JP5260933B2 - 異常を強調するための医用画像の漫画風誇張 - Google Patents

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Description

本発明は、全般的には医用画像を分析するためのコンピュータ支援式検出システムに関し、さらに詳細にはこうしたシステムにおいて異常を強調するための方法及び装置に関する。
少なくとも1つの周知のコンピュータ支援式検出(CAD)システムは、医用画像を分析して異常を発見し、こうした知見を付き添っている放射線医に報告することができる。この報告には、CADソフトウェア分析が関心深いものである旨の指摘をした領域に放射線医の注目を導くための画像のハイライト表示が含まれることがしばしばである。こうしたシステムの一例は、Roehrigらにより2001年11月21日に出願され2002年7月25日に公開された「Method and system for the display of regions of interest in medical images」と題する米国特許公開番号2002/0097902A1号に見出される。
バーチャル結腸鏡では、その報告には、画像データ自体を色付けすることのみならず、画像データから3D表面を作成することを含むことが可能である。磁気共鳴撮像(MRI)などの用途に対しては、良好な描出のためには主要構造のセグメント分割が必要な工程または望ましい工程であるような3次元サーフェスレンダリングがよく適合する。表面モデルを形成するようにセグメント分割構造の周りに多角形メッシュを巻き付けることが可能である。ボリュームレンダリングを用いて表面を観察することも可能であるが、ボリュームレンダリングでは画像ボクセル強度が与えられると色及び不透明度値の割り当てが単純明快であるような用途(例えば、コンピュータ断層(CT)データ)でしか実用化できていない。CTデータでは、CTハウンスフィールド値と組織タイプの間に強い相関が存在するため、色及び不透明度値の割り当てが単純明快となる。
形状分析では、セグメント分割解剖構造の表面を正常な母集団からの偏差に従って色付けすることが可能である。
米国特許公開2002/0097902A1 米国特許第5611025号 米国特許第5782762号 米国特許第6343936号 米国特許第6892090号
バーチャル内視鏡の分野(特に静的なデータに関する動的像作成の分野)には数多くの特許(米国特許第5611025号、米国特許第5782762号、米国特許第6343936号)が存在する。しかし、これらのどの参考文献も動的データを用いたバーチャル内視鏡について教示または示唆していない。米国特許第6,892,090号はトラッキングシステムに由来する動的データについて記載しているが、臓器の表面から得られる動的データに関する教示または示唆は存在しない。
一態様では、本発明の幾つかの構成は、コンピュータを用いたディスプレイの制御を用いて医用画像を表示するための方法を提供する。本方法は、少なくとも第1の画像と第2の画像の間(必ずしもこの順序に限らない)で保存済み医用画像の性状を滑らかに変化させることによって保存済み医用画像をアニメーション化する工程であって該第2の画像は保存済み医用画像内に表示された異常な生理学特徴を誇張しているアニメーション化工程と、該アニメーション化画像を表示する工程と、を含む。
別の態様では、本発明の幾つかの構成は、医用画像を表示するための装置を提供する。本装置は、コンピュータ及び制御式ディスプレイを含む。このコンピュータは、少なくとも第1の画像と第2の画像の間(必ずしもこの順序に限らない)で保存済み医用画像の性状を滑らかに変化させることによる保存済み医用画像のアニメーション化であって該第2の画像は保存済み医用画像内に表示された異常な生理学特徴を誇張しているアニメーション化と、該アニメーションの画像を制御式ディスプレイ上への表示と、を行うように構成されている。
本発明の幾つかの構成は少なくとも2つの方法によって、アニメーション化画像内において見分けにくいフィーチャをより明瞭にさせることが理解されよう。その第1の方法では、誇張によってフィーチャをより目立たせる。本発明の様々な構成では、写実画像と誇張画像の間で動的「シネ(cine)」を用いることによって、単純な誇張から生じる誤診断を防止している。第2の方法では、写実画像と誇張画像の間で往復させたモーフィングによって人間の視覚系が変化に着目する長所を活用する。これによって観察者の注意が重要な領域に引きつけられる。
