JP5268658B2 - 連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法 - Google Patents

連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5268658B2
JP5268658B2 JP2009001662A JP2009001662A JP5268658B2 JP 5268658 B2 JP5268658 B2 JP 5268658B2 JP 2009001662 A JP2009001662 A JP 2009001662A JP 2009001662 A JP2009001662 A JP 2009001662A JP 5268658 B2 JP5268658 B2 JP 5268658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tin plating
power
heating
excess
deficiency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009001662A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010159451A (ja
Inventor
昇一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Steel Engineering Co Ltd
Priority to JP2009001662A priority Critical patent/JP5268658B2/ja
Publication of JP2010159451A publication Critical patent/JP2010159451A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5268658B2 publication Critical patent/JP5268658B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

本発明は、連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法に関する。
従来、錫めっきされた先、後行材を連続してリフロー処理する場合、錫めっきストリップを入側コンダクターロールと出側コンダクターロールの間で通電(抵抗)加熱している。ここで、先行材の断面積と後行材の断面積が異なる場合、錫めっきストリップの過加熱による接続部(先行材と後行材の溶接部)の破断を避けるため、入側コンダクターロールと出側コンダクターロール間に供給する電力を切換えている。
例えば、特許文献1には、先行材よりも後行材の断面積が小さく、後行材用に設定された電力が先行材用に設定された電力より小さい場合は、接続部が入側コンダクターロールを通過する際に、入側コンダクターロールと出側コンダクターロール間に供給する電力を後行材用の設定電力に切換え、先行材よりも後行材の断面積が大きく、後行材用に設定された電力が先行材用に設定された電力より大きい場合は、接続部が出側コンダクターロールに到達した後に、入側コンダクターロールと出側コンダクターロール間に供給する電力を後行材用の設定電力に切換えて、過加熱による接続部の破断を防止することが開示されている。また、特許文献2には、錫めっきストリップを抵抗加熱と誘導加熱を組合わせて加熱する際に、錫めっきストリップの形状及び形状の変更位置がトラッキングされ、トラッキングされた形状データ及び変更位置データから形状変更部の形状変更度合いを求めて抵抗加熱及び誘導加熱に対する設定供給電力の変更率及び変更タイミングを算出し、得られた変更率及び変更タイミングで抵抗加熱及び誘導加熱に対する設定供給電力を設定変更することで、錫めっきストリップの形状に応じた加熱ができ加熱過不足部の発生を縮小できることが開示されている。
特開2007−169768号公報 特開平5−306491号公報
しかしながら、特許文献1では、加熱過不足部が最大で入側コンダクターロールと出側コンダクターロール間の距離Lの2倍になる(例えば、後行材用に設定された電力が先行材用に設定された電力より小さく、接続部が入側コンダクターロールに到達する以前に、入側コンダクターロールと出側コンダクターロール間に供給する電力が後行材用の設定電力に切換えられた場合、入側コンダクターロールと出側コンダクターロール間の先行材は加熱不足になり、また、接続部が出側コンダクターロールに到達するまでの入側コンダクターロールと出側コンダクターロール間の錫めっきストリップの電気抵抗は、接続部の移動に伴って先行材の電気抵抗値から後行材の電気抵抗値へと徐々に変化するため、接続部から距離Lまでの後行材は過加熱になり、先行材、後行材を合わせると2Lの長さの加熱過不足部が発生するという問題が生じる。
