JP5265019B2 - 手術用照明の照射を電子制御するための方法および装置 - Google Patents

手術用照明の照射を電子制御するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、手術用照明に関し、特に、使用時に照射が変更される手術用照明に関する。
最近の手術用照明の操作には、作業領域、例えば手術場所を照らすのに、手術用照明の光源が使用される。手術用照明で照らされる範囲は、典型的に、照射領域と呼ばれる。外科手術の際には、外科医は、手術場所の最良の視野のために、照射領域のパターンサイズを調整するかもしれない。照射領域のパターンサイズが調整されると、同時に手術用照明の光出力を調整するのがよい。もし、光出力が一定で照射領域のパターンサイズが減少すれば、照射領域の光強度が増大する。このため、照射領域の光強度が実質的に一定となるように、照射領域のパターンサイズが減少するにつれて同時に光出力を減少させるのがよい。同様に、照射領域の光強度が実質的に一定となるように、パターンサイズが増大するにつれて同時に光出力を増大させるのがよい。一般に、使用時に照射領域のパターンサイズが変更されても、照射領域の光強度が実質的に維持されるのがよい。
本発明は、照射領域の所望の光強度を維持するために、照射領域のパターンサイズの変化とは独立して且つ同時に、手術用照明の光出力を制御する手術用照明を提供する。
本発明の一の実施の形態に従うと、手術場所を照らす手術用照明がある。その手術用照明は、内部空間が形成されたハウジングを含む。光源は、ハウジングから離れた手術場所に照射領域を生成するために、ハウジングの内部空間に配置されている。電圧感知素子は、光源と手術場所との間に配置される。電圧感知素子は、印加されるバイアス電圧に反応して変化する光透過特性を有する。そして、その手術用照明は、照射領域のパターンサイズを調整し得るハンドルと、ハウジングの内部空間に配置されて、手術場所での光強度が一定となるように電圧感知素子へのバイアス電圧を制御し得る制御部と、手術場所での実際の光強度を示す信号を供給し得る光センサと、を備える。制御は、センサから供給された信号に示された実際の照射領域の光強度と所望の光強度との差に基づいて、電圧感知素子へのバイアス電圧を調整する第一のモード、及びハンドルの回転位置に基づいて、電圧感知素子へのバイアス電圧を調整する第二のモード、を同時に操作し得る
本発明の他の実施の形態に従うと、手術用照明の光出力を制御する方法がある。手術用照明は、内部空間が形成されたハウジングを備える。光源はハウジングから離れた手術場所に照射領域を生成するために、ハウジングの内部空間に配置されている。そして、手術用照明は、光源と手術場所との間に配置されて、印加されるバイアス電圧に反応して光透過特性が変化する電圧感知素子と、照射領域のパターンサイズを調整し得るハンドルと、手術場所での光強度が一定となるように、電圧感知素子へのバイアス電圧を制御し得る制御手段と、手術場所での光強度を示す電気信号を供給し得る光強度センサと、を備える。その方法は、
)光源に電力を与える工程と、
b)手術場所での光強度を決定する工程と、
c)電圧感知素子の光透過特性を変化させて手術場所で所望の光強度を得るために、バイアス電圧を電圧感知素子に印加する工程と
d)制御手段により、上記センサから供給された信号に示された実際の照射領域の光強度と所望の光強度との差に基づいて、上記電圧感知素子へのバイアス電圧を調整する第一のモード、及び上記ハンドルの回転位置に基づいて、電圧感知素子へのバイアス電圧を調整する第二のモード、を同時に操作する工程と、備える。
本発明の有利な点は、手術用照明が電圧感知素子を有しており、その電圧感知素子の光透過率が印加された電圧に反応して変化することである。
本発明の他の有利な点は、手術用照明が電圧感知素子を有しており、照射領域のパターンサイズに関係なく照射領域での実際の光強度が所望の光強度で一定であることである。
本発明の他の有利な点は、手術用照明が電圧感知素子を有しており、物理的な接触なく、すなわち、手術用照明の光出力を調整するオペレータが手術用照明に接触して操作することなく、照射領域での実際の光強度が所望の光強度で一定であることである。
本発明のさらに有利な点は、手術用照明が電圧感知素子を有しており、照射領域のパターンサイズによって電圧感知素子の光透過率が変化することである。