上述した要約、並びに本発明のある種の実施形態に関する以下の詳細な説明は、添付の図面と共に読むことによってさらに十分な理解が得られよう。これらの図面が様々な実施形態の機能ブロックからなる図を表している場合も、必ずしもこれらの機能ブロックのハードウェア回路間での分割を意味するものではない。したがって例えば、1つまたは複数の機能ブロック(例えば、プロセッサやメモリ)を単一のハードウェア(例えば、汎用の信号プロセッサ、処理ブロックまたはランダムアクセスメモリ、ハードディスク、その他)内で実現させることがある。同様にそのプログラムは、スタンドアロンのプログラムとすること、オペレーティングシステム内のサブルーチンとして組み込まれること、インストールしたソフトウェアパッケージの形で機能させること、その他とすることができる。こうした様々な実施形態は図面に示した配置や手段に限定されるものではないことを理解すべきである。
本明細書で使用する場合、単数形で「a」や「an」の語を前に付けて記載した要素や工程は、これに関する複数の要素または工程も排除していない(こうした排除を明示的に記載している場合を除く)と理解すべきである。さらに、本発明の「一実施形態」に対する言及は、記載した特徴も組み込んでいる追加的な実施形態の存在を排除すると理解されるように意図したものではない。さらに特に明示的に否定する記述をしない限り、ある具体的な性状を有する1つまたは複数の構成要素を「備える(comprising)」または「有する(having)」実施形態は、こうした構成要素で当該性状を有しない追加的な構成要素も含むことがある。
本発明の幾つかの構成は、医用画像の各シーンを静的な写実性をもってレンダリングするのではなく、写実像と誇張像の間でそのビューを行き来させるようにシーンを動的にレンダリングしている。この効果は、対象物が非写実的変形になるまでルーチンで引き延ばされるが、それを元の形態に戻すまではわずか一瞬であるような動画アニメーションの効果と同じである。幾つかの構成では画像が2Dディスプレイを用いて観察されており、また本明細書に記載した別の例示的な構成では画像表面が3Dレンダリングとして観察される。いずれの場合でも、その誇張像は正しくないまたは誇張された色及び/または幾何学的変形を含む可能性がある。さらにその医用画像は静止画像とシネ画像のいずれとすることもできる。したがって、色相変化及び/または幾何学変形などの異常の認識を支援するための歪みは、管腔や結腸内へのカテーテルの通過や、コンピュータ断層(CT)のライブ画像や保存済み画像などの画像組内での3Dナビゲーションなど何か別の理由で医用画像が変更されているような幾つかの構成において利用することが可能である。
医用画像に対する少なくとも1つの周知の2D観察システムは、画素値をパレットの色相と関連付けする伝達関数の変更をユーザに対して可能にさせるウィンドウ/レベルインタフェースを提供する。しかし本発明の多くの構成は、例えば線形形式と指数関数的な非線形形式の間で交替するような時間経過と共に変化する伝達関数によるレンダリングを受けるように画像をアニメーション化している。こうした実施形態によって生成される効果は人間の視覚系が変化を識別する能力を活用している。マンモグラフィ放射線写真上の微小なマスなど極めて小さい高輝度のスポットに対して動的ディスプレイによって瞬時に強調化及び非強調化を行い、この往復操作によって病変検出の向上につなげることが可能となる。例えば、画像シーケンス1〜15が統合失調症患者の右側海馬に関する保存済み医用画像間でのアニメーションシーケンスを表している図1A、Bを参照されたい(もちろん、このアニメーションシーケンスは画像15より先に無限に続くことがあり得る)。保存済み医用画像を画像1、10及び11で表している。画像1、10及び11のカラーマッピングは、スペクトル内の青色(内側に向かう変形)から赤色(外側に向かう変形)にまで及んでおり、これにより海馬の異常が示される。アニメーションシーケンスは、番号1の保存済み画像から、異常部位50を色で誇張しこれに注意を向かせている誇張画像5まで変化する。次いでアニメーションは、番号6(この構成では番号5と同じ画像である)から番号10及び11(この構成では番号1と同じ画像である)へ、さらに番号15(この構成では番号5及び6と同じ画像である)まで進む。このシーケンスが継続する場合は、6〜10の画像と同一の画像が画像15の後に続くことになる。
