JP5259162B2 - 微粉炭機ローラの抜取り方法 - Google Patents

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この発明は、石炭火力発電所で用いられる微粉炭機に関し、特に石炭を粉砕する微粉炭機ローラの軸部材からの抜取り方法に関する。
火力発電所では、石炭を微粉炭機により微粉状に粉砕し、この微粉状の石炭を連続的にボイラに供給することが行われる。石炭を微粉状に粉砕する微粉炭機の構造として、例えば下記の特許文献1が知られている。この微粉炭機においては、回転する粉砕テーブル上に複数の微粉炭機ローラが設けられており、粉砕テーブル上に供給された石炭は、複数の微粉炭機ローラによって押し潰され微粉状に粉砕される。微粉炭機ローラは、軸部材としてのジャーナルハウジングを介してジャーナル軸に回転自在に支持されており、分解可能とするため微粉炭機ローラはジャーナルハウジングに圧入されている。微粉炭機ローラは、長期間使用すると表面が磨耗するので、一定期間使用した後は、修理のためジャーナルハウジングから取り外される。
図9および図10は、微粉炭機ローラをジャーナルハウジングから抜取る従来の手順を示している。図9(a)において、符号1はクレーンを示しており、符号2はクレーン1のフックを示している。フック2には、シャックル3を介してチェーンブロック4が取付けられている。チェーンブロック4には、ワイヤーロープ5が取付けられている。ワイヤーロープ5は、ジャーナルローラ組立部60のジャーナルヘッド64に掛けられており、ジャーナルローラ組立部60はクレーン1によって吊上げられている。ジャーナルローラ組立部60のジャーナル軸61には、ベアリング(図示略)を介してジャーナルハウジング62が回転自在に支持されており、ジャーナルハウジング62には、微粉炭機ローラ63が圧入されている。図9(a)に示すように、ジャーナルローラ組立部60が吊上げられた状態では、微粉炭機ローラ63の直下の床面には、H型鋼等の養生部材12が敷設される。この状態では、微粉炭機ローラ63の外周面が複数のトーチ11によって加熱される。微粉炭機ローラ63は、この加熱により熱膨張し圧入部分の嵌合いが緩むことにより、自重によって落下する。図9(b)は、微粉炭機ローラ63がジャーナルハウジング62から抜け落ちた状態を示している。
つぎに、ジャーナル組立部60の他の部分を分解するため、図10(a)に示すように、フック2にはシャックル8を介してチェーンブロック9が取付けられる。チェーンブロック9には、ワイヤーロープ7が取付けられ、ワイヤーロープ7はジャーナルヘッド64の端部に掛けられる。図10(b)は、ジャーナルヘッド64からジャーナル軸61が抜取られた状態を示している。抜取られたジャーナル軸61の端部には、図10(c)に示すように、ジャーナル軸61を吊上げるための吊金具13が取付けられる。
特開平10−85620号公報
しかし、軸部材としてのジャーナルハウジングに圧入されている微粉炭機ローラを自重を利用して抜取る作業には、下記の問題が存在した。
微粉炭機ローラの外周面は、硬材が溶接により肉盛されているので、微粉炭機ローラを落下させると肉盛部分が割れるおそれがある。また、微粉炭機ローラの落下により、圧入部(嵌め合い部)が損傷するおそれもある。重量物である微粉炭機ローラは、急激にジャーナルハウジングから抜け落ちるので、吊上げているクレーンやワイヤーロープ等にはその反動による衝撃がかかり、危険である。微粉炭機ローラが落下した際には、床面に敷設されたH鋼等の養生部材に微粉炭機ローラが勢いよく突き当たるため、H鋼等が跳ね飛ばされるおそれがある。さらに、微粉炭機ローラは、いつ抜け落ちるか判らないので、抜取り作業を途中で中止することができず、休み時間であっても作業を続行しなければならいという問題がある。
