JP5264240B2 - 心線対照測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバにおける湾曲部位からの漏洩光を受光して受光レベルに応じた検出信号を出力する受光素子を備えた光検出用治具を備えた心線対照測定装置に関するものである。
この種の光検出用治具を備えた心線対照測定装置として、光ファイバ心線対照装置(以下、「心線対照測定装置」ともいう)が特開2005−265524号公報に開示されている。この心線対照測定装置は、光ファイバを湾曲させた状態で挟持するための凸部および凹部を備えている。この場合、凹部には、光ファイバにおける湾曲部位からの漏洩光を受光する受光素子が配設されている。また、凸部は、中空構造に形成されると共に、光ファイバからの漏洩光を中空部に取り入れるための第1の光取り入れ口および第2の光取り入れ口とが形成されている。さらに、中空部には、両光取り入れ口から中空部内に取り入れられた漏洩光を上記の受光素子に案内する導光手段(一例として、ミラー)と、両光取り入れ口からの両漏洩光のいずれか一方だけを上記の受光素子に案内する(いずれか他方を遮光する)切替手段とを備えている。この場合、切替手段は、上記の中空部内に回動可能に取り付けられた開閉扉等で構成されて、第1の光取り入れ口からの漏洩光を遮光(遮断)して第2の光取り入れ口からの漏洩光だけを受光素子に案内させる状態と、第2の光取り入れ口からの漏洩光を遮光(遮断)して第1の光取り入れ口からの漏洩光だけを受光素子に案内させる状態とのいずれかに回動させられる。
この心線対照測定装置を用いて、光ファイバによる光の伝送方向を特定する伝送方向特定処理を実行する際には、まず、光ファイバを凸部および凹部の間に挟み込む。この際には、凸部および凹部の凹凸形状に沿って光ファイバが湾曲させられる。次いで、切替手段を制御して、一例として、第1の光取り入れ口からの漏洩光を遮光する位置に開閉扉を回動させて第2の光取り入れ口からの漏洩光だけを受光素子に案内させ、その状態において受光素子から出力される検出信号を取得する。続いて、切替手段を制御して、第2の光取り入れ口からの漏洩光を遮光する位置に開閉扉を回動させて第1の光取り入れ口からの漏洩光だけを受光素子に案内させ、その状態において受光素子から出力される検出信号を取得する。次いで、取得した両検出信号に基づき、光ファイバによる光の伝送方向を特定する。具体的には、両検出信号に基づき、第2の光取り入れ口からの漏洩光が第1の光取り入れ口からの漏洩光よりも強いときには、光ファイバによって第1の光取り入れ口の側から第2の光取り入れ口の側に向かって光が伝送されていると特定する。また、第1の光取り入れ口からの漏洩光が第2の光取り入れ口からの漏洩光よりも強いときには、光ファイバによって第2の光取り入れ口の側から第1の光取り入れ口の側に向かって光が伝送されていると特定する。これにより、伝送方向特定処理が完了する。
特開2005−265524公報(第7−9頁、第1−4図)
ところが、従来の心線対照測定装置には、以下の問題点が存在する。すなわち、従来の心線対照測定装置では、凸部内に回動可能に取り付けられている開閉扉を回動させることによって、第1の光取り入れ口からの漏洩光を遮光する状態(第2の光取り入れ口からの光だけを受光素子に案内する状態)と、第2の光取り入れ口からの漏洩光を遮光する状態(第1の光取り入れ口からの光だけを受光素子に案内する状態)とのいずれかに切り替える構成が採用されている。このため、従来の心線対照測定装置では、開閉扉を回動させるための複雑な機構部品を光検出用治具(凸部内)に配設する必要があるため、製造時における機構部品の組立て作業が煩雑であることに起因して、その製造コストが高騰しているという問題点がある。また、開閉扉を回動させることによって漏洩光を遮光したり通過を許容したりする構成(可動部品を有する構成)の従来の心線対照測定装置では、心線対照測定装置(光検出用治具)を繰り返して使用しているうちに、可動部品にがたつきが生じ、これに起因して、スムーズな開閉動作が困難な状況となる(動作不良を招く)おそれがある。