JP5260349B2 - 部品在庫計画プログラム及び装置 - Google Patents
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Description
「本発明の一実施形態のサプライチェーンモデル」
本実施形態の部品在庫制御システムの適用対象として想定しているサプライチェーンモデルについて、図2を用いて説明する。
「本発明の一実施形態のシステム構成」
本実施形態の部品在庫制御システムの構成について、図3を用いて説明する。
「本発明の一実施形態のシステム機能構成及び保持データ内容」
本実施形態の情報端末52は、図1に示すように、各種プログラムを実行する演算部12と、各種データが記憶される記憶部13と、各種データの入出力を行う入出力部14と、ネットワーク51に接続するためのインターフェース部11と、を有する。
「部品在庫制御システムの全体処理の流れ」
部品在庫制御システムでの処理は、図5に示すように、最終購買時において算出した予測情報と最終購買後において取得した実績数に基づいて必要な修正計画を立案する処理である。
「在庫予測情報算出処理S1」
在庫予測情報算出処理S1は、t0時点において、最終購買で対応する部品生産終了後の期間における出庫予測数を算出し、出庫予測数とそれに基づいて算出された最終購買数から在庫予測数を算出する処理である。在庫予測情報算出処理S1による出力イメージを図1のグラフ(1)に示す。また、処理の流れを図6に示すフローチャートに従って説明する。
次に、tに1を代入し(S107)、以下の処理(2)で在庫予測数(t)を算出し(S108)、
在庫予測数(t)=在庫実績数(t−1)+入庫予定数(t)−出庫予測数(t)・・・(2) 出庫予測数(t)と在庫予測数(t)を在庫予測情報記憶部34に書込む(S109)。
在庫予測数(t)=在庫予測数(t−1)+入庫予定数(t)−出庫予測数(t)・・・(3) 出庫予測数(t)と在庫予測数(t)を在庫予測情報記憶部34に書込む(S112)。
「出庫予測誤差算出処理S2」
出庫予測誤差算出処理S2は、ti時点における出庫実績数とt0時点で予測した出庫予測数との出庫予測誤差を算出する処理である。出庫予測誤差算出処理S2による出力イメージを図1の表(2)に示す。また、処理の流れを図7に示すフローチャートに従って説明する。
出庫予測誤差率(t)=(出庫予測数(t)−出庫実績数(t))÷出庫実績数(t)・・・(4)
出庫予測誤差率(t)を在庫予測情報記憶部34に書込む(S204)。
平均出庫予測誤差率を在庫修正計画記憶部35に書込む(S208)。
「新予測情報算出処理S3」
新予測情報算出処理S3は、ti時点における出庫実績数とt0時点で予測した出庫予測数との出庫予測誤差からti+1時点からtn時点までの期間の在庫新予測を算出する処理である。新予測情報算出処理S3による出力イメージを図1のグラフ(3)に示す。また、処理の流れを図8に示すフローチャートに従って説明する。
出庫新予測数(t)=出庫予測数(t)÷(1+平均出庫予測誤差率)・・・(6)
また、以下の処理(7)で在庫新予測数(t)を算出し(S306)、
在庫新予測数(t)=在庫実績数(t−1)+入庫予測数(t)−出庫新予測数(t)・・・(7)
出庫新予測数(t)と在庫新予測数(t)を在庫予測情報記憶部34に書込む(S307)。
在庫新予測数(t)=在庫新予測数(t−1)+入庫予定数(t)−出庫新予測数(t)・・・(8)
出庫新予測数(t)と在庫新予測数(t)を在庫予測情報記憶部34に書込む(S310)。
「在庫修正計画立案処理S4」
在庫修正計画立案処理S4は、t0時点において算出した在庫予測数と、ti時点において算出した在庫新予測数から、tn時点における部品在庫数の差分を算出し、稼働機器の回収台数や部品交換台数に変換する処理である。在庫修正計画立案処理S4の出力イメージを図1の表(4)に示す。また処理の流れを図9に示すフローチャートに従って説明する。
部品再生率(t)=再生部品出庫数(t)÷回収品入庫数(t)・・・(9)
部品再生率に部品再生率(t)を代入する(S404)。
在庫差分=在庫新予測数(t)−在庫予測数(t)・・・(10)
在庫差分を在庫修正計画記憶部35に書込む(S408)。
部品交換台数=在庫差分÷部品員数・・・(11)
部品交換台数を在庫修正計画記憶部35に書込む(S411)。
回収台数=在庫差分÷(部品再生率×部品員数)・・・(12)
回収台数を在庫修正計画記憶部35に書込む(S413)。