そこでこの発明は、微粉炭機ローラを損傷させることなく、しかも安全に軸部材から抜取ることができる微粉炭機ローラの抜取り方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、軸部材に焼き嵌めによって圧入された微粉炭機ローラを加熱し、加熱により半径方向に熱膨張した状態の前記微粉炭機ローラに、前記微粉炭機ローラの上側面にセットされたローラ引抜き治具と前記軸部材との間に配置された油圧ジャッキによって前記軸部材から前記微粉炭機ローラを抜取る方向の荷重を付与した後、水平状態に保たれた前記ローラ引抜き治具を介して荷役機械によって前記微粉炭機ローラを吊上げることにより、前記軸部材から前記微粉炭機ローラを抜取る、ことを特徴とする微粉炭機ローラの抜取り方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の微粉炭機ローラの抜取り方法において、前記荷役機械側に取付けられたチェーンブロックによって前記微粉炭機ローラの吊り合いバランスを保つ、ことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、微粉炭機ローラは加熱により径方向に熱膨張するので、軸部材との圧入代が小さくなり、微粉炭機ローラは軸部材から抜けやすい状態となる。微粉炭機ローラは、熱膨張した状態で荷役機械によって吊上げられるので、微粉炭機ローラを軸部材から上方に移動させることができ、軸部材から微粉炭機ローラを上方に引抜くことができる。したがって、従来方法のような微粉炭機ローラの落下は解消され、微粉炭機ローラの損傷が防止できるとともに、安全性も確保される。
請求項1に記載の発明によれば、微粉炭機ローラには、油圧ジャッキによって軸部材から抜取る方向の荷重が付与されるので、微粉炭機ローラは熱膨張した際には抜取り方向に動きやすい状態となり、荷役機械による軸部材からの微粉炭機ローラの抜取りが容易になる。 また、請求項1に記載の発明によれば、微粉炭機ローラはローラ引抜き治具を介して荷役機械により吊上げられるので、微粉炭機ローラをさらに安定した状態で均一に吊上げることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、微粉炭機ローラはチェーンブロックによりバランスが保たれるように吊上げられるので、微粉炭機ローラを軸方向に沿ってバランス良く吊上げることができる。したがって、荷役機械による吊上げの際に圧入部分に無理な力が作用せず、微粉炭機ローラを軸部材から円滑に抜取ることができる。
つぎに、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。
図1ないし図8は、本発明の実施の形態を示している。まず、微粉炭機が用いられる石炭火力発電所の概要について説明する。図8に示すように、石炭は、石炭船からアンローダにより搬出され、バンカ73を介して微粉炭機50に供給される。微粉炭機50によって粉砕された石炭は、ボイラ71に供給される。ボイラ71には、石炭の他に軽油が供給される。軽油は、タンカーから軽油タンクに供給され、ポンプ72によってボイラ71に供給される。ボイラ71からの燃焼ガスは、電気集塵機等の各処理装置により処理された後、大気中に排出される。ボイラ71に供給された工業用水は、ボイラ71による加熱によって蒸気となり、この蒸気はタービン供給され発電機を駆動させた後、復水器に至る。