このため、例えば、第2の光取り入れ口からの漏洩光だけを受光素子に案内する状態に切り替えたにも拘わらず、第1の光取り入れ口からの漏洩光の遮光が不完全となって、この漏洩光が受光素子によって受光されて、光の伝送方向が誤って特定されるおそれがあるという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、製造コストの低減を図りつつ、繰り返して使用したときにも動作不良の発生を回避し得る心線対照測定装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の心線対照測定装置は、光ファイバを挟持するための凸状部および凹状部を有して当該凸状部および当該凹状部の凹凸形状に沿って当該光ファイバを湾曲させた状態で挟持する挟持部と、前記凸状部および前記凹状部の一方に配設されて前記挟持部によって湾曲させられている前記光ファイバにおける湾曲部位からの漏洩光を受光して受光レベルに応じた検出信号を出力する受光素子とを備え、前記凸状部および前記凹状部の他方、前記湾曲部位における一端側からの第1の漏洩光を前記受光素子に案内する第1の光案内路と、前記湾曲部位における他端側からの第2の漏洩光を前記受光素子に案内する第2の光案内路とを備えると共に、前記第1の光案内路に配設されて前記第1の漏洩光を遮光する液晶シャッタを備えている心線対照測定装置用の光検出用治具、並びに、前記液晶シャッタによる前記漏洩光の遮光処理を制御すると共に前記受光素子からの前記検出信号に基づいて前記光ファイバによって伝送されている光の伝送方向を特定する伝送方向特定処理を実行する情報処理部を備えた心線対照測定装置であって、前記情報処理部は、前記伝送方向特定処理時において、前記液晶シャッタに対して前記第1の漏洩光の通過を許容させた状態における前記受光素子からの第1の検出信号と、前記液晶シャッタに対して前記第1の漏洩光を遮光させた状態における前記受光素子からの第2の検出信号とを取得して、前記第1の検出信号に対応する受光レベルと前記第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベル以下のときに、前記湾曲部位の前記一端側から前記他端側に向かって前記光が伝送されていると特定し、前記第1の検出信号に対応する受光レベルと前記第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が前記予め規定された受光レベルを超えているときに、前記湾曲部位の前記他端側から前記一端側に向かって前記光が伝送されていると特定する
請求項1記載の心線対照測定装置における光検出用治具では、第1の漏洩光を遮光する液晶シャッタが挟持部における凸状部および凹状部のいずれか(凸状部および凹状部のうちの受光素子を配設した一方とは相違する一方)に配設されている。また、情報処理部が、伝送方向特定処理時において、液晶シャッタに対して第1の漏洩光の通過を許容させた状態における受光素子からの第1の検出信号と、液晶シャッタに対して第1の漏洩光を遮光させた状態における受光素子からの第2の検出信号とを取得して、第1の検出信号に対応する受光レベルと第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベル以下のときに、湾曲部位の一端側から他端側に向かって光が伝送されていると特定し、第1の検出信号に対応する受光レベルと第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベルを超えているときに、湾曲部位の他端側から一端側に向かって光が伝送されていると特定する。
したがって、請求項記載の心線対照測定装置によれば、従来の心線対照測定装置の光検出用治具とは異なり、開閉扉を回動させるための複雑な機構部品を用いることなく第1の漏洩光を遮光したり通過を許容したりすることができるため、光検出用治具を容易に組み立てることができる結果、その製造コストを十分に低減することができる。また、可動部品が存在しない光検出用治具を備えたことにより、繰り返して使用した際にがたつきが生じることがないため、動作不良を招くことなく第1の漏洩光を確実に遮光することができる。したがって、この光検出用治具および心線対照測定装置によれば、光の伝送方向が誤って特定される事態を確実に回避することができる。加えて、可動部品が存在しないことで、第1の漏洩光の通過を許容している状態から遮光する状態への移行に要する時間、および第1の漏洩光を遮光している状態から通過を許容する状態への移行に要する時間を十分に短縮することができる。これにより、伝送方向特定処理に要する時間を十分に短縮することができる。
