)を加え、マイクロエマルションを調整する。得られた化粧水は、しっとりしながら、なめらかで、かつ肌にハリ感を与えるものであった。
配合成分 配合量(重量%)
(1)セチルアルコール 1.0
(2)ミツロウ 0.5
(3)ワセリン 2.0
(4)スクワラン 6.0
(5)ジメチルポリシロキサン(粘度20MPa・S) 2.0
(6)エタノール 4.0
(7)グリセリン 4.0
(8)1,3−ブチレングリコール 4.0
(9)ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステル 1.0
(10)グリセロールモノステアリン酸エステル 1.0
(11)クインスシード抽出液(5%水溶液) 10.0
(12)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(E) 10.0 (20%水性液) (樹脂量として2%)
(13)メチルパラベン 適量
(14)色剤(染料) 適量
(15)香料 適量
(16)イオン交換水 残部
(16)に(7)、(8)、(12)、(14)を加え、70℃に加熱調整する。(1)〜(5)に(9)(10)を加え、70℃に加熱調整する。これを水相に加え、予備乳化を行う。ここに(11)、(13)を溶解した(6)を加え攪拌、ホモミキサーにて乳化粒子を均一にした後、脱気、濾過後(15)を加え、冷却を行う。得られた乳液の使用感は、しっとりしながら、なめらかで、かつ皮膚に弾力感を与えるものであった。
配合成分 配合量(重量%)
(1)ステアリルアルコール 6.0
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水添ラノリン 4.0
(4)スクワラン 9.0
(5)オクチルドデカノール 10.0
(6)1,3−ブチレングリコール 6.0
(7)ポリエチレングリコール1500 4.0
(8)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(F) 3.0 (20%水性液) (樹脂量として0.6%)
(9)ポリオキシエチレン(25)セチルアルコールエーテル 3.0
(10)モノステアリン酸グリセリン 2.0
(11)メチルパラベン 適量
(12)ビタミンE 適量
(13)香料 適量
(14)イオン交換水 残部
(14)に(6)、(7)、(8)を加え、70℃に加熱調整する。(1)〜(5)を加熱溶解後、(9)、(10)、(11)、(12)、(13)を加え、70℃に調整する。これを先の水相に加えて、ホモミキサーにて乳化粒子を均一にして、脱気、濾過、冷却する。得られたクリームは、しっとりしながらなめらかで、かつ肌に弾力感を与えるものであった。
配合成分 配合量(重量%)
(1)ジプロピレングリコール 5.0
(2)ポリエチレングリコール400 5.0
(3)エタノール 10.0
(4)カルボキシビニルポリマー 0.3
(5)アルギン酸Na 0.3
(6)水酸化カリウム 0.15
(7)ポリオキシエチレンソルビタンモノステアリン酸エステル 1.0
(8)ソルビタンモノオレイン酸エステル 0.5
(9)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(G) 0.5 (20%水性液)(樹脂量として0.1%)
(10)オレイルアルコール 0.5
(11)プラセンタエキス 0.2
(12)ビタミンEアセテート 0.2
(13)香料 適量
(14)メチルパラベン 適量
(15)エデト酸三ナトリウム 適量
(16)イオン交換水 残部
一部の(16)に(4)、(5)を溶解した後、(1)、(2)、(15)を順次溶解する。(3)に(7)、(8)、(10)、(11)、(12)、(13)、(14)を順次溶解し、前述の水相に添加し、マイクロエマルション化する。最後に一部の(16)に(6)を溶解し添加、ついで(9)を添加し、攪拌、脱気、濾過する。得られた美白エッセンスは、しっとりしながらなめらかで、かつ肌に弾力感を与えるものであった。
配合成分 配合量(重量%)
(1)ステアリン酸 3.0
(2)セタノール 1.0
(3)ラノリン誘導体 3.0
(4)流動パラフィン 5.0
(5)2−エチルヘキシルステアレート 3.0
(6)1,3−ブチレングリコール 6.0
(7)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(H) 4.0 (20%水性液)(樹脂量として0.8%)
(8)ポリオキシエチレンセチルアルコールエーテル 2.0
(9)モノステアリン酸グリセリン 2.0
(10)トリエタノールアミン 1.0
(11)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 4.0
(12)ジベンゾイルメタン誘導体 4.0
(13)ソルビン酸 0.2
(14)香料 適量
(15)イオン交換水 残部
(15)に(6)、(7)、(10)を溶解し加熱して70℃に保つ。(1)〜(5)を70〜80℃にて加熱溶解後、(8)、(9)、(11)、(12)、(13)、(14)を順次溶解し、温度70℃にする。前述の水相を攪拌しながら油相を添加し、乳化を行う。ホモミキサーで乳化粒子を均一に調整後、脱気、冷却する。得られた紫外線防止エッセンスは、しっとりしながら、なめらかで、かつ肌に適度な弾力感を与えるものであった。
配合成分 配合量(重量%)
(1)カルボキシビニルポリマー 0.7
(2)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(I) 5.0 (20%水性液)(樹脂量として1.0%)
(3)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(K) 5.0 (20%水性液)(樹脂量として1.0%)
(4)グリセリン 2.5
(5)1,3−ブチレングリコール 2.5
(6)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40EO) 0.5
(7)ジメチルポリシロキサン100cs 5.0
(8)ポリエーテル変性シリコーン 1.0 (商品名;KF6011、信越化学工業株式会社製)
(9)水酸化ナトリウム 適量(pH7.5に調製)
(10)エタノール 20.0
(11)ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 0.1
(12)香料 0.1
(13)エデト酸三ナトリウム 0.03
(14)イオン交換水 残余
(4)、(5)、(6)、(8)、一部の(14)に(7)を添加し、ホモミキサーにより乳化する。次いで、一部の(14)を加えて乳化部とする。一方、残りの(14)に(1)、(2)、(3)、(9)、(10)、(11)、(12)、(13)を均一溶解し、これに先の乳化部を添加し、乳化状ヘアスタイリングジェルを得た。
配合成分 配合量(重量%)
(1)エチルカルビトール 2.5
(2)1,3−ブチレングリコール 1.0