例えば漫画風(CARTOON−LIKE)の動態性は、上述したような色付け処理に、表面幾何学構成に、あるいはこれら両方に適用される。例えば図2A、Bを参照すると、医用画像において異常を強調するために、幾つかの構成における時間変動の伝達関数を適用して曲率ベース(curvature−based)の色付けを表示すること、並びに画像を部分的に誇張することの両方を行っている。図2A、Bでは、画像101〜120は、図1A、Bと同じ統合失調症患者の右側海馬の同じ保存済み医用画像に対する交替式アニメーションを表している。しかし画像101は正常海馬の画像であり、一方画像113は異常50を有する保存済み患者画像であり(各色は内側に向かう変形を青色でまた外側に向かう変形を赤色で表している)、また画像120は異常の強調のために幾何学的及び色相的歪みを有する画像である。
さらに幾つかの構成では、その色付けスキームは写実的色付けと曲率ベースの色付けの間で動的に交替させている。動画と同様に、写実から強調へ、さらに元の写実に戻るような融合の全サイクルを1秒あるいは2秒で行うことが可能である。同様の往復は、図1A、B及び図2A、Bの場合と同様にして偏差(deviation)ベースの色付けでも使用することが可能である。
本発明の幾つかの構成において図3を参照すると、漫画風の動態性が表面の幾何学形状をワープさせるために利用されている。例えばバーチャル内視鏡201において異常52を有する結腸の正常表面が、画像シーケンス201〜210内で異常52をワープすることによってアニメーション化される。例えばこうしたワープ操作は、結腸表面を表す三角形メッシュに対してフィルタを適用することによって実現することが可能である。このフィルタは、各メッシュ頂点の位置を局所曲率に比例して移動させることによってメッシュをワープさせている。ワープの程度を調整するために時間変動の伝達関数が利用される。その結果、ポリープなどの異常構造の像は瞬時になお一層異常に見えるまで大きくなり、次いで写実的像に戻るまで小さくなり、さらに再度より目立つように大きくなる等々となる。この表面モーフィングの効果を既知の母集団からの偏差に適用すると、異常構造が極めて明瞭になることになる。内向きの曲がりがさらに内側に向って曲がり、また外向きの突出はさらに一層外側に向かって延び出ることになり、これにより基準からの差が動的ディスプレイから極めて明白に現れることになる。
モーフィング操作は、本発明の構成における写実と誇張の間の往復に限定する必要はない。例えばモーフィング操作は、正常(対照母集団から計測)から患者特異的へ、またさらに誇張まで変更することも可能である。本発明の幾つかの構成では、患者特異的な群と対照群の間の変更によっており、全く誇張を行わない。患者特異的な群と対照群の間で変更を行う構成は、健康な表面をもつある特定の患者に関する表面データの比較、あるいは様々な疾患に特徴的な様々な表面のうちの1つをもつ患者の表面の比較について用いることが可能である。ある解剖表面から別の表面へのワープは知られているが、患者と母集団の間で本明細書で記載したような「シネ」表示を使用することは新規的であると考えられる、また色付けによって偏差をハイライト表示する技法についても同様である。
母集団からの偏差を誇張するモーフィングの計算は、局所曲率を誇張するためのモーフィングに関する上で記載したケースと比べてやや複雑である。しかし、2つの異なる表面の間でのモーフィングのためには周知の幾つかのアルゴリズムが存在する。こうした周知のアルゴリズムのうちの1つを用いてある表面を次に表面まで移動させると、その最終の移動をさらにその流れに沿って外挿することによって誇張を実現することが可能である。この技法は、任意の2つの表面に対して、これらの間の関係の理解を要することなく適用することが可能である。しかしある種の分析を実施し終えると、より妥当なモーフィングの計算が可能である。形状分析の技法は、母集団の変動様式を見出すため主成分分析(principle component analysis:PCA)を実施することを含むことがしばしばある。本発明の幾つかの構成では、所与の表面を主成分表面すなわち「固有表面(eigensurface)」の線形合成として表現するためにPCAが使用される。この描出では、ある表面の平均表面からの偏差は、各変動様式に沿って割り当てた強度(重み係数)から理解することが可能である。したがって、これらの係数をさらにスケール変換することによって誇張表面を計算することが可能である。