以下、本発明に係る心線対照測定装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、心線対照測定装置1Aの構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す心線対照測定装置1Aは、光ファイバ50による光の伝送方向を特定する伝送方向特定処理や、光ファイバ50が活線か否かの活線判定処理などの各種測定処理を実行可能に構成されている。具体的には、心線対照測定装置1Aは、光検出用治具10A、操作部2、表示部3、情報処理部4および記憶部5を備えている。光検出用治具10Aは、図2に示すように、凸状部11および凹状部12を備えると共に、遮光部13aが凸状部11に取り付けられ、かつ、受光素子14が凹状部12に取り付けられて構成されている。凸状部11および凹状部12は、挟持部を構成し、同図に示すように、その凹凸形状に沿って光ファイバ50を湾曲させた状態で挟持可能に構成されている。
この場合、凸状部11は、空間21を有する中空構造に形成されている。また、凸状部11は、凹状部12と相俟って光ファイバ50を挟持したときに光ファイバ50における湾曲部位の一端部と対向する部位に開口部22aが形成されると共に、湾曲部位の他端部と対向する部位に開口部22bが形成され、かつ湾曲部位の中央部(凸状部の突端部)に開口部22cが形成されている。さらに、凸状部11の空間21内には、ミラー23および遮光部13aが配設されて、開口部22aからの漏洩光La(図3,4参照)をミラー23で反射して開口部22cに案内する光案内路20aと、開口部22bからの漏洩光Lb(図3,4参照)をミラー23で反射して開口部22cに案内する光案内路20bとが形成されている。また、遮光部13aは、上記の光案内路20aを閉塞するようにして空間21内に固定された液晶シャッタ24aと、光案内路20bを閉塞するようにして空間21内に固定された液晶シャッタ24bとを備えている。
液晶シャッタ24aは、情報処理部4からの制御信号S1に従い、上記の漏洩光Laを遮光したり、通過を許容したりする。また、液晶シャッタ24bは、情報処理部4からの制御信号S1に従い、上記の漏洩光Lbを遮光したり、通過を許容したりする。この場合、液晶シャッタ24a,24bは、一例として、ノーマリーホワイト型の液晶パネルを備えて構成されて、情報処理部4からの制御信号S1に従い、図示しない液晶駆動部から駆動電圧が供給されることで漏洩光La,Lbを遮光し、駆動電圧が供給されていない常態においては、漏洩光La,Lbの通過を許容する。なお、ノーマリーブラック形の液晶パネルを備えて液晶シャッタ24a,24bを構成した場合には、情報処理部4からの制御信号S1に従い、図示しない液晶駆動部から駆動電圧が供給されることで漏洩光La,Lbの通過が許容され、駆動電圧が供給されていない常態においては、漏洩光La,Lbが遮光される。一方、凹状部12には、光案内路20a,20bによって凸状部11の開口部22cに案内された上記の漏洩光La,Lbを受光素子14に入射させるための開口部25が形成されている。この場合、受光素子14は、漏洩光La,Lbの受光レベルに応じた検出信号S2を情報処理部4に出力する。
操作部2は、心線対照測定装置1Aによる各種測定処理の開始および停止の指示や、測定条件の指定を行うための各種操作スイッチを備えて、スイッチ操作に応じた操作信号を情報処理部4に出力する。表示部3は、情報処理部4の制御に従って測定処理結果などを表示する。情報処理部4は、両液晶シャッタ24a,24bによる漏洩光La,Lbの遮光処理を制御すると共に、受光素子14からの検出信号S2に基づいて光ファイバ50によって伝送されている光の伝送方向を特定する伝送方向特定処理を実行する。記憶部5は、情報処理部4の動作プログラムなどを記憶する。