さらに、本発明の他の有利な点は、手術用照明が電圧感知素子を有しており、センサからのフィードバックに基づいて電圧感知素子の光透過率が変化することである。
さらに、本発明の他の有利な点は、手術用照明が電圧感知素子を有しており、制御部に記憶された実験上のデータ基づいて電圧感知素子の光透過率が変化することである。
本発明に従った手術用照明の正面図であり、生成されて直径を有する照射領域を示す図である。 図1に示す手術用照明の拡大断面図である。 図1および図2に示す手術用照明の部分拡大断面底面図である。 光が通過する第一の状態の電圧感知素子を描いた概略図である。 入射光の一部が電圧感知素子を通過する第二の状態の電圧感知素子を描いた概略図である。 作業領域上の光強度センサを描いた部分断面正面図である。 本発明の代替する実施の形態を示す手術用照明の拡大断面図である。
図面を参照するが、それは発明の好ましい実施の形態を示す目的のみであり、本発明を図示のものと同一のものに限定する目的ではない。
図1には、一部が示されている支持アーム12の一端における手術用照明10を示す。手術用照明10は、ハウジング20を含む。
ハウジング20は、開口端20aと内部空間21とを有するドーム状の構造体である。ハウジング20は、図2に最もよく示すように、外装リング22とカバー24とを含む。外装リング22は、下部に配置された内側突出フランジ26を含む。外装リング22の外装部28は、支持アーム12の一端に取り付けられるように寸法決めされている。実施の形態に示すように、カバー24の一部は、支持アーム12のその一端に取り付けられるように寸法決めされている。カバー24は外装リング22の上部に取り付けられている。カバー24は、カバー24にヒンジ接続されて内部空間21へのアクセスを許容する蓋32を含む。施錠機構34は、蓋32を閉位置で固定するために設けられている。
絶縁体36は、外装リング22の内側突出フランジ26上に載置されている。絶縁体36は、リング状に形成された構造体である。凹み36aが絶縁部36の底面に形成されている。内側に拡張した環状の隙間36bは、凹み36aの上方で、絶縁体36の内表面に形成されている。絶縁体36は、電流の流れに抵抗する絶縁性物質から作られている。絶縁体36は、環状の隙間が形成されるように、外装リング22のフランジ26に載置されている。
保護レンズ42は、ハウジング20の開口端20aを横切って配置されるように寸法決めされている。レンズ42は、中心に開口部42aを有する円盤状の構造体である。実施の形態に示すように、開口部42aは円形である。レンズ42の外縁端は、外装リング22のフランジ26と絶縁体36との間に形成された環状の隙間で受けられるように寸法決めされている。レンズ42は、光を透過させる透明物質から作られている。
反射体44は、保護レンズ42の上方においてハウジング20内で受けられるように寸法決めされている。反射体44は、下方に面して、湾曲内面46を有するドーム状の構造体である。反射体44は、その湾曲内面46が高い反射性を有するように形成されている。開口(図示せず)が反射体44の頂部に形成されている。外側に拡張したフランジ52が反射体44の底部から拡張している。図2に最もよく示すように、フランジ52の底部は、絶縁体36の頂部に載置されるように寸法決めされている。
ハウジング64は、反射体44の頂部に形成された開口に配置されている。ハウジング64は載置板66を含む。複数の固定具68が、載置板66を反射体44に固定する。光源60は、図2に最もよく示すように、ハウジング64の下部に取り付けられている。光源60は、電気的な力によって光を放射し得る。電気ケーブル62は光源60から電源(図示せず)まで伸びている。
手術用照明10は、照射領域のパターンサイズを制御するための光制御アセンブリ70を含む。光制御アセンブリ70は、ハウジング76とハンドル72とを含む。ハウジング76は、レンズ42の開口部42a内で受けられるように寸法決めされている。ハウジング76の上部は、レンズ42の上方に配置されており、ハウジング76の下部は、レンズ42の下方に配置されている。ハウジング76は、内部空間76aを形成する。板78は、スペーサ82によって、ハウジング76の上方に間隔を置いている。ボルト84は、板78をスペーサ82に取り付けている。ハンドル72は、ハウジング76の下部で「A」軸に対して回転自在に取り付けられた細長い円筒形の構造体である。ハンドル72は、ハンドル72の回転が照射領域のパターンサイズを増大または減少させるように設計されている。ハンドル72は、「A」軸に対するハンドル72の回転角または回転位置を示す信号を供給し得るフィードバック装置(図示しない)を含む。以下に、ハンドル72の操作がより詳細に述べられる。
