JP5261849B2 - モニタ用カメラ - Google Patents

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Description

本発明はモニタ用カメラに関し、特に、作業機械の可動部に取り付けられ、作業機械による作業部をモニタするためのモニタ用カメラに関する。
特開平10−232431号公報(特許文献1)には、遠隔操縦機械のカメラ方向制御装置が記載されている。ここに記載されている遠隔操縦機械のカメラは、油圧ショベルの上部旋回体の上に雲台を介して取り付けられている。油圧ショベルのブーム、アーム、及びバケットの相対的な回転角は、センサにより検出され、この検出データに基づいてカメラを向けるべき方向が演算される。この演算結果に基づいて雲台が駆動され、カメラは、バケットによる掘削位置等に向けられる。
特開平10−232431号公報
しかしながら、特開平10−232431号公報(特許文献1)記載のカメラ方向制御装置においては、カメラを取り付けた雲台を駆動するために、ブームやアーム等の角度を検出して演算を行う必要があるので、制御装置が複雑になると言う問題がある。さらに、カメラを向けるべき方向は、ブームやアームの長さ等に依存するため、油圧ショベルの機種ごとに専用のカメラ方向制御装置を設計しなければならないという問題がある。
この問題を回避するために、カメラを、油圧ショベルのブームやアーム等の可動部に取り付けることが考えられる。この場合には、カメラはブームやアーム等と共に移動されるので、カメラを向ける方向を複雑に制御することなく、バケットによる掘削位置等の作業部をカメラの視野に収めることができる。
しかしながら、油圧ショベルのブームやアーム等の可動部にカメラを取り付けると、カメラに強い機械的な振動が加わるため、カメラに異常な摩耗が発生したり、カメラが破損される等、カメラの耐用年数が短くなるという問題がある。
従って、本発明は、油圧ショベル等の作業機械の可動部に取り付けながら、長い耐用年数を得ることができるモニタ用カメラを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、作業機械の可動部に取り付けられ、作業機械による作業部をモニタするためのモニタ用カメラであって、可動部に取り付けられるカメラフレームと、撮像素子及び撮像用レンズを備えたカメラ本体と、このカメラ本体をカメラフレームに対して免振支持する免振支持機構と、可動部の振動を検出する可動部振動検出手段と、カメラ本体の振動を検出するカメラ振動検出手段と、カメラ本体に内蔵され、撮像素子上に形成される画像の振れを抑制するように像振れ防止用レンズを駆動する防振アクチュエータと、カメラ振動検出手段及び可動部振動検出手段により検出された振動に基づいて、防振アクチュエータを制御する制御部と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、撮像素子及び撮像用レンズを備えたカメラ本体が、免振支持機構によりカメラフレームに対して免振支持される。カメラフレームは、作業機械の可動部に取り付けられ、可動部の振動は可動部振動検出手段により検出される。また、カメラ本体の振動は、カメラ振動検出手段により検出される。カメラ本体に内蔵された防振アクチュエータは像振れ防止用レンズを駆動する。防振アクチュエータは、カメラ振動検出手段及び可動部振動検出手段により検出された振動に基づいて、制御部により、撮像素子上に形成される画像の振れを抑制するように駆動される。
このように構成された本発明によれば、カメラ本体が免振支持機構により免振支持されているので、モニタ用カメラのカメラフレームを作業機械の可動部に取り付けた場合においても、耐用年数を長くすることができる。また、カメラ本体が免振支持機構により支持されているので、カメラ本体はカメラフレームに対して振動するが、この振動による画像の振れは防振アクチュエータにより補整される。これにより、カメラ本体を免振支持機構で免振支持しながら、安定した画像をモニタすることができる。
本発明において、好ましくは、制御部は、可動部振動検出手段の検出信号と、カメラ振動検出手段の検出信号の差に基づいて防振アクチュエータを制御する。
一般に、振れ補正機能を備えたカメラは、意図的にカメラの向きを変えようとした場合、その振れを補正する機能によってカメラの向きを変える動きを止めるように補正を行い、追従の遅れを生じる場合がある。しかしながら、上記のように構成された本発明によれば、防振アクチュエータが可動部振動検出手段とカメラ振動検出手段の検出信号の差に基づいて制御されるので、可動部の意図的な動きに遅れることなく、作業部をモニタすることができる。