次に、心線対照測定装置1Aの使用方法について、添付図面を参照して説明する。
まず、図2に示すように、測定対象の光ファイバ50を凸状部11および凹状部12の間に挟み込むようにして光検出用治具10Aにセットする(凸状部11および凹状部12によって光ファイバ50を挟持する)。この際には、光ファイバ50が凸状部11および凹状部12の凹凸形状に沿って湾曲した状態となる。なお、測定対象の光ファイバ50は、図示しない光信号出力装置からの光(信号光)を伝送しているものとする。次いで、操作部2を操作して、伝送方向特定処理の開始を指示する。この際に、情報処理部4は、まず、光検出用治具10Aの遮光部13aに制御信号S1を出力することにより、図3に示すように、液晶シャッタ24aに対して漏洩光Laを遮光させると共に、液晶シャッタ24bに対して漏洩光Lbの通過を許容させる。この際には、同図に示すように、液晶シャッタ24bを通過した漏洩光Lbだけが開口部22c,25を介して受光素子14に入射する結果、受光素子14は、漏洩光Lbの光強度に応じた検出信号S2を情報処理部4に出力する。
一方、受光素子14からの検出信号S2を取得した情報処理部4は、遮光部13aに制御信号S1を出力することにより、図4に示すように、液晶シャッタ24bに対して漏洩光Lbを遮光させると共に、液晶シャッタ24aに対して漏洩光Laの通過を許容させる。この際には、同図に示すように、液晶シャッタ24aを通過した漏洩光Laだけが開口部22c,25を介して受光素子14に入射する結果、受光素子14は、漏洩光Laの光強度に応じた検出信号S2を情報処理部4に出力する。次いで、受光素子14からの検出信号S2を取得した情報処理部4は、上記の両検出信号S2(第1の検出信号および第2の検出信号S2)に基づき、光ファイバ50による光の伝送方向を特定する。
この場合、光を伝送している光ファイバ50を湾曲させた状態においては、湾曲部位における伝送方向上流側から伝送方向下流側に向かうに従って湾曲部位からの漏洩光が徐々に強くなる傾向がある。したがって、情報処理部4は、漏洩光Laを受光した状態(液晶シャッタ24bによって漏洩光Lbを遮光した状態)において受光素子14から出力された検出信号S2(第1の検出信号)に対応する受光レベル(すなわち、漏洩光Laの光強度)よりも、漏洩光Lbを受光した状態(液晶シャッタ24aによって漏洩光Laを遮光した状態)において受光素子14から出力された検出信号S2(第2の検出信号)に対応する受光レベル(すなわち、漏洩光Lbの光強度)が高いときには、開口部22aと対向する部位から開口部22bと対向する部位に向かって光ファイバ50によって光が伝送されている(図3,4に示す矢印Aの向きで光が伝送されている)と特定し、その特定結果を表示部3に表示させる。
一方、情報処理部4は、漏洩光Lbを受光した状態(液晶シャッタ24aによって漏洩光Laを遮光した状態)において受光素子14から出力された検出信号S2(第2の検出信号)に対応する受光レベル(すなわち、漏洩光Lbの光強度)よりも、漏洩光Laを受光した状態(液晶シャッタ24bによって漏洩光Lbを遮光した状態)において受光素子14から出力された検出信号S2(第1の検出信号)に対応する受光レベル(すなわち、漏洩光Laの光強度)が高いときには、開口部22bと対向する部位から開口部22aと対向する部位に向かって光ファイバ50によって光が伝送されている(図3,4に示す矢印Bの向きで光が伝送されている)と特定し、その特定結果を表示部3に表示させる。以上により、伝送方向特定処理が完了する。
このように、この光検出用治具10Aでは、漏洩光Laを遮光する液晶シャッタ24aと漏洩光Lbを遮光する液晶シャッタ24bとが凸状部11に配設されている。また、この心線対照測定装置1Aでは、光検出用治具10Aを備えて、情報処理部4が、伝送方向特定処理時において、液晶シャッタ24aに対して漏洩光Laの通過を許容させると共に液晶シャッタ24bに対して漏洩光Lbを遮光させた状態における受光素子14からの検出信号S2(第1の検出信号)と、液晶シャッタ24aに対して漏洩光Laを遮光させると共に液晶シャッタ24bに対して漏洩光Lbの通過を許容させた状態における受光素子14からの検出信号S2(第2の検出信号)とを取得して、第1の検出信号に対応する受光レベルよりも第2の検出信号に対応する受光レベルが高いときに、光ファイバ50における湾曲部位の一端側(開口部22aと対向する部位)から他端側(開口部22bと対向する部位)に向かって光が伝送されていると特定し、第2の検出信号に対応する受光レベルよりも第1の検出信号に対応する受光レベルが高いときに、光ファイバ50における湾曲部位の他端側(開口部22bと対向する部位)から一端側(開口部22aと対向する部位)に向かって光が伝送されていると特定する。