微粉炭機50は、図7に示すように、最下部にモータや減速機を有する駆動部51が位置している。駆動部51の上方には、下部ハウジング52が設けられている。下部ハウジング52の内側には、駆動部51によって回転駆動される粉砕テーブル53が配置されている。下部ハウジング52の上方には、中間ハウジング54が設けられている。中間ハウジング54の内側には、複数のジャーナルローラ組立部60が配置されている。図6は、ジャーナルローラ組立部60を示している。図6に示すように、ジャーナルローラ組立部60は、軸方向に延びるジャーナル軸61を有している。ジャーナル軸受61の一方は、テーパー状に形成されており、このテーパー部分にジャーナルヘッド64が取付けられている。ジャーナル軸61の他方には、ベアリング70を介して軸部材としてのジャーナルハウジング62が回転自在に取付けられている。ジャーナルハウジング62には、微粉炭機ローラ63が焼き嵌めによって圧入されている。微粉炭機ローラ63は、石炭粉砕による磨耗を抑えるために硬質の金属材料から構成されており、外周部の断面形状は円弧状となっている。ジャーナルハウジング62の軸方向端面側には、微粉炭機ローラ63の軸方向の動きを阻止する押さえリング66がボルト67を介して固定されている。ジャーナルハウジング62の端面には、カバー68が取付けられている。微粉炭機50においては、回転する粉砕テーブル53上に石炭が供給され、粉砕テーブル53上の石炭は複数の微粉炭機ローラ63によって押し潰され、微粉状に粉砕される。微粉炭機ローラ63は使用により磨耗するので、一定期間使用後は、修理のためにジャーナルハウジング62から抜取られる。
図4は、微粉炭機ローラ63の抜取りに用いられるローラ引抜き治具20を示している。ローラ引抜き治具20は、水平方向に延びる断面形状H形のビーム21を有している。ビーム21の上面には、一対の上部金具22が所定の間隔をもって固定されている。各上部金具22には、シャックル23が取付けられている。ビーム21には、ビーム21の曲げ方向の強度を高める補強板24、25が取付けられている。補強板24は、後述する油圧ジャッキ40のシリンダー42が配置される部位に取付けられている。補強板25は、ビーム21の両端近傍にそれぞれ取付けられている。ビーム21の下面には、シリンダー42と密着可能な補強板30が取付けられている。ビーム21の下面における補強板25と対向する位置には、パイプ状部材を主材料とする連結部26が設けられている。連結部26は、微粉炭機ローラ63の側面と密着可能な底板27を有している。底板27には、二つのボルト穴28が形成されている。各ボルト穴28には、微粉炭機ローラ63の側面部に形成されたねじ穴69にねじ込まれるボルト29が挿入されている。油圧ジャッキ40は、ポンプ41とシリンダー42が油圧ホース43を介して連通しており、ハンドル44を上下動させることによりシリンダー42が軸方向に伸張するようになっている。
つぎに、微粉炭機ローラの抜取り手順について説明する。図1ないし図3は、荷役機械としてのクレーンを用いた微粉炭機ローラ63の抜取り手順を示している。図1(a)に示すように、微粉炭機50から取り外されたジャーナルローラ組立部60は、クレーン1によって所定位置に降ろされる。この状態では、クレーン1のフック2には、シャックル3を介してチェーンブロック4が取付けられている。チェーンブロック4には、ワイヤーロープ5が取付けられており、ワイヤーロープ5はジャーナルヘッド64の中央部に掛けられている。また、フック2には、シャックル8を介してチェーンブロック9が取付けられている。チェーンブロック9には、ワイヤーロープ7が取付けられており、ワイヤーロープ7はジャーナルヘッド64の端部に掛けられている。この状態において、ジャーナルヘッド64をトーチ11にて加熱することにより、ジャーナルヘッド64を熱膨張させる。これにより、ジャーナル軸61のテーパー部位に嵌め込まれていたジャーナルヘッド64をクレーン1により抜取ることができる。図1(b)は、ジャーナル軸61からジャーナルヘッド64を抜取った状態を示している。