本発明において、好ましくは、さらに、可動部振動検出手段の検出信号が入力される可動部用フィルターと、カメラ振動検出手段の検出信号が入力されるカメラ用フィルターと、を有し、可動部用フィルターとカメラ用フィルターは、異なる周波数依存性を有する。
このように構成された本発明によれば、可動部の能動的な動きを抽出できるように可動部用フィルターを設定し、振れを防止したい周波数に合わせてカメラ用フィルターを設定することにより、可動部の動きに追従しながら、効果的に振れが補正された画像を撮像することができる。
本発明において、好ましくは、カメラ用フィルターは、可動部用フィルターよりも高い周波数の信号まで通過させるように構成されている。
このように構成された本発明によれば、可動部の動きに追従する光軸を中心とする周期の短い振れを、防振アクチュエータにより効果的に低減することができる。
本発明において、好ましくは、可動部用フィルター及びカメラ用フィルターは、低周波を除去するように構成されている。
このように構成された本発明によれば、各振動検出手段の検出信号を増幅する増幅器のドリフトや、各振動検出手段により検出される地球の自転等により生じる誤差の影響を排除することができる。
本発明において、好ましくは、可動部振動検出手段及びカメラ振動検出手段は、角速度センサである。
このように構成された本発明によれば、可動部及びカメラ本体の振動を精度良く検出することができる。
本発明において、好ましくは、制御部は、可動部振動検出手段の検出信号に基づいて求められた回転変位量、及びカメラ振動検出手段の検出信号に基づいて求められた回転変位量に基づいて防振アクチュエータを制御する。
このように構成された本発明によれば、防振アクチュエータの制御を簡略化することができる。
本発明において、好ましくは、可動部用フィルター及びカメラ用フィルターには、検出信号として角速度信号又は回転変位量信号が入力される。
このように構成された本発明によれば、可動部用フィルター及びカメラ用フィルターを容易に構成することができる。
本発明のモニタ用カメラによれば、油圧ショベル等の作業機械の可動部に取り付けながら、長い耐用年数を得ることができる。
本発明の第1実施形態によるモニタ用カメラを油圧ショベルに取り付けた状態を示す図である。 本発明の第1実施形態によるモニタ用カメラの斜視図である。 モニタ用カメラのカメラ本体を支持する支持機構を示す斜視図である。 カメラ本体の支持機構をモデル化した図である。 カメラ本体の構成を示す斜視図である。 制御部における信号処理を模式的に示すブロック図である。 免振部材の振動減衰特性、バンドパスフィルターの通過帯域特性、ハイパスフィルターの通過帯域特性を夫々示すグラフである。 本発明の第2実施形態のモニタ用カメラを取り付けた高所解体作業機を示す図である。 本発明の第2実施形態のモニタ用カメラに内蔵されているバンドパスフィルターの通過帯域特性、及びハイパスフィルターの通過帯域特性を示すグラフである。 本発明の第2実施形態の変形例の制御部における信号処理を模式的に示すブロック図である。 第1バンドパスフィルター、第2バンドパスフィルターの通過帯域特性、ハイパスフィルターの通過帯域特性を示すグラフである。
次に、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。
まず、図1乃至図7を参照して、本発明の第1実施形態によるモニタ用カメラを説明する。図1は、本実施形態によるモニタ用カメラを作業機械である油圧ショベルに取り付けた状態を示す図である。本実施形態によるモニタ用カメラを適用可能な作業機械としては、油圧ショベルの他、高所解体作業機、掘削機等のように、ブーム、アーム等の可動部の移動に応じて、監視すべき作業部が移動する作業機械を挙げることができる。
図1に示すように、本実施形態のモニタ用カメラ1は、油圧ショベル2の可動部であるブーム4に取り付けられている。ブーム4の先端には、アーム5が取り付けられ、アーム5の先端にはバケット6が取り付けられている。モニタ用カメラ1は、作業部6aであるバケット6付近の画像を動画として撮像するように構成されている。モニタ用カメラ1によって撮像された画像は、油圧ショベル2の操作室8内に配置された表示装置10にリアルタイムで表示される。油圧ショベル2の操作者は、表示装置10に表示される映像を参照しながら、ブーム4の移動や、アーム5、バケット6の操作を行うことができる。