また、特許文献2では、先行材と後行材の断面積差により、接続部通過中に一定期間設定電力をダウンさせ、そのダウン率と設定変更位置を制御することにより、加熱過不足を減少するとしているが、この電気抵抗の変化が考慮されていないため、特許文献2の技術では、加熱過不足の程度は十分解消されず、実際には、最大で2Lの長さの加熱過不足部が発生するという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、先行材と後行材を接続し連続してリフロー処理する際に、加熱過不足の発生を最小限に留めると共に、先行材と後行材との接続部の過加熱による破断を防止することが可能な連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法は、錫めっき槽から連続的に送られ、途中に先行材と後行材の接続部を有する錫めっきストリップを第1、第2のコンダクターロールの間で抵抗加熱し、かつ前記第1、第2のコンダクターロールの間に配置された誘導加熱装置で誘導加熱し、これらで加熱された前記錫めっきストリップをクエンチタンクで急冷してリフロー処理する連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法であって、
前記第1、第2のコンダクターロールの間を前記接続部が通過する間に、前記第1、第2のコンダクターロールによって抵抗加熱する抵抗加熱電力を、前記先行材に適した電力Aから、前記後行材に適した電力Bに徐々に又は段階的に変え、更に前記第1、第2のコンダクターロールの抵抗加熱電力を変えること及び前記第1、第2のコンダクターロール間の電気抵抗の変化によって生じる前記錫めっきストリップに発生する加熱温度の過不足分を計算して、該過不足分を前記誘導加熱装置による加熱で補償し、前記クエンチタンク直前での前記錫めっきストリップの加熱温度を一定にした。
本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、前記電力Aから前記電力Bへの変更は、直線的に行うことが好ましい。
本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、前記錫めっきストリップに発生する加熱温度の前記過不足分は、該錫めっきストリップの前記先行材の加熱温度の過不足分である先行材過不足温度と前記後行材の加熱温度の過不足分である後行材過不足温度から構成され、前記先行材過不足温度は、前記第1、第2のコンダクターロール間の前記先行材の抵抗値と前記電力Aから求まる該先行材に対して本来流すべき電流値と前記抵抗加熱電力に対応して前記錫めっきストリップに流れる瞬時電流値との差から求まる瞬時先行材過不足温度の積算値として求め、前記後行材過不足温度は、前記第1、第2のコンダクターロール間の前記後行材の抵抗値と前記電力Bから求まる該後行材に対して本来流すべき電流値と前記瞬時電流値との差から求まる瞬時後行材過不足温度の積算値として求め、しかも、前記瞬時電流値は、前記接続部が前記第1、第2のコンダクターロールの間を移動する際に、該接続部の該第1、第2のコンダクターロール間での位置を検知し、前記先行材と前記後行材のそれぞれの板厚情報、板幅情報、及び抵抗率から前記接続部の位置に応じた前記第1、第2のコンダクターロール間の前記錫めっきストリップの合成抵抗値を求め、該合成抵抗値と前記抵抗加熱電力から算出することができる。
本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、前記錫めっきストリップに発生する加熱温度の過不足分の補償は、前記先行材が前記誘導加熱装置内を通過する際に、前記先行材過不足温度に対応した電力を該誘導加熱装置に供給し、前記後行材が前記誘導加熱装置内を通過する際に、前記後行材過不足温度に対応した電力を該誘導加熱装置に供給することで行うことができる。
本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、前記接続部が前記誘導加熱装置内を通過する際は、該誘導加熱装置に供給する電力を0にすることが好ましい。
本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法においては、錫めっきストリップの先行材と後行材との接続部が第1、第2のコンダクターロールの間を通過する間に、第1、第2のコンダクターロールによって抵抗加熱する抵抗加熱電力を、先行材に適した電力Aから、後行材に適した電力Bに徐々に又は段階的に変え、更に第1、第2のコンダクターロールの抵抗加熱電力を変えること及び第1、第2のコンダクターロール間の電気抵抗の変化によって生じる錫めっきストリップに発生する加熱温度の過不足分を計算して、過不足分を誘導加熱装置による加熱で補償するので、錫めっきストリップにおける加熱過不足の発生範囲を最小限にすることができると共に、接続部の過加熱による破断を防止することができる。
本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、抵抗加熱電力の電力Aから電力Bへの変更を、直線的に行う場合、錫めっきストリップに発生する加熱温度の過不足分を容易に計算することができる。
本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、錫めっきストリップに発生する先行材過不足温度を、接続部が第1のコンダクターロールから第2のコンダクターロールまで移動する間の瞬時先行材過不足温度の積算値として求め、錫めっきストリップに発生する後行材過不足温度を、接続部が第1のコンダクターロールから第2のコンダクターロールまで移動する間の瞬時後行材過不足温度の積算値として求める場合、先行材過不足温度及び後行材過不足温度を正確に把握することができ、誘導加熱装置による加熱の補償を効果的に行うことができる。