電圧感知素子100は、ハウジング20の開口端20aで受けられるように、レンズ42の上方に寸法決めされている。電圧感知素子100は、中心に円形開口104と、外側に外縁端102とを有する円盤状の構造体である。電圧感知素子100の外縁端102が、絶縁体36の隙間36b内で受けられるように寸法決めされている。電圧感知素子100は、エレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質により作られている。ここで使用される、「エレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質」という用語は、そこへ電圧が印加された時に光学特性が変化する物質を意味する。より具体的には、そこへバイアス電圧が印加された時に電圧感知素子100の光透過率が変化する。物の光透過率は、透明の物に入射する放射束に対して、そこを通過する全ての放射束または光束の割合である。この点について、物の透過率が高いほど、より多くの光がその物を通過する。
大まかに言うと、エレクトロクロミズムは、外部電圧によって物質に引き起こされる可逆の光学変化である。多くの無機または有機の物質が、エレクトロクロミズムを示す。いくつかのエレクトロクロミズム物質は、電圧の単パルスの印加によって着色/不透明に変化する。これらの物質では、着色/不透明に一旦変化すると、それらエレクトロクロミズムのその新たな着色/不透明を維持するためにエレクトロクロミズム物質へさらなる電圧を印加することは不要である。その着色/不透明から元のものに戻すため、またはその着色/不透明を新たなものに変化させるために、単に、他の適切な電圧のパルスをエレクトロクロミック物質に印加する。他のエレクトロクロミック物質では、それらの着色/不透明を維持するために、そのエレクトロクロミック物質に電圧を印加して維持しなければならない。
実施例としては、限定されるものではないが、エレクトロアクティブ、エレクトロクロミックの電圧感知素子100を形成するために使用されるエレクトロクロミック物質には、非結晶または結晶金属酸化物、遷移金属酸化物、例としてのみではあるが、高バンドギャップの半導体である酸化タングステン(WO)が挙げられる。非結晶または結晶金属酸化物のWOの薄いフィルムは様々な方法で形成されている。その形成方法としては、ゾル−ゲル法、真空蒸着法を含み、限定されるものではないが、真空蒸発法、真空スパッタリング法および反応性真空スパッタリング法を含む。本発明でのエレクトロクロミック物質として使用される無機物質の例としては、限定されるものではないが、紺青、以下の酸化物;バナジウム、ニオブ、モリブデン、チタン、コバルト、ニッケルが挙げられる。
有機物質も電圧感知素子100を形成するのに使用されると考えられる。例としてのみでは、有機物質は、ビピリジニウム、ビピリジニウムの組み合わせ、共役重合体または共役重合体の組み合わせが挙げられる。いくつかのエレクトロクロミック、共役重合体は、急速な反応時間を有しており、すなわち、これらの物質は、本発明のために一秒以下で有効に機能にする。いくつかの例では、いくつかのエレクトロクロミックの共役重合体が、約900ミリ秒から約1ミリ秒までわたる反応時間を有する。いくつかのエレクトロクロミックの共役重合体の反応時間は、約50ミリ秒から約5ミリ秒までわたり、約20ミリ秒から約10ミリ秒まで、そして約18ミリ秒から約15ミリ秒までである。そのような共役重合体の例としては、限定されるものではないが、ポリ(チオフェン)、ポリ(ピロール)およびポリ(アニリン)が挙げられる。共役重合体は、透過で無色の状態から薄い灰色に変化するかもしれない。電圧の印加によって透過で無色のニュートラルな状態から薄い灰色の酸化状態に完全に変化するそのような共役重合体は、ポリ(N−スルホンプロポキシ−3,4−プロピレンジオキシピロール)である。