したがって、この光検出用治具10Aおよび心線対照測定装置1Aによれば、従来の心線対照測定装置の光検出用治具とは異なり、開閉扉を回動させるための複雑な機構部品を用いることなく漏洩光Laおよび漏洩光Lbを遮光したり通過を許容したりすることができるため、光検出用治具10Aを容易に組み立てることができる結果、その製造コストを十分に低減することができる。また、可動部品が存在しない光検出用治具10Aを備えたことにより、繰り返して使用した際にがたつきが生じることがないため、動作不良を招くことなく漏洩光Laまたは漏洩光Lbを確実に遮光することができる。したがって、この光検出用治具10Aおよび心線対照測定装置1Aによれば、光の伝送方向が誤って特定される事態を確実に回避することができる。加えて、可動部品が存在しないことで、漏洩光La,Lbの通過を許容している状態から遮光する状態への移行に要する時間、および漏洩光La,Lbを遮光している状態から通過を許容する状態への移行に要する時間を十分に短縮することができる。これにより、伝送方向特定処理に要する時間を十分に短縮することができる。
次いで、本発明の実施の形態に係る心線対照測定装置1Bについて、添付図面を参照して説明する。なお、上記した心線対照測定装置1A(光検出用治具10A)と同一の構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
心線対照測定装置1Bは、本発明に係る心線対照測定装置の一例であって、上記の心線対照測定装置1Aにおける光検出用治具10Aに代えて、図5,6に示す光検出用治具10Bを備えている。光検出用治具10Bは、本発明に係る光検出用治具の一例であって、凸状部11および凹状部12を備えると共に、遮光部13bが凸状部11に取り付けられ、かつ、受光素子14が凹状部12に取り付けられて構成されている。凸状部11および凹状部12は、本発明における挟持部を構成し、同図に示すように、その凹凸形状に沿って光ファイバ50を湾曲させた状態で挟持可能に構成されている。この場合、凸状部11の空間21内には、ミラー23および遮光部13bが配設されて、開口部22aからの漏洩光La(本発明における第1の漏洩光の一例:図5,6参照)をミラー23で反射して開口部22cに案内する光案内路20a(本発明における第1の光案内路の一例)と、開口部22bからの漏洩光Lb(本発明における第2の漏洩光の一例:図5,6参照)をミラー23で反射して開口部22cに案内する光案内路20b(本発明における第2の光案内路の一例)とが形成されている。
また、遮光部13bは、上記の光案内路20aを閉塞するようにして空間21内に固定された液晶シャッタ24(本発明における液晶シャッタの一例)を備えて構成されている。この場合、液晶シャッタ24は、情報処理部4からの制御信号S1に従い、上記の漏洩光Laを遮光したり、通過を許容したりする。具体的には、液晶シャッタ24は、一例として、ノーマリーホワイト型の液晶パネルを備えて構成されて、情報処理部4からの制御信号S1に従い、図示しない液晶駆動部から駆動電圧が供給されることで漏洩光Laを遮光し、駆動電圧が供給されていない常態においては、漏洩光Laの通過を許容する。なお、ノーマリーブラック形の液晶パネルを備えて液晶シャッタ24を構成した場合には、情報処理部4からの制御信号S1に従い、図示しない液晶駆動部から駆動電圧が供給されることで漏洩光Laの通過が許容され、駆動電圧が供給されていない常態においては、漏洩光Laが遮光される。
次に、心線対照測定装置1Bの使用方法について、添付図面を参照して説明する。