次に、図2乃至図5を参照して、本実施形態のモニタ用カメラ1の構成を説明する。図2は本実施形態によるモニタ用カメラ1の斜視図である。図3はモニタ用カメラ1のカメラ本体を支持する支持機構を示す斜視図である。図4はカメラ本体の支持機構をモデル化した図である。図5はカメラ本体の構成を示す斜視図である。
図2に示すように、モニタ用カメラ1は、カメラフレームであるカメラ外ケース12と、このカメラ外ケース12の上部に取り付けられた固定用ブラケット14と、を有する。
カメラ外ケース12は、下方が開放した直方体形状のケースであり、内部にカメラ本体16(図3)が収容されている。
固定用ブラケット14は、ブーム4に固定される固定プレート14aと、この固定プレート14aの両側から延びるカメラ支持部14bと、を有し、カメラ外ケース12を位置調節可能に固定するように構成されている。固定プレート14aは、油圧ショベル2のブーム4の先端近傍に固定される。また、カメラ支持部14bには、カメラ外ケース12が軸線A1を中心に回動可能に支持されている。カメラ外ケース12のカメラ支持部14bに対する角度は、カメラにより撮像される画像の視野内に監視すべき作業部6aが収まるように調整され、固定される。また、固定用ブラケット14に対するカメラ外ケース12の角度を、遠隔操作により調整できるように構成しても良い。
図3に示すように、カメラ本体16は、免振支持機構である免振部材18により、カメラ外ケース12の内部に免震支持されている。免振部材18は、粘弾性材料で構成された部材であり、カメラ本体16の角部とカメラ外ケース12の内壁面を連結している。カメラ本体16を粘弾性材料で支持することにより、カメラ本体16に強い衝撃が作用するのを防止することができる。
図4は、カメラ本体16の免振部材18による支持を力学的なモデルで表した一例である。即ち、免振部材18による支持は、図4に示すように、カメラ本体16をバネ及びこれと並列に連結されたダンパーによる支持として近似的にモデル化することができる。このモデルからも明らかなように、カメラ本体16は、必ずしもカメラ外ケース12と一体的に振動することはなく、カメラ本体16はカメラ外ケース12に対して振動する。
免振部材18による免振特性は、免振部材18の材質、形状、配置、及びカメラ本体16の質量等により適宜設定することができる。本実施形態においては、免振部材18は、後述するように、主に約5Hz以上の周波数の振動を遮断するように構成されている。なお、様々な硬度の免振部材を用意すると共に、その取り付け位置を変更できるように構成しておくことにより、モニタ用カメラ1を取り付ける作業機械の特性等に合わせて、免振部材による免振周波数特性を変更することができる。
次に、図5を参照して、カメラ本体16の構成を説明する。
図5に示すように、カメラ本体16には、撮像素子20と、この撮像素子20に画像を合焦させる撮像用光学系22と、この撮像用光学系22の中の像振れ防止用レンズ22aを駆動して、合焦される画像を安定化させる防振アクチュエータ24が内蔵されている。さらに、カメラ本体16には、カメラ本体16の回転角速度を検出するカメラ振動検出手段であるカメラジャイロセンサ26が内蔵されている。一方、カメラ外ケース12には、カメラ外ケース12の回転角速度を検出する可動部振動検出手段である可動部ジャイロセンサ28(図4)が取り付けられている。なお、カメラ外ケース12は可動部であるブーム4に固定用ブラケット14を介して固定されているため、可動部ジャイロセンサ28によって検出される振動は、ブーム4の振動と同等になる。さらに、カメラ本体16には、カメラジャイロセンサ26及び可動部ジャイロセンサ28の検出信号に基づいて防振アクチュエータ24を制御する制御部30が内蔵されている。
撮像素子20は、撮像素子20上に合焦された画像を電気信号に変換するように構成されている。撮像された画像の電気信号は、操作室8内の表示装置10に送られ、映像として表示される。
撮像用光学系22は、カメラ本体16に入射した光を撮像素子20上に合焦させるように構成されている。撮像用光学系22の中の一部のレンズは、像振れ防止用レンズ22aとして設けられており、この像振れ防止用レンズ22aを防振アクチュエータ24によって移動させることにより、カメラ本体16が振動した場合においても、撮像素子20上に形成される画像が安定化される。
防振アクチュエータ24は、像振れ防止用レンズ22aを光軸Aに直交する平面内で移動させるように構成されている。防振アクチュエータ24は、像振れ防止用レンズ22aを光軸Aに直交する平面内で駆動する2つのリニアモータ32a、32bと、像振れ防止用レンズ22aが移動された位置を検出する2つの位置センサ34a、34b(図6)と、を有する。2つのリニアモータ32a、32bは、光軸Aに直交する平面内で、像振れ防止用レンズ22aを互いに直交するX方向、Y方向に駆動するように夫々配置されている。これにより、像振れ防止用レンズ22aを光軸Aに直交する平面内で任意の位置に並進移動させることができる。位置センサ34a、34bは、像振れ防止用レンズ22aのX方向、Y方向の移動を検出するように配置されている。