作業領域112は、手術用照明10の下方に配置されている。実施の形態で示すように、作業領域112は平らな表面である。作業領域112は、外科医が手術室で外科手術を行う手術場所とも考えられる。
図6に最もよく示すように、持ち運び可能な光強度センサ98は、作業領域112に載置されている。持ち運び可能な光強度センサ98は、作業領域112での光強度を検出し得るものである。送信アンテナ98aは持ち運び可能な光強度センサ98に取り付けられている。持ち運び可能な光強度センサ98は、送信アンテナ98aを介して、制御部86に取り付けられた受信アンテナ99に電気信号を供給し得るものである。当該電気信号は、作業領域112上の光強度を示すものである。
手術用照明10は、電圧感知素子100のバイアス電圧を制御するための制御部86を含む。実施の形態に示すように、制御部86は、ハウジング76の内部空間76aに配置されるように寸法決めされている。電気ケーブル94は、制御部86から電源(図示しない)まで伸びている。電気ケーブル74は、制御部86からハンドル72のフィードバック装置まで伸びている。この点について、制御部86はハンドル72のフィードバック装置から信号を受信し得るものである。当該信号は、ハンドル72の「A」軸に対する回転角または回転位置を示すものである。リード88は、電圧感知素子100の一端から制御部86を接続する。リード92は、電圧感知素子100の他端から制御部86を接続する。制御部86は、電圧感知素子100に電圧差を供給し得るものである。上述したように、受信アンテナ99は制御部86に取り付けられている。この点について、制御部86は、持ち運び可能な光強度センサ98から受信アンテナ99を介して信号を受信し得るものである。当該信号は、作業領域112での光強度を示すものである。大まかに言うと、制御部86は、電圧感知素子100の光透過率を制御するために、電圧感知素子100に印加されるバイアス電圧を制御するようにプログラムされており、それによって手術用照明10の光出力を制御する。
本発明を、手術用照明10の操作に関連して説明する。手術用照明10は、作業領域112の上方に位置している。図6に最もよく示すように、光線「L」は手術用照明10から伝わってその下方の作業領域112に入射する。光線「L」で照らされる範囲は、典型的に「照射領域」と呼ばれる。実施の形態に示すように、照射領域は直径「D」を有する円形である。照射領域は、楕円または他の非円形の外形のような他の形状であってもよい。照射領域のサイズは、典型的に、照射領域の「パターンサイズ」と呼ばれる。いくつかの手術用照明では、パターンサイズは、反射体44に対する光源60の相対的な移動によって変化する。この点について、ハンドル72は、反射体44に対する光源60の相対的な位置を変えることによって、照射領域のパターンサイズを制御するのに使用される。ハンドル72は、軸「A」に対するハンドル72の回転が第一の方向で、照射領域のパターンサイズが増大するように設計されている。ハンドル72の回転が第二の方向で、つまり第一の方向の反対で、照射領域のパターンサイズが減少する。この点について、外科医は、外科手術時に照射領域のパターンサイズに変化をつけることができる。
「光強度」とは、単位面積あたりの光の集中の程度である。照射領域での光強度は、照射領域での全ての入射光と照射領域でのパターンサイズとの結果である。照射領域への全ての入射光が一定に保たれるとともに、照射領域のパターンサイズが減少すると、照射領域の光強度が増加する。同様に、照射領域のパターンサイズが一定に保たれるとともに、照射領域への全ての入射光が増加すると、照射領域の光の強度が増加する。パターンサイズが増大し、または全ての光出力が減少すると、他が一定に保たれれば、照射領域の強度が同様に減少する。
危篤患者の外科手術に関して、照射領域が最良の光の状態を外科医のために提供することが必要とされる。外科医は、外科手術の初期段階で、典型的に照射領域の光強度を「所望の強度」に設定するだろう。さらに加えて、外科医は、外科手術の初期段階で、照射領域のパターンサイズも「所望のパターンサイズ」に設定するだろう。両方の所望の強度および所望のパターンサイズは、本発明の制御部86のような制御部に記憶される。