本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、錫めっきストリップの先行材の加熱温度の過不足分の補償は、先行材が誘導加熱装置内を通過する際に行い、錫めっきストリップの後行材の加熱温度の過不足分の補償は、後行材が誘導加熱装置内を通過する際に行う場合、クエンチタンク直前で先行材及び後行材の温度をそれぞれ最適な温度にすることができる。
本発明に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、接続部が誘導加熱装置内を通過する際に、誘導加熱装置に供給する電力を0にする場合、接続部の温度を確実に下げることができ、接続部の破断を確実に防止することができる。
本発明の一実施の形態に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法が適用される連続錫めっき設備の説明図である。 先行材の断面積が後行材の断面積より大きい場合において、接続部が第1、第2のコンダクターロール間を通過する際の加熱電力の制御の説明図であって、(A)は抵抗加熱への設定電力の変化を、(B)は錫めっきストリップの合成抵抗値の変化を、(C)は設定電力及び合成抵抗値に対応する瞬時電流値の変化を、(D)は誘導加熱装置に対し補償する補償電力の変化をそれぞれ示し、(E)は接続部が第1、第2のコンダクターロール間を移動する状態を模式的に示している。 先行材の断面積が後行材の断面積より小さい場合において、接続部が第1、第2のコンダクターロール間を通過する際の加熱電力の制御の説明図であって、(A)は抵抗加熱への設定電力の変化を、(B)は錫めっきストリップの合成抵抗値の変化を、(C)は設定電力及び合成抵抗値に対応する瞬時電流値の変化を、(D)は誘導加熱装置に対し補償する補償電力の変化をそれぞれ示し、(E)は接続部が第1、第2のコンダクターロール間を移動する状態を模式的に示している。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係るリフロー加熱電力制御方法が適用される連続錫めっき設備の説明図、図2は先行材の断面積が後行材の断面積より大きい場合において、接続部が第1、第2のコンダクターロール間を通過する際の加熱電力の制御の説明図であって、(A)は抵抗加熱への設定電力の変化を、(B)は錫めっきストリップの合成抵抗値の変化を、(C)は設定電力及び合成抵抗値に対応する瞬時電流値の変化を、(D)は誘導加熱装置に対し補償する補償電力の変化をそれぞれ示し、(E)は接続部が第1、第2のコンダクターロール間を移動する状態を模式的に示しており、図3は先行材の断面積が後行材の断面積より小さい場合において、接続部が第1、第2のコンダクターロール間を通過する際の加熱電力の制御の説明図であって、(A)は抵抗加熱への設定電力の変化を、(B)は錫めっきストリップの合成抵抗値の変化を、(C)は設定電力及び合成抵抗値に対応する瞬時電流値の変化を、(D)は誘導加熱装置に対し補償する補償電力の変化をそれぞれ示し、(E)は接続部が第1、第2のコンダクターロール間を移動する状態を模式的に示している。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法が適用される連続錫めっき設備10は、図示しない錫めっき槽から連続的に送られ、途中に先行材11と後行材12の接続部13を有する錫めっきストリップ14を上流側の第1のコンダクターロール15及び下流側の第2のコンダクターロール16の間で抵抗加熱する抵抗加熱装置17と、第1、第2のコンダクターロール15、16の間に配置された誘導加熱装置18と、誘導加熱装置18の直下流側に設けられ加熱された錫めっきストリップ14を急冷するクエンチタンク19とを有している。更に、連続錫めっき設備10は、第1のコンダクターロール15の上流側に設けられ、先行材11と後行材12の接続部13を検出する検出器34と、錫めっきストリップ14の移動量を検出する板移動量検出器20と、更に、これらの検出器信号により接続部13の位置をトラッキングするトラッキング装置36と、抵抗加熱装置17及び誘導加熱装置18への設定電力を制御するリフロー制御装置21とを有している。
ここで、抵抗加熱装置17、誘導加熱装置18、及びトラッキング装置36には、従来の連続錫めっき設備で使用している各装置を使用できるので説明は省略し、リフロー制御装置21についてのみ説明する。なお、符号22は錫めっきストリップ14を移動させる搬送用ロール、符号23は錫めっきストリップ14を支持するアースロール、符号24は錫めっきストリップ14を支持するガイドロール、符号25はクエンチタンク19内で錫めっきストリップ14の移動方向を反転させるクエンチシンクロール、符号26は抵抗加熱装置17の制御盤、符号27は誘導加熱装置18の制御盤である。
リフロー制御装置21は、生産管理用計算機28から出力される温度設定に基づいて、抵抗加熱装置17と誘導加熱装置18の加熱温度分担を決定して指示を出力する昇温パターン設定部29を有している。
また、リフロー制御装置21は、ライン制御用計算機31から出力される板厚情報、板幅情報、及びライン速度(錫めっきストリップ14の移動速度)のデータを用いて、昇温パターン設定部29から出力される抵抗加熱装置17の加熱温度分担値に対応する電力が第1、第2のコンダクターロール15、16間に供給されるように、抵抗加熱装置17の制御盤26へ電力指令信号を出力する機能を備えた抵抗加熱電力演算部30を有し、同じく、昇温パターン設定部29から出力される誘導加熱装置18の加熱温度分担値に対応する電力が誘導加熱装置18の誘導コイル32に供給されるように、誘導加熱装置18の制御盤27へ電力指令信号を出力する機能を備えた誘導加熱電力演算部33を有している。