カメラジャイロセンサ26は、カメラ本体16に取り付けられ、カメラ本体16の回転角速度を検出するように構成されている。また、カメラジャイロセンサ26は、光軸Aに直交する平面内のX軸を中心とする回転角速度を検出するXセンサ部26aと、Y軸を中心とする回転角速度を検出するYセンサ部26bを内蔵しており、各方向の回転角速度を検出できるように構成されている。カメラジャイロセンサ26により検出された角速度信号は、制御部30に入力される。
可動部ジャイロセンサ28は、カメラ外ケース12に取り付けられ、ブーム4の角速度を検出するように構成されている。また、可動部ジャイロセンサ28は、光軸Aに直交する平面内のX軸を中心とする角速度を検出するXセンサ部28aと、Y軸を中心とする角速度を検出するYセンサ部28bを内蔵しており(図6)、各方向の角速度を検出できるように構成されている。可動部ジャイロセンサ28により検出された角速度信号は、制御部30に入力される。なお、可動部ジャイロセンサ28のX軸、Y軸は、カメラジャイロセンサ26のX軸、Y軸と夫々平行に配置されている。
制御部30は、カメラジャイロセンサ26及び可動部ジャイロセンサ28の検出信号に基づいて、防振アクチュエータ24を制御し、撮像素子20上に形成される画像の振れを抑制するように構成されている。制御部30は、カメラジャイロセンサ26及び可動部ジャイロセンサ28から入力された信号に基づいて、像振れ防止用レンズ22aを移動させるべき位置を計算する。さらに、制御部30はリニアモータ32a、32bに信号を出力して、像振れ防止用レンズ22aを計算された位置に向けて移動させる。移動された像振れ防止用レンズ22aの位置は、位置センサ34a、34bによって検出され、制御部30にフィードバックされる。なお、制御部30は、各種演算回路、フィルター等のアナログ回路によって構成することができる。或いは、制御部30を、各検出信号をデジタルデータに変換するA/D変換器、各種演算を行うマイクロプロセッサ、デジタルデータをアナログ信号に変換して出力するD/A変換器等によって構成することもできる。
次に、図6を参照して、制御部30による防振アクチュエータ24の制御を説明する。図6は制御部30における信号処理を模式的に示すブロック図である。
図6に示すように、制御部30は、カメラジャイロセンサ26、可動部ジャイロセンサ28、及び位置センサ34a、34bによる検出信号を入力し、リニアモータ32a、32bを駆動するように構成されている。まず、カメラジャイロセンサ26のXセンサ部26a及びYセンサ部26bから夫々入力された角速度信号は、バッファーアンプ42a、42bに夫々入力された後、ハイパスフィルター44に入力される。
ハイパスフィルター44を通過した各信号は、積分回路46a、46bに入力され、ここでカメラ本体16のX方向、Y方向のカメラ変位量Δxm、Δymに夫々変換される。次いで、積分回路46a、46bから出力されたカメラ変位量Δxm、Δymの信号は、乗数回路48a、48bに入力され、ここで所定の倍率にレベル変換される。これにより、カメラ本体16の振動による画像の振れを補正するために必要な像振れ防止用レンズ22aのX方向、Y方向の回転角が、像振れ防止用レンズ22aの移動量に換算される。
一方、可動部ジャイロセンサ28のXセンサ部28a及びYセンサ部28bから夫々入力された角速度信号は、バッファーアンプ36a、36bに夫々入力された後、バンドパスフィルター38に入力される。
バンドパスフィルター38を通過した各信号は、積分回路40a、40bに入力され、ここでブーム4のX方向、Y方向のブーム変位量Δxb、Δybに夫々変換される。次いで、積分回路40a、40bから出力されたブーム変位量Δxb、Δybの信号は、乗数回路41a、41bに入力され、ここで所定の倍率にレベル変換される。これにより、モニタ用カメラ1が取り付けられているブーム4のX方向、Y方向の回転角度が、像振れ防止用レンズ22aの移動量に換算される。