手術室では、様々な他の光源、例えば、周囲の光、手術用照明、コンピュータのモニタなどが、「所望の強度」に寄与する。外科手術の際には、一またはそれ以上の他の光源からの光出力が変化するかもしれず、それによって、照射領域の光の「実際の強度」が「所望の強度」から外れる原因となる。例えば、一またはそれ以上の光源に、電力が与えられない、または電力が与えられる時に、照射領域への全ての入射光が変化するかもしれない。これによって、順次、照射領域の光強度が変化するかもしれない。同様に、一またはそれ以上の他の光源が移動、または光源と照射領域の間に物が配置された時に、照射領域への全ての光出力の入射が変化するかもしれない。例えば、外科手術時に、看護婦が他の光源の一つからの光を妨げて、照射領域への全ての入射光を減少させるかもしれない。さらに、外科手術の際には、外科医が手術場所の視野を助けるために照射領域のパターンサイズを変化させるかもしれない。このパターンサイズの変化は、光出力の変化がなくても、照射領域の実際の光強度の変化を引き起こすだろう。本発明は、照射領域の所望の光強度を維持するために、照射領域のパターンサイズの変化と独立して且つ同時に、手術用照明の光出力を制御する方法および装置を提供する。
本発明の操作時に、電源(図示しない)によって光源60に電力が供給される。図2に描かれたように、光源60からの光線「L」は、カバー24の中に配置された反射体44によって反射する。反射体44は、光線「L」が反射体44に入射し、反射の法則に従って下の方に反射するように、寸法決めされている。図4および図5に最もよく示すように、光線「L」は、手術用照明10の電圧感知素子100および保護レンズ42を通過して伝わる。手術用照明10から出る光線「L」の総量は、電圧感知素子100の光透過率に依存する。図4に第一の状態を描いており、電圧感知素子100の光透過率は、与えられた光線「L」の総量が保護レンズ42および電圧感知素子100の通過を許すように設定される。図5に第二の状態を描いており、より少ない光線「L」が保護レンズ42および電圧感知素子100を通過するように、電圧感知素子100の光透過率を減少させる。
本発明は、第一のモードと第二のモードとが同時に操作されるように設計される。第一のモードでは、本発明は、照射領域のパターンサイズの変化に関係なく、照射領域の所望の光強度を維持する。第二のモードでは、本発明は、照射領域のパターンサイズの変化に基づいて、照射領域の所望の光強度を維持する。
第一のモードに従うと、制御部86は、照射領域のパターンサイズの変化に関係なく、照射領域の所望の光強度を維持するようにプログラムされている。上述したように、外科医は、外科手術の初期段階で、照射領域の光の強度を「所望の強度」に設定する。持ち運び可能な光強度センサ98は、照射領域の光強度を示す信号を制御部86に供給する。そして制御部86は、所望の強度を記憶する。制御部86は、外科手術時に、照射領域での光強度を示す信号を持ち運び可能な光強度センサ98から受信するようにプログラムされている。制御部86は、照射領域の所望の光強度を維持するため、電圧感知素子100にバイアス電圧を印加するようにプログラムされている。例えば、持ち運び可能な光強度センサ98で計測された照射領域の実際の光強度が所望の光強度よりも低ければ、制御部86は電圧感知素子100にバイアス電圧を印加して、電圧感知素子100の光透過率を増加させように、制御部86がプログラムされている。電圧感知素子100の透過率の増加は、手術用照明10の光出力を増加させ、それによって、照射領域の実際の光強度を増加させる。また、照射領域の実際の光強度が所望の光強度よりも高ければ、電圧感知素子100の光透過率を減少させるために、制御部86は電圧感知素子100にバイアス電圧を印加するように、制御部86がプログラムされている。電圧感知素子100の透過率の減少は、手術用照明の光出力を減少させ、それによって、照射領域での実際の光強度を減少させる。
第一のモードについては、電圧感知素子100に印加されたバイアス電圧が、三つの異なる制御方法の一つに基づいて決定されると考えられる。第一の制御方法では、制御部86は、実際の照射領域の光強度と所望の光強度との差を決定し、この差に基づいて電圧感知素子100にバイアス電圧を印加するようにプログラムされている。第二の制御方法では、制御部86は、照射領域の実際の光強度が所望の光強度と等しくなるまで電圧感知素子100のバイアス電圧を増加側に調整するようにプログラムされている。第三の制御方法では、制御部86は、実際の光強度と所望の光強度との差を計算し、制御部86に記憶された「索引テーブル」に基づいて、電圧感知素子100にバイアス電圧を印加するようにプログラムされている。この点について、本発明は、照射領域のパターンサイズの変化を別とした要因に依存する照射領域において、所望の光強度レベルを維持するために手術用照明の光出力を制御する方法および装置を提供する。