更に、リフロー制御装置21は、トラッキング装置36の出力信号から接続部13が第1のコンダクターロール15を通過したことが検知されると、通過中の抵抗加熱電力を先行材に適した電力Aから後行材に適した電力Bに徐々に変更し出力する接続部通過時抵抗加熱電力演算部37と、接続部13が第1のコンダクターロール15から第2のコンダクターロール16を通過中のみ、抵抗加熱電力演算部30の電力指令出力を接続部通過時抵抗加熱電力演算部37の電力指令出力に切替える抵抗加熱電力指令切替器35とを有している。
更に、リフロー制御装置21は、トラッキング装置36の出力信号から接続部13が第1のコンダクターロール15を通過したことが検知されると、接続部13の位置に応じた第1、第2のコンダクターロール15、16間の錫めっきストリップ14の電気抵抗値を算出し、この錫めっきストリップ14の電気抵抗値と接続部通過時抵抗加熱電力演算部37が出力する電力指令値から瞬時電流値を算出し、この瞬時電流値と先行材に本来流すべき電流値との差から瞬時先行材過不足温度を求め積算する機能を有し、同じくこの瞬時電流値と後行材に本来流すべき電流値との差から瞬時後行材過不足温度を求め積算する機能を有し、これら過不足温度を誘導加熱装置18への補償電力に換算し誘導加熱電力演算部33の出力に加える接続部通過時誘導加熱補償電力演算部38を有している。
更に、リフロー制御装置21は、トラッキング装置36の出力信号から接続部13が誘導加熱装置の誘導コイル32内を通過する際に、誘導コイル32に供給する電力を0にする誘導加熱電力切替器39を有している。
続いて、本発明の一実施の形態に係る連続錫めっき設備10の第1、第2のコンダクターロール15、16の間を接続部13が移動する際のリフロー加熱電力制御方法について説明する。
図1に示すように、連続錫めっき設備10のリフロー加熱電力制御方法では、図示しない錫めっき槽から連続的に送られ、途中に先行材11と後行材12の接続部13を有する錫めっきストリップ14を第1、第2のコンダクターロール15、16を備えた抵抗加熱装置17で抵抗加熱し、かつ第1、第2のコンダクターロール15、16の間に配置された誘導加熱装置18で誘導加熱し、これらで加熱された錫めっきストリップ14をクエンチタンク19で急冷してリフロー処理を行っている。
接続部通過時抵抗加熱電力演算部37では、第1、第2のコンダクターロール15、16の間を先行材11と後行材12の接続部13が通過する際に、第1、第2のコンダクターロール15、16によって抵抗加熱する抵抗加熱電力PCS´(KW)を、先行材11に適した電力Aから、後行材12に適した電力Bに徐々に変える。簡単のため、電力Aから電力Bに直線的に変える場合にて説明するが、電力Aから電力Bへの変更は、徐々に又は段階的に変えればよく、例えば、指数関数あるいは高次の関数を用いて変更してもかまわない。
ここで、先行材11に適した電力AをPCS1、後行材12に適した電力BをPCS2とおくと、抵抗加熱電力PCS´は、
CS´=PCS1×((L−L1a)/L)+PCS2×(L1a/L) ・・・・・(1)
となる。なお、L1a(m)は第1のコンダクターロール15と接続部13との間の距離(トラッキング距離)であり、L(m)は第1のコンダクターロール15と第2のコンダクターロール16間の距離である(図2(E)参照)。従って、抵抗加熱装置17の制御盤26は、接続部通過時抵抗加熱電力演算部37からの指示に基づいて、第1、第2のコンダクターロール15、16の間に抵抗加熱電力PCS´を供給する。
接続部通過時誘導加熱補償電力演算部38では、接続部13が第1、第2のコンダクターロール15、16の間を移動する際の第1、第2のコンダクターロール15、16間の錫めっきストリップ14の合成抵抗値Rを求める。合成抵抗値Rは、接続部13の位置によって変化し、
=R1a+R2a
=ρ×[{(L−L1a)/(b×d)}+{L1a/(b×d)}] ・・・・・(2)
となる。ここで、R1aは第1、第2のコンダクターロール15、16の間における先行材11の電気抵抗、R2aは第1、第2のコンダクターロール15、16の間における後行材12の電気抵抗、ρは先、後行材11、12の抵抗率(Ωmm/m)、bは先行材11の幅(mm)、dは先行材11の厚み(mm)、bは後行材12の幅(mm)、dは後行材12の厚み(mm)である。そして、接続部13が第1、第2のコンダクターロール15、16の間を移動する際の合成抵抗値Rから抵抗加熱電力PCS´に対応する瞬時電流値I(A)は、
=(PCS´×10/R1/2 ・・・・・(3)
となる。
更に、接続部通過時誘導加熱補償電力演算部38では、先行材11及び後行材12に本来流さなければならない電流I(A)、I(A)は、
=(PCS1×10/R1/2 ・・・・・(4)
=(PCS2×10/R1/2 ・・・・・(5)
となるので、先行材11及び後行材12は、本来流すべき電流I、Iと実際に流れている瞬時電流値Iの差に依存した瞬時熱量過不足がそれぞれ発生しているとして、先行材11におけるこの瞬時過不足熱量ΔQcd1(kcal)を、
ΔQcd1=±0.2389×(I−I×R1a×Δt×10−3 ・・・・・(6)