ブーム変位量Δxb、Δyb信号は、カメラ変位量Δxm、Δym信号から夫々差し引かれ、像振れ防止用レンズ22aを移動させるべき位置を指令する位置指令信号Δx、Δyが計算される。即ち、信号の同一の方向成分同士で差が求められ、位置指令信号の各方向成分が計算される。ブーム4が移動されることにより、モニタ用カメラ1がモニタすべき作業部6aの位置も移動される。像振れ防止用レンズ22aを、位置指令信号Δx、Δyにより指令される位置に防振アクチュエータ24によって移動させることにより、移動する作業部6aに向けられた光軸に対する画像の振れを抑制することができる。
次いで、位置指令信号Δx、Δyは、コイル駆動回路50a、50bにより夫々電力増幅され、リニアモータ32a、32bに入力される。コイル駆動回路50a、50bの出力によりリニアモータ32a、32bは夫々駆動され、防振アクチュエータ24に取り付けられた像振れ防止用レンズ22aが光軸Aに直交する平面内で移動される。即ち、像振れ防止用レンズ22aは、リニアモータ32aによりX軸方向に駆動され、リニアモータ32bによりY軸方向に駆動される。
像振れ防止用レンズ22aのX軸方向の移動は位置センサ34aにより検出され、Y軸方向の移動は位置センサ34bにより検出される。これらの検出信号は、制御部30にフィードバックされる。位置センサ34aの検出信号は制御部30の位置検出回路52aに入力され、位置センサ34bの検出信号は制御部30の位置検出回路52bに入力される。位置検出回路52a、52bの出力信号は、位置指令信号Δx、Δyから夫々差し引かれ、位置検出回路52a、52bの出力信号と位置指令信号Δx、Δyの差信号が、コイル駆動回路50a、50bに入力される。
これにより、リニアモータ32a、32bは、位置指令信号Δx、Δyにより指令された位置と、像振れ防止用レンズ22aの実際の位置との差に基づいて駆動される。従って、像振れ防止用レンズ22aが位置指令信号Δx、Δyにより指令された位置に到達するとリニアモータ32a、32bの駆動力は0となり、位置指令信号Δx、Δyが変化すると、リニアモータ32a、32bは、位置指令信号Δx、Δyに追従するように像振れ防止用レンズ22aを移動させる。
次に、図7を新たに参照して、本発明の第1実施形態によるモニタ用カメラ1の作用を説明する。
図7は、上段から順に、周波数に対する免振部材18の振動減衰特性、バンドパスフィルター38の通過帯域特性、ハイパスフィルター44の通過帯域特性を示すグラフである。
図7に示すように、免振部材18は、主に周波数の高い振動を減衰させ、高い周波数の振動がカメラ本体16に伝わりにくくなるように構成されている。本実施形態においては、免振部材18は、約5Hz以上の周波数の振動を減衰させ、この周波数帯域のカメラ外ケース12の振動を遮断して、振動がカメラ本体16に伝わりにくくなっている。
図6に示すように、バンドパスフィルター38は、カメラ外ケース12に取り付けられた可動部ジャイロセンサ28の出力信号が入力される。本実施形態においては、図7に示すように、バンドパスフィルター38は、約0.5Hz〜約5Hzの信号を通過させるように構成されている。この通過周波数帯域は、ジャイロセンサのオフセット誤差、増幅回路のDCドリフト、地球の自転等によって発生する低周波振動をカットすると共に、ブーム4の能動的な動きによる振動を通過させるように設定されている。即ち、約5Hz以上の周波数帯域の振動は、ブーム4を能動的に駆動することにより直接発生する振動ではなく、主にブーム4の動きに伴って偶発的に発生する機械的なガタ等に起因する振動であると考えられ、この周波数帯域の振動はバンドパスフィルター38によりカットされる。従って、バンドパスフィルター38を通過した信号には、主にブーム4の能動的な動きに相当する振動の成分が含まれることになる。
図6に示すように、ハイパスフィルター44は、カメラ本体16に取り付けられたカメラジャイロセンサ26の出力信号が入力される。本実施形態においては、図7に示すように、ハイパスフィルター44は、約0.5Hzの信号を通過させるように構成されている。この通過周波数帯域は、ジャイロセンサのオフセット誤差、増幅回路のDCドリフト、地球の自転等によって発生する低周波振動をカットするように設定されている。このように、本実施形態においては、バンドパスフィルター38が通過させる最低周波数とハイパスフィルター44が通過させる最低周波数は同一に設定されており、ハイパスフィルター44通過させる周波数帯域は、バンドパスフィルター38が通過させる周波数帯域を包含している。なお、カメラジャイロセンサ26が検出する振動の周波数帯域には上限があるため、実際にハイパスフィルター44から出力される信号は或る上限周波数以下の信号になる(図7下段のグラフの破線)。