ジャーナル軸61からジャーナルヘッド64を抜取った後は、ジャーナル軸61の上端部に吊金具13が取付けられる。吊金具13が取付けられると、図1(c)に示すように、ジャーナル軸61と共に微粉炭機ローラ63はクレーン1によって吊上げられる。この状態では、ジャーナルハウジング62に反転用吊金具14が取付けられる。つぎに、図2(a)に示すように、反転用吊金具14に一対の別のシャックル3およびチェーンブロック4が取付けられる。その後、反転用吊金具14は、これらのシャックル3およびチェーンブロック4を介して別のクレーン1’によって吊上げられ、ジャーナル軸61が微粉炭機ローラ63よりも下方になるように各クレーン1、1’が操作される。図2(b)は、クレーン1側のシャックル3およびチェーンブロック4が取り外され、ジャーナル軸61が微粉炭機ローラ63よりも下方に位置した状態を示している。この状態では、ジャーナル軸61、ジャーナルハウジング62、微粉炭機ローラ63は、クレーン1’のみによって吊上げられている。つぎに、微粉炭機ローラ63は、クレーン1’によりジャーナル軸61等と共に下降され、床面に設置された受架台46に載せられる。その後、反転用吊金具14は、ジャーナルハウジング62から取り外される。そして、微粉炭機ローラ63の上側面には、ローラ引抜き治具20がセットされる。
図3(a)は、ローラ引抜き治具20が微粉炭機ローラ63にセットされた状態を示しており、この状態では、ローラ引抜き治具20の各連結部26は、ボルト29を介して微粉炭機ローラ63と連結されている。ローラ引抜き治具20の各シャックル23は、それぞれチェーンブロック4’を介してクレーン1’のフック2’と連結されている。引抜き治具20がセットされると、微粉炭機ローラ63の外周面のトーチ11による加熱が開始される。微粉炭機ローラ63の外周面は、複数のトーチ11からのガス炎により均一に加熱される。微粉炭機ローラ63が十分に加熱された状態では、微粉炭機ローラ63が半径方向に熱膨張するので、微粉炭機ローラ63とジャーナルハウジング62との圧入部65における嵌め合いが緩くなる。圧入部65における嵌め合いが緩くなった状態で、クレーン1’によりローラ引抜き治具20を引き上げることにより、微粉炭機ローラ63はジャーナルハウジング62から離れる方向に移動する。微粉炭機ローラ63を引抜く際は、各チェーンブロック4’により微粉炭機ローラ63が軸方向に沿って引抜かれるようにチェーンの長さが調整されるので、微粉炭機ローラ63をジャーナルハウジング62の軸心に沿って引抜くことが可能となる。つまり、微粉炭機ローラ63をクレーン1’により引抜く際には、微粉炭機ローラ63を斜め方向に抜かないようにチェーンブロック4’のチェーンの長さが調整され、ローラ引抜き治具20は水平状態を保ちながら、クレーン1’によって吊上げられる。これにより、微粉炭機ローラ63は、安定した状態で均一に吊上げられる。したがって、圧入部65には無理な力が作用せず、微粉炭機ローラ63をジャーナルハウジング62から円滑に引抜くことができる。
ここで、圧入部65の嵌め合い度合いが固くクレーン1’のみでの微粉炭機ローラ63の引抜きが困難な場合、あるいは初期の引抜きを円滑にするために、油圧ジャッキ40が使用される。この場合は、図4に示すように、ローラ引抜き治具20のビーム21とジャーナルハウジング62との間に、2個のシリンダー42が配置され、ハンドル44の操作によりポンプ40からシリンダー42にオイルが供給される。これにより、シリンダー42のロッドが伸張し、このシリンダー42の伸張によりビーム21が押し上げられ、微粉炭機ローラ63はジャーナルハウジング62に対して引き上げられる。この状態では、微粉炭機ローラ63は加熱によって半径方向に熱膨張しており、クレーン1’による引抜き方向の荷重に油圧ジャッキ40による引抜き方向の荷重が加わるので、圧入部65には大きな引抜き力が作用し、図3(b)に示すように、微粉炭機ローラ63をジャーナルハウジング62から引抜くことができる。
ジャーナルハウジング62から引抜かれた微粉炭機ローラ63は、別の工程に移動され、磨耗した表面は溶接による肉盛等によって修理される。ジャーナル組立部60における微粉炭機ローラ63以外の部品も、分解され必要に応じて修理される。修理が完了した部材は、再度組み立てられ、微粉炭機50の機能部品として再利用される。