として求める。ここで、ΔQcd1の符号は、PCS1>PCS2のとき−、PCS1<PCS2のとき+である。
また、後行材12におけるこの瞬時過不足熱量ΔQcd2(kcal)を、
ΔQcd2=±0.2389×(I−I×R2a×Δt×10−3 ・・・・・(7)
として求める。ここで、ΔQcd2の符号は、PCS1>PCS2のとき+、PCS1<PCS2のとき−である。なお、Δt(sec)はトラッキングのサンプリング時間である。
そして、瞬時過不足熱量ΔQcd1、ΔQcd2から、次式を用いて先行材11及び後行材12における瞬時先行材過不足温度ΔTcd1(℃)、瞬時後行材過不足温度ΔTcd2(℃)をそれぞれ求める。
ΔTcd1=ΔQcd1/{C×γ×b×d×(L−L1a)} ・・・・・(8)
ΔTcd2=ΔQcd2/(C×γ×b×d×L1a) ・・・・・(9)
ここで、C(kcal/kg・℃)は錫めっきストリップ14の比熱、γ(kg/m)は錫めっきストリップ14の密度である。
ここで、先行材11については、接続部13が第1のコンダクターロール15を通過した後、サンプリング時間Δt当たりの瞬時先行材過不足温度ΔTcd1をサンプリング時間Δt毎に接続部13が第1のコンダクターロール15を通過後の時間まで積算したものを誘導加熱装置18の誘導コイル32を通過中の先行材過不足温度Tcd1とする。一方、後行材12については、接続部13が第1のコンダクターロール15を通過した後、サンプリング時間Δtでの移動位置毎にトラッキング点を発生させ、そのトラッキング点毎にサンプリング時間Δt当たりの瞬時後行材過不足温度ΔTcd2をサンプリング時間Δt毎に積算して積算温度を求め、各トラッキング点が誘導加熱装置18の誘導コイル32を通過中に、そのトラッキング点が記憶している積算温度を取出し、誘導コイル32を通過中の後行材過不足温度Tcd2とする。
従って、接続部通過時誘導加熱補償電力演算部38は、先行材11が誘導コイル32内を通過する際に、先行材11の加熱温度の過不足分の補償として、先行材過不足温度Tcd1から換算した電力ΔPcmp1を出力する。また、後行材12が誘導コイル32内を通過する際に、後行材12の加熱温度の過不足分の補償として、後行材過不足温度Tcd2から換算した電力ΔPcmp2を出力する。ここで、
ΔPcmp1(KW)、ΔPcmp2(KW)は、それぞれ下式で示される。
ΔPcmp1=−4.186×C×γ×b×d×V×Tcd1
ΔPcmp2=−4.186×C×γ×b×d×V×Tcd2
なお、V(m/sec)は錫めっきストリップ14の移動速度である。
なお、誘導加熱装置18の制御盤27へは、誘導加熱電力演算部33、接続部通過時誘導加熱補償電力演算部38、及び誘導加熱電力切替器39からの指示に基づいて、接続部13が第1のコンダクターロール15を通過して誘導コイル32に到達するまでは、誘導加熱装置18に供給する電力をPi1+ΔPcmp1、接続部13が誘導コイル32内を通過する際は、誘導加熱装置18に供給する電力を0にして、接続部13が誘導コイル32を通過した時点で、誘導加熱装置18に供給する電力をPi1+ΔPcmp1からPi2+ΔPcmp2に切換える。これによって、接続部13が第1、第2のコンダクターロール15、16間を通過中に、接続部13の過加熱による破断を確実に防止することができると共に、錫めっきストリップ14における加熱過不足の発生範囲を最小限にして、誘導コイル32での加熱終了時に(誘導コイル32の出口で)錫めっきストリップ14の表面温度を一定にすることができる。なお、Pi1(KW)は先行材11における誘導加熱装置温度分担値に対応する電力指令値、Pi2(KW)は後行材12における誘導加熱装置温度分担値に対応する電力指令値である。
以下、接続部13が第1、第2のコンダクターロール15、16の間を移動する際の、抵抗加熱装置17及び誘導加熱装置18にそれぞれ供給する電力の設定を、先行材11の断面積が後行材12の断面積より大きい場合、先行材11の断面積が後行材12の断面積より小さい場合について、それぞれ具体的に説明する。
(先行材11の断面積が後行材12の断面積より大きい場合)
図2(A)に示すように、接続部13が第1のコンダクターロール15を通過すると、接続部13が第2のコンダクターロール16を通過する際に抵抗加熱装置17に供給する抵抗加熱電力PCS´が後行材12に適した値PCS2となるように、抵抗加熱装置17に供給する抵抗加熱電力PCS´をPCS1からPCS2に向けて直線的に減少させる。
図2(E)に示すように、接続部13が第1のコンダクターロール15から第2のコンダクターロール16に向けてライン速度Vで移動すると、第1、第2のコンダクターロール15、16間に存在する先行材11の長さはライン速度Vで徐々に減少するので、第1、第2のコンダクターロール15、16間の先行材11の電気抵抗R1aは、直線的に減少する。一方、第1、第2のコンダクターロール15、16間に存在する後行材12の長さはライン速度Vで徐々に増加するので、第1、第2のコンダクターロール15、16間の後行材12の電気抵抗R2aは、直線的に増加する。従って、接続部13が第1、第2のコンダクターロール15、16の間を移動する際の第1、第2のコンダクターロール15、16間の錫めっきストリップ14の合成抵抗値Rは、図2(B)に示すように、R=R1a+R2aで表され、接続部13の位置によって直線的に変化する。