漫画風ディスプレイは、例えば(1)線形伝達関数を用いて色付けした2D画像と非線形伝達関数を用いて色付けした2画像、(2)線形伝達関数を用いて色付けした3D表面と非線形伝達関数を用いた3D表面、(3)写実的幾何学構成を有する3D表面と誇張した幾何学構成を有する3D表面、あるいは(4)特定の患者からの3D表面とある母集団(正常または疾患)の3D表面、などの対など2つの選択肢間において動的なフローを得る(すなわち、モーフィングする)ためにビューをレンダリングしている。
したがって図1A、B、4及び5を参照すると、本発明の幾つかの構成は、コンピュータ302によってディスプレイ304を制御することによって医用画像を表示する方法を提供する。本方法は、ブロック402における、少なくとも第1の画像1と第2の画像5の間(必ずしもこの順序に限らない)で保存済み医用画像1の性状を滑らかに変化させることによって保存済み医用画像1をアニメーション化する工程であって該第2の画像5は保存済み医用画像1内に表示された異常な生理学特徴50を誇張しているアニメーション化工程と、ブロック404における、アニメーション化画像1〜15を表示する工程と、を含む。これらの構成の幾つかについてここでさらに図6を参照すると、本方法は2D保存済み医用画像1に適用されると共に、本方法はさらに、ブロック406において、保存済み医用画像1をアニメーション化するために時間経過Tと共に変化する伝達関数501、502、503、504、505を用いて関数値を保存済み医用画像の画素値に割り当てる工程を含む。これらの構成はさらに、表示された画像1〜15内で伝達関数を線形関数と非線形関数の間で変更し保存済み医用画像1内に表示された異常な生理学特徴50を時々刻々と強調化及び非強調化する工程を含むことが可能である。この時間変動する非線形の伝達関数によって画素値に色相がマッピングされており、さらにここで図6を参照すると本方法はさらに、ブロック410において、マウスを使用するなどによりユーザに対して時間変動する非線形伝達関数の変更を可能とさせるように構成してウィンドウ/レベルインタフェースを表示する工程と、ブロック412においてユーザに対して時間変動する非線形伝達関数の変更を可能とさせる工程と、ブロック406において、変更済みの時間変動する非線形伝達関数を用いて保存済み医用画像の画素値に色相を割り当てる工程と、を含むことがある。
本発明の幾つかの構成では、その保存済み医用画像は3D医用画像である。本方法を3D画像に適用する幾つかの構成では、本方法は、保存済み医用画像をアニメーション化するように関数値を保存済み医用画像の画素値に割り当てるために時間経過と共に変化する伝達関数501〜505を使用する工程を含むことがある。本方法はさらに、時間変動の伝達関数を用いて画素値に色相をマッピングする工程と、さらにユーザによる時間変動の伝達関数の変更を可能とさせるウィンドウ/レベルインタフェースを表示する工程と、ユーザに対して時間変動の伝達関数の変更を可能とさせる工程と、変更済みの時間変動の伝達関数を用いてアニメーション化した医用画像の画素値に色相を割り当てる工程と、を含むことがある。
本方法を3D画像に適用する幾つかの構成について図3及び5を参照すると、本方法はブロック414において、表示された画像の表面幾何学構成52を変更する工程を含む。表示された画像の表面幾何学構成に対する変更は幾つかの構成において表示された画像の表面を表したメッシュを表示する工程を含むことができ、また表示された画像に対するアニメーション化はメッシュをワープすることを含むことができる。
本発明の幾つかの構成では、本方法は既知の母集団からの偏差に適用される。
本発明の様々な構成について図2A、Bを参照すると、本方法は、正常画像101、患者特異的画像113及び誇張画像120を含むように保存済み医用画像113の性状を往復させて滑らかに変化させる工程を含む。
本発明の幾つかの構成では、その保存済み医用画像はシネ画像であり、またそのアニメーション化は少なくとも第1のシネ画像と第2のシネ画像(必ずしもこの順序に限らない)の間で保存済みシネ医用画像の性状を滑らかに変化させる工程であって、該第2のシネ画像は保存済みのシネ医用画像内に表示された異常な生理学特徴を誇張している変化工程と、該アニメーション化したシネ画像を表示する工程と、を含む。