本発明の第二のモードに従うと、制御部86は、照射領域のパターンサイズの変化に基づいて、照射領域の所望の光強度を維持するようにプログラムされている。上述したように、外科手術の初期段階で、さらに照射領域の光強度を「所望の光強度」に設定し、外科医は照射領域のパターンサイズも「所望のパターンサイズ」に設定する。持ち運び可能な光強度センサ98は、制御部86に照射領域の所望の光強度を示す信号を供給する。ハンドル72のフィードバック装置は、制御部86に照射領域の所望のパターンサイズを示す信号を供給する。制御部86は、所望の光強度および所望のパターンサイズの両方を記憶する。
外科手術の際に、外科医は、「A」軸に対するハンドル72の回転によって、照射領域のパターンサイズを所望のパターンサイズから変化させるかもしれない。ハンドル72は、照射領域のパターンサイズの変更を示す電気信号を、制御部86に送る。その電気信号に基づいて、制御部86は、電圧感知素子100の光透過率を変更するために電圧感知素子100にバイアス電圧を印加する。電圧感知素子100の光透過率の変化は、照射領域の光強度を所望の光強度レベルに維持するために、手術用照明10の光出力を変化させる。例えば、外科医が、手術用照明10のハンドル72の回転によって照射領域のパターンサイズを減少させると、そのハンドルの回転に一致した電気信号が、ハンドル72によって制御部86に送られる。ハンドル72からの電気信号に基づいて、電圧感知素子100の光透過性を低下させるために、制御部86が電圧感知素子100にバイアス電圧を印加し、それによって、手術用照明10の光出力を減少させるとともに、照射領域の光強度を維持する。同様に、照射領域のパターンサイズが増大する時、制御部86は電圧感知素子100の透過率を増加させるようにプログラムされている。結果として、所望の光強度レベルで照射領域の光強度を維持するために手術用照明10の光出力が増加される。
操作の第二のモードのために、電圧感知素子100に印加されたバイアス電圧が、二つの制御方法の一つに基づいて決定されると考えられる。第一の制御方法では、制御部86は、所望のパターンサイズのための電気信号の大きさと新しいパターンサイズのための電気信号の大きさとの差を計算し、この差に基づいてバイアス電圧を印加するようにプログラムされている。第二の制御方法では、制御部86は、ハンドル72が回転するにつれて、ハンドル72の回転位置の変化に基づいて制御部86が同時に電圧感知素子100にバイアス電圧を印加するようにプログラムされている。例えば、本発明の他の実施の形態(図示しない)では、抵抗器のような電圧制御器はハンドル72に取り付けられていると考えられる。リードは、電圧制御器を制御部86と電源とに接続する。電圧制御器は、ハンドル72の回転が電圧制御器の電気抵抗の変化を引き起こすように設計されている。電圧制御器の電気抵抗は、制御部86から供給される電圧を決定し、順次、電圧感知素子100に印加されるバイアス電圧を決定する。この点について、ハンドル72の回転は、同時に、照射領域のパターンサイズと、電圧感知素子100に印加されるバイアス電圧とを変化させる。その制御方法に関係なく、本発明は、照射領域のパターンサイズに基づいて手術用照明の光出力を変化させる方法および装置を提供する。
電圧感知素子100は、照射領域の光強度の所望の変化量を達成するために、複数の要素またはパネルを含むと考えられる。いくつかの外科手術に関して、照射領域の中心で光強度がより高く、照射領域の外周の近くで光強度がより低いことを、外科医は必要とすると信じられている。光強度の所望の変化量を達成するために、電圧感知素子100の円形の中心部が一つの要素またはパネルであり、一方でその中心部の周囲の環状部が他の要素またはパネルである。この点について、照射領域の中心の光強度と照射領域の縁近くの光強度とは、二つの異なる光強度レベルに設定されている。電圧感知素子100は、照射領域が異なった強度レベルで二(2)以上の光強度に設定され得るように、二(2)以上の要素またはパネルを含むと考えられる。一方の実施の形態(図示しない)では、それぞれの要素またはパネルが、同一のエレクトロクロミック物質から構成されている。他方の実施の形態(図示しない)では、それぞれの要素またはパネルは、異なったエレクトロクロミック物質から構成されている。複数の光センサ98のそれぞれは、照射領域の別個の領域の光強度を示す電気信号を供給する。上述したように、制御部86は、照射領域のそれぞれ別個の領域で所望の光強度を維持するようにプログラムされている。