まず、図5に示すように、測定対象の光ファイバ50を凸状部11および凹状部12の間に挟み込むようにして光検出用治具10Aにセットする(凸状部11および凹状部12によって光ファイバ50を挟持する)。この際には、光ファイバ50が凸状部11および凹状部12の凹凸形状に沿って湾曲した状態となる。なお、測定対象の光ファイバ50は、図示しない光信号出力装置からの光(信号光)を伝送しているものとする。次いで、操作部2を操作して、伝送方向特定処理の開始を指示する。この際に、情報処理部4は、まず、光検出用治具10Bに制御信号S1を出力することにより、同図に示すように、液晶シャッタ24に対して漏洩光Laの通過を許容させる。この際には、同図に示すように、液晶シャッタ24を通過した漏洩光Laと、開口部22bからの漏洩光Lbとが開口部22c,25を介して受光素子14に入射する結果、受光素子14は、漏洩光Laおよび漏洩光Lbの光強度に応じた検出信号S2(本発明における第1の検出信号)を情報処理部4に出力する。
一方、受光素子14からの検出信号S2を取得した情報処理部4は、光検出用治具10Bに制御信号S1を出力することにより、図6に示すように、液晶シャッタ24に対して漏洩光Laを遮光させる。この際には、同図に示すように、開口部22bからの漏洩光Lbだけが開口部22c,25を介して受光素子14に入射する結果、受光素子14は、漏洩光Lbの光強度に応じた検出信号S2(本発明における第2の検出信号)を情報処理部4に出力する。次いで、受光素子14からの検出信号S2を取得した情報処理部4は、上記の両検出信号S2(第1の検出信号および第2の検出信号S2)に基づき、光ファイバ50による光の伝送方向を特定する。
この場合、前述したように、光を伝送している光ファイバ50を湾曲させた状態においては、湾曲部位における伝送方向上流側から伝送方向下流側に向かうに従って湾曲部位からの漏洩光が徐々に強くなる傾向があるのが知られている。したがって、開口部22aと対向する部位から開口部22bと対向する部位に向かって光ファイバ50によって光が伝送されている(図5,6に示す矢印Aの向きで光が伝送されている)ときには、開口部22aからの漏洩光Laよりも開口部22bからの漏洩光Lbの方が光強度が高くなり、開口部22bと対向する部位から開口部22aと対向する部位に向かって光ファイバ50によって光が伝送されている(図5,6に示す矢印Bの向きで光が伝送されている)ときには、開口部22bからの漏洩光Lbよりも開口部22aからの漏洩光Laの方が光強度が高くなる。
このため、矢印Aの向きで光が伝送されている状態においては、漏洩光Laの光強度が低いことに起因して、図5に示すように漏洩光La,Lbの双方が入射している状態の受光素子14の受光レベルと、図6に示すように漏洩光Lbだけが入射している状態の受光素子14の受光レベルとの差が極く僅かとなる。これに対して、矢印Bの向きで光が伝送されている状態においては、漏洩光Laの光強度が高いことに起因して、図5に示すように漏洩光La,Lbの双方が入射している状態の受光素子14の受光レベルと、図6に示すように漏洩光Lbだけが入射している状態の受光素子14の受光レベルとの差が大きくなる。
したがって、情報処理部4は、漏洩光La,Lbの双方を受光した状態(液晶シャッタ24による漏洩光Laの通過を許容した状態)において受光素子14から出力された検出信号S2(第1の検出信号)に対応する受光レベルと、漏洩光Lbだけを受光した状態(液晶シャッタ24によって漏洩光Laを遮光した状態)において受光素子14から出力された検出信号S2(第2の検出信号)に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベル以下のとき(一例として、漏洩光La,Lbの双方が入射している状態の受光レベルに対する40%以下のとき)には、開口部22aと対向する部位(本発明における一端側)から開口部22bと対向する部位(本発明における他端側)に向かって光ファイバ50によって光が伝送されている(図5,6に示す矢印Aの向きで光が伝送されている)と特定し、その特定結果を表示部3に表示させる。一方、情報処理部4は、上記の第1の検出信号に対応する受光レベルと第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベルを超えているとき(この例では、漏洩光La,Lbの双方が入射している状態の受光レベルに対する40%を超えているとき)には、開口部22bと対向する部位(本発明における他端側)から開口部22aと対向する部位(本発明における一端側)に向かって光ファイバ50によって光が伝送されている(図5,6に示す矢印Bの向きで光が伝送されている)と特定し、その特定結果を表示部3に表示させる。以上により、伝送方向特定処理が完了する。