再度図1A、B及び4を参照すると、本発明の幾つかの構成は医用画像を表示するための装置を提供する。本装置は、コンピュータ302及び制御式ディスプレイ304を含む。コンピュータ302は、少なくとも第1の画像1と第2の画像5の間(必ずしもこの順序に限らない)で保存済み医用画像の性状を滑らかに変化させることによる保存済み医用画像1のアニメーション化であって該第2の画像5は保存済み医用画像1内に表示された異常な生理学特徴50を誇張しているアニメーション化と、制御式ディスプレイ304上への該アニメーション化した画像1〜15の表示と、を行うように構成されている。幾つかの構成においてここでさらに図6を参照すると、本装置はさらに、保存済み2D医用画像1をアニメーション化するように関数値を保存済み2D医用画像1の画素値に割り当てるために時間経過と共に変化する伝達関数501、502、503、504、505を使用するように構成されている。本装置はさらに、保存済み医用画像1内に表示された異常な生理学特徴50を時々刻々と強調化及び非強調化するために表示された画像内において伝達関数501〜505を線形関数501と非線形関数505の間で変更するように構成されることがある。この時間変動する非線形伝達関数によって画素値に色相をマッピングすることが可能である。本装置はさらに、マウスを使用するなどによりユーザに対して時間変動する非線形伝達関数を変更すること、該変更済みの時間変動する非線形伝達関数を受け容れること、及び該変更済みの時間変動する非線形伝達関数を用いて保存済み医用画像1の画素値に色相を割り当てること、の実施を可能にするように構成したウィンドウ/レベルインタフェース(図6参照)を表示するように構成されることがある。
本装置の幾つかの構成について図3を参照すると、本装置は、保存済み3D医用画像201をアニメーション化するように関数値を保存済み3D医用画像201の画素値に割り当てるために時間経過と共に変化する伝達関数を用いるように構成されている。本装置はさらに、表示された画像201〜210の表面幾何学構成52を変更することによって、保存済み3D医用画像をアニメーション化するように構成されることがある。幾つかの構成では、表面幾何学構成52を変更するために本装置は、表示画像の表面を表したメッシュを表示すること及び該表示画像をアニメーション化することを行うように構成されており、該装置はさらに該メッシュをワープするように構成されている。
本発明の幾つかの構成では本装置は、正常画像101、患者特異的画像113及び誇張画像120を含むように保存済み医用画像1の性状を往復させて滑らかに変化させるように構成させている。
本発明の構成の診断上の利点は、見分けにくいフィーチャを少なくとも2つの方法でより明瞭にできることにある。その第1の方法では、誇張によってフィーチャをより目立たせる。本発明の様々な構成では写実画像と誇張画像の間で動的「シネ」を用いることによって単純な誇張に由来する誤診断が防止される。第2の方法では、写実画像と誇張画像の間で往復させたモーフィングによって人間の視覚系が変化に着目する長所を活用する。これによって観察者の注意が重要な領域に引きつけられる。
具体的な様々な実施形態に関して本発明を記載してきたが、当業者であれば、本発明が本特許請求の範囲の精神及び趣旨の域内にある修正を伴って実施できることを理解するであろう。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
変形を表す色相が通常の色から誇張の色まで及ぶような統合失調症患者の右側海馬の画像のアニメーションを表した図である。 変形を表す色相が通常の色から誇張の色まで及ぶような統合失調症患者の右側海馬の画像のアニメーションを表した図である。 そのアニメーション化が正常海馬の画像から、統合失調症患者の海馬の画像(図1の場合と同じ正常変形色付けによっている)に、さらに異常の色相と形状を誇張させた画像までに及ぶような統合失調症患者の右側海馬の画像のアニメーションを表した図である。 そのアニメーション化が正常海馬の画像から、統合失調症患者の海馬の画像(図1の場合と同じ正常変形色付けによっている)に、さらに異常の色相と形状を誇張させた画像までに及ぶような統合失調症患者の右側海馬の画像のアニメーションを表した図である。 異常の幾何学形状が正常から大幅な誇張にまで及ぶようなバーチャル内視鏡における結腸の表面に関する3Dアニメーションを表した図である。 異常の幾何学形状が正常から大幅な誇張にまで及ぶようなバーチャル内視鏡における結腸の表面に関する3Dアニメーションを表した図である 本発明の装置構成を表した外観図である。 本発明の方法の構成を表した流れ図である。 マウスを用いるなどによりユーザに対して時間変動の伝達関数の変更を可能とするように構成されたウィンドウ/レベルインタフェース内に表示された時間変動のマッピング関数の一例の図である。
符号の説明
1〜15 画像シーケンス
50 異常な生理学特徴
52 表面幾何学構成を有する結腸内の異常