なお、バンドパスフィルター38及びハイパスフィルター44における低域遮断周波数は十分に低く、好ましくは1Hz以下に設定することが好ましい。これにより、免振部材18にコンプライアンスの高いものを使用して、振動遮断特性を向上させた場合でも、カメラ外ケース12に対するカメラ本体16の振動を、防振アクチュエータにより十分に補正することができる。
図1に示すように、本実施形態のモニタ用カメラ1は、油圧ショベル2のブーム4の先端部付近に固定用ブラケット14により取り付けられ、アーム5先端のバケット6に向けられている。バケット6付近の作業部6aは、モニタ用カメラ1により撮像され、撮像された画像は操作室8の表示装置10にリアルタイムで表示される。モニタ用カメラ1はブーム4に固定されているので、ブーム4が回動された場合には、モニタ用カメラ1はブーム4と共に回動され、常に作業部6a付近に向けられる。また、ガタ等に起因するブーム4の振動は、免振部材18によって遮断され、カメラ本体16への伝導が防止される。これにより、カメラ本体16における異常な摩耗の発生や、カメラ本体16の損傷が防止される。
なお、カメラ本体16は、ブーム4に対し、免振部材18を介して支持されているので、ブーム4の移動に伴って移動されると共に、ブーム4に対して相対的にも移動される。
カメラ外ケース12に取り付けられた可動部ジャイロセンサ28は、ブーム4の移動を検出する。また、可動部ジャイロセンサ28によって検出され、バンドパスフィルター38を通過した信号には、上述したように、ブーム4の能動的な動きに相当する振動の成分が含まれる。
一方、カメラ本体16に取り付けられたカメラジャイロセンサ26は、カメラ本体16の振動を検出する。カメラジャイロセンサ26によって検出され、ハイパスフィルター44を通過した信号には、上述したように、ブーム4の能動的な動きに相当する振動成分、及び、ガタ等に起因するブーム4の振動のうち、免振部材18により遮断されずにカメラ本体16に伝達された振動成分が含まれる。
制御部30においては、カメラジャイロセンサ26の検出信号に基づいて求められたカメラ変位量Δxm、Δymの信号から、可動部ジャイロセンサ28の検出信号に基づいて求められたブーム変位量Δxb、Δybの信号が差し引かれ、差し引かれた位置指令信号Δx、Δyに基づいて防振アクチュエータ24が駆動される。換言すれば、バンドパスフィルター38とハイパスフィルター44の通過周波数帯域が重畳している約0.5Hz〜約5Hzの周波数帯域においては、カメラ外ケース12とカメラ本体16の間の相対的な振れが防振アクチュエータ24により補正され、約5Hz以上の周波数帯域においては、静止した空間に対するカメラ本体16の振れが防振アクチュエータ24により補正される。
この結果、約5Hz以下の振動周波数帯域においては、モニタ用カメラ1の視野はブーム4の動きに追従して移動される。また、約0.5Hz以上で、カメラジャイロセンサ26の検出可能な上限周波数以下の振動周波数帯域においては、画像の振れが補正される。即ち、防振アクチュエータ24は、ブーム4の能動的な動きに伴って移動している光軸を中心とする振れを補正し、画像を安定化するように作用する。これにより、モニタ用カメラ1は、ブーム4の能動的な動きに伴ってその視野を移動させながら、移動している視野の画像が短い周期で振れるのを防止するように作用する。
本発明の第1実施形態のモニタ用カメラによれば、カメラ本体が免振部材によってカメラ外ケースに支持されているので、カメラ本体に伝達される振動が抑制され、カメラ本体の損傷を防止し、又、カメラ本体の異常な摩耗を防止することができる。さらに、カメラ本体が免振部材により支持されているので、カメラ本体はカメラ外ケースに対して振動するが、カメラ本体には防振アクチュエータが内蔵されているので、モニタされる画像が大きく振れるのを防止することができる。即ち、カメラ本体を免振部材により支持すると、外部振動の周波数によっては却ってカメラ本体の振動振幅を大きくしてしまう場合があるが、本実施形態のモニタ用カメラによれば、防振アクチュエータにより撮像素子上に形成される像を安定化させることができる。これにより、カメラ本体の損傷を防止しながら、安定した画像を撮像することができる。
また、一般に、振れ補正機能を備えたカメラは、意図的にカメラの向きを変えようとした場合、その振れを補正する機能によってカメラの向きを変える動きを止めるように補正を行い、追従の遅れを生じる場合がある。しかしながら、本実施形態のモニタ用カメラにおいて、制御部は、可動部ジャイロセンサの検出信号と、カメラジャイロセンサの検出信号の差に基づいて防振アクチュエータを制御しているので、ブームの意図的な動きに遅れることなく、作業部をモニタすることができる。