図7について言及すると、本発明の他の実施の形態が描かれた手術用照明210が示されている。本発明の第一の実施の形態と同様の部分については、同様の符号が付されている。電圧感知素子200は円筒形の構造体で、載置板66に取り付けられて、板78まで下方に伸びている。この点について、電圧感知素子200は、光源60と反射体44との間に配置されている。上述したように、所望の光強度レベルで照射領域の光強度を維持するために、電圧感知素子200の光透過率は制御される。
本明細書を検討、理解するに際して、その他の修正および変更が生じ得る。特許請求の範囲内またはそれと同等のものである限りこのような修正および変更は全て本発明に含まれる。

Claims (24)

  1. 手術場所を照らす手術用照明であって、
    内部空間が形成されたハウジングと、
    上記ハウジングの上記内部空間に配置されて、上記ハウジングから離れた手術場所に照射領域を生成する光源と、
    上記光源と手術場所との間に配置されて、印加されるバイアス電圧に反応して光透過特性が変化する電圧感知素子と、
    上記照射領域のパターンサイズを調整し得るハンドルと、
    上記ハウジングの上記内部空間に配置されて、手術場所での光強度が一定となるように上記電圧感知素子へのバイアス電圧を制御し得る制御部と、
    手術場所での実際の光強度を示す信号を供給し得る光センサと、を備え、
    上記制御部が、上記センサから供給された信号に示された実際の照射領域の光強度と所望の光強度との差に基づいて、上記電圧感知素子へのバイアス電圧を調整する第一のモード、及び上記ハンドルの回転位置に基づいて、電圧感知素子へのバイアス電圧を調整する第二のモード、を同時に操作し得ることを特徴とする手術用照明。
  2. 電圧感知素子が、光源と、ハウジングの内部空間に配置された反射体との間に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の手術用照明。
  3. 光源を囲む円筒部を備え、上記円筒部が電圧感知素子を含むことを特徴とする請求項2に記載の手術用照明。
  4. 電圧感知素子が、手術場所と、ハウジングの内部空間に配置された反射体との間に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の手術用照明。
  5. ハンドルに取り付けられた電圧制御器を備え、
    上記電圧制御器が、上記ハンドルの回転位置に基づいて、電圧感知素子のバイアス電圧を制御し得るものであることを特徴とする請求項に記載の手術用照明。
  6. 電圧感知素子が、エレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の手術用照明。
  7. エレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質が、溶液流延法、回転成形法、熱成形法または射出成形法から形成される重合体であることを特徴とする請求項に記載の手術用照明。
  8. エレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質の色が、バイアス電圧を上記エレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質に負荷した時に、透明から灰色に変化することを特徴とする請求項に記載の手術用照明。
  9. エレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質が、無機物質から構成されていることを特徴とする請求項に記載の手術用照明。