101 正常画像
113 患者特異的な保存済み画像
120 誇張画像
201 バーチャル内視鏡における結腸の医用画像
201〜210 画像シーケンス
302 コンピュータ
304 ディスプレイ
402 医用画像をアニメーション化するブロック
404 アニメーション化画像を表示するブロック
406 時間変動の伝達関数を使用して関数値を保存済み医用画像の画素値に割り当てるブロック
410 伝達関数を伴ったウィンドウ/レベルインタフェースを表示するブロック
412 ユーザに対して時間変動の伝達関数の変更を可能にするブロック
414 画像の表面幾何学構成を変更するブロック
501 T=t1における伝達関数
502 T=t2における伝達関数
503 T=t3における伝達関数
504 T=t4における伝達関数
505 T=t5における伝達関数
501〜505 伝達関数群

Claims (10)

  1. コンピュータ(302)を用いてディスプレイ(304)を制御することによって医用画像(113)を表示するための方法において、異常構造の像が目立つように大きくなり、次いで写実的像に戻るまで小さくなるように、少なくとも第1の画像(101)と第2の画像(120)の間保存済み医用画像(113)の性状を滑らかに変化させることによって該保存済み医用画像をアニメーション化する工程(402)であって該第2の画像(120)は該保存済み医用画像内に表示された異常な生理学特徴(52)を誇張しているアニメーション化工程(402)と、該アニメーション化画像を表示する工程(404)と、を含む方法。
  2. 2D保存済み医用画像に適用されると共に、さらに保存済み医用画像をアニメーション化するように関数値を保存済み医用画像の画素値に割り当てるために時間経過と共に変化する伝達関数(501〜505)を使用する工程を含む請求項1に記載の方法。
  3. 保存済み医用画像内に表示された異常な生理学特徴を時々刻々と強調化及び非強調化するため前記表示された画像内で線形関数(501)と非線形関数(505)の間で伝達関数を変化させる工程をさらに含む請求項2に記載の方法。
  4. 保存済み医用画像を表示する前記工程はさらに保存済み3D医用画像(113)を表示する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 保存済み医用画像をアニメーション化する前記工程は表示された画像の表面幾何学構成(52)を変化させる工程を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 少なくとも第1の画像と第2の画像の間で保存済み医用画像の性状を滑らかに変化させる前記工程はさらに、正常画像(101)、患者特異的画像(113)及び誇張画像(120)を含むように保存済み医用画像の性状を往復させて滑らかに変化させる工程を含む、請求項1に記載の方法。
  7. コンピュータ(302)及び制御式ディスプレイ(304)を備えた医用画像(113)を表示するための装置(302、304)において、該コンピュータは、異常構造の像が目立つように大きくなり、次いで写実的像に戻るまで小さくなるように、少なくとも第1の画像(101)と第2の画像(120)の間(必ずしもこの順序に限らない)で保存済み医用画像の性状を滑らかに変化させることによる該保存済み医用画像(113)のアニメーション化(402)であって該第2の画像は保存済み医用画像内に表示された異常な生理学特徴(52)を誇張しているアニメーション化と、該アニメーション化画像の該制御式ディスプレイ上への表示(404)と、を行うように構成されている装置。
  8. さらに、保存済み2D医用画像をアニメーション化するように関数値を保存済み2D医用画像の画素値に割り当てるために時間経過と共に変化する伝達関数(501)を使用するように構成されている請求項7に記載の装置。
  9. さらに、保存済み医用画像内に表示された異常な生理学特徴を時々刻々と強調化及び非強調化するために前記表示された画像内で線形関数(501)と非線形関数(505)の間で伝達関数を変化させるように構成されている請求項8に記載の装置。
  10. さらに、保存済み3D医用画像をアニメーション化するように関数値を保存済み3D医用画像(113)の画素値に割り当てるために時間経過と共に変化する伝達関数(501〜505)を使用するように構成されている請求項7に記載の装置。
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