さらに、本発明の第1実施形態のモニタ用カメラにおいては、可動部ジャイロセンサの検出信号にはバンドパスフィルターが施され、カメラジャイロセンサの検出信号にはハイパスフィルターが施されている。これにより、ブームの能動的な動きを抽出できると共に、カメラ本体の振れを抑制することができる。
また、本実施形態のモニタ用カメラにおいては、カメラジャイロセンサ用のハイパスフィルターは、可動部ジャイロセンサ用のバンドパスフィルターよりも高い周波数の信号を通過させるように構成されている。これにより、ブームの動きに追従する光軸を中心とする周期の短い振れを、防振アクチュエータにより効果的に低減することができる。
さらに、本実施形態のモニタ用カメラにおいては、バンドパスフィルター及びバンドパスフィルターは低周波を除去するように構成されているので、各ジャイロセンサの検出信号を増幅するバッファーアンプのドリフトや、各ジャイロセンサにより検出される地球の自転等により生じる誤差の影響を排除することができる。
次に、図8及び図9を参照して、本発明の第2実施形態によるモニタ用カメラを説明する。
本実施形態においては、モニタ用カメラは、高所解体作業機の先端のアームに取り付けられている。また、本実施形態のモニタ用カメラは、バンドパスフィルターの特性が、上述した第1実施形態とは異なる。従って、ここでは、本実施形態の第1実施形態とは異なる部分のみを説明し、同様の部分については説明を省略する。図8は、本発明の第2実施形態のモニタ用カメラを取り付けた高所解体作業機を示す図である。図9は、本実施形態のモニタ用カメラに内蔵されているバンドパスフィルターの通過帯域特性、及びハイパスフィルターの通過帯域特性を示すグラフである。
図8に示すように、本実施形態のモニタ用カメラ101は、高所解体作業機102の先端のアーム105に取り付けられ、可動部であるアーム105の先端に取り付けられている破砕工具106付近の作業部106aをリアルタイムでモニタできるように構成されている。モニタ用カメラ101で撮像された映像は、操作室108に設けられた表示装置(図示せず)に動画として表示されるようになっている。
図9に示すように、本実施形態においては、バンドパスフィルターが約0.5Hz〜約5Hzの周波数帯域の信号を通過させると共に、約0.5Hz〜約2Hzの信号に対しては、通過する信号が増幅されるように構成されている。
上述した第1実施形態と同様に、可動部ジャイロセンサ28によって検出され、バンドパスフィルターを通過した信号には、アーム105の能動的な動きに相当する振動の成分が含まれる。ここで、本実施形態においては、バンドパスフィルターは、約0.5Hz〜約2Hzの信号に対しては入力信号が増幅されて出力されるので、この周波数帯域においては、検出されるアーム105の動きは実際のアーム105の動きよりも大きくなる。上述したように、モニタ用カメラは可動部ジャイロセンサ28によって検出されたアーム105の回動に追従するように構成されている。本実施形態においては、アーム105の回動が実際の回動よりも大きく検出されるため、モニタ用カメラは、破砕工具106の作業部106aが移動していく先を僅かに先行して視野に収めるようになる。これにより、作業者は、作業部106aが移動していく先を先行してモニタすることができるので、より容易に高所解体作業機102による作業を行うことができる。
また、上述した第2実施形態においては、第1実施形態におけるバンドパスフィルターの特性を変更しているが、変形例として、第1実施形態におけるバンドパスフィルターの他に、第2のバンドパスフィルターを加えることにより、同様の効果を得ることができる。
次に、図10及び図11を参照して、本発明の第2実施形態の変形例を説明する。図10は、本変形例の制御部130における信号処理を模式的に示すブロック図である。図11は、上段から順に、第1バンドパスフィルター139、第2バンドパスフィルター138の通過帯域特性、ハイパスフィルター44の通過帯域特性を示すグラフである。
図10に示すように、本変形例においては、可動部ジャイロセンサ28により検出された信号は、バッファーアンプ36a、36bを介して、第1バンドパスフィルター139、及び第2バンドパスフィルター138に夫々入力される。第2バンドパスフィルター138、積分回路140a、140b、乗数回路141a、141bは、第1実施形態におけるバンドパスフィルター38、積分回路40a、40b、乗数回路41a、41bと同様である。
一方、第1バンドパスフィルター139を通過した信号は、積分回路140c、140dに入力され、積分回路で積分された信号は、乗数回路141c、141dに夫々入力される。乗数回路141c、141dを経た信号は、乗数回路141a、141bからの出力信号と同様に、カメラジャイロセンサ26による検出信号から差し引かれる。