このように、この光検出用治具10Bでは、漏洩光Laを遮光する液晶シャッタ24が凸状部11(本発明における「凸状部および凹状部の他方」の一例)に配設されている。また、この心線対照測定装置1Bでは、光検出用治具10Bを備えて、情報処理部4が、伝送方向特定処理時において、液晶シャッタ24に対して漏洩光Laの通過を許容させた状態における受光素子14からの検出信号S2(第1の検出信号)と、液晶シャッタ24に対して漏洩光Laを遮光させた状態における受光素子14からの検出信号S2(第2の検出信号)とを取得して、第1の検出信号に対応する受光レベルと第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベル以下のときに、光ファイバ50における湾曲部位の一端側(開口部22aと対向する部位)から他端側(開口部22bと対向する部位)に向かって光が伝送されていると特定し、第1の検出信号に対応する受光レベルと第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベルを超えているときに、光ファイバ50における湾曲部位の他端側(開口部22bと対向する部位)から一端側(開口部22aと対向する部位)に向かって光が伝送されていると特定する。
したがって、この光検出用治具10Bおよび心線対照測定装置1Bによれば、上記の光検出用治具10Aおよび心線対照測定装置1Aと同様にして、従来の心線対照測定装置の光検出用治具とは異なり、開閉扉を回動させるための複雑な機構部品を用いることなく漏洩光Laを遮光したり通過を許容したりすることができるため、光検出用治具10Bを容易に組み立てることができる結果、その製造コストを十分に低減することができる。また、可動部品が存在しない光検出用治具10Bを備えたことにより、繰り返して使用した際にがたつきが生じることがないため、動作不良を招くことなく漏洩光Laを確実に遮光することができる。したがって、この光検出用治具10Bおよび心線対照測定装置1Bによれば、光の伝送方向が誤って特定される事態を確実に回避することができる。加えて、可動部品が存在しないことで、漏洩光Laの通過を許容している状態から遮光する状態への移行に要する時間、および漏洩光Laを遮光している状態から通過を許容する状態への移行に要する時間を十分に短縮することができる。これにより、伝送方向特定処理に要する時間を十分に短縮することができる。
この場合、「予め規定された受光レベル」を上記の例と同じかまたは上記の例よりも僅かに高い受光レベル(一例として、漏洩光La,Lbの双方が入射している状態の受光レベルに対する41%)に規定すると共に、第1の検出信号に対応する受光レベルと第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベルを下回っているときに、光ファイバ50における湾曲部位の一端側(開口部22aと対向する部位)から他端側(開口部22bと対向する部位)に向かって光が伝送されていると特定し、第1の検出信号に対応する受光レベルと第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベル以上のときに、光ファイバ50における湾曲部位の他端側(開口部22bと対向する部位)から一端側(開口部22aと対向する部位)に向かって光が伝送されていると特定する構成を採用することもできる。このような構成を採用した心線対照測定装置においても、上記の心線対照測定装置1Bと同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、上記の心線対照測定装置1B(光検出用治具10B)では、凸状部11に液晶シャッタ(遮光部13b)を配設すると共に、凹状部12に受光素子14を配設する構成を採用しているが、本発明は、これに限定されず、凸状部に受光素子を配設すると共に、凹状部に液晶シャッタを配設する構成を採用することもできる。