21、22、23、24、31、32、33、34、35…各種機能、41…保守部品、42…輸送手段、51…ネットワーク、52…各拠点での情報端末、60…演算装置、61…入力装置、62…出力装置、63…補助記憶装置、64…中央演算処理装置(CPU)、65…主記憶装置、66…インターフェース、S1からS4、S101からS113、S201からS208、S301からS311、S401からS413…各種処理ステップ、310、320、330、340、350…各種記憶部のレコード、31aから31d、32aから32e、33aから33e、34aから34h、35aから35f…各種記憶部のフィールド。
Claims (7)
- 稼動機器に組み込まれた部品の交換に必要な部品の在庫数を計画する部品在庫計画プログラムにおいて、
過去から現在までの単位期間毎の前記部品の出庫実績数と在庫実績数を時系列に格納するステップと、
過去から未来の時点までの単位期間毎の前記部品の出庫予測数と在庫予測数を時系列に格納するステップと、
現時点における在庫実績数1と、過去の時点1において算出した過去の時点1から未来の時点までの期間1における出庫予測数1と現時点において算出した現時点から未来の時点までの期間2における出庫予測数2を用いて未来の時点における在庫数の差分1を算出するステップと、
前記差分1を用いて現時点以降の在庫修正計画を算出するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする部品在庫計画プログラム。 - 請求項1に記載の部品在庫計画プログラムにおいて、
前記差分1の正負を判定するステップと、
前記判定に応じて、出庫数と回収された稼動機器に使用されていた部品数の組合せによって前記在庫修正計画を算出するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする部品在庫計画プログラム。 - 請求項1に記載の部品在庫計画プログラムにおいて、
前記在庫修正計画を機器毎の部品員数と回収した前記機器から再生出来る部品数の割合である部品再生率を用いて、必要な稼動機器の回収台数を算出するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする部品在庫計画プログラム。 - 請求項1に記載の部品在庫計画プログラムにおいて、
前記過去の時点1における在庫実績数2と過去の時点1において算出した前記過去の時点1から現時点までの期間3における出庫予測数1と前記期間3における出庫実績数1を用いて現時点における在庫数の差分2を算出するステップと、
前記差分2を用いて前記在庫修正計画を算出するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする部品在庫計画プログラム。 - 請求項1に記載の部品在庫計画プログラムにおいて、
前記過去の時点1から現時点までの期間3における出庫実績数1を用いて、現時点において前記期間2における出庫予測数2を算出するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする部品在庫計画プログラム。 - 請求項1に記載の部品在庫計画プログラムにおいて、
前記過去の時点1以前の過去の時点2から前記過去の時点1までの期間4における出庫実績数2を用いて、前記過去の時点1において前記過去の時点1から現時点までの期間3における出庫予測数1を算出するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする部品在庫計画プログラム。 - 稼動機器に組み込まれた部品の交換に必要な部品の在庫数を計画する部品在庫計画装置において、
過去から現在までの単位期間毎の前記部品の出庫実績数と在庫実績数を時系列に格納する実績データ記憶手段と、
過去から未来の時点までの単位期間毎の前記部品の出庫予測数と在庫予測数を時系列に格納する予測データ記憶手段と、
過去の時点から現時点までの期間における出庫実績数を用いて、現時点において現時点から未来の時点までの期間における出庫予測数を算出する出庫予想数算出手段と、
現時点における在庫実績数と、過去の時点において算出した過去の時点から未来の時点までの期間における出庫予測数と現時点において算出した現時点から未来の時点までの期間における出庫予測数を用いて差分を算出する在庫差分算出手段と、
前記差分の正負を判定する差分正負判定手段と、
前記判定に応じて、出庫数と回収数の組合せによって前記在庫修正計画を算出する出庫/回収数算出手段と、
前記在庫修正計画を機器毎の部品員数と回収した前記機器から再生出来る部品数の割合である部品再生率を用いて、必要な稼動機器の回収台数を算出する在庫修正計画数変換手段と、
を備えていることを特徴とする部品在庫計画装置。
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