抵抗加熱電力PCS´が図2(A)に示すように変化し、第1、第2のコンダクターロール15、16間の錫めっきストリップ14の合成抵抗値Rが図2(B)に示すように変化する場合、第1、第2のコンダクターロール15、16間の錫めっきストリップ14に流れる瞬時電流値Iは図2(C)に示すように変化する。このため、先行材11に本来流さなければならない電流Iと瞬時電流値Iとの差が先行材11の加熱不足分となり、後行材12に本来流さなければならない電流Iと瞬時電流値Iとの差が後行材12の加熱過剰分となる。
従って、図2(D)に示すように、接続部13が第1のコンダクターロール15を通過して誘導コイル32に到達するまでは、先行材11の加熱温度の不足分の補償として、電力ΔPcmp1を加えた電力を誘導加熱装置18に供給する。なお、先行材11は接続部13に近づくほど加熱不足分量が多くなるので、電力ΔPcmp1は徐々に増加する。そして、接続部13が誘導コイル32内を通過する際は、誘導加熱装置18に供給する電力を0にして、接続部13が誘導コイル32を通過した時点で、誘導加熱装置18に供給する補償分の電力をΔPcmp1からΔPcmp2に切換える。
ここで、後行材12は、接続部13に近いほど加熱過剰量が多いため、接続部13が誘導コイル32を通過した直後に供給する補償分(減少分)の電力ΔPcmp2値が一番大きく、接続部13が誘導コイル32を通過して第2のコンダクターロール16に向かうにつれて徐々に補償分(減少分)の電力ΔPcmp2値は小さくなる。なお、接続部13が第2のコンダクターロール16を通過する時点で、抵抗加熱電力PCS´が後行材12に適した値PCS2となるので、後行材12では、接続部13から第1のコンダクターロール15と第2のコンダクターロール16間の距離に相当する長さLの領域は加熱過剰となっている。このため、誘導加熱装置18に供給する補償分(減少分)の電力ΔPcmp2供給は、接続部13が誘導コイル32を通過してから更に後行材12が長さLだけ通過するまで(すなわち、後行材12の加熱過剰部分の尾端が誘導コイル32を通過するまで)行う。
(先行材11の断面積が後行材12の断面積より小さい場合)
図3(A)に示すように、接続部13が第1のコンダクターロール15を通過すると、接続部13が第2のコンダクターロール16を通過する際に抵抗加熱装置17に供給する抵抗加熱電力PCS´が後行材12に適した値PCS2となるように、抵抗加熱装置17に供給する抵抗加熱電力PCS´をPCS1からPCS2に向けて直線的に増加させる。
図3(E)に示すように、接続部13が第1のコンダクターロール15から第2のコンダクターロール16に向けてライン速度Vで移動すると、第1、第2のコンダクターロール15、16間に存在する先行材11の長さはライン速度Vで徐々に減少するので、第1、第2のコンダクターロール15、16間の先行材11の電気抵抗R1aは、直線的に減少する。一方、第1、第2のコンダクターロール15、16間に存在する後行材12の長さはライン速度Vで徐々に増加するので、第1、第2のコンダクターロール15、16間の後行材12の電気抵抗R2aは、直線的に増加する。従って、接続部13が第1、第2のコンダクターロール15、16の間を移動する際の第1、第2のコンダクターロール15、16間の錫めっきストリップ14の合成抵抗値Rは、図3(B)に示すように、R=R1a+R2aで表され、接続部13の位置によって直線的に変化する。
抵抗加熱電力PCS´が図3(A)に示すように変化し、第1、第2のコンダクターロール15、16間の錫めっきストリップ14の合成抵抗値Rが図3(B)に示すように変化する場合、第1、第2のコンダクターロール15、16間の錫めっきストリップ14に流れる瞬時電流値Iは図3(C)に示すように変化する。このため、瞬時電流値Iと先行材11に本来流さなければならない電流Iとの差が先行材11の加熱過剰分となり、後行材12に本来流さなければならない電流Iと瞬時電流値Iとの差が後行材12の加熱不足分となる。
従って、図3(D)に示すように、接続部13が第1のコンダクターロール15を通過して誘導コイル32に到達するまでは、先行材11の過剰加熱の補償分(減少分)として、電力ΔPcmp1を誘導加熱装置18の誘導コイル32に供給する。そして、先行材11では、接続部13に近いほど加熱過剰量が多いため、電力ΔPcmp1は徐々に増加し、接続部13が誘導コイル32に入る直後に供給する補償分(減少分)の電力ΔPcmp1値が一番大きくなる。なお、接続部13が誘導コイル32内を通過する際は、誘導加熱装置18に供給する電力を0にして、接続部13が誘導コイル32を通過した時点で、誘導加熱装置18に供給する補償分の電力をΔPcmp1からΔPcmp2に切換える。
ここで、後行材12は、接続部13に近いほど加熱不足量が多いため、接続部13が誘導加熱装置を通過した直後に供給する補償分(増加分)の電力ΔPcmp2値が一番大きく、接続部13が誘導コイル32を通過して第2のコンダクターロール16に向かうにつれて徐々に補償分(増加分)の電力ΔPcmp2値は小さくなる。なお、接続部13が第2のコンダクターロール16を通過する時点で、抵抗加熱電力PCS´が後行材12に適した値PCS2となるので、後行材12では、接続部13から第1のコンダクターロール15と第2のコンダクターロール16間の距離に相当する長さLの領域は加熱不足となっている。このため、誘導加熱装置18に供給する補償分(増加分)の電力ΔPcmp2供給は、接続部13が誘導コイル32を通過してから更に後行材12が長さL通過するまで(すなわち、後行材12の加熱不足部分の尾端が誘導コイル32を通過するまで)行う。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