  10. 無機物質が、非結晶金属酸化物または結晶金属酸化物から構成されていることを特徴とする請求項に記載の手術用照明。
  11. 無機物質が、遷移金属酸化物から構成されていることを特徴とする請求項に記載の手術用照明。
  12. 無機物質が、酸化タングステン、紺青、酸化バナジウム、酸化ニオブ、酸化モリブデン、酸化チタン、酸化コバルト、酸化ニッケルまたはこれらの混合物であることを特徴とする請求項に記載の手術用照明。
  13. エレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質が、有機物質から構成されていることを特徴とする請求項に記載の手術用照明。
  14. 有機物質が、ビピリジニウムから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の手術用照明。
  15. 有機物質が、共役重合体から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の手術用照明。
  16. 共役重合体が、ポリ(N−スルホンプロポキシ−3,4−プロピレンジオキシピロール)であることを特徴とする請求項15に記載の手術用照明。
  17. 電圧感知素子が、少なくとも二つの異なるエレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の手術用照明。
  18. 電圧感知素子が、複合物から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の手術用照明。
  19. 複合物が、基板と、基板上に形成されたエレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質とから構成されていることを特徴とする請求項18に記載の手術用照明。
  20. 電圧感知素子が、真空蒸発法、真空スパッタリング法、反応性真空スパッタリング法、溶液流延法、回転成形法、熱成形法、または射出成形法のいずれかにより基板上に形成されたものであることを特徴とする請求項19に記載の手術用照明。
  21. 基板が、当該基板上に形成されたエレクトロクロミック物質とは異なる、第二のエレクトロアクティブ、エレクトロクロミック物質を含むことを特徴とする請求項19に記載の手術用照明。
  22. 手術用照明の光出力を制御する方法であって、上記手術用照明が、内部空間が形成されたハウジングと、当該ハウジングの上記内部空間に配置されて当該ハウジングから離れた手術場所に照射領域を生成する光源と、上記光源と手術場所との間に配置されて、印加されるバイアス電圧に反応して光透過特性が変化する電圧感知素子と、上記照射領域のパターンサイズを調整し得るハンドルと、手術場所での光強度が一定となるように、電圧感知素子へのバイアス電圧を制御し得る制御手段と、手術場所での光強度を示す電気信号を供給し得る光強度センサと、を備えており、上記方法が、
    上記光源に電力を与える工程と、
    手術場所での光強度を決定する工程と、
    上記電圧感知素子の光透過特性を変化させて手術場所で所望の光強度を得るために、バイアス電圧を電圧感知素子に印加する工程と
    上記制御手段により、上記センサから供給された信号に示された実際の照射領域の光強度と所望の光強度との差に基づいて、上記電圧感知素子へのバイアス電圧を調整する第一のモード、及び上記ハンドルの回転位置に基づいて、電圧感知素子へのバイアス電圧を調整する第二のモード、を同時に操作する工程と、備えることを特徴とする手術用照明の光出力を制御する方法。
  23. ハンドルに取り付けられた電圧制御器を備え、上記電圧制御器が上記ハンドルの回転位置に基づいて電圧感知素子へのバイアス電圧を制御し得るものであることを特徴とする請求項2に記載の手術用照明の光出力を制御する方法。
  24. 制御手段が、
    ハンドルに載置されて、上記ハンドルの回転位置を示す信号を供給し得るフィードバック装置と、
    上記信号を上記フィードバック装置から受信し得るとともに、上記フィードバック装置からの上記信号に基づいて電圧感知素子へのバイアス電圧を制御し得る制御部とを有することを特徴とする請求項2に記載の手術用照明の光出力を制御する方法。
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