このような構成においても、前述した心線対照測定装置1B(光検出用治具10B)と同様にして、開閉扉を回動させるための複雑な機構部品を用いることなく、光ファイバからの漏洩光を遮光したり通過を許容したりすることができるため、光検出用治具を容易に組み立てることができる結果、その製造コストを十分に低減することができる。また、可動部品が存在しない光検出用治具を備えて心線対照測定装置を構成することにより、繰り返して使用した際にがたつきが生じることがないため、動作不良を招くことなく漏洩光を確実に遮光することができる。したがって、光の伝送方向が誤って特定される事態を確実に回避することができる。加えて、可動部品が存在しないことで、漏洩光の通過を許容している状態から遮光する状態への移行に要する時間、および漏洩光を遮光している状態から通過を許容する状態への移行に要する時間を十分に短縮することができる。これにより、伝送方向特定処理に要する時間を十分に短縮することができる。
心線対照測定装置1A(1B)の構成を示すブロック図である。 光検出用治具10Aの構成を示す断面図である。 液晶シャッタ24aによって漏洩光Laを遮光した状態の光検出用治具10Aの断面図である。 液晶シャッタ24bによって漏洩光Lbを遮光した状態の光検出用治具10Aの断面図である。 漏洩光La,Lbの双方の通過を許容した状態の光検出用治具10Bの断面図である。 液晶シャッタ24によって漏洩光Laを遮光した状態の光検出用治具10Bの断面図である。
符号の説明
1A,1B 心線対照測定装置
4 情報処理部
10A,10B 光検出用治具
11 凸状部
12 凹状部
13a,13b 遮光部
14 受光素子
20a,20b 光案内路
21 空間
22a〜22c,25 開口部
23 ミラー
24,24a,24b 液晶シャッタ
50 光ファイバ
La,Lb 漏洩光
S1 制御信号
S2 検出信号

Claims (1)

  1. 光ファイバを挟持するための凸状部および凹状部を有して当該凸状部および当該凹状部の凹凸形状に沿って当該光ファイバを湾曲させた状態で挟持する挟持部と、前記凸状部および前記凹状部の一方に配設されて前記挟持部によって湾曲させられている前記光ファイバにおける湾曲部位からの漏洩光を受光して受光レベルに応じた検出信号を出力する受光素子とを備え、前記凸状部および前記凹状部の他方、前記湾曲部位における一端側からの第1の漏洩光を前記受光素子に案内する第1の光案内路と、前記湾曲部位における他端側からの第2の漏洩光を前記受光素子に案内する第2の光案内路とを備えると共に、前記第1の光案内路に配設されて前記第1の漏洩光を遮光する液晶シャッタを備えている心線対照測定装置用の光検出用治具、並びに、前記液晶シャッタによる前記漏洩光の遮光処理を制御すると共に前記受光素子からの前記検出信号に基づいて前記光ファイバによって伝送されている光の伝送方向を特定する伝送方向特定処理を実行する情報処理部を備えた心線対照測定装置であって、
    前記情報処理部は、前記伝送方向特定処理時において、前記液晶シャッタに対して前記第1の漏洩光の通過を許容させた状態における前記受光素子からの第1の検出信号と、前記液晶シャッタに対して前記第1の漏洩光を遮光させた状態における前記受光素子からの第2の検出信号とを取得して、前記第1の検出信号に対応する受光レベルと前記第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が予め規定された受光レベル以下のときに、前記湾曲部位の前記一端側から前記他端側に向かって前記光が伝送されていると特定し、前記第1の検出信号に対応する受光レベルと前記第2の検出信号に対応する受光レベルとの差が前記予め規定された受光レベルを超えているときに、前記湾曲部位の前記他端側から前記一端側に向かって前記光が伝送されていると特定する心線対照測定装置。
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