このように、微粉炭機ローラ63は、熱膨張した状態でクレーン1’によって吊上げられ、微粉炭機ローラ63をジャーナルハウジング62から上方に引抜くことができるので、従来方法のような微粉炭機ローラ63の落下は解消され、微粉炭機ローラ63の嵌め合い部分の損傷や肉盛部分の割れを防止することができる。また、微粉炭機ローラ63の落下が解消できることにより、微粉炭機ローラ63を受け止める養生部材の跳ね上がりや、急激な反力がクレーン1’に作用することもなくなり、抜取り作業における安全性を確保することができる。さらには、従来方法では、微粉炭機ローラ63がいつ抜け落ちるか判らないので、抜取り作業を途中で中止することができず、休み時間であっても作業を続行しなければならなかったが、本発明の抜取り方法を採用することにより、この問題も解消することができる。
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば上記の実施の形態では、微粉炭機ローラ63が軸部材としてのジャーナルハウジング62に圧入されていたが、ジャーナル軸61の外周側に設けられた軸部材としてのベアリング70の外輪に微粉炭機ローラ63が圧入された構成であってもよい。また、微粉炭機ローラ63の加熱は、トーチ11のガス炎に限らず、高周波を利用したによる加熱であってもよい。さらに、微粉炭機ローラ63に抜取り方向の荷重を付与するジャッキ40は、油圧ジャッキに限らず純機械式のねじジャッキであってもよい。また、荷役機械は物品を吊上げる機能を有していればクレーンに限定されることはなく、ホイスト等の荷役機械であってもよい。
本発明の実施の形態に係わる微粉炭機ローラの抜取り方法の作業手順を示す工程図である。 本発明の実施の形態に係わる微粉炭機ローラの抜取り方法の作業手順を示す工程図であって図1に続く工程を示す工程図である。 本発明の実施の形態に係わる微粉炭機ローラの抜取り方法の作業手順を示す工程図であって図2に続く工程を示す工程図である。 図1の微粉炭機ローラの抜取り方法に用いられるローラ抜取り治具の正面図である。 図4のローラ抜取り治具の側面図である。 図1の微粉炭機ローラを有するジャーナルローラ組立部の断面図である。 図1の微粉炭機ローラが用いられる微粉炭機の要部断面図である。 図7の微粉炭機が用いられる石炭火力発電所における工程の流れを示す概要図である。 微粉炭機ローラの従来の抜取り方法の作業手順を示す工程図である。 微粉炭機ローラの従来の抜取り方法の作業手順を示す工程図であって図9に続く工程を示す工程図である。
符号の説明
1 クレーン(荷役機械)
1’ クレーン(荷役機械)
2 フック
3 シャックル
4 チェーンブロック
4’ チェーンブロック
11 トーチ
20 ローラ引抜き治具
21 ビーム
40 油圧ジャッキ(ジャッキ)
42 シリンダー
46 受架台
50 微粉炭機
53 粉砕テーブル
60 ジャーナルローラ組立部
61 ジャーナル軸
62 ジャーナルハウジング(軸部材)
63 微粉炭機ローラ
64 ジャーナルヘッド
65 圧入部

Claims (2)

  1. 軸部材に焼き嵌めによって圧入された微粉炭機ローラを加熱し、加熱により半径方向に熱膨張した状態の前記微粉炭機ローラに、前記微粉炭機ローラの上側面にセットされたローラ引抜き治具と前記軸部材との間に配置された油圧ジャッキによって前記軸部材から前記微粉炭機ローラを抜取る方向の荷重を付与した後、水平状態に保たれた前記ローラ引抜き治具を介して荷役機械によって前記微粉炭機ローラを吊上げることにより、前記軸部材から前記微粉炭機ローラを抜取る、ことを特徴とする微粉炭機ローラの抜取り方法。
  2. 前記荷役機械側に取付けられたチェーンブロックによって前記微粉炭機ローラの吊り合いバランスを保つ、ことを特徴とする請求項1に記載の微粉炭機ローラの抜取り方法。
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