(3)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(B) 45.0 (20%水性液)(樹脂量として9.0%)
(4)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(A) 40.0 (20%水性液)(樹脂量として8.0%)
(5)粘土鉱物 0.2
(6)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40EO) 0.3
(7)色材 適量
(8)イオン交換水 残余
(6)を(8)に溶解後、(7)を混合し充分に分散させた。次いで、(1)〜(5)を均一に撹拌混合し、美爪料を得た。
配合成分 配合量(重量%)
(1)酸化鉄(黒) 10.0
(2)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(C) 20.0 (30%水性液)(樹脂量として6.0%)
(3)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(G) 10.0 (30%水性液)(樹脂量として3.0%)
(4)固形パラフィン 8.0
(5)ラノリンワックス 8.0
(6)軽質イソパラフィン 30.0
(7)セスキオレイン酸ソルビタン 4.0
(8)イオン交換水 残余
(9)防腐剤 適量
(10)香料 適量
(8)に(1)を加えホモミキサーで分散した後、(2)(3)を加え加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し、加熱して70℃に保つ(油相)。油相に水相をホモミキサーで均一に乳化分散する。
配合成分 配合量(重量%)
(1)二酸化チタン 4.5
(2)赤色201号 2.5
(3)セレシン 4.0
(4)キャンデリラロウ 8.0
(5)カルナウバロウ 2.0
(6)ヒマシ油 30.0
(7)イソステアリン酸ジグリセライド 40.0
(8)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20EO) 1.0
(9)イオン交換水 残余
(10)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(D) 2.0 (30%水性液)(樹脂量として0.6%)
(11)ポリシロキサン担持両性ウレタン樹脂(E) 3.0 (30%水性液)(樹脂量として0.9%)
(12)グリセリン 2.0
(13)香料 適量
(14)酸化防止剤 適量
(1)、(2)を(6)の一部に加え、ローラーで処理する(顔料部)。(9)〜(12)を混合する(水相)。(3)〜(5)、(6)の一部、(7)、(8)、(14)を混合し、加熱融解した後、80℃で顔料部を加え、ホモミキサーで均一に混合する。その後、水相を加え、ホモミキサーで乳化分散後、(13)を添加し、型に流し込む。
Claims (8)
- 両性ウレタン樹脂を配合した化粧料であって、
前記両性ウレタン樹脂が、下記化合物(S)の存在下で、少なくとも下記(A)〜(D)の化合物を反応させて生成されたものであることを特徴とする化粧料。
(A)1,4−シクロヘキサンジメタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,8−オクタンジオール、1,10−デカンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、スピログリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ジグリセリン及びトリグリセリンからなる群から選ばれた1種または2種以上の低分子ポリオール。
(B)水素添加4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、メチルシクロへキシレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート及びノルボルナンジイソシアネートからなる群から選ばれた1種又は2種以上の脂環式ジイソシアネート。
(C)ジアルキロール基を持った炭素数3〜26のカルボン酸。
(D)N−アルキル−N,N−ジアルカノールアミン、N,N−ジアルキル−N−アルカノールアミン又はトリアルカノールアミン。
(S)ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、環状シリコーン、フェニル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーンから選ばれた1種または2種以上であって、シロキサン鎖のいずれの末端にも水酸基、第一級アミノ基または第二級アミノ基のいずれも有しないポリシロキサン化合物。 - 前記両性ウレタン樹脂が、前記(A)、(B)及び(C)の化合物を、イソシアネート基過剰の条件にて反応させてイソシアネート基含有プレポリマーを製造する第一工程、並びに該イソシアネート基含有プレポリマーを、前記(D)の化合物と反応させる第二工程を含み、かつ第一工程及び第二工程の少なくとも一方において、(S)の化合物を存在させる方法により生成された両性ウレタン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の化粧料。
- 前記両性ウレタン樹脂が、前記(A)、(B)及び(D)の化合物を、イソシアネート基過剰の条件にて反応させてイソシアネート基含有プレポリマーを製造する第一工程、並びに該イソシアネート基含有プレポリマーを、前記(C)の化合物と反応させる第二工程を含み、かつ第一工程及び第二工程の少なくとも一方において、(S)の化合物を存在させる方法により生成された両性ウレタン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の化粧料。
- 前記両性ウレタン樹脂が、前記(A)、(B)、(C)及び(E)の化合物を、イソシアネート基過剰の条件にて反応させてイソシアネート基含有プレポリマーを製造する第一工程、並びに該イソシアネート基含有プレポリマーを、前記(D)の化合物と反応させる第二工程を含み、かつ第一工程及び第二工程の少なくとも一方において、(S)の化合物を存在させる方法により生成された両性ウレタン樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の化粧料。
- 前記両性ウレタン樹脂が、前記(A)、(B)、(D)及び(E)の化合物を、イソシアネート基過剰の条件にて反応させてイソシアネート基含有プレポリマーを製造する第一工程、並びに該イソシアネート基含有プレポリマーを、前記(C)の化合物と反応させる第二工程を含み、かつ第一工程及び第二工程の少なくとも一方において、(S)の化合物を存在させる方法により生成された両性ウレタン樹脂であることを特徴とする請求項3に記載の化粧料。
- 化粧料が毛髪化粧料である請求項1ないし6のいずれかに記載の化粧料。
- 化粧料が皮膚外用剤である請求項1ないし6のいずれかに記載の化粧料。
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