10:連続錫めっき設備、11:先行材、12:後行材、13:接続部、14:錫めっきストリップ、15:第1のコンダクターロール、16:第2のコンダクターロール、17:抵抗加熱装置、18:誘導加熱装置、19:クエンチタンク、20:板移動量検出器、21:リフロー制御装置、22:搬送用ロール、23:アースロール、24:ガイドロール、25:クエンチシンクロール、26、27:制御盤、28:生産管理用計算機、29:昇温パターン設定部、30:抵抗加熱電力演算部、31:ライン制御用計算機、32:誘導コイル、33:誘導加熱電力演算部、34:ストリップ接続部検出器、35:抵抗加熱電力指令切替器、36:トラッキング装置、37:接続部通過時抵抗加熱電力演算部、38:接続部通過時誘導加熱補償電力演算部、39:誘導加熱電力切替器

Claims (5)

  1. 錫めっき槽から連続的に送られ、途中に先行材と後行材の接続部を有する錫めっきストリップを第1、第2のコンダクターロールの間で抵抗加熱し、かつ前記第1、第2のコンダクターロールの間に配置された誘導加熱装置で誘導加熱し、これらで加熱された前記錫めっきストリップをクエンチタンクで急冷してリフロー処理する連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法であって、
    前記第1、第2のコンダクターロールの間を前記接続部が通過する間に、前記第1、第2のコンダクターロールによって抵抗加熱する抵抗加熱電力を、前記先行材に適した電力Aから、前記後行材に適した電力Bに徐々に又は段階的に変え、更に前記第1、第2のコンダクターロールの抵抗加熱電力を変えること及び前記第1、第2のコンダクターロール間の電気抵抗の変化によって生じる前記錫めっきストリップに発生する加熱温度の過不足分を計算して、該過不足分を前記誘導加熱装置による加熱で補償し、前記クエンチタンク直前での前記錫めっきストリップの加熱温度を一定にしたことを特徴とする連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法。
  2. 請求項1記載の連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、前記電力Aから前記電力Bへの変更は、直線的に行うことを特徴とする連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、前記錫めっきストリップに発生する加熱温度の前記過不足分は、該錫めっきストリップの前記先行材の加熱温度の過不足分である先行材過不足温度と前記後行材の加熱温度の過不足分である後行材過不足温度から構成され、前記先行材過不足温度は、前記第1、第2のコンダクターロール間の前記先行材の抵抗値と前記電力Aから求まる該先行材に対して本来流すべき電流値と前記抵抗加熱電力に対応して前記錫めっきストリップに流れる瞬時電流値との差から求まる瞬時先行材過不足温度の積算値として求め、前記後行材過不足温度は、前記第1、第2のコンダクターロール間の前記後行材の抵抗値と前記電力Bから求まる該後行材に対して本来流すべき電流値と前記瞬時電流値との差から求まる瞬時後行材過不足温度の積算値として求め、しかも、前記瞬時電流値は、前記接続部が前記第1、第2のコンダクターロールの間を移動する際に、該接続部の該第1、第2のコンダクターロール間での位置を検知し、前記先行材と前記後行材のそれぞれの板厚情報、板幅情報、及び抵抗率から前記接続部の位置に応じた前記第1、第2のコンダクターロール間の前記錫めっきストリップの合成抵抗値を求め、該合成抵抗値と前記抵抗加熱電力から算出することを特徴とする連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法。
  4. 請求項3記載の連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、前記錫めっきストリップに発生する加熱温度の過不足分の補償は、前記先行材が前記誘導加熱装置内を通過する際に、前記先行材過不足温度に対応した電力を該誘導加熱装置に供給し、前記後行材が前記誘導加熱装置内を通過する際に、前記後行材過不足温度に対応した電力を該誘導加熱装置に供給することで行うことを特徴とする連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法において、前記接続部が前記誘導加熱装置内を通過する際は、該誘導加熱装置に供給する電力を0にすることを特徴とする連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法。
JP2009001662A 2009-01-07 2009-01-07 連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法 Active JP5268658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009001662A JP5268658B2 (ja) 2009-01-07 2009-01-07 連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009001662A JP5268658B2 (ja) 2009-01-07 2009-01-07 連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010159451A JP2010159451A (ja) 2010-07-22