図11上段のグラフに示すように、第1バンドパスフィルター139は、05Hz〜2Hzの周波数帯域の信号を通過させるように構成されている。このような特性を有する第1バンドパスフィルター139と、図11中段に示す特性を有する第2バンドパスフィルター138を組み合わせることにより、図9上段に示す特性のバンドパスフィルターと同等の結果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態においては、モニタ用カメラは、油圧ショベル、及び高所解体作業機に適用されているが、本発明のモニタ用カメラを、他の任意の作業機械に適用することができる。
1 本発明の第1実施形態によるモニタ用カメラ
2 油圧ショベル
4 ブーム(可動部)
5 アーム
6 バケット
6a 作業部
8 操作室
10 表示装置
12 カメラ外ケース(カメラフレーム)
14 固定用ブラケット
14a 固定プレート
14b カメラ支持部
16 カメラ本体
18 免振部材(免振支持機構)
20 撮像素子
22 撮像用光学系
22a 像振れ防止用レンズ
24 防振アクチュエータ
26 カメラジャイロセンサ(カメラ振動検出手段)
26a Xセンサ部
26b Yセンサ部
28 可動部ジャイロセンサ(可動部振動検出手段)
30 制御部
32a、32b リニアモータ
34a、34b 位置センサ
36a、36b バッファーアンプ
38 バンドパスフィルター
40a、40b 積分回路
41a、41b 乗数回路
42a、42b バッファーアンプ
44 ハイパスフィルター44
46a、46b 積分回路
48a、48b 乗数回路
50a、50b コイル駆動回路
52a、52b 位置検出回路
101 本発明の第2実施形態によるモニタ用カメラ
102 高所解体作業機
105 アーム(可動部)
106 破砕工具
106a 作業部
108 操作室
130 制御部
138 第2バンドパスフィルター
139 第1バンドパスフィルター
140a、140b、140c、140d 積分回路
141a、141b、141c、141d 乗数回路

Claims (8)

  1. 作業機械の可動部に取り付けられ、作業機械による作業部をモニタするためのモニタ用カメラであって、
    上記可動部に取り付けられるカメラフレームと、
    撮像素子及び撮像用レンズを備えたカメラ本体と、
    このカメラ本体を上記カメラフレームに対して免振支持する免振支持機構と、
    上記可動部の振動を検出する可動部振動検出手段と、
    上記カメラ本体の振動を検出するカメラ振動検出手段と、
    上記カメラ本体に内蔵され、上記撮像素子上に形成される画像の振れを抑制するように像振れ防止用レンズを駆動する防振アクチュエータと、
    上記カメラ振動検出手段及び上記可動部振動検出手段により検出された振動に基づいて、上記防振アクチュエータを制御する制御部と、
    を有することを特徴とするモニタ用カメラ。
  2. 上記制御部は、上記可動部振動検出手段の検出信号と、上記カメラ振動検出手段の検出信号の差に基づいて上記防振アクチュエータを制御する請求項1記載のモニタ用カメラ。
  3. さらに、上記可動部振動検出手段の検出信号が入力される可動部用フィルターと、上記カメラ振動検出手段の検出信号が入力されるカメラ用フィルターと、を有し、上記可動部用フィルターと上記カメラ用フィルターは、異なる周波数依存性を有する請求項1又は2記載のモニタ用カメラ。
  4. 上記カメラ用フィルターは、上記可動部用フィルターよりも高い周波数の信号まで通過させるように構成されている請求項3記載のモニタ用カメラ。
  5. 上記可動部用フィルター及び上記カメラ用フィルターは、低周波を除去するように構成されている請求項3又は4記載のモニタ用カメラ。
  6. 上記可動部振動検出手段及び上記カメラ振動検出手段は、角速度センサである請求項1乃至5の何れか1項に記載のモニタ用カメラ。
  7. 上記制御部は、上記可動部振動検出手段の検出信号に基づいて求められた回転変位量、及び上記カメラ振動検出手段の検出信号に基づいて求められた回転変位量に基づいて上記防振アクチュエータを制御する請求項1乃至5の何れか1項に記載のモニタ用カメラ。
  8. 上記可動部用フィルター及び上記カメラ用フィルターには、検出信号として角速度信号又は回転変位量信号が入力される請求項3乃至7の何れか1項に記載のモニタ用カメラ。
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