JP5268658B2 true JP5268658B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=42576833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009001662A Active JP5268658B2 (ja) 2009-01-07 2009-01-07 連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5268658B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2576328B2 (ja) * 1991-12-05 1997-01-29 日本鋼管株式会社 連続錫鍍金設備のリフロー制御方法
JP2679518B2 (ja) * 1992-03-30 1997-11-19 日本鋼管株式会社 連続錫鍍金設備のリフロー制御方法
JP2727863B2 (ja) * 1992-04-30 1998-03-18 日本鋼管株式会社 連続錫鍍金設備のリフロー制御装置
JP3339404B2 (ja) * 1998-03-24 2002-10-28 日本鋼管株式会社 錫めっき鋼板のリフロー処理制御方法および装置
JP2004197210A (ja) * 2002-10-22 2004-07-15 Jfe Steel Kk 電気ブリキの製造方法及び製造装置
JP4472388B2 (ja) * 2004-03-15 2010-06-02 新日本製鐵株式会社 電気錫めっき鋼板のリフロー処理方法
JP2007169768A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Jfe Steel Kk リフロー制御装置
JP2008184658A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Nippon Steel Engineering Co Ltd リフロー処理設備の抵抗加熱装置の運転方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010159451A (ja) 2010-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102441728B (zh) 电弧焊接装置和电弧焊接系统
US20060050536A1 (en) High-frequency pulse oscillator
JP4854567B2 (ja) 誘導加熱方法および誘導加熱装置
JP5268658B2 (ja) 連続錫めっき設備のリフロー加熱電力制御方法
CN111788319B (zh) 金属带板的感应加热方法及其感应加热设备
US8007709B2 (en) Synchronized temperature contol of plastic processing equipment
CN106536074B (zh) 在横切金属带之前调整带头部和带基部处的目标温度分布
EP1641321B1 (en) Method and device for thin plate article induction heating, and thin plate article
CN103436933A (zh) 一种电镀锡生产线复合软熔方法及装置
JP2004146283A (ja) 誘導加熱装置の電流同期方法および装置
JP2727863B2 (ja) 連続錫鍍金設備のリフロー制御装置
JP5506468B2 (ja) 電気めっき鋼板設備のクエンチタンクの温度制御方法
JP5835691B2 (ja) 通電加熱装置及び方法
KR100928979B1 (ko) 주석도금공정의 콤비네이션 리플로우 제어방법
WO2014033805A1 (ja) 誘導加熱装置の制御装置
JPH11297460A (ja) 搬送中の導電材の誘導加熱温度制御方法
KR101086317B1 (ko) 전기주석도금 통전리플로우의 스트립온도 보상장치
JP2679518B2 (ja) 連続錫鍍金設備のリフロー制御方法
KR101070268B1 (ko) 전기주석도금 공정에서의 콤비네이션 리플로우 제어방법
KR101424472B1 (ko) 강재 온도 조절장치
KR20040019737A (ko) 전기도금공정에서 통전 리플로우 전류제어방법
JP6024062B2 (ja) 誘導加熱機
JP5298576B2 (ja) 鋼材の熱処理方法
JP2008184658A (ja) リフロー処理設備の抵抗加熱装置の運転方法
JP2007169768A (ja) リフロー制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5268658

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350